ALLEN & HEATH Qu-24 User Manual

ALLEN & HEATH Qu-24 User Manual

Qu series digital mixers
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Summary of Contents for ALLEN & HEATH Qu-24

  • Page 2 Qu Mixer User Guide...
  • Page 3 Qu Mixer User Guide...
  • Page 4 Qu Mixer User Guide...
  • Page 5 システムオペレーティングファームウェア Qu ミキサーの機能は、実行するファームウェア(オペレーティングソフトウェア)によって決定されま す。ファームウェアは定期的に新しい機能が追加、改善、更新が行われます。このガイドがリリースされ たファームウェアのバージョンは、この目次のセクションに記載されています。 最新のファームウェアは、Allen & Heath のウェブサイトからダウンロードし、USB メモリに転送するこ とができます。そして、ファームウェア・アップデート・ユーティリティで Qu ミキサーにロードするこ とができます。 ・Qu ファームウェアの最新バージョンは、Allen & Heath のウェブサイトでご確認ください。 ソフトウェア使用許諾について 本 Allen & Heath 製品とソフトウェアを使用することで、関連するエンドユーザー使用許諾契約の条項 (EULA)に従うことに同意するものとし、その条項は Allen & Heath のウェブサイト(www.allen- heath.com/legal)に記載されています。インストール、コピー、またはソフトウェアを使用することで EULA の条項に従うことに同意するものとします。 Qu Mixer User Guide...
  • Page 6: パッケージ内容

    ラックイヤーキット for Qu- XLR 端子の調光可 Qu-16 を標準 19 インチラックやフライトケー 能な LED ランプ。 スにマウントします。プラスティック製のト リムにフィットします。 ソフトカバー AP9262 For Qu-16 AP9458 For Qu-24 AP9639 For Qu-32 Cat5 ケーブル Qu-Pad アプリケーション for iPad dSNAKE リモートオーディオ用です。 アップルストアでお求めください。 AH8822 2m ショートパッチ AH9651 20m コイル AH9650 100m ドラム(330 ) drum...
  • Page 7: Table Of Contents

    2.コンテンツ 1.パッケージ内容 ................................6 2.コンテンツ ..................................7 3.イントロダクション ..............................9 3.1 特徴と機能 ................................9 3.2 システムの構造とプロセッシング ....................... 10 3.3 各モデルの違い ..............................11 4.接続端子 ..................................13 4.1 本体の入力端子 ..............................13 4.2 本体の出力端子 ..............................14 4.3 その他の端子 ..............................14 4.4 本体の電源 ................................ 15 5.dSNAKE リモートオーディオ...
  • Page 8 10. Qu-Pad iPad アプリ ..............................64 11.ミキサーのリセット ..............................65 11.1 ミキサー設定のリセット : スタートポイントに戻す ................65 11.2 システムハードリセット ..........................66 12.仕様 ..................................... 67 12.1 ハードウェアの詳細 ............................67 12.2 Qu-16 システムブロックダイアグラ ......................68 12.3 Qu-24、Qu-32 システムブロクダイアグラム ..................69 12.4 システム仕様 ..............................70 Qu Mixer User Guide...
  • Page 9: イントロダクション

    GLD シリーズとフラッグシップモデル iLive デジタル・コンソールの伝統を元に設計された Qu Mixer は、 各チャンネルに装備されたモーターフェーダー、ノブ、タッチスクリーンといったアナログスタイルのユ ーザーインターフェイス、すべての入出力、FX プロセッシングのトータル・リコール、USB ストリーミ ングやハードドライブによるマルチトラックレコーディング、デジタルスネーク機能や iPad を使ったリ モート・ワイヤレス・コントロール機能を持つ、優れたミキシングコンソールです。 Qu デジタルオーディオミキサーシリーズに 3 つのタイプがあります。 Qu-16 : 16 マイクと 3 つのステレオライン入力チャンネル付きのコンパクトなラックマウントミキサー。 Qu-24 : 24 マイクと 3 つのステレオ入力を備えた大型モデル。ステレオグループ、マトリックス、さら に SoftKey がより多く追加されています。 Qu-32 : 32 マイクと 3 つのステレオ入力を持つ最大のモデル。さらに 2 ステレオグループが追加されて います。 Qu-16 Qu-24 Qu-32 ・32 マイク/ ラインチャンネル...
  • Page 10: システムの構造とプロセッシング

    3.2 シ ス テ ム の 構 造 と プ ロ セ ッ シ ン グ 次の図は、Qu-16、24、32 の入出力、そしてオーディオアーキテクチャと利用可能なプロセッシ ングを示しています。またモデルごとの各プロセッシング部のルーティングの違いも示されていま す。このガイドに掲載されているシステムブロックダイアグラムも併せてご覧ください。 Qu-­‐16 SIGNAL   F LOW Cat5   D igital   S nake   t o   A udioRack dSNAKE Mic/Line   I nputs Line  ...
  • Page 11: 各モデルの違い

    3.3 各 モ デ ル の 違 い 3 つの Qu のモデルは同じように操作でき、同じタッチクリーンのメニューストラクチャーを持っ ています。チャンネル数の多いモデルはグループ及びマトリックスが追加されています。その他の 違いは次の通りです 10 ソフトキー 4 ソフトキー iPad 用シェルフ 2 グループマスター 2 マトリックスマスター SoftKeys エクストラ FX センドと 16 フェーダーストリップ 24 フェーダーストリップ 16fader strips グループミックスセレクト レイヤーを区別する LED カラーストリップ 24 マトリックスマスター 4 グループマスター...
  • Page 12 : 互換性を保つために、すべてのミキサーで同じバージョンのファームウェアがロードされて いることを確認してください。 入手可能な最新のファームウェアは Allen & Heath のウェブサイト をご覧ください。 USB オーディオ : 各モデルでフォーマットされた USB ハードドライブは、他のモデルでも使用で きます。ステレオ、マルチトラック Qu-Drive レコーディングは互換性があります。USB B オーデ ィオストリーミングは互換性がありますが、Qu-16 は 22 入力/24 出力、Qu-24 は 30 入力/32 出力、 Qu32 は 32 入力/32 出力であることに注意してください。 ファームウェア 各モデルはそれぞれファームウェアが異なります。Allen &Heath のウェブサイトからファームウ ェアをダウンロードする際には、Qu-16、24、32 のいずれかのファイルを選択してください。フ...
  • Page 13: 接続端子

