Inficon Micro GC 3000A Operating Manual

Inficon Micro GC 3000A Operating Manual

Gas chromatograph
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    Micro GC 3000A Operating Manual
OPERATING MANUAL
Micro GC 3000A
Gas Chromatograph

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  • Page 1     Micro GC 3000A Operating Manual OPERATING MANUAL Micro GC 3000A Gas Chromatograph...
  • Page 2     Micro GC 3000A Operating Manual...
  • Page 3: Table Of Contents

        Micro GC 3000A Operating Manual 目次 はじめに この機器について ....................8 シリアル番号 ......................9 安全性に関する情報 ..................... 11 INFICON への問い合わせ ................... 12 インストール キャップの取外しとガスの接続 ................13 ガス供給源の圧力の設定とリークの確認 ............17 ケーブルの接続 ....................18 GC の電源の投入 ....................19 IP アドレスの設定 ....................19 ガス設定がヘリウムの確認...
  • Page 4     Micro GC 3000A Operating Manual サンプルフィルタまたは調整装置の取付 ............37 サンプルの準備 ....................38 サンプル容器の組立 ..................38 サンプルの採取 ................... 39 GC に接続するためのサンプル容器の準備 ..........40 低圧でクリーンなガスサンプルの分析 .............. 41 液体 / 粒子を含む低圧ガスサンプルの分析 ............42 液体 / 粒子を含まない高圧ガスサンプルの分析 ..........43 液体 / 粒子を含む高圧ガスサンプルの分析 ............44 C5+ 成分を含む高圧ガスサンプルの分析...
  • Page 5     Micro GC 3000A Operating Manual Alumina PLOT 10m × 0.32mm カラムおよび Alumina PLOT 1m × 0.32mm プレカラム付き 0.4µL バックフラッシュインジェクタ ....77 MolSieve 5A 10 m × 0.32 mm カラムおよび PLOT U 3 m × 0.32 mm プレカラム付き 1.0µL バックフラッシュインジェクタ ......... 79 PLOT U 8 m ×...
  • Page 6     Micro GC 3000A Operating Manual 交換・保守手順 GC と制御ソフトウェアの保守準備 ..............116 交換作業に必要なツール .................. 116 カバーの取り外し ..................... 116 GC モジュールの取り外しと交換 ..............117 機器ファームウェアの更新 ................. 117 交換モジュールのタイプ ................117 古い標準 GC モジュールの停止 ..............118   古い GC モジュールの取り外し ..............122 新しい GC モジュールの取り付け ............. 128 新しいモジュールの開始...
  • Page 7     Micro GC 3000A Operating Manual ガス配管 ......................160 圧縮ガスボンベの安全性 ................160 取り付け ....................... 161 ガス純度の確認 .................... 162 GC への接続 ....................162 Swagelok 接続 ....................163 仕様 技術仕様 ......................165 設置環境 ......................165...
  • Page 8: この機器について

        Micro GC 3000A Operating Manual はじめに このマニュアルでは、INFICON 3000A マイクロガスクロマトグラフ ( マイク ロGC) の使用方法と保守方法について説明しています。マイクロ GC は、分単 位や時間単位ではなく、秒単位で分析を実行する 1 4 チャンネルの機器で 〜 す。天然ガス、製油所ガス、排出ガス、埋立地ガス、水面上および地面上のサ ンプル、鉱山ガス、炉ガスの分析に使用できます。また、保管物移転、検層、 環境スクリーニング、保管タンク分析、スクラバ分析、鉛検出、排水中の揮発 性有機化合物 (VOC) 監視などにも使用できます。 これらの分析器は、強力なケミカル QA/QC 用 Agilent Cerity NDS のデータ処 理機能と計器制御ソフトウェアと組み合わせて使用します。 完全なパッケージは 簡単に使用できる総合的なガス分析システムです。 この機器について この機器は、独立型 GC モジュールを使用しています。各モジュールは、イン...
  • Page 9: シリアル番号

    はじめに     Micro GC 3000A Operating Manual シリアル番号 表 1. 接続一覧 接続 備考 サンプルライン継手 1/16 インチ Swagelok サンプル圧 レンジ 0 〜 210 kPa (0 〜 30 psi) に設定 推奨 35 〜 69 kPa (5 〜 10 psi) 外付 10 ミクロン粒子捕集装置が標準...
  • Page 10 はじめに     Micro GC 3000A Operating Manual シリアル番号 装置のシリアル番号と製品番号は、マイクロ GC の背面パネルのラベルに記載 されています。GC モジュールの識別情報は、GC モジュール上部にある別の ラベルに記載されています。図 1 を参照してください。 GC モジュールのタ イプと部品番号の完全な一覧については、151 ページの「GC モジュール」を 参照してください。 Channel GC 製品番号および Reference Analyical Sample Channel シリアル番号 Made in U. S. A. 2 チャンネル RS-232...
  • Page 11: 安全性に関する情報

    はじめに     Micro GC 3000A Operating Manual 安全性に関する情報 安全性に関する情報 ガスクロマトグラフの使用は、危険を伴うことがあります。以下の一般的な 警告は、機器全体にあてはまります。また、このマニュアル全体にわたって、 危険を伴う可能性がある操作を取り上げている個所では、個別に警告を記載 しています。 警告 感電の危険があります。 人体に危害が及ばないようにするために、コンポーネントの交換または触れ る前には必ず電源ケーブルを外してください。 警告 表面が高温です。 GC の多くの部品は、重症の火傷を引き起こすような高温で動作しています。 このような部品の例を次に挙げますが、これですべてではありません。 吸気口 • 吸気マニホールド • GC モジュール • モジュールを吸気口または排気口に接続しているカラムナット • このような部品の高温になった表面に触れないように、細心の注意を払って ください。 カラムの温度は 180 ℃ の高温になることがあります。GC モジュールを分解 したまま、機器を動作させないでください。...
  • Page 12: Inficon への問い合わせ

          はじめに     Micro GC 3000A Operating Manual INFICON への問い合わせ 警告 充填中にマイクロ GC ポータブルの内蔵キャリアガスタンクの圧力が 12,405 kPa (1800 psi) を超えると、ボンベ再充填キットの安全弁が開く音が確認でき ます。供給タンクの圧力が 12,405 kPa (1800 psi) になるまで、大きなノイズ が続きます。 3000 マイクロ GC ポータブルには、再充填可能なキャリアガスボンベが内蔵 されています。このボンベは、合衆国運輸省によって最大 1800 psig (12,405 kPa) で 5 年間の漏出防止承認済みです。...
  • Page 13     Micro GC 3000A Operating Manual インストール 開始する前に、159 ページの「据付準備」で説明するように、インストール 場所とキャリアガス供給の準備を行います。 キャップの取外しとガスの接続 装置は、チェックアウトメソッドを実行するため、キャリアガスとしてヘリ ウムを使用する設定で出荷されています。その他のキャリアガスを使用する 場合は、最初に装置をインストールし、ここでの説明に従ってパフォーマン スを検証します。次に、136 ページの「キャリアガスの種類を設定するには」 の指示に従って装置の設定をやり直します。 ベンチトップキャリアガスの使い方 キャップを外します。 分析カラム排気口 リファレンスカラム排気口 サンプルガス排気口 Channel 2 チャンネルマイクロ GC Sample Reference Analyical ( マイクロ GC ポータブルも同様 ) Channel CARRIER REMOTE キャリアガス接続口 分析カラム排気口...
  • Page 14 インストール     Micro GC 3000A Operating Manual キャップの取外しとガスの接続 マイクロ GC ポータブルを使用する場合は、フロントパネルのキャリア バルブをオフにします。CARRIER 1 のサンプルライン継手からキャリア ジャンパチューブを外します。 前面 1800 キャリアバルブ 2000 REFILL CARRIER CARRIER 3000 Micro GC バック Channel CARRIER FILL 1800 PSI MAX Sample Reference Analytical G2805A CARRIER OUT Channel Made in U.
  • Page 15 インストール     Micro GC 3000A Operating Manual キャップの取外しとガスの接続 Swagelok の接続の詳細については、163 ページの「Swagelok 接続」 • を参照してください。 キャリアガスフィルタは低圧ガス (< 690 kPa/100 psi) にのみ使用し • ます。 3150-0602 遮断弁 矢印は GC の方向 ( 非付属品 ) 15cm (6 インチ ) 未満 推奨 図 4. 供給チューブへのキャリアガスフィルタの装着...
  • Page 16: インストール キャップの取外しとガスの接続

    インストール     Micro GC 3000A Operating Manual キャップの取外しとガスの接続 内蔵キャリアガスボンベの使い方 ( マイクロ GC ポータブル ): キャップを外します。 分析カラム排気口 リファレンスカラム排気口 サンプルカラム排気口 CARRIER FILL Channel 1800 PSI MAX Sample Reference Analytical G2805A CARRIER OUT Channel Made in U. S. A. 内蔵キャリアガス RS 232 CARRIER ボンベ出口...
  • Page 17: ガス供給源の圧力の設定とリークの確認

    インストール     Micro GC 3000A Operating Manual ガス供給源の圧力の設定とリークの確認 ガス供給源の圧力の設定とリークの確認 すべての外部接続をチェックして、リークがないことを確認します。 キャリアガス 必要な圧力 552 ± 14 kPa (80 ± 2 psi) ヘリウム * 552 ± 14 kPa (80 ± 2 psi) 水素 ** 552 ± 14 kPa (80 ± 2 psi) アルゴン...
  • Page 18: ケーブルの接続

    インストール     Micro GC 3000A Operating Manual ケーブルの接続 ケーブルの接続 クロスケーブル ( 部品番号 5183-4649) で PC と GC を接続します。 電源と通信 Channel Sample Reference Analyical Channel RS-232 Carrier Carrier 電源コードとコンバータ 19-24 REMOTE 70 VA クロスケーブル 5183-4649 リモートスタート / ストップケーブル スタンドアロンインストール G2801-60618 クロスケーブル...
  • Page 19: Gc の電源の投入

    インストール     Micro GC 3000A Operating Manual GC の電源の投入 GC の電源の投入 チャンネル B 吸気口 チャンネル A 吸気口 3000A Micro GC オン / オフスイッチ 図 7. Agilent 3000 マイクロ GC ( 図は 2 チャンネル、 2 系統入力ユニット ) GC の電源投入時に 1 回ビープ音が鳴り、内部テストが正常に終了すると、2 回ビープ音が鳴ります。...
  • Page 20 インストール     Micro GC 3000A Operating Manual IP アドレスの設定 図 8. 最初の通信用にコンピュータの IP アドレスを設定 GC を LAN 上にインストールする場合は、LAN に再接続できるように、 PC の現在の IP アドレス設定をすべて記録しておきます。 最初に使用するときに、コンピュータの IP アドレスとサブネットマスク を表 2 のように設定します。必要に応じて、これらの設定を変更します。 初めて装置に接続するときは、これらのアドレスを使用する必要が必要が • あります。あります ゲートウェイと DNS サーバーの項目は直接接続の場合には使用さ • れません。 表 2.
  • Page 21: ガス設定がヘリウムの確認

    インストール     Micro GC 3000A Operating Manual ガス設定がヘリウムの確認 コンピュータの IP アドレスを設定したら、GC の IP アドレスを確認します。 コマンドプロンプト [C:¥>] を開き、 ping 10.1.1.101」と入力します。「」 下の図 9 のようなメッセージが画面に表示されます。 図 9. 10.1.1.101 からの Ping に対する応答 が応答しない場合は、101 ページの「通信の確認」を参照してください。 GC をこの直接接続で使用する場合、GC の IP アドレスはすでに設定済みで す。 ガス設定がヘリウムの確認 チェックアウトメソッドの実行時には、ヘリウムをキャリアガスとして使用 する必要があります。次のようにして、機器がヘリウムをキャリアガスとす...
  • Page 22 インストール     Micro GC 3000A Operating Manual ガス設定がヘリウムの確認 図 10. マイクロGC 3000A の Web ページ [ ガスのタイプ ] タブを選択します。下の 図 11 のような画面が表示され ます。インストールされているモジュールの現在のガスの設定が表示され ます。([Used By] 列の m1 と m2 は、それぞれチャンネル A と B を表 します。取り付けられている場合、エントリ m3 と m4 はチャンネル C と...
  • Page 23: ケミカル Qa/Qc 用 Agilent Cerity Nds ソフトウェアのインストール

