ZS-HLDS3S/HLDS3ST
形
スマー トセンサ
形ZS-HLDC□□用
センサヘッ ド
取扱説明書
このたびは、 本製品をお買い上げいただき ま して、 まこ とにあ り がと う ござい
ます。 ご使用に際しては、 次の内容をお守り く ださい。
・ 電気の知識を有する専門家が扱ってく ださい。
・ この取扱説明書をよく お読みになり、 十分にご理解のう え、 正し く ご使用
く ださい。
・ この取扱説明書はいつでも参照でき るよ う に大切に保管く ださい。
■輸出貿易管理令について
形ZS-HLDS3Sは海外為替および外国貿易管理法の規定によ り、 輸出許可取
得対象貨物 (または技術) に該当し ます。 日本国外に持ち出す際には、 日本国政府
の輸出許可申請等、 必要な手続き をお取り く だ さ い。
*貴社担当オムロ ン営業員にお問い合わせく だ さ い。
* 9 9 0 0 6 5 9 - 0 A *
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安全上のご注意
●警告表示の意味
正しい取扱いをしなければ、 この危険のために、 軽傷 ・ 中程度の
警告
傷害を負ったり、 万一の場合には重症や死亡にいたる恐れがあ
り ます。 また、 同様に重大な物的損害をもたらす恐れがあり ます。
●図記号の説明
●レーザ光線
レーザ光線の危険の可能性を注意する通告に用いる。
●分解禁止
機器を分解することで感電などの障害が起こる可能性
がある場合の禁止通告に用いる。
●警告表示
警告
レーザ光を見つづける と視力障害を起こ し ます。
決してビームをのぞき込まないでく ださい。
分解する と、 レーザ光がもれ出し視力障害を起こす
恐れがあ り ます。
分解しないでく ださい。
安全上の要点
以下に示すよ う な項目は安全を確保する上で必要な こ とですので必ず守って く だ さ い。
1. 引火性、 爆発性ガスの環境では使用しないで く だ さ い。
2. この製品は分解した り、 修理、 改造を しないで く だ さ い。
3. ロ ッ ク機構のあ る ものは必ずロ ッ ク している こ と を確認してか ら ご使用く だ さ い。
4. 廃棄する と きは、 産業廃棄物と して処理して く だ さ い。
使用上の注意
1. 下記の設置場所では使用しないで く だ さ い。
・ 強い外乱光 (レ ーザ光、 アー ク溶接光など) や強い電磁界のあ る場所
・ セ ンサヘ ッ ド前面のフ イ ルタ に塵埃、 油滴、 結露が付着する恐れのあ る場所
・ 腐食性ガスのあ る場所
・ 本体に直接振動や衝撃が伝わる場所
2. 取付けの前にご確認く だ さ い。
・ 対象物の材質 ・ 形状によって測定でき ない場合や精度がでない場合があ り ます。
(透明体、 反射率の極端に小さ な部材、 ス ポ ッ ト 径よ り も小さ な対象物、 曲率の大き
な対象物、 大き く 傾斜した対象物など)
3. 配線について
・ セ ンサヘ ッ ド ・ セ ンサコ ン ト ロ ー ラ間のコー ドは、 高圧線、 動力線との接近を避けて配
線して く だ さ い。 同一配線あ るいは同一ダク ト にする と誘導を受け、 誤動作あ るい
は破損の原因になる こ とがあ り ます。
・ セ ンサヘ ッ ドの着脱は、 必ずセ ンサコ ン ト ロ ー ラの電源を切った状態で行って く だ さ
い。 電源ONのま ま行う と故障の原因にな り ます。
4. 清掃について
・ シ ンナー、 ベンゼン、 アセ ト ン、 灯油類はセ ンサヘ ッ ド表面を溶か し ますので、 避けて
く だ さ い。