    4.接続端子 接続端子は、下の写真のように Qu Mixer の背面パネルに装備されています。写真は Qu-16 です。 AES デジタル出力 Alt 出力 2 トラック 出力 ランプ LR メイン出力 アナログミックス出力 マイク/ライン入力 トークバック マイク入力 ST1、ST2 ステ ケンジントン レオライン入力 ロック ケーブル クランプ dSNAKE リモートオーディオ 電源スイッチ ネットワーク端子 メインヒューズ USB B ストリーミング 電源端子 4.1 本 体 の 入 力 端 子 モノライン入力...
  • Page 14: 本体の出力端子

    4.2 本 体 の 出 力 端 子 グ ル ー プ 、 ミ ッ ク ス 、 マ ト リ ッ ク 出 力 : モニターアンプ、 外部プロセッサー、ディレイフィルスピーカーシステム、レ コーディング機器などへ出力する、モノラル、またはステレ オのバランス XLR ラインレベル出力です。+4dBu または 0dBu の機器に対応したローインピーダンスで、ハイクオリ ティの差動ドライバを使用しています。最大出力は+22dBu です。 プロフェッショナル機器では、長いケーブルを使用したとき のノイズ除去のために、「バランス」で接続するようになっ Pin2 = hot ています。「アンバランス」で機器に接続する場合には、...
  • Page 15: 本体の電源

    4.4 本 体 の 電 源 Qu Mixer は、ユニバーサルの内部電源供給ユニットを装備しています。これにより、次の範囲内であれ ば、電源変換装置などを使わずに、世界中のほとんどの地域で Qu Mixer を使用できます。 電源電圧 : 交流 100V ∼ 240V 電源周波数 : 47Hz ∼ 63Hz 注意本書の冒頭にあります「安全上の注意」と、ミキサー本体リアパネル面にある警告ラベルをよくお読 みください。ミキサーの電源を入れる前に、電源コードのプラグがミキサーの電源コンセントにしっかり と差し込まれていることをご確認ください。 電源端子 : ミキサーを電源へ接続するための標準 IEC 端子です。付属の電源コードと電源プラグを差し込 みます。 注意 : 電源プラグを自分で交換したり、電源ケーブルに改造を加えたりしないでください。グラウンドな どの接続を外したりすると、パフォーマーやオペレーターに危険が及ぶことがあります。 ケーブルかけが装備されています。これにより、ケーブルを差し込んでロックすることができます。ケー ブルをロックするには、トルクス(6 角星形ネジ)の T20 ドライバを使用してください。 フューズ...
  • Page 16: Dsnake リモートオーディオ

    5.dSNAKE リモートオーディオ Qu Mixer のリアパネルには、すべてのオーディオ入出力用端子が装備されています。さらに Allen &Heath AudioRack と「digital snake」ケーブル 1 本を接続することによってリモートオーディオ、また は Allen& Heath ME パーソナルミキシングシステムが作動します。 5.1 リ モ ー ト AudioRack と の 接 続 Qu Mixer は Allen & Heath AudioRack と接続することができるので、オーディオ信号はステージ上のラッ クと Cat5 ケーブル「digital snake」1 本を介して dSNAKE ポートに伝送できます。 digital snake : 従来のとても重い銅線のマルチコアに...
  • Page 17 各 AudioRack の機能 AB168 16 マイク/ ライン入力、8 ライン出力 - 設置場所 : 床、棚、ラックマウントが可能。 AB168 AudioRack はステージボックスとして床などに置く、またはオプションのラックイヤーを使用して、 19 インチラックに取り付けて使用することができます。 EXPANDER : 複数の入力と出力 端子を追加するために、もう 1 台の AB168 と接続します。 Allen & Heath ME パーソナルミ キシングシステムとの互換性が あります。 dSNAKE : Cat5 digital snake ケ ーブル を使って Qu Mixer と接 続します。...
  • Page 18: Qu システム例

    1-­‐6   =   S T1-­‐3 CH1-­‐16 Out1-­‐8 CH1-­‐16 Out1-­‐8 7-­‐16   =   u nused Out9-­‐16 AB168 AB168 EXPANDER Qu-24 ‒ すべての入出力は、 Qu-24+AR84 ‒ 8 リモート入力 Qu-24+AR2412 ‒ステージ脇 Qu のみで使用できます。 で、4 出力です。 で、すべての入出力にアクセス できます。 Qu-­‐24 Qu-­‐24 Qu-­‐24 dSNAKE dSNAKE CH1-­‐24 Out1-­‐12...
  • Page 19 Qu-32+AR2412 ‒ ステージ脇 Qu-32 ‒ Qu 本体の入出力が Qu-32+AR84 ‒8 リモート入力 で、すべての入出力にアクセス すべて利用できます。 で、4 出力です。 できます。 Qu-­‐32 Qu-­‐32 Qu-­‐32 dSNAKE dSNAKE CH1-­‐24 Out1-­‐12 CH1-­‐8 Out1-­‐4 AR84 AR2412 Qu-32+2x AB168 ‒ ステージ 上の 32 マイクに対応するために Qu-32+AB168 ‒ ステージ上の 2 台目の AB168 を追加します。 16 のマイクに接続できます。...
  • Page 20: Me パーソナルミキシングシステム

    5.3 M E パ ー ソ ナ ル ミ キ シ ン グ シ ス テ ム Allen & Heath ME パーソナルミキシングシステムは、Qu Mixer と併せて使用できます。これにより、ス テージ上のミュージシャンやパフォーマーが個別に調整できるモニター環境を構築できます。 ME-1 パーソナルミキサー 最高で 40 チャンネル分の操作が行えるコンパクトな パーソナルミキサーです。ヘッドフォンとモニター出 力端子が用意されています。直感的で簡単に操作がで き、16 個の選択キーでミュージシャンのニーズに沿っ たできるだけ多くの、または少ないコントロールが行 えるよう構成することができます。 ME の 40 チャンネルは、Qu の入力チャンネルからの ダイレクト出力、FX 及びミックスから...
  • Page 21: オーバービュー