    インストール     Micro GC 3000A Operating Manual Cerity QA-QC ソフトウェアのインストール Cerity QA-QC ソフトウェアのインストール プログラム CD-ROM にある説明書を参照してください。 プログラムとアプリケ ーションをインストールしたら、 ConnectAdmin ユーティリティで 3000 GC を 設定し、セリティケミカルで使用できるようにします。 外付吸気口フィルタの取付 外付フィルタアッセンブリを調べて、フィルタディスクが装着されてい ることを確認します。装着されていない場合は、フィルタディスク ( 部品 番号 5183-4652) を部品 A に入れて、フィルタを組み立てます ( 詳細につ いては、147 ページを参照してください )。...
  • Page 24: 装置へのチェックアウトガスボンベの接続

                              インストール     Micro GC 3000A Operating Manual 装置へのチェックアウトガスボンベの接続 装置へのチェックアウトガスボンベの接続 警告 キャリブレーションサンプルには可燃性ガスが含まれます。安全に排気して ください。 注意 GC の外付フィルタを締めつけすぎないでください。サンプルチューブを取り 付けるときは、2 番目のレンチを使って外付フィルタを保護します。 チェックアウト用ガスボンベを装置の外付フィルタアッセンブリに接続 します。詳細については、57 ページの「チェックアウト用サンプルの GC への接続」を参照してください。 GC に取り付ける前に、2 分間サンプルチューブをパージしてくださ •...
  • Page 25: メソッドの設定、分析の開始、クロマトグラムのピークの確認

                    インストール     Micro GC 3000A Operating Manual メソッドの設定、分析の開始、 クロマトグラムのピークの確認 メソッドの設定、分析の開始、クロマトグラム のピークの確認 チェックアウトメソッドの条件を設定します。59 ページの「チェックア ウトメソッドの作成」を参照してください。 制御ソフトウェアを使用して、チェックアウト用サンプルを試験 します。 マイクロ GC に吸気口が 2 つある場合は、それぞれの吸気口に対し • て個別にチェックアウトメソッドを実行します。 制御ソフトウェアの使い方の詳細については、ソフトウェアのヘル • プとチュートリアルを参照してください。 クロマトグラムのピークの確認 使用したチェックアウト用サンプルとカラムの種類に対応するチェック アウトクロマトグラムについては、次の表を参照してください。 カラムのオプション インジェクタタイプ...
  • Page 26: 再確認

    インストール     Micro GC 3000A Operating Manual 再確認 再確認 必要に応じて、外付 10 ミクロンサンプルフィルタを取り外し、用途に応じた 適切なサンプル調整装置を取り付けます。表1 を参照してください。 ヘリウム以外をキャリアガスとして使用する場合は、136 ページの「キャリ アガスの種類を設定するには」の説明に従って、そのガスを使用するように 機器の設定を変更します。 LAN への接続 このシステムを LAN で使用するには、まず、LAN 上の他の装置 ( プリンタも 含む ) との競合を避けるために、 用の IP アドレス、GCサブネットマスク、 およびデフォルトゲートウェイの割当を LAN 管理者から受けます。LAN 管理 者 は、必 要 に応 じ て、DNS (Domain Name System) ア ド レス と WINS (Windows Internet System) アドレスを追加することもできます。...
  • Page 27 インストール     Micro GC 3000A Operating Manual 再確認 [Make changes] を選択します。メッセージが表示されたら、ユーザー名 として ipconfig、パスワードとして ipconfig を入力します。図 15 のよ うな画面が表示されます。 図 15. IP 設定の変更画面の例 新しいホスト名、ドメイン名、IP アドレス、サブネットマスク、ゲート ウェイアドレス、DNS サーバー情報を入力します。 Web ブラウザを使ってこの画面を印刷して、情報を記録します。印 • 刷物は安全で適切な場所に保管します。 [Submit] を選択します。情報画面が表示されます。 注意 まだ GC の電源を切らないでください。変更が失われる可能性があります。 [Shutdown] または [Restart] ボタンを選択してから、 が変更を完了するまGC...
  • Page 28 インストール     Micro GC 3000A Operating Manual 再確認 [Shutdown] を選択します。GC がシャットダウンします。少なくとも 3 分待ってください ( 注 : 画面に表示される新しいリンクは、次の手順を 完了するまで動作しません )。 GC の電源を切ります。 PC の IP アドレスを LAN 用に再設定します。 クロスケーブルを取り外し、標準 LAN ケーブル ( 部品番号 G1530-61485) を使用して、LAN に GC と PC を接続します。...
  • Page 29 インストール     Micro GC 3000A Operating Manual 再確認 図 9 と似たメッセージが表示されるはずです。GC が応答しない場合は、 101 ページの「通信の確認」を参照してください。 12. 通信が確立したら、セリティケミカル ConnectAdmin ユーティリティを 開き、新しい IP アドレスに対する装置のエントリを更新します。 ConnectAdmin で装置を有効にしたら、セリティケミカルの [ 装置 ] ビューに 「オンライン」と表示されます。...
  • Page 30: Gc の理解

        Micro GC 3000A Operating Manual GC の理解 INFICON マイクロ GC 3000A は、確立した化学的分離と検出の原理を使ってガス を分析するコンパクトで効率的な分析ツールです。 GC モジュール 機器の心臓部は GC モジュールです。GC モジュールは、加熱されたインジェク タ、分析カラム、リファレンスカラム、熱伝導率検出器 (TCD)、EPC ( 電子式圧 力制御 ) モジュール、ガス流量ソレノイド、制御ボードなどから構成されていま す。 モジュールには、GC標準 GC モジュールと機能拡張 GC モジュールがあ ります。 分析中にどのようなことが起こっているかを知ると、操作を一層よく理解で きます。主な手順は次のとおりです。 注入 分離 検出...
  • Page 31: Epc( 電子式圧力制御 )

          GC の理解     Micro GC 3000A Operating Manual EPC( 電子式圧力制御 ) 検出 カラムで分離された後、サンプルガスは TCD 内を通過します。キャリアガスと サンプルガスは、個別にこの検出器に送り込まれ、それぞれ異なる加熱されたフ ィラメント上を通過します。サンプル分子の熱伝導率が異なるので、サンプルフ ィラメントを参照値またはキャリアフィラメントと比較する際に電気抵抗が変 化します。 EPC( 電子式圧力制御 ) この装置は、分析中および分析と分析の間に温度、圧力、および流量をオペ レータの介入なしに正確に電子的に制御します。 リモートコネクタ 通常、 セリティの制御を使用すると、 GC の作業リストのステータス( 開始、 停止、 一時停止 ) と GC の準備待ち状態に応じて、分析が自動的に開始および終了しま...
  • Page 32 GC の理解     Micro GC 3000A Operating Manual リモートコネクタ 入力 1 または 9 316 Ω 5 VDC 2 または 10 162 Ω 3 または 11 4 または 12 121 Ω ロジック入力 GC リモート回路 顧客のケーブル回路 ( 接続しているコントローラより ) 出力 5 または 6 10 k Ω...
  • Page 33: Gc と セリティケミカルがリモートイベントに応答して シグナルを送信する方法

    GC の理解     Micro GC 3000A Operating Manual リモートコネクタ NO このオプションは、 の内部 5 VDC シグナルと 1 つのジャンパを使用GC します。分析を開始するには、3 ピンと 4 ピンのスイッチを閉じます。分析 をキャンセルするには、10 ピンと 11 ピンのスイッチを閉じます。 NC このオプションは、GC の内部 5 VDC シグナルと 2 つのジャンパを使用 します。分析を開始するには、2 ピンと 3 ピンのスイッチを開きます。分析 をキャンセルするには、10 ピンと 11 ピンのスイッチを開きます。...
  • Page 34       GC の理解     Micro GC 3000A Operating Manual リモートコネクタ 表 3. リモートスタート / キャンセルイベントおよびその動作のまとめ GC へのリモート入力 * 状態または応答 GC 出力 READY_OUT リモート リモート セリティ GC の状態または セリティ シグナル回路 スタート キャンセル ケミカルの状態 アクション ケミカルの応答 分析開始前 作業リストにサンプ —...
  • Page 35: はじめに

        Micro GC 3000A Operating Manual 操作 はじめに 制御ソフトウェアの習得 最初に分析を実行する前に、制御ソフトウェアの使い方を習得してください。 制御ソフトウェアには、広範なヘルプシステムと自習式チュートリアルが用意 されており、 基礎を学ぶことができます。 制御ソフトウェアによって GC のす べての機能を制御し分析を実行するため、制御ソフトウェアの使い方を理解す ることは不可欠です。 サンプルを機器に接続する方法 サンプルを送り込むには、高圧容器、低圧容器、マイクロ GC のフロントパネル のサンプルライン継手または取り付けたアクセサリのサンプルライン継手に直接 接続する方法があります。GC は、サンプルを吸引して分析を実行するため、ガ スタイトシリンジは使用しないでください。サンプルを十分に供給できる容器を 使用してください。 サンプル容器を使用する場合は、サンプルの準備と保管の方法について、 • 38 ページの「サンプルの準備」を参照してください。 移送管などの方法を利用する場合は、サンプルの種類と各フィルタまた • はアクセサリの入力圧について、表 5 を参照してください。 サンプルを GC またはアクセサリに接続するには、適切な取付部品を用意す...
  • Page 36: メソッドの作成

    操作     Micro GC 3000A Operating Manual メソッドの作成 サンプルを機器またはアクセサリに接続して、分析します。アクセサリ が取り付けられている場合、その種類によって操作方法が異なります。 表 4 を参照してください。 表 4. サンプル入力用のフィルタとアクセサリ サンプルの 圧力 必要なアクセサリ 参照 種類 41 ページの「低圧でクリーンな クリーン 低 なし。外付フィルタを 使用。 ガスサンプルの分析」 G2817A 液体 / 粒子を 42 ページの「液体 / 粒子を含む 低 含む 低圧ガスサンプルの分析」...
  • Page 37: サンプルフィルタまたは調整装置の取付

                                    操作     Micro GC 3000A Operating Manual サンプルフィルタまたは調整装置の取付 圧力平衡時間 •   検出器取込速度 — 検出器は、以下の 4 つの取込速度でデータを取得でき •   ます。20 Hz、50 Hz、100 Hz、および 200 Hz。広いピークには低いレート...
  • Page 38: サンプルの準備

    操作     Micro GC 3000A Operating Manual サンプルの準備 サンプルの準備 サンプル容器を使ってサンプルを保管する場合は、次の手順に従います。 のアクセサリの G2818A/G2845A/G2857A ( 加熱式調圧器 ) と G2819A/G2846A/ G2858A ( 加熱式気化器 ) では、特別な準備が必要です。 サンプルは清浄で乾燥している必要があります。アクセサリのフィルタは多 注意 くの微粒子状汚染物質を除去しますが、浮遊粒子や大量の粒子状物質、高濃 度の水分などの汚染物質を含むサンプルは、機器に損傷を与える可能性があ ります。 サンプルは高圧で保管されます。サンプル容器を高温または炎にさらさない 警告 でください。 高圧排気と低圧排気は、換気フードや専用排気口など、安全な環境に排気し てください。 サンプル容器の組立 GC サンプルライン継手、外付フィルタ、アクセサリ G2815A ( 減圧器 )、...
  • Page 39: サンプルの採取

    操作     Micro GC 3000A Operating Manual サンプルの準備 7/16 インチねじ式オス継手 ( アクセサリに付属する Swagelok QC4 サンプル容器 ( ユーザーが用意 ) クイックディスコネクトステム アッセンブリにつなげる ) ボール弁止め栓 ( ユーザーが用意 ) 図 19. G2818A/G2845A/G2857A 用のサンプル容器セットアップ例 アクセサリ G2819A/G2846A/G2858A ( 加熱式気化器 ) の場合 図 19 のように、サンプル容器にボール弁止め栓を取り付けます。7/16 イ...
  • Page 40: Gc に接続するためのサンプル容器の準備

    操作     Micro GC 3000A Operating Manual サンプルの準備 GC に接続するためのサンプル容器の準備 アクセサリ G2818A/G2845A/G2857A ( 加熱式調圧器 ) 必要に応じて、ステンレススチールチューブを使って短い移送管を 作成します。移送管は、7/16 インチねじ式オス継手を使用して、ア クセサリに付属の Swagelok QC4 ステムアッセンブリにつなぐ必要 があります。 ステムアッセンブリをサンプル容器または移送管に取り付けます。 図 21 を参照してください。 ステンレススチールチューブ 加熱式調圧器の クイックディス コネクトの 1/4 オス NPT 継手が つながる 移送管アッセンブリ ( ユーザーが用意 ) 図...
  • Page 41: 低圧でクリーンなガスサンプルの分析

