Yamaha MG4FX Owner's Manual
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Yamaha mixing console owner's manual
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MIXING CONSOLE
MIXING CONSOLE
取扱説明書
取 扱説明書
ステップアップガイ ド
−ミキサーを最大限に活用する−
(P7∼P18)
JA

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Summary of Contents for Yamaha MG4FX

  • Page 1 MIXING CONSOLE MIXING CONSOLE 取扱説明書 取 扱説明書 ステップアップガイ ド −ミキサーを最大限に活用する− (P7∼P18)...
  • Page 2 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害を未然 に防止するためのものです。必ずお守りください。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するため に、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 警告 う可能性が想定される」 内容です。 電源 / 電源コード 電源は必ず交流 100V を使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続 すると、 感電や火災のおそれがあります。 必ず実行 電源アダプターは、 必ず指定のもの (PA-20) を使用する。 故障、 発熱、 火災などの原因になります。 必ず実行 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、 無理に曲げた り、...
  • Page 3 電源 / 電源コード 長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、 必ずコンセ ントから電源プラグを抜く。 感電や火災、 故障の原因になることがあります。 必ず実行 電源プ ラグ を抜 くと きは、 電源 コード を持 たず に、 必 ず電 源プ ラグを持って引き抜く。 電源コードが破損して、 感電や火 必ず実行 災の原因になることがあります。 電源アダプターは、 この機器から 50cm 以上離す。 この機器に雑音が生じる場合があります。 必ず実行 電源アダプターは、 布や布団で包んだりしない。 熱がこも ってケ ースが 変形し、 火災の 原因に なるこ とがあ りま す。...
  • Page 4 XLR タイプコネクターのピン配列は、 以下のとおりです。 ( IEC60268 規格に基づいています) 1: シールド (GND) 、2 :ホット (+) 、 3: コールド (−) INSERT I/O 端子のフォーンジャックのピン配列は以下のとおりです。 Tip :OUT、Ring : IN、Sleeve : GND ● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 • 使用後は、 必ず電源スイッチを切りましょう。 電源スイッチを切った状態 (電源スイッチが 「STANDBY」 の状態) でも 微電流が流れています。 スタンバイ時の消費電力 は、 最小限の値で設 計されています。 こ の製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。...
  • Page 5: Table Of Contents

    はじめに このたびは、YAMAHA ミキシングコンソール、 MG12/4FX をお買い求めいただきまして、 まことにありがとうございます。 MG12/4FX は、多彩なインプットチャン ネルを装備しているので、幅広 い音楽シーンに応用できま す。また、高品位デジタ ルエフェクトを内蔵していますので、本格的な音作りが実現できます。 MG12/4FX の優れた機能を十分に発揮 させるとともに、末永くご愛用い ただくために、この取扱説明書をご 使用の前に必ず お読みください。お読みになったあとは、保証書とともに保管してください。 目次 はじめに 目次 ... 5 特長 ... 5 電源の準備 ... 6 電源を入れる ... 6 ステップアップガイド 1. ミキサーの基礎知識... 7 2. 入力された信号の流れ ... 11 3.
  • Page 6: 電源の準備

    はじめに 電源の準備 本体の電源スイッチが切れている(スタンバイになっている) ことを確認します。 電源 アダプタ ーをご使 用になる ときは、付属 のアダプ ター (PA-20) をご使用ください。 ほかの電源アダプターの使用は故障、発熱、発火などの原因 になります。このようなときは、保証期間内でも保証いたし かねる場合がございますので、十分にご注意ください。 電源アダプターのプラグをリアパネルの AC ADAPTOR IN (電源アダプター接続)端子に差し込んだあと ( グを時計回りにまわして固定します ( アダプターの電源プラグを家庭用 (AC100 V) コンセントに しっかり差し込みます。 • 本機を使用しないときや落雷の恐れがあるときは、 必ずコ ンセントから電源アダプターを抜いてください。 • 電源アダプターは、 本機から 50cm以上離してご使用くだ さい。 電源アダプターと本機を近づけた状態でご使用にな ると、ノイズが生じる場合があります。 MG12/4FX 電源を入れる...
  • Page 7: ステップアップガイド

