NEC N8151-54 User Manual

Built-in ait
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N8151-54
AIT
内蔵
Built-In AIT
取扱説明書 ......................
User's Guide
製品をご使用になる前に必ず本書をお読みください。本書
は熟読の上、大切に保管してください。
• Make sure you read this manual before using the
product.
After reading this manual carefully,
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Summary of Contents for NEC N8151-54

  • Page 1 N8151-54 内蔵 Built-In AIT 取扱説明書 ...... ページ User’s Guide Page 60 ....• 製品をご使用になる前に必ず本書をお読みください。本書 は熟読の上、大切に保管してください。 • Make sure you read this manual before using the product. After reading this manual carefully,   store it in a safe place. 2-586-887-01(1)
  • Page 2: 商標について

    • Wohngegenden • Gewerbegebiete • Leichtindustriegebiete (Diese Ausrüstung erfüllt die Bestimmungen der Norm EN55022, Klasse B.) ご注意 ( ) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。 ( ) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。 ( ) の許可なく複製・改変などを行うことはできません。 ( ) 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気づきのこ とがありましたら、お買い求めの販売店にご連絡ください。 ( ) 運用した結果の影響については ( ) 項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。 ©   NEC Corporation 2005...
  • Page 3: 安全にかかわる表示について

    この取扱説明書は、必要なときすぐに参照できるよう、お手元に置いておくようにし てください。 「使用上のご注意」 を必ずお読みください。 使用上のご注意 〜必ずお読みください〜 本製品を安全に正しくご使用になるために必要な情報が記載されています。 安全にかかわる表示について 本書にはどこが危険か、どのような危険に遭うのか、どうすれば危険を避けられるかなど について説明されています。 本書、および警告ラベルでは危険の程度を表す言葉として、 「警告」 と 「注意」 という用語を 使用しています。それぞれの用語は次のような意味を持つものとして定義されます。 警告  人が死亡する、または重傷を負うおそれがあることを示します。 火傷やけがなどを負うおそれや物的損害を負うおそれがあることを示 注意  します。 危険に対する注意・表示は次の 種類の記号を使って表しています。それぞれの記号は次 のような意味を持つものとして定義されています。 注意の喚起 この記号は危険が発生するおそれがあることを表 (例) します。記号の中の絵表示は危険の内容を図案化 したものです。 (感電注意) 行為の禁止 この記号は行為の禁止を表します。記号の中や近 (例) くの絵表示は、してはならない行為の内容を図案 化したものです。 (分解禁止) 行為の強制 この記号は行為の強制を表します。記号の中の絵 (例) 表示は、しなければならない行為の内容を図案化 したものです。危険を避けるためにはこの行為が...
  • Page 4: 本書および警告ラベルで使用する記号とその内容

    (本書での表示例) 注意を促す記号 危険に対する注意の内容 危険の程度を表す用語 注意  電源が のまま取り付け・取り外しをしない 本体装置への取り付け・取り外しの際や、周辺機器との接続の際は 必ず主電源に接続している コードをコンセントから抜いてくだ さい。 コードがコンセントに接続されたまま取り付け・取り外 しや接続をすると感電をするおそれがあります。 本書および警告ラベルで使用する記号とその内容 注意の喚起 感電のおそれがあることを示し 発煙または発火のおそれがある ます。 ことを示します。 指などがはさまれるおそれがあ 特定しない一般的な注意・警告 ることを示します。 を示します。 高温による障害を負うおそれが あることを示します。 行為の禁止 特定しない一般的な禁止を示し 本製品を分解・修理・改造しな ます。 いでください。感電や火災のお それがあります。 行為の強制 本製品の電源プラグをコンセン 特定しない一般的な使用者の行 トから抜いてください。火災や 為を指示します。説明に従った 感電のおそれがあります。 操作をしてください。 使用上のご注意...
  • Page 5: 安全上のご注意

    安全上のご注意 本製品を安全にお使いいただくために、ここで説明する注意事項をよく読んでご理解し、 安全にご活用ください。記号の説明については巻頭の 『安全にかかわる表示について』 の説 明を参照してください。 全般的な注意事項 警告  人命に関わる業務や高度な信頼性を必要とする業務には使用しない 本製品は、医療機器・原子力設備や機器、航空宇宙機器・輸送設備 や機器など、人命に関わる設備や機器および高度な信頼性を必要と する設備や機器などへの組み込みやこれらの機器の制御を目的とし た使用は意図されておりません。これらの設備や機器、制御システ ムなどに本製品を使用した結果、人身事故、財産被害などが生じて も当社はいかなる責任も負いかねます。 煙や異臭、異音がしたまま使用しない 万一、煙、異臭、異音などが生じた場合は、ただちに本体装置の電 源を にして コードをコンセントから抜き、本製品の ケー ブルを抜いてください。その後、お買い求めの販売店または保守 サービス会社にご連絡ください。そのまま使用すると火災の原因と なります。 針金や金属片を差し込まない 通気孔やカートリッジ挿入口から金属片や針金などの異物を差し込 まないでください。感電の危険があります。 注意  製品内に水や異物を入れない 製品内に水などの液体、ピンやクリップなどの異物を入れないでく ださい。火災や感電、故障の原因となります。もし入ってしまった ときは、すぐに本体装置の電源を にして コードをコンセント から抜き、本製品の ケーブルを抜いてください。分解しないで販 売店または保守サービス会社に連絡してください。 使用上のご注意...
  • Page 6 電源・ コードに関する注意事項 警告  ぬれた手で ケーブルを持たない ぬれた手で ケーブルの抜き差しをしないでください。感電するお それがあります。 注意  電源が のまま取り付け・取り外しをしない 本体装置への取り付け・取り外しの際や、周辺機器との接続の際は 必ず主電源に接続している コードをコンセントから抜いてくださ い。 コードがコンセントに接続されたまま取り付け・取り外しや 接続をすると感電をするおそれがあります。 中途半端に差し込まない ケーブルはしっかりと差し込んでください。中途半端に差し込む と接触不良のため発熱し、火災の原因となることがあります。また 差し込み部にほこりがたまり、水滴などが付くと発熱し、火災の原 因となるおそれがあります。 指定以外の接続をしない ケーブルの接続や配線は本書の説明に従って正しく行ってくださ い。指定以外の接続や配線は火災や感電の原因となるおそれがあり ます。 破損したケーブルを使用しない ケーブルを接続する前にコネクタが破損していたり、コネクタピン が曲がっていたり、汚れたりしていないことを確認してください。 破損や曲がっているコネクタおよび汚れたコネクタを使用すると ショートにより火災を引き起こすおそれがあります。 指定以外のケーブルを使用しない 本体装置と接続するケーブルは当社指定のものを使用し、接続先を よく確認してください。指定以外のケーブルを使用したり、指示と は異なる接続のまま使用したりすると火災を引き起こすおそれがあ ります。 使用上のご注意...
  • Page 7 設置・移動・保管・接続に関する注意事項 注意  通気孔をふさがない 本製品の前面にある通気孔をふさがないでください。内部の温度が上昇 し、誤動作の原因となるばかりでなく、火災や感電の原因となります。 プラグを差し込んだままインタフェースケーブルの取り付けや取り 外しをしない インタフェースケーブルの取り付け/取り外しは本体装置の コー ドをコンセントから抜いて行ってください。たとえ電源を にし ても コードを接続したままケーブルやコネクタに触ると感電した り、ショートによる火災を起こしたりすることがあります。 指定以外のインタフェースケーブルを使用しない インタフェースケーブルは、 が指定するものを使用し、接続す る製品やコネクタを確認した上で接続してください。指定以外の ケーブルを使用したり、接続先を誤ったりすると、ショートにより 火災を起こすことがあります。 また、インタフェースケーブルの取り扱いや接続について次の注意 をお守りください。 • ケーブルを踏まない。 • ケーブルの上にものを載せない。 • ケーブルの接続がゆるんだまま使用しない。 • 破損したケーブルを使用しない。 • 破損したケーブルコネクタを使用しない。 • ネジ止めなどのロックを確実に行ってください。 腐食性ガスの存在する環境で使用または保管しない 腐食性ガス (二酸化硫黄、硫化水素、二酸化窒素、塩素、アンモニ ア、オゾンなど) の存在する環境に設置し、使用しないでください。 また、ほこりや空気中に腐食を促進する成分 (塩化ナトリウムや硫黄 など)...
  • Page 8 注意  高温注意 本体装置の電源を した直後は、内蔵型のハードディスクなどを はじめ装置内の部品が高温になっています。十分に冷めたことを確 認してから取り付け/取り外しを行ってください。 お手入れに関する注意事項 警告  自分で分解・修理・改造はしない 本製品の分解や、修理・改造は絶対にしないでください。製品が正 常に動作しなくなるばかりでなく、感電や火災の危険があります。 本製品でお客様が行える分解は次の作業のみです。 次に記述する以外の分解は絶対にしないでください。 • ブラケットの取り外し/取り付け •DC ・信号ケーブルの取り付け/取り外し プラグを差し込んだまま取り扱わない お手入れは、本体装置の電源を にして、 コードをコンセント から抜き、本製品の ケーブルを抜いてください。たとえ電源を にしても、 コードを接続したまま製品内の部品に触ると感電 するおそれがあります。 注意  中途半端に取り付けない ケーブルやインタフェースケーブルは確実に取り付けてくださ い。中途半端に取り付けると接触不良を起こし、発煙や発火の原因 となるおそれがあります。 使用上のご注意...
  • Page 9 運用中の注意事項 注意  カートリッジ挿入口に手を入れない カートリッジ挿入口に手を入れないでください。手を挟まれたり、 巻き込まれたりしてけがをするおそれがあります。 雷がなったら触らない 雷が鳴りだしたら、本製品内蔵の本体装置には、触れないでくださ い。感電の原因となります。 ペットを近づけない 本製品にペットなどの生き物を近づけないでください。排泄物や体 毛が製品内部に入って火災や感電の原因となります。 近くで携帯電話や 、 ポケットベルを使わない 本製品のそばでは携帯電話や 、 ポケットベルの電源を に しておいてください。電波による誤動作の原因となります。 使用上のご注意...
  • Page 10: 正しく動作させるために

