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Niigata seiki THL-150 Instruction Manual

Niigata seiki THL-150 Instruction Manual

Left-hand vernier calipers

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左勝手ノギス
精密測定工具
この度は「左勝手ノギス」をお買上げいただきありがとうございます。
この商品は、本尺目盛と副尺(バーニヤ)目盛を使い、測定値を読み取る精密測定工具です。
●正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に本取扱説明書を必ず読み、記載の手順に従ってご使用ください。
お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる場所に、大切に保管してください。
●第三者に譲渡・貸与される場合も、この説明書を必ず添付してください。
●当商品に関するお問い合わせは、お買い求めの販売店もしくは当社にご連絡ください。
■各部の名称と機能
⑧デプスバー
⑦本尺 (本尺目盛)
15
14
cm
⑨深さ測定面
①外側用測定面 ......
被測定物をこの面で挟んで測定します。
②外側用ジョウ ......
被測定物の外側を測ります。バーニヤ
をスライドさせると開閉します。
③段差測定面 .........
段差面に当てて長さを測定します。
④内側用ジョウ ......
被測定物の内側を測ります。バーニヤ
をスライドさせると開閉します。
⑤内側用測定面 ......
被測定物の内側にこの面を当てて測定
します。
⑥止めねじ ............
バーニヤのスライドを固定します。
安全上のご注意
必ずお守りください。
お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するた
め、必ずお守りいただくことを右記のように説明しています。
注意
お守りいただかないと『傷害を負う、または物的損害が発生するおそれがある内容』です。
取扱説明書をよく読み、指示に従う。
・取扱説明書に記載された内容以外での使用は、事故の
 原因となります。
測定作業にのみ使用する。
・指定用途以外へのご使用は、製品の破損や磨耗、予測
 できない事故の原因となります。
大切に取り扱う。
・ぶつける、落とすなどの衝撃を与えたり、重量物を上 
 に乗せたりしないでください。精度不良や破損の原因
 となります。
・番号の書き込みなど、商品に傷をつけないでください。
校正について
●測定精度を保つため、一定周期で校正による精度確認をおすす
めします。
使用を繰り返す間に測定面の磨耗などにより、精度を保てなくなる可
能性があります。定期的な精度確認の実施をおすすめします。
取扱説明書
品番
⑤内側用測定面
⑥止めねじ
0.05mm
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
0
⑩指かけ
⑪バーニヤ (副尺目盛)
①外側用測定面
⑦本尺 (本尺目盛) ......
1mm単位を測定する目盛です。
⑧デプスバー ............
深さを測定するバーです。バーニヤを
スライドさせると一緒に動きます。
⑨深さ測定面 ............
測定面に当てて深さを測定します。
ここに親指をかけてバーニヤをスライ
⑩指かけ ..................
ドさせます。
0. 0 5mm単位を測定する目盛です。
⑪バーニヤ ...............
目盛の読み方は、右記を参照してくだ
 (副尺目盛)
さい。
してはいけない内容
『禁止事項』です。
使用環境に注意する。
・雨の中や湿気の多い場所、高温・低温環境下、直射日
 光の当たる場所での使用はおやめください。
ジョウ先端は尖っているので、扱いに注意する。
・けがの原因となります。
指かけを押さずに、バーニヤをスライドさせない。
・無理な力がかかり、精度不良や破損の原因となります。
分解・改造を行わない。
・バーニヤを外したり、分解・改造を行わないでくださ
 い。精度不良や破損の原因となります。
弊社にて校正を受け付けております。全国にある弊
社代理店、取扱店を経由してお申し込みください。
お問い合わせ: ( 0 25 6 ) 31- 566 0
使用前の準備
THL-150
ご使用前に、下記の準備を行ってください。
●バーニヤに無理な力をかけない。
指かけを押さずにバーニヤを動かすと、無理な力がかかり、精度不良や破損の原因となります。
●測定面、摺動面、外観などの汚れや防錆油などを拭き取る。
そのまま測定を行うと誤差の原因となります。
●本体と被測定物の温度慣らしを十分に行う。
測定器本体と被測定物の間に温度差があると、誤差の原因となります。同じ温度になるよう、温度慣らしは十分に行ってください。
●使用前精度確認を行う。
①ジョウの確認
 外側用ジョウを閉じた状態で外側用ジョウの部分を光に透かして、隙間
 がないか(光が漏れていないか)確認してください。
②副尺の0点が合致しているか(右図)
④内側用ジョウ
 ①の状態で、副尺目盛の2つの0が、本尺目盛の0と39に合致してい
 ることを確認してください。
③デプスの確認
③段差測定面
 深さ測定面を平らな面に垂直に当て、②と同様に副尺目盛の2つの0が、
 本尺目盛の0と39に合致していることを確認してください。
②外側用ジョウ
目盛の読み方
本尺目盛に、本尺目盛と副尺(バーニヤ)目盛が合致したとこ
ろの副尺目盛をプラスして、測定値を読みます。
測定値=本尺目盛+副尺(バーニヤ)目盛
●測定例1
測定値77.00㎜
12
本尺目盛
(1㎜)
副尺目盛
(0.05㎜)
●測定例2
測定値77.30㎜
本尺目盛
12
(1㎜)
必ず実行していただく
副尺目盛
内容『強制事項』です。
(0.05㎜)
測定値77.35㎜
●測定例3
12
本尺目盛
(1㎜)
副尺目盛
(0.05㎜)
使用後のお手入れ・保管方法
●測定面・摺動面・外観などの汚れや油などを乾いたウ
エスで拭き取り、防錆処理を行う。
防錆処理は防錆油を薄く塗るか、防錆袋などに入れてください。
●止めねじをゆるめ、 ジ ョ ウを少し開いた状態で保管する。
ジョウを閉じた状態で止めねじを締めて固定すると、 温度変化
による膨張などで無理な力がかかり、 精度不良の原因となります。
●付属のケースに入れ、乾燥した冷暗所に保管する。
直射日光や湿気は避け、管理者以外が触れない状態で保管し
てください。
測定誤差を防ぐため、下記の事項に注意してください。
被測定物への当て方
<直方体を測定する場合>
平行する面に対して垂直に
ジョウ部分を当てます。
11
10
読み
<円筒体を測定する場合>
7 7
円筒体の軸方向に対して、
0 .0 0
ノギスが直角になるように
0
7 7 .0 0
ジョウ部分を当てます。
目盛の見方
11
10
読み
ノギスの目盛のある方向に
7 7
垂直に読み取ります。垂直
0 . 3 0
でないと本尺と副尺(バー
7 7 . 3 0
0
ニヤ)の面の高さの段差に
より、視差ができ誤差が発
生します。
11
10
読み
7 7
0 . 3 5
製品仕様
0
7 7 . 3 5
●材   質:ステンレススチール
●最大測定長:150mm
●最小読取値:0.05mm
●器   差:±0.05mm
●本 体 質 量:150g
0.05mm
6
5
4
3
2
1
0
0
合致していること
誤差の防止
ジョウ
被測定物
発売元
〒955-0055 
新潟県三条市塚野目5丁目3番14号
(0256)33-5502
  FAX(0256)33-5528
(代)
http://www.niigataseiki.co.jp
URL
I378-K1
2103