    ステップアップガイド ■ミキサーを最大限に利用する せっかく 手に入れたミキサ ーをフル活用しな い手はない!ミキサー を触るの が初めてでも、 読み終えれば「脱ビギナー」 。 このステップアップガイドでは、 ミキサー の基本的な知識か ら、本機を使ってより 良いパフォーマン スを得る ためのノウハウ、効果的なミックス方法について説明しています。 * ミキサーのセットアップ例について詳しくは、P25 の「セットアップ例」をご覧ください。 1. ミキサーの基礎知識 ミキサー とは「入力された信 号をミックスし、レ ベル(音量)のバラン スを調節して、信号 を送り出す装置」で す。この章で は、ミキサーの基礎知識について説明していきます。 1-1. 信号レベルとデシベル (dB) について 人間の耳に聞こえる最も小さな音を1とすると、人間が聞くことのできる最も大きな音はおよそ 1,000,000 にもなります。これでは桁が多 すぎて、音量を表すのに不便です。そこで、デシベル(dB)という単位を使って「最小の音と最大の音の差は 120 dB」 と表現します。 dB とは、ある基準レベルを...
  • Page 8 ステップアップガイド ミキサーで扱う信号にはさまざまなレベルがあります。 音響機器をつなぐときは、それぞれの規定(標準)出力レベルと規定(標準)入力レベルをできるだけ合わせます。ミキサーの多くの入力端子 には、GAIN(ゲイン)コントロールがあります。 ノイズの少ないクリアな音作りのために、接続する機器の出力レベルに合った入力端子を使いましょう。 入力信号 1-2. バランスとアンバランスの違いについて 音響機器間で信号の受け渡しを行なうときには、通常「シールドケーブル」が使われます。 シールドケーブルを使った信号の受け渡しには、バランスとアンバランスの方式があります。 バランスは外部からのノイズに強いので、小さな信号の受け渡しをする場合やケーブルが長くなる場合に適しています。アンバランスは主にラ インレベルの信号の受け渡しに使われます。 マイク...バランスが適しています。 ラインレベルの短い配線 ...アンバランスで OK です。 ラインレベルの長い配線 ...バランスが適しています。 私たちは普段、ラジオやテレビ、送電線、モーター、電気器具、コンピューターなどの電磁放射線(ノイズ)に囲まれた生活をしています。こ れらのノイズの侵入を少なくするためには、ケーブルは必要最低限の長さで使いましょう。 ■ シールドケーブルのしくみ シールドケーブルは下図のようにホット(とコールド)を金属の網状のもの(シールド)で覆った構造をしています。信号を受け渡しするとき に、シールドがバリアとなって、外部ノイズから信号を保護します。 MG12/4FX ゲインコントロール 出力信号 ホット コールド シールド (グラウンド) 外皮 アンバランス バランス 小さすぎ 適正レベル 大きすぎ...
  • Page 9 ■ バランス方式のしくみ 両端が XLR 端子のケーブルは、通常このバランス方式です。信号の受け渡しに「ホット(+) 」 「コールド(−) 」 「グラウンド(GND) 」の 3 本のワイヤーを使用します。 送信側では、元の信号「ホット(+) 」に対して位相を反転した信号を「コールド(−) 」に送ります。受信側では、 「コールド(−) 」の信号を 位相反転し「ホット(+) 」の信号と合成します。 ケーブルにノイズが侵入した 場合、 「ホット(+)」と「コールド(−)」それぞれのラインに均等にノイズ が乗ります。受信側で「コールド (−) 」の信号を位相反転し、 「ホット(+) 」の信号と合成すると、ノイズだけが打ち消し合って、ノイズを取り除くことができます。 すなわちバランス方式は、外部ノイズに対して非常に強いということができます。 位相反転 グラウンド 送信側 ■ アンバランス方式のしくみ バランスケーブルは、端子やケーブルがアンバランスのものと比べて高価になります。そこで、伝送する信号が大きくてノイズの影響を受けに くい場合や、音響機器間のケーブルが短い場合などは、アンバランスケーブルもよく使われます。 モノラルのフォーン端子や AV 機器に使われる RCA ピン端子のケーブルは、アンバランス方式です。 アンバランス方式は、バランス方式のグラウンド(GND)をコールド(−)と兼用にして、ホット(+)とグラウンド(GND)で信号の受け...
  • Page 10 ステップアップガイド 1-3. 端子の種類 音響機器には、いろいろな端子があります。 はじめて音響機器をつないだとき、いろいろ疑問がわきませんでしたか? ここでは一般的な端子の種類を説明します。 ■ XLR 端子 オス メス ■ Phone(フォーン)端子 ステレオタイプ モノラルタイプ ■ RCA ピン端子 白 赤 MG12/4FX バランス方式に対応して いること、頑丈で変形しにくいこと、端子にロック 機構がついていて引っ 張っても接続が外れない ようになっていることから、信頼性の要求される プロの現場などで使用頻 度が高い端子です。 XLR 端子どう しを接続するときはグラウンド端 子が最初に接触する構造になって いるため、RCA ピン端子や Phone( フォーン ) 端子を接続するときに発生するようなノイズを防ぐことができるの も大きな特徴です。 機器との接続には「オス側出力、メス側入力」が一般的です。 「Phone( フォーン...
  • Page 11: 入力された信号の流れ

