Fantic INTEGRA 150 TRAIL User And Maintenance Handbook

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ELECTRIC
BICYCLE WITH SERVO-ASSISTED PEDALLING
電動アシスト式マウンテンバイク
シリーズ
eMTB
ユーザー&メンテナンス・ハンドブック
I N T E G R A 160
I N T E G R A 150
I N T E G R A 160
R A C E
T R AI L
E N D U R O
J P
ユーザー&メ ン テ ナン スハン ド ブック
User and
E N
I N T E G R A 180
maintenance handbook
E N D U R O
(translated from original language)
Made in Italy

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  • Page 1 ELECTRIC BICYCLE WITH SERVO-ASSISTED PEDALLING 電動アシスト式マウンテンバイク シリーズ eMTB ユーザー&メンテナンス・ハンドブック I N T E G R A 160 I N T E G R A 150 I N T E G R A 160 R A C E T R AI L E N D U R O ユーザー&メ...
  • Page 2 目 次 イラスト I N T E G R A 150 T R AI L I N T E G R A 160 E N D U R O I N T E G R A 160 R A C E I N T E G R A 180 E N D U R O...
  • Page 3 図 1 min ˜ 590mm MAX ˜ 770mm ˜ 280 mm ˜ 1260 mm ˜ 1970 mm ˜ 760 mm ˜ 760 mm ˜ 800 mm INTEGRA 150 INTEGRA 160 INTEGRA 180 図 2 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 4 図 3 150 TRAIL 33 1a 24 35 図 4a Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 5 160 ENDURO 160 RACE 33 1a 32 27 28 図4b 180 ENDURO 33 32 1a 27 28 図 4c Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 6 図 5 図 6 フロント リア 図 8 図 7 フロント 図 9 150 TRAIL / 160 ENDURO 160 RACE / 180 ENDURO リア Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 7 フロント リア 図 10 NO ! OK ! 図 11 図 12 図 13 図 14 図 15 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 8 図 16 図 17 MIN 10 mm 図 18 図 19 R (DX) L (SX) 図 20 図 21 図 22 図 23 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 9 90° 図 26 Min 10cm 図 27 図 24 図 28 図 25 図 29 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 10 “0“ 図 30 図 31 図 32 図 33 図 34 図 35 図 36 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 11 図 37 図 38 図 39 図 40 図 41 図 42 図 43 図 44 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 12 図 45 図 46 図 47 図 48 160 RACE 150 TRIAL 180 ENDURO 160 ENDURO 図 49 150 TRAIL / 160 ENDURO 325 MAX psi 図 51 図 50 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 13 図 53 図 52 図 54 図 55 230V~ 50Hz 図 56 図 57 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 14 図 58 図 59 図 60 図 61 図 62 図 63 図 64 図 65 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 15 図 66 図67 図 68 図 69 図 70 図 71 図 72 図 73 図 74 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 16 図 75 図 76 図 77 図 78 図 79 図 80 図 81 図 82 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 17: Table Of Contents

    目次 目 次 第0 0 章 – 初めに 3.f – サドル及びサドルサポートチューブ 1. 初めに ……………………..........EN_1 の点検 ............EN_11 2. “EPAC” – 電動アシスト自転車とは 3.g – ハンドルバーの点検 …….....EN_11 Electrical Power Assisted Cycl e ....EN_1 3.h – ブレーキの点検 ........EN_12 3. マニュアル内で使用するマークについて..EN_2 3.i – ドライブチェーン及び クランクの点検……….......EN_12 l.
  • Page 18 5. 表示盤 …...............EN_24 8. 冬季などの長期保存について....EN_35 5.a – 機能ボタン ………........EN_24 5.b - 表示される機能…........EN_24 5.c – 電動アシスト機構の起動と 調整 ............EN_26 Section 0 8 – トラブルシューティング 5.d – USB接続………….........EN_27 1. トラブルシューティング........EN_36 6. バッテリーパックの保守について …………...EN_28 2. エラーコード............EN_37 Fantic Motor 社では、商品の機能、寸 法、データ、仕様等につき、予告なく変 更または改良することがあります。 EN_ii Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 19: 初めに

    初 め に 1. 初 め に Fantic eBikeをご購入してくださったお客さま、 この自転車は、最高品質の素材を用いて、 あらゆる欧州規制/指令に適合して製造され 私どもの製品をお選びいただき、心より感謝 ています。 申し上げます。FanticのeBikeは革新性とスタ イル及び快適性を融合させた製品であり、ま たイタリア国内で製造されていることも特徴 お客さまの新しいeBikeをお使いになる前に、 の一つです。ペダルアシストという革新性は 本「ユーザー&メインテナンスハンドブック(以 お客さまの自転車ライフを大きく変革し、 地 下、「マニュアル」と記します)をよくお読みい 平線の彼方へと広げることでしょう。ペダルア ただき、商品を十分にご理解いただいたうえ シストによる快適な自転車ライフは、サイクリ でご使用いただけるよう、強くお願い申し上げ ングが本来もたらす健康性を一切損なうこと ます。 なく、楽しみを広げることでしょう。 このマニュアルは不明なことがあった時のために保有し、またマニュ アルに記された安全のための注意事項をよく確認してください。 2. “EPAC” - Electrical Power Assisted Cycle(電動アシスト式自転車)とは EPACはElectrically Power Assisted Cycle.(電動...
  • Page 20: マニュアル内で使用するマークについて

    初 め に 3. マニュアル内で使用するマークについて このマニュアルには、極めて重要な情報や注意事項等を記載する場合、確実にご覧いただけるよう、 下記に説明されるようなシンボルのもとに表記がなされています。 Hazard (危険) このシンボル(マーク)は、お客様ご自身と第3者をも含む関係者に対し、商品の取り扱いに よって危険が生じ、その結果怪我や器物等への損傷が生じうるリスクがあることを示します。 Attention(注意) このシンボル(マーク)は正しい取り扱いを行わないことによってご自身はお持ちの器物等への 損傷、あるいは環境への影響等が懸念されるときに用いられます。 (注意) このシンボル(マーク)はお使いになる自転車が最高のコンディションでいられるような重要な情報 を示すときに用いられます。 推奨トルクの指定について このシンボル(マーク)は、自転車の使用に際し、安全性を確保するために必要な指定トルク値で の締結を求める際に示されています。指定トルク値での締結には、正しくセットアップされたトルク レンチの使用が欠かせません。もしお客さまがこうした工具をお持ちでない場合、ぜひ資格を保有 する整備士による車両の整備を依頼されるようお願いいたします。間違ったトルク値での整備は、 部品の破損や脱落など、結果として商品の損壊につながる危険性を秘めています。本マニュアル の最終ページには、守るべき指定トルク値の一覧が掲載されています。 EN_2 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 21: 安全に関する情報

