Fujitsu PRIMERGY PG-R1CK21 Manual
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Rack conversion kit for primergy tx150 s5
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はじめに
このたびは、PRIMERGY TX150 S5 ラックマウント変換機構をお買い上げいただき、誠に
ありがとうございます。
ラックマウント変換機構は、タワータイプのサーバをラックマウントタイプに変換するた
めのキットです。
本書はラックマウント変換機構の取り扱いおよび変換方法について説明しています。
本書をご覧になり、ラックマウント変換機構を正しくお使いいただきますよう、お願い致
します。
安全にお使いいただくために
本書には、本製品を安全に正しくお使いいただくための重要な情報が記載されています。
本製品をお使いになる前に、本書を熟読してください。特に、本書の「安全上のご注意」をよくお読みにな
り、理解された上で本製品をお使いください。
また本書は、本製品の使用中にいつでもご覧になれるよう大切に保管してください。
ラックについて
サーバを搭載できるラックには、3 つのタイプがあります。以下のラック以外にはサーバ
を搭載することができませんので、ご注意ください。
・ スタンダードラック
(型名:PG-R6RC1、PG-R6RC2、PG-R4RC1、PG-R4RC2、PG-R4RC3、PG-R4RC4、PG-
R3RC1、PG-R3RC2)
・ スリムラック
(型名:GP5-R1RC6、GP5-R1RC7、GP5-R2RC3、GP5-R2RC4)
・ 16U ラック
(型名:PG-R5RC2)
[16Uラック]
[スタンダードラック]
2006 年 11 月
[スリムラック]
J
1
     

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Summary of Contents for Fujitsu PRIMERGY PG-R1CK21