    6.オーバービュー ここでは Qu − 16 ミキサーを例に、操作に役立つ Qu Mixer のレイアウトと操作の概要を説明します。 タッチスクリーン スーパーストリップ n 画面セレクト タッチチャンネル Qu-Drive フェーダーストリップ モニター コピー/ペースト/リセット ファンクションキー ミックスアサイン SoftKeys レイヤーセレクト マスターストリップ フェーダー キー ストリップ キー 6.1 フ ェ ー ダ ー ス ト リ ッ プ ミキサーのフェーダーストリップにはチャンネルごとに 1 つのグ ループがあります。これにより入力とマスターチャンネルのレベ...
  • Page 22 Mute キー : チャンネルのオーディオ信号をオフにします。これは LR、グループ、 エフェクト、そしてステージモニターを含むすべてのミックスへのセンドに影響し ます。キーが赤く点灯しているとミュート状態です。点滅しているときには、 Mute または DCA Group マスターによってミュートされています。 Sel (select) キー : チャンネルプロセッシングにアクセスする際に押します。パラ メーターは SuperStrip コントロールを使って調整できます。Processing または Routing 画面のどちらかが有効な場合、タッチスクリーンには設定値と追加のコン トロールが表示されます。Sel キーは次の機能にも使用されます。 Assign mix routing : 「Assign」キーを押しながら Sel キーを押すと、現在 のマスターストリップで選択したミックスにチャンネルをアサインします。 選択されたミックスにアサインされたチャンネルの Sel は緑色に点灯します。 Assign Pre/Post fade sends :「 Pre Fade」キーを押しながら Sel キーを 押すと、現在のマスターストリップで選択されたミックスのチャンネルを、...
  • Page 23: チャンネル名の設定

    6.2 チ ャ ン ネ ル 名 の 設 定 スクリーンのキーパッドを使って Qu のチャンネル、FX、ミックス、グループなどに名前を入力すること ができます。次の項目に名前が付けられます。 ・モノ入力チャンネル ・ステレオ入力チャンネル ・FX、リターン ・FX センド ・ミックス ・LR ・グループ ・マトリックス ・ミュートグループ ・DCA グループ チャンネル名 名前は Processing と Routing 画面の左上に表示さ れています。名前は Processing 画面でも編集するこ とができます。 名前が空白の場合、鉛筆のアイコンが表示されます。 すべての名前は、Qu Mixer がリセットされるか、 「Reset MixSettings」がリコールされるとクリアされ...
  • Page 24: チャンネルプロセッシング

    6.3 チ ャ ン ネ ル プ ロ セ ッ シ ン グ Super Strip は、アナログ的な操作ができ、チャンネルのノブコントロールごとに 1 つの機能が用意され、 そしてイコライザーやダイナミクスのようなミックスマスタープロセッシングを提供します。タッチスク リーンには、パラメーター値が表示され、Processing 画面の間は、追加で関連するコントロールが表示 されます。このプロセッシングはフェーダーストリップの キーを使ってアクセスします。 以下のプロセッシングが可能です: モノ入力チャンネル = ソース、プリアンプ、HPF、ゲート、PEQ、コンプレッサー、ディレイ、ス テレオリンキング ステレオインプット ST1-3 = ソース、プリアンプ、HPF、ゲート、PEQ、コンプレッサー、ディ レイ FX リターン 1-4 = FX パラメーター, PEQ グループ(Qu-16 を除く) = PEQ、GEQ、コンプレッサー、ディレイ...
  • Page 25 プリアンプ アナログプリアンプ(ヘッドアンプは)は接続されて いるマイク、またはライン信号をコンソールの操作レ ベルにマッチングし、デジタル信号に変換される前に プロセッシングされ他のチャンネルとミックスされま す。 Source では、チャンネルの入力として次の 4 つのソ ースから選択できます。 Local : Qu Mixer のリアパネルにあるマイク/ ラ イン入力 dSNAKE : dSNAKE 経由のリモートアンプ Qu-Drv : USB ハードドライブからの再生 USB B : Mac コンピュータからのオーディオスト リーミング CH ボタンをタッチして変更したい項目をハイラ イト表示にします。リストからソースを選択しま す。 Qu-Drive または USB のいずれかを選択します (すべてのチャンネルに影響します)。...
  • Page 26 Gain ピーク メーターが黄色い部分で平均的な大きさで示すように ü û ゲインを上げます。赤のピークのライトが点滅してい る場合には下げます。 Polarity スイッチを押すと入力信号の極性を反転させます。た とえばスネアドラムを上下の 2 本のマイクで録音する ような場合に下のマイクの極性を逆転させます。 プリアンプセクションその他の機能 チャンネルにパッチングされている内蔵 FX のイン/ ア ウトを Insert スイッチで切り替えます。チャンネルに インサートがパッチングされていない場合にはボタン を無効です。FX はプリアンプと EQ の間に挿入されま す。 FX / Back パネル画面を使って、チャンネルのインサー トとして 4 つの内蔵 FX のうちの 1 つを選択しアサイ ンします。 Post-­‐Preamp Pre-­‐EQ Post-­‐EQ Post-­‐All...
  • Page 27 (ハ イ パ ス フ ィ ル タ ー ) HPF はステージの振動や風のノイズ、ボーカルのポッ プ音など低い周波数を低減するために使用されます。 In キーを使って HPF に切り替えます。不要な音が小 さくなるまで、パネルのロータリーやスクリーンのボ タンパネルのロータリー、そしてカットオフ周波数を スイープさせるロータリーを使います。フィルターは 12dB のスロープを持ち、20Hz から 2kHz までスイー プさせることができます。表示されているバイオレッ ト色のカーブが、周波数レスポンスを示しています。 PEQ (パラメトリックイコライザー) パラメトリックイコライザーは、チャンネルサウンド の音色調整が行えます。4 つの周波数帯を独立してコ ントロールすることができます。周波数帯は以下の通 りです。 LF(低域) LM(低中域) HM(高中域) HF(高域) それぞれを独立して調整できる 3 つのパラメーターが 用意されています。...
  • Page 28 In キーを使ってコンプレッサーのオン/ オフを切り替 え、コンプレッサーをかける前とかけた後で音量が同 じになるように Gain を調整します。 Attack は、信号がスレッショルドに達したとき、ど れくらいの速さで動作するかを設定します。Release は、信号がスレッショルドを下回ったとき、圧縮を停 止するまでの速さを設定します。これにより、たとえ ば、アタックの効いたパンチのあるサウンドにしたり、 スムーズな余韻にしたりすることができます。 2 つの「Knee」の設定が使用できます。Hard Knee は、スレッショルドに達するとすぐに設定された圧縮 比で圧縮がかかります。Soft Knee は、スレッショル ド値に近づくにつれて、圧縮比が 1 : 1 から少しずつ圧 縮比が増大します。曲線がこれを示します。. ドロップダウンメニューで、4 つのコンプレッサー のタイプを選択できます。2 つの「Manual」タイプは アタックとリリースを調整することができます。2 つ の「Auto」タイプはコンプレッサーのダイナミクスを 自動的に制御します。 コンプレッサーの設定によって音が様々に変化するの を試してみてください。圧縮は必要なときのみ使用し、 特にステージモニターなどにはかけないようにしまし ょう。 ミ ッ ク ス プ ロ セ ッ シ ン グ ミックスマスターには、PEQ、GEQ、コンプレッサー、...
  • Page 29: プロセッシングライブラリー

