Sony HDR-CX630V Service Manual page 20

自己診断コード
対
症状／状態
ブロック 詳細
応
機能 コード
者
E 9 5 0 0 GPSハード異常
E 9 6 0 0 地図領域マウント異常
E 9 7 0 0 プロジェクタハード異常
1-5. シフトレンズエラーの対処方法
LD-1008 BOARD (SIDE A)
C5525 C5526
C5528 C5529
図1. LD-1008基板測定箇所
注 ： Lowの区間の長さは場合によって多少異なる
図2. LD-1008基板R5506の出力電圧の変化
HDR-CX630V/PJ630V/PJ650E/PJ650V/PJ650VE/PJ660/PJ660E/PJ660V/PJ660VE_L2
対応／方法
GPS Model:
FFC-254フレキシブルフラットケーブルが切れていないか，また完全に挿入さ
れているかを点検する。
フレキシブル基板に問題がない場合は，GP-037基板の点検または交換をする。
GPS Model:
MM-102基板を点検または交換する。
電源を入れ直す。
R5506
IC5501
約 330 msec
1-5-1. E：62：02 （ 手振れ補正用ICの異常） が出た場合
順序
1 電源を切る。
LD-1008基板IC5501の周辺にあるR5506の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電源を入れる。電源投入直後の出
2
力電圧が図2の様に変化することを確認する。
出力電圧が図2の様に変化するときはレンズブロックを交換する （注意） 。図2の様に変化しないときはカメラコントロール
3
回路 （VC-1015基板IC1301） 周辺を点検する。
注意 ： レンズブロックを交換した場合は， Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施するこ と。
調整後は にして， 手持ち動作で手振れ補正が適切に動作しているこ とを確認する。
1-5-2. E：E:62:11 （ シフトレンズオーバーヒート （Pitch） ） が出た場合
順序 AdjustBlock AdjustCode
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて，[SERVICE]タブにある[Measure to
1
E:62:11/12]を実施する。
順序１を実行した後にシフトレンズが動いているか確認する。
2 もしシフトレンズが動かない場合はレンズブロックを交換する。
動く場合は順序3に進む。
LD-1008基板のIC5501周辺にあるC5528とC5529の出力電圧をオシロスコープで測定す
3 る。
順序1を実行したときに出力電圧が変化することを確認する
出力電圧が変化しないときはレンズブロックを交換する （注意） 。
4
変化する場合は順序5へ進む。
5 電源を切る。
LD-1008基板のIC5501周辺にある，R5506の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電
6 源を入れる。
電源投入直後の出力電圧が図2の様に変化することを確認する。
出力電圧が3Vに立ち上がったときはレンズブロックを交換する。
7 立ち上がらない場合はVC-1015基板のIC1301とLD-1008基板のIC5501の回路周辺を点検す
る。
注意 ： レンズブロックを交換した場合は， Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施するこ と。
調整後は手ぶれ補正ONの状態にして， 手持ち動作で手ぶれ補正が適正に効いているこ とを確認するこ と。
1-16
– JAPANESE –
作業内容
作業内容