    正しく動作させるために 本製品を正しく動作させるために、次の点について注意してください。 データカートリッジの取り扱いに関する注意事項については、 「 データカートリッ ジ」 の章を参照してください。 ● 本製品の SCSI ID とその他の SCSI 機器の SCSI ID が重複しないように設定して ください。 → 誤動作の原因となります。 TAPE MOTION LED ● 本製品前面にある が点滅しているときに本体装置の電源を にしないでください。 → 故障、およびバックアップデータの破損の原因となります。 ● 腐食性ガスの発生する場所、薬品類の近くや薬品類がかかるおそれのある場所に保 管しないでください。 → 部品が変形したり傷んだりして正常に動作しなくなるおそれがあります。 ● 強い振動の発生する場所に保管しないでください。 → 故障の原因となります。 ● 本製品にセットするデータカートリッジには、当社製の 「 データカートリッジ」...
  • Page 11: 本書について

    本書について N8151-54 本書は、 内蔵 を正しくセットアップし、使用できるようにするための手引 きです。内蔵 のセットアップを行う場合や日常使用する上で、わからないことが起き たときにご利用ください。 本書は、内蔵 を安全に、正しくお使いになるための事柄 (セットアップや日常の取り扱 いおよび保守) と内蔵 で使用できるカートリッジ 「 データカートリッジ」 を正しくお 使いになるための事柄 (取り扱い方法や保管方法) の つの章から構成されています。 はじめて取り扱うときの読み方 本製品を梱包箱から取り出して、はじめて取り扱うときは次の順序で本書を参照して、 セットアップをしてください。 箱の中身を確認する ....... 箱の中身について (→ ページ) 取り扱う上での注意事項を覚える ..使用上のご注意 (→ 〜 ページ) 内蔵 の部品の名前を覚える ....各部の名称と機能 (→...
  • Page 12: 本文中の記号について

    本文中の記号について 本文中では、次の記号を使って運用上の注意やヒントを示しています (安全上の注意事項 に関する記号については巻頭の説明をご覧ください) 。 製品の取り扱いや、ソフトウェアの操作で守らなければならない事柄や 特に注意をすべき点を示します。 知っておくと役に立つ情報や、便利なことなどを示します。 その他 第三者への譲渡について 本製品または本製品に添付されているものを第三者に譲渡 (または売却) するときは、次の 注意を守ってください。 ●本製品本体について 本製品を第三者へ譲渡 (または売却) する場合は、本書を一緒にお渡しください。 ●その他の付属品について その他の付属品もセットアップするときなどに必要となりますので、一緒にお渡し ください。 テープ内のデータについて 使用していたテープに保存されている大切なデータ (例えば経営情報や企業の経理情報な ど) が第三者へ漏洩することのないように、お客様の責任において確実に処分しておいて ください。 このようなトラブルを回避するために使用しているバックアップソフトでデータを完全 消去し、確実にデータを処分することを強くおすすめします。データの消去についての 詳細はバックアップソフトの取扱説明書をご参照ください。 なお、データの処分をしないまま譲渡 (または売却) し、大切なデータが漏洩された場 合、その責任は負いかねます。 使用上のご注意...
  • Page 13: 消耗品・製品の廃棄について

    ●添付ソフトウェアについて 本製品に添付のソフトウェアを第三者に譲渡 (売却) する場合には、以下の条件を満 たす必要があります。 添付されているすべてのものを譲渡し、譲渡した側は一切の複製物を保持しないこと。 各ソフトウェアに添付されている 「ソフトウェアのご使用条件」 の譲渡、移転に関す る条件を満たすこと。 消耗品・製品の廃棄について 本製品、およびカートリッジの廃棄については各自治体の廃棄ルールに従ってください。 詳しくは、各自治体へお問い合わせください。 製品寿命について 本製品の製品寿命は 年です。 保証について 本製品には 『保証書』 が添付されています。 『保証書』 は販売店で所定事項を記入してお渡し しますので、記載内容を確認のうえ、大切に保管してください。保証期間中に故障が発生 した場合は、 『保証書』 の記載内容にもとづき無料修理いたします。詳しくは 『保証書』 をご 覧ください。 保証期間後の修理についてはお買い求めの販売店、最寄りの または の保守サー ビス会社に連絡してください。 本製品に対し保守契約を結ばれたお客様へ 本製品の保守停止時期は、製造打ち切り後 年になります。 使用上のご注意...
  • Page 14: 箱の中身について

    箱の中身について N8151-54 内蔵 の梱包箱の中には、内蔵 本体以外にいろいろな付属品が入ってい ます。下図を参照してすべてがそろっていることを確認し、それぞれ点検してください。 万一足りないものや損傷しているものがある場合は、販売店に連絡してください。 □ N8151-54 ブラケット ( 本) をネジ止め ( 本) した状態で 出荷しています。 □ クリーニング CD-ROM SCSI □ □ ネジ ( 本) □ ケーブル カートリッジ (取扱説明書、デバイスドライバ) ※ 本製品を本体装置に ※ オプションの S C S I ボード 取り付けるときのみ...
  • Page 15: Table Of Contents

    目 次 商標について ............. 使用上のご注意 安全にかかわる表示について ........〜必ずお読みください〜 本書および警告ラベルで使用する記号とその内容 ... 安全上のご注意 ............正しく動作させるために ........... 本書について ............はじめて取り扱うときの読み方 ....本文中の記号について ........ その他 ..............第三者への譲渡について ......消耗品・製品の廃棄について ..... 製品寿命について ........保証について ..........箱の中身について ..........内蔵 について 特長 ................ 使用可能カートリッジおよび互換表 ..... 各部の名称と機能 ..........製品前面 ............製品前面...
  • Page 16 クリーニング ............リード/ライトヘッドのクリーニング ..本体のクリーニング ........データカートリッジ データカートリッジの各部の名称 ......( 型番品) について 使用・保管・運搬条件 ........... ラベル ..............ラベル貼り付け位置 ........ラベルへの記入上の注意事項 ..... ライトプロテクト ..........取り扱い上の注意事項 ........... 使用上のご注意 ........... 一般的注意事項 ........... 使用禁止基準 ............寿命 ................ 重要なデータの保存について ........ データの 世代管理について ........データカートリッジの保管について ..... バックアップと惨事復旧手順の制定 ..... 仕 様...
  • Page 17: Ait