    2. 入力された信号の流れ ミキサーを用いた音響システムの目的は、すべてのチャンネルの信号を 1 つに集めてバランスよくミックスすることです。入 力された信号が、ミキサーの中をどのような経路で流れていくかを理解しましょう。 2-1. ミキサー簡易ブロックダイアグラム 入力チャンネル ■ 入力チャンネル ヘッドアンプ ミキサーに入力した信号が最初に通るアンプのことです。 入力さ れた信号のレベルに合わせて、 ゲインコントロールで信号の増幅 / 減衰率を調節できます。 入力された信号が小さい場合は増幅させ、 信号が大きい場合は減 衰させて信号のレベルを調節します。 イコライザー イコライザーは、ある特定の周波数帯域をブースト(増幅)した り、カット(減衰)したりして音色を変化させます。部屋の音響 特性に合わせて音色を補正したり、 積極的な音作りに活用したり と用途はさまざまです。ある周波数より下をカット(減衰)する ハイパスフィルターなども、イコ ライザーの仲間に含まれます。 (P13 参照) ピークインジケーター 信号の 大きさがミキ サーのヘッ ドアンプと イコライザー で扱え るレベルを超えると、 音は歪んでしまいます。そのレベルを超え ないように監視するのがピークインジケーターです。...
  • Page 12: クリアなミックス」にするためのレベル調整

    ステップアップガイド 3.「クリアなミックス」にするためのレベル調整 外部エフェクタ−やミックスダウンについて考える前に、 各チャンネルに入力されるさまざまな信号のレベルの調整方法を知っ ておきましょう。ここでは、ミキサーからベストパフォーマンスを引き出す調整手順の一例を紹介します。ただし、お使いにな るミキサー、接続機器のタイプや SR 環境によって、手順は異なります。 電源スイッ チを含むすべての スイッチをオフに して、レベル コントロールを最小に設定します。 (マ スタ ー フ ェー ダ ー、チ ャン ネ ル フェ ー ダ ー、グル ー プ フェーダー、ゲインコントロールなど) NOTE イコライザーとパンは▼のある位置に設定します。 すべての外 部機器の電源をオ フにして、各チャンネ ルにマイ クや楽器、再生装置などを接続します。 • 本機 のラベ ル欄に、パ ート名 を記し たドラ フティ ング NOTE テープなどを貼っておくと便利です。...
  • Page 13 3-2. ベストパフォーマンスのための イコライザー設定 各チャンネ ルをまとめてミック スするとき、あるチャン ネルの周波 数帯域とほ かのチャンネルの周波 数帯域とがぶつかり合 っている部 分をなくし、全 体をうまくまとめて いくのがイコライザ ーを使う目 的のひとつ です。ミックスでは、あく までその信号を自 然に再現し てあげるのがポイントです。 MID ブースト (増幅) LOW ブースト (増幅) 信 号 LOW フラット レ ベ ル (dB) LOW カット (減衰) MID カット (減衰) 周波数帯域...
  • Page 14: 外部エフェクト、モニターミックス、グループについて

