Roland R-4 Pro Supplementary Manual

動作時に周囲の振動、音圧が
内蔵ハードディスクに与える影響について
R-4/R-4 Pro の内蔵 ハードディスクは精 密機器のため、高密度メ ディアの正確な位置へ 書き込む必要が
あります。R-4/R-4 Pro をご使用になる際 には、ハードディスク の正確な動作を阻 害する要因（周囲の
振動・音圧など）をできるだけ避けるため、以下の点にご注意ください。
• 振動する場所や不安定な場所に置かないでください。
設置場所が振動する可能性のある場合は毛布や防振材などを R-4/R-4 Pro の下に敷き、振動が伝わら
ないようにしてください。
音の大きいライブ会場内やアンプスピーカーの近くなど、 R-4/R-4 Pro 周囲の音圧が極端に大きくな
•
る場合（*1）は、 音圧の来る方向に合わせて R-4/R-4 Pro に毛布などの厚手の柔らかいものをかぶせ
るなどして、音圧による振動が伝わらないようにしてください。
なお、この とき、R-4/R-4 Pro 本体の一部は隠さずに、放熱のための空気の通り道を確保し、機器の
周囲 温度を 40 度以下に保つようにしておいてください。全体を くまなくくるんでしまうと熱が中に
こもり、高温のため動作異常が起るおそれがあります。
（*1）110dB 以上、音の大きさは身近な例では、鉄道のガード下程度、車のクラクション (2m) です。
振動や音圧の影響により内蔵ハードディスクの読み書きが阻害されると、以下のような現象が起ります。
• タイム・カウンター、 またはレベルメーターの動きが通常時より極端に遅くなります。
（録音時）タイム・ カウンターの値と合計時間の値のずれが次第に大きくなります。
•
ディスプレイ図
タイム・
カウンター
レベル
メーター
この状態が一定時間持続するとディスプレイに"HDD Slow"のメッセージが表示され、その時点で録音
データが失われてしまいます。上記のような現象が見られたときは、直ちに R-4/R-4 Pro を振動・音圧
のない場所に移動するか、上記のような振動・音圧対策を施してください。
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©
R-4 /R-4 Pro
R-4
録音合計時間
* 4 0 6 7 8
タイム・
カウンター
レベル
メーター
2 3 4 - 0 1 *
R-4 Pro
録音合計時間
40678234 1PD