Hide thumbs Also See for CPM-300:
Table of Contents

Advertisement

Quick Links

取扱説明書
このたびは、ローランド POWERED  MIXER  CPM-300をお買い上げいただきまして、まこと
にありがとうございます。この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご
注意」(P.2,  3)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機
能を十分ご理解いただくためにも、この取扱説明書をよくお読みになり、必要なときにすぐに
見ることができるよう、手元に置いてください。
CPM-300の特長
● 軽量・省電力・省スペース
新開発の高効率アンプ技術により、150W+150W(4Ω)のハイ・パワーで超軽量6.0Kg、消費電力は従
来製品の約1/2、および発熱量は約1/3です。 (実使用時、当社比)搬入搬出の作業をラクに、しかも設置
場所を選ばないコンパクト設計。持ち運びしやすいハンドルも装備しました。イベントなどの簡易PA用と
して最適です。自然空冷方式のため、音も静かです。
● 豊富なミキサー機能、簡単操作
モノ6チャンネル、ステレオ2チャンネルの10チャンネル入力仕様です。調整幅の広い入力回路を採用し、
入力感度をSENSつまみひとつで調整できます。マイクロフォン・CDプレーヤー・電子楽器等、簡単操作
で幅広い入力用途に対応します。
● PAの大敵、ハウリングを簡単に除去
デジタル信号処理による「アンチ・フィードバック機能」を搭載。ハウリングの発生ポイントを簡単な操
作で自動的に検出し、除去します。
● 高品位デジタル・エフェクトを内蔵
4種類のデジタル・リバーブを内蔵しています。カラオケ・エコーからホール・サウンドまで、簡単な操
作で高品位な音の演出ができます。
● パワー・アンプ部にリミッターを内蔵
アンプ部にリミッター回路を装備しました。アンプ部のクリップによる音の割れやスピーカー破損を防ぐ
ことができます。
● 信頼性を重視(各種保護回路)
出力ショート時のPC制限回路をはじめ、温度保護回路、スピーカーを保護するDC検出回路、電源投入時の
ショック・ノイズをカットするミューティング回路など、各種保護回路により万全の信頼性を実現しまし
た。
ECOS(Efficiency  Control  Operation  System)は、ローランドが新たに開発した高効率アンプ技術です。音質
を犠牲にすることなく、従来型のアンプに比べて消費電力を約1/2、発熱量を約1/3に抑えました。この結果、放
熱構造や電源部を小さくすることができ、従来にない小型・軽量化が実現しました。
 1998 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
高効率アンプ技術 ECOS (Efficiency Control Operation System)
01677301
'99-10-C2-21N

Advertisement

Table of Contents
loading

Summary of Contents for Roland CPM-300

  • Page 1 取扱説明書 このたびは、ローランド POWERED  MIXER  CPM-300をお買い上げいただきまして、まこと にありがとうございます。この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご 注意」(P.2,  3)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機 能を十分ご理解いただくためにも、この取扱説明書をよくお読みになり、必要なときにすぐに 見ることができるよう、手元に置いてください。 CPM-300の特長 ● 軽量・省電力・省スペース 新開発の高効率アンプ技術により、150W+150W(4Ω)のハイ・パワーで超軽量6.0Kg、消費電力は従 来製品の約1/2、および発熱量は約1/3です。 (実使用時、当社比)搬入搬出の作業をラクに、しかも設置 場所を選ばないコンパクト設計。持ち運びしやすいハンドルも装備しました。イベントなどの簡易PA用と して最適です。自然空冷方式のため、音も静かです。 ● 豊富なミキサー機能、簡単操作 モノ6チャンネル、ステレオ2チャンネルの10チャンネル入力仕様です。調整幅の広い入力回路を採用し、 入力感度をSENSつまみひとつで調整できます。マイクロフォン・CDプレーヤー・電子楽器等、簡単操作 で幅広い入力用途に対応します。 ● PAの大敵、ハウリングを簡単に除去 デジタル信号処理による「アンチ・フィードバック機能」を搭載。ハウリングの発生ポイントを簡単な操 作で自動的に検出し、除去します。 ● 高品位デジタル・エフェクトを内蔵 4種類のデジタル・リバーブを内蔵しています。カラオケ・エコーからホール・サウンドまで、簡単な操 作で高品位な音の演出ができます。 ● パワー・アンプ部にリミッターを内蔵 アンプ部にリミッター回路を装備しました。アンプ部のクリップによる音の割れやスピーカー破損を防ぐ ことができます。 ● 信頼性を重視(各種保護回路) 出力ショート時のPC制限回路をはじめ、温度保護回路、スピーカーを保護するDC検出回路、電源投入時の ショック・ノイズをカットするミューティング回路など、各種保護回路により万全の信頼性を実現しまし た。...
  • Page 2: 安全上のご注意