  • Page 1 はじめに このたびは、PRIMERGY TX150 S5 ラックマウント変換機構をお買い上げいただき、誠に ありがとうございます。 ラックマウント変換機構は、タワータイプのサーバをラックマウントタイプに変換するた めのキットです。 本書はラックマウント変換機構の取り扱いおよび変換方法について説明しています。 本書をご覧になり、ラックマウント変換機構を正しくお使いいただきますよう、お願い致 します。 2006 年 11 月 安全にお使いいただくために 本書には、本製品を安全に正しくお使いいただくための重要な情報が記載されています。 本製品をお使いになる前に、本書を熟読してください。特に、本書の「安全上のご注意」をよくお読みにな り、理解された上で本製品をお使いください。 また本書は、本製品の使用中にいつでもご覧になれるよう大切に保管してください。 ラックについて サーバを搭載できるラックには、3 つのタイプがあります。以下のラック以外にはサーバ を搭載することができませんので、ご注意ください。 ・ スタンダードラック (型名:PG-R6RC1、PG-R6RC2、PG-R4RC1、PG-R4RC2、PG-R4RC3、PG-R4RC4、PG- R3RC1、PG-R3RC2) ・ スリムラック (型名:GP5-R1RC6、GP5-R1RC7、GP5-R2RC3、GP5-R2RC4) ・ 16U ラック (型名:PG-R5RC2) [スタンダードラック] [スリムラック] [16Uラック]      ...
  • Page 2 本書の表記 ■ 警告表示 本書ではいろいろな絵表示を使っています。これは装置を安全に正しくお使いいただき、 あなたや他の人々に加えられるおそれのある危害や損害を未然に防止するための目印とな るものです。その表示と意味は次のようになっています。内容をよくご理解の上、お読み ください。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡する可能性 警告 または重傷を負う可能性があることを示しています。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害を負う可能 注意 性があること、および物的損害のみが発生する可能性があることを示 しています。 また、危害や損害の内容がどのようなものかを示すために、上記の絵表示と同時に次の記 号を使用しています。 △で示した記号は、警告・注意を促す内容であることを告げるもので す。記号の中やその脇には、具体的な警告内容が示されています。 で示した記号は、してはいけない行為(禁止行為)であることを告 げるものです。記号の中やその脇には、具体的な禁止内容が示されて います。 ●で示した記号は、必ず従っていただく内容であることを告げるもの です。記号の中やその脇には、具体的な指示内容が示されています。 ■ キーの表記と操作方法 本文中のキーの表記は、キーボードに書かれているすべての文字を記述するのではなく、 説明に必要な文字を次のように記述しています。  例: 【Ctrl】キー、 【Enter】キー、 【→】キーなど また、複数のキーを同時に押す場合には、次のように「+」でつないで表記しています。  例: 【Ctrl】+【F3】キー、 【Shift】+【↑】キーなど ■ コマンド入力 本文中では、コマンド入力を次のように表記しています。 ・ ↑の箇所のように文字間隔を空けて表記している部分は、 【Space】キーを 1 回押してく ださい。...
  • Page 3 → 参照ページや参照マニュアルを示しています。 ■ 製品の呼び方 本文中の製品名称を、次のように略して表記します。 製品名称 本文中の表記 PRIMERGY TX150 S5 ラックマウント変換機構 ラックマウント変換機構/本製品 PRIMERGY TX150 S5 サーバ本体/本サーバ ■ サーバタイプの呼び方 本サーバの形態を区別して、以下の名称を用いて説明しています。 タイプ 本文中の表記 据え置きタイプ タワータイプ ラックに搭載するタイプ ラックマウントタイプ ■ 商標 Intel、 Pentium 、Celeron は、アメリカ合衆国およびその他の国におけるインテルコーポレーションの 商標または登録商標です。 その他の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。 All Rights Reserved,Copyright© FUJITSU LIMITED 2006      ...
  • Page 4 安全上のご注意 本製品を安全にお使いいただくために、以降の記述内容を必ずお守りください。 なお、サーバ本体の設置や使用上のご注意は、サーバ本体に添付の『安全上のご注意』に 記載しています。必ずお読みいただき、正しくご使用ください。 警告 ・ サーバ本体をラックマウントタイプに変換するときは、システムを終了し、 サーバ本体および周辺装置の電源を切り、電源ケーブルをサーバ本体から取り 外してください。 感電したり機器が故障するおそれがあります。 ・ 内部のケーブル類や装置を傷つけたり、加工したりしないでください。故障・ 火災・感電の原因となります。 注意 ・ サーバのラックマウントタイプへの変換作業は、安定した場所で行ってくださ い。オプションの搭載によって、最大 29kg の重量となりますので十分注意して ください。 ・ サーバのラックマウントタイプへの変換作業は、サーバ本体を横にして作業を するのに十分な広さの場所で行ってください。 ・ 電源を切った直後は、サーバの内部の装置が熱くなっています。内蔵オプショ ンの取り付けや取り外しを行う場合は、電源を切ったあと 10 分ほど待ってか ら、作業を始めてください。 ・ ラックの開口部(通風孔など)をふさがないでください。通風孔をふさぐと内 部に熱がこもり、火災の原因となります。 ・ 電源ケーブルおよび各種ケーブル類に足がひっかかる場所には設置しないでく ださい。故障の原因となります。 ・ 空気の吸排気口である装置前面部および背面部をふさがないでください。これ らをふさぐと内部に熱がこもり、火災の原因となります。 ・ サーバ本体を移動する場合は、必ず電源を切り、ケーブル類/マウス/キー ボード/...
  • Page 5: Table Of Contents

    目次 1 梱包物の確認 ..........2 作業を始める前に...
  • Page 6: 梱包物の確認

    梱包物の確認 作業を行う前に、本製品に同梱されている以下の部品がすべてそろっているかどうかを確 認してください。万一、足りない部品があった場合は担当営業員に連絡してください。 部品 □スライドレール(レールブラケットを含む) :左右 1 組 □ラックフロントカバー:1 枚 □フロントカバー:1 枚 □ M5 サラネジ:8 個 □ M4 サラネジ:4 個 □ M3 サラネジ:4 個 □ M4 タップタイトネジ:8 個 □ワッシャー:8 個 □ M5 ラックナット:4 個 □フロントカバーブラケット:2 個 □ 型名号機ラベル:1 枚   ...
  • Page 7 部品 □ CPU ラベル:1 枚 □ CPU ラベル:1 枚 ® ® (Pentium D プロセッサ用) (Celeron D プロセッサ用) □ CPU ラベル:1 枚 □ TX150 S5 搭載用テンプレート ® (Xeon プロセッサ用)   1 梱包物の確認  ...
  • Page 8: 作業を始める前に

