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Do you have a question about the California tweed 6V6 4:FORTY and is the answer not in the manual?

Questions and answers

Summary of Contents for MESA ENGINEERING California tweed 6V6 4:FORTY

  • Page 1 取扱説明書...
  • Page 2 Hello from the Tone Farm この度はCALIFORNIA TWEED™をご購入いただきありがとうございます。 そしてMESA/Boogie®ファ ミリーへようこそ ! あなたが選んだこのアンプは、 ビンテージ・チューブアンプが持つ最上級の品格と、 性 能の新しい領域に到達する革新的なイノベーションを併せ持ったモデルとして深い伝統を纏っています。 その機能を一目見れば、 それはその形式に忠実でありながら、 伝統が尊重・遵守されている一方で現代的 なフレキシビリティと最先端の出力パワーにおける機能を実現するために見直されアップグレードされて います。 その血統は、 MESAの最初期のMARK I™やそのルーツにもなったギターアンプのごく初期の時 代に遡りますが、 トラディショナルなトーンで新しいサウンドを創造することができるブレイクスルーが含 まれています。 いかなる点でも比類の無い、 オリジナルであるこのアンプを演奏すれば誇らしい気持ちにな ることでしょう ! まさにあなたのように ! 我々は50年に渡って、 素晴らしいものを提供することをミュージシャンに対しての真摯な約束として考え ており、 我々自身がそうして欲しいと望むように1人1人の方に対応し、 選択したアンプについて本当に納 得してもらえることを保証します。 また我々は、 あなたの新しいアンプがあなたを微笑ませ、 最初にアンプ にプラグインしてからものの数分であなたをインスパイアさせる自信があります。 ですが本当に喜ばしいこ とは、 最初にお金を払ったことが記憶から消し去られた後に、 さらにあなたが新しくそしてインスパイアさ れるサウンドを発見することであり、...
  • Page 3: Table Of Contents

    Table of Contents 使用上の注意 OVERVIEW ____________________________________________________________________________________ 1-2 GETTING STARTED ______________________________________________________________________________ 3 役立つヒント ________________________________________________________________________________ 4   FRONT PANEL   INPUTS ________________________________________________________________________________________ 5 GAIN _________________________________________________________________________________________ 5-6 TREBLE _______________________________________________________________________________________ 6 MID   __________________________________________________________________________________________ 6-7 BASS _________________________________________________________________________________________ 7-8 PRESENCE _____________________________________________________________________________________ 8 MASTER ______________________________________________________________________________________ 8 REVERB _______________________________________________________________________________________ 9 POWER SELECT ______________________________________________________________________________ 9 POWER _______________________________________________________________________________________ 10...
  • Page 5: Overview