    モノ、あるいは LR ミックスが選択されているときに、 フェーダーで GEQ を表示して調整するには GEQ Fader Flip キーを押します。画面には周波数の有効 範囲がハイライトされます。範囲を変更したり、通常 のミックスモードに戻ったりするにはもう一度スイッ チを押します。 フェーダーは高い周波数と低い周波数の範囲を切り替 えられます。周波数は画面上に表示され、フェーダー の上にはパネルに記されます。 フェーダーフリップモードで、スライダーが 0dB の中 心の位置にあるとき、フェーダーストリップの キ ーがオンになります。0dB の位置に戻すには キー を押します。 GEQ を使用してスピーカーを調整する際には、周波数 をブーストするのではなくカットすることをお勧めし ます。. 6.6 プ ロ セ ッ シ ン グ ラ イ ブ ラ リ ー プロセッシングブロックの設定はライブラリーとして保...
  • Page 30: チャンネルルーティング

    ( パ ン ) 入力チャンネルの キーが有効になるとローターリ ーPan コントロールが有効になります。この機能は現 在選択されているマスターストリップミックスによっ て異なります。 LR =チャンネルのメインパン FX センド=無効 Group (Qu-24) =チャンネルのメインパン Mono Mix1-4 = 無効 Stereo Mix5-10 = チャンネルのセンドパン パンは 2 つの入力チャンネルがリンクされているステ レオ幅をコントロールします。たとえば、片方のチャ ンネルのパンを左側に回すと、もう片方のチャンネル のパンは同じ量だけ自動的に右に回されます。 チャンネルルーティング画面 チャンネルの Direct Output にある Trim を off から...
  • Page 31: グループでの操作(Qu-16 を除く

    ェーダーストリップを使います。 Qu-16 の FX3 と FX4 はセンド用ではありませんが、次 の方法で MIX1 から 10 のバスのいずれかを使ってアサ インできます。この設定は FX/Back パネル画面で行い ます。 チャンネルグループアサイン画面 Qu-24 には 2 つのステレオグループミックスがあり、 Qu32 は 4、Qu-16 にはグループはありません。 この画面では、チャンネルからすべてのグループをア サインすることができます。 すべてのチャンネルからグループへアサインするには MasterStrip キーを使うか、 Assign + フェーダー ストリップの Sel キーを使います。 6.9 グ ル ー プ で の 操 作 ( Qu-16 を 除 く )...
  • Page 32: マトリックスでの操作(Qu-16 を除く

    ッサーはかけたくないような場合には Post-EQ を選択します。 FX センドのプロセッシングには Post-All • を選択します。 マ ト リ ッ ク セ ン ド へ の 送 り ( Qu-16 を 除 く ) Qu-24 と Qu32 には 2 つのステレオのマトリックスミ ックスが装備されています(Qu-16 を除く)。 グループ、ミックス、LR はマトリックスへ送ることが できます。 マトリックスへはマスターフェーダーのプリ、または ポストフェーダーで送ることができます。各センドは オン/ オフに設定できます。マトリックスへのレベル...
  • Page 33: ミュートと Dca グループ

    6.11 ミ ュ ー ト と DCA グ ル ー プ Qu Mixer は 4 つのミュートグループと 4 つの DCA グループを装備しています。これらは、チャンネルま たはミックスのグループのレベルをコントロールできます。 ミュートグループ : ミュートグループにアサインされたチャンネルは、1 つのマスターの Mute キーを押すだけで、一括しミュートとミュート解除が行えます。これによりミュートし たいすべてのチャンネルに装備されたミュートキーを一度に押さなくても済みます。すべての チャンネルのプリフェーダーとポストフェーダーのセンドが影響されます。アサインされたミ ュートグループがマスターキーを使ってミュートされたとき、FOH(LR ミックス)、エフェ クト、そしてモニターへの送りはすべてオフになります。 ミュートグループの使い方 : ミュートグループは、複数のチャンネルを一括してミュートす ることができます。これにより、バンドの入れ替え、演奏していないときの楽器のグループの 音、または曲間の MC のときのリバーブを切るというようなことが簡単に行えます。. DCA グループ : DCA(デジタルコントロールアッテネータ)は、アサインされたチャンネル のレベルのリモートコントロールを行います。...
  • Page 34: ミュートグループの使用

    ミュートグループにアサインする : Mute Group Assign タブを選択して、アサインするミュートグルー プのタブをタッチします。. DCA グループにアサインするには : DCA Group Assign タブを選択して、アサインする DCA グループのタブを タッチします。 グループへのすべてのソースが表示されます。チャン ネル数の多い Qu ではアサインページが 2 ページにな ります。2 ページ間を移動するには矢印ボタンをタッ チします。 グループの中でアサインするソースを In/Out で設定し ます。 All ボタンを押すと、すべてのボタンを一括し In/Out できます。これは両方のページで有効です。 タブ内の黄色のドットは、1 つ以上のソースがタブ内 にアサインされていることを示しています。 もう一度 キーを押すと Mute/DCA ビューを閉じま す。...
  • Page 35: Dca グループの使い方

    6.13 DCA グ ル ー プ の 使 い 方 DCA グループのアクセスには 5 つの方法があります。 1. すべての Qu Mixer には、Routing 画面の Mute/DCA ビューの Masters タブで DCA マスターコン トロールがあります。Fn キーを押します。 DCA グループのミュートと解除には Mute を押します。 レベルの調整は、DCA Level ボックスを押し、ロータ リーを使います。値はボックスに表示されます。 2. Qu-32 はマスターレイヤー上の専用の DCA フェーダ ーコントロールストリップがあります。これらは、4 つの...
  • Page 36: マスターストリップ