    注 意 事 項 及 び 安 全 に つ い て 1. 安全に関する情報 - このユーザー&メンテナンス・ハン - もしこうした書類が失われた場合 ドブックには、主な構成部品や関 などは、ご購入先にその写しの 入手をご依頼ください(有償)。 連する技術など、また正しい操作 - 新車をお受け取りになる際には、ご 方法や安全に関する事項など、 EPAC自転車についてお客さまに 購入先ですべての書類が整備され 知っていただきたい事項がすべて ていることを確認してください。また、 含まれています。 納車証明書に記載されたすべての - 安全性に関する事項については 書類が存在することをご自身でご 特に注意してご確認ください。各 確認ください。万が一必要な書類が 種の警告を理解し順守することで、 同梱されていない場合は、確実に ご自身やほかの方、動植物ある ご購入先に連絡し、すべてそろえる いは第三者の所有物などに棄損...
  • Page 22: B -正しい使用法

    注 意 事 項 及 び 安 全 に つ い て 1.b – 正しい使用法 - 常に、ご自身の自転車を本マニュアル、 あるいは付属する安全ガイド、保証 - 本マニュアルで示す自転車はオフ 書などの資料の指示に従いご使用く ロード及び以下のテーブルAで示 ださい。 されたオンロードでの使用に適し ています。 - それ以外の使用については、危険性 1.c – 不適切な使用法 があったり、転倒やアクシデントなど - 本マニュアルの “1.b“ 項をよくご確 に直面する恐れがあります。また、正 認ください。 しくない使用はバッテリーに負荷をか - お客様ご自身のみが、ご自身の け、短絡や出荷の要因ともなりかね...
  • Page 23: 識別証プレート

    説 明 及 び 仕 様 諸 元 イラストレーション イラストレーション(図解)はマニュアルの先頭に示されています 1. 開梱 5. 自転車の部品を確認しま しょう 出荷前に、自転車はエアパッキンなどでくるま (図示 “3“, “4a“, “4b“ and “4c“) れ、お客さまの手元に届いたときにも完全な 状態になるように保護されています。梱包を フロントタイヤ 注意深く解き、お住まいの地域の規制に従っ 1a フロントタイヤバルブ て不要物は廃棄してください。 フロントブレーキレバー リアブレーキレバー 左側ハンドグリップ 梱包材(プラスティック材、ビ 機能選択ボタン ハンドルバー ニール材、ストラップなど)はお コントロールパネル(ディスプレイ) 子様の手に届く所には放置し ユーザーモード選択ボタン 右側ハンドグリップ ないこと.
  • Page 24: 仕様諸元

    リアハブ FSA, 760mm ハンドルバー FSA, 60mm ハンドルバーマウント Tele 30.9 - 100 mm (S-M) FSA, 30.9mm シートポスト Tele 30.9 - 125 mm (L) FSA No.57 HBS ヘッドセット Selle Italia X-Land サドル Fantic - Anodized terminals ハンドル EN_6 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 25 ハンドルバー FSA GRID, 50mm FSA GRID, 35mm ハンドルバーマウント Tele 30.9 - 100 mm (S-M) シートポスト Tele 30.9 - 120 mm (L) FSA No.57 HBS ヘッドセット Selle Italia XLR SUPERFLOW サドル Fantic - Anodized terminals ハンドル EN_7 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 26: 自転車の説明

    説 明 及 び 仕 様 諸 元 7. 自転車の説明 7.a – ブレーキ 7.c – フレーム及びフォーク (図 “9“) 本 商 品 は 2 つ の 独 立 し た デ ィ ス ク 式 ブ この自転車にはフロントサスペンションとリア レ ー キ を 備 え て い ま す 。 ショックアブソーバーが装着されています。い...
  • Page 27: ホイール及びタイヤの点検

    点 検 と 確 認 1. 初めて自転車をお使いになると 2. 始業前点検を。 き 自転車をお使いになる前に、本 安全性に欠ける自転車は、危険な マニュアル及び「安全のための 状態を招いたり、転倒やアクシデン 手引き」をよく読んでください。 トの原因となりかねません。 お乗りになる前に、必ずご自身の自転車が 自転車は一部組み立て済みの 安全に乗れることをご確認ください。自転車 はしばしばお客さまの知らないところで第三 状態で販売店に届きます。安 者の手によって倒されたり、投げ出されたり、 全性にかかわるいくつかのコン 傷つけられたりしているものです。 ポーネントは組付けられていな 安全の確保のためにも「安全のための手引 い状態ですので、販売店が車 き」の “1.g”及び “1.h“をよくご確認ください。 両の安全性を確保するために 最終組み立てを行う必要があ すべてのコンポーネンツを注意 ります。輸送中に箱が倒される 深く点検し、切り傷や破損、亀裂、 などのダメージを受けていない 機械的損傷などがないことを目 かご注意ください。 視確認してください。何か問題 があった場合には、必ず販売店 自転車をお受け取りになる前に、販売店がす...
  • Page 28: B - タイヤの点検

    点 検 と 確 認 3.b – タイヤの点検 3.d – タイヤ空気圧の点検 タイヤ空気圧が低すぎると、 タイヤを点検し、外からのダメージの兆候が · タイヤとインナーチューブの位置がホイー ないか、異物の噛み込みや摩耗、損傷がな ルリム上でずれて、バルブが斜めになるこ いか、タイヤ表面がオリジナルの形状を保っ とがあります。これはバルブの損傷にもつ ているかなどを確認してください。 ながりかねません。その場合、乗車中に急 タイヤコード(タイヤを構成する繊維)がタイ 激にタイヤの空気が失われることになる恐 ヤのトレッド面に露出していないことをよく確 れもあります。 認してください。 · カーブでタイヤがホイールリムから外れる タイヤがへこんでいたり亀裂が入っていない ことがあります。 ことを確認してください。 · 故障の頻度が高くなります。 タイヤに噛み込まれた異物(石、ガラスの破 片など)があればすべて手で、あるいは小さ なドライバーなどを注意深く用いて、取り除い タイヤ空気圧は乗り手の体重、および自転 てください。 車の総重量に応じて変化させるべきです。 空気漏れを確認してください。空気漏れが発 下に示すテーブルには、タイヤ空気圧の参...
  • Page 29: E - ホイールの点検