    取扱説明書   OVERVIEW   この度はCalifornia Tweed™ 6V6 4:Fortyをご購入いただき誠にありがとうございます。 そしてMESA/Boogie®の世界へようこそ。 この アンプは、 当社のマルチチャンネルタイプのアンプと比較するとシンプルで直観的な構造ですが、 他のアンプに引けをとらない卓越性と徹底 したディテール、 そして洗練されたパフォーマンスを発揮します。 えつつ、 扱いやすいコントロールで本物の6V6管のトーンをお楽しみいただけます。 クセになるような想像力をかき立てるフィールは、 あな たの音楽活動をより豊かに彩るでしょう。 1960年代後半、 サンフランシスコのベイエリアでアンプのリペア職人として数多のスター達を支えたRandall Smithは、 Leo Fenderが生 み出した50年代のツイードアンプの回路に強く感銘を受けてオリジナルアンプの開発をスタートしました。 彼は、 ツイードアンプ特有のオ ーガニックなボイシングやパワフルなコントロール、 そしてクリーン〜クリップ間のスムースなサウンドを非常に好みました。 この素晴らしく タイムレスなサウンドのプリアンプを土台として、 彼の(そして世界で)初めてのブティック ・ギターアンプの探求が始まったのです。 それから 50年の時を経て、 ツイードアンプの機能と6V6管のキャラクターをベースにしたアンプの開発に立ち返りました。 原点をリスペクトしつつ、 50年間ハンドメイドでハイゲインアンプを開発し続けた経験の向こう側にある、 新たな領域へ踏み込んだのです。 トラディショナルなプリアンプセクションは、 Gain、 Master、 各ToneコントロールにPresenceというシンプルでわかりやすい構成になって よりも一歩進んだものになっています。 真空管については、 ブティックアンプを象徴する忠実なヴィンテージサウンドを実現しましたが、 私 達はそこに革命的な機能を追加しました。...
  • Page 6 5段階の出力オプションは、 2種類のオペレーションクラスと3種類の配線パターンの組み合わせによって決定されます;  40W = 4 x 6V6 Class AB Pentode 30W = 4 x 6V6のうち2 x Class AB Pentode、 2 x Class AB Triode 20W = 2 x 6V6 Class AB Pentode 10W = 2 x 6V6 Class AB Triode 2W = 2 x 6V6 Class A Parallelのうち1 x Pentode、 1 x Triode これら全てのワッテージを活用すれば、 どのようなジャンルや環境での演奏にも対応することができます。 パフォーマンスの最中でも、 シー ムレスにパワーレベルを上下に切り替えることが可能です。 パワーアンプのテクノロジーが進化したことで、 スイッチ切替ひとつでヘッドルームやコンプレッションを自在に変化させ、 演奏環境にベス トマッチするスウィートで心地よいクリップ感を瞬時に得られるようになりました。 トラディショナルなシングルチャンネルアンプの使いやす さと柔軟性をさらに拡大し、 パワーセクションのパフォーマンスやサチュレーションによるさらに幅広いサウンドを得られるようになったので す。 リバーブについても、 マルチチャンネルの他モデルとは音も内部コンポーネントも異なり、 古き良きアンプのファンにとって最も馴染みのあ るサウンドになるようにチューニングしました。 瑞々しくディープでブライトなボイシングと、 ヴィンテージ らしいロングディケイを備えて います。 ツイードをベースにしたプリアンプセクションと、 POWER  SELECTロータリースイッチで切り替えられるパワーセクションで作ら れたサウンドを、 より豊かに彩るアンビエンスを醸し出します。 このリバーブによってCalifornia  Tweedの個性やキャラクターが完全なも のになっており、 間違いなく過去最高のReverbと言えるでしょう。 California  Tweedのリアパネルは、 フロントパネルとマッチするように直観的でシンプルなデザインを崩さない要素だけに絞りましたが、 それでいてモダンな需要も十分に満たせるものに仕上がっています。...
  • Page 7: Getting Started

      GETTING STARTED   1. パッケージを開封したら、 全ての真空管がしっかりとソケッ トに差し込まれているか確かめてください。 輸送中の振動によって緩んでいる 場合があります。 2. AC電源ケーブルをグラウンド処理されている3ピンのACコンセントに差し込んでください。 3. ヘッ ドタイプの場合は、 リアパネル内の適切なインピーダンスのSPEAKER OUTPUTにスピーカーキャビネッ トを接続してください。 通 常は8ΩのOUTPUTジャックを使用します。 フルパワーかつ最適なトーンバランスで、 ダイナミックで弾けるようなサウンドをお楽しみいた だくために、 最初は8Ωへ接続することをお勧めします。 コンボタイプは8Ωのスピーカーを内蔵しており、 出荷時に適切なインピーダンスの SPEAKER OUTPUTに接続されています。 万が一他のジャックに接続されていた場合は、 8ΩのSPEAKER OUTPUTジャックに接続しな おしてください。 4. POWERスイッチをON(右)に切り替えた後、 最低でも30秒間はSTANDBYスイッチをSTANDBY(左)のポジションのまま待機してくだ さい。 これで真空管内部のフィラメントが使用可能な状態までウォームアップされます。 起動時に必ずこの手順に従えば、 真空管の寿命を 延ばすことにもつながります。 5.  EFFECTS  LOOPを使用する場合は、 このタイミングで機器を接続してください。 EFFECT  LOOPへの接続や使用方法については、 こ のマニュアルのEFFECTS LOOPの項をご参照ください。 最初はエフェクターを通さずにCalifornia Tweedを試していただく ことをお勧め します。...
  • Page 8: 役立つヒント

