無補充型カルシウムイオンセンサカートリッジ
本製品の関連特許
本製品に関連する特許は下記の URL に記載しています。
http://www.horiba.com/patent
使用上の注意
安全のための注意
注 意
薬品注意
校正および測定に使用する溶液の取り扱いに注意してください。
溶液を取り扱う際は必ず、保護手袋、保護眼鏡などを着用してく
ださい。
• 皮膚や目に接触すると有害です。すぐに水道水で洗い流してく
ださい。
• 誤って飲み込んだときは、すぐに医師の診断を受けてくださ
い。
取り扱い上の注意
センサカートリッジをものにぶつけたりしないでくだ
さい。
センサカートリッジにひびや割れがあると測定できま
せん。
新しいセンサカートリッジに交換してください。
センサの浸漬はナット下のセンサボディまでとしてく
ださい。
右図のようにプラグが上、イオン応答極が下となる向
きで使用してください。
pH 範囲は一般的に測定対象イオン濃度が低くなるほど
狭くなります。サンプルの pH が測定可能な pH 範囲を
超えてしまった場合は、正しく測れないことがありま
す。
液絡部は乾燥させないでください。乾燥すると指示値
にドリフトが見られる場合があります。
センサカートリッジの使用温度範囲外での使用や保管
をしないでください。センサカートリッジが破損する
おそれがあります。
イオン応答極を固い表面に強く当てたり、尖ったもの
で突かないでください。故障の原因となります。
イオン応答極に汚れや気泡がついていない状態にして
ください。
本製品を初めて使用する場合や測定時の反応が悪く
なった場合は校正する前に 100 mg/L 以上の標準液に約
1 時間応答極を浸漬してコンディショニングしてくだ
さい。
校正には常に新しい標準液を使用し、再利用しないで
ください。また、使用した標準液は元の容器に絶対に
戻さないでください。
〒 601-8551 京都市南区吉祥院宮の東町 2 番地
http://www.horiba-adt.jp
300-CA-C 取扱説明書
製品に関する技術的なお問い合わせやご相談は、下記にお願いします。
カスタマーサポートセンター
フリーダイヤル 0120-37-6045
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ファームウエアの確認
イオンセンサヘッド(300-I) 、マルチデジタル水質計
(WQ-300)のファームウエアが以下のバージョンでは、イ
オン種としてイオンセンサカートリッジの選択肢がなく、
ファームウエアの更新が必要です。必ず確認してからご使
用ください。
1.0.0
イオンセンサヘッド:
マルチデジタル水質計: 1.0.0、1.0.1、1.1.0
ファームウエアの確認方法はマルチデジタル水質計の取扱
説明書をご確認ください。また、ファームウエアは機能の
向上や改善がされ次第随時更新します。
最新のファームウエアの入手方法および、ファームウエア
の更新方法は以下のページよりご確認ください。
https://www.horiba.com/jpn/water-quality/update-
information/
精度よく測定するためのヒント
校正時の標準液とサンプル液にはイオン強度調整剤を
入れてください。
(標準液:イオン強度調整剤= 50:1)
数時間毎にセンサを校正しなおしてください。
標準液は以下の濃度関係をもとに用意して校正してく
ださい。
低濃度の標準液<サンプル液<高濃度の標準液
低濃度の標準液は、高濃度の標準液の 1/10 の濃度を目
安としてください。
校正時の標準液の温度と測定時のサンプル液の温度を
一致させてください。
性質のよく似たイオン(周期律表で近い位置にある元
素)は妨害イオンとなりやすいです。また、妨害イオ
ンの影響度はサンプル液の成分によって変わります。
妨害イオンの影響を確認し、測定してください。主な
妨害イオンについては、参考情報の Web サイトを参照
してください。
仕様と各部の名称
各部の名称
ゴムキャップ
プラグ
O リング
ナット
液絡部
CODE:GZ0000714259B
December,2024
センサボディ
センサ保護管
イオン応答極
温度センサ
保護キャップ
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