    点 検 と 確 認 3.g – ハンドルバーの点検 セーフティキャップを取り外す (2) (図 “13“). 空気圧をゲージもしくはエアポンプ(ゲージ 付)を用いて点検。 もしハンドルバー並びにハンド 必要に応じ、空気を入れる、若しくは抜いてく ださい。 (図 “14“). ルバージョイントが損傷を受け セーフティキャップを取り付けます。 ていたり、正しく装着されてい 3.e – ホイールの点検 ない場合、転倒や事故といっ た危険な状況に陥る可能性が あります。 フロントホイールを持ち上げ、手で回転させま す。リム及びタイヤが確実に自在に回転する ことを確認してください。タイヤが前後左右に もしこれらの部品に異常を発見したり、若しく 揺れ動かないことを確認してください。 はその疑いのある場合、自転車を使用せず、 リアホイールについても同様に点検してくださ 販売店もしくは認証された技術者に連絡して い。 ください。 ホイール全体が異物などによって異常が生 ハンドルバー及びハンドルバージョイントを じていないことを確認してください。必要に応...
  • Page 30: H - ブレーキの点検

    点 検 と 確 認 3.h – ブレーキの点検 3.i – チェーン及びクランクの点検 重要な警告:ブレーキのトラブルは この点検は2名で行う必要があります。一人 店頭や事故を含む重大な危険が はリアホイールが地面に接触しないように持 ち上げてください。もう一人は、右側のクラン 生じうる恐れがあります。ブレーキ クペダルを、時計方向に回転させます。この の故障は乗り手の生命に危機を 状態で、クラウンがスプロケットブロックと正 及ぼす危険があります。 しく整列していることを確認してください。 クラウン並びにスプロケットの双方が、偏心 することなく自由に動くことを点検してください。 ブレーキシステムの点検には十分に注意を払 外観上何らかの異常や遺物の付着がないこ う必要があります。もし異常を発見したり、そ とを確認し、またある場合は取り除いてくださ れが疑われる場合、自転車を使用することは い。 やめ、販売店又は認証された技術者に連絡 チェーンにも損傷がないことを確認してくださ してください。 い。チェーンが自由に動き、チェーンプレート 静止時に、両方のブレーキレバーを可能な限 やチェーンピンなどとの接触がないようにし り深く握ってください。ブレーキレバーとハンド ルバーとの間の間隔は最小で10㎜です (図 てください。あるいは、チェーンがよじれたり していないように。...
  • Page 31: 灯火類の点検(装着車のみ)

    点 検 と 確 認 3.m – 灯火類の点検 (装着車のみ) 3.n – アクセサリー類の点検 この項目は、ご購入時に公道走行を目的 自転車にはそのほかにもアクセサリーが装 として灯火類の装着がなされていた場合、 着されていることがあります。例えばバッグ あるいはご購入後にアクセサリーとして灯 やキャリア、ボトルホルダーなどです。 火類を追加された場合のみ適用されます。 こうしたアクセサリーが確実に車体に固定され ていることをよく確認してください。 車体上のいかなる部品も動かないこと。 視界が悪い時や暗闇での使用 また、部品から軋み音などが出ないよう確認 は転倒や事故といった危険に してください。 もし斜体に固定されているはずの部品にガタ つながります。路上の障害物な があったり動きがある場合は、確実に取り付 どが見えにくかったり、他者か け直してください。 ら発見されにくいといった恐れ 3.o – その他の点検 もあります。 もし自転車の車体関連部品、あるいはアクセ 灯火スイッチを入れ、前後灯が確実に点灯す サリーにダメージがあった場合、その破損部 分に鋭い傷や突起などを生じ、結果としてけ ること、また灯火類が確実に自転車に取り付...
  • Page 32: 締結トルク

    点 検 と 確 認 4. 締結トルク トルク値が特に明示されていない場合、以下のト 一部のボルトやスクリューの頂部には、対応する ルク表をご確認ください。 トルク値がNmで示されています。 締結トルク (Nm) ねじ結合部位 ねじ径 9 / 16” ペダル ハンドルバージョイント 伸展部ボルト ハンドルバージョイント 角度調整スクリュー ハンドルバージョイント スクリュー サドルサポートチューブ ジョイント サドル ジョイント ブレーキ ブレーキユニット スクリュー ギアレバー ジョイント ブレーキレバー ジョイント ハンドグリップ固定スクリュー M10x1 10 with threadlockers ショックアブソーバー...
  • Page 33: ペダルの装着

    分 解 と 調 整 以下の作業のいくつかは、お客様ご自身で、保持者なしに行えます。但し、必ず正しい 工具をお使いの上、作業に携わってください。 1. ペダルの装着 2. ハンドルバーの調整 筐体の大きさの都合上、ハンドルバーは車両 筐体の大きさの都合上、自転車はペダルを 装着しない状態で出荷されています。 の前後方向に向きを合わせて装着されてい ペダルを装着するためには、 ます。ハンドルバーの向きを変えることで、正 · ペダルの保護フィルムをはがします しくフレームに対して位置づけられます。 · 6㎜のアレンキーを使用し、スクリューを緩 · 左右のペダルはそれぞれ専用品であり、 めてください (1) (図 “22“). 間違えないようにそれぞれに右“R”と左“L” の刻印が記されています。 · ハンドルバーを移動し、フレームに対し垂 直になるように取り付けます。 (図 “24“). · 2つのスクリューを締め付けます。 (1) 正し · Rの刻印がなされた右側ペ いトルク値を使用のこと...
  • Page 34: B - "160" 及び "180" シリーズ

    分 解 と 調 整 3.c – サドルの前後及び角度の調整 サドルの先端をバイクの先端に確実に向きを 合わせてください。 サドルサポートチューブロッキングカラーを締 5㎜のアレンキーを用いて、サドルロッキング め直します(締結トルクは最大値で8 Nmで スクリューを緩めてください。 (図 “32“). す)。(図 “28“) サドルの角度をお好みにより調整してくださ い。 (図 “33“). 3.b - “160” 及び“180” シ リ ー ズ スクリューを正しいトルク値で締め直してくだ さい (第3章第4項参照) (図 “34“)。 •シートチューブの調整 6㎜アレンキーを使用し、サドル固定スク リューを緩めます。 (図 “23“). 4.
  • Page 35: 全般的な注意事項

