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Summary of Contents for MESA ENGINEERING Fillmore 25

  • Page 1 取扱説明書...
  • Page 2 Hello from the Tone Farm この度はFILLMORE™をご購入いただきありがとうございます。 そしてMESA/Boogie®ファミリーへよう こそ ! あなたが選んだこのアンプは、 ビンテージ・チューブアンプが持つ最上級の品格と、 革命的な発明で あるスイッチングで切替可能なハイゲイン ・チャンネルを併せ持ったモデルとして深い伝統をまとっていま す。 このアンプが持つ完璧な機能性を一目みれば、 それがあらゆるものをインスパイアするツールを満載し ながら、 その中身はかつてMESAのMARK I™や最初期のモダン ・ギターアンプ(偽物にご注意下さい)の革 新的な回路や機能の伝統に基づいています。 ですから、 我々はあなたの選択をお祝いしたいと思います...い かなる点でも比類の無い、 オリジナルであるこのアンプを演奏すれば誇らしい気持ちになることでしょう !  まさにあなたのように ! 我々は45年以上に渡って、 素晴らしいものを提供することをミュージシャンに対しての真摯な約束として考 えており、 我々自身がそうして欲しいと望むように、 1人1人の方に対応しており、 選択したアンプについて 本当に納得してもらえることを保証しています。 また我々は、 あなたの新しいアンプがあなたを微笑ませ、 最 初にアンプにプラグインしてからものの数分であなたをインスパイアさせる自信があります。 ですが本当に 喜ばしいことは、 最初にお金を払ったことが記憶から消し去られた後に、 さらにあなたが新しくそしてインス パイアされるサウンドを発見することであり、...
  • Page 3: Table Of Contents

    Table of Contents 使用上の注意 OVERVIEW ____________________________________________________________________________________ 1-3 GETTING STARTED ______________________________________________________________________________ 4 役立つヒント ________________________________________________________________________________ 5   FRONT PANEL   GAIN _________________________________________________________________________________________ TREBLE _______________________________________________________________________________________ ___________________________________________________________________________________________ BASS _________________________________________________________________________________________ PRESENCE ____________________________________________________________________________________ MASTER _______________________________________________________________________________________ CHANNEL SELECT ______________________________________________________________________________ MODE SELECT _____________________________________________________ ____________________________ POWER _______________________________________________________________________________________ STANDBY _____________________________________________________________________________________ 9-10   REAR PANEL   AC MAINS SOCKET _____________________________________________________________________________ FUSE _________________________________________________________________________________________ EFFECTS LOOP (SERIES) _______________________________________________________________________ 10-11...
  • Page 5: Overview

