ローカット(チャンネル 1-3; インストゥルメントスイッチ (チャンネル1; Gain (チャンネル 1-3; Stereo Return - Mackie 802-VLZ3 Manual

8-channel premiun mic/line mixer
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Table of Contents

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5 . ローカット(チャンネル1 – 3)
各チャンネルのローカット(ハイパスフィルターと同義)
機能は、100 Hz 以下の低いフリーケンシーをオクターブに
つき 18 dB の割合でカットします。
キックドラム、ベースギター、シンセベース(そして地
震の SE など)を除くあらゆるマイクの用途にローカット
の使用をお勧めします。これらを除くと、この帯域に求め
られるものはあまりありません。フィルタリングすること
によってローをシャキッとさせるだけではなく、ライブで
はフィードバックを抑え、アンプのパワーを維持する役割
を果たします。
ローカット機能はライブでのオペレーションに柔軟性を
もたらします。ローカットを使用すれば、ボーカルの低域
イコライゼーションを安全に行うことが可能です。多くの
場合、低域のシェルビング EQ はボーカルに欠かせないも
のですが、ローカット処理はステージ上の騒音やマイクに
1
MIC
MIC
触れる音やブレスのポップ音を強調してしまうこともあり
ます。ローカットは、これらすべての問題を除去し、ウー
ファーにダメージを与えることなく EQ 処理を施すことを
可能にします。
6 . インストゥルメントスイッチ
(チャンネル1 – 2)
このスイッチを押し込むと、チャンネル 1 または 2 のラ
インインプットに直接インストゥルメントレベルのシグナ
BAL
ル(ギターなど)を接続できます。DI ボックスは必要あ
OR
UNBAL
りません。ギターサウンドは最高にクールなものとなるで
しょう!演奏内容にもよりますが・・・?
LINE IN 1
LINE IN 2
LOW CUT
7 . GAIN (チャンネル1 – 3)
75 Hz
18dB/OCT
18dB/OCT
まだお読みでなければ、 「レベル設定の
手順」 (3 ページ)をご確認ください。
U
U
チャンネル 1 と 2 に接続されたマイク
0
60
0
やラインインプットの入力感度は、それ
+15dB -45dB
+15dB -45dB
GAIN
ぞれの GAIN ノブによって調節すること
GAIN
が可能です。これにより、外部からの信号は内部での適切
な操作レベルに調整されます。ただし、チャンネル 3 の
GAIN ノブは、マイクインプットのみに有効です。
AUX
U
U
XLR 端子を経由した信号の場合、ノブを最も左にした状
態で 0 dB、フルにした状態で 60 dB のゲインとなります。
+15
+15
1/4 インチ端子の場合では(チャンネル 1 と 2 のみ) 、ノ
O O
O O
U
U
ブを最も左にした状態で 15 dB の減衰、フルにした状態で
45 dB のゲインとなります。 「U」 (ユニティーゲイン)は
10 時の位置にマークされています。この 15 dB の減衰は、
+15
+15
O O
O O
とても高いレベルのシグナルを入力する場合や、EQ を過
EQ
U
U
激に使用する場合などにとても便利です。色々な場面での
HI
クリッピングを未然に防ぐ 「仮想パッド」 とも言えるでしょ
12kHz
う。
-15
+15
-15
+15
U
U
MID
2.5kHz
-15
+15
-15
+15
U
U
LOW
80Hz
-15
+15
-15
+15
PAN
L R
L R
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2
3
MIC
BAL
BAL
OR
OR
UNBAL
UNBAL
LINE IN 3
LOW CUT
LOW CUT
75 Hz
75 Hz
18dB/OCT
U
60
0
60
+15dB -45dB
GAIN
AUX
AUX
U
+15
O O
U
+15
O O
EQ
EQ
U
HI
HI
12kHz
12kHz
-15
+15
U
MID
MID
2.5kHz
2.5kHz
-15
+15
U
LOW
LOW
80Hz
80Hz
-15
+15
PAN
PAN
L R
エフェクト接続:シリアル vs パラレル
この先「シリアル」そして「パラレル」という用語が頻
OUTPUT
繁に登場します。まずはその意味を簡単に説明しましょう。
「シリアル」は、信号全体がエフェクトデバイスに送ら
れることを意味しています(コンプレッサーやリミッター、
グラフィックイコライザーなど) 。ラインレベルのソース
信号は、ミキサーの前で、あるいは後ろでシリアルエフェ
クトデバイスに接続することが可能です。INSERT [4] 端子
を使用するのが最適な形です。
インサート
センド
エフェク ト機器
ドライシグナル
(コンプレッサーなど)
一方「パラレル」ではミキサーのシグナルの一部がデバ
イスに送られます(AUX SEND 経由) 。処理された信号は
Aux
センド
インサート
再びミキサーに戻り(STEREO RETURN 経由) 、オリジナ
センド
4
MIC
エフェク ト機器
L /
MONO
ルの信号すなわち「ドライシグナル」にミックスされます。
(リバー プなど)
エフェク ト機器
この方法では、 複数のチャンネルが 1 つのデバイス(リバー
ドライシグナル
(コンプレッサーなど)
ブ、デジタルディレイなど)を使用することが可能です。
チャ ンネルパス
ドライシグナル
Aux
L
センド
エフェク ト機器
(リバー プなど)
チャ ンネルパス
BAL
OR
ドライシグナル
UNBAL
LINE IN 4

