セーフティ I/Oター ミ ナル
GI-SMD1624
形
GI-SID1224
形
JA
安全上のご注意
このたびは当社のセーフティI/Oター ミナルをお買い求めいただきま して誠にあり が
と う ございま した。
安全に使用していただく ために、 本紙とセーフティI/Oター ミナル、 CPUユニッ ト、 通
信コン トロールユニッ トマニュアルおよび当該ユニッ トの参照マニュアルを必ずお
読みく ださい。
参照マニュアルは、 当社の最寄りの営業所に連絡し、 最新のものを使用してく ださ
い。
また本紙と参照マニュアルは、 大切に保管していただく と ともに、 最終ユーザ様まで
お届け く ださいますよ うお願いいた し ます。
2018
© OMRON Corporation
All Rights Reserved.
5382608-8A
商標
• EtherCAT
®
は、 ドイ ツBeckhoff Automation GmbHによ り ライ センス さ れた
特許取得済み技術であ り登録商標です。
• ODVA、 CIP、 CompoNet、 DeviceNet、 EtherNet/IPはODVAの商標です。
その他、 本紙に掲載 している システム名および製品名は、 それぞれ各社の商
標ま たは、 登録商標です。
EU適合宣言
オムロ ンはGI-Sシ リ ーズセーフティ I/O ター ミ ナルが以下のEU指令要求に適
合 している こ と を宣言 し ます。
EMC指令 : 2014/30/EU
機械指令 : 2006/42/EC
規格
GI-Sシ リ ーズセーフティ I/O ター ミ ナルは以下の規格に従い、 設計/製造さ れ
ています。
• EN ISO 13849-1: 2015 PLe/Safety category 4
• IEC/EN 62061 SIL CL3
• EN 61131-2
安全上のご注意
●警告表示の意味
正 しい取り扱いを しなければ、 この危険のために、 軽傷 ・ 中程度
警告
の傷害を負った り、 万一の場合には重症や死亡に至る恐れがあ
り ます。 また、 同様に重大な物的損害を もた らす恐れがあ り ます。
正 しい取り扱いを しなければ、 この危険のために、 時に軽症 ・ 中程
注意
度の傷害を負った り、 あるいは物的損害を受ける恐れがあ り ます。
●警告表示
警告
安全機能が損なわれ、 人身傷害による死亡が万一の場合起こる恐れが
あ り ます。
GI-Sシ リ ーズのテス ト出力を安全出力と して使用 しないで く だ さ い。
安全機能が損なわれ、 人身傷害による死亡が万一の場合起こる恐れが
あ り ます。
Explicitメ ッ セージ、 公開変数などの非安全信号を安全信号と して使用
しないで く だ さ い。
人身傷害による死亡が万一の場合起こる恐れがあ り ます。
LEDは信頼でき る表示ではな く 、 正確な情報を提供する こ と が保証さ れて
いません。 試運転や トラ ブルシューティ ングの際の一般的な診断にのみ
使用 して く だ さ い。 LEDを運転時の表示と して使用 しないで く だ さ い。
人身傷害による死亡が万一の場合起こる恐れがあ り ます。
+24V側接地は絶対に行わないで く だ さ い。 安全出力の地絡によ り
安全機能が損なわれる恐れがあ り ます。
安全機能が損なわれ、 人身傷害による死亡が万一の場合起こる恐れが
あ り ます。
システム構築を実施するにあた り、 参照マニュアルに記載さ れている "リ ス
クアセス メ ン トの実施" 、
"安全方策" 、
"安全機器類の役割" 、
"安全機器
類の設置" 、
"法令の遵守" 、
"使用上の注意事項の遵守" 、
"装置 ・ 設備の
移転 ・ 譲渡" を遵守の上、 その機能が十分発揮さ れるよ う に安全関連部
のシステム構築を行って く だ さ い。
人身傷害による死亡が万一の場合起こ る恐れがあ り ます。
セーフティI/Oター ミ ナルを設備 ・ 装置への設置およびネ ッ トワーク接続す