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Summary of Contents for Niigata seiki THL-150

  • Page 1 使用前の準備 取扱説明書 THL-150 品番 左勝手ノギス ご使用前に、下記の準備を行ってください。 精密測定工具 ●バーニヤに無理な力をかけない。 指かけを押さずにバーニヤを動かすと、無理な力がかかり、精度不良や破損の原因となります。 この度は「左勝手ノギス」をお買上げいただきありがとうございます。 この商品は、本尺目盛と副尺(バーニヤ)目盛を使い、測定値を読み取る精密測定工具です。 ●測定面、摺動面、外観などの汚れや防錆油などを拭き取る。 そのまま測定を行うと誤差の原因となります。 ●正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に本取扱説明書を必ず読み、記載の手順に従ってご使用ください。 お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる場所に、大切に保管してください。 ●本体と被測定物の温度慣らしを十分に行う。 ●第三者に譲渡・貸与される場合も、この説明書を必ず添付してください。 測定器本体と被測定物の間に温度差があると、誤差の原因となります。同じ温度になるよう、温度慣らしは十分に行ってください。 ●当商品に関するお問い合わせは、お買い求めの販売店もしくは当社にご連絡ください。 ●使用前精度確認を行う。 ■各部の名称と機能 ①ジョウの確認 ⑤内側用測定面  外側用ジョウを閉じた状態で外側用ジョウの部分を光に透かして、隙間 0.05mm  がないか(光が漏れていないか)確認してください。 ⑥止めねじ ⑧デプスバー ⑦本尺 (本尺目盛) ②副尺の0点が合致しているか(右図) ④内側用ジョウ  ①の状態で、副尺目盛の2つの0が、本尺目盛の0と39に合致してい 0.05mm  ることを確認してください。 0 9 8 7 6...
  • Page 2 We provide calibration services. ●In order to maintain instrument accuracy, it is recommended that Niigata seiki Co., Ltd. ●Store in supplied case when not in use in a cool, dry location. Please contact agent in country of accuracy is confirmed through calibration on a periodic basis.