    安全上のご注意 マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。 注意 このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危 険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警 感電の恐れあり 告しています。 キャビネットをあけるな 感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。 注意: この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品 このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書 はありません。 などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ 修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに れていることを表わしています。 依頼してください。 火災・感電・傷害を防止するには 警告と 注意の意味について 図記号の例   は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま 取扱いを誤った場合に、使用者が 警告 す。 死亡または重傷を負う可能性が想 具体的な注意内容は、  の中に描かれています。 定される内容を表わしています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。 取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合   は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい および物的損害のみの発生が想定 ます。 注意 される内容を表わしています。 具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財およ...
  • Page 3 警告 警告 ●電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセ ●外国で使用する場合は、お買い上げ店または ントに差し込んでください。 ローランド・サービスに相談してください。 ......................注意 ●電源コードを無理に曲げたり、電源コードの 上に重いものを載せたりしないでください。電 源コードに傷がつきます。 ●この機器は、風通しのよい、正常な通気が保 ......................たれている場所に設置して、使用してください。 ●この機器を単独で、あるいはヘッドホン、ア ンプ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、 ......................設定によっては永久的な難聴になる程度の音量 ●電源コードをコンセントに抜き差しするとき になります。大音量で、長時間使用しないでく は、必ず電源プラグを持ってください。 ださい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、 直ちに使用をやめて専門の医師に相談してくだ ......................さい。 ●長時間使用しないときは、電源プラグをコン ......................セントから外してください。 ●この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、 針金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対 ..................に入れないでください。 ●接続したコードやケーブル類は、繁雑にな らないように配慮してください。特に、コー ドやケーブル類は、お子様の手が届かないよ うに配慮してください。 ............................................●この機器の上に乗ったり、機器の上に重いも...
  • Page 4: 使用上のご注意

    使用上のご注意 2、3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。 電源について ● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電力の大きな機器とは、別のコンセントを使用してくだ さい。 ● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってください。 設置について ● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することが あります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。 ● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ること があります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。 お手入れについて ● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいと きは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。 ● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール類は、使用しないでください。 修理について ● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断り する場合もあります。 ● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造打切後6年間保有 しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過した後も、故 障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・サービスにご 相談ください。 その他の注意について ● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子などに過度の力を加えないでください。 ● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを持ってください。 ● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではありません。 ● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、特に夜間は、音量に十分注意してください。 ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。 ●...
  • Page 5: Table Of Contents

    目次 安全上のご注意 ........................2 使用上のご注意 ........................4 各部の名称とはたらき ......................6 フロント・パネル ............................6 チャンネル部 ................................6 マスター部 ..................................7 コネクション部................................8 リア・パネル ..............................9 サイド・パネル..............................9 機器を接続する ........................10 基本的な接続例............................10 外部エフェクターやイコライザーの接続 ....................11 いよいよ音出し ........................12 電源を入れる前に気をつけること .......................12 マイクで音出し(ツマミ/フェーダーの基本的な調節) ................12 イコライザーで音質調整 ..........................12 音に残響を付加する(デジタル・リバーブ) ...............13 デジタル・リバーブの操作手順 ........................13 不快なハウリングを除去する(アンチ・フィードバック機能)...........14 ハウリングを避けるには ............................14 アンチ・フィードバック機能を使う ........................14 オート調整機能の操作手順..........................14 オート調整時のご注意...
  • Page 6: 各部の名称とはたらき

    各部の名称とはたらき フロント・パネル チャンネル部 チャンネル1〜6(モノ) 、チャンネル7-8, 9-10(ステレオ) 1.SENSつまみ 入力信号が最適なレベルになるように、感度を調節します。PEAKインジケーター(6)が頻繁に点灯しないよ うに調節してください。 ※ 規定入力は、チャンネル1〜6: +4 dBm 〜 -60 dBm チャンネル7-8, 9-10: +4 dBm 〜 -20 dBm 2.EQ(イコライザー)つまみ 入力信号の音質を調節します。0の位置でフラットな特性となります。 (→P.12参照) 3.SENDつまみ マスター部のSENDつまみ(9)への出力レベルを調節します。 ※ 0の位置で規定出力となります。 ※ 信号の取り出し位置は、チャンネル・フェーダーの後(ポスト・フェーダー)です。 (ブロック・ダイヤグラ ム→P.22参照) 4.PAN(パンポット)つまみ 各チャンネルの入力を左右(L/R)に振り分け、音像位置を設定します。中央のとき、センターに定位します。 (L/R 同じ音量で出力されます。 ) 5.BAL(バランス)つまみ L/Rの出力バランスを調節し、音像位置を設定します。中央のとき、通常のステレオ(L/R同じ音量)になり ます。 6.PEAKインジケーター 入力信号が大きすぎると、赤色に点灯します。クリップする6dB手前で点灯し、クリッピング・レベルに近づい たことを警告します。PEAKインジケーターは、EQ(イコライザー)通過後、およびチャンネル・フェーダー通...
  • Page 7: マスター部

    蔵デジタル・リバーブ) (8)への出力レベルを調節します。 同様の信号が、コネクション部SENDジャックへも送られます。 (→P.8参照) ※0の位置で規定出力となります。 ● RTN(リターン)つまみ コネクション部RETURNジャックからの入力レベルを調節します。 (→P.8参照) ※0の位置で規定入力となります。 10.マスター・レベル・メーター ミキサー部の出力レベル(MIXER  OUTレベル)を表示します。0の位置が点灯したとき、+4dBmのレベルで出 力されていることを示します。ミキサー部からの出力がアンプ部に送られ、リア・パネルのスピーカー接続端子 (→P.9)からは100Wのパワーで出力されます。 (接続スピーカーのインピーダンスが8Ω時) ※ AMP  INジャック(→P.8)にプラグを挿入すると、ミキサー部とアンプ部が分離し、ミキサー部からアンプ 部への信号は遮断されます。 (→P.11参照) 11.POWERインジケーター 電源ON時、点灯します。 12.PHONESつまみ ヘッドホン出力の音量を調節します。 ※ ヘッドホンへの信号の取り出し位置は、マスター・フェーダーの前(プリ・フェーダー)です。 (ブロック・ ダイヤグラム→P.22参照) ※ ヘッドフォンは、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で長時間使用しないでく ださい。 13.MASTERフェーダー(LEFT/RIGHT) ミキシングされた信号の最終的な出力レベルを調節します。目盛り上の黒色で示した範囲は、歪みとノイズの少 ない最適な状態で使用できる目安です。 ※ 0の位置で規定出力となります。 ※ CPM-300のパワー・アンプ部には、リミッター回路が装備されています。アンプ部のクリップによる音の割 れやスピーカー破損を防ぎます。...
  • Page 8: コネクション部

