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Niigata seiki TVC-15S Instruction Manual

Scribing calipers

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ケガキノギス
精密測定工具
この度は 「ケガキノギス」 をお買上げいただきありがとうございます。
この商品は、 本尺目盛と副尺 (バーニヤ) 目盛を使い、 測定値を読み取る精密測定工具です。
測定面に超硬チップ付で、 一般鋼材・焼入品などへのケガキ作業が行えます。
●正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に本取扱説明書を必ず読み、記載の手順に従ってご使用ください。
 お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる場所に大切に保管してください。
●第三者に譲渡・貸与される場合も、この説明書を必ず添付してください。
●当商品に関するお問い合わせは、お買い求めの販売店もしくは当社にご連絡ください。
■各部の名称と機能
⑤内側用測定面
⑥止めねじ
④内側用ジョウ
③段差測定面
②外側用ジョウ
①外側用測定面
①外側用測定面 ......
被測定物をこの面で挟んで測定します。
②外側用ジョウ ......
被測定物の外側を測ります。バーニヤ
をスライドさせると開閉します。
③段差測定面 .........
段差面に当てて長さを測定します。
④内側用ジョウ ......
被測定物の内側を測ります。バーニヤ
をスライドさせると開閉します。
⑤内側用測定面 ......
被測定物の内側にこの面を当てて測定
します。
安全上のご注意
必ずお守りください
お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するた
め、必ずお守りいただくことを右記のように説明しています。
注 意
お守りいただかないと『傷害を負う、または物的損害が発生するおそれがある内容』です。
取扱説明書をよく読み、指示に従う
・取扱説明書に記載された内容以外での使用は、事故の
 原因となります。
測定作業にのみ使用する
・指定用途以外へのご使用は、製品の破損や磨耗、予測
 できない事故の原因となります。
大切に取り扱う
・ぶつける、落とすなどの衝撃を与えたり、重量物を上 
 に乗せたりしないでください。精度不良や破損の原因
 となります。
・番号の書き込みなど、製品に傷をつけないでください。
校正について
●測定精度を保つため、一定周期で校正による精度確認をおすす
めします。
使用を繰り返す間に測定面の磨耗などにより、精度を保てなくなる可
能性があります。定期的な精度確認の実施をおすすめします。
取扱説明書
⑦本尺 (本尺目盛)
⑩指かけ
⑪バーニヤ (副尺目盛)
⑥止めねじ ............
バーニヤのスライドを固定します。
⑦本尺 (本尺目盛) ......
1mm単位を測定する目盛です。
⑧デプスバー ............
深さを測定するバーです。バーニヤをス
ライドさせると一緒に動きます。
⑨深さ測定面 ............
測定面に当てて深さを測定します。
⑩指かけ ..................
ここに指をかけてバーニアをスライドさ
せます。
⑪バーニヤ ...............
0.05mm単位を測定する目盛です。目盛
  (副尺目盛)
の読み方は、右記を参照してください。
してはいけない内容
『禁止事項』です。
使用環境に注意する
・雨の中や湿気の多い場所、高温・低温環境下、直射日
 光の当たる場所での使用はおやめください。
ジョウ先端は尖っているので、扱いに注意する
・けがの原因となります。
指かけを押さずに、バーニヤをスライドさせない。
・無理な力がかかり、精度不良や破損の原因となります。
分解・改造を行わない
・バーニヤを外したり、分解・改造を行わないでくださ
 い。精度不良や破損の原因となります。
弊社にて校正を受け付けております。全国にある弊
社代理店、取扱店を経由してお申し込みください。
お問い合わせ : ( 02 56 ) 3 3 - 5502
使用前の準備
TVC-15S
品番
ご使用前に、下記の準備を行ってください。
●バーニヤに無理な力をかけない。
指かけを押さずにバーニヤを動かすと、無理な力がかかり、
精度不良や破損の原因となります。
●測定面、 摺動面、 外観などの汚れや防錆油などを拭き取る。
そのまま測定を行うと誤差の原因となります。
●本体と被測定物の温度慣らしを十分に行う。
測定器本体と被測定物の間に温度差があると、誤差の原因と
なります。同じ温度になるよう、温度慣らしは十分に行って
ください。
●使用前精度確認を行う。
①ジョウの確認
外側用ジョウを閉じた状態で外側用ジョウの部分を光に透
かして、隙間ががないか(光が漏れていないか)確認して
ください。
⑧デプスバー
②副尺の0点が合致しているか(下図)
①の状態で、副尺目盛の2つの0が、本尺目盛の0と39に
合致していることを確認してください。
③デプスの確認
深さ測定面を平らな面に垂直に当て、②と同様に副尺目盛の
⑨深さ測定面
2つの0が、本尺目盛の0と39に合致していることを確認
してください。
使用方法
●ケガキ作業
①止めねじをゆるめ、けがきたい幅にジョウを開きます。
②止めねじを締めて幅を固定してください。
③ジョウを下図のように対象物に当て、けがいてください。
必ず実行していただく
内容『強制事項』です。
使用後のお手入れ・保管方法
●測定面・摺動面・外観などの汚れや油などを乾いたウエ
スで拭き取り、防錆処理を行う。
防錆処理は防錆油を薄く塗るか、防錆袋などに入れてください。
●止めねじをゆるめ、 ジョウを少し開いた状態で保管する。
ジョウを閉じた状態で止めねじを締めて固定すると、 温度変化に
よる膨張などで無理な力がかかり、 精度不良の原因となります。
●付属のケースに入れ、乾燥した冷暗所に保管する。
直射日光や湿気は避け、管理者以外が触れない状態で保管して
ください。
目盛の読み方
本尺目盛に、本尺目盛と副尺(バーニヤ)目盛が合致したとこ
ろの副尺目盛をプラスして、測定値を読みます。
測定値=本尺目盛+副尺(バーニヤ)目盛
●測定例1
測定値 73.00㎜
本尺目盛
(1㎜)
副尺目盛
(0.05㎜)
●測定例2
測定値 73.50㎜
本尺目盛
(1㎜)
副尺目盛
(0.05㎜)
●測定例3
測定値 73.55㎜
本尺目盛
(1㎜)
副尺目盛
(0.05㎜)
誤差の防止
測定誤差を防ぐため、 下記の事項に注意してください。
被測定物への当て方
合致していること
<直方体を測定する場合>
平行する面に対して垂直に
ジョウ部分を当てます。
<円筒体を測定する場合>
円筒体の軸方向に対して、
ノギスが直角になるように
ジョウ部分を当てます。
目盛の見方
ノギスの目盛のある方向に
垂直に読み取ります。垂直
でないと本尺と副尺(バー
ニヤ)の面の高さの段差に
より、視差ができ誤差が発
生します。
対象物
製品仕様
●材   質:ステンレス
●最大測定長:150mm
●最小読取値:0.05 mm
●最大許容誤差:±0.05mm
●本 体 質 量:150g
読み
73
0.0 0
7 3. 0 0
読み
73
0.5 0
7 3. 5 0
読み
73
0.5 5
7 3. 5 5
ジョウ
被測定物
発売元
新潟県三条市塚野目5丁目3番14号
〒955-0055 
(0256)33-5502
(代)
  FAX(0256)33-5528
http://www.niigataseiki.co.jp
URL
I202-K1
2204

