Leica SUMMARON-M 1:5,6/28mm Instructions Manual page 56

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特徴
JP
このライカ ズマロンf5,6/28mmは5年に初めて売り出されたモデルの
再現版です。絞りに対照的に組み立てられた4群6枚のレンズは当時
と同じ光学設計で、沈胴式のコンパクトな機械的構造も当時のままで
す。最新型にはそれらに加え6ビットコードを搭載し、フォーカス部
の形状や絞りリングの直径や枠などの外装は、現在のMレンズ仕様に
なっています。
このレンズはとくに広範囲での撮影に性能を発揮し、明暗差 (コント
ラスト)がはっきりした写真を撮ることができます。f11まで絞り込む
と画像の端まではっきりと描画されます。絞りすぎると画像の端の質
はよくなりますが、全体的なコントラストのバランスが崩れるため、
結果的にフラットに描画されます。絞りが開放時、ビネッティングが
最も大きくなります。この場合、画面の端で2.5段階になります。f8ま
で絞れば、ビネッティングは1.8段階になります。ディストーションは
最小限に抑えられます。
まとめ
最新のライカ ズマロン f5,6/28mmの描写性能と焦点距離は、シャッタ
ーチャンスを逃さない素早い撮影や、被写体にカメラを過度に意識さ
せない撮影に最適です。特に沈胴式のコンパクトなサイズは、カメラ
に装着した状態でもとても持ちやすく便利です。
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