    14 15 16 17 15.RETURNジャック(標準タイプ) コネクション部 外部エフェクターを接続します。エフェクターから 14.INPUTジャック の戻りの信号を入力します。 (→P.11参照)また、予 信号を入力するジャックです。 備入力としても使用できます。L側のみに入力するこ とにより、モノ入力になります。 チャンネル1(モノ) ● XLRタイプ(アンバランス入力) 16.SENDジャック(標準タイプ) ※ ピン配置は下図のようになっています。接続する機器のピ 外部エフェクターを接続します。エフェクターへ信 ン配置を確認の上、接続してください。 号を送り出します。 (→P.11参照) ※ 3番端子がGNDにつながっていますので、バランス・アウ ト機器を接続する場合、アンバランス接続が可能かをご確 17.REC OUTジャック(RCAピン・タイプ) 認ください。 録音用の出力端子です。外部に録音機器等をつなぐ 場合にお使いください。 1:GND 2:HOT ※ 信号の取り出し位置は、マスター・フェーダーの 3:GND 前(プリ・フェーダー)です。 (ブロック・ダイヤ ● TRS標準タイプ(アンバランス入力) グラム→P.22参照)この端子からはミキサー・ア ※...
  • Page 9: リア・パネル

    1.POWER(電源)スイッチ ※ 電源をON/OFFするときには、本体および接続している機器等のフェーダー/音量を下げた状態で行ってく ださい。 2.スピーカー接続端子(バインディング・ポスト/標準タイプ) スピーカーを接続する端子です。2系統を同時に接続できます。 推奨負荷インピーダンスは、4Ω以上です。 <組み合わせ> ご注意 複数のスピーカーを接続する場合は、組み合わせにご注意ください。 複数組のスピーカーを並列に接続するとき (例) ○ 8Ω/8Ω → 4Ω × 6Ω/8Ω → 3.4Ω × 6Ω/6Ω → 3Ω × 4Ω/4Ω → 2Ω ※ PC制限回路が働くためCPM-300が壊れることはありませんが、スピーカー・ケーブル をショートさせたり、4Ω未満のインピーダンスのスピーカーを接続したりしないよう、 ご注意ください。 <PC制限回路について> メモ スピーカー・ケーブルの+と−がショート(接触)したり、4Ω未満のインピーダンスのス ピーカーを接続したりした場合、CPM-300自体を守るためにPC制限回路が作動し、スピ ーカーから音が出なくなったり、音が歪んだりします。 サイド・パネル(左側) ハンドル ハンドル 持ち運び用のハンドルです。 ※ ハンドルを持って振り回したり、ハンドル取り付け部に過度の力がかかるような持ち方をしたりしないでくだ さい。...
  • Page 10: 機器を接続する

    機器を接続する...
  • Page 11: 外部エフェクターやイコライザーの接続

    外部エフェクターやイコライザーの接続 エフェクターやイコライザーなどは、下記の端子を使って接続します。 ●SEND/RETURNジャック 原音にエフェクト音を付加するエフェクターを接続するときに使用します。 ※RETURNジャックは、L側のみに入力することにより、モノ入力になります。また、この端子は予備の信号入 力端子としても使用できます。 ●MIXER OUT/AMP INジャック 音場補正のため、原音そのものを変化させるイコライザーや、コンプレッサー/リミッターなどを接続します。 AMP  INジャックにプラグを挿入すると、ミキサー部とアンプ部が分離し、ミキサー部からアンプ部への信号は 遮断されます。 原音にエフェクト音を付加するタイプの 音場補正のため原音そのものを変化させる エフェクター イコライザーやリミッターなど <MIXER OUT/AMP INジャックについて> ヒント MIXER  OUT/AMP  INジャックは、イコライザーや、コンプレッサー/リミッターなどを 接続するほか、次のような場合にも使用します。 ● より大きな音量が必要な場合にパワー・アンプとスピーカーを増設するとき→MIXER OUTジャックに接続します。 (下図参照) ● CPM-300内蔵のパワー・アンプのみを使用するとき→AMP  INジャックに接続します。 AMP  INジャックに入力された信号には、本体ミキサーからの信号と同様、アンプ内蔵 リミッター回路がはたらき、音の割れやスピーカー破損を防ぎます。 (他のパワーアンプ) (CPM-300) <パワー・アンプ、スピーカーの増設> MIXER OUTジャックからの出力を 他のパワー・アンプに入力します。...
  • Page 12: いよいよ音出し