る前に、 メ モ リ ク リ アを実行 してセーフティ I/Oター ミ ナル本体に保存さ れて
いる以前の設定データ を削除 して く だ さ い。
人身傷害による死亡が万一の場合起こ る恐れがあ り ます。
セーフティI/Oター ミ ナルをネ ッ トワークに接続する前に、 適切なIPア ド レス
と通信速度の設定を行って く だ さ い。
安全機能が損なわれ、 人身傷害による死亡が万一の場合起こる恐れが
あ り ます。
すべてのセーフティ チェーンについて、 算出 した リアクシ ョ ンタイムが要求
仕様を満た している こ と を確認 して く だ さ い。
安全機能が損なわれ、 人身傷害による死亡が万一の場合起こる恐れが
あ り ます。
オープンタイプを 「オープンのみ」 に設定する場合は、 オリ ジネータ/ター
ゲ ッ トが正 しいコンフ ィ グレーシ ョ ンを持っている こ と を確認 した上でご使用
く だ さ い。
安全機能が損なわれ、 人身傷害による死亡が万一の場合起こる恐れが
あ り ます。
セーフティI/Oター ミ ナルのデバッ グの時に、 オ リ ジネータデバイスである
CPUユニッ トでプログラム した動作に対して、 セーフティI/Oター ミ ナルお
よび外部接続機器が正 し く 動作する こ と を確認 して く だ さ い。
人身傷害による死亡が万一の場合起こ る恐れがあ り ます。
システムの稼動前にユーザテス ト を実施 して、 すべてのデバイ スのコ ンフ ィ
グ レー シ ョ ンデータ と、 その動作が正 しいこ と を確認 して く だ さ い。
安全機能が損なわれ、 人身傷害による死亡が万一の場合起こる恐れが
あ り ます。
本製品を分解 して修理や改造は しないで く だ さ い。
人身傷害による死亡が万一の場合起こ る恐れがあ り ます。
次のよ う な場所で使用する際は、 遮へい対策を十分に行って く だ さ い。
a) 強い高周波ノ イ ズを発生する機器の近く
b) 静電気な どによる ノ イ ズが発生する場所
c) 強い電界や磁界が生じ る場所
d) 放射線を被ば く するおそれのある場所
e) 電源線や動力線が近く を通る場所
注意
ね じが緩む と発火および誤動作が稀におこ る恐れがあ り ます。
端子台の固定用ねじは、 参照マニュアルで指定した トルクで締め付けて
く だ さ い。
中程度の火傷が稀に起こる恐れがあ り ます。 通電中や電源を切った直後
は、 装置に触れないで く だ さ い。
安全上の要点
■輸送時/設置時/配線時
• 製品を落下さ せた り、 異常な振動 ・ 衝撃を与えた り しないで く だ さ い。 怪我や製品の故障、 焼損
の可能性があ り ます。
• 次のよ う な環境に設置や保管を しないで く だ さ い。 焼損、 運転停止、 誤動作する可能性があ り
ます。
a) 日光が直接当たる場所
b) 周囲温度や相対湿度が仕様値の範囲を超え る場所
c) 温度変化が急激で結露するよ う な場所
d) 腐食性ガス、 可燃性ガスのある場所
e) ち り、 ほこ り、 塩分、 鉄粉が多い場所
f) 水、 油、 薬品な どのひまつがかかる場所
g) 本体に直接振動や衝撃が伝わる場所
h) 静電気な どによる ノ イ ズが発生する場所
• この商品は 「class A」 ( 工業環境商品) です。 住宅環境でご利用さ れる と、 電波妨害の原因と
なる可能性があ り ます。 その場合には電波妨害に対する適切な対策が必要と な り ます。
• GI-Sシ リ ーズはIP54 (IEC/EN 60529) 以上のエ ンクロー ジ ャ内で使用 して く だ さ い。
• 制御盤に取り付ける際は、 DINレール (TH35-7.5/TH35-15 : IEC60715) を使用 して く だ さ
い。 振動による脱落防止のためエ ン ドプレー ト (別売) を使用 してGI-Sシ リ ーズをDINレールに
固定 して く だ さ い。