    内蔵 について 本製品のセットアップから取り付け、日常の取り扱い方法について説明します。 特長 本製品には、次のような特長があります。 Advanced Intelligent Tape (AIT) ● フォーマットを使ってデータをデータカート リッジに大容量記録できます。 ● データ圧縮機能により、次の容量をデータカートリッジに記録できます。 Gbyte 規格 カートリッジ (型番) 記憶容量 ( ) AIT-1 Turbo EF-2429 約 80 Gbyte AIT-1 EF-2420L 70 Gbyte 約 EF-2420 50 Gbyte 約 AIT-2 Turbo EF-2431 160 Gbyte 約...
  • Page 18: 使用可能カートリッジおよび互換表

    使用可能カートリッジおよび互換表 本製品には、当社製 データカートリッジ ( 型番品) をご使用ください。当社製以外の データカートリッジを使用するとリード/ライトエラーの原因となる場合がありま す。 ● 本製品の カートリッジの互換は、下記の通りです。 規格 型番 読み取り 書き込み テープ長 AIT-2 Turbo EF-2431 ○ ○ 186 m AIT-2 EF-2423 230 m ○ ○ EF-2423S 170 m AIT-1 Turbo EF-2429 ○ ○ 186 m AIT-1 EF-2420L 230 m ○...
  • Page 19: 製品前面

    製品前面 1 防塵カバー カートリッジ挿入口を保護するカバー (→ ページ) 。 2 通風口 (ドライブ部には通風口はありません。) EJECT ボタン データカートリッジを本製品から取り出 すときに押す (→ ページ) 。 6 5 4 REPLACE TAPE LED データカートリッジの交換を示す (→ ページ) 。 製品前面 (防塵カバーが開いているとき) CLEANING REQUEST LED データカートリッジのクリーニングを 示す (→ ページ) 。 TAPE MOTION LED データカートリッジの状態を示す...
  • Page 20: 製品底面

    製品底面 スイッチ 内蔵 の設定をするスイッチ 1 2 3 4 5 6 7 8 (→ ページ) 。 セットアップ Express5800 本製品を シリーズ製品などの 「本体装置」 に取り付けるまでの手順を説明します。 ブラケットの取り外し、取り付け方法 本製品を インチデバイスで使用するときは、左右のブラケットを取り外します。 ブラケットの取り外し プラスドライバを使ってネジを取り外すと、ブラケットが外れます。 ● 取り外したブラケットとネジは、大切に保管しておいてください。 ● このネジは、ブラケットを取り付けるときのみに使用します。 5 . 0 m m このネジはミリネジ (長さ 、 ワッシャより下の長さ 4.0 mm 4.0 mm )...
  • Page 21 ブラケットの取り付け 本製品のネジ穴とブラケットの長穴の後部を合わせ、プラスドライバを使ってネジを取り 付けます。 内蔵 について...
  • Page 22: 内蔵 Ait の設定

    内蔵 の設定  〜ジャンパピンを使った設定〜 本製品の背面にあるジャンパピンでは次の設定を変更することができます。 SCSI ID ● (工場出荷時の設定は 「 」 ) ● パリティ機能 (工場出荷時の設定は 「有効」 ) SCSI ID (右からピン 〜 ) 未使用 ( ) パリティ ( ) 「ジャンパプラグなし」 にする場合 は、片方のピンにジャンパプラグを 取り付けておくか、ジャンパプラグ を取り外します。取り外したジャン パプラグは、大切に保管しておいて ください。 ここでの 「ジャンパプラグあり」 とは、 つのピンにジャンパプラグを取り付けた状態を さします。また、 「ジャンパプラグなし」 はジャンパプラグをピンに取り付けていない か、...
  • Page 23 SCSI ID の設定 SCSI ID 本製品が使用する を設定します。設定は背面にあるジャンパピンの 「ピン 」 〜 「ピ ン 」 の 本のピンを使います。 ピン (工場出荷時 ジャンパプラグなし) ピン (工場出荷時 ジャンパプラグあり) ピン (工場出荷時 ジャンパプラグなし) ピン (工場出荷時 ジャンパプラグなし) SCSI SCSI ID 他の 機器と が重複していないことを確認してください。 ピ 3 ン ピ 2 ン ピ 1 ン...
  • Page 24: 内蔵 Ait の設定 〜 Dip スイッチを使った設定

    パリティ機能の設定 パリティ機能の設定を設定します。設定は背面にあるジャンパピンの一番左側のピンを使 います。 ジャンパプラグなしにすると、パリティ機能は 「有効」 になります (工場出荷時の設定) 。 ジャンパプラグありにするとパリティ機能は 「無効」 になります。 (工場出荷時 ジャンパプラグなし) 信頼性を向上させるために、 「有効 (ジャンパプラグなし) 」 のままで使用してください。 内蔵 の設定  〜 スイッチを使った設定〜 本製品の底面にある スイッチでは次の設定を変更することができます。 Terminator Power ● ( ターミネータ電源供給) ( 工場出荷時の設定は 「 」 ) DC Control (1) ● ( データ圧縮設定) ( 工場出荷時の設定は 「 」...
  • Page 25 Terminator Power ターミネータ電源供給の設定 〜 〜 SCSI ターミネータ電源を バスに供給するか供給しないかを 設定します。 設定はスイッチ を使います。 「 」 でターミネータ電源を供 1 2 3 4 5 6 7 8 給する設定に、 「 (工場出荷時の設定) 」 で供給しない設定 になります。 本製品を N8541-28 、 N8141-28A デバイス増設ユニットに搭載して、電源連動機能を 使用する場合には、出荷時設定 ( ) のままにしてください。 DC Control (1) データ圧縮の設定 〜 〜...
  • Page 26: 本体装置への取り付け

    本体装置への取り付け 注意  電源が のまま取り付け・取り外しをしない 本製品の取り付け・取り外しの際や、ケーブルの接続の際は必ず主電源 に接続している コードをコンセントから抜いてください。 コード がコンセントに接続されたまま取り付け・取り外しや接続をすると感電 をするおそれがあります。 本体装置機器等への設置方法例を以下に示します。 本体装置によってはレールを使用するものもあります。設置方法については、本体装置 の取扱説明書も参照してください。 N8151-54 右の図の位置に 内蔵 を取り付けます。 ● 本製品にレールを取り付ける場合は、 Fig. 1 に示すフロントカバー側のネジ穴を使 用してください ( Fig. 2 ) 。 (反 対側も同様に、片側 箇所、計 Fig. 1 箇所をネジ止めしてくださ い。) フロントカバー レールが、フロントカバー部の モールド部までくる場合があり ネジ穴 ますが、問題ありません。...
  • Page 27 Fig. 3 フロントカバー レール 5.25 ● インチデバイスタイプ、 インチデバイスタイプのどちらの場合も使用するネ ジは同じです。 ● 必ず本製品に添付されているネジを使って固定してください。本製品 5.0 mm に添付のネジは、ミリネジ (長さ 、 ワッシャより下の長さ 3.5 mm 3.5 mm ) です。添付のネジより長いものを使用すると製品の故障の 原因となります。 ミリネジ 注意  破損したケーブルを使用しない ケーブルを接続する前にコネクタが破損していたり、コネクタピンが曲 がっていたり、汚れたりしていないことを確認してください。破損や曲 がっているコネクタおよび汚れたコネクタを使用するとショートにより 火災を引き起こすおそれがあります。 右の図のようにケーブルを接続して 電源ケーブル ください。 (システム内で使 用可能な空きコネ クタ) S C S I イ...
  • Page 28 ● 本製品を N8103-75 SCSI コントローラを使用して接続する場合は、本製品添付の SCSI ケーブルを使用してください。添付の SCSI ケーブルは、 N8103-75 SCSI コ ントローラとの接続以外では使用しないでください。 ただし、本体装置によっては、本製品添付の SCSI ケーブルを使用できない装置があ ります。その場合は、本体装置に添付されている SCSI ケーブルを使用してくださ い。 ● 設置の際には、 SCSI ID 等の各設定の確認をお願いします。 ● 本装置の出荷時の SCSI ID は4に設定されております。他の SCSI ID と重複しない ように設定してください。 ● 本装置には、ターミネータ機能はありません。本装置が SCSI 接続の最遠端になる場 合は、 SCSI ケーブルの末端にターミネータを取り付けてください。...
  • Page 29: バックアップソフト使用のご注意