    作業を始める前に 変換作業の流れと、作業前の準備について説明します。 作業の流れ...
  • Page 9: 作業前の準備

    作業前の準備 注意 ・ サーバのラックマウントタイプへの変換作業は、安定した場所で行ってくださ い。オプションの搭載によって、最大 29kg の重量となりますので十分注意して ください。 ・ サーバのラックマウントタイプへの変換作業は、サーバ本体を横にして作業を するのに十分な広さの場所で行ってください。 「A 使用環境シート」 (→ P .27)に、必要事項を記入します。 添付の「型名号機ラベル」に、型名および製造番号を書き写します。 型名号機ラベルは、タワータイプ本体の下図の位置に貼付されています。 PG XXXXXX ST XXX A XXXXX サーバのシステムの動作状況を確認し、システムを終了します。 ラックマウントタイプに変換する前に、必ずシステムを起動してシステムの動作状 況を確認してください。 サーバ本体の電源を切り、電源ケーブルをサーバ本体から取り外します。 周辺機器が接続されている場合は、周辺機器の電源を切り、サーバ本体か らすべて取り外します。 注意 ・ 電源を切った直後は、サーバの内部の装置が熱くなっています。内蔵オプショ ンの取り付けや取り外しを行う場合は、電源を切ったあと 10 分ほど待ってか ら、作業を始めてください。   2 作業を始める前に  ...
  • Page 10: 変換手順とラックへの搭載

    変換手順とラックへの搭載 ラックマウントタイプに変換し、サーバをラックへ搭載する手順について説明し ます。 内蔵ハードディスクユニットの取り外し 内蔵ハードディスクユニットを取り外します。取り外した内蔵ハードディスクユニット は、サーバ本体をラックに搭載したあと、再度取り付けます。 注意 ・ サーバ本体を移動する前に、必ず内蔵ハードディスクユニットを取り外してく ださい。内蔵ハードディスクユニットに衝撃が加わると、保存されているデー タが損傷することがあります。 ・ 電源を切った直後は、サーバの内部の装置が熱くなっています。内蔵オプショ ンの取り付けや取り外しを行う場合は、電源を切ったあと 10 分ほど待ってか ら、作業を始めてください。 ■ 内蔵ハードディスクユニットの搭載位置について サーバをラックマウントタイプに変換すると、ベイの向きが変わります。 内蔵ハードディスクユニットを取り外す前に、ハードディスクユニットの搭載ベイ番号と Slot Number を記録します。ラックマウントタイプに変換後は、必ず取り外し前と同じ位置 に搭載してください。...
  • Page 11 ■ 取り外し手順 ドライブカバーキーを左に回し、ロックを解除します。 ドライブカバーキーは装置ごとに異なります。 紛失 しないように注意してください。 紛失した場合は、ロック部を破壊する必要があり、 部品の有償交換となりますので、ドライブカバー キーの管理については十分ご注意ください。なお、 万一ドライブカバーキーを紛失された場合は、 担当 営業員までご連絡ください。 ドライブカバーを上方にスライドさせた状態で、ハードディスクカバーを 取り外します。 ハードディスクカバーを手前に倒して(①) 、 引き上げて(②)取り外します。 サーバ本体の金属部分に触れて人体の静電気を放電します。 内蔵ハードディスクユニットを取り外します。 内蔵ハードディスクユニット前面のタブ を押しながらハンドルを上側に開け (①) 、手前に引きます(②) 。引き出す ときは、内蔵ハードディスクユニットに 手を添え、両手で持って引き出してくだ さい。 3.5 インチストレージベイのダミーユニット は取り外す必要はありません。そのまま ラックマウントタイプに変換できます。   3 変換手順とラックへの搭載  ...
  • Page 12: タワータイプの各カバー取り外し

