Yamaha MU2000 Owner's Manual page 84

Yamaha tone generator owner's manual
Table of Contents

Advertisement

MIDI データフォーマットの読み方
「1.2.26 RPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー」 (P89)
・ RPN は、ピッチベンドセンシティビティなどを設定するメッセージです。
・ パラメーターを操作する MIDI メッセージの組み方は、NRPN の場合とほとんど同じです。
・ たとえば、ピッチベンドセンシティビティを 1 オクターブ(12 半音)に設定する MIDI メッセージは
下記のようになります。
RPN MSB(Control#101)  0
RPN LSB(Control#100)  0
Data Entry MSB(Control#6)  12
・ いったん RPN が設定されると、その後同じチャンネルで受信するデータエントリーは、設定した RPN
の値とし て処理されます。このメッセー ジを使ってコントロールした 後は、パラメーターナンバーを
Null(7FH, 7FH)に設定して誤動作を防止してください。
■「2. システムエクスクルーシブメッセージ」の解説
ここでは、システムエクスクル ーシブメッセージの中で、特に使用頻 度の高いものについて解説を行い
ます。
「2.1.1 ユニバーサル リアルタイム メッセージ」 (P91)
・ 次のマスターボリュームが定義されています。
・ すべての チャンネルの音量を一度にコン トロールするためのシステムエ クスクルーシブメッセージで
す。
・ mm では、音量を設定します。
F0 7F 7F 04 01 11 mm F7(16 進数)
「2.1.2 ユニバーサル ノン・リアルタイム メッセージ」 (P93)
・ 次の General MIDI System On が定義されています。
・ MU1000/2000 を GMシステムレベル1に対応した音源として初期化するシステムエクスクルーシブメッ
セージです。
F0 7E 7F 09 01 F7(16 進数)
「2.1.3 XG パラメーターチェンジ」 (P94)
・ MU1000/2000 をはじめ、すべての XG に対応する音源に対して共通に機能するパラメーターチェンジ
です。
・ 次のフォーマットに、パラメーターごとのアドレスとデータを付表 1-2 ∼付表 1-11 で調べて挿入する
と、パラメーターチェンジを組むことができます。
F0 43 1N 4C GG MM LL SS ... F7(16 進数)
デバイスナンバー
N のデバイスナンバーは、MU1000/2000 で設定されているデバイスナンバーを設定します。初期状態
では 0 を設定します。これ以降デバイスナンバー 0 として説明します。
GG MM LL では、目的のパラメーターのアドレスを付表 1-2 ∼付表 1-12 で調べて挿入します。
SS ...では、指定したパラメーターの数値(データ)を挿入します。
84
アドレス
データ
MU1000/2000

Hide quick links:

Advertisement

Table of Contents
loading

This manual is also suitable for:

Mu1000

Table of Contents