    取扱説明書 OVERVIEW Fillmore™ 50™は、 Boogie® アンプのファミリーから枝分かれした、 新しいヴィンテージのボイシングとスタイルをもったアンプです。 ソフトクリップしたサウンドからサチュレーションが効いたゲインサウンドーMESA/Boogie史上最も表現力豊かなクリーンからミディア ムゲインのサウンドがフィーチャーされています。 このアンプにはいくつかの正反対とも言える特徴が集約されています。 トラディショナルなルックスとサウンドのキャビネッ トデザインなが ら、 それぞれに3タイプのパワフルなモードをもつ全く同じ構造のチャンネルを2つ備えたアンプレイアウトとなっています。 基本的な回路 の構造については、 1950年代最高のデザインのアンプに敬意を表しながら現代のニーズを満たすためのモディファイやアップデートが 施されており、このクラシックサウンドを最大限に引き出すためのハイパーチューニングによってそのスピリッ トとキャラクターに満ちたハ イゲインパフォーマンスを実現しています。 瞬間的かつ直感的に欲しいサウンドに辿り着くためのシンプルなコントロールは、 機能が豊富 なアンプでしか得ることのできないような汎用性も持ち合わせています。 しかし私たちにとっては、 クラシックな アンプの進化におい てこれは明らかに自然なステップです。 Fillmore™は単にBoogieファミリーに新たに加わったアンプではありません... ニュータイプのBoogie DNAを生まれ持ったアンプな のです。 そして、ソウルフルなサウンドを奏でるこのFillmoreには、MESA/Boogie社草創期に誕生したBoogieアンプのルーツと も言えるサウンドのDNAが刻み込まれています。Randall Smithが初めて生み出したBoogieアンプもFillmoreと同じ構造に基づ のサウンドと回路が一躍脚 Fillmoreが、その美しさと本質を蘇らせます。 クラシックロック界の大物たちがライブを行った、アメリカ東海岸 ― 西海岸にあった今や伝説となっているライブハウス は、非常にレスポンシブで繊細な音のニュアンスを表現し、実際にこの と呼ばれています。絶妙なサチュレーションは、あなたのプレイスタイルをさらに魅力的に響かせることでしょう。 Markシリーズの成功により、長らく眠り続けてきたBoogieの新しいアンプFillmoreを今すぐに体験してください。このアンプ がもたらすインスピレーションがないまま、あなたはすでにあまりにも多くの時間を過ごしてしまいました。さらに時間が経っ た後で情報を得ることもできるでしょう。ですが、MESA/Boogie社は、強い決意とともにFillmoreをMESA製品の中で一番操 作性面で扱いやすいアンプとして生み出しました。 Boogie 最高の秘密だったFILLMORE™がついに明かされ、新しいレベルの情熱の火を灯すためにあなたを待っています。私た ちは、このアンプがあなたをその場所に連れて行けると確信しています。   FRONT VIEW: FILLMORE™ 25 DRIVE DRIVE...
  • Page 6   IDENTICAL CHANNELS(同一チャンネル) FILLMORE™は2つの同じレイアウトのチャンネルを備えています。 クリーン〜オーバードライブの全てのニーズをカバーする3つのモード があり、 事実上、 想像しうる全てのサウンドをその中で見つけることができるでしょう。 私たちは何十年にもわたって、 ほとんどのプレーヤー、 特にFILLMORE™が目指すスタイルのカテゴリーでは、 同じゲインストラクチャーの わずかなバリエーション、 またはサウンド的に密接に関連した異なるゲインストラクチャーを使用する傾向であることを発見しました。 Fillmoreの同一チャンネルのプラッ トフォームは、 非常に幅広いスタイルとプレイヤーのためのフッ トスイッチで切替可能な2チャンネルの フォーマッ トで、 最大のフレキシビリティを実現しています。 2つのチャンネルのモードをCLEANに設定し、 1つを完全クリーンのコードワーク用に、 もう1つをプッシュ、 もしくはソフトクリップさせたコ ードワークやシングルノートでのプレイで使用したり、 お好みのオーバードライブペダルと合わせて使用することができます。 他にも、 いず れかのゲインモードを使用したクラシックなクリーンとオーバードライブサウンドの組み合わせや、 さらに、 チャンネル1のDRIVEモードでク ランチリズムサウンド、 チャンネル2のHIモードでハイゲインのリードトーンを設定することもできます。 Fillmoreのチャンネルレイアウトと モード機能によって、 サウンドの組み合わせに無限の可能性があるのです。 それら全てを探求し、 自分に最もマッチするサウンドと切替可能 なオプションをどう使用するかはあなた次第ですが、 MESAでは何よりもそれを簡単かつ直観的に行えることがベストであると考えました。 THE CHANNEL MODES   CLEAN の回路に寄せたデザインとなっていますが、...
  • Page 7 適切なブレンドになるように試してみてください。 このコントロールの比率はコードワークにはそれほど重要ではありませんが、 GAINコント 歌うようなシングルノートのソロを求めるのであれば、 上記の3つのトーンコントロールを低い領域で設定する必要があります。   HI   HIモードは、 各チャンネルの3つのモードの中で最もハイゲインで、 DRIVEモード同様に繊細な表現力のクリップから激しいオーバ ードライブまで幅広いサチュレーションサウンドを備えています。 DRIVEモードとHIモードのオーバーラップはGAINコントロールのセンタ ー付近までで、 そこから上の領域では、 モダンなメタルサウンドを除けばほとんどの場合で十分なサステイン、 ハーモニクス、 コンプレッショ ンを引き出し、 全ての真空管のサチュレーションをさらに解放し始めます。 そのサウンドのテーマは、 数多のレコーディングで使用されてき た70年代後半〜80年代前半のCrunch RhythmやLeadサウンドに敬意を払ったものとなっており、 当時のMESA/Boogieアンプのサウ ンドと、 同時に人気のあったクラシックなブリティッシュアンプのサウンドを最高の形で追求したものとなっています。 このモードは、 50年代 にカリフォルニアで誕生したすばらしいツイードカバーのアンプに近いアメリカンな回路に仕上がっています。 GAINコントロールを12時以 HIモードではまた、 トップエンドがやや丸くなり、 ハーモニクスがより良いシングルノートのレスポンスと歌声のようなキャラクターを生み出 すように形成されています。 このヴォイシングはシングルノートのソロプレイに非常によくマッチしているので、 メロディーワークでの歌うよ うなトーンを可能にします。 また、 TREBLE、 MID、 PRESENCEを少し高めに設定すると、 DRIVEモードのヴォイシングに近くなることがあ ープンではない"ように聴こえることがあるかもしれません。...
  • Page 8: Getting Started