    Ultra 2 Wide SCSI Ultra Wide SCSI Ultra Wide SCSI Ultra Wide SCSI Fast Wide SCSI Wide SCSI *SCSI ホストおよび同一バス上の全デバイスが 対応の場合 バックアップソフト使用のご注意 http://www.express.nec.co.jp の 情報ページである 番街 ( ) の 「サポート情報」 − Express5800/100 「テクニカル情報 (テクニカルガイド) 」 − 「 シリーズテクニカルガイド」 に ありますバックアップ装置の<バックアップ装置対応ソフトウェア>を確認してください。 webmaster@ace.comp.nec.co.jp 問い合わせ先:...
  • Page 30: テープデバイスドライバのインストール

    テープデバイスドライバのインストール Windows 2000 Windows Windows XP の バックアップ (システムツール) 、 のバック Windows Server 2003 アップ (システムツール) 、および のバックアップを使用する方 のみインストールしてください。 本体装置にテープデバイスドライバをインストールします。ドライバのインストールに は、添付のフロッピィディスクを使用します。あらかじめ用意しておいてください。 Windows 2000 ● でドライブをご使用のお客様 「スタート」 ボタンをクリックし、 「設定」 をポイントし、 「コントロールパネル」 をク リックして、 「システム」 をダブルクリックする。 「システムのプロパティ」 ダイアログボックスが表示されます。 「ハードウェア」 タブをクリックし、 「デバイスマネージャ」 ボタンをクリックする。 「デバイスマネージャ」...
  • Page 31 「次へ」 ボタンをクリックする。 「ハードウェアデバイスドライバの インストール」 画面が表示されま す。 「デバイスに最適なドライバを検索 する (推奨) 」 を選択し、 「次へ」 ボタ ンをクリックする。 「ドライバファイルの特定」 画面が表 示されます。 添付のフロッピーディスクを挿入し ます。 「フロッピーディスクドライブ」 にの みチェックを入れ、 「次へ」 ボタンを クリックする。 「ドライバファイルの検索」 画面が表 示されます。 ドライバファイルの検索が始まりま す。 a:¥win2000¥32¥s32ait.inf 「 」 が 選ばれていることを確認し、 [次へ] ボタンをクリックする。 「デバイスドライバのアップグレー ドウィザードの完了」 画面が表示さ れます。...
  • Page 32 [完了] ボタンをクリックする。 「デバイスマネージャ」 ダイアログ ボックスで、 テープドライブユ ニットが表示されていることを確認 する。 内蔵 について...
  • Page 33 Windows XP ● でドライブをご使用のお客様 「スタート」 ボタンをクリックし、 「コントロールパネル」 をクリックして、 「システム」 をダブルクリックする。 「システムのプロパティ」 ダイアログボックスが表示されます。 「ハードウェア」 タブをクリックし、 「デバイスマネージャ」 ボタンをクリックする。 「デバイスマネージャ」 ダイアログボックスが表示されます。 S O N Y 「 そ の 他 の デ バ イ ス 」 に 「 SDX-550V SCSI Sequential Device 」 と表示されていることを確 SONY SDX-550V SCSI 認し、...
  • Page 34 「ソフトウェアを自動的にインス トールする (推奨) 」 を選択し、フ ロッピーを挿入して、 「次へ」 ボタン をクリックする。 「下の一覧からハードウェアに最適 な ソ フ ト ウ ェ ア を 選 ん で く だ さ い。」 画面が表示されます。 a:¥xp¥32¥s32ait.inf 一覧から 「 」 を選択し、 「次へ」 ボタンをクリック する。 「ハードウェアの更新ウィザードの 完了」 画面が表示されます。 「完了」 ボタンをクリックする。 内蔵 について...
  • Page 35 「デバイスマネージャ」 ダイアログ ボックスで、 テープドライブユ ニットが表示されていることを確認 する。 インストールしたテープデバイスドライバは、システムの再起動後に有効になります。 内蔵 について...
  • Page 36 Windows Server 2003 ● でドライブをご使用のお客様 「スタート」 ボタンをクリックし、 「コントロールパネル」 をポイントして、 「システム」 をクリックする。 「システムのプロパティ」 ダイアログボックスが表示されます。 「ハードウェア」 タブをクリックし、 「デバイスマネージャ」 ボタンをクリックする。 「デバイスマネージャ」 ダイアログボックスが表示されます。 S O N Y 「 そ の 他 の デ バ イ ス 」 に 「 SDX-550V SCSI Sequential Device 」 と表示されていることを確 認し、...
  • Page 37 「ソフトウェアを自動的にインス トールする (推奨) 」 を選択し、フ ロッピーを挿入して、 「次へ」 ボタン をクリックする。 「下の一覧からハードウェアに最適 なソフトウェアを選んで下さい。」 画面が表示されます。 一覧から a:¥w2k3¥32¥s32ait.inf 「 」 を選択 し、 「次へ」 ボタンをクリックする。 「ハードウェアの更新ウィザードの 完了」 画面が表示されます。 「完了」 ボタンをクリックする。 内蔵 について...
  • Page 38 「デバイスマネージャ」 ダイアログ ボックスで、 テープドライブユ ニットが表示されていることを確認 する。 以上でテープデバイスドライバのインストールが完了しました。 内蔵 について...
  • Page 39: Asr 機能を使用する場合

    機能を使用する場合 Windows Automated System Recovery* の ( ) 機能を使用する場合は、フロッ ピーディスクからファイルを読み込んでデバイスドライバをインストールする必要があり C D - R O M ま す 。 空 の フ ロ ッ ピ ー デ ィ ス ク を ご 用 意 い た だ き 、 添 付 の 内...
  • Page 40: 取り扱い

    取り扱い 本製品の取り扱い方法を説明します。 データカートリッジのセット ● 本製品にセットするデータカートリッジには、当社製の 「 データカートリッジ」 を 使用してください。当社製以外のデータカートリッジを使用するとリード/ライトエ ラーを起こすことがあります。 ● データカートリッジをセットしている間は、本体装置の電源を にしないでくだ さい。誤動作やデータ破壊の原因となります。 本体装置の電源を にした後、本 REPLACE TAPE LED 製品の と TAPE MOTION LED CLEAN- 、 ING REQUEST LED が消灯した ことを確認する。 防塵カバーを指で開く。 内蔵 について...
  • Page 41 データカートリッジを右図の向 き に し て 本 製 品 の デ ー タ カ ー ト リッジ挿入口に挿入する。 ある程度挿入するとデータカート リ ッ ジ は 自 動 的 に 本 製 品 内 部 に T A P E M O T I O N セットされ、...
  • Page 42: Ait データカートリッジの取り出し

    データカートリッジの取り出し TAPE MOTION LED が点滅して いないことを確認する。 EJECT ボタンを押すと、テープの 巻き戻しが始まります (巻き戻しに 数分かかる場合があります) 。 巻き戻しが終わるとデータカート リッジは自動的に製品内から排出 されます。 バックアップソフト、 のロックにより、 EJECT ボタンを押してもカートリッジが排 出されない場合があります。バックアップソフトによるカートリッジ排出、またはしば らく待ってから E J E C T ボタンを押してください。それでも排出されない場合は、 EJECT ボタンを一定時間 ( 秒〜 秒) 押し続け、強制排出を行ってください。 防塵カバーを指で開く。 内蔵 について...
  • Page 43: Led 表示