                                  操作     Micro GC 3000A Operating Manual 低圧でクリーンなガスサンプルの分析 低圧でクリーンなガスサンプルの分析 低圧でクリーンなサンプルの場合は、標準の 10 ミクロンフィルタアッセンブ リをフィルタとして使用することをお勧めします。 GC の電源を入れます。 サンプルを分析するのに十分なキャリアガスの供給があることを確認し ます。 38ページの「サ サンプル容器を使用する場合は、サンプルを準備します。 ンプルの準備」を参照してください。 外付フィルタアッセンブリを取り付けていない場合は、取り付けます。 • サンプル容器またはガス供給源を GC に接続します。...
  • Page 42: 液体 / 粒子を含む低圧ガスサンプルの分析

                                  操作     Micro GC 3000A Operating Manual 液体 / 粒子を含む低圧ガスサンプルの分析 液体 / 粒子を含む低圧ガスサンプルの分析 アクセサリ G2817A ( 気液分離器 ) が取り付けられていることを確認しま す。 GC へ 排気チューブ サンプル入力チューブ...
  • Page 43: 液体 / 粒子を含まない高圧ガスサンプルの分析

                                        操作     Micro GC 3000A Operating Manual 液体 / 粒子を含まない高圧ガスサンプルの分析 液体 / 粒子を含まない高圧ガスサンプルの 分析 アクセサリ G2815A ( 減圧器 ) が取り付けられていることを確認します。 サンプル入力...
  • Page 44: 液体 / 粒子を含む高圧ガスサンプルの分析

                                  操作     Micro GC 3000A Operating Manual 液体 / 粒子を含む高圧ガスサンプルの分析 液体 / 粒子を含む高圧ガスサンプルの分析 アクセサリ G2816A ( 気液分離器 ) が取り付けられていることを確認しま す。 調整つまみ GC の継手へ サンプル入力部...
  • Page 45: C5+ 成分を含む高圧ガスサンプルの分析

                                操作     Micro GC 3000A Operating Manual C5+ 成分を含む高圧ガスサンプルの分析 C5+ 成分を含む高圧ガスサンプルの分析 この手順は、Agilent 加熱式調圧器アクセサリを使用して、移送管または高圧 サンプル容器からサンプルを取り込む場合に使用します。 3000A GC のタイプ アクセサリ G2818A 1 または 2 チャンネル GC 3 または 4 チャンネル GC G2845A マイクロ...
  • Page 46: 移送管などの連続的サンプル供給源を使用する場合

    操作     Micro GC 3000A Operating Manual C5+ 成分を含む高圧ガスサンプルの分析 注意 サンプル容器の止め栓が閉じてあること、および安全弁が完全に Sample 側 ( 閉 ) に回されていることを確認します。 サンプル容器をクイックディスコネクトに接続します。かなりの圧力を かける必要があります。図 27 を参照してください。 サンプル容器の止め栓を開きます。 少量の安定した排気がされるまで、安全弁を Vent に向けてゆっくりゆっくりとゆっくり 回し、サンプルが管に満ちるまで約 30 秒待ちます。 安全弁を Sample 側に回し、数分間待ってシステムをパージします。 制御ソフトウェアを使ってメソッドをロードし、分析を実行します。 メソッドと分析の方法については、制御プログラムのヘルプを参照 • してください。 10. 分析が完了したら、サンプル容器の止め栓を閉じます。 11. 安全弁を Vent 側に回してシステムの背圧を解放してから、安全弁を閉...
  • Page 47                             操作     Micro GC 3000A Operating Manual C5+ 成分を含む高圧ガスサンプルの分析 移送管を接続していない場合は、加熱式調圧器のクイックディスコネク トに接続します。図 28 を参照してください。 加熱された移送管 ( ユーザーが用意 ) 加熱式調圧器のクイック ディスコネクト継手 排気用低圧 排気チューブ 安全弁 排気用高圧 排気チューブ 図 28.
  • Page 48: 高圧の液化石油ガス (Lpg) サンプルの分析

                                操作     Micro GC 3000A Operating Manual 高圧の液化石油ガス (LPG) サンプルの分析 高圧の液化石油ガス (LPG) サンプルの分析 この手順は、加熱式気化器アクセサリを使用する高圧 LPG サンプルに適用さ れます。 3000 GC のタイプ アクセサリ 1 または 2 チャンネル GC...
  • Page 49 操作     Micro GC 3000A Operating Manual 高圧の液化石油ガス (LPG) サンプルの分析 サンプル容器 サンプル止め栓 フィルタディスコネクトアッセンブリ クイックディスコネクト継手 加熱式気化器 排気用低圧 排気チューブ 安全弁 排気用高圧 排気チューブ 図 29. G2819A 加熱式気化器に取り付けられたサンプル容器 ( 図は 2 チャンネル GC) サンプル容器の止め栓を開きます。 少量の安定した排気がされるまで、安全弁を Vent 側に向けてゆっくりゆっくり と回し、サンプルが管に満ちるまで約 30 秒待ちます。 安全弁を Sample 側に回します。...
  • Page 50: 3000 マイクロ Gc ポータブル

    操作     Micro GC 3000A Operating Manual マイクロ GC 3000A ポータブル 10. 分析が完了したら、サンプル容器の止め栓を閉じます。 11. 安全弁を Vent 側に回してシステムの背圧を解放してから、安全弁を閉 じます。 12. サンプル容器をフィルタディスコネクトアッセンブリから取り外しま す。 13. 手順 〜 を繰り返して、次のサンプルを分析します。 マイクロ GC 3000A ポータブル マイクロ GC ポータブルにはキャリアガスボンベとバッテリーが内蔵されて いるので、特別な取扱手順と注意が必要です。 一般情報と注意 内蔵キャリアガスボンベには、決して水素ガスを充填しないでください。密 閉された GC への漏出によって爆発性の混合気が生成されることがありま す。...
  • Page 51: バッテリーステータスを表示する

    操作     Micro GC 3000A Operating Manual マイクロ GC 3000A ポータブル バッテリーステータスを表示する GC の Web ページを表示し、[ ステータス ] ビューを選択します。表示される バッテリー電圧とパーセンテージは、 バッテリーが充電中でない場合にのみ正し く表示されることに注意してください。 セリティケミカルでは、現在のバッテリーステータスも表示されます。 バッテリーの充電 交流電源コードが接続されていると、3000 マイクロ GC ポータブルは必ず内 蔵鉛蓄電池を充電します。このバッテリーは、GC の動作中に電源を供給しま す。 自動車電源ケーブルアダプタ ( 部品番号 G2751-60530) からマイクロ GC ポ ータブルを使用する場合、 シガーライタープラグからの電源供給が 13.5 V 以上...
  • Page 52: 内蔵キャリアガスボンベの充填

    操作     Micro GC 3000A Operating Manual マイクロ GC 3000A ポータブル バルブにより、Carrier ノブが On になったときに GC に 550 kPa (80 psig) のキャリアガスを安定供給します。 内蔵キャリアガスボンベは、定期的に再充填する必要があります。フロント パネルの圧力計が 200 psig 未満になったらボンベを再充填します。 圧力計が 200 psig 未満に なったらボンベを 再充填します。 図 31. マイクロ GC ポータブルの圧力制御 内蔵キャリアガスボンベの充填...
  • Page 53                 操作     Micro GC 3000A Operating Manual マイクロ GC 3000A ポータブル 人体への損傷を防止するために、次の手順に従います。 CGA-580 継手を使ってボンベ再充填キットを供給タンクに接続します 図 32)。漏出しないように可動レンチを使用してしっかりと締めます。 ボンベ再充填キットのニードル弁を時計回りに回して完全に固定される まで閉じます。 GC 1800 psi (12,405 KPa) キャリア充填ポートへ 圧力計 ニードル弁 CGA 580 継手 供給タンク バルブ...
  • Page 54                 操作     Micro GC 3000A Operating Manual マイクロ GC 3000A ポータブル ボンベ再充填キットのニードル弁を部分的に開き、背面パネルの 1/8 イ ンチの継手を通して漏れるガスの音を聞きます。これにより、ボンベ再 充填キットの移送管をパージし、GC への空気の混入を防止できます。 移送管を完全にパージしたら ( 約 15 秒 )、マイクロ GC ポータブルの背 面パネルの 1/8 インチ継手を締め、ボンベ再充填キットのニードル弁が 固定されるまで回します。 キャリアガスボンベが完全に空になっていGC ない場合、または別のキャリアガスに変更しない場合は、手順...
  • Page 55: キャリアガスをオフにする前に

                操作     Micro GC 3000A Operating Manual GC のシャットダウン 15. Swagelok カバー継手を CARRIER FILL 注入口に付け換えます。 16. ガス供給源の圧力の設定とリークの確認 : キャリアガス 必要な圧力 ヘリウム * 552 ± 14 kPa (80 ± 2 psi) 552 ± 14 kPa (80 ± 2 psi) アルゴン...
  • Page 56 操作     Micro GC 3000A Operating Manual 参考 マイクロ GC をシャットダウンするには、次の手順に従います。 次のメソッドを作成します。 検出器のフィラメントをオフにする • システム内を少量のキャリアガスが流れるようにする • カラムの温度を下げる • メソッドをロードします。 電源を切り、すべてのアクセサリの電源コードを抜きます。 上の手順は、カラムの汚染と劣化を防ぐために役立ちます。 参考 Gas Processors Association (GPA) Standard 2166–86、"Obtaining Natural Gas Samples for Analysis by Gas Chromatography" ( ガスクロマ トグラフによる分析用に天然ガスサンプルを採取する ) Gas Processors Association (GPA) Standard 2140–97、"Liquefied...
  • Page 57: チェックアウト用サンプル

              チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウト用サンプル チェックアウト システム全体が完全に動作可能かどうかを確認するには、INFICON Calibration Gas Standard を分析します。 チェックアウト用サンプル インフィコンキャリブレーションサンプルは高純度で、適温に加熱された GC 内で詰まったり、液化する可能性がある浮遊粒子、粒子、および分子を含みま せん。各サンプルは高圧缶 (1600 kPa/240 psi) で供給されます。サンプルキッ トを使用する場合、キットには、一段階調圧器と短いステンレススチール移送 管が付属します。注文については、158 ページの「キャリブレーションサンプ ル」を参照してください。 警告 チェックアウト用サンプルは、加圧保存される可燃性ガスです。熱や火に近 づけないでください。高圧ガスサンプルボンベは、動かない構造物に固定す るか、指定のボンベスタンドを使用します。高圧ガスは、関連する安全基準 に従って、保管し取り扱ってください。 チェックアウト用サンプルの GC への接続...
  • Page 58: サンプルの組成

              チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウト用サンプル 1/16 インチ Swagelok® 継手 調圧器 および吸気口フィルタアッセンブリ 1/4 インチ NPT 継手 チェックアウト サンプル 1/16 インチ Swagelok ナットおよびフェラルセット フィルタアッセンブリ デュアルエンドフェラル 図 34. チェックアウト用サンプル缶のマイクロ GC への接続 注意 有毒ガスは安全に排気してください。 約 5 秒間チューブをパージします。新しいボンベの圧力は約 240 psi にな...
  • Page 59: チェックアウトメソッドの作成

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドの作成 表 6. Universal Calibration Gas Standard 成分 濃度 ヘリウム 0.10% 0.05% ネオン 0.10% 水素 0.05% 酸素 0.10% 窒素 メタン バランス、99.05% 0.05% エタン 0.05% エチレン 0.05% 二酸化炭素 0.10% 一酸化炭素 0.05% アセチレン 0.05% プロパン...
  • Page 60: チェックアウト用サンプルの分析

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウト用サンプルの分析 [ 検出器フィラメント ] をオンにし、[ 検出器感度 ] を [ 標準 ] に、 • [ 検出器取込速度 ] を [50 Hz] に設定します。 サンプル連続吸引をオフにします。 • 各 GC モジュールタイプの一覧に示した取込パラメータ、積分パラメー タ、および出力の設定を使用して、各メソッドの残りの部分を作成しま す。 カラムのオプション インジェクタタイプ 参照 OV-1 61 ページ...
  • Page 61: チェックアウトメソッドパラメータと標準的な結果