    タワータイプの各カバー取り外し 左サイドカバー、フロントカバー、右サイドカバーを取り外します。 注意 ・ カバーや内蔵オプションを取り扱う場合には、サーバ本体の金属部分に触れて 人体の静電気を放電してください。 ■ 左サイドカバーの取り外し サーバ本体背面側 2ヵ所の M3 ネジを取り外します。 サーバ背面側にゆっくりとスライドさせながら(①) 、手前に倒して取り 外します(②) 。...
  • Page 13 ■ フロントカバーの取り外し サーバ本体左側 3 箇所のタブを外した後、右側 2 箇所のタブを押しなが ら、手前に引いて取り外します。 ■ 右サイドカバーの取り外し サーバ本体背面側 2ヵ所の M3 ネジを取り外します。 ドライバなどを使って右サイドカバーのタブを外し(①) 、サーバ後方に スライドさせて取り外します(②) 。 サイドカバーの上面を抑えながら、 ゆっくりとサーバ後方にスライドさ せてください。   3 変換手順とラックへの搭載  ...
  • Page 14: オペレータパネルと 5 インチストレージベイの入れ替え

    オペレータパネルと 5 インチストレージベイの入れ替え ラックマウントタイプに変換するときは、5 インチストレージベイに搭載されているユ ニットおよびオペレータパネルを、以下の図のように向きを変えて入れ替えます。 CD-ROM ■ サーバ固定足の取り外し サーバ本体を図のように横にして置き、サーバ固定足を固定しているネジ (3 箇所)を取り外します。 サーバ固定足のプレートごと背面側にスライドさせ(①) 、手前に引いて 取り外します(②) 。...
  • Page 15 ■ オペレータパネルと 5 インチストレージベイの取り外し オペレータパネルを手前に少し引き出します。 両側のツメを内側に押しながら、ゆっくりと 手前に引きます。 オペレータパネル上面のコネクタから、 オペレータパネルのケーブル 2 本を取 り外します。 本体内部の 5 インチ内蔵オプションと CD-ROM ドライブの各コネクタか ら、内部ケーブル、電源ケーブルをそれぞれ取り外します。 オペレータパネル、5 インチ内蔵オプション、ダミーユニット、CD- ROM ドライブを 5 インチストレージベイから取り外します。 両側のツメを内側に押しながら、ゆっくりと 手前に引きます。   3 変換手順とラックへの搭載  ...
  • Page 16 ■ オペレータパネルと 5 インチストレージベイの取り付け 上からオペレータパネル、5 インチ内蔵オプションまたはダミーユニット、CD-ROM ドラ イブの順に取り付けます。 サーバ本体を横置きにします。 ラックタイプの向きに置いてください。 取り外したオペレータパネルを取り付けます。 半分ほど差し込んだら、オペレータ パネル上面のコネクタに、元通りに ケーブルを接続してください。 その後、カチッと音がするところま で押し込んでください。 5 インチ内蔵オプション、ダミーユニット、CD-ROM ドライブを取り付 けます。 カチッと音がするところまで押し込 んでください。 注意 ・ 各ドライブやダミーユニットを取り付けるときは、ケーブル類をサー バ本体の部品にはさみ込まないように注意してください。 CD-ROM ドライブに、内部ケーブルおよび電源ケーブルを接続します。 5 インチ内蔵オプションに、内部ケーブルおよび電源ケーブルを接続します。...
  • Page 17: ラックマウントタイプの各カバー取り付け