      役立つヒント NOTE:  <重複する情報について>このガイド全体で、 しばしば同じ情報を繰り返し記載している箇所がありますが、 これは、 該当ページだけ を読めば必要な情報を得られるようにするためです。 また、 California  Tweedについて知っておくべき事項も同様に繰り返し記載していま す。 冒頭から最後まで通して読んだときに、 煩わしく感じた方がいたら申し訳ございません。 しかし、 アンプの使用中に欲しい情報をすぐに 手に入れたいと思った時には役に立つはずです。 ・ 最初にアンプを使用する際はNORMALインプッ トを使うことをお勧めします。 こちらを使えば、 どのようなギターでも、 クリップ/オーバー ドライブまでの混じり気のないフルレンジの音をお楽しみいただけます。 ・  高いヘッ ドルームとクリアなクリーンサウンドが欲しい時にはLOWインプッ トを試してみてください。 同時にPOWER  SELECTロータリ ースイッチを40Wに設定することをお勧めします。 少し暗いトーンになりますが、 NORMALよりもプリアンプがチューブサチュレーション/ クリップし始めるまでのレンジが広くなります。 プレイスタイルに応じてご使用ください。 ・ GAINを高く設定する際は、 BASSコントロールを上げすぎないように注意してください。 BASSコンとろるを過度に上げすぎると、 ルーズ ・ GAIN とTREBLE は音作りに最も大きく影響するコントロールですので、 調節の際には注意が必要です。 これら2つのコントロールが、 ア タックのキャラクターを始めとしたトーン全体の個性を決定づけます。...
  • Page 9: Front Panel

      FRONT PANEL     INPUT       California Tweedには2つの入力ジャックを搭載しており、 それぞれゲインレベル、 ピックアップの出力レベル、 そしてトーンが 異なります。 NORMAL  Inputを使用すれば、 楽器からの最大音量をプリアンプの初段に入力できます。 GAINを11:30〜12:00以降に設定すると、 ピッ クアップの出力に応じてクリーン〜オーバードライブサウンド間の移行がよりタッチセンシティブになります。 GAINを上げていく と、 プリア ンプセクションとパワーアンプセクション(POWER  SELECTスイッチで設定したワッテージに応じる)をさらにプッシュして、 より容易にクリ ップ/オーバードライブサウンドを得ることができます。 またNORMALインプットは音色もブライトで、 楽器の倍音成分をより多く プリアンプに送ります。 これによりトーンコントロールの効きが機 敏になり、 またゲインレベルも最大まで上げることができます。 本機のトーン回路の開発時は、 全てのゲインレベルをカバーし本機の最大 限のポテンシャルを引き出せるNORMALインプットで主に調整を行いました。 最初はNORMALインプットを使って様々なトーンをお試し いただく ことを推奨します。 これは、 あらゆるギターで混じり気のないフルレンジの音を出すことができるためです。 LOWインプットはプリアンプセクションへの入力時に最大限のヘッドルームをもたらし、 また、 最もクリーンな(よく混同されますが、 クリー ンは必ずしもブライトと同義ではありません)レスポンスとサウンドキャラクターを持っています。 LOWインプッ トを最大音量で使用するには POWER ...
  • Page 10: Treble

