6. トレーラーの点検
トレーラーを使用する前に、人通りの少ない平らな地
面に自転車を置いて安全点検を行ってください。すべ
ての部品がしっかりと固定されて正しく機能している
か確認することが重要です。
タイヤの点検
計測器付きの空気入れを使用して、推奨空気圧まで空
気を入れてください。タイヤ上に記載されている空気
圧の上限を超えないよう注意してください。サービス
スタンドの空気入れよりも、手動あるいは足で踏んで
空気を送り込むタイプの空気入れの方が、空気を入れ
過ぎてタイヤがパンクするおそれがないのでよいでし
ょう。
リフレクターの点検
リフレクターが正しく取り付けられているか点検しま
す。
警告! トレーラーは機械部品を多く使用しているため、
摩耗や高い応力(物体が外力を受けた時、それに応じ
て内部に現れる抵抗力)の影響を受けます。摩耗や応
力疲労に対する反応は、各部品に使用される素材によ
って異なります。部品の設計寿命が尽きてしまうと、
突然機能を停止し、乗り手がケガをすることもありま
す。摩耗や応力疲労の影響を受ける場所に、ひび割れ
や、表面の傷、変色が少しでも見られたら、その部品
は寿命に達しており、交換が必要です。
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