8 . STEREO RETURN

LOW CUT
75 Hz
パラレルエフェクト機器の出力を接続するバランスイン
18dB/OCT
プットです(シンセサイザーなどを多数所有している場合、
U
追加のラインインプットとしても使えます) 。EQ、Aux セ
ンド、パン、ミュート、ソロ機能は装備してはいません
が、これらのバランスインプットはステレオ LINE IN イン
0
60
+15dB -45dB
プット [3] と同じ仕様です。同様にこの回路もステレオ、
LINE IN 5 – 6
GAIN
モノ、バランス、アンバランス信号に対応しています。市
場に流通しているほとんどのプロ仕様のエフェクトを接続
することが可能です。これらの端子に到達したシグナルは、
AUX
U
U
STEREO RETURN ノブ [38] の操作により、メインミック
スバスに加えられる前で調整することが可能です。詳しく
は 21 ページをご覧ください。
+15
+15
O O
O O
モノ出力(1 本の出力ケーブル)のエフェクト機器を使
U
U
用する場合、ケーブルは STEREO RETURN の L に接続し、
R には何も接続しないでください。この方法により、信号
は両サイドに送られ(魔法のように!) 、センターにモノ
+15
+15
O O
O O
信号として現れます。
EQ
U
U
9 . ALT 3 – 4 OUTPUT
HI
12kHz
これらの 1 ⁄ 4 インチ TRS 端子(バランスまたはアンバ
-15
+15
-15
+15
ランスに接続可能)は、MUTE/ALT 3–4 [23] スイッチを押
U
U
し込まれたすべてのチャンネルのシグナルの総和を出力し
MID
ます。詳しくは 16 ページをご覧ください。
2.5kHz
-15
例えばレコーダーに接続した場合、 MUTE/ALT 3–4 スイッ
+15
-15
+15
U
U
チを押し込んだチャンネルのみをレコーディングすること
LOW
ができます。
80Hz
-15
+15
-15
+15
PAN
L R
L R
R
L
MAIN
LEVEL
インサート
リターン
処理された
シグナル
Aux
アウト プッ ト
リターン
セクション
インサート
リターン
R
ALL BAL/UNBAL
ウェッ ト
1
1
シグナル
処理された
シグナル
ミックス
処理された
ステージ
シグナル
ドライ
シグナル
Aux
アウト プッ ト
R
リターン
セクション
2
2
ウェッ ト
シグナル
ミックス
処理された
ステージ
シグナル
AUX SEND
ドライ
シグナル
MONO
MONO
L
L
BAL
BAL
OR
OR
UNBAL
UNBAL
R
R
LINE IN 7 – 8
AUX
AUX
U
+15
O O
U
+15
O O
EQ
EQ
U
HI
HI
12kHz
12kHz
-15
+15
U
MID
MID
2.5kHz
2.5kHz
-15
+15
U
LOW
LOW
80Hz
80Hz
-15
+15
Owner's Manual
PAN
PAN
L R
R/4
TAPE
TAPE
INPUT
OUTPU
L
R
MONO
L
BAL
OR
UNBAL
R
LINE IN 9 – 10
AUX
U
+15
O O
U
+15
O O
EQ
U
HI
12kHz
-15
+15
U
MID
2.5kHz
-15
+15
U
LOW
80Hz
13
-15
+15
PAN
L R

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