    最も高い2:00〜5:00の範囲は全てサチュレーションがかかったサウンドです。 この範囲ではローエンドが太くなり、 トップエンドが後退し て丸みとコンプレッション感のあるサウンドになります。 ピークが低くなることでダイナミクスは遅くなり、 スムースでより滑らかなフィール になります。 GAINコントロールをトップエンドに設定すると、 インプットステージが歪み始めてすばらしいプッシュサウンドを生み出します。 この範囲では、 トラディショナルな クリーンの回路 が、 表情豊かなヴィンテージインスパイアされたソロプレイに適したサウンドに変化し ます。 また、 ハイゲインの設定でもダイオードや真空管を搭載したオーバードライブペダルとも非常にマッチします。 GAINコントロールを最大にした時に、 この トラディショナルな アンプがどれだけアグレッシブなサウンドを出せるか聴いたら驚くかもし れません。 クランチでのリズムギターやロックのソロプレイでその真価を発揮します。 モダンメタル以外ならどんなスタイルにも十分に使え るゲインを備えています。 コードプレイによくマッチする厚みのある倍音も、 シングルノートでのプレイに適した表情豊かでニュアンスのある オーバードライブサウンドも生み出せます。 GAINを最大にすると、 トーンコントロールの効きが弱くなるように感じるかもしれません。 これは各音に非常に強いサチュレーションがか かり、 そのキャラクターは回路の全体的なボイシングによってあらかじめ決定されているためです。 NOTE:  <トーンコントロール>  California  Tweedは、 TREBLE、 MID、 PRESENCEのコントロールにそれぞれ異なるトップエンドの周波 数帯が設定されています。...
  • Page 11: Bass

    1:00〜5:30の領域まで上げるとMIDはアグレッシブになり、 だんだんと音が前面に出てきて目立ってきます。 ここまで上げると、 MIDに隠れ てしまったトーンのリッチさとウォームさをBASSを同時に上げて底上げしないといけないように感じることでしょう。 MIDをこのレベルまで 上げた時のアタックや性急さがお好みであれば、 MIDに寄りすぎたトーンカーブを補うために、 他の全てのコントロールを上げる(ただし、 そ れに合わせてMASTERを下げることをお勧めします)必要があります。 しかし、 全てのトーンを競うように上げていく ことで、 プリアンプセク ションのヘッドルームが失われてしまう可能性があります。 トーンコントロールからの出力が高すぎるせいでクリップしてしまう場合は、 どこ かで引き返す必要があるでしょう。 MIDを上げた場合も、 GAINコントロールで設定を上げた時と同じ状態になってしまいます。 低めの設定(7:30〜10:30)にすると広がりの あるサウンドで、 跳ねるようなフィーリングのコードサウンドや、 単音プレイではクリーミーでスムースなトーンが得られます。 Gain回路によ って作られる高次倍音成分の大部分はTREBLEによって大きく コントロールされますが、 立体的で倍音に富んだキャラクターが彩ります。 MIDが10:00を超えると、 豊かでパンチのあるミッドレンジが主張し始めサウンドの抜けやバイト感が現れ始めます。 使っているギターやピ ックアップにもよりますが、 このポイントこそが 「70 sらしいクランチ 」と呼ばれるトーンなのです。 このMIDの強さがサウンドにインパクトを もたらす上で肝要であり、 過去40年間にロックの象徴とされたミディアムゲインのトーンを鳴らす上で重要な点なのです。 プリアンプセクシ ョンはトラディショナルな構造であり、...
  • Page 12: Presence

    繰り返しですが、 これはあくまでコンセプトの大まかな例です。 使用するギターやキャビネッ ト、 部屋の音響やステージ上の状況、 屋内/屋外 などによっても大きく変わります。 さらに良い点として、 BASSは他のコントロールからの影響を受けづらいことです。 GAINとの比率さえ考慮すれば、 ある程度バランスのとれ たサウンドに設定できます。 TREBLE、 MID、 およびPRESENCEは、 中〜高域からTREBLEが影響するよりもさらに高い倍音にかかわる音 域までの幅広い範囲をカバーしており、 重複している帯域もあります。 一方、 BASSはリッチなローエンドを操作できる唯一のコントロール なのです。   PRESENCE           このコントロールはTREBLEよりも上の帯域を調節するもので、 通常のトーンコントロールよりもシグナルパスのさらに 下流のパワーアンプセクションに位置しています。 PRESENCEはパワーアンプで高音域を絞って引き締まった影のあるトーンを作ったり、 高音域を開放して倍音を響かせたりするのに有効なコントロールです。 信号のダイナミックさや、 アンサンブル内での抜けの良さを決定づ けるのにも大きな役割を果たします。 低めの設定(7:30〜10:30)では、 コンプレッション感を伴った暖かく丸いサウンドになり切迫感のある高域のダイナミックなアタックは絞ら れます。 設定を上げていく と(11:00〜2:30)トップエンドの占める割合が増えてゆき、 コンプ感よりも 抜け感 が強くなりダイナミクスのピ ークが性急になります。 設定をトップエンド  (2:30〜5:30)まで上げると強烈にアグレッシブなアッパーハーモニクスがサウンドを支配して いき、...
  • Page 13: Reverb