    バ イ ク に 乗 っ て み よ う 1. 全般的な注意事項 チェーンを大きなスプロケットに移動させるた めに (図 “41“): · ペダルを踏み込みながら、レバー “1” を親指 この自転車は、通常のペダル式自転車として で最初に止まる位置まで押し込みます(明確なク も、また電動アシスト自転車としても、お使い リック音が聞こえるはずです)。 いただけるよう設計してあります。 · 一度に2速以上シフトアップするときには、 レバーを限界まで押し込むと、チェーンが2 電動アシスト機構をお使いになる前に、十分 つ以上のスプロケットにジャンプします。 に習熟されることを強くお勧めします。 ライディングモードの選択は第6章を参照。 チェーンを小さなスプロケットに移動するため に (図 “42“): 安全の手引きを注意深く、よく読 · ペダルを踏み込みながら、レバー“2”を親指 みこんでください。 で最初に止まる位置まで押し込みます(明確...
  • Page 36: 自転車を使用するにあたり

    バ イ ク に 乗 っ て み よ う 前に進むには、左足を左のフットペダルの上 ディスクブレーキには、十分に効くように なるまでにはある程度の慣らしが必要で に載せ、右足は右のフットペダルの上に載せ す。 慣らしは以下のように行ってください ます。 ブレーキは中程度の速度(約 ㎞ )で 回ほどのブレーキング操作を行うこと これはサドルに座っているときでも、あるいは で慣らしが完了します。 スタンディングの姿勢であっても同じです。 ブレーキの慣らしが完了するまでは、長距 離ライディングなどは避けましょう。慣らし が完了すれば、体感できるほどにブレー キ力は高まります。 ブレーキレバーを強く操作しすぎると、ホイー ルロックにつながる恐れがあります。 リアブレーキへの配分は、総ブレーキ力の 程度が適切です。車両の最大のブ レーキ力を発揮させるためには、左右のレ バーを適切に操作することが必要です。 4. 自転車を使用するにあたり 両方のブレーキレバーを離します - 左のハンドグリップを左手でしっかりと握り、右 漕ぎはじめましょう。 のハンドルグリップを右手でしっかりと保持し...
  • Page 37: 自転車の運搬は

    バ イ ク に 乗 っ て み よ う 8. フロントサスペンションの調 損傷を受けた部品などの交換 整 を行わない場合、危険な状態で 自転車に乗ることになり、結果 サスペンションの伸び側の速度を調整する(リ として転倒や事故、あるいは自 バウンド)ためには、路面状況や乗り手の体 重などに応じ、以下の手順に従い、フォーク 分以外に損害を与えかねませ 内のエアを加圧することによって行います ( ん。 図 “45“): • 車両にまたがり、フォークがどれくらい沈むか を確認します。フルストロークの10~15%程度 「安全の手引き」を十分に注意し の沈み込みが正しい数値です。 て読み込むこと。 • もしフォークの沈み込み量がこれ以上の場合、 キャップ “2” を外し、適切なポンプを使用して、 6. 自転車の運搬は フォークを加圧し、調整してください (最大空気圧 は150 psiです) (図...
  • Page 38 バ イ ク に 乗 っ て み よ う 10. リアショックアブソーバーの リバ ウン ド(戻 り速 度 ) の調 整について ショックアブソーバーの戻り速度の調整(リバウンド)は、まず、路面の状況や乗り手の体重に応じて、 ショックアブソーバー内部の空気を加減圧することで行います。下記の手順に従ってください: • バイクにまたがり、ショックアブソーバーの沈み込み量を確認します。正常値はフルストロークの 10÷15%です。 • もしショックアブソーバーの沈み込み量が大きい場合、キャップ “2” を取り外し、適切なエアポンプを 用いて加圧し調整してください。最大エアボリュームは325 psiです (図 “51“)。 • もし沈み込み量が不足する場合、ポンプボタンを押し、エアを減圧して調整してください (図 “47“)。 • リング “3”を操作し、リバウンドスピードを調整hしてください。 遅い...
  • Page 39: 推奨サグ値

    バ イ ク に 乗 っ て み よ う 11. 推奨サグ値 150 TRAIL 160 ENDURO 180 ENDURO R 160 RACE リア フロント 12. バッテリーの使 用 限 度 について バッテリーの残存量(使用可能時間/距離)は使い方やバッテリー自体の損耗度によって大きく変化し ます (おおむね 20 から 150 kmまで) (平均では、バッテリーの能力は3-4年で約40%ほど減少します)。 バッテリーの寿命に影響を与える条件は以下のとおりです: 条件 関連性 バッテリー寿命への影響...
  • Page 40: 初めに

    電 動 ア シ ス ト 機 構 を 使 い こ な そ う 1. 初めに この章では、電動アシストペダリングシステムの正しい使い方について必要な情報を提供します。 バッテリーパックが完全に充電されていることを確認してください (本章第4項を参照)。 バッテリー充電は、バッテリー車載状態で も、車体から取り外した状態でも行えます コネクターが正しくバッテリーに接続できている ことを確認してください。 右図のT1ボタンを2秒以上長押しし、電 2 sec. 動アシスト機構を起動してください ディスプレイが起動画面を表示し、続い てメイン画面に移動します。 電動アシスト力の調整を行います。 電動アシスト自転車が使える状態であること。 電動アシスト機能の遮断(終了)には、T1ボタ ンを再び2秒以上押し下げます。 一定時間使用しなかった場合(おおむね1時 間)、電動アシスト機構は「スリープ」モードに 入ります。 再起動には、T1ボタンを1秒間隔で2度押しする必要があります。 sec. EN_22 Ed.
  • Page 41: 取り外し

    電 動 ア シ ス ト 機 構 を 使 い こ な そ う 2. バ ッ テ リ ー パ ッ ク の 取 り 外 自転車に乗る前に、バッテリーが完全に充 電されている( つの がすべて点灯する) し ことを確認しましょう。 バッテリーパックのコネクターを取り外します バッテリースイッチは 秒で自動的に (図 “53“)。 遮断されます。 バッテリー固定スクリューを最後まで緩め、...
  • Page 42: バッテリーパックの取り付け