• 発熱体の近傍への設置を避け、 通風の確保な ど を して正 し く 設置 して く だ さ い。 誤動作、 運転
停止、 焼損の可能性があ り ます。
• 参照マニュアルに示すとおり、 正 し く 設置や配線を して く だ さ い。
• 端子台への配線は、 参照マニュアルに記載さ れている方法で配線 して く だ さ い。
• 配線を行う際は、 必ず電源を切った状態で行って く だ さ い。 GI-Sシ リ ーズに接続さ れた外部装
置が予期せぬ動作をする恐れがあ り ます。
• 配線をする際は、 正 しい電線サイ ズ、 配線部品、 配線工具を使用 して く だ さ い。 ケー ブルが抜
け、 短絡や断線のおそれがあ り ます。
• 電源の配線は、 電線の電流容量に注意 して行って く だ さ い。 発熱の可能性があ り ます。 端子
か ら端子へ渡り線で配線する と、 それぞれの電線には加算さ れた電流が流れます。 渡り線で配
線する と きは、 すべての電線の電流容量に注意 して く だ さ い。
• 配線および施工の際は、 セーフティ I/Oター ミ ナル内部に異物や金属く ずが入ら ないよ う に注
意 して く だ さ い。 焼損、 感電、 故障の可能性があ り ます。
• ス ク リ ュー レス クラ ンプ端子台のリ リ ースホールにマイナス ドライバを押 し込む と きは、 適切な角
度と30N以下の力で押 し込んで く だ さ い。 過剰な力で押 し込む と、 端子台が破損するおそれが
あ り ます。
• ス ク リ ュー レス クラ ンプ端子台のリ リ ースホールにマイナス ドライバを押 し込んだ状態で、 マイナ
ス ドライバを傾けた り、 ね じ った り しないで く だ さ い。 端子台が破損するおそれがあ り ます。
• ケー ブルを無理に曲げた り、 引っ張った り しないで く だ さ い。 ま た、 ケー ブルのコー ド部に重いも
のを載せないで く だ さ い。 断線するおそれがあ り ます。
• 端子台、 コネ クタな どは装着位置を十分確認 してか ら装着 し、 その際は指をは さ ま ないよ う に し
て く だ さ い。
• 端子台、 Ethernet通信ケー ブルな どね じ締め、 ロ ッ ク機構のある ものは、 必ずね じが締め られて
いる こ と、 ロ ッ ク している こ と を確認 してか ら使用 して く だ さ い。
• DC電源装置は下記の項目 を満たすよ う に して く だ さ い。
a) 強化絶縁、 ま たは二重絶縁さ れた もの
b) 出力保持時間が20ms以上
c) IEC/EN 60950-1、 EN 50178の要求を満足するSELV電源
• ユニ ッ ト電源および出力電源は、 参照マニュアルに記載さ れている電源容量や電源投入時の
突入電流を考慮 し、 十分に余裕を持った電源を選定 して く だ さ い。 外部電源が立ち上がら な
い、 も し く は、 電源電圧が不安定にな り誤動作する可能性があ り ます。
• ユニ ッ ト電源および出力電源は、 参照マニュアルで指定 した電源電圧範囲内で使用 して く だ さ い。
• GI-Sシ リ ーズには定格を超える電圧、 負荷接続を しないで く だ さ い。
• 電源投入時には突入電流が発生 し ます。 外部回路のヒ ューズやブレーカ を選定さ れる際は、
溶断 ・ 検知特性を考慮 し、 適切な仕様のヒ ューズま たはブレーカ を選定 して く だ さ い。 突入電流
仕様については、 参照マニュアルを参照 して く だ さ い。
■操作時/保守時
• 次のこ と を行う と きは、 セーフティ I/Oター ミ ナルの電源をOFFに して く だ さ い。
1) 取り付け時
2) ロータ リ スイ ッ チの設定
3) ケー ブルの接続、 配線
4) 端子台やコネ クタの取り付け、 取り外 し
5) メ モ リ カセ ッ トの取り付け、 取り外 し
電源切断後、 数秒間セーフティ I/Oター ミ ナルに対 して給電を継続する場合があ り、 この間V0