      REVERB           California  Tweedはアナログのオールチューブスプリングリバーブ回路を採用しており、 微かなかかり具合からフルウェッ トの"Surf"レベルまで、 このアンプのヴィンテージインスパイアされたキャラクターを際立たせる瑞々しく広がりのあるアンビエントリバーブ エフェクトを生成します。 これはアンプ全体で最も扱いやすいコントロールです。 なぜなら設定した通りに音が聞こえる上に、 全体の音量や 倍音の響きともあまり関わりがなく、 他のコントロールから独立しているからです。 そうは言っても、 BASSと同様に、 GAINを上げていくにつれてリバーブの設定も注意して調節する必要があります。 しかし幸いなことに、 こ れもさしたる問題にはならないでしょう。 というのも、 ゲインを上げたがるプレイヤーの多くは、 音に広がりを持たせるためにリバーブよりも ディレイを好んで使う傾向があるからです。 しかし例外的に、 ブルーズやルーツミュージックを演奏する際に、 盛り上がるポイントでオーバ ードライブがかったリズムギターを弾きたいという方がいるかもしれません。 クリーンアンプのボリュームを上げることで好みのフレーバーを作り出す、 伝統的な クリップしたクリーンサウンド の世界では、 リバーブ タンクが生むサウンドやそこへのオーバードライブしたインプットは、 それらを増加するアナログ回路と相まって、 オーセンティシティやヴァ イブを醸し出す上で必要不可欠な要素です。 このような使い方をしてみたいのなら、 REVERBを高めに設定するとよいでしょう。 プリアンプ 部のGAINコントロールを上げて、 同時に好みのサチュレーションが得られるまでREVERBを上げてみてください。 ただし、...
  • Page 14: Power

      POWER          このスイッチで、 アンプへの電源供給を操作します。 付属のIECパワーケーブルが適切な電圧のコンセントに接続され、 グラウ ンドも正しく接続されていることを確認しましょう。 付属のもの以外の電源ケーブルを使用しないでください。 アンプに損傷を与えるだけで はなく、 あなた自身に電気ショックが走ったり、 保証が無効になったりする可能性もあります。 必ず下記のコールドスタートの手順に従って ください。 STANDBYをONにする(右側にする)前に真空管を温めるようにしてください。 真空管やその他のパーツを長持ちさせるために必 要な手順です。   STANDBY           この大きなトグルスイッチでパワー管に入力される高電圧を操作します。 コールドスタートの手順に従うことで、 ON時の 真空管への負荷を軽減してアンプを長持ちさせます。 電球と同じように、 真空管は電源をONにするタイミングで最も大きな負荷が加わりま す。 このショックを最小化してゆっく りと温めることで、 真空管の寿命を延ばすことができるのです。 POWERスイッチをONにする前に、 STANDBY状態(左側)になっていることを確認してください。 POWERスイッチをONにしたら、 30秒ほ ど待ってからSTANDBYスイッチをON(右側)に切り替えてください。 STANDBYスイッチは演奏を中断する際(楽器の持替やケーブルの交 換、 休憩時など)にミュートしておくのにも便利です。 長時間STANDBY状態にしておいてもさしたる影響はありませんが、 1、 2時間も使わ ない場合は電源を切る方が賢いでしょう。 電気をムダにすることはありません。 再度電源を入れる時も、 上述のコールドスタートの手順に沿 うようにしましょう。...
  • Page 15: Rear Panel

    6V 6 6V 6     NORMAL POWER 4:FORTY INPUT STANDBY ™   REAR PANEL   tweed ™ CALIFORNIA TWEED ™ HAND-WIRED VACUUM TUBE IN PETALUMA, WARNING: AMPLIFIER CALIFORNIA, USA Unplug power before EFFECTS DYNA-WATT™ POWER SPEAKERS (USE SHIELDED CABLE) TUBE GUIDE servicing fuse or chassis 5 x 12AX7 POWER FUSE...
  • Page 16: Rev Ftsw (Reverb Footswitch ジャック)