      GETTING STARTED   1. アンプを箱から出したら、 全ての真空管がソケッ トにしっかりと取付されていることを確認してください。 2. 電源ケーブルを接地された(3ピン)コンセントに接続します。 3. フッ トスイッチを箱から出して、 付属のモノラルケーブルでフロントパネルの一番左のFT. SW.ジャックに接続します。 4. ヘッ ドタイプの場合は、 スピーカーエンクロージャーをリア ・パネルの適切なインピーダンスマッチングしたSPEAKER OUTPUTに接 続します。 通常は8ΩのSPEAKER OUTPUTジャックに接続します。  初めてこのダイナミックで爆発的なレスポンスを誇るアンプを使用す る場合は、 最大限のパワーポテンシャルと最高のトーンバランスを確かめるために8Ωの負荷での使用が望ましいでしょう。 コンボタイプは 8Ωスピーカーを内蔵しており、 適切なインピーダンスのSPEAKER OUTPUTに既に接続されています。  そうでない場合は、 スピーカー ケーブルを8ΩのSPEAKER OUTPUTジャックに接続し直してください。 5. POWERスイッチをONにした後、 STANDBYスイッチはSTANDBYのポジションで30秒以上待機します。 これにより、 真空管内でフィ ラメントが使用される前にウォームアップされます。 このコールドスタートの手順を毎回行うことで真空管の寿命が向上します。 6. エフェクトプロセッサーをEFFECTS LOOPに接続する場合は、 ここで接続してください。 適切な接続と操作についてはこのマニュアルの EFFECTS LOOPの項を参照してください。 まず最初に、 プロセッサーを使用せずにアンプのサウンドをチェックすることをお勧めします。 プロセッサーを使用する前にアンプオンリーのサウンドを聴いてアンプそのもののサウンドを知ることで、 プロセッサーがアンプのサウンドを 損ねた場合に気がつく ことができるでしょう。 Loopを使用する場合は、 プロセッサー側のINPUTレベルが中〜低設定かチェックして、 FILLMORE™のSTANDBYをONにしたらレベルをゆっく...
  • Page 9: 役立つヒント

      役立つヒント NOTE: 重複する情報について : このマニュアルを読み進めていくにつれて重複する情報やセクションが出てくると思いますが、 これは注意 喚起のために繰り返されています。 興味のあるセクションしか読まない方にも注意を向けてもらうことができ、 またFILLMORE™について 知っておかなければならない重要なポイントを繰り返している場合もあります。 最初から最後まで漏らさず読む方にはご迷惑をおかけしま すが、 将来このマニュアルの特定の部分を素早く参照する際に有効になるはずです。   ・DRIVEモードとHIモードでは、 特にGAINが高めの設定のときにはBASSコントロールをあまり高く設定しないように注意して下さい。 BASSコントロールを過度に上げると、 アタックがぼやけてレスポンスが遅くなります。 基本的なルールとしては、 GAINを上げるときは BASSの設定を下げてください。   ・各モードにおけるGAINとTREBLEコントロールは、 最もよく効く トーンシェイピングコントロールであるため、 調節の際には注意が必要で す。 それらは全てのモードにおいてアタックの性格やサウンドの方向性のほとんどを決定します。 全てのモードで聴く ことのできる優れたサ ウンドの多くは、 これら2つのコントロールが真ん中く らいの設定のときに発揮されます。   NOTE: GAINが高めに設定されているときは、 真空管のマイクロフォニックによる金属的なノイズを発生させないためにTREBLEの設定を あまり高く(2時以上)上げないようにして下さい。   ・ アンプを演奏するときは、 少なく とも1台のスピーカーキャビネッ トをフロアに接地させて、 その同じ場所で立って演奏した方がサウンドが より良く聴こえたり感じたりするかもしれません。...
  • Page 10: Treble