    ラックマウントタイプの各カバー取り付け フロントカバー、左サイドカバー、ラックフロントカバーの順に取り付けます。 ■ フロントカバーの取り付け フロントカバーブラケットを、サーバ本体の両側に取り付けます。 左右各 2 箇所ずつを、添付 [左側面] の M4 タップタイトネジで 固定してください。 ネジ穴 フロントカバーをサーバ本体正面から取り付けます。 先に下部 2 箇所のタブをはめ込んで から、上部 3 箇所のタブをはめ込ん で取り付けてください。 ■ 左サイドカバーの取り付け 左サイドカバーは、 「3.2 タワータイプの各カバー取り外し」 (→ P.12)と逆の手順で取り 付けてください。 左サイドカバーを取り付ける前に、搭載している拡張カードがスロットの奥まで完 全に差し込まれているかどうか確認してください。ラックマウントタイプへの変換 作業の衝撃などでカードの差し込みがゆるむ場合があります。 注意 ・ 左サイドカバーを取り付ける前に、サーバ本体内部に不要な部品や工具を置き 忘れないように注意してください。   3 変換手順とラックへの搭載  ...
  • Page 18 ■ ラックフロントカバーの取り付け ラックフロントカバーを取り付けます。 両側のフラントカバーブラケット に、添付の M4 タップタイトネジ 4 本で固定します。 ラックフロントカバーに、添付の CPU ラベルを貼り付けます。 取り外したタワータイプのフロント カバー(→ P.13)に貼り付けられて いる CPU ラベルの種類を確認し、 同じものを添付品(→ P.7)の中か ら探して右図の位置に貼ります。 このとき、ラベルとフロントカバー の両端をそろえてください。...
  • Page 19: サーバ本体のラックへの搭載

    サーバ本体のラックへの搭載 本サーバのラックマウントタイプでは、5U 使用します。ラックへ搭載する前に、ラック のどの位置に取り付けるかを決めておきます。 ■ サーバ本体の取り付け位置確認 ラックのフロントドアとリアドアを開けます。 サーバ本体を取り付ける位置を決めます。 ラック支柱の穴の間隔が狭い位置にサーバ底面 がくるように合わせます。 ■ スライドレールの取り付け M5 ラックナットをラックに取り付けます。 1 台の筐体につき 5U 使用します。 サーバ本体を取り付ける位置の下か ら 2 個目と 14 個目の位置に、ラック 支柱の内側からツメを引っ掛けて取 り付けます。同梱の TX150 S5 搭載 用テンプレートを使用してください。   3 変換手順とラックへの搭載  ...
  • Page 20 スライドレールにレールブラケットを取り付けます。 前面側のネジ穴が見える位置 までスライドレールを引き伸 ばし、レールブラケットを M4 サラネジ(2 本)で固定し ます。 スライドレールをラックに取り付けます。 背面側から先に取り付けます。背面側の取 り付け穴(2 個目)にレールの突起部分を 差し込んで、ワッシャーと M5 サラネジで 1 個目と 3 個目の位置を固定してください。 同様に前面側も固定します。...
  • Page 21 ■ ラックへの搭載 スライドレール内側に収納されているインナーレールを、 「カチッ」と音 がするまで手前に引き出します。 インナーレールにサーバ本体を取り付けます。 1. サーバ本体側面の取り付け溝 にインナーレールの突起部分 が収まるように、サーバ本体 を上から差し込みます。 2. 取り付けたインナーレールの ネジ穴とサーバ本体側面のネ ジ穴が合う位置まで、サーバ 本体を後方へ押し込みます。 3. M3 サラネジでしっかりと固定 します。 両側各 2 箇所を固定します。 サーバ本体を後方へスライドさせて、ラックに搭載します。 スライドレール両側のロックを 矢印方向に押しながら、ゆっく りと後方へスライドさせて搭載 します。 注意 ・ サーバ本体をスライドさせる場合や元に戻す場合は、指や衣服がはさ まれないよう注意してください。けがをするおそれがあります。   3 変換手順とラックへの搭載  ...
  • Page 22 サーバ本体とラックを固定します。 サーバ本体とラックを M5 つまみネ ジ 4 本で固定します。 ラックにサーバおよび周辺装置が搭載されていない場合には、  ラックに添付のブ ランクパネルを取り付けてください。...
  • Page 23: 内蔵ハードディスクユニットの取り付け

    内蔵ハードディスクユニットの取り付け 注意 ・ 内蔵ハードディスクユニットは、取り外したときと同じ位置に必ず取り付けて ください。取り付け位置が違うと正しく動作しないおそれがあります。 内蔵ハードディスクユニットのハンドルを出した状態で、内蔵ハードディ スクベイに差し込みます。 内蔵ハードディスクユニットのハンドルを倒して、確実に差し込みます。 すべての内蔵ハードディスクユニットを取り付けます。 取り付け後、奥まで完全に差し込まれているかどうかを確認してください。   3 変換手順とラックへの搭載  ...
  • Page 24: ラック搭載後の周辺装置接続