    いよいよ音出し 電源を入れる前に気をつけること □ 誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞っておきます。 □ 各チャンネルのSENSつまみは、左に回しきっておきます。 □ 各チャンネルのEQ(イコライザー)つまみは、0(12時の位置)にしておきます。 □ 各チャンネルのPANつまみ/BALつまみは、12時の位置にしておきます。 □ SEND/RETURNつまみは、左に回しきっておきます。 □ 各フェーダーはすべて下げておきます。 正しく接続したら、 「音の入り口」から順に電源を入れます。 (電源を切るときは、この逆の手順で行います。 ) 例)CDプレーヤー、電子楽器等 → エフェクター類 → CPM-300 ※ 手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損したりする恐れがあります。 ※ 保護回路(ミューティング回路)のため、電源をONしてからしばらくは動作しません。 (ミューティング回路について→P.17参照) マイクで音出し(つまみ/フェーダーの基本的な調節) まず、マイクで音出しをしてみましょう。 1. 接続したマイクに向かってしゃべりながら、SENSつまみを右に回していき、PEAKインジケー ターが時々点灯する位置から少し下げる程度に設定します。 2. チャンネル・フェーダーを0の位置(黒色の範囲)程度まで上げます。 3. マスター・フェーダーで、全体の音量を調整します。PEAKインジケーターが過度に点灯するよ うなら、再度、SENSつまみで調整します。 4. PAN(パンポット)つまみ、およびBAL(バランス)つまみで、各チャンネルの音像位置を設定 します。 チャンネルフェーダーとマスター・フェーダーの目盛り上の黒色で示した範囲は、歪みと メモ ノイズの少ない最適な状態で使用できる目安です。...
  • Page 13: 音に残響を付加する(デジタル・リバーブ

    音に残響を付加する(デジタル・リバーブ) CPM-300には、4種類のデジタル・リバーブが内蔵されています。 TIMEつまみ リバーブ・モード 切替スイッチ LEVELつまみ マスター部SENDつまみ リバーブ・モード(リバーブの種類) ●ECHO(エコー):カラオケに最適なエコーです。 ●HALL(ホール):コンサート・ホールでの残響音をシミュレートしたリバーブです。 ●STAGE(ステージ):ステージ上の残響音をシミュレートしたリバーブです。 ●ROOM(ルーム):室内での残響音をシミュレートしたリバーブです。 デジタル・リバーブの操作手順 1. リバーブ・モードを選択します。 2. リバーブをかけたいチャンネルのSENDつまみを0(12時の位置)にします。 3. マスター部のSENDつまみで、デジタル・リバーブへ送るレベルを調節します。 4. LEVELつまみで、全体のリバーブ量を調節します。 5. TIMEつまみでリバーブ・タイムを調節します。 6. 各チャンネルのSENSつまみ、SENDつまみ、チャンネル・フェーダーを再調整します。 マイクを接続している場合は、 「不快なハウリングを除去する(アンチ・フィードバック機能) 」 (→P.14)へ進 みます。...
  • Page 14: 不快なハウリングを除去する(アンチ・フィードバック機能

    不快なハウリングを除去する (アンチ・フィードバック機能) 「ピー!」 「キーン!」と耳をつんざくような不快な音、ハウリングとはスピーカーから出た音が再びマイクに入 り、さらに増幅されてスピーカーから出力されるといった音の循環により、不快な発振音を起こす音響フィード バック現象です。マイクの音量を上げすぎたり、マイクをスピーカーに向けたり、近づけたりするとハウリング が起きやすくなります。 ハウリングを避けるには ハウリングが起こらないようにするためには、下記のような方法があります。 ●出力レベルは会場や部屋の大きさに合った設定にすること ●マイクとスピーカーはできるだけ離し、直接マイクがスピーカーに向くような配置は避けること ●接続する機器のレベル設定を適切にすること しかし実際には、上記のような対策をしてもハウリングが起こってしまうことがあります。 アンチ・フィードバック機能を使う CPM-300に内蔵されているアンチ・フィードバック機能は、ハウリングの発生ポイントを自動的に検出し、ア ンチ・フィードバック・フィルターを設定することによって、ハウリングを除去する機能です。 アンチ・フィードバックには、2つの機能があります。 ●オート調整機能 サウンド・チェックやリハーサルの時にオート調整機能を動作させ、あらかじめハウリング除去の調整を行いま す。 ●ダイナミック調整機能 本番中の突発的なハウリングを監視し、瞬時にカットします。 オート調整機能の操作手順 1. マイクを使用する位置にセットして、マイクの ON/OFFインジケーター スイッチをONにします。 ON/OFFスイッチ 2. ON/OFFスイッチをON にします。 (ON/OFF インジケーターが点灯します。 ) AUTO SETインジケーター AUTO SETスイッチ 3. マイク等を接続したチャンネル1〜6のフェーダ ー、SENSつまみおよびマスター・フェーダー を適量レベルまで上げて、使用状態にします。...
  • Page 15: オート調整時のご注意