    能とするクリーンサウンドに最適で、 トップエンドの倍音が 弾けてアタックがとても速くなっています。 DRIVEモードとHIモードは、 ゲインが わずかなこのゾーンでスレッショルドサウンドを出力するように調整されていますが、 ギターが本来持つキャラクターが損なわれることはあ りません。 サチュレーションによって圧縮されていないダイナミクス豊かなサウンドがそのまま残っているため、 DRIVEモードとHIモードで はクリッピングしたコードワークに使用するのに最適です。   GAINコントロールの中域(11時〜2時)は、 もっともバランスが取れたサウンドが得られるところで、 暖かみのある豊かなサウンドで、 アタッ クがきめ細かく、 良いダイナミクスを持ったサウンドを作り出すことが可能です。 CLEANモードでは、 素晴らしいコードワークのレスポンス と豊かさ、 そしてまたコシのあるサウンドが得られます。 ピックアップの種類や出力の強さにもよりますが、 ここはヘッ ドルームが減少を始め る、 ゲイン的にクロスオーバーするポイントの近くであるため、 クリーンサウンドとかすかなサチュレーションの間でクリップしないように注 意しなければなりません。 DRIVEモードとHIモードで最も表現力豊かな最高のサウンドのいくつかはこのゲイン領域で得られますが、 理由 は音がここから良い感じにこもり始め、 美味しいチューブ・オーバードライブのサウンドが得られるからです。 DRIVEモードとHIモードで12 時ぐらいに設定すると、 コードワークをクリップさせたりシングルノートでのプレイにマッチした十分な歪みが得られますが、 コンプレッショ ン感はそれほど多くはありません。   GAINの一番高めの領域(2時〜5時)は、 特にDRIVEモードで、 完全に歪んだサウンドとなります。 ここからはシグナルがローエンドで太くな り、...
  • Page 11: Mid

      MID   MIDコントロールはミッ ドレンジの広い範囲で作用し、 TREBLEのセクションで述べたように、 かなりの量の"低―高域"の周波数 が伴います。 この高域は、 TREBLEやPRESENCEのものよりも低い領域ですが、 サウンドミックスの中でアンプのサウンドにパンチを与え たり抜けを良くするときに重要です。 CLEANモードでのバッキング、 しかしながら実際は広く全てのチャンネルにおいて、 MIDを低めの設定(7時半〜10時)にするとミッ ドレン ジのアタックをいく らかカッ トしボトムエンドをより息づかせ、 ハーモニクスがトップエンドに影響してよりきらめく高域が増したオープンな サウンドとなります。 また、 この領域は演奏しやすく、 弦を弾く際により弾力を感じることでしょう。 シングルコイルのギターであれば、 タイト でゴムのようなアタックと弾むような低音のキャラクターが得られ、 ブルーズやR&B、 カントリーなどほとんどクリーンサウンドのスタイルに マッチします。 MIDの中間の領域(10時〜1時)では、 パンチとアタックが大きくなり、 より性急さも加わって、 マホガニーギター使用時の抜けを良く しサウ ンドに輪郭を与えるの最適です。 トップエンドがMIDコントロールの範囲の中で姿を現し始め、 コードサウンドがより押し出され、 パンチの 効いたキャラクターとなって美しく鳴り始めます。 コントロールをさらに上げると(1時〜5時半)アグレッシブなサウンドとなり、 MIDの領域内で支配的かつ過激なトーンを生み出します。 この 範囲になると、...
  • Page 12: Presence