    します。1 つだけはいつでも有効にできます。ミックスを選択するにはキーを押し ます。チャンネルフェーダーは、選択されたミックスへ送るために移動します。チ ャンネルは Sel キーを使ってアサインできます。もう一度キーを押すと、メインの LR ミックスに戻ります。 : ストリップをメイン LR ミックスでコントロールにするよう設定しま す。これはメイン PA サウンドでのミキシングでは一般的な選択です。 : 内蔵 FX のエフェクトセンドのマスターをコントロールするように設 定します。Qu-12 は 2FX バス、Qu-24、32 は 4FX バスです。 Mix、Grp : ストリップをモノまたはステレオミックスまたはグループマス ターの 1 つをコントロールするように設定します。Qu-16 では使用できま せん。 Mix キーは、コピー、リセット、FX と Mix センドレベル、パン、アサ インなどに使用できます。これはプリ/ ポストの設定に影響しません。...
  • Page 37: フェーダーを使ったセンド操作

    • アサインのオン/ オフを切り替える : Assign キーを押しながら、 マスターストリップの キーを押します。 センドのプリ/ ポストフェーダーを設定する : ミックスと FX • センドの設定です。ミックスの現在のチャンネルのプリ/ ポ ストフェーダーの設定を表示するには、Pre Fade キーを押し たままにします。プリフェーダーに設定されているときには Sel キーが点灯します。各センドのプリまたはポストを切り替 Qu-24 and 32 えるには、Pre Fade を押しながら キーを押します。一般 的には、モニター送りにはプリフェーダーで、エフェクト送 りにはポストフェーダーにします。 すべてのソースのプリ/ ポストフェーダーを切り替える : • Pre Fade キーを押しながら、マスターストリップの キー を押します。...
  • Page 38: タッチスクリーンのミックス機能

    7 タッチスクリーンのミックス機能 Qu Mixer は、迅速かつ直感的なセットアップとミックスコントロールのために 800 × 480 ピクセルのカ ラータッチスクリーンを装備しています。Qu-16 /24 は 5 インチ、Qu-32 は 7 インチスクリーンです。 画面 タッチチャンネ ルタッチして各プ ロセッシングブロ ックを選択しま す。 オプションメ ボタン ニュー パラメーター その他の画面 ボックス ステータス ツールバー スクリーンロータリー 画面選択キー Function キー Edit キー ボタン: タッチして機能を選択したり、状態を変更したりすることがで きます。いくつかの機能は誤動作を避けるために 1 秒以上触れ続けなけ れば機能しません。たとえば、48 ボルトのファンタム電源のオン/ オフ...
  • Page 39: コピー、ペースト、リセットキー

    Status Bar : 画面下のツールバーには、有用なシステム情報が常に表示されます。 キーファンクション : たとえば、キーはライブラリーまたはオプシ ョンページを選択することが可能であることを表示します。 Scene インフォメーション : Curr: で現在のシーンの番号と名前を、 Next: で次のシーンの番号と名前を表示します。 Curr: 最後のシーンがリコールされます。電源が投入されたときには空 白で、シーンがリコールされた後にのみ表示されます。 Next: リコールされる準備ができたシーンがリストでハイライト表示さ れます。劇場のショウなどでシーンのリコールにソフトキーを使うとき にこの情報が役に立ちます。 システムメッセージ:Copy/Paste/Reset キーを使用する際に、シーン 情報は、システムメッセージによって上書きすることができます。 dSNAKE デバイスステータス: AB168, AR2412 または AR84 などの AudioRack デバイスが dSNAKE ポートに接続され、電源が投入され、 動作可能と識別されたときに黄色の DS のアイコンが表示されます。 注意 : ME-1 パーソナルモニターミキサーは...
  • Page 40: Sel 画面 : プロセシングとルーティング

    画 面 : プ ロ セ シ ン グ と ル ー テ ィ ン グ プロセッシング画面 : この画面を選択すると、チャン ネルのプリアンプ、ゲート、EQ、コンプレッサーなど のプロセシング、またはストリップの キーを使っ て現在選択されているマスターを示します。 表示、または調整したいプロセッシングブロック、た とえばプリアンプや PEQ を選択するには画面の上部 をタッチします。このセクションは TouchChannel と言います。 画面下部では、関連するパラメーターへアクセスした り、関連するコントロールを追加したりすることがで きます。値を変更するには、パラメーターボックスに タッチし、スクリーンロータリーを回します。 スーパーストリップとタッチコントロールによるフ ィジカルコントロールにより、この画面でのライブミ キシング機能にすばやくアクセスできます。 ルーティング画面 : この画面が選択されているとき、 チャンネルかストリップの...
  • Page 41: Home 画面 : User

    7.4 Hom e 画 面 : User 3 つのユーザープロフィールが用意されており、選択された機能を保護しユーザーアクセスを制限します。 管理者ユーザーは、すべての機能にアクセスすることができ、他のユーザーのために、必要に応じてパス ワードをアクセス権と設定して割り当てることができます。 この画面では、異なるアクセス許可を持つ 3 人のユー ザーの一人としてログインすることができます。 Admin : すべての機能にフルアクセスできます。 • ユーザープロフィールを必要としない場合、これ が工場出荷時で通常の設定です。管理者は、パス ワードと他のユーザーの権限を設定するおことが できます。 Standard : 操作のみで、ユーザーはセットアップ • などの行為はできません。管理者はチャンネルや ミックスへのアクセス、レイアウトや、パッチン グなど、ゲストオペレーターや日常的に行われる 操作への許可を構成します。 Basic : フェーダーとミュート操作のみです。これ • は単純にレベルコントロールのみです。管理者は、 アクセスできないかシーンの操作のみの範囲を選 択できます。 Password ボックスで User ボタ...
  • Page 42: Home 画面 : Meters