    電 動 ア シ ス ト 機 構 を 使 い こ な そ う 4. バッテリーパックの取り付け バッテリーチャージャー上の LEDは以下に例 する充電状況を示しています。 バッテリーパックを、そのラバーロッド部分 (1)を車体側のサポート(2)に挿入する形で、 スタンバイ 緑 自転車に挿入します (図 “59“)。 充電中 赤 バッテリーパックを丁寧に押し込み、確実に トレーに組み付けます (図 “60“)。 充電完了 緑 バッテリーパックのコネクターを接続します ( エラー 赤点滅 図 “61“)。 バッテリー固定スクリューを完全に締め込み、...
  • Page 43 電 動 ア シ ス ト 機 構 を 使 い こ な そ う Tour distance 1 アシストレベル(強さ)の表示 2 速度 - 前回のゼロ戻し以降の 3 バッテリー充電レベル(残量) 走行距離。 4 “三角形” シンボル:ヘルプ機能起動 サブページ有。 “灯火” シンボル: 灯火の状況(装着車) その他のページは以下のように情報を表示 します: Tour distance -> Average speed 1 そのページごとのアイコン...
  • Page 44 電 動 ア シ ス ト 機 構 を 使 い こ な そ う 5.c – 電動アシスト機構の起動及び調整 Total distance 電動アシストを用いた 総走行距離を示しま す。 電動アシスト力はいくつかの要因に依存しま サブページ があ りま す。 す。 表示上のアシスト力は、選択した機能に応じ た最大アシストレベルを示しています。 アシスト力は以下のようなさまざまな要因に よっ て影響を受けることがあります: - ギア比の選択 Total distance -> Maximum speed - ライディングスタイル...
  • Page 45 能を保持するために安全な温度になるま で、バッテリーの出力を落としていくことが あります。 level 0 アシスト力ゼロの場合: 5.c.a - “押しモード” 機能 外部デバイス(スマートホンやMP3プレイヤー この機能は、状況によって自転車を押し歩か など)をUSBポートに接続することが可能です。 なければならないような状況でのアシストを 接続が完了すると、デバイス上にその接続 行います(例えば、急なスロープの取り掛か 状況が表示されます。 りや大きな段差など)。 この機能は自転車を横で押しているときでも、 あるいは自転車に乗っているときでも起動で Fantic社では、USBポートに接続したことで きます。 生じるいかなる外部デバイスで発生する 押しモード起動には、”T5”ボタンを3秒以上連 異常についても一切の保証をいたしかね 続して押し下げる必要があります。ボタンか ます。 ら手を離した時点で機能は終了します。 - デバイスの取り外しにあたっては、必ずデバイ スの取扱説明書に従ってください。 押しモードが起動していると、メインディスプ レイには上図のような三角形が表示されます 取り外したのち、ラバーカバーを元通りに装 着してください。 5.d – USBの接続 メインディスプレイ部は、ラバーカバーで 保護されているときに限り、水や汚れに...
  • Page 46: バッテリーパックの保守について

    電 動 ア シ ス ト 機 構 を 使 い こ な そ う 6. バッテリーパックの保守について バッテリーパワーの減少 バッテリーへの過負荷や過熱から守るため、バッテリーパックには出力レベルや気温によって、自動 的に出力を制御する機構が組み込まれています。 バッテリーセルの温度が 70°C を超える、若しくは 0 ~ 10°Cの間にまで落ちたときには、アシストモー ターの出力は最終的にゼロになるまで、25%づつ、4段階に制限されていきます。 バッテリー残量が5%以下になると、電動アシスト機能は自動的にオフになります。これは、完全にバッ テリーが放電しオートプロテクションモードに入るまでの間、ディスプレイにその後4時間継続して電源を 供給し続けるためです。 保守、清掃及び保管 バッテリーパックはいつも清潔な状態にあること。 柔らかく、乾燥した布などで清掃すること。 バッテリーパックを水(またはその他の液体)に浸したり、ウォータージェットで洗浄したりしないでくだ さい。バッテリーパックが動作しなくなった場合は、販売店にご連絡ください。 バッテリーパックを汚れた路面などに置かないこと。充電ソケットやその接触面に汚れなどが付着しな いよう注意深く取り扱ってください。 バッテリーの寿命を最大化するためにも、バッテリーパックを十分に注意して取り扱い、保管にあたっ ては以下の条件を守ってください。 - 温度 ....18 - 23°C - 湿度...
  • Page 47 清 掃 及 び お 手 入 れ 本項に記載の作業はお客様ご自身でも携わることが可能です。 ほかの作業については、必ず販売店、若しくは有資格者が行ってください。 1. 清掃及び手入れ 灯火 (もし装着している場合)。 雨天などで濡れた後や、水での洗車後、ある いは砂地などの走行後は必ずチェーン及び メンテナンス、若しくは清掃時には スプロケットを潤滑(第7章第3項参照)。 必ずバッテリーパックを取り外して ください (図 “53“)。 • 300~500 Km 走行後 清掃や手入れを丁寧に行わな 以下の各項についての損耗を点検すること いことは、自転車を危険な状況 (もし交換が必要な場合は販売店に連絡して ください): に置き、結果として転倒や事故 チェーン につながりかねません。丁寧に スプロケット ギア歯 自転車を手入れすることは、よ ホイール・リム り長く自転車に親しんでいただく ブレーキディスク ことにもつながります(図...
  • Page 48: 清掃及びお手入れ

    清 掃 及 び お 手 入 れ 3. 自転車の洗車について • 著しく濡れた後などの対応 以下の部分を丁寧に清掃し潤滑してください チェーン 以下の手順で進めること: スプロケット バッテリーパックを取り外し、ディスプレイを取り ギア歯 外してください(第6章第3項を参照)。 ギア及びディレイラー ブレーキ (ディスク表面を除く) 高圧洗車機などは使わず、丁寧に泥を取り 除きます (土や小砂利、砂、草など)。 自転車を乾燥させます。 適切な洗剤を自転車全体に吹き付けます。 油脂の中にはお使いの自転車に使用 丁寧に水をかけながら、スポンジや布などを するには不適切な商品があることを心 使って洗車します。 にとめておいてください。 自転車を乾燥させます。 チェーンを洗浄し、潤滑します。 より詳しくは、取扱販売店にお尋ねく · 清潔で糸くずの出ないコットンなどの布に、 ださい。 自転車専用の洗浄液を浸します。 · チェーンをこの布で洗浄します。 不適切な油脂やメインテナンス用品...
  • Page 49: 自転車の駐車方法

    清 掃 及 び お 手 入 れ 4. 自転車の駐車方法 · 乾燥したきれいな布を用いて、余分な油分 をチェーンから拭い去ります。 自転車はサイドスタンドで立ててい ホイールリムやブレーキディスクを、適切な脱 脂材を用いて洗浄します(詳しくは販売店に るときでも、あるいは壁やフェンス お尋ねください) などに立てかけたりしていても、軽 オートバイ用のチェーンオイルを い接触で倒れることがあります。こ 自転車に用いることは、チェーン れは、通行人や動物、器物などの やギア周辺のコンポーネンツに不 損壊の原因ともなりかねません。 必要な負荷をかけたり、いためた 自転車を駐車する際には、必ず りする原因につながります。必ず こうした外部の障害物に触れる 自転車専用のチェーンオイルを使 可能性がないような場所に停め 用してください。 るようにしましょう。 子供や動物などは自転車に近づ 適切な脱脂材を用いて、清潔な不織布などを 使用し、丁寧に残る汚れを取り除きます。 かないように注意すること。 ワックススプレーや類似の適切な商品を自 傷つきやすいもの、例えば自動車 転車全体にスプレーします。 商品に記載の方法に則り、自転車を清潔な布...
  • Page 50: 定期外点検について

