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テレメトリー対気速度センサー
SBS-01TAS
取扱説明書
このたびはテレメトリー対気速度センサー
SBS-01TAS をお買い上げいただきありがと
うございます。この SBS-01TAS は、テレメ
トリー受信機との組合せで、飛行機などの対
気速度(機体と大気の相対速度)を計測し送
信機に表示することができます。速度は、ピ
トー管が受ける風の圧力から計測されます。
GPS センサーで計測される対地速度と違っ
て向かい風、追い風の影響のない実質的な機
体の速度を知ることができます。本説明書を
よく読んで、正しい使い方により、末永くお
楽しみください。
●このSBS-01TASは、 Futaba製
テレメトリー送受信機に対応します。
ピトー管
シリコンチューブ
機体にあわせてカットします。
SBS-01TAS
動作確認と注意事項
1.
図を参考にして SBS-01TAS を受信機に接続
してください。
2.
ピトー管のカバーを取り外した状態で、受
信機の電源を ON にした後、SBS-01TAS の
LED が緑色に点灯していれば正常に動作し
ています。送信機の画面表示も確認してくだ
さい。
●受信機の電源 ON 直後は、SBS-01TAS の圧
力センサーを初期化しているため、LED が
赤点灯します。圧力センサーが初期化された
後に LED が緑点灯に変わり、送信機の画面
に 0km/h が表示されます。
●受信機の電源 ON 直後の初期化中(数秒間)
は、センサー本体およびピトー管に風をあて
ないようにしてください。
● SBS-01TAS は、電源 ON 直後の全圧と静圧
の圧力差(動圧)をもとに対気速度を計算し
ています。この初期化中に SBS-01TAS セン
サーを動かしたり、 ピトー管に風があたると、
停止時の圧力差が正しく測定(初期化)でき
ず対気速度が正しく測定できなくなります。
● SBS-01TAS は、圧力差を基に対気速度に換
算しているため気象条件や取付状態による圧
力変動によっては正しく速度表示されない場
合があります。
■双葉電子工業(株)
ラジコンカスタマーサービス
〒 299-4395 千葉県長生郡長生村藪塚 1080
TEL.(0475)32-4395
〒 101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町 3-4 oak 神田鍛冶町 8 階
用途 : 対気速度センサー
測定範囲: [ 速度 ] 15 ~ 600km/h
全長:
195mm
重量:
( シリコンチューブとピトー管含む)
16g
電圧 :
DC3.7 ~ 7.4V
緑点灯 -- 正常動作時
赤点灯 -- 無信号時
緑 / 赤点灯 -- スロット No. 設定時
緑 / 赤点滅 -- 異常時
( 電源再投入で回復しない場合は、サービスにお問
合せください。)
スロット No. 設定
スロットナンバーは初期設定で開始スロット 16 に
設定されています。対気速度センサーは 1 個のス
ロットを使用します。対気速度センサーで開始ス
ロットとして使用できるのは、1 ~ 31 です。
スロットナンバーの変更や表示方法、アラームの
設定などはテレメトリー対応送信機の説明書をご
参照ください。
1.
SBS-01TAS を受信機の S.BUS2 ポート
カバー
(S.BUS2)に接続します。
2.
SBS-01TAS 本体は、振動が少なく、風のあた
らない場所に固定します。振動で動くことがな
いようしっかりと固定してください。貼り付け
には両面テープなどで固定してください。
3.
ピトー管をプロペラ後流などがあたらない場所
に、機体の飛行方向に平行に取り付けます。
4.
シリコンチューブでピトー管とセンサー本体を
接続してください。シリコンチューブは機体に
あわせてカットしてください。シリコンチュー
ブが折れないように注意してください。
カバーは飛行時に取り外す
破損の原因となりますので絶対に
ピトー管の先端を口で吹かない
でく ださい。
機体の進行方向に取り付け
ピトー管
静圧はSBS-01TASセンサー本体
で計測していますので、 風があた
らない場所に設置してく ださい。
受信機
双葉電子工業株式会社 デバイス営業センター ホビーラジコン営業部 第一営業課
TEL:03-4316-4819 FAX:03-4316-4823
LED 表示
設置方法
飛行前にピトー管先端にゴミが
詰まっていないこ とを確認してく
ださい。
動圧を計測しているピトー管は
進行方向と平行に、 ピトー管の
先端は主尾翼や胴体から15mm
以上離して設置してく ださい。
S.BUS2
ポートへ
バッテリー
警告
SBS-01TAS は 必 ず テ レ メ ト リ ー 機 能 付
Futaba 受信機の S.BUS2 ポートに接続して
使用する。
■従来の S.BUS ポート、CH 出力ポートに接続し
ても動作しません。
コネクターの極性に注意する。
■逆接すると故障や配線からの発火の恐れがあり
ます。
サー部は防振対策を行って
セン
付ける。
■直接振動を受けると故障する恐れがあります。
配線ケーブルは機体搭載時、引っ張られた状
態ではなく、多少余裕があるようにする。
■ケーブルが引っ張られた状態だと、振動により、
配線切れやコネクター抜けによる、動作不良の
恐れがあります。
組立後は必ず動作検査を行う。
■検査が終わるまでは飛行させないでください。
ピトー管、シリコンチューブは付属のもの
を使用する。
■径が合わないと脱落する可能性があります。
エンジンの排気がかかったり、高熱を受け
る場所へは取付けない。
■排気や高熱を受けると故障する恐れがあります。
燃料や水分をかけてはいけない。
■基板部には電子部品が使用されています。燃料
や水分がかかると故障します。
ラジコン模型以外には使用しない。
■ SBS-01TAS はホビーラジコン用に設計されて
います。 その他の用途には一切使用できません。
ピ ト ー 管 の 先 端 は
主 尾 翼 や 胴 体 か ら
15mm 以 上 離 し て
設置してください。
ピトー管はプロペ
ラ後流の当たらな
い位置に設置して
ください。
ジェット機やグライ
ダーの搭載位置例
ヘリコプターに使用する場合はローターの
ダウンウォッシュの影響が大きく正確に計
測できない場合があります。
©FUTABA CORPORATION 2018 年 5 月 第 1 版
機体に取
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