    デ ー タ カ ー ト リ ッ ジ 挿 入 口 か ら データカートリッジを取り出し、 防塵カバーを閉める。 TAPE MOTION LED ● が点灯、または点滅している間は、本体装置の電源を に しないでください。誤動作やデータの破壊の原因となります。 ● 本製品にデータカートリッジを挿入したまま移動しないでください。本製品の故障の 原因となります。 ● バックアップ完了後は、カートリッジを取り出してください。 表示 本製品前面にある つの で、本製品や データカートリッジの状態を知らせます。 TAPE MOTION CLEANING REQUEST REPLACE TAPE 消灯 データカートリッジがセット...
  • Page 44 クリーニング 本製品を良い状態に保つために、定期的にクリーニングをしてください。 リード/ライトヘッドのクリーニング CLEANING REQUEST LED が点灯しているときは、本製品内部のリード/ライトヘッ ドを清掃してください。 EF-3237J 添付のクリーニングカートリッジ ( ) を 「取り扱い」 の 「 データカートリッジの セット」 で説明している手順で本製品にセットします。 クリーニングカートリッジをセットすると自動的にヘッドのクリーニングが開始されま す。 クリーニングが終了すると、自動的にクリーニングカートリッジが出てきます (開始から 約 秒後) 。クリーニングカートリッジを取り出してください。 : EF- ● 本製品のクリーニングには、当社製の 「 クリーニングカートリッジ (型番 3237J ) 」 を使用してください。当社製以外のクリーナーを使用すると故障の原因と なることがあります。 ● クリーニングカートリッジのテープ面を手で 触ったり、テープを巻き戻して使用したりし...
  • Page 45 本体のクリーニング 本製品の外観が汚れたときは、やわらかい布に水または洗剤を含ませて軽く拭いてくださ い。 ベンジン、シンナーなど (揮発性のもの) の薬品で拭くと、変形や変色の原因となること があります。また、殺虫剤をかけた場合も変形や変色の原因となることがあります。薬 品が付着したら、早めに水を含ませた柔らかい布で拭き取ってください。 内蔵 について...
  • Page 46 データカートリッジ ( 型番 品) について データカートリッジの取り扱い方法について説明します。 データカートリッジの各部の名称 ラベル貼り付け位置 ラベル貼り付け位置 ライトプロテクト 取り付け/取り外し時 プラグ の取っ手 (反対側にも あります) データカートリッジについて...
  • Page 47 使用・保管・運搬条件 ■ 使用条件 温度 〜 ℃ 湿度 〜 % (ただし、湿球の最高温度は ℃とします。) 放置時間 使用および保管環境条件以外の環境に データカートリッジがさら されていた場合には、使用および保管環境条件以外の環境にさらさ れていた時間より長く (最大 時間) 使用環境になじませてから使用し てください。温度勾配は最大 ℃/時間とします。 ■ 保管条件 温度 〜 ℃ 湿度 〜 % (ただし、湿球の最高温度は ℃とします。) 保管状態 データカートリッジは、保護ケースに入れて、フタをして保管し てください。置き方は水平、垂直どちらでもかまいません。 ■ 運搬条件 –40 温度 〜 ℃ 湿度...
  • Page 48 ラベルへの記入上の注意事項 ● データカートリッジの内容を表示するために用いるラベルは簡単に取り換える ことができ、取り外した後に粘着物が残らないようなものを使用してください。 ● 内容の表示を変更するときは、消しゴムで消さず、必ずラベルを貼り替えてくださ INDEX い ( ラベルは データカートリッジに添付されています) 。 ● ラベルを貼るときは、前項で指定された位置に確実に貼り、さらに取り換える場合 は古いラベルを取り除いてから新しいラベルを貼ってください。 ● 指定の INDEX ラベル以外のものを使用する場合は、大きさが合ったものを使用し てください。 INDEX ● 添付の ラベルには、使用開始年月日を記入してください。 データカート リッジの寿命をチェックする目安となります。 ライトプロテクト ライトプロテクトプラグを右図のように EF-2429 設定すると、テープの内容が保護されま EF-2423 す。 EF-2423S EF-2431 書き込んだデータを消去したくないとき SAFE は、このプラグを 「 」 側 (書き込み 不可)...
  • Page 49 取り扱い上の注意事項 使用上のご注意 使用する前 ● 使用する データカートリッジが、外的損害を受けていたり、または変形した り、曲がっているときは、使用しないでください。 ● 製品の使用温湿度条件以外で保管されていた データカートリッジを使用する場 合は、使用温湿度条件以外にあった時間より長く (最大 時間) 、使用環境に持ち込 んでから使用してください。保管場所と使用場所の温度差が大きい場合は、一度に 持ち込むのではなく、温度変化が 時間に ℃以下になるようにして、 データ カートリッジを使用場所の温度になじませてください。 製品への装着 「 データカートリッジのセット」 での説明に従って データカートリッジをセットし てください。 データカートリッジを取り出した後の保護ケースは、しっかりと閉じ、 チリやホコリの少ない場所で保管してください。 使用した後 使用済みの データカートリッジは、必ず保護ケースに入れてチリやホコリの少ない場 所で保管してください。置き方は水平、垂直どちらでもかまいません。 一般的注意事項 ● テープに手を触れないでくださ い。また、テープカバーを開閉 テープカバー しないでください。 ● 磁気を発生するものを近づけな いでください。...
  • Page 50 使用禁止基準 以下の項目に該当する場合は、新しい データカートリッジに取り替える必要がありま す。 ● 落下させるなど強い衝撃を与え、 データカートリッジが損傷を受けた場合。 強い衝撃を受けた場合、カートリッジが変形したり、欠けたりする場合がありま す。また、テープカバーが正常に開閉しなくなり、カートリッジが排出されないと いった障害の原因となります。 ● 清涼飲料、コーヒー、紅茶など液体、溶剤や金属粉、たばこの灰などで記録面が汚 れている場合。 この状態で データカートリッジを製品に挿入するとヘッドや製品を損傷したり、 汚したりすることになり、製品の故障の原因となります。また、ヘッドの汚れやキ ズに気づかず、新しい データカートリッジを製品に挿入すると、 データカー トリッジを汚したり、傷つけたりして被害を広げることになります。 寿命 テープの寿命は、温度・湿度、ヘッドクリーニング回数などによって左右されます。 毎日 回使用した場合は、使用開始より 年後、毎回使用していない場合でも、使用開始よ り 年後に交換をお願いします。また、エラーが頻繁に発生する場合は、その前に交換を お願いします。 データカートリッジの寿命管理として下記の手順を実施していただくことをお勧めし ます。 ● 新しい データカートリッジに管理番号を割り当て、その番号を データカー トリッジのラベルに記入しておきます。 ● データカートリッジ管理台帳を作り、使用日を記録し、 データカートリッ ジの使用年数と使用回数を見積もります。 ● 定期的に データカートリッジの管理台帳と標識ラベルを調べ、長く使用されて...