    ステップアップガイド 4. 外部エフェクト、モニターミックス、グループについて 4-1. モニターセンドとエフェクターのため の AUX バス AUX バス(P11 参照)は、用途に応じて使い分けることができま す。 通常は、ステージ上のプレーヤーのモニターとして使ったり、 リ バーブやデ ィレイなどのエフェク トをかけたりといった 用途に使い ます。各チャンネルの AUX コントロール部 には、ほとんどの場合 プリフェー ダーかポストフェーダ ーを切り替えるスイッ チがついて います。ポ イントは、AUX バス をモニタ ー用また は外部エ フェク ター用として使用する場合に、それぞれプリ / ポストフェーダー信 号のどちらを使うのかということです。 本機には AUX コントロール に...
  • Page 15 4-2. 各チャンネルの信号を加工するための INSERT I/O 端子 信号を外部エフェクターで加工するという点では AUX と同じです が、AUX が「複数のチ ャンネルの 信号をまと めて1つのエ フェク ターへ送る」のに対して、INSERT I/O は「チャンネルごとの信号 をエフェクターへ送る」ときに使います。 INSERT I/O 端子に送られる信号は、ミキサーのゲインコントロー ルで適切なレベルに増幅 / 減衰されています。この端子には、主に コンプレッ サー、リミッター、イコラ イザーといった信 号全体をコ ントロールするエフェクターを接続します。 もちろん、リバ ーブなどのエフェ クターでも、そのチャ ンネルだけ にかけるのであれば、接続することができます。 チャンネル フェーダー INSERT I/O 端子にエフェクターを接続す ると、ミキサ−内の信号の流れは中断さ れ、信号は...
  • Page 16: より良いミックスのためのノウハウ

    ステップアップガイド 5. より良いミックスのためのノウハウ ミックスにルールはありません。 ミックスする人が一番やりやすい方法でシステムを作り上げていけばよいのです。 ただし、 「作 り上げていく」ということがポイントであり、決して偶然にできるということではありません。音源に適したシステム的なアプ ローチをすれば、 より良いミックスを作り出すことができます。 ここでは、 ミックスの実践的なノウハウをいくつか紹介します。 5-1. フェーダーを下げた状態からの音量調整 単純なことですが、 ミックスを始めるにあたって、 チャンネルフェー ダーはすべ て下げてしまうこと をおすすめします。すべ てのフェー ダーを標準 の位置にしておいて 始めることもできま すが、この方法 では音のバ ランスの感覚がわか らなくなってしまい ます。したがっ て、フェーダー を全部下げた状態か ら一つ一つ上げてい くようにし ます。でも、どのチャンネルから始めれば良いのでしょうか? ここでは 2 つの例を紹介します。 ex: ピアノトリオがバックのバラード ボーカルが重要な鍵をにぎるバラード調の曲であれば、ボーカル を基...
  • Page 17 5-3. 最終ミックス ミキサーのAUXバスを通してリバーブやディレイといったエフェク ターを上手に使えば、ミックスをさらに磨き上げることができます。 しかし、使いす ぎてしまうとせっか くミックスした音が 色あせてし まい、 全体的に透明感がなくなってきてしまいます。 リバーブやディ レイの設定 によって、効果音と原音 が絡み合ったときの 音質に大き な違いが生まれます。 ■ リバーブ / ディレイタイム 外部リバーブ / ディレイ機器の種類はさまざまですが、ほとんどの 場合、リバーブ / ディレイタイムを調整できるようになっています。 リバーブ / ディレイタイムをほんの少し工夫するだけで、音質に大 きな差が生 まれます。ディレイタ イムは、得ようとして いる効果に 合わせて調 整します。ボーカルに エコーを付加したい 場合は、曲の テンポに 合わせて付点八分 音符( )の長さなどに設 定すると、心 地よい効...
  • Page 18: Mg12/4Fx の内蔵エフェクターを使う

    ステップアップガイド 6. MG12/4FX の内蔵エフェクターを使う 本機はデジタルエフェクターを内蔵していますので、 各チャンネルにリバーブやディレイなどの効果音を手軽に加えることがで きます。 ■ リバーブやディレイをかける ON スイッチを押してエフェクターをオンにします。 オンにす ると、スイッチがオレ ンジ色に点灯し ます。別売の フットスイッチ FC5 を FOOT SWITCH 端子に接続すると、 内蔵エフェクトのオン / オフを足元で切り替えることができ ます。 NOTE 電源スイッチをオンにするたびに、ON スイッチが点灯し て内蔵エフェクトが有効になります。 PROGRAM 選択ダイ アルでエフェクトプログ ラムを選びま す。 EFFECT RTN フェーダーで効果音の量を調整します。 NOTE EFFECT RTN フェーダーでは、全体の効果音の量を調整 します。...
  • Page 19: 各部の名称と機能