    7.5 Hom e 画 面 : M eters この画面では、すべてのチャンネル、ミックス、FX な ど信号の流れを判断するのに便利な表示があります。 最適なパフォーマンスを得るためには、最大音量が黄 色になるようにする必要があります。 赤いピークメーターが点滅した場合、可能な限り歪み を避けるためにレベルを下げます。 メーターでの表示 がずっと低い場合にはレベルを上げます。図は Q-24 のメーター画面です。Qu-32 は 2 画面になります。 Qu-16 は Group と Matrix のメーターがありません。 7.6 Hom e 画 面 : RTA この画面は PAFL キーを使用して、現在監視されてい るオーディオ信号の周波数を解析するリアルタイムア ナライザー(RTA)を表示します。 グラフィック...
  • Page 43 Setup /Output Patch / USB Audio 画面を使って記録す るソースにパッチを適用します。トラック 17 のボ ックスをタッチして左のソースを選択し、ロータリー を回します。「 +1」Fn キーを押して、右のソースの 数をトラック 18 にします。または、ロータリーを使 って、関連のないソースを選択します。 モノラルまたはステレオチャンネルとグループは、こ のボタンを使ってインサートセンド(プリプロセッシ ング)から、あるいはダイレクトアウトからソースに なることができます。 注意 : Qu-Drive のステレオレコーディングは、Qu Drive のマルチトラックレコーディングのトラック 17- 18、または USB ストリーミングと同じパッチとしてシ ェアします。 USB ページのレコードメーターは、現在のソースを表 示します。デフォルトは LR のポストフェーダーです。 赤い丸のボタンをタッチすることで録音待機となりま す。再生ボタンをタッチすると録音を開始します。 ステレオ再生...
  • Page 44 Qu-Drive のマルチトラックページ : この画面は、 トップパネルの Qu-Drive ポートに接続した USB スト レージデバイスからマルチトラックの録音と再生のた めのコントロールです。 Stop ボタンが青く点灯していると、USB デバイスがミ キサーによって認識されています。接続されていない、 あるいは認識されていない場合には使用できません。 マルチトラック録音 : Qu-Drive に接続した USB スト レージデバイスに録音することができます。 18 トラック= 個別にパッチ可能なソース • • レコードフォーマット=48kHz の 24 ビット、WAV ファイル データレート= トラックあたり/ 秒 144 キロバイ • ト(最大 4 ギガバイト合計) ファイル名は、「QU-MTnnn.WAV」の「nnn」の...
  • Page 45: Fx(エフェクト

    7.8 FX( エ フ ェ ク ト ) Qu Mixer には 4 つの内部ステレオ FX(エフェクト)プロセッサーが装備されています。異なるエフェク トタイプ、そしてプリセットをライブラリーからロードすることができます。Allen & Heath のフラッグ シップである iLive デジタルミックスシステムと同等であり、業界標準のエフェクトエミュレーションを 基準にしています。 FX 画面 FX 画面を開くには、タッチスクリーンの隣の FX キー を押します。Qu Mixer の FX は一般的なエフェクトラ ックのように動作します。図のように最初は空のラッ クとして起動します。4 つの FX はそれぞれ 1 つずつラ ックを持っています。各スロットを選択するために上...
  • Page 46 シンフォニックコーラス : 80 年代の古典的なコーラ スエフェクトの忠実なエミュレーションです。シンプ ルで使いやすく人気があります。ユニットにはステレ オモジュレーターのディレイレンジとレートをコント ロールする Frequency と Depth の 2 つのコントロー ルがあります。ユニットは非常に穏やかなフェージン グとフランジングを生成し、豊かな生き生きと広いコ ーラス音を生成します。 ライブでのエンジニアは、こ れをボーカルやストリングスに厚みをつけたり、モノ から立体的なサウンドを生成したりします。このエフ ェクトには「SymphonicVox」「SymphonyStrings」 の 2 つのファクトリープリセットがあります。 フランジャー : Qu Mixer には「Ambient」、 「 Vintage」、「Wild」という 3 つの古典的なフラン ジャーのエミュレーションを用意しました。古典的な ペダルフランジャーの研究中に、数多くの LFO モジュ レータ、ステレオスプリット技術を発見しました。 Qu にはそれらを実装しました。古典的な深いフラン ジでは、ステレオスプリットとステレオスプレッドオ...
  • Page 47: Fx の操作 : ボーカルにリバーブをかける

    7.9 FX の 操 作 : ボ ー カ ル に リ バ ー ブ を か け る • 画面を開くには、FX キーを押します。 FX1 をタッチして 選択します。 ライブラリーページを開き Fn キーを押します。 「Factory」をタッチします。FX1 スロットに何もロードされ ていない場合には、FX1 スロットにリバーブをリコールしま す。バックパネルビューを開き、FX1 が設定されていること を確認し Mix>Return で入力として設定します。 PA のメインミックスで、マスターストリップのvミックスを、 • 信号を聞くために選択した状態でボーカルチャンネルのフェ...
  • Page 48: シーンメモリー

    7.10 シ ー ン メ モ リ ー Qu Mixer にはシーンメモリーが 100 メモリー装備されています。すべてのミキシングパラメーターのス ナップショットを保存しリコールします。シーンは様々な設定が行えます。バンドのサウンドチェックの ときにリコール用のセッティングを保存しておき、ライブの中に呼び出して使うということもできます。 シーンは劇場でのライブでのリコールや、多目的な会場での様々なイベントや複数のユーザーが使う場合 のテンプレートとして使うこともできます。 シーン画面はタッチスクリーンの隣の Scene キーを押します。 Safes : : シーンをリコールした Global Filter : シーンをリコール ときに、それらが上書きされな したときに、上書きされないよう いようにするために、入力やミ Sceens リスト : リスト内の Name: : タッチするとシー にするために、パラメーターの組 ックスチャンネルの組み合わせ シーンをスクロールします。...
  • Page 49 れます。 Input Safes : ミックスセーフに任意のソースの組み 合わせを作成します(CH、ST1-3、リターン)。次の ものを保護します。 • チャンネルプロセッシング チャンネルのフェーダーやパン • • すべてのミックスへのセンドとルーティング ・ミュートと DCA グループのアサイン • Mix Safes : ミックスセーフの組み合わせを作成します (ミックス 1-10、FX センド 1-2、LR)。Qu-24 は、 グループとマトリックスミックスも含まれます。次の ものを保護します。 l マスタープロセッシング l マスターフェーダーとバランス l チャンネルからのルーティングとセンド l グローバルチャンネルのセンドソース l ミュートと DCA グループのアサイン...
  • Page 50 マスターミュート • マスターの名前 ルーティング • オーディオグループ(アサイン) • ミックスセンド(レベル/ パン/ アサイン/ プ リ) • FX センド(レベル/ アサイン/ プリ) • マトリックスセンド(Qu-24 のみ) • ミュート/ DCA グループ(アサイン) その他 • ミュート/ DCA グループマスターズと名前 • カスタムレイヤー(アサイン) • SoftKey(アサイン) • システム(トークバックアサイン/ HPF) Qu Mixer User Guide...
  • Page 51: タッチスクリーンでの設定

