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HS-603
ホットエアSMD除去機
このたびはホーザン HS-603 ホットエアSMD除去機 をお買い上げいただき、まことにあり
がとうございます。この取扱説明書をよくお読みになり、正しくお使いください。また、お読み
になったあとも大切に保管してください。
各部の名称と入組明細
ステーション
温度調整ツマミ
温調モニタランプ
付属品
ホルダー取り付け用ビス2本
ピンセット
ノズルセッター
消 費 電 力
設 定 温 度
最 大 吐 出 量
※ ダイヤフラム式ポンプはゴム製弁膜を振動させることでエアー
の吸入排気をする方式です。
ノズル
(別売品)
風量調整ツマミ
電源スイッチ
ヒータースイッチ
ご注意 : 旧HS‐601/602とHS-603の電源コネクター
AC100V 50/60Hz
330W
セラミックヒーター
ダイヤフラム式
21L/分(60Hz)
ホルダー
エアホース
電源コネクター
は形状が異なり、ブロアの互換性はありません。
(ノズルは兼用可能です。)
外 形 寸 法
(ステーション部) (突起物含まず)
ブロア全長
コテ部
取扱説明書
HS-32
2ピン変換
ブロア
アダプター
(別売)
※2ピンプラグへ変換
してご使用になる場
合はアースを確実
にとってください。
5kg
230g
■ 3ピンプラグ仕様

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Summary of Contents for HOZAN HS-603