    各部の名称と機能 チャンネルコントロール部 チャンネル チャンネル 1 ∼ 4 5/6、7/8 (モノラル) (ステレオ) GAIN コントロール 入力信号のレベルに応じて感度を調整します。 チャンネル 信号の最大入力時に PEAK インジケーター 9/10、11/12 に設定すると、S/N とダイナミックレンジのバランスがとれた (ステレオ) 良好な状態になります。 – 60 ∼ – 16 は MIC 入力の調整レベルを表し、 LINE 入力の調整レベルを表します。 PEAK インジケーター EQ 後のピークレベルを検出し、 クリッピングの手前 3 dB に達 すると赤く点灯します。...
  • Page 20 各部の名称と機能 PRE スイッチ AUX の 信号 取り 出 し位 置を、プ リフ ェ ーダ ーま たは ポス ト フェーダー に切り替えること ができます。このスイ ッチをオン にすると、チャンネルフェーダー バスへ送られ、チャンネルフェーダー このスイッチをオフ にすると、チャンネルフェーダー 整後の信号が AUX バスへ送られます。 EFFECT コントロール 各チャン ネルから EFFECT バスに送ら れる信号のレ ベルを調 整します。EFFECT バスに送られる信号は、チャンネルフェー ダーの影響 を受けます。ステレオ チャンネル(CH5/6、7/8、 9/10、11/12)の場合は、L と...
  • Page 21: マスターコントロール部

    マスターコントロール部 ST マスターフェーダー ST OUT 端子に出力される信号のレベルを調整します。 GROUP 1-2 フェーダー GROUP OUT 1-2 端子に出力される信号の レベルを調整しま す。 TO ST スイッチ スイッチをオン レベル調 整された信号が ステレオバス へ送られます。GROUP 1 →ステレオ L、GROUP 2 →ステレオ R に送られます。 SEND マスター ・ マスター AUX コントロール AUX SEND 端 子に出力され る信号のレ ベルをそれぞ れ調整 します。...
  • Page 22 各部の名称と機能 レベルメーター信号切り替えスイッチ (ST-GROUP 切り替えスイッチ、2TR IN スイッチ) C-R OUT 端子、 PHONES 端子およびレベルメーターに送られ る信号を選択します。 ST-GROUP 切り替えスイッチ、 2TR IN スイッチおよび各イン プットチャンネルの PFL スイッチで信号を選択できます。 C-R OUT 端子、 PHONES 端子およびレベルメーターに送られ る信号とスイッチの組み合せは下図のとおりです。 スイッチ 2TR IN 信号 2TR IN GROUP *1 各チャンネルの PFL スイッチをオン PFL の信号がほかの信号より優先されて出力されます。 *2 2TR IN スイッチをオン にしているときは、2TR IN 端...
  • Page 23: リア入出力部

    リア入出力部 チャンネル INPUT 端子 ・ MIC (CH1 ∼ 4、5/6、 7/8) XLR タイプのバランス型マイク入力端子です。 (1:グラウン ド、2:ホット、3:コールド) ・ LINE (CH1 ∼ 4) TRS フォーンタイプのバランス型ライン入力端子です。 ( T: ホット、R:コールド、S:グラウンド) アンバランス型フォーンプラグを接続することもできます。 NOTE ひとつのインプットチャンネルで LINE INPUT 端子と MIC INPUT 端子を同時に使用することはできません。どちらか 一方の端子だけをご使用ください。 INSERT I/O 端子 各インプットチャンネル (CH1 ∼ 4) の、 イコライザーとフェー ダーの間に設けられた入出力端子です。...
  • Page 24 各部の名称と機能 SEND 端子 ・ AUX フォーンタイプのインピーダンスバランス型出力端子です。 AUX バスの信号が、出力されます。キューボックスといった モニターシステムやエフェクターなどを接続します。 ・ EFFECT フォーンタイプのインピーダンスバランス型出力端子です。 EFFECT バスの信号が出力されます。外部 エフェクターなど を接続します。 RETURN L(MONO) 、R 端子 フォーンタイプのアンバランス型ライン入力端子です。 この端子から入力された信号は、 ステレオバスと AUX バスへ送 ることができます。 通常はリバ ーブやディレイなど 外部エフェクターか らのリター ン信号を受けるのに使用します。 NOTE 補助のステレオ入力としても利用できます。L(MONO)端 子だけに接続した場合は、 R 端子にも L 端子と同じ信号が流 れ、モノラル入力となります。 REC OUT(L、R)端子 外部...
  • Page 25: セットアップ