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 チェックアウトメソッドパラメータと標準的な 結果 OV-1 カラム、固定型インジェクタ メソッドの条件 下の表と図は、固定型インジェクタ付き OV-1 カラムを使用する新しい GC モジュールの標準的な条件と結果です。マイクロ GC の性能を表す一般的な 指標として使用します。新しい装置の性能は一定ですが、古い装置の性能に はばらつきがあります。 表 7. OV-1 (0.15mm) カラムと固定型インジェクタのチェックアウト条件 長さ (m) 厚さ (µm) メソッド取込パラメータ サンプル吸気口の温度 ( ℃ ) インジェクタの温度 ( ℃ ) カラムの温度...
  • Page 62 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 固定型インジェクタ付き OV-1 カラムのチェックアウト結果 長さ (m) ピーク 厚さ (µm) 標準リテンションタイム 0.197 0.525 0.196 0.405 0.642 0.847 n- ブタン 0.557 1.437 0.466 0.852 1.309 1.557 n- ヘキサン n- ヘプタン 1.162 2.952 0.851 1.448...
  • Page 63: Ov-1 カラム、可変型インジェクタ

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 OV-1 カラム、可変型インジェクタ メソッドの条件 下の表と図は、可変型インジェクタ付き OV-1 カラムを使用する新しい GC モ ジュールの標準的な条件と結果です。マイクロ GC の性能を表す一般的な指 標として使用します。新しい装置の性能は一定ですが、古い装置の性能には ばらつきがあります。 表 8. OV-1 (0.15mm) カラムと可変型インジェクタのチェックアウト条件 長さ (m) 厚さ (µm) メソッド取込パラメータ サンプル吸気口の温度 ( ℃ ) インジェクタの温度 ( ℃ ) カラムの温度...
  • Page 64 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 可変型インジェクタ付き OV-1 カラムのチェックアウト結果 長さ (m) ピーク 厚さ (µm) 標準リテンションタイム 0.195 0.500 0.188 0.408 0.870 n- ブタン 0.537 1.398 0.392 0.855 1.701 n- ヘキサン 1.108 2.905 0.667 1.449 2.756 n- ヘプタン...
  • Page 65: Ov-1701 カラム

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 OV-1701 カラム メソッドの条件 下の表と図は、固定型または可変型インジェクタ付き OV-1701 カラムを使用 する新しい GC モジュールの標準的な条件と結果です。マイクロ GC の性能を 表す一般的な指標として使用します。新しい装置の性能は一定ですが、古い 装置の性能にはばらつきがあります。 表 9. µOV-1701 (8 m × 0.1 mm × 0.5 µm) カラムのチェックアウト 条件 Injector Fixed 可変型 メソッド取込パラメータ...
  • Page 66 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 OV-1701 (8 m × 0.1 mm × 0.5 µm) カラムのチェックアウト結果 固定型 可変型 インジェクタ インジェクタ ピーク 化合物 標準リテンションタイム (min) 0.863 0.839 n- ヘキサン 1.531 1.493 n- ヘプタン 最小面積 (µV × s) 1800 n- ヘキサン...
  • Page 67: Molsieve 5A Plot カラム

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 MolSieve 5A PLOT カラム メソッドの条件 下の表と図は、MolSieve 5A PLOT カラムを使用する新しい GC モジュールの 標準的な条件と結果です。マイクロ GC の性能を表す一般的な指標として使 用します。新しい装置の性能は一定ですが、古い装置の性能にはばらつきが あります。 表 10. MolSieve 5A PLOT、10 m × 0.32 mm カラムのチェックアウト、 条件 Injector Fixed 可変型...
  • Page 68 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 MolSieve 5A カラムのチェックアウト結果 固定型 可変型 インジェクタ インジェクタ ピーク 化合物 標準リテンションタイム (min) 0.441 0.434 ネオン + 水素 0.588 0.546 酸素 0.760 0.678 窒素 0.934 0.779 メタン 1.431 1.196 一酸化炭素 最小面積 (µV × s) ネオン...
  • Page 69: Alumina Plot カラム

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 Alumina PLOT カラム メソッドの条件 下の表と図は、固定型または可変型インジェクタ付き Alumina PLOT カラム を使用する新しい GC モジュールの標準的な条件と結果です。マイクロ GC の 性能を表す一般的な指標として使用します。新しい装置の性能は一定ですが、 古い装置の性能にはばらつきがあります。 表 11. Alumina PLOT (10 m × 0.32 mm) カラムのチェックアウト条件 Injector Fixed 可変型 メソッド取込パラメータ サンプル吸気口の温度 ( ℃ ) インジェクタの温度...
  • Page 70 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 Alumina PLOT (10 m × 0.32 mm) カラムのチェックアウト結果 ピーク 化合物 固定型 可変型 インジェクタ インジェクタ 標準リテンションタイム (min) 0.456 0.418 気体メタン 0.503 0.465 エタン 0.538 0.494 エチレン 0.653 0.596 プロパン 1.146 0.982 アセチレン...
  • Page 71: Plot Q カラム

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 PLOT Q カラム メソッドの条件 下の表と図は、固定型または可変型インジェクタ付き PLOT Q カラムを使用 する新しい GC モジュールの標準的な条件と結果です。マイクロ GC の性能を 表す一般的な指標として使用します。新しい装置の性能は一定ですが、古い 装置の性能にはばらつきがあります。 表 12. PLOT Q (8 m × 0.32 mm) カラムのチェックアウト条件 Injector Fixed 可変型 メソッド取込パラメータ サンプル吸気口の温度 ( ℃ ) インジェクタの温度...
  • Page 72 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 PLOT Q カラムのチェックアウト結果 ピーク 化合物 固定型インジェクタ 可変型インジェクタ 標準リテンションタイム (min) 0.249 0.249 窒素 0.322 0.322 メタン 0.563 0.563 二酸化炭素 0.696 0.696 エタン 1.54 1.54 プロパン 1.71 1.71 メチルアセチレン 最小面積 (µV × s)
  • Page 73: Plot U カラム

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 PLOT U カラム メソッドの条件 下の表と図は、固定型または可変型インジェクタ付き PLOT U カラムを使用 する新しい GC モジュールの標準的な条件と結果です。マイクロ GC の性能を 表す一般的な指標として使用します。新しい装置の性能は一定ですが、古い 装置の性能にはばらつきがあります。 表 13. PLOT U (0.32mm) カラムのチェックアウト条件 長さ (m) 固定型 固定型 固定型 可変型 可変型 可変型 インジェクタ...
  • Page 74 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 PLOT U カラムのチェックアウト結果 固定型 固定型 固定型 可変型 可変型 可変型 ピーク 化合物 標準リテンションタイム (min) 0.466 0.723 0.962 0.449 0.701 0.927 二酸化炭素 0.519 0.809 1.051 0.496 0.781 1.026 エチレン 0.568 0.889 1.138 0.541...
  • Page 75: Stabilwax Db カラム

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータと 標準的な結果 Stabilwax DB カラム メソッドの条件 下の表と図は、固定型または可変型インジェクタ付き Stabilwax DB カラムを 使用する新しい GC モジュールの標準的な条件と結果です。マイクロ GC の性 能を表す一般的な指標として使用します。新しい装置の性能は一定ですが、古 い装置の性能にはばらつきがあります。 Stabilwax DB (10 m × 0.5 mm) カラムのチェックアウト条件 表 14. Injector Fixed 可変型 メソッド取込パラメータ サンプル吸気口の温度 ( ℃ ) インジェクタの温度...
  • Page 76 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 Stabilwax DB カラムのチェックアウト結果 ピーク 化合物 固定型インジェクタ 可変型インジェクタ 標準リテンションタイム (min) 0.585 0.561 n- ヘプタン 最小面積 (µV × s) 1300 n- ヘプタン...
  • Page 77: Alumina Plot 10M × 0.32Mm カラムおよび Alumina Plot 1M × 0.32Mm プレカラム付き 0.4Μl バックフラッシュインジェクタ

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 Alumina PLOT 10m × 0.32mm カラムおよび Alumina PLOT 1m × 0.32mm プレカラム付き 0.4µL バックフラッシュインジェクタ メソッドの条件 下の表と図は、Alumina PLOT 10 m × 0.32 mm カラムおよび Alumina PLOT 1 m × 0.32 mm プレカラム付き 0.4µL バックフラッシュインジェクタを使用...
  • Page 78 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 パラメータ 設定値 グラフィックオプション 時間範囲 0.000 低 2.500 高 レスポンス範囲 0.000 低 高 Alumina PLOT 10 m × 0.32 mm カラムおよび Alumina PLOT 1 m × 0.32 mm プレカ ラム付き 0.4µL バックフラッシュインジェクタのチェックアウト結果...
  • Page 79: Molsieve 5A 10 M × 0.32 Mm カラムおよび Plot U 3 M × 0.32 Mm プレカラム付き 1.0Μl バックフラッシュインジェクタ

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 MolSieve 5A 10 m × 0.32 mm カラムおよび PLOT U 3 m × 0.32 mm プレカラム付き 1.0µL バックフラッシュインジェクタ メソッドの条件 下の表と図は、MolSieve 5A 10 m × 0.32 mm カラムおよび PLOT U 3 m × 0.32 mm プレカラム付き...
  • Page 80 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 パラメータ 設定値 グラフィックオプション 時間範囲 0.000 低 1.500 高 レスポンス範囲 –2000 低 高 MolSieve 5A 10 m× 0.32 mm カラムおよび PLOT U 3 m × 0.32 mm プレカラム付き 1.0µL バックフラッシュインジェクタのチェックアウト結果 標準リテンション...
  • Page 81: Plot U 8 M × 0.32 Mm カラムおよび Plot Q 1 M × 0.32 Mm プレカラム付き 1.0Μl バックフラッシュインジェクタ

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータと 標準的な結果 PLOT U 8 m × 0.32 mm カラムおよび PLOT Q 1 m × 0.32 mm プレ カラム付き 1.0µL バックフラッシュインジェクタ メソッドの条件 下の表と図は、PLOT U 8 m × 0.32 mm カラムおよび PLOT Q 1 m × 0.32 mm プレカラム付き...
  • Page 82 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual チェックアウトメソッドパラメータ と標準的な結果 パラメータ 設定値 グラフィックオプション 時間範囲 0.000 低 1.500 高 レスポンス範囲 低 0.000 5000 高 PLOT U 8 m × 0.32 mm カラムおよび PLOT Q 1 m × 0.32 mm カラム付き 1.0µL バックフラッシュインジェクタのチェックアウト結果...
  • Page 83: Nga Calibration Gas Standard

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual NGA Calibration Gas Standard NGA Calibration Gas Standard 専用の天然ガス分析器 (NGA) を使用する場合は、キャリブレーション標準が 用意されています。表 18 に組成を示します。 表 18. NGA Gas Calibration Standard 成分 濃度 5.17% 窒素 72.24% ( バランス ) メタン 8.997% エタン 1.495% 二酸化炭素...
  • Page 84 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual NGA Calibration Gas Standard 表 19. テスト条件例 – 天然ガス分析器 (NGA) パラメータ チャンネル A チャンネル B メソッド取込パラメータ サンプル吸気口の温度 ( ℃ ) インジェクタの温度 ( ℃ ) カラムの温度 ( ℃ ) サンプリング時間 (s) 注入時間 (ms) 分析時間...
  • Page 85 チェックアウト NGA Calibration Gas Standard     Micro GC 3000A Operating Manual NGA Calibration Standard を使用する G2803A GC の標準的な結果 チャンネル A チャンネル B PLOT U 標準リテンション 標準的な面積 (µV × s) タイム (min) ピーク 化合物 0.350 3500 i- ブタン 0.380 3000 n- ブタン...
  • Page 86: Rga Calibration Gas Standard

    チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual NGA Calibration Gas Standard RGA Calibration Gas Standard 専用の製油所ガス分析器 (RGA) を使用する場合は、キャリブレーション標準 が用意されています。表 20 に組成を示します。 表 20. RGA Gas Calibration Standard 濃度 成分 12.0% 水素 1.0% アルゴン バランス 窒素 1.0% 一酸化炭素 3.0% 二酸化炭素...
  • Page 87 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual NGA Calibration Gas Standard 表 21. テスト条件例 – 製油所ガス分析器 (RGA) パラメータ チャンネル A チャンネル B チャンネル C チャンネル D メソッド取込パラメータ サンプル吸気口の温度 ( ℃ ) インジェクタの温度 ( ℃ ) カラムの温度 ( ℃ ) サンプリング時間...
  • Page 88 チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual NGA Calibration Gas Standard チャンネル A チャンネル B チャンネル C チャンネル D パラメータ グラフィックオプション 時間範囲 0.000 0.000 0.000 0.000 低 1.500 1.500 2.500 1.000 高 レスポンス範囲 低 –2000 0.000 0.000 0.000 5000 30000 高...
  • Page 89   チェックアウト     Micro GC 3000A Operating Manual NGA Calibration Gas Standard 標準リテンション 標準的な面積 (µV × s) タイム (min) ピーク 化合物 チャンネル A 0.696 102000 水素 0.876 49000 窒素 1.080 8900 メタン 1.238 一酸化炭素 チャンネル B 0.431 35500 二酸化炭素...
  • Page 90: トラブルシューティング表 一般的なクロマトグラフ関連の問題

            トラブルシューティング表     Micro GC 3000A Operating Manual 一般的なクロマトグラフ関連の問題 トラブルシューティング表 次の表は、よく起きる問題と、考えられる原因および対処方法を示していま す。さらに情報が必要な場合、または該当する問題が表にない場合は、 95ペー ジの「トラブルシューティング」を参照してください。 一般的なクロマトグラフ関連の問題 アッセンブリ / 問題 説明 パーツ ピーク分離が カラム 分離に関する問題の一部は、カラムの焼出を行うと改善さ よくない れます。113 ページの「カラムと検出器の焼出」を参照し てください。 サンプルに水分が含まれている。 カラムが損傷している。 動作パラメータ カラム温度とヘッド圧力が分析に適したものか確認します。 キャリアガスの 分析メソッドを調整します。カラムの流れが遅すぎる場合 流量が早すぎる、 は、カラムのピーク拡大効果が顕著になります。始めに、 4m カラムの場合には約 15 psig を使用します。これより長...
  • Page 91 トラブルシューティング表     Micro GC 3000A Operating Manual 一般的なクロマトグラフ関連の問題 アッセンブリ / 問題 説明 パーツ 負のピーク キャリアガス このリークは、GC のキャリアガス継手より前に発生してお り、外部に問題があります。負のピークの大きさが、リー クの大きさを示しています。汚れの原因を確認します。 たとえば水素中に H2O が存在するなど、キャリアガスの質 が悪くなっています。 マニホールドへの マニホールド部のキャリアガスの圧力が十分でないと、注 キャリア管が緩ん 入弁が完全に密閉されず、空気漏れを起こします。 でいる、または漏 注 : この場合、注入マイクロ弁の不良ではありません。 れている ベースラインに 環境 機械的な振動や周囲圧力の大幅な変動がないか確認します。 ノイズが出る たとえば、ドアの開閉、GC の近くの通路、無線通話機、風 など。...
  • Page 92: 温度表示の問題

    トラブルシューティング表     Micro GC 3000A Operating Manual 温度表示の問題 問題 アッセンブリ / 説明 パーツ サンプルチューブ 緩んでいる場合は、増し締めします。 感度が低い がマニホールド部 で緩んでいる ガングブロックプレート間に O リングがあるかを確認し、 ガングブロックの その状態を確認します。損傷している場合、または存在し O リング ない場合は交換します。 ベースラインの カラムヘッド圧力 マニホールド部のキャリアガスの圧力が十分でないと、注 注入ゼロ時の が低い 入弁が完全に密閉されず、空気漏れを起こします。 エアピーク 温度表示の問題 アッセンブリ / 問題 説明 パーツ...
  • Page 93: カラム圧の問題

    トラブルシューティング表     Micro GC 3000A Operating Manual カラム圧の問題 カラム圧の問題 アッセンブリ / 問題 説明 パーツ 真空ができない / 真空ポンプ 接続を確認します。接続が明確でない場合は、インフィコン 低真空 に問い合わせてください。 ページの「真空システムの確認」も参照してくださ い。 制御基板 インフィコンに問い合わせてください。 キャリアガスの使用 リーク 機器の背面にあるサンプル排気口部分での流量を確認し 量が多い、または感 ます。流れがある場合は、ゼロ注入を実行してエアピー 度が低い クを確認します。リークがある場合、原因は、注入弁、 スイッチソレノイド、インジェクタの層状剥離の可能性 があります。インフィコンに問い合わせてください。 カラムの破損 リファレンスカラムと分析カラムの排気口で流れを確認 します。流れがない場合は、インフィコンに問い合わせ てください。 ソレノイド インフィコンに問い合わせてください。...
  • Page 94: 出力の問題

    トラブルシューティング表     Micro GC 3000A Operating Manual 出力の問題 出力の問題 アッセンブリ / 問題 説明 パーツ 音がうるさい 検出器での 機器をインフィコンに送付して修理します。 リーク オプションの 使用しているキャリアガスとメソッドが一致している キャリアガス か確認します。 サンプル吸気口 吸気口またはサンプル移送管が詰まっていないか確認 します。 通信の問題 問題 アッセンブリ / 説明 パーツ コンピュータと通信 ケーブル ネットワーク接続には標準の LAN ケーブルを使用しま できない す。GC からコンピュータに直接接続するにはクロス...
  • Page 95: トラブルシューティング Gc コンフィグレーションの決定方法

            トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual GC コンフィグレーションの決定方法 トラブルシューティング ここでは、操作上の一般的な問題を診断する指針について説明しますが、す べてを網羅することはできません。ここで問題が解決しない場合は、次の方 法を試してください。 3000A 制御ソフトウェアのヘルプ • インフィコンのサービス • このトラブルシューティングは、大きく次の 4 つのトピックに分かれていま す。 GC コンフィグレーションの決定方法 — GC の内部 Web ページで使用で きる情報と取り付けられた GC コンポーネントの理解 ハードウェア / ソフトウェア – 電源、通信、ソフトウェア、および機器...
  • Page 96 トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual GC コンフィグレーションの決定方法 GC のホームページで、[Utilities] タブを選択します。 [Configuration] の下の [Full System] ボタンを選択します。 しばらくすると、機器の現在のコンフィグレーションが表示されます。下 の表と図 35 を参照してください。 項目 意味 GC の型 GC のシリアル番号 GC モジュールの通信アドレス GC モジュールのチャンネル割当 GC モジュールの部品番号 G2801-xxxxx: 標準 GC モジュール G2807-xxxxx: 機能拡張 GC モジュール...
  • Page 97 トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual GC コンフィグレーションの決定方法 GC Type: 2801 Instrument serial number:US10000110 Module 1: Channel Assignment:A Part Number:G2801-60508 Serial Number:US10000193 Board Serial Number:STI330056114 Sample Inlet: Heater ID:m0:ThermA Pressure Sensor ID:NONE Injector: Type:Fixed Description:DIE-2050 Det Die 3 Valve Fixed 1.6ul...
  • Page 98 トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual GC コンフィグレーションの決定方法 GC モジュールとサンプルポンプの名前、および GC モジュールのレイアウト GC の Web ページに表示されるデータは、 モジュールごとに分類されていGC ます。GC モジュールとサンプル ( 真空 ) ポンプには、次のように名前が付い ています。 ポンプ m0 (Pump0) m1 (Pump1) GC モジュール GC モジュール チャンネル チャンネル チャンネル チャンネル チャンネル チャンネル...
  • Page 99: 手作業でハードウェアコンフィグレーションを確認する方法

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual GC コンフィグレーションの決定方法 Module 2: Channel Assignment:B Sample Inlet: Heater ID:m1:ThermC Injector: Type:Fixed Column: Type:PLOTU Description:Assy Col 8m Pora U Sample Pump ID:m0:Pump0 Gas Supply: Type:Ar Location:carrier1 GC のトップカバーを取り外した図は、次のとおりです。 キャリアガス 1 ( アルゴン ) サンプルポンプ...
  • Page 100: ハードウェアとソフトウェアの問題

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual ハードウェアとソフトウェアの問題 マニホールドカバープレートを取り外します。117 ページの「GC モジュー ルの取り外しと交換」を参照してください。 入力部と各 GC モジュールの配管接続を調べて、 GC モジュールにサン各 プルを供給する入力部を特定します。 キャリアガス外付継手と各 GC モジュールの配管接続を調べて、 GC モ各 ジュールが使用するキャリアガスを特定します。 図 35 を参照してください。サンプルポンプ「m0」に接続された GC • モジュールは、キャリアガス 1 を使用します。サンプルポンプ「m1」 に接続された GC モジュールは、キャリアガス 2 を使用します。 キャリアガスを共有する GC モジュールどうしは、それぞれのマニ...
  • Page 101: 電源の確認

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual ハードウェアとソフトウェアの問題 電源の確認 GC の電源ランプは LED で、極めて長寿命です。この LED が故障する可能性 はほとんどありません。 GC の電源ランプはオンになっていますか ? オンになっていない場合は、電源 を確認します。 AC 電源に電気が供給されていることを確認します。 GC、電源コンバータ ( 電源と GC の間の箱 )、AC 電源の間の接続を確認 します。 GC の電源スイッチがオンであることを確認します。 これでも電源ランプが点灯せず、通信を確立できない ( 下記参照 ) 場合 は、電源コード、コンバータ、GC のいずれかに欠陥があります。可能で...
  • Page 102           トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual ハードウェアとソフトウェアの問題 GC から応答がある場合は、PC との通信が確立されており、103 ページ の「Web ページのオープン」に進むことができます。 が応答しない場合は、102 ページの「1 対 1 接続の通信の確認」を参 照してください。 1 対 1 接続の通信の確認 クロスケーブル (5183-4649) を使って機器をコンピュータに直接接続し ます。 コンピュータの IP アドレスを次のように設定します。 コンピュータ 192.168.1.100 IP アドレス...
  • Page 103: セリティケミカルプログラムの設定の確認

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual ハードウェアとソフトウェアの問題 詳細については、139 ページの「機器の IP アドレスを変更するには」 • を参照してください。 101 ページの「LAN 通信の確認」の説明に従って、新しいアドレス • を確認します。 Web ページのオープン インターネットブラウザを起動します。プロキシサーバーが無効になっ ていることを確認します。詳細については、ブラウザのヘルプを参照し てください。 Web アドレスとして GC の IP アドレスを入力します。 たとえば、http://10.1.1.101 と入力します。 Web ページが開きましたか。 図 40. GG の Web ページの例...
  • Page 104: Gc モジュールの確認

              トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual ハードウェアとソフトウェアの問題 直接接続の試験 セリティケミカルを終了し、コンピュータと GC をシャットダウンして、 クロスケーブル ( 部品番号 5183-4649) で PC と GC を接続します。 GC と PC の電源を入れます。 PC の IP アドレスを 192.168.1.100 に設定します。 PC のサブネットマスクを 255.255.255.0 に設定します。...
  • Page 105           トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual ハードウェアとソフトウェアの問題 [ ステータス ] を選択します。 このバッテリーモニタは、3000 マイクロ GC ポータブル の実行中に表示されます。 図 41. [Status] 画面の例 実際の値と設定値を比較します。すべてのパラメータの値が設定値と一 致している場合は、106 ページの「フロー試験」に進みます。 設定値が実際の値と一致しない項目がある場合、flag は 00 になっていま すか。 はい — ページの「デューティサイクル」に進みます。 • いいえ — GC をリセットします。ブラウザを閉じて、GC の電源を入...
  • Page 106: フロー試験

              トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual ハードウェアとソフトウェアの問題 デューティサイクル カラムヘッド圧 (CHP) と Delta P ( 固定量の場合 ) に対して約 30 〜 40% である必要があります。 デューティサイクルは 30 〜 40% の範囲ですか。 はい — ページの「フロー試験」に進みます。 • いいえ — デューティサイクルが 50% を超える場合は、キャリアガス...
  • Page 107: チューブの検査