LEDが点灯 し ます。 上記の操作は、 V0 LEDの消灯を確認 してか ら行って く だ さ い。
• ロータ リ スイ ッ チの設定を変える と きは、 過剰な力を加えないよ う に して く だ さ い。
• メ モ リ カセ ッ トは奥まで差 し込んで く だ さ い。 ま た、 通電中は メ モ リ カセ ッ ト を取り外さ ないで く だ さ
い。 データが壊れる可能性があ り、 そのデータ を用いた場合に正 し く 動作 し ません。
• Sysmac Studioか ら各種データ、 設定値を転送する と きは、 安全を確認 してか ら行って く だ さ
い。 ま た、 転送中にケー ブルを抜いた り、 セーフティ I/Oター ミ ナルの電源をOFF した り しないで
く だ さ い。
• リ ピータハブを使用 してEtherNet/IPのタ グデータ リ ンク通信 (サイ ク リ ッ ク通信) を行う と、 ネ ッ ト
ワークの通信負荷が高ま るため、 コ リ ジ ョ ン (衝突) が多数発生 し、 安定 した通信ができな く な り
ます。 タ グデータ リ ンク を利用するネ ッ トワークでは、 必ずスイ ッ チングハブを使用 して く だ さ い。
• EtherNet/IPは通信距離および接続方法を仕様の範囲内で使用 して く だ さ い。 ま た、
EtherCATな ど他のネ ッ トワークに接続 しないで く だ さ い。 過負荷によるネ ッ トワークのダウ ンや
誤動作の可能性があ り ます。
■廃棄時
廃棄時は使用 している国の該当する廃棄物処理規則に従って廃棄 して く だ さ い。
参照マニュアル
形式/マニュアル名称
形GI-S□□□□□□
GI-Sシ リ ーズ
SGFM-725
セーフティ I/Oター ミ ナル
ユーザーズマニュアル
形NX-SL5□□□
NX-シ リ ーズ
SGFM-723
形NX-SI□□□□
セーフティ コ ン トロールユニ ッ ト /通信
形NX-SO□□□□
コ ン トロールユニ ッ ト
形NX-CSG□□□
ユーザーズマニュアル
形SYSMAC-SE2□□□
Sysmac Studio Version 1
SBCA-470
オペレー シ ョ ンマニュアル
ご承諾事項
当社商品は、 一般工業製品向けの汎用品と して設計製造さ れています。 従いま して、 次に
掲げる用途での使用を意図 してお らず、 お客様が当社商品を これ らの用途に使用さ れる際
には、 当社は当社商品に対 して一切保証をいた し ません。 ただ し、 次に掲げる用途であって
も、当社の意図 した特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合は除き ます。
(a) 高い安全性が必要と さ れる用途 (例 : 原子力制御設備、 燃焼設備、 航空 ・ 宇宙設備、 鉄
道設備、 昇降設備、 娯楽設備、 医用機器、 安全装置、 その他生命 ・ 身体に危険が及び
う る用途)
Man. No.
(b) 高い信頼性が必要な用途 (例 : ガス ・ 水道 ・ 電気等の供給システム、 24時間連続運転
システム、 決済システムほか権利 ・ 財産を取扱う用途な ど)
(c) 厳 しい条件または環境での用途 (例 : 屋外に設置する設備、 化学的汚染を被る設備、
電磁的妨害を被る設備、 振動 ・ 衝撃を受ける設備な ど)
(d) カタログ等に記載のない条件や環境での用途
*(a)か ら(d)に記載さ れている他、 本カタログ等記載の商品は自動車 (二輪車含む。 以下同
じ) 向けではあ り ません。 自動車に搭載する用途には利用 しないで下さ い。 自動車搭載
用商品については当社営業担当者にご相談く だ さ い。
*上記は適合用途の条件の一部です。 当社のベス ト、総合カタログ、データ シー ト等最新版
のカタログ、 マニュアルに記載の保証・免責事項の内容を よ く 読んでご使用く だ さ い。
お断りなく仕様などを変更することがありますのでご了承ください。