    プロセッサーをエフェクトループに接続するときは、 シールドされた高品質のケーブルを使用してください。   プロセッサーの品質をチェックし、 またレベルをマッチさせる1つの方法として、 以下の簡単なテストを行ってください。 まず、 プロセッサーを ループに接続せずにサウンドを設定します。 サウンドを聴いて、 フィーリングを覚えてください。   次にプロセッサーをループに接続します。 そして上記と同じくサウンドを聴いてみてください。   California  TweedのSENDとRETURNからケーブルを外してサウンドが良くなったりレベルが上がったりするようであれば、 プロセッサー 側のレベル設定が低すぎることが原因です。 また、 プロセッサーのインプッ トレベルやアウトプッ トレベルコントロールでレベルのバランスが うまく取れない場合、 プロセッサー自体の仕様がエフェクトループにマッチしていない可能性があります。 エフェクトループからケーブルを外して信号レベルが下がってしまう場合は、 プロセッサー側の入力レベルまたは出力レベルを下げてくださ い。 プロセッサーをエフェクトループに接続したり、 エフェクトループから再度取り外す作業を繰り返して、 レベルに差がなくなるかまたは 差がごくわずかになるまでテストを繰り返してみてください。   REV FTSW (REVERB FOOTSWITCH ジャック)                            この1/4”ジャックにオプションのフットスイッチを接続して、 リバーブのON/  OFFをリモートコントロールすることができます。 リバーブをコントロールするには、 シールドされているケーブルを使用して、 標準的なラッ チング(モーメンタリではない)タイプのフッ トスイッチを使用することもできます。   SPEAKER OUTPUT             キャビネッ...
  • Page 17 以下は、 いくつかの一般的かつ正しいスピーカーアウトとの接続例です ; ・ 1台の8Ωキャビネッ ト ― 8Ωのスピーカーアウトに接続します(1台のMESA 8Ωキャビネッ トを使用)。   ・  2台の8Ωキャビネッ ト  ― それぞれ4Ωのスピーカーアウトに接続するか、 または1台のキャビネッ トをMESAキャビネッ トのパラレルイン プッ トに接続し、 2台目をMESAキャビの他のパラレルジャックに接続します。   ・ 1台の4Ωキャビネッ ト ― 4Ωのスピーカーアウトに接続します(4Ωキャビネッ トのいずれかを使用)。     ・ 2台の4Ωキャビネッ ト ― 接続はお勧めしません ! 本機のアウトプッ ト トランスは2Ω抵抗を接続するようには設定されていません。   ・ 1台の16Ωキャビネッ ト ― 8Ωのスピーカーアウトに接続します(最大出力が若干下がります)。   ・ 2台の16Ωキャビネッ ト ― パラレルボックスまたは"Y"コネクターを使用して、 8Ωのスピーカーアウトに接続します。 これらの一般的なスピーカーの接続方法は、 考えうるであろう幅広いセッティングのほとんどをカバーすると思います。 またここに挙げてい ない他の一般的ではない方法もあり、 その内のいくつかは安全かつユニークなサウンドのものもあると思います。 接続方法に迷った際は詳し い技術者に確認して、...
  • Page 18: Factory Sample Settings

    FACTORY SAMPLE SETTINGS SWEET VINTAGE CLEAN GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER REVERB MULTI-WATT ™ NORMAL POWER 4:FORTY INPUT STANDBY ™ tweed ™ CALIFORNIA TWEED HAND-WIRED ™ VACUUM TUBE IN PETALUMA, WARNING: AMPLIFIER CALIFORNIA, USA Unplug power before EFFECTS DYNA-WATT™ POWER SPEAKERS TUBE GUIDE MAX HEADROOM CLEAN...
  • Page 19 FACTORY SAMPLE SETTINGS VINTAGE O.D. GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER REVERB MULTI-WATT ™ NORMAL POWER 4:FORTY INPUT STANDBY ™ tweed ™ CALIFORNIA TWEED HAND-WIRED ™ VACUUM TUBE IN PETALUMA, WARNING: AMPLIFIER CALIFORNIA, USA Unplug power before EFFECTS DYNA-WATT™ POWER SPEAKERS TUBE GUIDE JAZZ CLEAN (USE SHIELDED CABLE)
  • Page 20: User Settings