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual クロマトグラフの問題 チューブの検査 GC のカバーを取り外します。 GC モジュールの後のガングブロックに接続するチューブを調べます。 チューブは適切に接続されていますか。 はい — ページの「キャリア入力の試験」に進みます。 • いいえ — チューブを再接続して、106 ページの「フロー試験」に戻 • ります。 キャリア入力の試験 キャリアガスを 80 psig に設定して、ガングブロックの止めねじを緩めます。 ガスが漏れる音が聞こえますか。 はい — GC モジュールが損傷しています。交換するか、返品して修理 • します。 • いいえ — マニホールドアッセンブリが詰まっています。 全体をイン...
  • Page 108 トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual クロマトグラフの問題 揺らぎとずれ 流量または温度の設定を変更すると、ベースラインの揺らぎまたはずれが一 時的に発生することがありますが、通常、時間が立てば問題は解消されます。 以下の事例では、安定するのに十分な時間が経過した後であることを前提と しています。 ベースラインが不安定で、上下に移動する場合 ( 揺らぎ )。 リークがある可能性があります。カラムの接続を確認します。 • • カラムの検出器側にリークがある場合、分析と分析の間の保持時間 は安定していますが、感度が低下します。 • 吸気口側の端にリークがある場合、カラムの流量が減り ( 線速度の低 下 )、保持時間が延び、感度が低下します。 実行時に、ベースラインが上方向または下方向に徐々に移動していく場 合 ( ずれ )。 この問題は次のような対策によって影響を最小限にとどめることができ ます。 • カラムを調整します。113 ページの「カラムと検出器の焼出」を参照 •...
  • Page 109: 保持時間の症状

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual クロマトグラフの問題 ガス業者が、完全にガスを追い出した後、空のガスボンベにガスを 再充填するのはよくあることです。信頼できるガス業者と取引して ください。 ノイズが徐々に増えて許容できないレベルになった場合。 この症状は、上記の急変とは違って、ノイズの発生源が徐々に増大して いることを示します。 スパイク スパイクはベースラインの孤立した変動です。通常は、突然 ( そして大幅に ) 上方に移動します。ノイズを伴っている場合は、まずノイズの問題の解決に あたります。スパイクはノイズと同時に消える可能性があるためです。 分析の実行中に必ずスパイクが発生する場合は、原因はほぼ常に電子的なも のです。接続が緩んでいる可能性があります。ケーブルの接続を確認します。 もう 1 つの可能性としては、無線通信機器による外部干渉があります。 保持時間の症状 保持時間のずれ 保持時間のずれとは、実行するたびに保持時間が着実に増加または減少して いくことを言います。不安定な保持時間 ( 増減両方向 ) は、後で、保持時間の 揺らぎとして取り上げます。 一連の分析で、保持時間が突然増加した場合。 これは、キャリアフローの減少またはカラム温度の低下が原因とし • て考えられます。圧力と温度の設定値を確認します。...
  • Page 110: ピークの症状

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual クロマトグラフの問題 保持時間がサンプルの量とともに変わる場合。 カラムが処理できる以上のサンプルがある場合、ピークが変形し、ピー クは保持時間が短いほうにシフトします。 サンプルを薄めるか、注入量を減らしてみます。 ピークの症状 ピークがない これは通常、操作者のミスが原因です。可能性としては、間違った信号の割 り当て、低い感度の設定 ( ピークはあっても検出されない )、検出器の故障な どがあります。他の原因はさまざまです。症状の再現を試みてください。 ピークの反転 最も可能性が高いのは、熱伝導率検出器の不適切な信号の定義または間違っ た極性の設定です。 余分なピーク これには 2 種類あります。付加的付加的ピークは、サンプルから予想される以外の ピークが発生するものです。ゴーストゴーストピークは、サンプルを注入していない ときにも発生します ( サンプル分析中に、本物のピークに混じって発生することも あります )。 ピークがブランク分析時にも発生する場合。 ゴーストピークは、カラムがしばらく初期温度の状態であるときに、よ く観察されます。たとえば、朝の最初の分析時 ( 特に月曜日の朝 ) にはよ...
  • Page 111: ピークの変形

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual クロマトグラフの問題 ピークの変形 理想的なピークは、現実のクロマトグラフィではほとんど現れませんが、純 粋なガウス曲線です。実際には、非対称な部分が、特にベースライン近くに、 必ず現れます。 ピークが正常に高まった後、ベースラインに向けて急激に落ち込む場合。 最も可能性が高い原因は、カラムへの過負荷です。サンプルを 10 分 • の 1 に薄めてみます。または、可変型インジェクタを使用している 場合は、サンプルの量を 10 分の 1 に減らします。 2 つ ( 以上 ) の近接したピークの合成 ( 分離されていない ) の場合も • あります。カラム温度を 30 ℃下げて、分析を繰り返します。ピーク...
  • Page 112 トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual クロマトグラフの問題 ピークの頂点が変形している場合。 「煙草」形の頂点 検出器の過負荷が原因として考えられます。ひどい場合には、注入 • 量を 2 倍にしても、ピークの大きさがほとんど、またはまったく変 わらないことがあります。 サンプルの注入量を減らします。検出器が反応の上限に達している ため、通常の動作範囲に戻すには、注入量の大幅な削減が必要です。 ピークの頂点が割れている場合。 低温で実行して、これがピークの合成によるものではないことを確 • 認します。 サンプルの注入量を少なくとも 10 分の 1 にして、分析を繰り返しま す。ピーク割れが消えた場合には、検出器の過負荷が原因です。こ れにより、通常は直線性も向上します。 熱伝導率検出器とヘリウムキャリアを使って分析した水素のピーク は、頂点が分裂していることがよくあります。ピーク割れがなくな るまで、サンプルの量を減らしてください。...
  • Page 113: メソッドの問題

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual メソッドの問題 メソッドの問題 この節では、メソッドのトラブルに対処し、正しくない機器パラメータ設定 や間違ったピーク同定ウィンドウ、不適切なピーク検出パラメータから発生 する問題を解決する方法について説明します。これらはすべて、サンプルの モル % 組成の計算結果の間違いにつながります。 Calibration Standard の分析時に、レポートとクロマトグラムに次のような現 象が発生した場合には、メソッドを点検する必要があります。 存在するはずの成分がモル % レポートでゼロになっている。 • ピークが積分されていない、または間違って積分されている。 • モル % 組成が以上に高い、または低い。 • キャリブレーションがサンプルの濃度に近いときに、サンプルの正規化 • していない合計が 95 〜 105% の範囲におさまらない。 多くの場合は、いくつか調整を加えて、機器を簡単に整備するだけで、機器 の性能を改善することができます。まず、焼出を実行して、システムの清掃 を行うことから始めてください。...
  • Page 114: 機器のパラメータ設定の修正

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual メソッドの問題 下の表は、3000 GC カラムのタイプごとの焼出の条件と時間、および一 般に推奨される焼出の間隔です。 表 22. 焼出の条件と間隔 通常の使用における カラム温度 ( ℃ ) 期間 ( 時間 ) 推奨の間隔 カラムの種類 Alumina PLOT 8 〜 12 毎週 MolSieve 5A PLOT 8 〜 12 毎週...
  • Page 115: 真空システムの確認

    トラブルシューティング     Micro GC 3000A Operating Manual メソッドの問題 新しいメソッドはすべて、セリティケミカルによって自動的に別名で保存 されます。このため、元のメソッドの値は変更されません。新しいメソッ ドが保存されると、新しいメソッドがアクティブメソッドになります。 作業を続ける前に、焼出を完了し、圧力と温度の調整を済ませておきます。 リキャリブレーション 圧力と温度の変化によってピークリテンションタイムが大きく移動し、新し い RT とピークウィンドウが必要になることがあります。その場合は、リキャ リブレーションが必要です。 真空システムの確認 外付吸気口フィルタアッセンブリやサンプル調整装置を GC の吸気口か ら取り外します。 前面の吸気口に真空圧力計を接続します。 セリティケミカル上で、サンプリング時間を 30 秒に設定します。 ブランク分析を開始して、真空レベルを監視します。真空ポンプがオン になった後、オフになる音が聞こえるはずです。真空ポンプがオンの間、 新しい GC の圧力は、およそ次の表 23 のようになります。 表 23. 予想真空レベル kPa (psi)* インジェクタタイプ...
  • Page 116: 交換・保守手順

        Micro GC 3000A Operating Manual 交換・保守手順 GC と制御ソフトウェアの保守準備 作業を始める前に、セリティケミカルソフトウェアを使用して、機器の保守準備を 行います。機器がサンプルの分析中ではないときに、次の操作を行います。 作業対象の温度を 40 ℃未満または OFF に設定します。 切断するガスフローをすべて OFF にします。 危険な機能または資源を浪費する可能性がある機能をすべて OFF にし ます。 作業対象の温度を 40 ℃未満にして、ConnectAdmin ユーティリティを開 きます。 注意 ハードウェアを交換する前に、機器をセリティケミカルから切断する必要が必要が あります。あります 機器を選択して [ 有効な機器 ] リストに移動し、[ 切断 ] を押します。...
  • Page 117: Gc モジュールの取り外しと交換

                交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 ポジドライバで、取り外す必要のあるカバーの両側にある 2 つのねじを外し ます。カバーを持ち上げて、取り外します。 トップカバー のねじ 底面カバー のねじ 図 42. カバーのねじ ( 図は 2 チャンネルユニット ) GC モジュールの取り外しと交換 この作業で使用する写真と画面イメージには、 -チャンネル機器の左側 ( チャ2 ンネル A) の GC モジュールを取り外して交換する方法を示しています。どの...
  • Page 118: 古い標準 Gc モジュールの停止

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 えば、固定型インジェクタ付き 4 m OV-1 標準 GC モジュール ( 部品番号 G2801-60507) は、固定型インジェクタ付き 6 m PLOT U 高性能 GC モジュー ル ( 部品番号 G2807-60514) または可変型インジェクタ付き 4 m OV-1 標準 GC モジュールと交換できます。ただし、新しいモジュールでは交換前のユ ニットと同じキャリアガスを使用する必要があります。...
  • Page 119 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 アドレス : フロント フロント 4-チャンネル GCチャンネ 2-チャンネル GCチャンネ ル ル 対応する 通信アドレス セリティケミカル チャンネル 図 43. GC モジュールシリアル通信のデフォルトアドレス 標準 GC モジュールを交換する前に、まず標準 GC モジュールの内部アドレス を「停止」して無効にする必要があります。下記では、2- チャンネル機器の 標準 GC モジュール 1 ( チャンネル A) を交換する手順について説明します。...
  • Page 120 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 警告メッセージが 2 件表示されます。それぞれ [OK] を選択して続行し ます。 [Remove] を選択します。 注意 標準 GC モジュールは、一旦停止すると再開するまで使用できません。 停止する標準 GC モジュールの横にある [Remove] を選択します。警 告が表示されます。[OK] を選択すると、標準 GC モジュールが停止し ます。...
  • Page 121 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 適切なボタンを選択 確認メッセージが表示されます。[Shutdown] を選択します。機器ソフト ウェアがシャットダウンを開始します。 注意 すぐに電源を切らないでください。 は設定ファイルに書き込みをする必要GC があります。電源を切るタイミングが早すぎると、ファイルが破損し、機器が 使用できなくなることがあります。 機器の電源を切る前に 3 分以上待つ必要があります。...
  • Page 122: 古い Gc モジュールの取り外し

