Sony SEL16F28 Adjustment Manual page 7

2. 投影解像力の確認
2-1. レンズ投影器の設置
使用機器
• レンズ投影器 （ J-6082-778-A ） およびスライ ダック （出力電圧 : AC 100V ）
Note:
レンズ投影器は， スライダック （出力電圧 : AC 100V ） を接続して使用してください。
• スクリーン （アートポスト紙）
• 巻尺
• 平面ミラー （ SLR 用等）
1. B-L コントロールボックスとパソコン ， レンズ投影器を接続する。
2. 被検レンズをレンズ投影器に取り付け， 使用機器を下図のように設定する。
3. レンズ投影器のファンスイ ッチを ON にする。
4. レンズ投影器のランプスイ ッチを ON にする。
5. レンズ面とスクリーンを並行にするために， スクリーン上の中心投影像に平面ミラーを重ね合わせ， 反射光が被検レンズの中心を照らすよ
うにレンズ投影器の位置を調整する。
レンズ投影器
チャート
被検レンズ
B-L コントロールボックスに接続
（D-sub 15ピン）
ファンスイッチ ランプスイッチ
Fig. 2-1-1
E-MOUNT LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
スクリーン
投影距離
平面ミラー
2-2. 投影解像力の確認方法
Note:
投影解像力の確認を行う際の焦点距離および投影距離は， 各機種のサービスマニュアルを参照して"投影解像力の確認"の項目を確認してください。
1. レンズ調整プログラム 「 BLG-TestProgramV[][][].exe 」 を起動する。
Fig. 2-2-1
2. [Open] をクリックし， パソコンと B-L コントロールボックスの通信が接続されるとボタン名が [Close] に変わり， [Power] ボタンがアクティブ
になる。
3. [Power] をクリックし， 被検レンズへ通電する。
このとき B-L コントロールボックスの 2 つの LED が両方とも点灯したことを確認する。 （点灯しない場合は何らかの不具合があります。 ）
電源スイッチ 通電確認用LED
B-L コントロールボックス
Fig. 2-2-2
Note:
通電後にレンズを外す場合は， 必ずも う一度
4. 手振れ選択メニューより" Center Hold "を選択し， [Steady Shot] をクリックする。
5. スクリーン上の中心投影像に平面ミラーを重ね合わせ， 反射光が被検レンズの中心を照らしていることを再確認する。 もし位置がずれてい
る場合はレンズ投影器の位置を調整する。
6. 絞り選択メニューより" Open "を選択し， [Iris] をクリックする。
手振れ設定：Center Hold
絞り設定：Open
Fig. 2-2-3
– 3 –
[Power] をクリックして， 2 つの LED が消灯したことを確認してから外してください。