F39-PTG
形
セーフティ ライ ト カーテン形F3SG用
レーザポインタ
取扱説明書
このたびは、 本製品をお買い上げいただきま して、 まこ とにありがと う ございます。
ご使用に際しては、 次の内容をお守り く ださい。
・ この取扱説明書をよ く お読みになり、 十分にご理解のう え、 正し く ご使用く ださい。
・ この取扱説明書はいつでも参照できるよ うに大切に保管く ださい。
* 4 3 6 6 9 0 7 - 3 B *
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2015
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安全上のご注意
●警告表示の意味
正しい取扱いを しなければ、 この危険のために、 軽傷 ・ 中程度の
警告
傷害を負った り、 万一の場合には重症や死亡にいたる恐れがあ
り ます。 また、 同様に重大な物的損害 を もた らす恐れがあ り ます。
●図記号の説明
●レーザ光線
レーザ光線の危険の可能性 を注意する通告に用いる。
●分解禁止
機器を分解するこ とで感電な どの障害が起こる可能性がある
場合の禁止通告に用いる。
●警告表示
警告
レーザ光を見つづける と視力障害を起こ し ます。
決してビームをのぞき込まないでく ださい。
分解する と、 レーザ光がもれ出し視力障害を起こす恐れが
あり ます。
分解しないでく ださい。
安全上の要点
以下に示すよ う な項目は安全を確保する上で必要なこ とですので必ず守ってく ださい。
1. 引火性、 爆発性ガスの環境では使用しないでく ださい。
2. この製品は分解したり、 修理、 改造をしないでく ださい。
3. 製品を落下させないで下さい。
4. 取り付け前に、 取付バン ドにキズやひび割れがないこ とを確認してく ださい。
5. 取り付け前に、 取付バン ド保持用ねじが緩んでいないこ とを確認してく ださい。
6. 電池の+(プラス)、 −(マイナス)を正し く 入れて下さい。
7. 電池交換後は、 確実にフタが閉ま っているこ とを確認してく ださい。
8. 使い切った電池はすぐに機器から取り出してく ださい。
また、 長時間使用しない場合は本体から電池を取り出してく ださい。
9. 取り付ける際、 手を挟まないよ う十分注意してく ださい。
10. 使用している国の該当する廃棄物処理規則に従って廃棄してく ださい。
使用上のご注意
1. 下記の設置場所では使用しないでく ださい。
・ 水のかかる場所では使用しないでく ださい。
2. 電池について
・ 新旧、 異銘柄、 異種電池を混用しないでく ださい。
・ 電池を充電、 シ ョ ー ト分解、 過熱、 半田付け、 火中へ投入しないでく ださい。
・ 電池を誤飲した場合には速やかに受診し、 医師の指示に従ってく ださい。
・ 電池には強アルカ リ性の溶液も し く は有機溶剤系の電解液が含まれており、
目に入ったと きは失明などの障害のおそれがあり ます。
多量の水道水などで充分に洗った後、 すぐに医師の治療を受けてく ださい。
3. 取り扱いについて
・ 電池を交換する際は、 必ずスイ ッチがOFFしているこ と確認してく ださい。
・ 形F39-PTGを使用しないと きは、 スイ ッチをOFFしてく ださい。
4. 清掃時について
・ シンナー、 ベンゼン、 アセ トン、 灯油類は表面を溶かし ますので、 避けてく ださい。
レーザ安全について
■取扱い上の注意
・ 形F39-PTGは可視光レーザを放射し ます。 直接見つめないでく ださい。
レーザビームの光路を終端するよ うにご使用く ださい。
終端材は反射の少ないつや消し塗装面が最適です。
光路に鏡面反射体がある場合は、 反射光路に対してビームを閉じ こめるよ うにしてく ださい。
解放して使用しなければならない場合、 光路は目の高さを避けるよ うにしてく ださい。
■レーザ機器に関しては使用される国によってレーザ安全対策が規定されています。
国内で使用される場合、 海外で使用される場合にわけて説明し ます。
(1) 国内で使用する場合
JIS C6802規格で、 レーザ製品のクラスに応じて使用者が行わなければならない安全
予防対策が規定されています。
形F39-PTGは、 本規格に定めるクラス2に分類されます。
レーザに関するラベル表示
形F39-PTGに右図のラベルが貼られています。
ています。
(2) 米国で使用する場合
本製品は、 米国のレーザ規制FDA (Food and Drug Administration の規制) を受けます。
外国への輸出など詳細については、 別途お問い合わせく ださい。
レーザに関するラベル類
FDAの技術基準に従ったラベルを添付しており ますので、 米国で使用の際は、 下図参照の
う え形F39-PTGの警告説明ラベルを付属品のFDAラベルに貼替えてく ださい。
貼替え位置は、 下図を参照し、 正し く 貼ってく ださい。
レーザ放出開口ラベル
レーザー放出開口ラベル
警告ラベル
警告ラベル
証明ラベル
証明ラベル
(3) 米国を除く 諸外国で使用する場合
・ 国内および米国以外の地域については、 警告
説明ラベルを付属品の英文ラベルに貼替えて
く ださい。
・ ヨーロッパでの使用については、 EN60825-1が
あり、 規定が異なり ます。
本製品はEN60825-1 ( IEC60825-1) に定める
クラス2に分類されます。
■定格/性能
項目
形式
形F39-PTG
適合センサ
(*1)
形F3SG
電源電圧
DC4.65V あるいは DC4.5V
電池