    オート調整時のご注意 ● マイクは、必ず使用する位置にセットして、オート調整を行ってください。 ● オート調整中はマイクに向かってしゃべったり、マイクに音を入力したりしないでください。 ● オート調整中にハウリングが発生しますが、異常ではありません。難聴やスピーカー破損を防ぐために、ハウ リングが異常に大きくなる場合はチャンネル1〜6のフェーダーおよびマスター・フェーダーを下げてくださ い。 また、PHONESジャックからもハウリング音が出力されます。ヘッドホンを使用している場合、オート調整 中はPHONESつまみを左に回しきってヘッドホンの音量を下げてください。 ● 本体の電源を切っても、オート調整されたアンチ・フィードバック・フィルターの設定は記憶されています。 再び電源を入れると、電源を切る前の設定状態になります。 ● フェーダーを下げてオート調整した時など、アンチ・フィードバック・フィルターが設定されなかった場合 (アンチ・フィードバック・フィルター未使用の場合)は、AUTO  SETインジケーターが消灯します。AUTO SETインジケーターが消灯しハウリングが除去できていないときは、各機器のセッティング(CPM-300のフ ェーダーが上がっているか、マイクのスイッチは入っているかなど)を見直して、もう一度オート調整を行っ てください。 ダイナミック調整機能について ダイナミック調整機能は、アンチ・フィードバックのON/OFFスイッチがONのときは常時動作し、突発的なハ ウリングの発生を監視し、除去します。 (ただし、オート調整中は動作しません。 ) オート機能/ダイナミック機能共通のご注意 ● 機器の状況や設定によりハウリングを完全に取れないことがあります。 ● アンチ・フィードバック機能が有効になるのは、モノ・チャンネル1〜6のみです。また、モノ・チャンネル1 〜6の信号のうち、各SENDつまみおよびマスター部のSENDつまみを通って内蔵デジタル・リバーブへ送られ る信号には、アンチ・フィードバック機能はかかりません。 内蔵デジタル・リバーブを使用したときに、アンチ・フィードバックでハウリングが除去できない場合は、デ ジタル・リバーブのLEVELつまみを一度左(-∞)に回しきった状態(デジタル・リバーブがかからない状態) にして、次の点を確認してください。 ○ ハウリングがおさまるとき 内蔵デジタル・リバーブへ送られた信号に発生したハウリングです。この信号には、アンチ・フィードバ ック機能はかかりません。モノ・チャンネル1〜6の各SENDつまみ、およびマスター部のSENDつまみを...
  • Page 16: アンチ・フィードバック機能をよりくわしく知りたい方へ

    アンチ・フィードバック機能をよりくわしく知りたい方へ ハウリングを除去するしくみ CPM-300のアンチ・フィードバック機能は、 「アンチ・フィードバック・フィルター」という幅の狭い フィル ター をハウリングの発生する周波数にかけて、その周波数の音量を絞ることによってハウリングを除去する機 能です。CPM-300のアンチ・フィードバック機能は、アンチ・フィードバック・フィルターを8本持っています。 「オート調整機能」では、ゲインを徐々に上げ、故意にハウリングを起こす状態にします。ハウリングが起こる 周波数を検出し、アンチ・フィードバック・フィルターの設定が終わると、ゲインを元に戻します。 オート調整が終了したとき、ゲインの余裕(セーフティー・マージン→下記参照)が確保されていますので、状 況の変化にも対応することができます。オート調整機能には、アンチ・フィードバック・フィルターが6本割り 当てられています。 「ダイナミック調整機能」は、アンチ・フィードバックのON/OFFスイッチがONのとき常時動作します。 (ただ し、オート調整中は動作しません。 )突発的に起こるハウリングの発生を監視し、除去することができます。ダ イナミック調整機能には、アンチ・フィードバック・フィルターが2本割り当てられています。 この計8本のアンチ・フィードバック・フィルターは、非常に幅が狭いため、最小限の音質変化でハウリングを 抑えることができます。 セーフティー・マージンについて オート調整が完了すると、セーフティー・マージンは約12dB確保されます。オート調整中、セーフティー・マ ージンが約6dB確保できると、AUTO  SETインジケーターの点滅が早くなります。約6dBのマージンで十分な場 合には、オート調整を途中で終了する目安になります。 ※ 6本のアンチ・フィードバック・フィルターが全て設定されると、セーフティー・マージンが約12dB確保さ れていなくてもオート調整は終了します。...
  • Page 17: 保護回路について

    保護回路について CPM-300には、接続している機器やCPM-300自体を守るための保護回路が装備されています。保護回路が作動 すると、スピーカーから音が出なくなります。使用を中止し、直ちに使用状況を確認してください。 1. 温度保護回路・・・アンプ自身を守る ヒート・シンクの温度が100℃を越えるとスピーカーへの出力をカットします。しばらく使用を中止して、本 体を十分冷却してください。 →パワー・アンプ内部の温度が下がると自動復帰しますが、それでも再び温度保護回路が作動する場合は、本 体の使用環境、および出力に接続されているスピーカーのインピーダンスを確認してください。本機のパワ ー・アンプ部の推奨負荷インピーダンスは4Ω以上です。 2. DC検出回路・・・スピーカーを保護する スピーカーへの出力にDC(直流)が発生した場合、出力をカットしてスピーカーを保護します。 →出力にDCが発生しなくなれば、数秒後に自動復帰します。 3. ミューティング回路・・・スピーカーを保護する 電源をONして数秒間はスピーカーへの出力をカットし、電源投入時のショック・ノイズからスピーカーを保 護します。...
  • Page 18: 故障と思う前に

