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KRK ROKIT G4 User Manual page 27

Dsp controlled studio monitor
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ヒントとアイデアと機能
グリル
ユーザーが装着できるスタジオモニター用グリルが別売されています。5インチ、7インチ
、8インチの各バージョン用のグリルが用意されています。大半のプロデューサーやミキ
サーはドライバーを露出させたままにするようですが、グリルを装着することが重要であ
ったり、便利である場合があります。
グリルは、人通りの多い場所でスタジオモニターのドライバーを保護するために使用され
ます。その例として、モバイルレコーディングトラックや人通りの多いスタジオなどが挙
げられます。ホームスタジオでも、いたずら好きな子供がドライバーに指を入れないよう
に保護することができます。別のスタジオへの移動中に保護する際に使用できます。グリ
ルは磁石で固定されるので、輸送中にのみ装着して、現場に到着したときに外すことがで
きます。
フロントバッフルは磁石で固定されます。グリルを取り付けるには、ポートの左端または
右端に近い部分に手を入れ、フェイスプレートを前方に引いて取り外し、グリルと一緒に
フェイスプレートをはめ込みます。
グリルを使用しても、ROKIT G4の音に影響は出ないはずです。グリルはあらゆる用途や目
的に使用できるよう設計されているため、グリルを着脱しても周波数応答に変化は生じま
せん。
EVAクッション
モニター底面のEVAフォームクッションで、音楽再生時にスタジオモニターを所定位置に
固定することができます。これを装着すると、キャビネットの振動によってエネルギーが
失わることがないため、音にパンチと明瞭さが追加されます。またこのフォームは、スタ
ジオモニターとデスクの間のアイソレーションの役目も果たします。
HOME SCREENの入力感度調整用VOLUME
ここでは、わかりやすいように、入力感度を音量と呼ぶことにします。アンプは最大感度
で動作しているので、クリップポイントに達するまでの入力感度をパッドで調整します。
ROKIT G4の場合、VOLUMEを0.0dBに設定すると、プロの間で+4 dBuを呼ばれる感度に調整
されます。VOLUMEを11.0dBに設定すると、プロの間で-10dBVを呼ばれる感度に調整されま
す。
+4で駆動すると-10よりも音が「静か」になります。-10ではアンプがハードに駆動される
ので、「大音量」になります。しかし、実はこの調整方法は間違いです。これによって、
ヘッドルームが下がってダイナミックレンジが小さくなってしまいます。さらに大きな問
題として、-10で駆動するとSN比が下がることが挙げられます。このときアンプは高感度で
動作しており、前段のゲインが大きくなっています。ですから、これらをすべて考慮する
と、ほとんどの状況でスタジオモニターを+4で駆動することが「プロフェッショナル」な

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