Boss TU-15 Owner's Manual

Boss TU-15 Owner's Manual

Chromatic tuner

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このたびは、BOSS クロマチック・チューナー TU-15 をお買い上げいただきまして、まことにあ
りがとうございます。
この機器 を正しくお使いい ただくために、ご使用 前に別紙「安全上のご 注意」と「使用上のご注
意」をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。
取扱説明書は必要なときにすぐに見ることできるよう、手元に置いてください。
お買い上げ時、電池は接続されておりません。必ず「電池交換のしかた」にしたがって電池を接続
してください。
©
2002 ボス株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
■ 各部の名称
fig.01
バック・ライト・スイッチ[LIGHT]
バック・ライトのオン/オフ
を切り替えます。
[CHROMATIC] ボタン
メーター&ディスプレイ
[GUITAR/BASS] ボタン
0
マイク
アコースティック楽器をチューニングするとき使用します。
マイクをできる限り楽器に近づけてください。
マイクを使用するときはインプット・ジャック、アウトプット・
ジャックには何も接続しないでください。
■ ディスプレイ
    音名/弦番号表示
フラット・チューニング表示
クロマチック・モードのと
オート/マニュアル・モード表示
きは「音名」+「オクター
ギター/ベース・モード表示
ブ」を、ギター/ベース・
モードのときは「弦番号」
オープン・チューニング
+「音名」を表示します。
表示
0
オクターブ調整モード表示
電池残量警告表示
オクターブ調整モードのと
通常は消灯しています。
きに「OCT ADJ」が点灯
電池が減ってくると「 」
します。
が点滅します。点滅したと
きは、お早めに電池を交
基準ピッチ表示
換してください。
メーター
バック・ライト点灯表示
表示している音名、弦
バック・ライトがオンのと
番号に対するピッチの
き「 」が点灯します。
ズレを表示します。
チューニング・ガイド
チューニングの目安をインジケーターの点灯で表示します。
「 」点灯:ピッチが低い
「 」点灯:ピッチが高い
「 」と「 」が点灯:ピッチが合っている(±3セント)
■ オート/マニュアル・モードについて
通常は、自動で音名/弦番号を表示する「オート・モード」で使用します。
弦を張り替えたときやオープン・チューニング機能を使用するときは、弦番号/音名をあらかじめ
[NOTE]ボタンで指定する「マニュアル・モード」が便利です。
[AUTO/MANUAL] ボタ ンを押 すた びにモ ード が切り 替わ り、ディス プレ イに"AUTO"または
"MANU"が表示されます。
■ クロマチック、ギター/ベース・モードについて
モード
説明
操作
ディスプレイ
半音毎 12 個全部の音程を
[CHROMATIC] ボタンを
音 名とオクターブが
クロマチック
チューニングできます。
押します。
表示されます。
"GUITAR" が点灯するよ
"GUITAR "が 点 灯
ギ ター の 弦番 号で チュ ー
ギター
う に、[GUITAR/BASS]
し、弦 番号と音名が
ニングできます。
ボタンを数回押します。
表示されます。
"BASS" が点灯するよう
"BASS"が 点 灯 し、
ベース・ギターの弦番号で
ベース
に、[GUITAR/BASS] ボ
弦 番号と音名が表示
チューニングできます。
タンを数回押します。
されます。
取扱説明書
■ 特長
・ 暗闇でもチューニング可能な、メーター・バック・ライト搭載。
・ 自動で音名/弦番 号を判別する「オート・モード」と、弦の張り替え時などに 便利な音名/弦
番号を指定する「マニュアル・モード」 。
・ 半音階 12 全てを音名表示でチューニングできる「クロマチック・モード」と、ギター/ベー
ス・ギターの弦番号表示でチューニングできる「ギター/ベース・モード」 。
・ 7 弦ギター、6 弦ベース・ギター完全対応。
・ 半音下げから 5 半音(2 音半)下げまで対応した、フラット・チューニング機能。
・ DROP D, OPEN D/E/G/A, DADGAD チューニングを簡単にチューニングできるオープン・
チューニング機能。
・ フレ ットを押さ えた音程を 正確に保つ ために必要 なオクター ブ調整を簡 単に行なえ る、オク
ターブ調整モード。
・ 基準音発音機能(サウンド・モード)搭載。
・ チューニング完了を音で知らせるアキュピッチ機能。
・ AC アダプターが使用できる AC アダプター・ジャック装備。
・ 電池の消耗を防ぐ、オート・パワー・オフ機能(電池使用時のみ) 。
電源スイッチ[POWER]
電源のオン/オフを切り替えます。
電池動作時には、何も操作せずに約30分経過すると自動的
[SOUND]
に電源がオフになります(オート・パワー・オフ機能)。
ボタン
再度電源オンにするときは、一度スイッチオフを[OFF]にし
てからオン[ON]にします。
スピーカー
ACアダプター・ジャック
ACアダプター(BOSS PSA-100:別売)
を接続します。
アウトプット・ジャック
インプット ジャックに接続された楽器の信号が出力されます。
また、電源スイッチをオフ[OFF]にすると、チューナー回路が完
全に分離され、音質変化なしに楽器の信号が出力されます。
インプット ジャック
チューニングするギターやベース・ギター等
の楽器を接続します。
[PITCH] ボタン
[AUTO/MANUAL] ボタン
[NOTE] ボタン
[FLAT] ボタン
[OPEN TUNING] ボタン
[OCT ADJ] ボタン
■ チューニングのしかた
1.