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 3 分以上以上待ちます。 10. 機器の電源を切ります。 古い GC モジュールの取り外し 写真は、2- チャンネル GC で左側 ( チャンネル A) の GC モジュールの交換方 法を示しています。この手順は、いずれのチャンネルでも同じです。...
  • Page 123 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 注意 この作業では、ユニットの内部部品がむき出しになります。ユニットが破損し ないように、電源スイッチを切り、ユニットに接続されている外部電源をす べて切断します。 静電気によって電子部品が破損することがあります。機器が破損しないよう に、アースの付いたリストストラップを着用します。使い捨てのリストスト ラップが用意されています。 トップカバーを取り外します。詳細については、116 ページの「カバーの 取り外し」を参照してください。 マニホールドカバープレートのつまみねじを緩めて、取り外します。 2 本ねじ仕様の場合は、マニホールドカバープレートを GC モジュー • ルの方向にずらし、カバープレートのフックをシャーシのつまみか ら外します。 つまみねじを緩める マニホールドカバープレート 3 本ねじ仕様 つまみねじを緩める マニホールド カバープレート 2 本ねじ仕様 図 44. つまみねじを緩め、マニホールドカバープレートを取り外す...
  • Page 124 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 マニホールド断熱材を慎重に取り外します。 断熱材は保管しておき再利 用します。 断熱材を取り外す 2-チャンネル機器 その他は同じです。 図 45. 注入口マニホールド断熱材の取り外し マイクロ GC ポータブルでは、DC-DC コンバータアッセンブリが邪魔に なって GC モジュールに触れることができません。GC の側面に DC-DC コンバータを固定しているねじを取り外します。配線を一切切断せずに、 アッセンブリをずらして絶縁器から外し、 モジュールからゆっくりとGC 持ち上げて取り外します。 DC-DC コンバータアッセンブリ ねじを取り外す 図 46. DC-DC コンバータアッセンブリ ( マイクロ GC ポータブルのみ )
  • Page 125 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 GC モジュールの後部にあるマニホールド継手のねじを緩めます。 マイクロ GC の後部 マニホールド継手 ねじを のねじ 緩める 2-チャンネル機器 その他は同じです。 図 47. GC モジュールのガングブロックの取り外し 注入マニホールド継手を GC モジュール入力継手から取り外します。 チャンネル A チャンネル B GC モジュール 注入口を取り外す 注入マニホールド 継手 2-チャンネル機器チャンネル機器 他の場合も同様です。 図 48.
  • Page 126 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 2- チャンネルユニットの場合 : 両方両方の GC モジュールからその GC モジュール用の通信ボードコネクタに配線されているケーブルがあれば、 取り外します。 4- チャンネルユニットの場合 : GC モジュールに配線されている通信ケー ブルがあれば、すべて取り外します。必要に応じて、ファンに配線されて いる電源ケーブルも取り外します。 通信 ボード GC モジュール の後部 ケーブルを取り外す ケーブルを 取り外す GC モジュールの後部 図 49. 通信ケーブルの取り外し...
  • Page 127 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 取り付けフランジが位置合わせピンから外れるまで GC モジュールの後 部を傾けます。図 50 を参照してください。GC モジュールが注入マニ ホールドフレームから外れ、持ち上げて前部から取り外せるようになる まで、GC モジュールを機器の後ろの方向にずらします。 注意 背後のサンプリングポンプを破損しないように、必ず GC モジュールは持ち 上げて GC の前面から取り外してください。また、近くの配線やケーブルを破 損しないように注意してください。 GC モジュールを 引っ張り上げる 取り付け フランジ 取り付けフランジ 取り付けフランジが 位置合わせピンから外れる まで引っ張り上げる 2-チャンネル機器チャンネル機器 他の場合も同様です。 図 50.
  • Page 128: 新しい Gc モジュールの取り付け

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 シャーシ底部のガングブロック継手を検査し、接合面が清潔であること を確認します。 ガングブロックの下半分 位置合わせピン 図 51. ガングブロック継手の検査 新しい GC モジュールの取り付け 注意 GC モジュールには、標準 GC モジュールと高性能 GC モジュールの 2 種類が あります。標準 GC モジュールでは、ステップ 1 をスキップしてステップ 2 へ 進みます。 D ボードの右上の DIP スイッチをセットして、高性能 GC モジュールの...
  • Page 129 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 設定ごとに、一意のモジュールアドレスが決まります。モジュール上部のラベ ルを参照してください。図 53 を参照してください。 「DEF」とは、工場で セットされたデフォルトの DIP スイッチ設定のことです。 図 53. モジュール上部のモジュールアドレスラベル 上部ガングブロックの O リングを覆っている小さな金属板を取り外しま す。図 54 を参照してください。 止めねじ O リングを覆う金属板と上部ガングブロック 図 54. 上部ガングブロックの保護板...
  • Page 130 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 GC モジュールの取り付けフランジ継手を検査し、交換用 GC モジュール の新しい O リングがすべて破損がなく、たわみがない状態で装着されて いることを確認します。 取り付けフランジ O リングの装着を確認する ガングブロックの上半分 図 55. 新しい O- リングの検査 GC モジュール注入口継手の保護キャップを取り外します。 前部が注入マニホールドフレームの口部の下の所定の場所に収まり、モ ジュール入力継手が注入マニホールドの Swagelok 継手と結合するまで GC モジュールの後部を降ろします ( 図 56 を参照 )。...
  • Page 131 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 フレームの下に GC モジュールを 取り付ける モジュールと マニホールド 継手をつなぐ GC の後部 図 56. 新しいモジュールの取り付け...
  • Page 132 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 通信ケーブルを接続します。配線例については、図 57 を参照してくださ い。 3 つ以上の GC モジュールを 1 つの通信ボードに直列接続しないで • ください。 GC モジュールと通信ボードはパラレル通信を使用します。コネクタ • は両方とも同じように機能します。 チャンネル D チャンネル C チャンネル B チャンネル A 通信ボード ファンを取り付ける場合 ファンを取り付ける場合 図 57. GC モジュールの配線例...
  • Page 133: 新しいモジュールの開始

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 取り付けフランジのねじを締めます。 10. 注入マニホールド断熱材を慎重に交換します。 11. マニホールドカバープレートとトップカバーを取り付けます。 新しいモジュールの開始 新しい標準 GC モジュールを取り付けたら、その標準 GC モジュールを開始し て、使用できるように構成する必要があります。 注意 この開始手順は、標準 GC モジュールでのみ有効です。 高性能 GC モジュー 135 ページの「セリティケミカルで ルでは、このセクションをスキップして 機器を有効にする」へ進みます。 GC の電源を投入し、およそ 2 分間待ちます。 Web ブラウザで [Top] タブを選択します。 が応答したら、GC再起動手順...
  • Page 134 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 メッセージの内容は変わります。 2- チャンネルシステムを示します。 新しい GC モジュールの アドレスを選択します。 この例では [1] を選択します。 アドレスを選択したら、[Restart] を選択して変更内容を取り込みます。 注意 電源を切らないでください。 は設定ファイルに書き込みをする必要がありGC ます。電源を切ると、ファイルが破損し、機器が使用できなくなることがあり ます。 再起動後、3 分以上以上待ちます。...
  • Page 135: セリティケミカルで機器を有効にする

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュールの取り外しと交換 [Top] タブを選択するか、GC の Web ページのいずれかのリンクをク リックします。GC が応答したら、取り付けは完了です。新しい GC モ ジュールのステータスを確認します。 セリティケミカルで機器を有効にする 交換用 GC モジュールを取り付け、GC ファームウェアを更新したら、更新さ れた GC を使用できるようにセリティを構成します。 機器の電源を投入します。 3 分以上待ってから次のステップへ進みます。 セリティの ConnectAdmin ユーティリティを開きます。 [Instruments Available] 一覧で、新しい GC モジュールが含まれている 機器を選択します。...
  • Page 136: キャリアガスの種類を設定するには

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual キャリアガスの種類を設定するには セリティで [Method] ビューへ移動し、[Create] を選択します。 ダイアログボックスが表示されたら、[Copy an existing method] を選択 します。必要な情報を入力し、コピーする古い 3000 GC メソッドを選択 します。[OK] をクリックします。セリティは、古いメソッドの該当する 設定がすべて含まれた、更新後の機器と互換性がある新しいメソッドを 作成します。 別のタイプの GC モジュールを取り付けた場合は、新しいパラメータを 入力します。 ソフトウェア使用方法の詳細については、セリティオンラインヘルプを参照 してください。 キャリアガスの種類を設定するには Web ブラウザを使用して、 とコンピュータ間の通信を確立します。GC詳 細については、139 ページの「機器の IP アドレスを変更するには」を参...
  • Page 137                   交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual キャリアガスの種類を設定するには ユーザー名とパスワードの入力を指示されたら、両方とも gasconfig と 入力します。下図のものと同じ画面が表示されます。 図 59. ガス構成変更画面の例 適切な GC モジュールに対応するキャリアガス接続を選択します。 [Submit] を選択します。 ドロップダウンリストから新しいキャリアガスの種類を選択します。 新しいガスの 種類を選択する 図 60. 新しいキャリアガスの種類の選択 [Submit] を選択します。 カラムを冷却し、(熱衝撃を防ぐために ) カラム...
  • Page 138                   交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual キャリアガスの種類を設定するには [Check Status] を選択すると、現在のカラム温度を示すウィンドウが表 示されます。カラム温度が 60° ℃以下の場合は、[Check Status] ウィンド ウを閉じます。 この時点までの変更内容は、ブラウザを閉じるかブラウザの「戻る」 • 機能を使用して取り消すことができます。 定期的に表示を更新 実際のカラム温度 図 62. [Check Status] ウィンドウの例 [3000 Micro GC Status] ビューで [Continue] を選択して、構成変更を反...
  • Page 139: 機器の Ip アドレスを変更するには

                  交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual 機器の IP アドレスを変更するには 10. GC 背面パネルでガス供給接続を変更し、漏れがないか確認します。 注意 [Restart] の選択後は、機器の電源を切らないでください。機器ソフトウェア が再起動するまで 2 分以上待ち、次にブラウザの [Status] タブを選択します。 GC が応答したら、GC を使用できます。 11. [Restart] を選択します。Restart コマンドを実行すると GC 電子機器が リセットされます。再起動はおよそ 3 分かかります。...
  • Page 140 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual 機器の IP アドレスを変更するには 図 64. Agilent 3000 の Web ページ [IP Config] タブを選択します。 の現在の IP 通信設定が画面に表示さGC れます。 図 65. 現在の IP 設定の表示画面の例 [Make changes...] を選択します。ユーザー名とパスワードの入力を指示 されたら、ユーザー名に ipconfig、パスワードに ipconfig と入力します。 図 66 と同じ画面が表示されます。...
  • Page 141 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual 機器の IP アドレスを変更するには 図 66. IP 設定の変更画面の例 新しいホスト名、ドメイン名、IP アドレス、サブネットマスク、ゲート ウェイアドレス、DNS サーバーの情報を入力します。 Web ブラウザでこの画面を印刷し、この情報の記録を作成します。印 • 刷したものは、安全で手近な場所に保管します。 [Submit] を選択します。情報画面が表示されます。 図 67. シャットダウンの準備 注意 GC の電源はまだ切らないでください。変更内容が失われることがあります。 [Shutdown] ボタンまたは [Restart] ボタンを押した後、 が変更を完了するGC まで 3 分かかります。...
  • Page 142 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual 機器の IP アドレスを変更するには [Shutdown] を選択します。GC からは、シャットダウンするという応答 が返ります。3 分待ちます。( 注意 : 画面上に示されている新しいリンク は、次のステップを完了するまで動作しません。) 図 68. シャットダウン画面の例 GC をオフにします。 ローカル LAN で使用する場合は、必要に応じて PC の IP アドレスを再 構成します。 必要に応じてクロスオーバーケーブルを取り外し、標準 LAN ケーブル ( 部品番号 G1530-61485) を使用してローカル LAN に GC と PC を接続し...
  • Page 143: 失われたまたは未知の Ip アドレスを復元するには

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual 失われたまたは未知の IP アドレス を復元するには GC Web ページ上のリンクが使用できれば、そのリンクからここに接続する (「図 68」を参照してください )。または、コマンドプロンプト はずです [C:¥>] を開き、ping コマンドで接続を確認します。たとえば新しい GC IP アドレスが 10.1.1.102 の場合は、「ping 10.1.1.102」と入力します。 図 70 のものと同じ返答が表示されます。GC からの返答がない場合は、 101 ページの「通信の確認」を参照してください。 失われたまたは未知の IP アドレスを復元するには 20 ページの表 2 に一覧表示されているデフォルトの...
  • Page 144 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual 失われたまたは未知の IP アドレス を復元するには 通信を確立できない場合は、インフィコンにお問い合わせください。 必要に応じて機器の IP アドレスを変更します。 詳細については、139 ページの「機器の IP アドレスを変更するには」を参照してください。...
  • Page 145: マイクロ Gc ポータブルのバッテリー交換

                        交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual マイクロ GC ポータブルの バッテリー交換 マイクロ GC ポータブルのバッテリー交換 バッテリーを交換する場合は、次の手順に従います。 キャリアガスをオフにし、電源を切り、電源コードを外します。 (116 トップカバーを取り外します ページの「カバーの取り外し」を参照)。 ユニットを逆さにし、底部カバーを取り外します。 ユニットのフロントパネルに向かって左側に、バッテリーコンパートメ ントがあります。図 を参照してください。コンパートメントを覆って いるパネルは、パネルの外縁の 2 つのトルクスねじで固定されています。 このねじを外し、パネルを取り外します。 バッテリーコンパートメント カバー...
  • Page 146: マイクロ Gc ポータブルのバッテリーケーブルヒューズの交換