    8.タッチスクリーンでの設定 セットアップ画面を開くには、タッチスクリーンの横の Setup キーを押します。 セットアップ機能の特定のカテゴリにアクセスするに は、上側のタブをタッチします。利用可能な関連オプ ションを開くには、下側のタブをタッチします。 ディマー 画面と LED の表面の明るさを調整するには Setup キー を押しながらスクリーンロータリーを回します。 8.1 Audio セ ッ ト ア ッ プ : PAFL PAFL の機能を選択します。 Additive モード : 一度に複数のチャネルを聞く場合 に選択します。 PAFL キーを押すと、前の選択に追加 します。オフにすると、モードは自動的にキャンセル され、一度に 1 つのチャンネルを聞くモードになり、 PAFL キーを押す前の選択の状態に戻ります。 Input/Output PFL(プリフェーダーリッスン) : フ ェーダーを上げる前にフェーダーより前の音をモニタ...
  • Page 52: Audio セットアップ -Signgen(シグナルジェネレーター

    8.3 Audio セ ッ ト ア ッ プ ‒SignGen( シ グ ナ ル ジ ェ ネ レ ー タ ー ) スピーカーをテストしたり、機器間のレベルを えた りするシグナルジェネレーターを設定/ アサインしま す。 Source : 利用可能な信号のソースのリストを開きます。 Sine : 周波数調整可能な純音です。1 k Hz にセッ • トし、メーターで機器のレベルをマッチさせます。 White Nose : すべての周波数で等しいレベルのト •...
  • Page 53: コントロールセットアップ : Softkeys

    Custom Layer を選択するには、両方の ションをオンにします。 Layer キーを同時に押します。 スペースを使ってカスタムストリップにラベルを付け ます。 8.5 コ ン ト ロ ー ル セ ッ ト ア ッ プ : SoftKeys Qu-16 には SoftKey が 4 個、Qu-24、32 には 10 個装 備されています。ユーザーによってそれぞれ異なる機 Qu-24 shown 能を割り当てられるので「ソフト」と呼んでいます。 Function : ボックスにタッチして開き利用可能な機能 のリストから選択します。変更を確認するには...
  • Page 54: コントロールセットアップ : Network

    8.6 コ ン ト ロ ー ル セ ッ ト ア ッ プ : Network この画面を使用して、ネットワークポートとネットワ ーク上のクミキサーを識別するために使用される名前 と TCP/ IP アドレスを設定します。 これは、ネットワークアドレスがポートに接続された 機器のアドレスと互換性があることが重要で、たとえ ばラップトップは、ミキサーパラメータの MIDI コン トロールを提供する、あるいはワイヤレスルーターは、 Qu- パッド(iPad アプリ)を使用してリモートコント ロールを提供します。 DHCP : 接続されたデバイスが DHCP 機能を有してお り、自動的にミキサーに互換性のある IP アドレスを割 り当てることができる場合は、これを有効にします。 これは工場出荷時のデフォルトであり、iPad とのイン...
  • Page 55: Usb Data - Scene 転送

    DAW コントロールは、上記の次の MIDI チャンネルに なります。 8.8 USB Data ‒ Scene 転 送 各シーンは Qu のドライブポートに接続した USB デバ イス(Key やドライブ)を介して Qu のミキサーの間 で転送することができます。これは、現在のシーンや 設定を上書きせずに設定を転送する簡単な方法です。 USB デバイスは、あらかじめ Qu Mixer の Utility / Qu- Drive の画面でフォーマットしておいてください。 左側のリストには、Qu のミキサーに保存されている シーンの一覧が表示されます。右側のディスプレイ上 のリスト USB デバイスの中身がリストとして表示され ます。シーンは「0」の番号がつけられてデータファ イルとして転送されます。番号と名前が...
  • Page 56: Usb Data : Show 転送

    8.10 USB Data : Show 転 送 Qu Mixer の設定は Qu-Drive のポートに接続した USB デバイス(キーまたはドライブ)に保存することがで きます。データはコンピューターでアーカイブされ Qu Mixer 同士で転送することができます。 「Show(ショウ)」は、Qu Mixer の設定とメモリを 保存しています。Show は USB デバイスに番号を付け られたフォルダにファイルのセットとして保存されま す。Show は Qu Mixer には保存されません。 Qu Mixer には、USB デバイスで見つかった Show のリ ストが表示されます。Show は「0」から番号が付けら れます。これらに名前を付けることができます。番号 と名前が...
  • Page 57: Output Patch の設定 : Surface

    MTX マトリックス ポストフェーダー Mix 5 none PAFL ステレオ PAFL モニター Mix 6 none Mix 7 none Qu-24 、Qu-32 リセット dSNAKE パッチ Mix 8 none dSNAKE Qu out Qu out Qu out Mix 1 Mix 9 MTX1 L Mix 2...
  • Page 58: Output Patch 設定 : Monitor

    ST3 L FX3ret L Mix7 L CH14 ST3 R FX3ret R Mix8 R CH15 Main L Mix1 Mix9 L Qu-24 デフォルトモニターパッチ CH16 Main R Mix2 Mix10 R Qu out Qu out Qu out Qu out Qu out CH17 ST1 L...
  • Page 59: Output Patch 設定 : Usb Audio

    この画面では、USB オーディオ出力のパッチを設定し ます。これには Qu-Drive のステレオ、Qu-Drive のマ ルチトラック、そして USB B オーディオストリーミン グが含まれています。 注意 : Qu-16 はパッチ可能な 24 の USB 出力があり、 Qu-24、32 には 32 の USB 出力があります。 Qu-Drive の USB B ストリーミングはパッチ可能なトラ ックの同じブロックを共有しています。 Qu-Drive のステレオ= トラック 17-18 • • Qu-Drive のマルチトラック= トラック 1-18 •...
  • Page 60: Utility : Calibration

    8.15 Utility : Calibration モーターフェーダーの位置の精度とタッチスクリーン の精度を調整するには、このユーティリティを使いま す。 画面の指示に従ってください。 8.16 Utility : Qu-Drive この画面では、Qu ドライブで使用するための USB デ バイス(キーまたはハードドライブ)をチェックし、 フォーマットを設定します。過去にフォーマットをし たら再度フォーマットする必要はありません。 注意 : フォーマットを行うと現在のすべてのデータが 消去されます。データを残しておきたい場合には、他 の場所に保存しておきましょう。 信頼性の高いパフォーマンスを実現するためには、Qu Mixer フォーマットユーティリティを使用して、USB デバイスをフォーマットし Qu Mixer 専用として使い、 他のアプリケーションで使用しないでください。 注意 : Qu-Drive のオーディオ録音とマルチトラッ クの再生には、高い持続転送速度をサポートした USB ストレージデバイスが必要です。すべての USB デバイスは完璧な性能を保証されているわけ ではありません。...
  • Page 61: Utility : ファームウェアアップデート