    ラック搭載後の周辺装置接続 サーバ本体をラックに搭載後、各種周辺装置を接続してください。 ケーブル類を接続する際は、サーバ本体をラックから引き出して作業することを考慮し、 余裕を持たせた配線を行ってください。また、サーバ本体を前面に引き出す際に電源ケー ブルが抜け落ちることを防止するため、電源ケーブルをサーバ本体に接続したあと、下図 を参考にして、添付のリリースタイで換気孔と電源ケーブルのコネクタから 10cm くらい の箇所を固定してください。 なお、電源ケーブルを抜くときは、必ず本体側の電源コネクタを抜くようにしてください。 型名号機ラベルの貼り付け 「2.2 作業前の準備」 (→ P.9)で記載した「型名号機ラベル」を、サーバ本体の下図の位置 に貼り付けてください。 MODEL PG XXXXXX ST XXX A XXXXX 型名と製造番号は、本サーバの故障などが発生し、修理相談窓口へご連絡の際にお 伝えいただく必要があります。必ず所定の位置に貼り付けてください。...
  • Page 25: 作業後の操作

    作業後の操作 ラックマウント変換作業後の操作、および運用前の設定について説明します。 周辺機器、電源ケーブルの接続 作業前に取り外した周辺機器、電源ケーブルを接続します。 サーバ本体に添付の『はじめにお読みください』を参照し、周辺機器、サーバの電源ケー ブルを正しく接続してください。 電源を入れる前の確認 サーバに電源を入れる前に、必ず次のことを確認してください。 ■ 内蔵ハードディスクユニットについて 確認事項 確認 3.5 インチストレージベイの奥まで完全に差し込まれていますか? □ すべての内蔵ハードディスクユニットが取り付けられていますか? □ ■ ケーブルについて 確認事項 確認 正しく接続されていますか? □ 各ドライブのコネクタに完全に差し込まれていますか? □ 電源を入れる前に取り外しておく必要があるケーブルは、取り外してありま □ すか? サーバ本体の電源ケーブルは接続されていますか? □ ■ 拡張カードについて 確認事項 確認 拡張カードはスロットの奥まで完全に差し込まれていますか? □ ※変換作業時の衝撃でカードの差し込みがゆるむ場合があります。 ■ 周辺機器について 確認事項 確認...
  • Page 26: Chassis Id の更新

    Chassis ID の更新 サーバ本体をラックに搭載したあと、ServerView の画面に表示されるサーバタイプをラッ クマウントタイプに変更するため、以下の作業を行います。 「Server Management Tools」ディスクを入れてシステムを起動する前に、 ServerView の「OS ブート監視」機能が無効に設定されていることを確認してくだ さい(初期設定は無効です) 。 「OS ブート監視」機能が有効の状態でシステムを起 動すると、本サーバが自動的に電源切断や再起動するなど、意図しない動作をする おそれがあります。 「OS ブート監視」機能を有効にして運用している場合は、設定終了後、運用を再開 する前に、再度本機能を有効にしてください。ServerView の詳細については、 『ServerView ユーザーズガイド』を参照してください。 フロッピーディスクドライブおよび CD-ROM ドライブなどに媒体がセッ トされていないことを確認します。 ディスプレイや周辺装置の電源スイッチを押します。 サーバ本体に添付の 「Server Management Tools」ディスクをセット し、サーバを起動します。 DOS プロンプトが表示されたら、次のコマンドを入力し、 【Enter】キー を押します。 A:\SMT\rackch.BAT 正常に処理が行われると、以下のように表示されます。 Chassis ID Prom has been written correctly A:\SMT>...
  • Page 27: 付録 A 使用環境シート