ボタン電池 (SR44またはLR44) x 3個
電池寿命
(*2)
SR44 : 連続約10時間、 LR44 : 連続約6時間
光源
赤色半導体レーザ (波長650nm、 1mW以下、 JISクラス2、
IEC CLASS 2、 FDA CLASS II)
スポッ ト径 (代表値)
6.5mm (10mにて)
周囲温度
動作時 : 0∼40℃
保存時 : -15∼60℃ (ただし氷結 ・ 結露しないこ と)
周囲湿度
動作時、 保存時 : 35∼85%RH (ただし結露しないこ と)
材質
レーザモジュール部ケース : アルミ、 取付バン ド : NBR
取付部 : アルミ、 ステンレス
重量
約240g ( 梱包状態)
付属品
レーザ規格関連ラベル (EN : 1枚、 FDA : 3枚)
取扱説明書、 六角レンチ
*1. スパッ タ保護カバーを付けた状態でご使用いただけます。
*2. 使用する電池によ り寿命は異なり ます。
■使用方法
形F39-PTGは粗調整を目的と しています。
粗調整とは、 セーフティ ライ ト カーテンを設置する際、 おおよその取りつけ位置を
調整するもので、 これだけで光軸調整が可能になるものではあ り ません。
粗調整後、 必ずセーフティ ライ ト カーテンのユーザーズマニュアルに従い、
セーフティ ライ ト カーテンの受光レベル表示灯などによる光軸調整を行ってく ださい。
(1) レーザモジュールの電源を入れます。
電源ボタン
レーザ放出開口部
電源ボタンを押すと レーザが照射されます。
(2) 形F3SGの投光器 (または受光器) 上部に形F39-PTGを取り付け、 ゴムバン ド
で固定し ます。
取付バン ド
取付穴
取付バン ド
保持用ネジ
形F39-PTGが落ちないこ とを確認してく ださい。
製品と レーザポインタの光軸の左右のずれは粗調整に影響あ り ません。
取付バン ドが破損した場合は交換用取付バン ド : F39-PTG-RUB (別売) を
ご使用く ださい。
(3) 対向する受光器 (または投光器) の上部中心付近にレーザー光が照射されるよ
う に粗調整を行います。 調整後、 上部の取付金具を仮固定し ます。
スパッ タ保護カバーを付けた状態で
ご使用いただけます
(4) F39-PTGを取り外し、 電源を切り ます。
(5) 必要に応じて下部に対しても (1) ∼ (4) の粗調整を行い、 取付金具を仮固定し ます。
(6) 受光器 (または投光器) についても同様に (2) ∼ (4) の光軸粗調整を行います。
■電池の交換方法
(2) フタを外し ます。
(1) 同梱の六角レンチにて止めネジを緩め、
レーザモジュールを取り外し ます。
止めネジ
レーザモジュール
(3) 向きに注意し3個の電池を挿入し ます。
(4) フタを締めます。
+極
−極
電池の向き
(5) レーザモジュールを取り付け、 同梱の六角レンチにて止めネジを締めます。
(推奨 トルク0.15∼0.20N ・ m)
取付金具凹面
レーザモジュール取付時、 電源ボタン
がセンサ取付面から飛び出さず、 フタ
面が取付金具凹面と同じ位置になる
よ う に設置してく ださい。
ご承諾事項
当社商品は、 一般工業製品向けの汎用品と して設計製造さ れています。 従いま して、 次に
掲げる用途での使用を意図 してお らず、 お客様が当社商品を これ らの用途に使用さ れる際
には、 当社は当社商品に対 して一切保証をいた し ません。 ただ し、 次に掲げる用途であって
も当社の意図 した特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合は除き ます。
(a) 高い安全性が必要と さ れる用途 (例 : 原子力制御設備、 燃焼設備、 航空 ・ 宇宙設備、 鉄
道設備、 昇降設備、 娯楽設備、 医用機器、 安全装置、 その他生命 ・ 身体に危険が及び
う る用途)
(b) 高い信頼性が必要な用途 (例 : ガス ・ 水道 ・ 電気等の供給システム、 24時間連続運転
システム、 決済システムほか権利 ・ 財産を取扱う用途な ど)
(c) 厳 しい条件または環境での用途 (例 : 屋外に設置する設備、 化学的汚染を被る設備、
電磁的妨害を被る設備、 振動 ・ 衝撃を受ける設備な ど)
(d) カタ ログ等に記載のない条件や環境での用途
*(a)か ら(d)に記載さ れている他、 本カタ ログ等記載の商品は自動車 (二輪車含む。 以下同
じ) 向けではあ り ません。 自動車に搭載する用途には利用 しないで下さ い。 自動車搭載
用商品については当社営業担当者にご相談く だ さ い。
*上記は適合用途の条件の一部です。 当社のベス ト、総合カタログ、データ シー ト等最新版
のカタログ、 マニュアルに記載の保証・免責事項の内容を よ く 読んでご使用く だ さ い。
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0120-919-066
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055-982-5015
電話
(通話料がかかり ます)
■営業時間:8:00∼21:00 ■営業日:365日
●FAXやWebページでもお問い合わせいただけます。
055-982-5051 / www.fa.omron.co.jp
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v 2 01 4年7月
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