    清 掃 及 び お 手 入 れ スタンドを使わずに自転車を停める場合: 輸送用のブロックをブレーキピストンの間に 挿入します (図 “68“). 自転車を平地の、安定した路面に置きます。 リアホイール、若しくはサドルを安定した対象 物にむけ、傾けます。 ホイールユニットが外されているときは、ブ ハンドルバーを動かし、自転車が傾いている レーキ操作は行わないこと。輸送用のキャ 方向を向くようにします。 リパーブロックをディスクローターの代わり 自転車が動かず、安定していることを確認し に挿入し、 ホイール装着前に取り外すこと。 ます。特に自転車が勝手に倒れたり、反対側 に寄りかかったり、ほかの動きが起きないこと を注意します。 つのスペーサー を緩めたりなくしたりし “69“) ないこと 図 。 5. 定期外点検について 5.c – フロントホイールの装着 5.a – ホイールユニットの取り付け、取り 外し...
  • Page 51: D- リアホイールの取り外し

    清 掃 及 び お 手 入 れ クイックリリースレバーが正 し く 締 め ら れ な い 場 合 、 ホ アクスルピンをブレーキ側から挿入し、ホイー イールが動いたり緩む可能 ルハブの反対側から出てくるまで押し込みま す (図 “80“)。 性があります。これは転倒や 6ミリのレンチを用いて、アクスルピンをブレー 事故といった危険につなが キ側から締め付けます (図 “81“)。 る恐れがあります。 5.d –リアホイールの取り外し アクスルピンの締結トルクを正しく確 認してください (第3章末にあるトルク 表を参照)。 ギアチェンジレバーを用いてチェーンを一番...
  • Page 52 清 掃 及 び お 手 入 れ · リムを損傷がないか点検します (鋭い突起 もし完全に修理されていない や破片、異物の有無など)。損傷が見つ 場合、走行に危険が生じま かった場合はご購入店に連絡してください。 · いくつかのパンク穴が表面にないかよく点 す。必要な工具をお持ちでな 検すること。 い場合は、修理を試みないこ もし近い箇所に複数のパンク穴がある場 と。 合は、「スネーク・バイト」と呼ばれる、空気 圧が低い状態で強くリムを打つような走り 方をした時に見受けられるものです。 ホイールを車体から取り外します(関連個所 を参照) 。 · もしリム側に問題がない場合は、新しいイ バルブ安全キャップ(2)を取外します (図 “13“)。 ンナーチューブを装着します。 インナーバルブを押し下げ、タイヤ内の空気 チューブの外側面から空気が漏れている場 をすべて抜きます (図 “14“)。 合は: タイヤレバーを用いて、タイヤを完全にホ...
  • Page 53: その他の点検整備について

    清 掃 及 び お 手 入 れ 7. その他の点検整備について もしタイヤ交換が必要な場合: タイヤをホイール・リムから完全に取り外しま す。 本項に説明のない点検や整備については、 新品のタイヤをあてがい、ホイール・リムの片 ご購入の販売店とご相談ください。 側から順番に入れていきます。 タイヤに記された回転方向が、きちんとホ 8. 冬季などの長期保存について イールの回転方向と合致しているかよく確 かめながら作業を進めてください。 もしタイヤ交換が必要ではない場合: もし自転車を長期間のらずにしまっておく場合: 新品のチューブにエアを少し入れ、タイヤの バッテリーを取り外し、再充電しておくこと。少 形が整うようにします。 なくとも4カ月ごとに再充電すること。 タイヤ空気圧を確認し((1 barにする) 少なくと バルブをホイール・リム上に用意された穴に 正しくはめ込みます。 も4カ月ごとに空気圧の点検を行い、補充す バルブが正しく挿入されていれば、バルブ先 ること。 端はホイール中心を向く形で収まります (第3 章大3.c項参照)。 バルブ取付位置を起点として、片側のタイヤ を完全にホイール・リムに取り付けます。...
  • Page 54: トラブルシューティング

    ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ 1. ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ 自転車をお使いの際に異常があった場合、以下の各項に該当するものがないか確認しましょう。 この表は、正規販売店にお使いの自転車をお持ちになることなく、正しい解決策を見つけるお役に立て るよう作成されています。 もし以下の表でも解決策が見つからない場合、または表にある方法で問題が解決しない場合は、自転車 を再利用する前にまずはご購入の販売店にご相談ください。 現象 (問題点など) 考えられる理由(原因) 解決策 ディスプレイ、若しくは電動アシ バッテリーが満充電されている バッテリーパック側の白いボタン スト機構を起動(電源をOKに)で にもかかわらず、故障している。 を押し下げ、電源が入らないか確 きない。 認。充電レベル表示のLEDが点灯 しない場合は、バッテリーが機能...
  • Page 55: エラーコード

    ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ 2. エラーコード 表示されたエラーコードが、以下の表に示されていることを確認しましょう。表示があれば、その指示に 従ってください。 エラーコードに注意してください! エラーコードは、電動アシスト機構の重大な異常を示していることがありま す。こうした異常は、場合によっては自転車そのものや電動アシスト機構 へのさらなる故障につながるか、若しくはお使いの方へのけがなどにもつ ながりかねません。電動アシスト機構の使用をやめ、エラーコードの状況を 特定し、表の指示に従ってこれを修正してください。 エラーコードの意味がお分かりにならない場合、自転車を停め、電 動アシスト機構の使用を中断してください。その後、お買い求めの 販売店に連絡し、修理方法などにつきご相談ください。 エラーコード エラーの内容 対応方法 バッテリーパックの充電が不足。 専用のバッテリーチャージャーを用いて、 再充電してください。 バッテリーが過充電。 システムを一度終了させ(電源を切り)、コ ントロールパネルのT4ボタンを押しさげて 電源を再投入します。問題が解決しない 場合、お買い求めの販売店にご相談くださ い。 バッテリーがほぼ、若しくは完全に放電し 専用のバッテリーチャージャーを用いて、 ている。 再充電してください。 電子測定機能の不良...
  • Page 56 ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ エラーコード エラーの内容 対応方法 ソフトウェアがリセットされた。 システムを一度終了させ(電源を切り)、コ ントロールパネルのT4ボタンを押しさげて 電源を再投入します。問題が解決しない 場合、お買い求めの販売店にご相談くださ い。 モーター内の電流異常が検知された。 ペダルをゆっくりと回す、若しくはアシス ト量を減らし、モーターにかかる負荷を 下げてみて下さい。 モーター内の電流異常が検知された。 ペダルをゆっくりと回し、モーターへの負 荷を減らしてみてください。 モーターの作動不良。 システムを一度終了させ(電源を切り)、コ ントロールパネルのT4ボタンを押しさげて 電源を再投入します。問題が解決しない 場合、お買い求めの販売店にご相談くださ い。 モーター内の短絡。 システムを一度終了させ(電源を切り)、コ ントロールパネルのT4ボタンを押しさげて 電源を再投入します。問題が解決しない 場合、お買い求めの販売店にご相談くださ い。 モーターのオーバーヒート(過熱)。 ペダルをゆっくりと回す、若しくはアシス...
  • Page 57 ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ エラーコード エラーの内容 対応方法 ぺダルへの入力が検知されない。 システムを一度終了させ(電源を切り)、コ ントロールパネルのT4ボタンを押しさげて 電源を再投入します。問題が解決しない 場合、お買い求めの販売店にご相談くださ い ペダル入力センサーの接続エラー。 システムを一度終了させ(電源を切り)、コ ントロールパネルのT4ボタンを押しさげて 電源を再投入します。問題が解決しない 場合、お買い求めの販売店にご相談くださ い データ内のエラー検知。 システムを一度終了させ(電源を切り)、コ ントロールパネルのT4ボタンを押しさげて 電源を再投入します。問題が解決しない 場合、お買い求めの販売店にご相談くださ い モーターのパラメーターが不正。 システムを一度終了させ(電源を切り)、コ ントロールパネルのT4ボタンを押しさげて 電源を再投入します。問題が解決しない 場合、お買い求めの販売店にご相談くださ い スピード信号が認識されない。 スポーク上のマグネットが正しく装着されて いることを確認してください。...
  • Page 58 ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ I N T E G R A 1 5 0 T R A I L I N T E G R A 1 6 0 E N D U R O I N T E G R A 1 6 0 R A C E I N T E G R A 1 8 0...
  • Page 59 In d e x G E N E R A L I N D E X Section 0 0 - Introduction 3.f - Checking the saddle and saddle 1. INTRODUCTION..........EN_1 support tube ..........EN_11 2. MEANING OF “EPAC” - 3.g - Checking the handlebars ......EN_11 Electrical Power Assisted Cycl e ....EN_1 3.h - Checking the brakes ........EN_12 3.
  • Page 60 In d e x Section 0 7 - Cleaning and 11. ADVISED SAG ......... EN_21 M aint enance 12. NOTES ON BATTERY DURATION ... EN_21 1. CLEANING AND CARE........EN_29 2. PERIODIC MAINTENANCE PROGRAM..EN_29 Section 0 6 - Using power assisted 3.
  • Page 61 I n t r o d u c t i o n 1. INTRODUCTION Dear Customer, thank you for purchasing our product. This bicycle has been manufactured using the highest quality materials in conformity with all Our electric bicycle is a combination of inno- the applicable standards and regulations.
  • Page 62 I n t r o d u c t i o n 3. DESCRIPTION OF SYMBOLS This manual contains a series of symbols that are intended to draw your attention to particularly impor- tant information and instructions. The meaning of these symbols is explained below: Hazard This symbol indicates a potential falling hazard and the consequent risk of personal injury and damage (to both yourself and third parties).
  • Page 63 W a r n i n g s a n d S a f e t y D e v i c e s 1. SAFETY INFORMATION - This user and maintenance handbook - If this document is lost or damaged, re- contains all the information necessary quest a new copy from the vendor.
  • Page 64 W a r n i n g s a n d S a f e t y D e v i c e s 1.b - Correct use - ALWAYS use the bi c ycl e as descri b ed in this user booklet, in the safety rec- - The bi c ycl e , subject of this manual , is ommendati o n booklet and any addi -...
  • Page 65 D e s c r i p t i o n a n d T e c h n i c a l D a t a ILLUSTRATIONS The illustrations are grouped on the initial pages of the manual 1. REMOVING THE PACKAGING 5.
  • Page 66 Handlebar FSA, 760mm Handlebar mount FSA, 60mm Tele 30.9 - 100 mm (S-M) Seatpost FSA, 30.9mm Tele 30.9 - 120 mm (L) Headset FSA No.57 HBS Saddle Selle Italia X-Land Handles Fantic - Anodized terminals EN_6 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 67 Handlebar mount FSA GRID, 50mm FSA GRID, 35mm Tele 30.9 - 100 mm (S-M) Seatpost Tele 30.9 - 120 mm (L) Headset FSA No.57 HBS Saddle Selle Italia XLR SUPERFLOW Handles Fantic - Anodized terminals EN_7 Ed. 1 - 07/2019...
  • Page 68 D e s c r i p t i o n a n d T e c h n i c a l D a t a 7. DESCRIPTION OF THE BICYCLE 7.a - Brakes 7.c - Frame and forks (fig.
  • Page 69 C h e c k s a n d i n s p e c t i o n s 1. USING YOUR BICYCLE FOR 2. EACH TIME YOU USE YOUR THE FIRST TIME BICYCLE Before using your bi c ycl e , read An unsafe bi c ycl e m a y result in the safety recommendati o n hazardous riding conditions,...
  • Page 70 C h e c k s a n d i n s p e c t i o n s 3.b - Checki n g the tyres 3.d - Checki n g the tyre pressure If the tyre pressure is too low: Check the tyres for signs of external damage, ·...
  • Page 71 C h e c k s a n d i n s p e c t i o n s 3.g - Checki n g the handl e bars Unscrew the safety cap (2) (fig. “13“). Check the pressure using a pressure gauge, or a pump with a built-in pressure gauge.
  • Page 72 C h e c k s a n d i n s p e c t i o n s 3.h - Checki n g the brakes 3.i - Checki n g the chai n and the crank mountings Heavy fall hazard Faulty brakes This check must be carried out by two people: c a n al w ays result in hazardous the first raises the rear wheel so that it is not...
  • Page 73 C h e c k s a n d i n s p e c t i o n s 3.m - Checki n g the lights (if fitted) 3.n - Checks various accessori e s This paragraph applies only if the bicycle was The bicycle may be fitted with other accesso- equipped for use on public roads when it was ries (e.g.: pannier, bags, water bottle holder,...
  • Page 74 C h e c k s a n d i n s p e c t i o n s 4. TIGHTENING TORQUE If no specific information has been provided by The corresponding tightening torque (in Nm) is the manufacturer, refer to the following tightening stamped into the heads of the bolts and screws.
  • Page 75 A s s e m b l y a n d A d j u s t m e n t s Some of the operations described in the section may be carried out by the user without outside assistance. Only attempt to carry out these procedure if you have the correct tools. 1.