  • Page 51 重要なデータの保存について 重要なデータまたはプログラムなどを保存する場合には、万一の場合に備えて、正副 巻 に保存することをお勧めします。 また、保存する際にはバックアップソフトのベリファイ機能を利用し、保存したデータの 確認も行うことをお勧めします。ベリファイ機能の利用方法については、各バックアップ ソフトの取扱説明書を参照してください。 こうしておけば、一方のテープがチリやホコリによるリードエラーを起こしても、もう一 方のテープから復旧でき、大切なデータやプログラムの消失を防げます。 データの 世代管理について ディスク上のデータを保存する場合は、保存したデータの 世代管理をお勧めします。 世代管理は、テープ 巻 ( 、 、 ) を使用して、ディスク上のデータを 日目はテープ に保存し、 日目はテープ に、 日目はテープ に保存していくものです。 これにより、例えば一巻のテープ がリードエラーを起こした場合には、データ を使用 してデータを復旧でき、また、テープ がリードエラーを起こした場合でもテープ のデー タを使用して大切なデータを復旧することができます。 データカートリッジの保管について 決められた保管条件を守り、保管場所を常に清潔に保ってください。 書き込みを禁止にしておくことをお勧めします。 長期間にわたって保管する場合は、常にバックアップデータが復旧可能であることを確認 するため、定期的にデータの読み出しを行ってください。 万一の場合を想定してシステムから遠く離れた場所に保管しておくことをお勧めします。 正副 巻のデータカートリッジがある場合には、正、副それぞれを異なる場所に保管して...
  • Page 52 仕 様 本製品の仕様について記載します。 ■ 性 能 • 80 Gbyte 160 Gbyte EF-2431 記憶容量 ( 圧縮時: ) 使用時 • 50 Gbyte 100 Gbyte EF-2423 ( 圧縮時: ) 使用時 • 36 Gbyte 72 Gbyte EF-2423S ( 圧縮時: ) 使用時 • 40 Gbyte 80 Gbyte EF-2429 (圧縮時:...
  • Page 53 ± % Typ. 1.6 A 0.5 A 電流 ( ) Max. 1.9 A 1.2 A 電流 ( ) ■ 寸法・重量 N8151-54 5.25   インチデバイスタイプ 149.0 mm 172.2 mm 重量 1.05 kg N8151-54   インチデバイスタイプ 101.6 mm 172.2 mm 0.78 kg 重量...
  • Page 54 運用状況お客様記入シート 本製品を保守・管理する際に必要な情報を記録しておくメモ欄です。 項目 記入欄 本体装置モデル名 オペレーティングシステム ( ) (名称、バージョン、サービス パック/パッチの適用状況) バックアップソフト (名称、バージョン、サービス パック/パッチの適用状況) SCSI バス構成 SCSI ID ( /同一バス上のデバイ ス) 製品設置環境 製品設置環境 (温度、湿度、ホコリの状況な ど) カートリッジ種類 (メーカ名、 型番) クリーニングカートリッジ種類 (メーカ名、 型番) クリーニングカートリッジ使 用状況 (クリーニング周期、使 用回数や使用開始月の管理方 法など) カートリッジ使用状況 (使用回数や使用開始月の管理 方法など) カートリッジの管理状況 運用状況お客様記入シート...
  • Page 55 トラブルシューティング チェックリスト 本製品が思うように動作しない場合は、修理に出す前に以下のチェックリストの内容に 従って、本製品をチェックしてください。リストにある症状に当てはまる項目があると きは、処置に従ってください。 内蔵型 項番 症状 処置 外付型 □ ドライブの電源が入らな 内蔵型 □ ドライブに ケーブルが正しく接続されている い。 ことを確認してください。 □ が点灯しない。 □ 集合型ドライブでは電源コネクタを カ所持って いるものがあります (専用の ケーブルが必要な ドライブがあります) 。取扱説明書を確認して正 しく接続されていることを確認してください。 □ ケーブルの接触不良が無いか、挿抜して確認 してください。 外付型 □ ドライブに コードが正しく接続されているこ とを確認してください。 □ コードが正しくコンセントに接続されている ことを確認してください。 SCSI □...
  • Page 56 内蔵型 項番 症状 処置 外付型 □ システム起動時にドライ 内蔵型 □ 終端抵抗が正しく接続・設定されていることを確 ブが正しく認識されな 認してください。 外付型 い。 SCSI → 終端抵抗は バスの両最遠端に接続されて いる必要があります。 ・ 最遠端がケーブル (コネクタ) の場合、終端 コネクタが接続されていることを確認して ください。 ・ 最遠端が内蔵型ドライブの場合、ドライブ の終端抵抗設定が となっていることを 確認してください。 ・ 最遠端が外付型ドライブの場合、終端コネ クタが接続されていることを確認してくだ さい。 SCSI SCSI ・ 最遠端が ボード ( )...
  • Page 57 内蔵型 項番 症状 処置 外付型 □ 正しくテープを認識しな 内蔵型 □ クリーニングテープでヘッドのクリーニングを い。 行ってください。 外付型 □ 正しくバックアップがで □ データテープを新品と交換してください。 きない。 □ 正しいデータテープを使用しているか確認してく (バックアップソフトは ださい。 ドライブを正しく認識し → ・ DDS2 ドライブに DDS3 テープを使用して ている。) いないか、などのドライブとテープの組み 合わせは正しいか確認してください。 ・ 動作保証のされたテープ ( 型番テープな ど) を使用しているか確認してください。 ・ 寿命に達したテープを使用していないか確 認してください。...
  • Page 58 内蔵型 項番 症状 処置 外付型 □ 正しくバックアップがで 内蔵型 □ 取扱説明書に ・ の表示に関する説明が きない。 ある場合は、それを参照してください。 外付型 ( が点滅している、 → ・ クリーニング要求の出ている場合は、ク にエラーを表示し リーニング実施後にバックアップを行い、 ている。) 再発するようであればデータテープの交換 を行ってください。 ERRxx ・ エラー表示 ( など) の出ている場合 は、ドライブに何らかの不具合を生じてい ることが考えられるため、ドライブの交換 を行ってください。 □ テープが取り出せない。 内蔵型 □ バックアップソフトで自動排出を設定したにも関 (データテープの場合) わらず排出されない場合は、正しくバックアップ...
  • Page 59 内蔵型 項番 症状 処置 外付型 □ テープが取り出せない。 内蔵型 □ 使い切ったクリーニングテープを挿入した場合、 (クリーニングテープの あるいはクリーニング中に使い切ったため正常に 外付型 場合) クリーニングが終了しなかった場合に、それを知 らせるためにクリーニングテープが排出されない ドライブがあります。 EJECT → キーを押下してクリーニングテープを 取り出し、新しいクリーニングテープでクリー ニングを再度行ってください。 □ テープがドライブ内部で絡まっていること (テー プジャム) が考えられます。 ( EJECT ボタンを一 定時間以上押しても排出されない場合) → ・ テープジャムを起こしたドライブは、内部 のヘッド・ドラム・各ガイドピンなどを傷 めていることが考えられるため、ドライブ 交換を行ってください。 TAPE MOTION LED □...
  • Page 60 N8151-54 内蔵 取扱説明書 2005 年  月 初版 日本電気株式会社 東京都港区芝五丁目 番 号 TEL(03)3454-1111 (大代表) 乱丁・落丁はお取り替えします。 NEC Corporation 2005 © 日本電気株式会社の許可なく複製・改変などを行う ことはできません。 本書の内容は予告なく変更することがあります。...
  • Page 61: Trademarks