    故障と思う前に 音が出ない ● 電源コンセントが抜けかけていたり、接触不良を起こしたりしていませんか? また、電源コードが断線 したり、被覆が破れてショート(接触)したりしていないか確認してください。 ● 各チャンネルのフェーダー、およびMASTERフェーダーが下がっていませんか? また、SENSつまみを 左に回しすぎていないか、確認してください。 ● AMP  INジャックにケーブルを接続すると、ミキサー部からの信号は遮断されます。イコライザー等の接 続の際は、MIXER  OUTジャック、AMP  INジャックが共に確実に接続されているか、確認してください。 また、MIXER OUTジャックとAMP INジャックの間に接続した外部機器のボリュームが下がっていないか、 確認してください。 (→P.11) ● チャンネル1に3番HOTの機器を接続していませんか? CPM-300のチャンネル1の3番端子はGNDのた め音が出なくなります。本機のチャンネル1のピン配置は下図のようになっています。接続する機器のピ ン配置を確認の上、接続してください。 XLRタイプ(アンバランス入力) 1:GND 2:HOT 3:GND TRS標準タイプ(アンバランス入力) GND(SLEEVE) GND(SLEEVE) GND(RING) HOT(TIP) HOT(TIP) ● スピーカー・ケーブルの+と−がショート(接触)したり、4Ω未満のインピーダンスのスピーカーを接 続したりした場合に、PC制限回路が作動し音が出なくなったり、音が歪んだりします。スピーカー・ケー ブルがショートしていないか、4Ω未満のインピーダンスのスピーカーを接続していないか、確認してく ださい。 (PC制限回路→P.9) ● 内部のパワー・アンプが発熱しすぎると、温度保護回路が作動し音が出なくなります。しばらく使用を中 止して、本体を十分冷却してください。パワー・アンプ内部の温度が下がると自動復帰しますが、それで...
  • Page 19 アンチ・フィードバックが動作しない ● アンチ・フィードバックのON/OFFスイッチがOFFになっていないか、確認してください。 ● AUTO  SETインジケーターが点灯あるいは点滅していても、ON/OFFスイッチがOFF(ON/OFFインジケ ーター消灯)の場合は、オート調整機能は動作しません。オート調整をする場合は、かならずON/OFFス イッチをONにしてください。 ハウリングが除去できない ● アンチ・フィードバック・フィルターの設定が終わったあとで、マイクの位置を変えると、ハウリングが 再び起きる状態になります。オート調整は、マイクを実際に使用する位置にセットして行ってください。 ● オート調整中にマイクに音が入ると、ハウリング・ポイントを正確に検出することができません。オート 調整中はマイクに向かってしゃべったり、マイクに音を入力したりしないでください。 ● オート調整中にハウリングが発生しますが、異常ではありません。難聴やスピーカー破損を防ぐために、 ハウリングが異常に大きくなる場合はチャンネル1〜6のフェーダーおよびマスター・フェーダーを下げて ください。 ● フェーダーを下げてオート調整した時など、アンチ・フィードバック・フィルターが設定されなかった場 合は、AUTO SETインジケーターが消灯します。AUTO SETインジケーターが消灯し、ハウリングが除去 できなかったときは、各機器のセッティング(CPM-300の各フェーダーが上がっているか、マイクのス イッチは入っているか、等)を見直してもう一度オート調整を行ってください。 ● アンチ・フィードバック機能が有効になるのは、モノ・チャンネル1〜6のみです。また、モノ・チャンネ ル1〜6の信号のうち、各SENDつまみおよびマスター部のSENDつまみを通って内蔵デジタル・リバーブ へ送られる信号には、アンチ・フィードバック機能はかかりません。内蔵デジタル・リバーブを使用した ときに、アンチ・フィードバック機能でハウリングが除去できない場合は、デジタル・リバーブのLEVEL つまみを一度左(−∞)に回しきった状態(デジタル・リバーブがかからない状態)にして、次の点を確 認してください。 ○ハウリングがおさまるとき 内蔵デジタル・リバーブへ送られた信号に発生したハウリングです。この信号には、アンチ・フィードバ ック機能はかかりません。モノ・チャンネル1〜6の各SENDつまみ、およびマスター部のSENDつまみを 適度に下げて、LEVELつまみを右(デジタル・リバーブがかかる状態)に回したときにハウリングがおこ らないよう調整してください。 ○ハウリングがおさまらないとき アンチ・フィードバック機能で除去することができなかったハウリングです。各機器のセッティング等を 見直したうえで、もう一度オート調整を行ってください。 ● 機器の状況や設定によりハウリングを完全に取れないことがあります。...
  • Page 20: 主な仕様

    主な仕様 1.ミキサー部 3.その他 ●周波数特性 ●電源 20 Hz〜20 kHz +1/-2 dB(Sens:min) AC 100 V(50/60 Hz) ●全高調波歪率 ●消費電力 150 W  :電気用品取締法 技術基準第2項による 0.1 %以下(sens:min、20 Hz〜20 kHz、規定出力時) (205 W :電気用品取締法 技術基準第1項による ●ノイズ・レベル ●外形寸法 (入力 150 Ωターミネート、IHF-A、typ.) 375(幅)x 307(奥行)x 131(高さ)mm ○入力換算ノイズ・レベル ●重量 -120 dBm 6.0 kg ○残留ノイズ・レベル ●付属品 -89 dBm(all fader:min) 取扱説明書 -72 dBm(master fader:max) 保証書 (all channel fader:min) ●別売品 -72 dBm(master fader:max) ヘッドホン: RH-120 (all channel fader:nominal) オーディオ・ケーブル: PCS-075W/150W/250W (all sens:min) PCS-100PW -49 dBm(master fader:max) *0 dBm = 0.775 V rms (all channel fader:nominal)...
  • Page 21: 入出力規格