    付録 A 使用環境シート 以下に各情報を記入しておきます。 この使用環境シートは担当営業員または修理相談窓口への連絡時に必要となりますので、 なくさないようにご注意ください。 PRIMERGY TX150 S5 Product Key PG-R1CK21 Product Key      ...
  • Page 28 Introduction We at Fujitsu would like to thank you for choosing to purchase the PRIMERGY TX150 S5 Rack Conversion Kit. This PRIMERGY TX150 S5 Rack Conversion Kit enables you to convert your server from a tower type to a rackmount type.
  • Page 29 Remarks Warning Descriptions Various symbols are used throughout this manual. These are used to emphasize important points for your safety and that of others. The following are the symbols and their meanings. Ignoring this symbol could be potentiality lethal. WARNING Ignoring this symbol may lead to injury and/or damage the server or hardware CAUTION options.
  • Page 30 Microsoft, Windows, and Windows Server are trademarks or registered trademarks of Microsoft Corporation in the USA and other countries. The company names and product names mentioned in this manual are registered trademarks or trademarks of their respective companies. All Rights Reserved, Copyright© FUJITSU LIMITED 2006...
  • Page 31 Safety For your safety and that of others, follow the guidelines provided on the following pages concerning the use of the rack conversion kit and server. For notes on installing and using the server, refer to "Safety Precautions" attached to the server. Please read the notes and use the server correctly.
  • Page 32 Contents 1 Checking included items ........2 Before starting operations .
  • Page 33: Checking Included Items

    Checking included items Ensure that all of the following items are included in the Rack Conversion kit before performing operations. If any items are missing, contact an office listed in the "B Contact Information" ( pg.55). Item ❒ Slide rail: 1 pair Left Right ❒...
  • Page 34 Item ❒ CPU label: 1 ❒ CPU label: 1 (Pentium® D Processor) (Celeron® D Processor) ❒ CPU label: 1 (Xeon® Processor)
  • Page 35: Before Starting Operations

    Before starting operations This chapter explains the workflow for conversion and required preparations. Workflow Pre-work preparations. Remove the hard disk units. Remove the covers from a tower type. Reposition the operator panel and 5-inch storage bays. Attach the covers to a rackmount type. Install the server in the rack.
  • Page 36: Pre-Work Preparations

    Pre-work preparations CAUTION • For safety reasons, make sure the server is located on a stable and level surface when performing the conversion as the combined weight can be 29kg. • Also, work in an open space as the rackmount must be laid horizontally to perform the conversion.
  • Page 37: Converting The Server And Installing To The Rack

    Converting the server and installing to the rack This chapter explains the procedures for converting the server to a rackmount type and installing it to the rack. Removing the hard disk units Remove the hard disk units. The hard disk units must be reinstalled after the server is installed in the rack.
  • Page 38 Removal procedure Turn the drive cover key counterclockwise to unlock the cover. Drive cover key The drive cover key is unique to each device. Be careful not to lose this key. If you lose the drive cover key, contact an office listed in the "Contact Information”...
  • Page 39: Removing The Covers From A Tower Type

    Removing the covers from a tower type Remove the left, front, and right side covers. CAUTION • Before handling the covers or any hardware options, first touch the metal chassis to discharge static electricity. Removing the left side cover Remove the M3 screws of two places at the rear side. Slowly slide the side cover to the rear side, and then tilt it toward you to remove it from the server.
  • Page 40 Removing the front cover The front cover is fastened with five tabs. Pull the left tabs first, and then remove the front cover while pressing the right tabs. Left tabs Right tabs Removing the right side cover Remove the M3 screws of two places at the rear side. Release the tab using a tool such as screw driver and slide the right side cover to the rear of the server to remove it.
  • Page 41: Repositioning The Operator Panel And 5-Inch Storage Bays

    Repositioning the operator panel and 5-inch storage bays To convert the server to a rackmount, you must reorient the operator panel and 5-inch storage bay components as follows: Operator panel 5-inch storage bay CD-ROM drive Before After Removing the fixation feet Horizontally knock down and put the server.
  • Page 42 Removing the operator panel and 5-inch storage bays Pull out the operator panel. Pull the operator panel slowly towards you while pressing its latches inward. Latches Disconnect the two cables from the top of the operator panel. [Top view of operator panel] Disconnect the internal and power cables from the 5-inch hardware options and CD-ROM drive.
  • Page 43 Reinstalling the operator panel and 5-inch storage bays Reinstall the operator panel, all 5-inch hardware options or dummy units, and CD-ROM drive in this order from the top bay. Lay the server on its side. Orient the server for a rackmount type. Reinstall the removed operator panel.
  • Page 44: Attaching The Covers To A Rackmount Type