  • Page 76 A s s e m b l y a n d A d j u s t m e n t s 3.c - Regulating the saddl e position Align the tip of the saddle so that it is pointing towards the from of the bicycle.
  • Page 77 U s i n g y o u r b i c y c l e 1. GENERAL SUGGESTIONS To transfer the chain to a bigger sprocket (fig. “41“): · While pedalling in the direction of travel, Your bicycle is designed to be used either in the push lever “1”...
  • Page 78 U s i n g y o u r b i c y c l e Disk type brakes require a certain “running in - To move forward, place your left foot on the left period” before they reach their full efficiency. hand pedal and your right foot on the right The general rule is as follows: hand pedal.
  • Page 79 U s i n g y o u r b i c y c l e Failure to repl a ce such co m p o - 8. FRONT SUSPENSION FORK ADJUSTMENT nents, if damaged, m a y result in hazardous riding conditions, - To adapt the fork return speed (Rebound) to the falls, acci d ents and d a m a g e to...
  • Page 80 U s i n g y o u r b i c y c l e 10. REAR SHOCK ABSORBER “REBOUND” ADJUSTMENT To adapt the shock absorber return speed (Rebound) to the road type and to the user’s weight it is possi- ble to intervene adjusting air pressure inside the shock absorber by working as follows: •...
  • Page 81 U s i n g y o u r b i c y c l e 11. ADVISED SAG 150 TRAIL 160 ENDURO 180 ENDURO R 160 RACE Rear Front 12. NOTES ON BATTERY DURATION Battery duration may vary significantly (from 20 to 150 km) depending on the type of use and the age of the batteries (on average, battery duration is reduced by approx.
  • Page 82 U s i n g p o w e r a s s i s t e d p e d a l l i n g 1. GETTING STARTED This paragraph summarizes the most important information necessary for a correct use of the power-assisted pedalling system.
  • Page 83 U s i n g p o w e r a s s i s t e d p e d a l l i n g 2. REMOVING THE BATTERY Make sure that the battery pack is fully charged (all four LEDs lit) before you use you PACK FROM ITS SUPPORT bicycle.
  • Page 84 U s i n g p o w e r a s s i s t e d p e d a l l i n g 4. MOUNTING THE BAT TERY supply, after two hours, the battery charger re-checks the state of the battery and, if neces- PACK ON ITS SUPPORT sary, starts to recharge it again.
  • Page 85 U s i n g p o w e r a s s i s t e d p e d a l l i n g Travelled distance 1 Displaying the pedalling assistance level 2 Speed - Shows the travelled 3 Battery charge level.
  • Page 86 U s i n g p o w e r a s s i s t e d p e d a l l i n g 5.c - Pedalling assi s tance activation Total distance - Shows the total trav- and level elled distance with the help of the assisted...
  • Page 87 The function can be used both while walking Fantic Motor takes no responsibility for alongside the bicycle and when riding. eventual damages caused to the exter- - To activate the function it is necessary to keep nal device connected to the Usb port.
  • Page 88 U s i n g p o w e r a s s i s t e d p e d a l l i n g 6. TAKING CARE OF THE BATTERY PACK Reducing the battery power In order to safeguard against overloads or overheating, the battery pack is equipped with an automatic function that reduces the power according to the power level and temperature.
  • Page 89 C l e a n i n g a n d M a i n t e n a n c e The operations described in this section may be carried out by the user. All other operations MUST be carried out by the vendor or qualified personnel. 1.
  • Page 90 C l e a n i n g a n d M a i n t e n a n c e • After using your bi c ycl e in very wet 3. CLEANING YOUR BICYCLE conditions Proceed as follows: Clean and lubricate the following parts: Disconnect the battery pack and remove it;...
  • Page 91 C l e a n i n g a n d M a i n t e n a n c e 4. PARKING YOUR BICYCLE · Remove any excess lubricant from the chain using a clean, dry lint-free cloth. When the bi c ycl e is resting on its Clean the wheel rims and brake disks using a suit- stand or against a wall, fence or...
  • Page 92 C l e a n i n g a n d M a i n t e n a n c e To park it without using the stand: Insert the transport block (f - supplied) be- Position the bicycle on a flat, stable surface. tween the brake pistons (fig.
  • Page 93 C l e a n i n g a n d M a i n t e n a n c e If the qui c k rel e ase lever has not between the brake piston (fig. “79“). been cl o sed properly, the wheel - Insert the axle pin from the brake side and push m a y shift or c o m e loose.
  • Page 94 C l e a n i n g a n d M a i n t e n a n c e If repairs are not carri e d out cor- · Check the rim for signs of damage (sharp edges, chips, splinters, etc.).
  • Page 95 C l e a n i n g a n d M a i n t e n a n c e 7. OTHER OPERATIONS If it is necessary to replace the tyre: remove it completely from the wheel rim. For any maintenance operations not described fit the new tyre, inserting one side onto the in this section, contact your vendor.
  • Page 96 T r o u b l e s h o o t i n g 1. TROUBLESHOOTING If you encounter problems while riding your bicycle, first check whether the fault is described in the following tables. This table is designed to help you identify the correct solution without taking your bicycle to the authorized vendor.
  • Page 97 T r o u b l e s h o o t i n g 2. ERROR CODES Check whether the error code that appears on the display is included in the table and, if so, proceed as indi- cated. Pay attention to the error codes! The error codes c a n denote severe anomal i e s in the pedel e c system.
  • Page 98 T r o u b l e s h o o t i n g Problem Possible cause Possible solution The software has been reset. Turn the system off completely and turn it back on using the button T4 on the Control Panel.
  • Page 99 T r o u b l e s h o o t i n g Problem Possible cause Possible solution Force applied to pedals not detected. Turn the system off completely and turn it back on using the button T4 on the Control Panel.
  • Page 100 T r o u b l e s h o o t i n g I N T E G R A 1 5 0 T R A I L I N T E G R A 1 6 0 E N D U R O I N T E G R A 1 6 0 R A C E...
  • Page 101 Fantic M o t o r s.r.l. Via Enzo Tarantelli, 7 31030 Dosson di Casier (TV) - Italy Tel. +39 0422 634192 Fax. +39 0422 630491 info@fanticmotor.it commerciale-bike@fanticmotor.it Code: B0900036005 E d . 1 - 07/2019...

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Integra 160 enduroIntegra 160 raceIntegra 180 enduro

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