    入出力規格 ■入力規格  ミキサー部 規定入力 ノン・クリップ 入力 推奨ソース 入力端子 入力感度 使用コネクター レベル 最大入力レベル インピーダンス インピーダンス CHANNEL -70 dBm -60 dBm -40 dBm XLR-3-31タイプ INPUT (SENS=max) (0.24 mV) (0.78 mV) (7.8 mV) (アンバランス) 6.3 kΩ 1 kΩ以下 TRS 標準タイプ -6 dBm +4 dBm +24 dBm (アンバランス) (SENS=min)
  • Page 22: ブロック・ダイヤグラム

    ブロック・ダイヤグラム MASTER SEND PEAK MIXER OUT L AMP IN L LIMITER (+4dBm) (+4dBm) (−60dBm〜+4dBm) MASTER FADER L CH 1 POWER MIXER OUT R AMP IN R (−60dBm〜+4dBm) (+4dBm) (+4dBm) FADER 150W/4Ω METER SENS HIGH LOW SEND POWER PEAK MASTER FADER R 150W/4Ω...
  • Page 23: 外形寸法図

    外形寸法図...
  • Page 24: セッティング記録用ブランク・チャート

    セッティング記録用ブランク・チャート セッティング記録用にコピーしてお使いください。...
  • Page 25 索引 AMP IN ..............8,10,11 サイド・パネル ..............9 ANTI FEEDBACK ..........7,14,15,16 出力端子 AUTO SETインジケーター(ANTI FEEDBACK) AMP IN ............8,10,11 ......14,15,16 MIXER OUT..........8,10,11 AUTO SETスイッチ(ANTI FEEDBACK)....14 PHONES .............8,10 BALつまみ ..............6,12 REC OUT............8,10 DC検出回路 ...............17 SEND.............8,10,11 DIGITAL REVERB ............7,13 スピーカー接続端子 .........9,10 DSP PROCESSING ............7 ステージ(デジタル・リバーブ)........13 ECHO(DIGITAL REVERB)........13 スピーカー接続端子.............9,10 EQ ..................6,12 推奨負荷インピーダンス...........9 EQつまみ ................6,12 セーフティー・マージン ..........16 HALL(DIGITAL REVERB) ........13 ダイナミック調整機能...
  • Page 26 お問い合わせの窓口  商品のお取り扱いに関するお問い合わせは お客様相談センターまでご相談ください。 ・・・ 尚、お問い合わせの際には取扱説明書を ご用意ください。 お客様相談センター 受付時間:午前10時〜午後5時(土、日曜、祝日および弊社規定の休日を除く) <電話番号> ■ 東京  TEL (03) 3251-6150    ■ 大阪      TEL (06) 6345-9500 <住所>     〒530-0004 大阪市北区堂島浜1-4-16 大和堂島ビル7F    修理に関するお問い合わせは ・・・商品をお求めの販売店か、保証書に同封されている「サービスの窓口」に 記載の営業所、サービス・ステーション、またはサービス・スポットまでご相談ください。 '99   1. 20 現在 ※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。...
  • Page 27: Main Features

    The handles make this piece of gear easy to carry, too. The CPM-300 is ideal as a simple PA for a variety of events, and since it is air-cooled, it stays quiet.
  • Page 28: Important Safety Instructions

    The lightning flash with arrowhead symbol, within an CAUTION equilateral triangle, is intended to alert the user to the RISK OF ELECTRIC SHOCK presence of uninsulated “dangerous voltage” within the DO NOT OPEN product’s enclosure that may be of sufficient magnitude to ATTENTION : RISQUE DE CHOC ELECTRIQUE NE PAS OUVRIR constitute a risk of electric shock to persons.
  • Page 29: Using The Unit Safely

    • Before using the unit in a foreign country, consult instructions below, and the Owner's Manual. with your retailer, the nearest Roland Service Center, ......................or an authorized Roland distributor, as listed on the "Information" page. • Do not open or perform any internal modifications on the unit.
  • Page 30: Important Notes

    Important Notes In addition to the items listed under “IMPORTANT SAFETY INSTRUCTIONS” and “USING THE UNIT SAFELY” on pages 2 and 3, please read and observe the following: Power Supply • Do not use this unit on the same power circuit with any device that will generate line noise (such as an electric motor or variable lighting system).
  • Page 31 Adding Reverberation to the Sound (Digital Reverb)..............13 Operating the Digital Reverb..........................13 Eliminating Feedback (Anti-Feedback Function)................14 How to Avoid Feedback ..............................14 Using the CPM-300's Anti-Feedback Function ......................14 Procedure for Operating the Auto Adjust Function..................14 Notes Regarding the Auto Adjust Function.....................15 Dynamic Adjust Function ...........................15 Common Notes about the Auto Adjust and Dynamic Adjust Functions ............15...
  • Page 32: Names And Functions

    Names and Functions of Each Part Front Panel Channel Section Input Channels 1–6 (MONO) 7-8, 9-10 (STEREO) 1.SENS Knob This adjusts the sensitivity to ensure the proper input signal level. Adjust this knob so that the PEAK indicator (6) does not light too frequently. –...
  • Page 33: Master Section

    * Output is normal when the fader is set to the 0 position. * The CPM-300's power amp features a built-in limiter circuit. This monitors the signal from the CPM-300's mixer to prevent clipping in the amp that can cause distorted sound and blown speakers.
  • Page 34: Jacks And Connectors

    16.SEND Jack (Standard Phone Type) ing other devices, confirm that the pin assignment matches that This is used for connecting external effects devices. The of the CPM-300's input. → signal sent to the effect device is output here ( p. 11).
  • Page 35: Rear Panel