チューニングする楽器をインプット・ジャックに接続します。
アコースティック楽器のチューニングには内蔵マイクを使用しますので、インプット/アウト
プット・ジャックには何も接続しないで、楽器の近くに TU-15 を置いてください。
※ 他の機器と接続する ときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必 ずすべての機器の
音量を絞った状態で電源を切ってください。
2.
電源スイッチを [ON] にします。
ディスプレイに基準ピッチが表示されます。
基準ピッチを変更するには、 設定したい基準ピッチが表示されるまで [PITCH] ボタンを数回押
します。 (工場出荷時には 440 Hz に設定されています。 )
オート・パワー・オフ機能で電源がオフになっているときは、電源スイッチを一度 [OFF] にし
てから [ON] にしてください。
3.
オート・モードにします。
通常は自動的に音名/弦番号を表示する「オート・モード」で使用します。
ディスプレイに "MANU" が表示されているときは、 [AUTO/MANUAL] ボタンを押して "AUTO"
を表示させます。
4.
楽器を単音で鳴らします。
鳴らした音に近い音名/弦番号がディスプレイに表示されます。
正確な音程とのズレが、メーターとチューニング・ガイドで表示されます。
5.
楽器をチューニングします。
目的の音名/弦 番号がディスプレイに表示 され、チューニング・ガイドの" "と" "が両
方点灯し、メーターの針が 0(中央)を指すように楽器をチューニングします。
安定してピッチが合うと、 「ピピッ」と鳴ってチューニング完了を知らせます。 (アキュピッチ
機能)
■ フラット・チューニング
通常のチューニング(レギュラー・チューニング)より実際の音程を全体に下げた(半音から 5 半
音 =2 音半下げまで)チューニングを、通常の表示のまま簡単に行なうことができます。
[FLAT] ボタンを押して、表示している音名に対して実際の音を何半音下げるかを選びます。
ディスプレイのフラット表示が、表示無し(レギュラー), (半音下げ),
わります。
■ オープン・チューニング
通常の OPEN D/E/G/A だけでなく、頻度の多い DROP D から D ADGAD までの 6 種類のオープ
ン・チューニングを、弦番号でチューニングすることができます。
ギター/ベース・モードにしてから [OPEN TUNING] ボタンを押して、設定するチューニングの種
類を選びます。
ギター・モードのとき
種類
オープン・チューニング表示
通常(レギュラー)
表示無し
OPEN D
OPEN E
OPEN G
OPEN A
DROP D
DADGAD
ベース・モードのとき
種類
オープン・チューニング表示
通常(レギュラー)
表示無し
DROP D
■ 基準音を聞きながらチューニングする(サウンド・モード)
内蔵スピーカーから基準音を鳴らします。
クロマチック・モードのときは、半音ごと 12 個の基準音が鳴らせます。
ギター/ベース・モードのときは、開放弦の音程が鳴らせます。
1.
あらかじめ、 合わせたいチューニングの種類 (クロマチック/ギター/ベース、 フラット、 オー
プン・チューニングなど)を選んでおきます。
2.
[SOUND] ボタンを押します。
3.
合わせたい音名 / 弦番号が表示されるように [NOTE] ボタンを押して選びます。
4.
基準音に合わせて、楽器をチューニングします。
5.
基準音の発音を止めるには [SOUND] ボタンを押します。
■ オクターブ調整モード
ギターのフレットを押さえた音程を正確に保つためには、オクターブ調整が必要です。
TU-15 には、開放弦と 12 フレットを押さえた音を交互に鳴らして、ブリッジを前後どちらにずら
せば良いかを表示するオクターブ調整モードがあります。
簡単に手早く、オクターブ調整を行うことができます。
1.