    CLEANモードでは、 サウンドに暖かみや迫力をブレンドするのにBASSコントロールでバランスを取ることが出来ますが、 ミックスの中でア タックやきらめきは強くはありません。 GAINの設定によっても異なりますが、 GAINをより低めにすると少し高めのBASS設定が可能になり ます。 ベストなポイントに ついては色々試してみることが必要ですが、 大まかなガイドラインとしては、 GAINを上げたらBASSは下げたほう がよいでしょう。 このアプローチに従えば、 より簡単にすばらしいサウンドを見つけることができるでしょう。 例: ・GAINを12時の位置にする場合 ― BASSは1時の位置   ・GAINを1時の位置にする場合 ― BASSは12時の位置   ・GAINを2時の位置にする場合 ― BASSは11時の位置    繰り返しますが、 これはコントロールにおけるコンセプトの大まかな1つの例です。 使用するギター、 スピーカーキャビネッ ト、 ルーム、 ステー ジ上のライブ、 屋内と屋外の違いなどによって、 オフセッ トの差はこの例とは異なることがあります。 DRIVEモードとHIGHモードのBASSコントロールの高めの帯域は、 CLEANモードの低域の設定よりもより高い設定が可能です。 BASSの 設定を12時から3時ぐらいに設定するのが一般的です。 BASSを高めに設定するときはGAINを低めに、 GAINを高めに設定するときは BASSの設定に注意することが必要です。 GAINを下 げる(9時半〜12時)と、 サウンドがよりタイトになり、 BASSコントロールによって豊か なローエンドのエアー感を作り出せます。...
  • Page 13: Master

      MASTER   このコントロールは各モード/チャンネルの全体の音量を決定します(プリアンプ部の最終段に位置します)。 GAINコントロ ールとのコンビネーションでプリアンプの信号強度(チャンネルのパラメーターを含みます)を、 演奏する音量に合わせて決定します。 使用す るチャンネルでコントロールの設定が終わったら、 MASTERコントロールで各チャンネルの音量のバランスを取って下さい。 チャンネルごとの演奏ボリュームを調整するのに加えて、 MASTERは、 シグナルパスの上流にあるGAINコントロールと連動して、 EFFECTS LOOPのEFFECTS SENDレベルコントロールの役割も果たします。 レベルはSENDで最適化されており幅広いサウンドに対応 しているので、 Loopを使用していないときはこれらの3つの要素がシームレスに連携してトーンが損なわれないように保護します。  Loop を使用すると、 プロセッサーのサウンドを損なうことなく、 プロセッサーをFILLMORE™とうまく連携させることができます。 ただし、 シグナ 力回路、 エフェクトプロセッサーやエンジンをもったハイクオリティなプロセッサーを使用してみてください。 全てのチャンネルにおいての通 常そしてベストなパフォーマンスを得るには、 MASTERコントロールの設定を9時半〜1時の範囲に設定します。 すばらしいサウンドの多く は、 ステージで使用するのに適切な音量として10時〜12時あたりの設定で得ることができます。 あるヴィンテージ主義の人達は、 チャンネルのMASTERをフルの状態にしてGAINコントロールをMASTERとして使う、 MASTERコント プリアンプの出力をパワー・セクションの感度に調整または "チューニング"するために、 回路内のその場所にディスクリート抵抗が取付さ れています。 MASTERコントロールは、 設定における可能性を幅を無限に広げる可変抵抗に過ぎず、 サウンドの損失は一切なくアンプを使いやすく し ます。 あなたがこの古いアプローチにこだわるなら、 ぜひこの方法でFILLMORE™を使用してみてください。 アンプを傷つけることはありま せん。...
  • Page 14: Rear Panel

    コールドスタート時(演奏していない状態)からの手順: (アンプの電源を3分以上OFFにするときは、 常にこの手順を踏んで下さい) 1. STANDBYスイッチを"STANDBY"の位置にしておきます。 2. POWERスイッチを"ON"に切り替えます。 3. 30秒ほど(またはそれ以上)待って、 真空管の暖気を行います。 4. STANDBYスイッチを"ON"に切り替えます。 NOTE: このコールドスタートからの手順は真空管の寿命と信頼性を確保するのに重要な部分です。 電球のように、 最も消耗するのが電源 が入った瞬間(ほんの少しの、 最初の数秒)です。 また電球のようにもし調光器が付いていて最初の数秒のボルテージを下げられるのであれ ば、 さらに寿命を延ばすことが出来るでしょう。 STANDBYスイッチはアンプの調光器のようなもので、 上記のような使い方をすれば真空管 (特にパワー管)の寿命を長く し、 ベストなパフォーマンスを得ることが出来ます。 DRIVE DRIVE INPUT POWER FT. SW. STANDBY FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER   REAR PANEL  ...
  • Page 15: Reverb Footswitch