  • Page 1 取扱説明書 HS-603 ホットエアSMD除去機 このたびはホーザン HS-603 ホットエアSMD除去機 をお買い上げいただき、まことにあり がとうございます。この取扱説明書をよくお読みになり、正しくお使いください。また、お読み になったあとも大切に保管してください。 各部の名称と入組明細 HS-32 ノズル ステーション 2ピン変換 ブロア (別売品) アダプター (別売) 風量調整ツマミ ※2ピンプラグへ変換 電源スイッチ してご使用になる場 合はアースを確実 にとってください。 ホルダー エアホース 温度調整ツマミ ヒータースイッチ 温調モニタランプ 電源コネクター 付属品 ホルダー取り付け用ビス2本 ご注意 : 旧HS‐601/602とHS-603の電源コネクター ピンセット は形状が異なり、ブロアの互換性はありません。 ノズルセッター (ノズルは兼用可能です。) 仕...
  • Page 2 注意文の警告マークについて この取扱説明書ではご使用上の注意事項を次のように区別しています。 警告 …重傷をともなう重大事故の発生を想定してのご注意 注意 …傷害や物的損害を想定してのご注意 なお、注意 として記載されていても、あるいは特に記述がなくても、状況によっては重大 な結果をまねく恐れがあります。正しく安全にご使用ください。 ご使用上の注意  警告 1.電源電圧は、交流100Vをご使用ください(50Hz、60Hz共用)。規定以上の電圧を 加えると、故障や火災の原因になります。 2.電源を入れたまま長時間放置すると、ヒーター寿命を短くするばかりか思わぬ事故に つながる恐れがあります。使用後は必ず電源を切ってください。 3.ノズルからは最高420℃の熱風が吐出します。熱風吐出方向30cm以内には手・顔 など人体の各部およびアルコール・塗料など揮発性の高い化学薬品、また、紙・木・プ ラスチックなど可燃物を絶対に近づけないでください。また直接熱風がかからないよう にしてください。 4.ブロアに接続しているエアホース・電源コードには、発熱部を接触させないでください。 5.ノズル交換は、必ず電源スイッチを切り、冷却したのち付属のノズルセッターを用いて 行ってください。(6ページ参照) 6.感電・ヤケド防止のため、ヒーター交換は必ず電源スイッチを切り電源プラグをコンセン トから抜き、冷却したのちに行ってください。  注意 1.コテホルダーおよびステーションは、振動のない水平で安定した場所に設置してくださ い。ステーションは横にしたり、逆さにしたり、また衝撃を与えたり、落下させたりしないで ください。 2.ヒーターはセラミックでできています。水などで急速に冷却しないでください。また、落と したり、強い衝撃を与えたりしないでください。破損(断線)する恐れがあります。 3.必ずステーション底部に取り付けてある輸送用止めネジ(赤色)を外してから運転を開 始してください。輸送用止めネジを外さないで電源を投入しますと、故障を引き起こし ます。(3ページ参照) 4.修理などで移送する場合は、必ず輸送用止めネジをしっかりと取り付けてください。(3 ページ参照) 2...
  • Page 3 準 備 輸送用止めネジの取り外し ● 輸 開梱が終わりましたらステーション底部に取り付けて 送 用 ある輸送用止めネジ(赤色)を外してください。 止 め  注意 ネ ジ 輸送用止めネジを外さないで電源を投入します と、故障を引き起こしますので必ず取り外してくだ さい。 このネジは紛失しないように保管し、輸送される ときは必ず取り付けてください。 ホルダーの取り付け ● ステーション側面のビス穴についているビスをいった ん外し、ホルダーを固定してください。 元のビス1本と、同梱の2本のうち1本を使用し、残り 1本は予備です。 各部の接続 ● ノズル(適合の確認) 1 装着するノズルが、取り外す 部品に適合しているか確認 のうえ、ブロアにノズルを取り 付けます。 (5ページ「ノズルの選び方」と 6ページ「ノズルの着脱方法」 を参照) 2 ブロアをホルダーにセットし ます。 ブロア...
  • Page 4 ご使用方法 1 希望する温度、風量に設定します。 ハンダの種類により、溶融する温度が異なり ますのでハンダの種類をご確認ください。 使用するノズルにより、吐出する熱風の温度 が異なります。9ページの温度特性表を参考 に温度を設定してください。 2 ノズルの先端が部品のリードの真上になるよう ブロアを保持します。 このとき、ノズルと部品を接触させないように 注意してください。 3 ピンセットの先端を部品の隅に当て、ほんのわ ずかの力で押しながら加熱します。ハンダが ゆるむと部品がぐらつきますので素早く取り外 します。 このとき、ハンダの溶解が不十分ですと、パ ターンが剥離することがありますので、無理に 引きはがしたりせず、再び加熱してください。 4 取り外し後、パターン部分に残ったハンダをハ ンダ吸取線(当社H‐37‐1.3など)で除去しま す。 吐出風量特性 吐出エアの勢いはノズルのピン数によって大 吐出風量特性 きく変わってきます。とくにピン数の少ないノズ 吐 ルをお使いの場合には風量を絞ってお使いく 出 ださい。 風 右グラフは吐出口口径φ4の場合の、風量調 量 ( L 整ツマミ位置と吐出風量の関係です。 / 分...
  • Page 5 ノズルの選び方 一般的なチップ部品に適合するよう、多数のスタンダードノズルをご用意しています。詳しく は最新のカタログまたはホーザンのホームページをご覧ください。 適合性については下記をご参照ください。 ノズルピンの種類 ストレート スモール ベント(斜め約45° に吐出) BGA(CSP) 内径 1.18mmφ 内径 0.68mmφ 内径 1.18mmφ 内径 1.45mmφ 外径 1.48mmφ 外径 0.88mmφ 外径 1.48mmφ 外径 1.81mmφ SOP QFP PLCC BGA(CSP) =ノズルピンなしに ● ● ベースに直接 あけた穴です。 ノ ズ ル ピ ン の 内 寸 法 ノズルとリードが接しな...
  • Page 6 ノズルの着脱方法  注意 1.使用直後のノズル、ヒーターホルダー部分は熱くなっています。十分に冷ましてから着 脱をしてください。 2.ヒーターはセラミックでできています。水などで急速に冷却しないでください。また、落と したり、強い衝撃を与えたりしないでください。破損(断線)する恐れがあります。 ノズルの取り付け ● 1 ブロアの先端にノズルを乗せます。 ノズルのフックがブロアの固定金具の延長線上に フック 来るように置きます。 固定金具 2 ブロアの固定金具をフックに引っ掛けます。 3 ロックします。 ロックが強く、指先での作業が困難な場合は、取り 外し時と同様にノズルセッターを使用してください。 ノズルの取り外し ● 付属のノズルセッターの筒状の部分を固定金具の ロックレバーにかぶせ、引き起こします。 6...
  • Page 7 ヒーターの交換 熱風が出なくなる原因の大半はヒーター切れです。 ③ ④ ブロアの電源コネクターピン右図の①と③間の抵抗値を測定し、∞であれば ヒーター切れが疑われます。ブロアを分解し、念のためヒーターリード間の抵 抗を測定し、ヒーター切れが確実となればヒーターを交換します。 ② ① ノズル、ヒーターホルダーが十分に冷めた状態でおこなってください。 1 ② ハンドルB ①のビスを外し、ハンドルBを 図1 外します。 2 ②のビスを外し、ヒーターカ バーを外します。 ヒーターカバー アース線 抵抗値を表示 3 ③ の ビ ス を 外 し、ア ー ス 線 ハンドルA ③ HS-605 ④ (赤または緑)を外します。 ヒーター 4 ④の端子にハンダ付けしてある...
  • Page 8 ヒーター交換時の再調整方法 ヒーターはそれぞれ固有の抵抗値を有します。 HS-603は温度制御回路の調整をして出荷しております。ヒーターを新しく交換した場 合、温度制御回路の再調整が必要となりますので、次の手順で行ってください。 テスターと調整ドライバーをご用意ください。 ● 1 ステーションのカバーを外します。調整用トリ 基板 マーはフロントパネル裏側の温度制御基板上 にあります。 トリマー 2 ヒーター交換作業の際メモした新しいヒーター の抵抗値を下表に照らし合わせ、トリマーの調 整抵抗値を確認してください。 対照表 ヒーターの抵抗値 8.1 8.2 8.3 8.4 8.5 8.6 8.7 8.8 8.9 9.0 (Ω) トリマーの 815 805 785 770 740 720 715 710 705 680 調整抵抗値(Ω)...
  • Page 9 温度特性 (装着するノズルの種類や風量設定の違いにより熱風の温度が異なります。) 測定方法 ノズル先端から1.5mmの距離に熱電対(JIS.K)を固定し、記録計に接続し計測。 記録計 : YEW Model μR-100 ※風量調整ツマミ位置 実線 : MAX.時 破線 : MIN.時 一点鎖線 : 7時 HS-611(24ピン) HS-615(28ピン) HS-617(2ピン) 熱 熱 熱 風 風 風 温 温 温 度 度 度 ( ( ( ℃ ℃ ℃ 温度調節ツマミ位置...
  • Page 10 技術的なお問い合わせ 本社 〒556-0021 大阪市浪速区幸町1-2-12 TEL(06)6567-3111 FAX(06)6562-0024 TEL(06)6567-3132 月曜日から金曜日(祝日を除く)の 9:15~12:00、13:00~17:00 11.04 10...
  • Page 11: Specifications