・ 塵埃の除去にはカ メ ラ レ ンズ用ブロアブラ シで吹き飛ば して く だ さ い。
・ 取れに く い汚れには柔らかい布にアルコールを少量含ませて、 ていねいに拭き取
って く だ さ い。
5. 互換性について
・ セ ンサヘ ッ ド と セ ンサコ ン ト ロ ー ラは互換性があ り、 別々にお求めいただいて も ご使
用で き ます。
■定格/性能
項目
形式
光学方式
測定中心距離
測定範囲
光源
ビーム径 *1
リ ニアリ ティ *2
分解能 *3
温度特性 *4
サンプリ ング周期 *5
NEAR灯
LED表示灯
FAR灯
使用周囲照度
周囲温度
周囲湿度
保護構造
振動(耐久)
衝撃(耐久)
材質
コー ド長
質量
付属品
2
*1.測定中心距離の値(実力値)で、 中心光強度の1/e
(13.5%)で定義 し てい ま す。 定義域外に も漏れ光があ り 、 ワ ー ク周囲の光反射率がワ ー クに比べて高い状況では、 影響の出る場合があ り ま す。
*2.測定値における理想直線に対する誤差。 ワークは白色アルミ ナセラ ミ ッ ク。 ワークによ って直線性が変わる こ と があ り ます。
*3.平均回数128回、 高精度モー ドに設定した場合の測定中心距離における変位出力の 「ピーク to ピーク」 の変位換算値。 ワークは白色アルミナセラミ ッ ク。 輸出貿易管理令非該当形式
ZS-HLDS3STの最小分解能は平均回数によ らず0.25μ mです。
*4.センサヘッ ド と ワークの間をアルミ治具で固定 した場合の測定中心距離における温度特性の代表値。
*5.高速モー ド設定時。
レーザ安全について
■取扱い上の注意
・ 形ZS-HLDS3S/HLDS3STは可視光レーザを放射しています。 直接見つめないでく ださ
い。
レ ーザビームの光路を終端する よ う にご使用く だ さ い。
終端材は反射の少ないつや消し塗装面が最適です。
光路に鏡面反射体がある場合は、 反射光路に対してビームを閉じ こめるよ う に してく だ さい。
解放して使用しなければな ら ない場合、 光路は目の高さ を避ける よ う に して く だ さ い。
■
レ ーザ機器に関しては使用される国によって レ ーザ安全対策が規定されています。
国内で使用される場合、 海外で使用される場合にわけて説明し ます。
(1)国内で使用する場合
JIS C6802規格で、 レーザ製品のク ラスに応じて使用者が行わなければならな
い安全予防対策が規定されています。
形ZS-HLDS3S/HLDS3STは、 本規格に定める ク ラ ス2に分類されます。
レ ーザに関する ラベル表示
レ ーザに関する ラベル表示
セ ンサヘ ッ ド側面に下図のラベルが貼られています。
※取付けによ り ラベルが隠れる場合は付属品の和文ラベルを見え る位置に
貼って く だ さ い。
(2)米国で使用する場合
本製品は、 米国のレ ーザ規制FDA(Food and Drug Administrationの規制)を受けます。
形ZS-HLDS3S/HLDS3STについてはFDAの届け出を していないため、 米国への輸出は
でき ません。
(3)米国を除く 諸外国で使用する場合
・ 国内および米国以外の地域については、 警告説明ラベルを付属品の英文ラベル
に貼替えて く だ さ い。
・ ヨ ー ロ ッパでの使用については、 EN60825があ り、 規定が異な り ます。 本製品は
EN60825-1 ( IEC60825-1) に定める ク ラ ス2に分類されます。
形ZS-HLDS3S/HLDS3ST
拡散反射
30mm
±4mm
可視半導体レーザ(波長650nm、 1mW以下、 JISクラス2)
約φ30μ m
±0.1%F.S.
