一般的な安全注意事項
警告:
本製品を使用する前に、以下の警
告指示をお読みください。
•
本製品は、慎重かつ適切に使用しないと危険な場合
があります。本機を使用する前に、本取扱説明書を
よく読んで、その内容を理解してください。
•
本取扱説明書のすべての指示に従う必要がありま
す。指示に従わないと、重傷または死亡事故につな
がる可能性があります。
•
使用者は必要な知識と経験を持っている必要があり
ます。使用者は、製品の安全な使用方法および該当
する安全上の注意事項についてトレーニングを受け
る必要があります。
•
本装置は、可能な限り、1 人の作業者のみが占有して
使用する必要があります。
•
本製品は、指定された使用目的および指定された限
定範囲でのみ使用してください。
•
使用者の健康状態は良好でなければなりません。
•
不適切に使用、保管、洗浄した場合、または使用負
荷が大きすぎる場合、製品が損傷する可能性があり
ます。
•
本取扱説明書に記載されているとおりに製品の点検
を実施してください。
•
アーボリスト向け身体保護具に関する現地要件およ
び国の規制に従ってください。
•
本取扱説明書および点検レポートは、製品と一緒に
保管してください。
•
本製品を新しい使用者に渡す場合は、取扱説明書が
製品に付属していることを確認してください。
•
本製品を別の国に移動する場合は、以前の使用者の
責任において、取扱説明書がその国に適した言語で
あることを確認する必要があります。
操作前の安全注意事項
警告:
本製品を使用する前に、以下の警
告指示をお読みください。
•
以前の使用方法がわからない場合は、本製品を使用
しないでください。
•
ワークポジショニングシステムのすべての部品は、
そのシステムに対応したものであり、正しく設定さ
れている必要があります。本製品を他の部品ととも
に使用する場合は、次の推奨事項に従う必要があり
ます。
•
その他の PPE 部品は、降下装置 EN 341、作業位置
確認システム EN 358、落下防止システム EN 363 な
ど、EU 2016/425 規制に準拠している必要がありま
す。
•
降下装置の調整装置は、製品の直径に合わせて調整
する必要があります。
•
金属部品に、製品を損傷する原因となるバリや鋭利
なエッジがないことを確認してください。
56
•
作業を行う前に、製品点検を実施してください。
用前に毎回実施する製品点検 57 ページ を参照して
ください。
•
本製品を安全に使用できるかどうかが完全にわから
ない場合は、使用を停止してください。
停止 59 ページ を参照してください。
•
考えられるすべての緊急事態に対する緊急手順を含
むリスク評価(RA)を作成してください。緊急事態
が発生した場合は、緊急および救助手順を迅速かつ
安全に実施できるようにしてください。
操作のための安全注意事項
警告:
本製品を使用する前に、以下の警
告指示をお読みください。
•
本製品を他の部品と一緒に使用する場合は、それら
の部品に関するメーカーの指示および情報を読み、
それに従ってください。
•
本製品をロープアクセス、救助や洞窟探検で使用す
る際、フリークライミングが必要になった場合は、
必ず、EN 892 に準拠した動的登山ロープなどの適切
なロープを使用してください。
•
接続端用のアイを停止機能として使用しないでくだ
さい。独自の接続端を確立するには、 8 の字に結びま
8 の字結びの結び方 57 ページ を参照してくだ
す。
さい。
•
製品内が高温になるのを防ぐため、降下操作はゆっ
くりと行ってください。
•
本製品と他の材料との摩擦が大きいと、本製品が高
温になったり、損傷したり、壊れたりするおそれが
あります。
•
本製品が新品の場合は特に注意してください。本製
品が新品の場合、製品の表面は非常に滑らかで滑り
やすいことがあります。
•
日光や化学薬品は、本製品を損傷し、強度を失わせ
る原因となります。本製品を紫外線に当てないでく
ださい。
•
本製品を 100°C 以上の温度にさらさないでくださ
い。
•
本製品を改造しないでください。
•
結び目がないことを確認してください。結び目があ
ると破断荷重が減少します。
•
製品に正しく荷重をかけます。
•
製品にかかる荷重が常に縦方向になっているこ
とを確認してください。破断荷重は縦方向の荷
重に指定されています。
•
接続端に 2 つのカラビナを使用しないでくださ
い。これにより、本製品に横方向の荷重がかかり
ます。
•
選択した構成で製品の荷重をチェックし、荷重が
大きすぎないことを確認します。安全率 ≥ 7 が
推奨されます。
•
作業位置確認システムには、オペレータの垂直上の
位置にアンカーポイントが必要です。
使
製品の使用
1779 - 001 - 01.03.2022