    Attaching the covers to a rackmount type Attach the front, left side and rack front covers in this order. Attaching the front covers Attach the front cover bracket to both ends of the server. Fix the two places of right and [Left side] left with an attached the M4 tap tight screws respectively.
  • Page 45 Attaching the rack front covers Attach the rack front cover. Fix to the Front cover bracket attached in the server by using four M4 tap tight screws of included items. Paste CPU label of included items to the rack front cover. Examine the kind of CPU label pasted to the front cover used by the tower type ( pg.40).
  • Page 46: Installing The Server In The Rack

    Installing the server in the rack This server requires 4U of cabinet space for a rackmount. Decide the server's position (height) in the rack cabinet before starting installation. Choosing the server's position (height) in the rack cabinet Open the front and rear doors of the rack cabinet. Place the server in the rack.
  • Page 47 Unite the slide rails to the rail brackets. Unite the rail bracket and the slide Rail bracket rail by using two M4 flathead screws after the slide rail is extended to the The last screw hole Slide rail position in which a screw hole forward is seen.
  • Page 48 Installing the server in the rack Pull the slide rails toward the front until they click into place. Inner rail Attach the server in the inner rail. 1. Insert the server to install the Server ledge part in the ditch of the inner rail on the server side.
  • Page 49 Secure the server to the rack. Secure the server to the rack with the 4 M5 thumbscrews M5 thumbscrews. Mount the blank panel to secure the rack in the part where the device is not installed. 3 Converting the server and installing to the rack...
  • Page 50: Reinstalling The Hard Disk Units

    Reinstalling the hard disk units CAUTION • Be sure to reinstall the hard disk units to their correct bays from which they were removed.Hard disk units installed in wrong bays may not operate correctly. With the handle open, reinsert each hard disk unit into their respective storage bays.
  • Page 51: Connecting Peripheral Devices After Installing The Server In The Rack Cabinet

    Connecting peripheral devices after install- ing the server in the rack cabinet Connect peripheral devices after installing the server in the rack cabinet. Keep the interval from connected origin to the connection destination as a lot as possible when you connect the cable. To prevent it from the power cable's coming off and falling, then bind it at approximately 10 cm position from the connector by using the supplied release tie that passed clamp the rear of the server.
  • Page 52: After Rackmount Conversion

    After rackmount conversion This chapter explains tasks required after rackmount conversion and settings for operation. Reconnecting peripheral devices and the power cable Reconnect the peripheral devices and the power cable. Refer to "Start Guide" supplied with the server and connect the peripheral devices and the power cable of the server correctly.
  • Page 53: Updating The Chassis Id

    Updating the chassis ID After installing the server in the rack, update the chassis ID as follows to change the server type dis- played in the ServerView window to the rackmount type: Before starting the system from the "Server Management Tools" disk, check to see that the "OS Boot Monitoring"...
  • Page 54: Appendix A Product Information Sheet

    Appendix A Product information sheet Complete the following sheet. Be careful not to lose this sheet as you must provide this information when you contact your maintenance engineer. Server PRIMERGY TX150 S5 Name Product ID Serial number Product Key Rack Model Rack Conversion Kit PG-R1CK21 Type...
  • Page 55: Appendix B Contact Information

    Tel: +1-800-831-3183 Address: 1st Floor, No.3505 Jalan Fax: +1-408-496-0575 Technokrat 5 63000 Cyberjaya, Selangor Address: 1250 East Arques Avenue, Darul Ehsan Malaysia Sunnyvale, CA USA 94088-3470 For the latest information, refer to the Fujitsu PRIMERGY website (http://primergy.fujitsu.com).   Appendix B Contact Information  ...
  • Page 56   • The contents of this manual may be revised without prior notice. • Fujitsu assumes no liability for damages to third party copyrights or other rights arising from the use of any information in this manual. • No part of this manual may be reproduced in any form without the prior written...

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