    MEMO The PC Limiter Circuit works to protect the CPM-300 if the + and - wires of the speaker cable are shorted or if speakers with impedance of less than 4 ohms are used; this may result in no sound from the speakers or distortion.
  • Page 36: Connections

    Connections...
  • Page 37: Connecting An External Effects Processor Or Equalizer

    When you want to use the CPM-300's power amp only Connect to AMP IN Jack Just as with the CPM-300's mixer signal, the amplifier's built-in limiter circuit works to prevent the signal input from the AMP IN jacks from causing distortion and speaker damage.
  • Page 38: Checking Out The Sound

    * Using the improper sequence when turning the equipment on may result in malfunction or damage to speakers or other equipment. * After the CPM-300 is switched on, a protection circuit (the Muting Circuit) temporarily prevents the speakers from playing. →...
  • Page 39: Adding Reverberation To The Sound (Digital Reverb)

    Adding Reverberation to the Sound (Digital Reverb) The CPM-300 offers four types of internal digital reverb. TIME Knob Reverb Mode Switches LEVEL Knob SEND Knob (Master Section) Reverb Mode (Reverb Types) ECHO :This is an echo effect perfect for karaoke.
  • Page 40: Eliminating Feedback (Anti-Feedback Function)

    In actuality, however, feedback may still occur even though you've observed the preventive measures listed above. Using the CPM-300's Anti-Feedback Function The CPM-300's built-in "Anti-Feedback Function" is a function that automatically detects feedback the instant it begins, after which the Anti-Feedback Filters then eliminate the feedback. The Anti-Feedback Function feature includes two functions.
  • Page 41: Notes Regarding The Auto Adjust Function

    Auto Adjust process. When the AUTO SET indicator goes out, and then feedback is no longer eliminated, after resetting each device (raising the CPM-300's faders, turning on mic switches, and so on), run the Auto Adjust function once more.
  • Page 42: Further Details On The Anti Feedback Function

    Further Details on the Anti-Feedback Function How the Removal of Feedback is Achieved The CPM-300's Anti-Feedback function works by applying narrow-band "filters," called "Anti-Feedback Filters," to the frequencies at which feedback is generated, thus eliminating the feedback by reducing the volume of those fre- quencies.
  • Page 43: About The Protection Circuits

    About the Protection Circuits The CPM-300 features special circuitry to protect the CPM-300 and any connected devices. Whenever this is activat- ed, the speakers are prevented from producing sound. Stop operation of the equipment, and immediately check to find the problem.
  • Page 44: Troubleshooting

    MIXER OUT and AMP IN is turned down. ( p. 11) Is a device with a HOT pin 3 connected to Channel 1? Pin 3 on the CPM-300's Channel 1 is wired to ground. No sound will be produced if pin 3 of the connected device is HOT.
  • Page 45 Auto Adjust process. When the AUTO SET indicator goes out, with feedback no longer being eliminated, then after resetting each device (raising the CPM-300's faders, turning on mic switches, and so on), run the Auto Adjust procedure once more.
  • Page 46: Specifications

    Specifications 1. Mixer Section 3. Others Frequency Responce: Power: 20 Hz—20 kHz +1/-2 dB (Sens : min) AC 117/230/240 V (50/60 Hz) Total Harmonic Distortion: Power Consumption: 0.1 % or less (sens : min, 20 Hz—20 kHz, rated output) 150 W (AC 117/230/240 V) Noise Level: Dimensions: (Input 150 Ω...
  • Page 47: Input/Output Standards

    Input/Output Standards Input Standard MIXER SECTION Input Rated Input Non-Clip Max, Input Recommended Type of Input Socket Sensitivity Level Input Level Impedance Source Impedance Connectors CHANNEL -70 dBm -60 dBm -40 dBm XLR-3-31 INPUT (SENS=max) (0.24 mV) (0.78 mV) (7.8 mV) (Unbalanced) 6.3 kΩ...
  • Page 48: Block Diagram

    Block Diagram MASTER SEND PEAK MIXER OUT L AMP IN L LIMITER (+4dBm) (+4dBm) (-60dBm – +4dBm) MASTER FADER L CH 1 POWER MIXER OUT R AMP IN R (-60dBm – +4dBm) (+4dBm) (+4dBm) FADER 150W/4 METER SENS HIGH LOW SEND PEAK POWER...
  • Page 49: Dimensions

    Dimensions...
  • Page 50: Blank User Settings Chart

    Blank User Settings Chart Copy this, then use it to jot down your settings.
  • Page 51: Index

    Index AMP IN ..............8,10,11 POWER Switch ..............9 ANTI FEEDBACK ..........7,14,15,16 Protection Circuits ............17 Anti-Feedback Function ........14,15,16 Rear Panel ................9 Anti-Feedback Filter..........14,15,16 Recommended Load Impedance........9 Auto Adjust Function ..........14,15,16 REC OUT Jack ..............8,10 AUTO SET Indicator (ANTI FEEDBACK)..14,15,16 RETURN Jack ............8,10,11 AUTO SET Switch (ANTI FEEDBACK)......14 Reverb Mode ..............13 BAL (Balance) Knob ............6,12...
  • Page 52 Information When you need repair service, call your nearest Roland Service Center or authorized Roland distributor in your country as shown below. POLAND LEBANON PANAMA SINGAPORE AFRICA AFRICA Productos Superiores, S.A. P. P. H. Brzostowicz A. Chahine & Fils Swee Lee Company Apartado 655 - Panama 1 UL.

Table of Contents