    NEC would greatly appreciate it if our dealers are informed about it. (5) Please note that in no event shall NEC be liable for any damages whatever arising out of the use of this device, regardless of item (4) above.
  • Page 62: Safety Indications

    Keep this User’s Guide at hand for quick reference at anytime necessary. Safety Considerations - Must Read - Follow the instructions given in this User’s Guide for proper operations and safe use of the device. SAFETY INDICATIONS This User’s Guide describes the device components with possible danger, hazards that may be caused by ignoring warnings, and preventive actions against such hazards.
  • Page 63: Symbols Used In This User's Guide And Warning Labels

    (Sample) A symbol for A content of A term indicating a arousing attention possible danger hazard level Warning Do not install the device while the power is turned on. Unplug the AC power cord from the main power source when installing/ uninstalling the device to/from basic processing unit or connect it with the enclosure.
  • Page 64: Safety Notes

    SAFETY NOTES This section provides several precautions to enable you to use the product safely and correctly and to prevent injury and property damage. Read this section carefully to ensure proper and safe use of the product. For symbols, see “SAFETY INDICATIONS” provided earlier.
  • Page 65 Attention to Power or Power Cord Warning Do not hold the DC cable with a wet hand. Do not disconnect/connect the cable while your hands are wet. Failure to follow this warning may cause an electric shock. Caution Do not install the device while the power is turned on. Unplug the AC power cord from the main power source when installing/ uninstalling the device to/from basic processing unit or connect it with the enclosure.
  • Page 66 Do not use the unspecified interface cables. Use only the cable authorized by NEC and locate the device and connector before connection. Use of an unauthorized cable or displaced connection may cause a short circuit, resulting in a fire.
  • Page 67 Caution High temperature Immediately after the server is powered off, its internal components such as hard disks are very hot. Leave the server until its internal components fully cool down before installing/ removing any component. Attention to Handling or Maintenance Warning Do not disassemble, repair, or alter the Built-in AIT.
  • Page 68 Attention to Operation Warning Do not insert your hands into the cartridge load compartment. Do not insert your hands into the cartridge load compartment. Otherwise, the fingers will be caught/pinched by the Built-in AIT to cause an injury. Do not touch the Built-in AIT when it thunders. If it starts thundering, do not touch any part of the Built-in AIT.
  • Page 69: For Correct Operation

    For Correct Operation To operate the Built-In AIT correctly, observe the following points. For considerations on handling the AIT data cartridge, refer to the chapter “AIT Data Cartridge”. • Set the Built-In AIT’s SCSI ID so that it will not duplicate with SCSI ID of other SCSI equip- ment.
  • Page 70: Organization Of The Instruction Manual

    Organization of the Instruction Manual The instruction manual function as a guide that enables you to set up and use the N8151-54 Built- In AIT correctly. You can refer to this manual whenever you encounter a question or problem during setup and daily operation.
  • Page 71: Symbols Used In This Text

    Symbols Used in This Text The following symbols are used in this text to indicate cautions and notes concerning the operation of this device. (Refer to the beginning of this document for an explanation of the symbols used for safety-related cautions.) This symbol indicates important information concerning the handling of the Important device or the operation of the software.
  • Page 72: Others

    For details about how to perform this operation, refer to your backup software documentation. NEC does not accept responsibility for information leaks to third parties.
  • Page 73: Package Contents

    Package Contents Many accessories are included with the Built-In AIT in the N8151-54 Built-In AIT. Verify the packed contents with the part list given below and ensure that all the components and parts are present. Also, check that each item is undamaged. If a component or part is missing or damaged, contact your dealer.
  • Page 74 Table of Contents Trademarks ............. 60 Safety SAFETY INDICATIONS ........61 SYMBOLS USED IN THIS USER’S GUIDE AND Considerations WARNING LABELS ........... 62 - Must Read - SAFETY NOTES ........... 63 For Correct Operation ..........68 Organization of the Instruction Manual ....69 Order of priority when the Built-In AIT is used for the first time ..........
  • Page 75 Cleaning ..............101 Cleaning the read/write head ......101 Cleaning the Built-In AIT ....... 102 AIT Data Cartridge Data Cartridge Part Name and Function ....103 Operation, Storage and Transportation Requirements ............104 Label ..............104 Label paste position ........104 Precautions on entry to label ......
  • Page 76: Built-In Ait

    Built-in AIT This chapter explains setup, installation and daily operation of the Built-In AIT. Features This unit has the following features: • You can record large amounts of data cartridges using AIT (Advanced Intelligent Tape) format. • When using the data compression function, the following volumes can be stored on a data cartridge.
  • Page 77: Part Name And Function

    The following AIT cartridges are compatible with this drive: Tape standard Read from Write to Tape length AIT-2 Turbo 186 m AIT-2 230 m 170 m AIT-1 Turbo 186 m AIT-1 230 m 170 m Part Name and Function The Built-In AIT and magazine have the following parts and functions. Important The part names, functions, and settings of the installed 5.25-in device and installed 3.5-in device (drive only) are the same.
  • Page 78: Rear

    Rear 1 Power connector Connect the Built-In AIT’s built-in power cable. (→ P. 85) 2 Jumper pin Pins which set the Built-In AIT (→ P. 80) 3 SCSI connector Connect the Built-In AIT’s built-in SCSI cable. (→ P. 85) 4 Fan Bottom 1 DIP switch Switches which set the Built-In AIT...
  • Page 79: Setup

    Setup The procedure up to installation of the Built-In AIT to the “basic processing unit” is explained in the following. Removing and installing the brackets When you want to use the Built-In AIT as a 3.5-in device, you need to remove the left and right brackets.
  • Page 80 To install the brackets Align the Built-In AIT screw holes with the far end of the bracket adjustable screw holes. With a Phillips screwdriver, tighten the screws. Built-in AIT 79...
  • Page 81: Setting The Built-In Ait - Setting With The Jumper Pins

    Setting the Built-In AIT - Setting with the jumper pins - You can change the following settings with the jumper pins on the rear of the Built-In AIT. • SCSI ID (factory-set to “ID4”) • Parity function (factory-set to “Enabled”) SCSI ID (pin 0 to 3 from right) Unused (NC) Parity (PD)
  • Page 82 Setting SCSI ID Set SCSI ID which is used by the Built-In AIT. Use four jumper pins, pin 0 to pin 3, on the rear of the Built-In AIT. Pin 3 (Factory-set to “Without jumper plug) Pin 2 (Factory-set to “With jumper plug”) Pin 1 (Factory-set to “Without jumper plug”) Pin 0 (Factory-set to “Without jumper plug”) Important...
  • Page 83: Setting The Built-In Ait - Setting With The Dip Switch

    Setting the parity function Set the parity function using the leftmost jumper pin on the rear of the Built-In AIT. The parity function is “Enabled” when setting “Without jumper plug” (factory-set value). The parity function is “Disabled” when setting “With jumper plug”. PD (Factory-set to “Without jumper plug”) Important For better reliability, use with “Enabled (Without jumper plug)”.
  • Page 84 Setting terminator power - Terminator Power - Set whether terminator power is supplied to the SCSI bus or not. Use Switch 5. Setting Switch 5 to ON will supply terminator power; setting Switch 5 to OFF (factory-set to OFF) will not 1 2 3 4 5 6 7 8 supply terminator power.
  • Page 85: Mounting On The Basic Processing Unit

    Mounting on the basic processing unit Caution Turn off the power before installing or removing the device Always be sure to turn off the main power and unplug the power cord from the AC outlet before installing/removing this device or connecting any cables. There is a risk of electric shock if this device in installed or removed or if any cables are connected while the power cord is still plugged into an AC outlet.
  • Page 86 Fig. 3 Front cover Rail • The screws needed with the 5.25-in and 3.5-in devices are the same. • Always use the screws that are provided with this device. The screws that are provided with this device are metric screws (length: 5.0 mm; length 3.5 mm below washer: 3.5 mm).
  • Page 87 Attach the cover to the basic processing unit. Plug the power cable to the outlet. Turn on the basic processing unit. When the SCSI bus can be set on the side of the basic processing unit, set the following on the Built-In AIT.
  • Page 88: Installing The Tape Device Driver