    と良いマッチングが得られるか判断するために、 機材を購入する前にチェックしてみることをお勧めします。 1つのヒントが価格です。 市場価 格で分割すると、 大抵の場合は支払う価格に応じて、 広い範囲で商品の品質と音響性能が得られるでしょう。 テクノロジーの競争は恐ろし いペースで行われ、 機能は常に最先端のものが目指されますが、 アンプに求めるサウンドやフィーリングはあなたが決めるものであり、 エフ ェクトプロセッサー機器を選ぶ際、 そして ・ ・ ・結局のところ、 ピュアなアナログのチューブアンプの真ん中に何を挿入するかということを、 同 様に判断することをお勧めします。 お使いのプロセッサーを接続するには : 1. SEND端子からプロセッサーのINPUTに接続します 2. RETURN端子からプロセッサーのOUTPUTに接続します。 これで接続は完了です。 可能な限り最短のケーブルで接続することを心がけてください。 非常に長いケーブルを使用する場合は、 バッファーを使用してください。 ア ンプのエフェクトループがバッファーされていても、 ケーブルの長さが長くなればなるほど、 サウンドに不具合が発生します。 プロセッサーをエフェクトループに接続するときは、 常にシールドされた高品質のケーブルを使用してください。 あなたのプロセッサーの品質をチェックし、 またレベルをマッチさせる1つの方法として、 以下の簡単なテストを行ってください。 : まず、 ループにプロセッサーを接続せずにサウンドを設定します。 音をしっかり聴いて、 フィーリングを覚えてください。 次にプロセッサーをループに接続します。...
  • Page 16: Speaker Outputs

    バーブが非常に高いレベルで設定されたときに最も顕著となります。 もしこのような現象を経験したことがあれば、 最初は単純にGAINと Reverbレベルを抑え目に設定し、 またトーンコントロールも個々に調整してサウンドを安定させ、 かつフィードバックが起こらないように します。   SPEAKER OUTPUTS   これらはキャビネッ トへのスピーカーアウト端子で、 コンボタイプの場合は内蔵スピーカーへ使用されること になります。  先に述べたように、 他のスピーカーとの互換性からサウンドに至るまでの数多の理由から、 可能な限り8Ωの負荷が好ましく、 そのインピーダンスにおいてアンプが最高のサウンドを出力します。 標準のMESA 8Ω 4x12または1x12エクステンションキャビネッ トを使用してコンボまたはヘッ ドを使用する場合は、 8Ωジャックを使用し てください。  ほとんどのMESA 2x12キャビネッ トは8Ωに配線されており、 このアウトプッ トでも使用できます。 2台目の8Ωスピーカーまたはキャビネッ トを追加する場合、 それぞれを4Ωのアウトプッ トに接続することをお勧めします。 現行のMESAキ ャビネッ トでは、 デイジーチェーン接続を可能にするパラレルジャックも装備しています。 この構成は、 8Ωスピーカーを別々の4Ωアウトプ ッ トに接続するのと同じこととなります。  これにより、 インピーダンスの整合性が向上し、 フルパワーとヘッ ドルームを確保することができま す。...
  • Page 17 REST AREA PAGE 13...
  • Page 18: Factory Sample Settings

    FACTORY SAMPLE SETTINGS CLEAN DRIVE DRIVE INPUT FT. SW. FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER DRIVE DRIVE DRIVE POWER STANDBY FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER DRIVE CRUNCH DRIVE DRIVE INPUT FT. SW. FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS...
  • Page 19 FACTORY SAMPLE SETTINGS PUSHED CLEAN DRIVE DRIVE INPUT FT. SW. FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER DRIVE SOLO DRIVE DRIVE POWER STANDBY FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER DRIVE “CLEAN” DRIVE DRIVE INPUT FT. SW. FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE...
  • Page 20: User Settings