あらかじめギター/ベース・モードで楽器をチューニングしておきます。
2.
[OCT ADJ] ボタンを押します。
ディスプレイの"
OCT
ADJ"が点灯してギターまたはベース・モードになります。
マニュアル・モードのときは [NOTE] ボタンで調整する弦を選びます。
3.
開放弦を弾きます。
安定してピッチがとれたら"OF"が点灯します。
4.
次に、同じ弦の 12 フレットを押さえて弾きます。
安定してピッチがとれたら "12 F" が点灯して、 メーターがブリッジをずらす方向を指示します。
針が左側( 側)のときはブリッ ジをネック側に、右側( 側)のと きはブリッジをネックと
反対側に移動させます。
※ ブリッジの移動のしかたは、ギターの取扱説明書をご覧ください。
5.
ブリッジを移動させたら、操作 3 ∼ 4 を繰り返します。
"12 F"が点灯しているときにメーターが 0(中央)を指せば、調整が完了です。
6.
全ての弦の調整が終わったら [OCT ADJ] ボタンを押して、 オクターブ調整モードを終了させま
す。
■ 基準ピッチの変更
演奏時に基準の音程になる楽器(例えばピアノ)の A4(ピアノでは鍵盤中央のラの音)の周波数
を「基準ピッチ」といいます。
電源をオンにすると、現在の基準ピッチが表示されます。
[PITCH] ボタンを押すたびに、基準ピッチが 1 Hz ずつ変化します。
基準ピッチの変更可能な範囲は A=430 ∼ 449 Hz です。
※ 工場出荷時は A=440 Hz になっています。
■ 電池動作時の電池の消耗を防ぐ (オート・パワー・オフ機能)
電池動作時には、電源スイッチの切り忘れによる電池の消耗を防ぐオート・パワー・オフ機能が働
きます。
電源をオンにした後、最後のボタン操作またはチューニング音の入力が無くなってから約 30 分以
上経過すると、自動的に電源がオフになります。
オート・パ ワー・オフ機能で電源が オフになったとき に再度電源をオンに するには、一度電源ス
イッチをオフにして、再度オンにしてください。
※ 工場出荷時、オート・パワー・オフ機能はオンになっています。
オート・パワー・オフ機能のオン/オフを切り替えることができます。以下の操作を行うと、現在
とは逆の状態に設定されます。
1.
電源スイッチをオフにします。
,..
(5 半音)に変
2.
[PITCH] ボタン、[AUTO/MANUAL] ボタン、[NOTE] ボタンを押しながら電源スイッチをオン
にします。
オート・パワー・オフ機能のオン/オフが切り替わり、ディスプレイにオン/オフの状態が約
5 秒間表示されます。
オート・パワー・オフ機能 オン
0
その後、通常の表示/動作になり、そのまま使用できます。
※ オート・パワー・オフ機能の設定は、電源をオフにしても記憶されています。
■ チューニング完了を音で知らせる(アキュピッチ機能)
安定して± 3 セントの範囲に入っていたら、 音でチューニング完了を知らせるアキュピッチ機能を
搭載しています。
チューニング完了の 音は、チューニングしている 音の高さに合わせて、C6 ∼ B 6 の範囲で「ピ
ピッ」と鳴ります。
※ 工場出荷時、アキュピッチ機能はオンになっています。
アキュピッチ機能のオン/オフを切り替えることができます。以下の操作を行うと、現在とは逆の
状態に設定されます。
1.
電源スイッチをオフにします。
2.
[SOUND] ボタンを押しながら電源スイッチをオンにします。
アキュピッチ機能のオン/オフが切り替わり、 ディスプレイにオン/オフの状態が約 5 秒間表
示されます。
アキュピッチ機能 オン
0
その後、通常の表示/動作になり、そのまま使用できます。
※ アキュピッチ機能の設定は、電源をオフにしても記憶されています。
■ メモリー機能
電池を入れておくと、電源をオフにしても各種の設定を記憶させておくことができます。
記憶される設定内容は以下の項目です。
・ 基準ピッチ
・ オート/マニュアル モード
・ マニュアル モードとサウンド・モードでの音名/弦番号
・ クロマチック/ギター/ベース・モード
・ フラット・チューニングの設定
・ オープン・チューニングの設定
・ オート・パワー・オフの設定
・ アキュピッチの設定
■ 電池の交換のしかた
電池が消耗してくると、ディスプレイの電池残量警告表示が点滅します。
なるべく早く新しい電池と交換してください。
※ 電池は電源オ フ時の記憶保持用電源としても使われています。電池 を本体から抜いたり、電池
が消耗 したときには、メモリ ー機能で記憶して いる各種設定は工 場出荷時の状態に 戻ります。
(AC アダプターが本体とコンセントに接続されている場合は各種設定は記憶されたままになり
ます。 )
1.