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Summary of Contents for Niigata seiki TVC-15S

  • Page 1 使用前の準備 目盛の読み方 取扱説明書 TVC-15S 品番 ケガキノギス 精密測定工具 ご使用前に、下記の準備を行ってください。 本尺目盛に、本尺目盛と副尺(バーニヤ)目盛が合致したとこ ろの副尺目盛をプラスして、測定値を読みます。 ●バーニヤに無理な力をかけない。 指かけを押さずにバーニヤを動かすと、無理な力がかかり、 測定値=本尺目盛+副尺(バーニヤ)目盛 この度は 「ケガキノギス」 をお買上げいただきありがとうございます。 精度不良や破損の原因となります。 この商品は、 本尺目盛と副尺 (バーニヤ) 目盛を使い、 測定値を読み取る精密測定工具です。 ●測定面、 摺動面、 外観などの汚れや防錆油などを拭き取る。 ●測定例1 測定値 73.00㎜ 測定面に超硬チップ付で、 一般鋼材・焼入品などへのケガキ作業が行えます。 そのまま測定を行うと誤差の原因となります。 ●正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に本取扱説明書を必ず読み、記載の手順に従ってご使用ください。 本尺目盛 ●本体と被測定物の温度慣らしを十分に行う。 読み  お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる場所に大切に保管してください。 (1㎜) 測定器本体と被測定物の間に温度差があると、誤差の原因と ●第三者に譲渡・貸与される場合も、この説明書を必ず添付してください。 副尺目盛...
  • Page 2 ●When not in use, keep jaws slightly open to prevent thermal ●In order to maintain instrument accuracy, it is recommended that We provide calibration services. Niigata Seiki Co., Ltd. expansion from creating excessive forces on jaws and affecting Please contact agent in country of accuracy is confirmed through calibration on a periodic basis.