    USER SETTINGS DRIVE DRIVE INPUT POWER FT. SW. STANDBY FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER DRIVE DRIVE INPUT POWER FT. SW. STANDBY FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER DRIVE...
  • Page 21 USER SETTINGS DRIVE DRIVE INPUT POWER FT. SW. STANDBY FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER DRIVE DRIVE INPUT POWER FT. SW. STANDBY FT. SW. CHANNEL GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER DRIVE...
  • Page 22: Tube Troubleshooting Guide

    真空管のノイズについて : 状況によって、 真空管のノイズを経験したことがあるでしょう。 危険性があるというわけではなく、 トーンに影響するものです。 真空管の交換 は電球を変えるようなもので必ずしも技術者に依頼しなければならないというものではなく、 実際にやってみるとそう難しいことではありま せん。 (ですが、 やはり慣れていない方には楽器店に相談の上、 技術者による交換を依頼することをお勧めします)。 真空管を交換する際に最初に我々がお勧めしたいのは、 アンプを安定した台の上に載せて頂く ことです(そうすれば腰を曲げることなくアン プ内部の真空管を確認出来ます)。 また、 真空管を交換する際に照明が当たってチューブソケッ トがはっきり見えます。 アンプを使用した後 で真空管に触る際は、 大変高温になっていますので十分に注意して下さい ! まだ熱を感じる場合は、 布きれ等を使って真空管を持つよう にします。 また真空管のシルバーの先端の下のガラス部分はあまり熱を帯びていないのでそこを持った方が交換しやすいはずです。 また真空管をソケッ トに固定する際も、 外す際と同様に優しく持ちます。 パワー管の問題を診断する : パワー管の問題は主に二つあります : ショートか、 ノイズです。 たいていそのどちらかの問題に陥るのですが、 診断と処理は通常シンプルで す。 フューズが飛ぶときは、 軽度か重度かに関わらずたいていがパワー管の故障が原因です。 軽度の場合は、 電子流が制御格子を超えて、 過電 流が流れるというものです。...
  • Page 23 プリアンプの真空管の問題を診断する : チューブ仕様のアンプを使用したことがあれば、 プリアンプの真空管ノイズを経験したことがあるかも知れません。 しかし、 これがすぐに故 障に繋がるというわけではありませんので、 安心して下さい。 この不安を解消する一番の近道は、 真空管を交換することです。 最初に、 なるべくアンプのパフォーマンスを落とさないためにも、 少なく ともいくつかの予備のプリ管を準備しておくのが良いでしょう。 ちょ っとしたプリ管の問題というのは、 主に二つのカテゴリーに分けられます : ノイズと、 マイクロフォニックノイズです。 ノイズの種類は、 パチパ チ音であったり、 ホワイトノイズ、 ヒスノイズ、 ハムノイズ等があります。 マイクロフォニックノイズとは、 ゲインや音量を大きく したときに、 金 属的かつ周波数の高いサウンドでハウリングを起こすものです。 マイクロフォニックノイズは、 楽器側の音量を絞ったり、 楽器をアンプから 離すことでハウリングが止まるかどうかで、 問題を分けることが出来ます。 (ハウリングがピックアップのフィードバックによるものであれば、 これでハウリングが止まるからです)。 また機器の振動やショックによっても 引き起こされます("マイクロフォンを叩く"というのが、 マイクロフォニックノイズの語源になっています)。 1つのモードやチャンネルのみでプリ管の問題が起こるのであれば、...
  • Page 24: Speaker Hookup Guide

    PAGE 20...
  • Page 25 トータル の PAGE 21...
  • Page 26 接続方法-アンプからスピーカーキャビネットへ SPEAKERS SPEAKERS 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 Ohm Cabinet 4 Ohm Cabinet SPEAKERS SPEAKERS 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 Ohm Cabinet 16 Ohm Cabinet 安全なミスマッチ...
  • Page 27 接続方法-アンプからスピーカーキャビネットへ SPEAKERS 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 Ohm Cabinet 8 Ohm Cabinet PAGE 23...
  • Page 28: Tube Task Chart

    PAGE 24...
  • Page 29: Parts List

    PAGE 25...
  • Page 32 ™ ®...

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