    8.17 Utility : フ ァ ー ム ウ ェ ア ア ッ プ デ ー ト Qu Mixer のオペレーティングファームウェアは、USB デバイス(キーまたはドライブ)を使用して簡単にア ップデートすることができます。 使用する USB デバイスはあらか じめ Qu Mixer で動作するよう フォーマットされていることを 確認してください。 デバイスをフォーマットするに は、Setup / Utility / Qu-Drive 画 面の Format facility で行いま す。...
  • Page 62: オーディオストリーミングと Daw での操作

    9. オーディオストリーミングと DAW での操作 Qu Mixer は、オーディオストリームおよびリアパネルの USB B ポートを介して、Apple® Mac または Windows®PC コンピューターと MIDI メッセージの送受信が行えます。コンピューター上で DAW(デジ タルオーディオワークステーション)の操作が行えます。カスタムレイヤーは MIDI コントロールでフェ ーダーやキーを操作できます。標準の Qu の MIDI メッセージまたは、Allen & Heath DAW コントロール ドライバ(Mac のみ)をダウンロードして、HUI や Mackie Control のプロトコルをコンバートして使う こともできます。 注意 : V1.3 以降のバージョンを実行していることを確認してください。Allen&Heath の Web サイトで最 新のファームウェアを確認してください。...
  • Page 63 Bank Down として SoftKey をアサインして DAW 上の バンクをスクロールすることができます。 MMC トランスポートコントロール : Setup / Control / MIDI 画面を使ってトランスポートコントロ ールを行えます。すばやくアクセスするために SoftKey にアサインすることもできます。 Setup / Control / SoftKeys 画面を使って SoftKey をアサインし ます。 コンピュータへのオーディオストリーミング : オー ディオはリアパネルの USB ポートを介して送られます。 USB ストリーミングにパッチングする際に出力を選択 するには、Setup / Output Patch / USB Audio 画面で設...
  • Page 64: Qu-Pad Ipad アプリ

    10. Qu-Pad iPad アプリ Qu-Pad は、Qu Mixer をワイヤレスでコントロールすることができるエンジニアのミキシングツールです。 これにより、自由な場所に移動して、音をコントロールすることができます。Qu-Pad は、システム設定 やメモリアクセスのためでではなく、ライブミキシングコントロールを対象としています。Qu-Pad があ れば、一人のエンジニアはメインのサウンドの調整を行い、もう一人のエンジニアが iPad を使ってステ ージ上のモニター音を調整するということが簡単に行えます。Qu-Pad は接続されている Qu Mixer のモデ ルを検出します。 注意 : 現在の Qu-Pad のバージョンでは一度の 1 つの iPad のみ使用できます。 次 の ラ イ ブ ミ キ シ ン グ フ ァ ン ク シ ョ ン が 利 用 可 能 で す 。 •...
  • Page 65: ミキサーのリセット

    FX マスターとリターンのフェーダーは上げられて • ・FX センドとミックスマスターフェーダー-4dB おり、デフォルトのリバーブとディレイを使えば、 ・LR マスターフェーダー-inf すぐにチャンネルのセンドを上げてエフェクト音 の確認ができるようにパッチングされて準備でき ・FX =ミックス>リターン ています。 ・Qu-16FX = EMT250、ディレイ • Mix マスターフェーダーでは、チャンネルのセン ・Qu-24、32 = EMT250、Hakk480、ディレイ、ADT ドを上げるとすぐに音が聞けます。メインの LR ・オーディオグループ未アサイン(Qu-16 はなし) マスターでは、PA 内で予期しないレベルの音量に ・グループとマトリックスフェーダー-inf(Qu-16 はな なるのを避けるために下げてあります。 し) グループはアサインされておらず、グループのマ • ・ミュート/DCA グループ未アサイン スターフェーダーも下げられています(Qu-16 に ・DCA グループマスター=「-0dB」...
  • Page 66: システムハードリセット

    11.2 シ ス テ ム ハ ー ド リ セ ッ ト Qu Mixer の設定やメモリを完全にリセットしたい場合 は、Power up Reset が有効です。システムに問題が生 じたり、ミキサーを返却したりするときに、システム をクリアが目的のときに実行します。 ライブやサウンドチェックの前にミックスのパラメー ターをリセットするような場合には、前項の Reset Mix Settings ボタンでのリセットを行ってください。 注意 : ハードリセットは、現在のすべての設定は、す べてのシーン、ユーザーライブラリーとユーザー権限 をクリアします。 まずアンプやパワードスピーカーを含むシステムの電 源を切ります。 ミキサーが起動する間、 5 秒間押し続けます。 Qu Mixer のハードリセットの方法 : タッチスクリーン の...
  • Page 67: 仕様

    で操作することができます。Qu-16 は 19 インチのラックにマウントさせることができます。 換気 : リアパネルとミキサーの下側で、換気スロット の周囲の空気の流れが妨げられないように注意してく ださい。特にフライトケースや設置、そして操作の際 にはその領域を確保してください。 注意 : 換気スロットを塞いでしまったり遮断してしま ったりするとミキサーを損傷することがあります。 Qu-16 = 440 Qu-24 = 632 Qu-32 = 850mm 20   d egrees Qu-16 ラックマウントオプション Qu-16 は、標準的な 19 インチのラッ クケースにマウントさせるためにキ ットが Allen &Heath から用意されて います。 ラックキットのパーツナンバーは...
  • Page 68: Qu-16 システムブロックダイアグラ

    12.2 Qu-16 シ ス テ ム ブ ロ ッ ク ダ イ ア グ ラ Qu Mixer User Guide...
  • Page 69: Qu-24、Qu-32 システムブロクダイアグラム

    12.3 Qu-24、 Qu-32 シ ス テ ム ブ ロ ク ダ イ ア グ ラ ム Qu Mixer User Guide...
  • Page 70: システム仕様

    12.4 シ ス テ ム 仕 様 Qu Mixer User Guide...
  • Page 71 Qu Mixer User Guide...
  • Page 72 Qu Mixer User Guide...

This manual is also suitable for:

Qu-16Qu-32

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