Yamaha PX10 Service Manual page 88

PX10/PX8/PX5/PX3
最大出力測定時の設定条件
この試験の際には各出力端子に各々の測定条件の負荷抵抗を接続します。
下図のようなバースト信号を入力端子に印加したとき、 出力されるバースト信号の最後の1波(Vburst)が判定基準の判定値
にします。
オシロスコープにて信号を読み取るときには信号の輝線の中央にて測定します。
チャンネル毎に単独で検査を行います。
1ミ リ秒
20ミ リ秒
（参考）
この検査項目はパワーアンプの出力能力をテストするためのものです。 それぞれのチャンネルのゲインから計算し、 適切
な入力レベルを設定してください。
信号発生器や測定器の精度を考慮し、 判定値の下限値が出力されることが期待される入力レベルよりもさらに0.5dB程度
大きな入力レベルでテストすることを推奨します。
3. 検査終了後の設定
・ ロータリー可変抵抗器を左に回し切ります。
・ 電源スイッチをオフにします。
88
500ミ リ秒
拡大図
輝線の中央を測定し ます。
信号
カーソル
バース ト
バース ト信号の最後の1波を測定する。