    パワードモニター スピーカー マスターレコーダー (MD・CD-R・DAT など ) NOTE ひとつのインプットチャンネルで LINE 入力 端子と MIC 入 力 端子を同時に使用することはできません。 どちらか一方の 端子だけをご使用ください。 周辺機器 →本機→パワーア ンプ(パワードスピ ーカー)の順 番で電源を入れます。 NOTE 電源を切るときはこの逆で、パワーアンプ(パワードスピー カー)→本機→周辺機器の順番でオフにします。 音源  (CD・MD・DAT カセット・ビデオなど) エフェクター リズムマシン フットスイッチ (YAMAHA FC5) パソコン セットアップ シンセサイザー ギター マイクロフォン ヘッドフォン MG12/4FX...
  • Page 26 セットアップ ■ ライブ SR 用 モニタースピーカー (内音) ドラム マイクロフォン パワーアンプ エフェクター シンセサイザー CD・カセット・ DAT レコーダー ベース CD プレーヤー エフェクター パワーアンプ フットスイッチ マイクロフォン (YAMAHA FC5) ヘッドフォン ギター メインスピーカー スピーカー配置例 (外音) ステージ(内音) ( PRE 観客席(外音) MG12/4FX...
  • Page 27: ラックマウント

    ラックマウント ■ マウント方法 本体に取り 付けられているラ ックマウント金具 のネジを、ド ライバーでゆるめて取り外します。 ラックマウント金具を反転させて、 体に固定します。 ラックにマウントし、固定します。 パワー アンプな ど熱を発 生する機 器の近く には本機 を設置 しないでください。 で取り外したネジで本 セットアップ MG12/4FX...
  • Page 28 付録 付録 仕様 ■ 電気的特性 (THD+N) 20 Hz ∼ 20 kHz @ +14 dBu 600 ohms (CH1 to 全高調波歪率 (MIC → ST OUT) 4)( 信号入力チャンネル ST スイッチ =ON、信号入力チャンネル フェーダー、ST Master フェーダー = ノミナルレベル ) 20 Hz ∼ 20 kHz @ +4 dBu 600 ohms 周波数特性...
  • Page 29: 付録

    ■ 入力仕様 入力端子名称 ゲイン ピーダンス – 60 MIC INPUT 3 kΩ (CH1 ∼ 4) – 16 – 34 LINE INPUT 10 kΩ (CH1 ∼ 4) + 10 – 60 ST CH MIC INPUT (CH5(L)/CH6(R)、 3 kΩ CH7(L)/CH8(R)) – 16 – 34 ST CH LINE INPUT (CH5(L)/CH6(R)、...
  • Page 30: 寸法図

    付録 寸法図 317.4 【ラック取り付け時】 単位 :mm MG12/4FX...
  • Page 31: ブロック / レベルダイアグラム

    付録 ブロック / レベルダイアグラム MG12/4FX...
  • Page 32 〒 565-0803 吹田市新芦屋下 1-16 ヤマハ( 株)千里丘センター内 〒 760-0029 高松市丸亀町 8-7 (株)ヤマハミュージック神戸 高松店内 〒 812-8508 福岡市博多区博多駅前 2-11-4 〒 430-8650 浜松市中沢町 10-1 * 名称、住所、電話番号、URL などは変更になる場合があります。 U.R.G., Pro Audio & Digital Musical Instrument Division, Yamaha Corporation © 2004 Yamaha Corporation WC71260 408CRAP1.3-01A0 Printed in China...

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Mg12/4fx

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