本体 底部の 電池ブタ を押し ながらス ライド させ
て外します。
2.
古い電池を取り出します。
3.
新しい同じ種類の単 3 乾電池を 2 本入れます。
※ 電池の極性(+ / −)を間違えないように注意し
てください。
4.
電池ブタをスライドさせて確実に閉めます。
※ 新しい 電池と一度使用し た電池や種類の違 う電池
を混 ぜて使用しないで ください。液漏れの 原因と
なります。
■ メーター針の調整
経年変化や衝撃等でメーター針の 0 位置がずれた場合、 以下の操作でメーター針の調整を行なうこ
とができます。
※ 通常、0 位置がずれることはほとんどありません。針の 0 位置がずれているときだけ調整して
ください。
1.
[PITCH] ボタンを押しながら、電源をオンにします。
メーターの針が 0 位置を指しているか確認します。
2.
針が 0 位置を指していないときは、[PITCH] ボタンを押したまま、小さな(-)ドライバー(精
密ドライバー 1.2 mm 程度)で調整ボリュームを回して、0 位置を指すようにします。
3.
[PITCH] ボタンから指を離すと、通常の動作状態に戻ります。
※ 調整するときは、小さな(-)ドライバー以外の工具を使用しないでください。また、無理な力
を加えないでください。故障の原因になります。
■ 主な仕様
基準ピッチ:
測定範囲:
測定精度:
入力インピーダンス:
インジケーター:
内蔵スピーカー:
接続端子:
電源:
消費電流:
連続使用時の電池の寿命(マンガン電池使用時) :
外形寸法:
質量:
付属品:
オート・パワー・オフ機能 オフ
別売品:
0
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
アキュピッチ機能 オフ
0
+ -
メーター調整
ボリューム穴
A4=430Hz-449Hz(1 Hz 単位)
E0(20.6 Hz)∼ C8(4186.0 Hz)
± 1 セント
10 MΩ
メーター、LCD ディスプレイ
直径 36 mm ダイナミック・タイプ
インプット・ジャック、アウトプット・ジャック、
AC アダプター・ジャック
単 3 乾電池× 2 ;DC 3V または ACアダプター DC 9V (PSA-100 :別売)
15mA(バックライト・オフ、基準音発音オフ) 、
55mA(バックライト・オン、基準音発音オン)
約 45 時間(バックライト・オフ、基準音発音オフ、A4 連続入力) 、
約 15 時間(バックライト・オン、基準音発音オン)
※使用状態によって異なります
149(幅)× 58(奥行)× 40(高さ)mm
190g(乾電池含む)
単 3 型マンガン乾電池(R6 1.5 V)2 本、取扱説明書、
チラシ(安全上のご注意/使用上のご注意/保証書) 、サービスの窓口
AC アダプター(PSA-100)

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  • Page 1 取扱説明書 このたびは、BOSS クロマチック・チューナー TU-15 をお買い上げいただきまして、まことにあ ■ 特長 りがとうございます。 ・ 暗闇でもチューニング可能な、メーター・バック・ライト搭載。 この機器 を正しくお使いい ただくために、ご使用 前に別紙「安全上のご 注意」と「使用上のご注 意」をよくお読みください。 ・ 自動で音名/弦番 号を判別する「オート・モード」と、弦の張り替え時などに 便利な音名/弦 また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。 番号を指定する「マニュアル・モード」 。 取扱説明書は必要なときにすぐに見ることできるよう、手元に置いてください。 ・ 半音階 12 全てを音名表示でチューニングできる「クロマチック・モード」と、ギター/ベー お買い上げ時、電池は接続されておりません。必ず「電池交換のしかた」にしたがって電池を接続 ス・ギターの弦番号表示でチューニングできる「ギター/ベース・モード」 。 してください。 ・ 7 弦ギター、6 弦ベース・ギター完全対応。 © 2002 ボス株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。 ・ 半音下げから 5 半音(2 音半)下げまで対応した、フラット・チューニング機能。...
  • Page 2 Preventing Battery Drain When Running on Batteries (Auto Power Off Function) The TU-15 features an Auto Power Off function that helps prevent the batteries from going dead if you forget to switch off the unit when using battery power. After the TU-15 is turned on, if approximately thirty minutes passes without any button being pushed or a tuning sound being input, the power is then turned off automatically.

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