0.5μm
±0.04%F.S./℃
110μs
測定中心距離付近、 および測定範囲内の測定中心距離よ り近側で点灯
測定範囲外、 ま たは受光量過不足の場合、 フラ ッ シング
測定中心距離付近、 および測定範囲内の測定中心距離よ り遠側で点灯
測定範囲外、 ま たは受光量過不足の場合、 フラ ッ シ ング
受光面照度3000lx以下 : 白熱ラ ンプ
動作時:0∼+50℃、 保存時:-15∼+60℃(ただ し、 氷結 ・ 結露 しないこ と)
動作時、 保存時:35∼85%RH(ただ し、 結露 しないこ と)
IP40
10∼150Hz(片振幅 0.35mm) X、 Y、 Z方向80min
2
150m/s
6方向 各3回(上下、 左右、 前後)
ケース : アルミ、 前面カバー : ガラス
0.5m
約350g
レーザ関連ラベル (JIS ・ EN 各1枚) 、 フ ェ ライ ト コア (2個) 、 イ ンシュ ロ ッ ク (2個) 、 取扱説明書
■フ ェライ ト コアの装着
セ ンサヘッ ドのケーブルの両端に、 フ ェ ラ イ ト コア (セ ンサヘッ ドの付属品) を装着して く だ さ い。
フ ェ ラ イ ト コ アがずれる場合は、 付属のイ ン シ ュ ロ ッ ク によ り固定 して く だい。
イ ンシュ ロ ッ ク
フ ェ ライ ト コア
フ ェ ライ ト コア
■外形寸法
形ZS-HLDS3S/HLDS3ST
67 ± 0. 1
3 9 ± 0. 1
3-φ 4. 5 取付穴
取付穴加工寸法
25
30
75
4
12
投光軸
14.5
4
67
測定中心
投光部
受光軸
レンジ表示灯
受光部
••
基準面
39
ビニル絶縁丸型コードφ6.2
長さ 0. 5 m
コネクタ
30.1
8.5
ご使用に際してのご承諾事項
①安全を確保する目的で直接的ま たは間接的に人体を検出する用途に、 本製品を使用 し
ないで く だ さ い。 同用途には、 当社センサカ タ ロ グに掲載 している安全センサを ご使用く
だ さ い。
②下記用途に使用さ れる場合、 当社営業担当者ま でご相談の う え仕様書な どによ り ご確
認いただ く と と もに、 定格 ・ 性能に対 し余裕を持った使い方や、 万一故障があ って も危険
を最小にする安全回路な どの安全対策を講じ て く だ さ い。
a)屋外の用途、 潜在的な化学的汚染あるいは電気的妨害を被る用途
ま たはカ タ ロ グ、 取扱説明書等に記載のない条件や環境での使用
b)原子力制御設備、 焼却設備、 鉄道 ・ 航空 ・ 車両設備、 医用機械、 娯楽機械、
安全装置、 および行政機関や個別業界の規制に従う設備
c)人命や財産に危険が及びう る システム ・ 機械 ・ 装置
d)ガス、 水道、 電気の供給システムや24時間連続運転システムな どの
高い信頼性が必要な設備
e)その他、 上記 a) ∼ d) に準ずる、 高度な安全性が必要と さ れる用途
*上記は適合用途の条件の一部です。 当社のベス ト、 総合カ タ ロ グ ・ データ シー ト等最新版
のカ タ ロ グ、 マニュアルに記載の保証 ・ 免責事項の内容を よ く 読んでご使用く だ さ い。
インダス ト リアルオー トメーションビジネスカンパニー
●お問い合わせ先
0 1 2 0 - 9 1 9 - 0 6 6
カスタマサポー トセンタ
フ リ ーコール
携帯電話 ・ PHSな ど ではご利用いただけませんので、 その場合は下記電話番号へおかけ く だ さ い。
055-982-5015
電話
(通話料がかか り ます)
〔技術のお問い合わせ時間〕
■営業時間 : 8:00∼21:00
■営 業 日 : 365日
■上記フ リ −コ−ル以外のセンシ ング機器の技術窓口 :
055-982-5002
電話
(通話料がかか り ます)
〔営業のお問い合わせ時間〕
■営業時間 : 9:00∼12:00/13:00∼17:30 (土 ・ 日 ・ 祝祭日は休業)
■営 業 日 : 土 ・ 日 ・ 祝祭日/春期 ・ 夏期 ・ 年末年始休暇を除く
●FAXによ るお問い合わせは下記を ご利用く だ さ い。
カス タマサポー トセンタ お客様相談室 F A X 055-982-5051
●その他のお問い合わせ先
納期 ・ 価格 ・ 修理 ・ サンプル ・ 仕様書は貴社のお取引先、
ま たは貴社担当オムロ ン営業員にご相談く だ さ い。
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(単位 : mm)
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