    Installing the tape device driver Only install the device drive if you intend to use Windows 2000 Backup, Windows XP Backup, or Windows Server 2003 Backup (found in their respective System Tools folder). Install the device driver in the basic processing unit with the supplied floppy disk. Prepare the floppy disk beforehand.
  • Page 89 Click the [Driver] tab, then click the [Update Driver] button. The [Upgrade Device Driver Wizard] appears. Click the [Next] button. The [Install Hardware Device Drivers] screen appears. Select [Search for a suitable driver for my device (recommended)], then click the [Next] button. The [Locate Driver Files] screen appears.
  • Page 90 Select the [Floppy disk drives] check box, then click the [Next] button. The basic processing unit starts searching for driver files, then the [Driver Files Search Results] screen appears. Make sure that “a:\win2000\32\s32ait.inf” appears in the [Driver Files Search Results] screen, then click the [Next] button.
  • Page 91 Make sure that the “Sony AIT 80 GB SCSI Drive” appears in the [Device Manager] window. Installation of the tape device driver is now complete. 90 Built-in AIT...
  • Page 92 For Windows XP Users Click the [Start] button, click [Control Panel], then double-click [System]. The [System Properties] dialog box appears. Click the [Hardware] tab, then click the [Device Manager] button. The [Device Manager] window appears. Make sure that [SONY SDX-550V SCSI Sequential Device] appears in [Other devices], and then double-click The [SONY SDX-550V SCSI Sequen-...
  • Page 93 Select [Install the software automati- cally (Recommended)], insert the floppy disk provided, then click the [Next] button. The [Please select the best match for your hardware from the list below.] screen appears. Select the hardware associated to “a:\xp\32\s32ait.inf”, then click the [Next] button.
  • Page 94 Make sure that the “Sony AIT 80 GB SCSI Drive” appears in the [Device Manager] window. Installation of the tape device driver is now complete. Hint The device driver that you installed is enabled after you restart the system. Built-in AIT 93...
  • Page 95 For Windows Server 2003 Users Click the [Start] button, point to [Control Panel], then click [System]. The [System Properties] dialog box appears. Click the [Hardware] tab, then click the [Device Manager] button. The [Device Manager] window appears. Make sure that [SONY SDX-550V SCSI Sequential Device] appears in [Other devices], and then double-click The [SONY SDX-550V SCSI Sequen-...
  • Page 96 Select [Install the software automati- cally (Recommended)], insert the floppy disk provided, then click the [Next] button. The [Please select the best match for your hardware from the list below.] screen appears. Select the hardware associated to “a:\w2k3\32\s32ait.inf”, then click the [Next] button.
  • Page 97 Make sure that the “Sony AIT 80 GB SCSI Drive” appears in the [Device Manager] window. Installation of the tape device driver is now complete. 96 Built-in AIT...
  • Page 98: Using The Asr Function

    Using the ASR function When using the ASR (Automated System Recovery*) function in Windows, you must download and install the device driver files from a floppy disk. Prepare a blank floppy disk, and copy the files in the “DeviceDriver” folder on the supplied CD-ROM to the blank floppy disk. Important It is important to preserve the file paths when creating the floppy disk.
  • Page 99: Handling

    Handling The following explains how to handle the Built-In AIT. Setting the AIT data cartridge Important • As the data cartridge to be set in the magazine, use our “AIT Data Cartridge”. If you use a data cartridge of other manufacturer, a read/write error may occur. •...
  • Page 100: Ejecting The Ait Data Cartridge

    Important • Installing the dust cover Fig. 1 To avoid damaging the dust cover, it is designed to be easy to install and remove.To install the dust cover, hold it slightly (as illustrated) and insert Dust cover the pins at both ends of the cover in turn until you hear them clik.
  • Page 101 Open the dust cover. Remove the data cartridge from the slot and close the dust cover. Important • When the TAPE MOTION LED is lit or blinking, do not turn off the basic processing unit. This may cause a malfunction or damage data. •...
  • Page 102: Led Indication

    LED indication Three LED on the Built-In AIT’s front side signal the status of the drive and the AIT data cartridge. TAPE MOTION CLEANING REQUEST REPLACE TAPE No data cartridge set. Built-In AIT does not No data cartridge error. need cleaning. Data cartridge set.
  • Page 103: Cleaning The Built-In Ait

    Important • Use our “AIT Cleaning Cartridge” to clean the Built-In AIT. If you use a cleaner of other manufacturer, a machine failure may be caused. • Do not touch the cleaning cartridge tape surface or rewind the tape. • You can use the cleaning cartridge for about 70 times.
  • Page 104: Ait Data Cartridge

    AIT Data Cartridge This chapter explains how to handle the AIT data cartridge. Data Cartridge Part Name and Function Label paste position Label paste position Handle for insertion/ejection Write-protect plug (The same one is provided on the opposite site.) AIT Data Cartridge 103...
  • Page 105: Operation, Storage And Transportation Requirements

    Operation, Storage and Transportation Requirements Operation requirements : 10 to 45 °C Temperature : 20 to 80 % (The maximum temperature of wet bulb is 26 °C.) Humidity Shelf time : If an AIT data cartridge is exposed to an environment other than the operating or storage environment, expose it to the operating environment for a longer time than the period when it is exposed to other environment (for 8 hours at maximum) before use.
  • Page 106: Precautions On Entry To Label

    Precautions on entry to label • To represent the data contained in the AIT data cartridge, use a label which can be easily replaced and no adhesion trace is left. • To change the label indication, do not erase it with an eraser but peel the old label and paste a new one.
  • Page 107: Precautions On Handling

    Precautions on Handling Operational precautions Before use • If the AIT data cartridge is damaged, deformed or bent, do not use it. • If the AIT data cartridge is exposed to an environment other than the operating or storage environment, expose it to the operating environment for a longer time than the period when it is exposed to other environment (for 8 hours at maximum) before use.
  • Page 108: Usage Inhibition Standard

    Usage Inhibition Standard If the AIT data cartridge you are using suffers from one of the conditions below, replace it. • The AIT data cartridge received a strong shock (when falling, for example) and is damaged. Cartridges damaged this way may be broken or warped, their tape covers may no longer open and close properly, which may prevent you from ejecting them from the drive.
  • Page 109: Storing Important Data

    Storing Important Data When storing important data or programs, it is strongly recommended that you should prepare and store the master tape and copy (backup) tape just in case. Further, we recommend that you verify backup software when saving, and check saved data. For details on verification, refer to the instruction manual for the backup software you are using.
  • Page 110: Specifications

    Specifications The Built-In AIT has the following specification: Performance Memory capacity • 80 GB (in compression mode: 160 GB) when using AIT-4 Data Cartridge (tape length: 186 m) • 50 GB (in compression mode: 100 GB) when using AIT-2 Data Cartridge (tape length: 230 m, 170 m) •...
  • Page 111 5 V±5% 12 V±10% Current (Typ.) 1.6 A 0.5 A Current (Max.) 1.9 A 1.2 A Dimensions, weight N8151-54 5.25 in device 41.2 mm 149.0 mm 172.2 mm Weight 1.05 kg N8151-54 3.5 in device 41.2 mm 101.6 mm 172.2 mm Weight 0.78 kg...
  • Page 112: Customer's Application Sheet

    Customer’s Application Sheet Use this sheet as a note in which the information required for maintenance and management of the Built-In AIT. Item Record Basic processing unit model name Operating system (OS) (name, version, service pack/batch application) Backup software (name, version service pack/batch application) SCSI bus configuration (SCSI...
  • Page 113: Troubleshooting Checklist

    Troubleshooting Checklist If this product fails to operate as expected, consult the following checklist and verify the product before returning it for repairs. If the device is exhibiting any of the symptoms listed, take the actions indicated. Internal/ Symptom Action External The drive does not turn Internal...
  • Page 114 Internal/ Symptom Action External The drive is not properly Internal Make sure that terminators are connected and/or detected during startup. set correctly. External → Terminators must be connected at both ends of the SCSI bus. • If the remote end of the SCSI bus is a cable (connector), make sure that a terminating connector is connected to it.
  • Page 115 Internal/ Symptom Action External The cartridge is not Internal Clean the head with the cleaning cartridge. detected correctly. External Replace the data cartridge with a new cartridge. The backup process is Make sure that you are using the correct data not performed correctly.
  • Page 116 Internal/ Symptom Action External The backup process is Internal Refer to the explanation of the LED and LCD not performed correctly. indicators (if any) in the User’s Guide. External → • If a cleaning request is indicated, clean the (An LED is flashing and an error is displayed on drive and attempt the backup process the LCD.)
  • Page 117 Internal/ Symptom Action External Cannot eject the Internal If a spent cleaning cartridge is inserted, or if cleaning cartridge. External cleaning is not completed properly because the cartridge ends during cleaning, some drives indicate this by not ejecting the cleaning cartridge.
  • Page 118 Built-In AIT User’s Guide First edition, January 2005 NEC Corporation 5-7-1 Shiba, Minato-ku, Tokyo Tel. (03) 3454-1111 (Main switchboard) ©2005 NEC Corporation No copying or modifying without permission of NEC Corporation. The contents of this document may be changed without notice.

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