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual マイクロ GC ポータブルのバッテリー ケーブルヒューズの交換 バッテリーのマイナス (ñ) ジャンパ線を GC 電源ハーネスから外し ます。新しいバッテリーには、マイナスジャンパ線が取り付けられて います。図 72 を参照してください。 GC からのネガティブ (–) ハーネス GC からのポジティブ (+) をバッテリージャンパワイヤの ハーネスをバッテリーの メス型スペードラグに接続する オス型スペードラグに接続する 注意 : 実際の縮尺とは異なります。 バッテリーのリフトストラップは示されていません。 図 72. バッテリーと接続 図 72 のように新しいバッテリーに配線を接続します。...
  • Page 147: アクセサリの交換手順

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual アクセサリの交換手順 ヒューズ、 3AG 低速ブロー、 10 A 32 V タイプ T 図 73. バッテリーケーブルヒューズの場所 アクセサリの交換手順 外付け 10 ミクロン粒子フィルタの交換 GC へ 部品 A 部品 B フェラル フィルタディスク 図 74. 標準フィルタディスクの交換 GC へのサンプルフローを止めます。 GC 注入口を自然冷却します。...
  • Page 148: G2819A 加熱式気化器の 2 ミクロンフィルタの交換

    交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual アクセサリの交換手順 G2819A 加熱式気化器の 2 ミクロンフィルタの交換 警告 保守の前に電源を切断します。保守については、弊社の担当者にお問い合わせ ください。 フィルタトラップディスコネクトアッセンブリには、交換可能なカートリッ ジフィルタ ( 部品番号 5181-1294 (4/pk)) を使用します。 サンプル容器がサンプルチューブに取り付けられている場合は、次のように 取り外します。 サンプル容器のボール弁の止め栓がサンプルチューブに取り付けられて いる場合は、閉じます。 加熱式気化器の安全弁を開き (Vent 方向に回す )、サンプルチューブに 残留している圧力をすべて解放します。安全弁を閉めます (Sample 方向 に回す )。 サンプル容器をクイックディスコネクト方式でサンプルチューブから取 り外します。図 28 を参照してください。...
  • Page 149 交換・保守手順     Micro GC 3000A Operating Manual アクセサリの交換手順 フィルタアッセンブリの底面の 1/16- インチチューブを取り外し、次に フィルタの底部ナットを取り外します。 ヒーターブロックから取り外す 7-µm フィルタ ナットを取り外す 1/16 インチチューブを取り外す 図 75. 7 m フィルタの交換 ヒーターブロックからフィルタを取り外します。 トラップを 2 つに分解し、フィルタユニットを交換します。...
  • Page 150: 電源ケーブルとコンバータ

        Micro GC 3000A Operating Manual 部品交換 この節には、3000A マイクロ GC 用の交換部品番号の一覧が記載されています。 現場で交換を行う前に、弊社に問い合わせて対応策についてあらかじめご相談く ださい。 電源ケーブルとコンバータ 3000 マイクロ GC 1 台あたり、コンバータ 1 台と電源ケーブル 1 本が必要です。 G2801A/G2802A/G2803A/G2804A 用の 160 VA 電源ケーブルとコンバータ 説明 部品番号 1. G2801-60647/60648 コンバータ用電源ケーブル 8120-1378 - 米国 8120-4211 - 南アフリカ / インド...
  • Page 151: Gc モジュール

      部品交換     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュール 説明 部品番号 8120-0723 - 中国 8120-6978 - チリ - アルゼンチン 8120-6869 8120-4753 - 日本 8120-3997 - デンマーク - タイ 8121-1043 8121-1226 - 韓国 G2801-60647 2. コンバータ、160 VA、1–4 チャンネル標準マイクロ GC 用...
  • Page 152   部品交換     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュール 表 24. オリジナル GC モジュールと交換キットの部品番号 オリジナル GC 交換 カラムオプション プレカラム インジェクタの 代替 種類 モジュールでの モジュール モジュール 部品番号部品番号 部品番号 10m Alumina 0.32 mm id 1m Alumina G2807-60503 G2807-61048 G2807-69048 バックフラッシュ...
  • Page 153 部品交換     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュール 表 24. オリジナル GC モジュールと交換キットの部品番号 ( 続き ) オリジナル GC カラムオプション プレカラム インジェクタの 交換 代替 種類 モジュールでの モジュール モジュール 部品番号 部品番号 部品番号 14m OV-1 2df G2807-61114 G2807-61061 G2807-69061 固定型 G2807-61150...
  • Page 154 部品交換     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュール 表 24. オリジナル GC モジュールと交換キットの部品番号 ( 続き ) オリジナル GC カラムオプション プレカラム インジェクタの 交換 代替 種類 モジュールでの モジュール モジュール 部品番号 部品番号 部品番号 14m Alumina 0.32mm id 1m Alumina G2801-61110 G2801-61045 G2801-69045 バックフラッシュ...
  • Page 155 部品交換     Micro GC 3000A Operating Manual GC モジュール 表 24. オリジナル GC モジュールと交換キットの部品番号 ( 続き ) オリジナル GC カラムオプション プレカラム インジェクタの 交換 代替 種類 モジュールでの モジュール モジュール 部品番号 部品番号 部品番号 G2801-60535 G2801-61012 G2801-69012 可変型 8M OV-1、2df 8M Pora U...
  • Page 156: アクセサリとフィルタ

    部品交換     Micro GC 3000A Operating Manual アクセサリとフィルタ アクセサリとフィルタ 説明 部品番号 G2817A 気液分離器 G2815A 減圧器 G2816A 気液分離器と減圧器 ガスサンプリング用加熱式調圧器 G2801A/G2803A 用 G2818A G2845A G2802A/G2804A 用 G2857A G2805A 用 5185-5817 ガスサンプリングチューブ、1/16 インチ、ステンレス鋼製 ( 継手付属 ) 3150-0786 G2818A/G2845A 用 7 ミクロン粒子フィルタ LPG サンプリング用加熱式気化器...
  • Page 157: ケーブル

    部品交換     Micro GC 3000A Operating Manual ケーブル ケーブル 説明 部品番号 G1530-61485 ケーブル、LAN 10/100 BaseT、RJ-45、25 フィート 5183-4649 ケーブル、クロスオーバー、イーサツイスト、10 フィート G2801-60618 汎用リモートケーブル ( デジタル I/O モジュール用) 配管補充品 説明 数量 部品番号 G1290-60515 MPC 配管キット 1/8-インチ Swagelok 真鍮製 T 継手 1/8-インチ Swagelok 真鍮製ナットとフェラル...
  • Page 158: キャリブレーションサンプル

    部品交換     Micro GC 3000A Operating Manual キャリブレーションサンプル キャリブレーションサンプル 説明 出荷数量 部品番号 5184-3539 キャリブレーション混合シリンダー用調圧器 5184-3540 キャリブレーション混合シリンダー用キャリーケース 5184-3541 ユニバーサルキャリブレーション混合シリンダー 5184-3542 NGA キャリブレーション混合シリンダー 5184-3543 RGA キャリブレーション混合シリンダー 5184-3546 ユニバーサルキャリブレーションキットには、 次のものが含まれています。 - ユニバーサルキャリブレーション混合シリンダー - キャリブレーション混合シリンダー用調圧器 - サンプルガスチューブ - キャリブレーション混合シリンダー用キャリー ケース 5184-3547 NGA キャリブレーションキットには、次のものが...
  • Page 159: 取り付けに必要なツールとアイテム

        Micro GC 3000A Operating Manual 据付準備 取り付けに必要なツールとアイテム ハードウェア 1/8 インチ ( または 1/4 インチ ) 前処理済み銅製チューブ • 1/8 インチ ( または 1/4 インチ ) Swagelok ナット、フロントフェラル、 • バックフェラル 7/16 インチレンチ 2 本 • 5/16 インチレンチ • • 9/16-インチレンチ...
  • Page 160: キャリアガス

    据付準備     Micro GC 3000A Operating Manual キャリアガス キャリアガス 分析前と分析中には、制御された継続的なキャリアガスフローが必要です。 クロマトグラフ専用のガスで「計器」または「クロマトグラフ」純度等級の ものを使用することをお勧めします。通常は、供給ガスはすべて 99.995% 〜 99.9995% の純度範囲内にあり、酸素および炭化水素の含有レベルは非常に低 く (< 0.5 ppm) なければなりません。 天然ガスの用途に最適なキャリアガスはヘリウムですが、水素やアルゴ • ンでもかまいません。 接続には 1/8 インチ Swagelok 継手を使用します。 • ガス配管 圧縮ガスボンベの安全性 圧縮ガスボンベはすべて、固定された構造物や壁にしっかりと固定しま す。圧縮ガスは、当該の安全基準に従って保管し、取り扱います。 ガスボンベは、オーブンの熱排気口やその他の熱源の通り道に保管しな いでください。 目をけがしないように、圧縮ガスを使用するときは目の保護具を着用し ます。...
  • Page 161: 取り付け

    据付準備     Micro GC 3000A Operating Manual ガス配管 取り付け ガス供給配管を準備するときには、標準配管図に従います。 トラップを使 用してカラムを保護します。トラップは、示されている順番に配置します。 主供給オン / オフバルブ 二段階調圧器 ( 高品質 ステンレス鋼製パックなしダイアフラムタイプ ) オン / オフバル パックなしダイアフラム搭載 水分トラップ 炭化水素トラップ GC へ キャリアガスフィルタ 3180-0602 遮断弁 主ガス 酸素トラップ 供給 計器等級の Teflon テープ (0460-1266) で接続部分をシール...
  • Page 162: ガス純度の確認

    据付準備     Micro GC 3000A Operating Manual ガス配管 圧力調整器 入力圧を 538 〜 566 kPa (78 〜 82 psi) の間で設定します。 Agilent 3000 圧力制御機器が正常に動作するためには、両端間で少なくとも 10 psi (138 kPa) の圧力差が必要です。供給源の圧力と容量が、この圧力差を 得るのに十分な大きさであることを確認してください。 AUX 圧力調整器は、供給源ではなく機器の近くに配置します。ガス供給チュー ブが長かったり径が小さいと供給源の圧力が異なることがあります。 チューブ 普通の銅製チューブは使用しないでください。油や汚れが付着しています。 GC への注入ガスの供給にプラスチックチューブは使用しないでください。プ ラスチックチューブは酸素やその他の汚染物が透過し、カラムや検出器が破 損することがあります。また、高温の排気や部品の近くでは溶けることがあ ります。 チューブの必要な口径は、供給ガスと GC の間の距離、および特定のガスの...
  • Page 163: Swagelok 接続

      据付準備     Micro GC 3000A Operating Manual Swagelok 接続 Swagelok 接続 ガス供給チューブには Swagelok 継手が付属しています。Swagelok 接続につ いて初心者の方は、次の手順をご覧ください。ここでは、注入マニホールドや 検出器マニホールド、ガス供給タンクなど、継手にチューブを接続する方法 について説明します。 必要なもの : 1/8 インチ ( または 1/4 インチ ) 前処理済み銅製チューブ • 1/8 インチ ( または 1/4 インチ ) Swagelok ナット、フロントフェラル、...
  • Page 164   据付準備     Micro GC 3000A Operating Manual Swagelok 接続 メス継手の中にチューブを完全に押し込み、次におよそ 1 〜 2 mm 手前 に引きます。 バックフェラル ナット フロントフェラル チューブを完全に差し込む 1 〜 2 mm 手前に引く ナットを締める Swagelok 継手に鉛筆で印を付けます。 1/8 インチ Swagelok 継手を使用している場合は、もう一方の 7/16 イン チレンチで継手をしっかりと押さえ、継手を 3/4 回転締めます。1/4 イン...
  • Page 165: 技術仕様

        Micro GC 3000A Operating Manual 仕様 技術仕様 G2805A G2801A、 G2802A、 G2819A、 G2818A、 マイクロ GC G2803A G2804A G2846A G2845A マイクロ GC マイクロ GC ポータブル 加熱式気化器 加熱式調圧器 115/230 VAC 115/230 VAC 主電圧 100 〜 240 100 〜 240 VAC 100 〜 240...

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