    INSTRUCTION MANUAL HS-603 Thank you for purchasing the HOZAN HS-603 HOT AIR STATION. With proper care and handling this fine instrument will provide years of trouble-free operation. Please read this entire instruction manual carefully before attempting to place this instrument in service.
  • Page 12 Warning and caution symbols These symbols are used throughout the instruction manual to alert the user to potential safety hazards as follows : Warning … Notice when incorrect handling could cause the user's death or serious injury. Caution … Notice when incorrect handling could cause injury to the user or material damage.
  • Page 13: Before Operation

    Before operation Removing the shipping screw ● After unpacking the HS-603, remove the shipping screw (red color) on the bottom of the station. Caution If turn on the power without removing the screw, this could cause a trouble of the station.
  • Page 14: Operation

    After the component has been removed, there will still be some solder remaining on the pat- tern. Use HOZAN-WICK (desolder braid) such as H-37-1.3 to clean it. Air volume characteristics The blown air volume will vary greatly with the Air volume characteristics number of pipes of the nozzle.
  • Page 15: Nozzle Selection

    Nozzle selection Various standard nozzles are available for popular chip components. See the latest HOZAN catalog or web site for further reference. Refer to the following chart for applicability. Types of nozzle pipe Straight Thin BGA (CSP) inner dia. 1.18mm φ...
  • Page 16: Replacing The Nozzle

    Replacing the nozzle Caution  1. The nozzle and the part of the heater holder is very hot. Replace nozzles after cool them down enough. 2. As the heater is made of ceramic, do not cool it down quickly with water etc. and do not drop or give a strong impact.
  • Page 17 Exchanging order of the heater The cause of that the unit does not blow hot air is mostly a heater break. ③ ④ It is suspicious of a heater break if the resistance value is infinity between the connector pin Nos. 1 and 3 of the power supply connector. Reassemble the blower and measure the resistance between the heater lead wires just to make sure that it is a heater break.
  • Page 18 Adjustment of the temperature control circuit Each optional heater has individual resistance. The trimmer on the temperature control circuit of HS-603 is already adjusted when shipping. It is necessary to readjust the trimmer when the new heater is installed. Proceed with the following order.
  • Page 19: Temperature Characteristics

    Temperature characteristics (The temperature of the blown air will vary with the type of nozzle attached and the air volume setting.) Measurement method Secure a thermocouple (JIS.K) in position 1.5 mm away from the tip of the nozzle, connect μ it to a recorder and take the measurement.
  • Page 20 HEAD OFFICE : 1-2-12 Saiwaicho, Naniwa-ku, Osaka 556-0021, Japan Tel : 81-6-6567-3111 F ax : 81-6-6562-0024 11.04...

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