    USER SETTINGS GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER REVERB MULTI-WATT ™ 6 V6 6 V6 NORMAL POWER 4:FORTY INPUT STANDBY ™ tweed ™ CALIFORNIA TWEED HAND-WIRED ™ VACUUM TUBE IN PETALUMA, WARNING: AMPLIFIER CALIFORNIA, USA Unplug power before EFFECTS DYNA-WATT™ POWER SPEAKERS TUBE GUIDE (USE SHIELDED CABLE)
  • Page 21 USER SETTINGS GAIN TREBLE BASS PRESENCE MASTER REVERB MULTI-WATT ™ 6 V6 6 V6 NORMAL POWER 4:FORTY INPUT STANDBY ™ tweed ™ CALIFORNIA TWEED HAND-WIRED ™ VACUUM TUBE IN PETALUMA, WARNING: AMPLIFIER CALIFORNIA, USA Unplug power before EFFECTS DYNA-WATT™ POWER SPEAKERS TUBE GUIDE (USE SHIELDED CABLE)
  • Page 22: Tubeトラブルシューティングガイド

    プリアンプの真空管の問題を診断する : チューブ仕様のアンプを使用したことがあれば、 プリアンプの真空管ノイズを経験したことがあるかも知れません。 しかし、 これがすぐに故 障に繋がるというわけではありませんので、 安心して下さい。 この不安を解消する一番の近道は、 真空管を交換することです。 最初に、 なるべくアンプのパフォーマンスを落とさないためにも、 少なく ともいくつかの予備のプリ管を準備しておくのが良いでしょう。 ちょ っとしたプリ管の問題というのは、 主に二つのカテゴリーに分けられます : ノイズと、 マイクロフォニックノイズです。 ノイズの種類は、 パチパ チ音であったり、 ホワイトノイズ、 ヒスノイズ、 ハムノイズ等があります。 マイクロフォニックノイズとは、 ゲインや音量を大きく したときに、 金 属的かつ周波数の高いサウンドでハウリングを起こすものです。 マイクロフォニックノイズは、 楽器側の音量を絞ったり、 楽器をアンプから 離すことでハウリングが止まるかどうかで、 問題を分けることが出来ます。 (ハウリングがピックアップのフィードバックによるものであれば、 これでハウリングが止まるからです)。 また機器の振動やショックによっても 引き起こされます("マイクロフォンを叩く"というのが、 マイクロフォニックノイズの語源になっています)。 1つのモードやチャンネルのみでプリ管の問題が起こるのであれば、...
  • Page 23 真空管のノイズについて : 状況によって、 真空管のノイズを経験したことがあるでしょう。 危険性があるというわけではなく、 トーンに影響するものです。 真空管の交換 は電球を変えるようなもので必ずしも技術者に依頼しなければならないというものではなく、 実際にやってみるとそう難しいことではありま せん。 (ですが、 やはり慣れていない方には楽器店に相談の上、 技術者による交換を依頼することをお勧めします)。 真空管を交換する際に最初に我々がお勧めしたいのは、 アンプを安定した台の上に載せて頂く ことです(そうすれば腰を曲げることなくアン プ内部の真空管を確認出来ます)。 また、 真空管を交換する際に照明が当たってチューブソケッ トがはっきり見えます。 アンプを使用した後 で真空管に触る際は、 大変高温になっていますので十分に注意して下さい ! まだ熱を感じる場合は、 布きれ等を使って真空管を持つよう にします。 また真空管のシルバーの先端の下のガラス部分はあまり熱を帯びていないのでそこを持った方が交換しやすいはずです。 また真空管をソケッ トに固定する際も、 外す際と同様に優しく持ちます。 パワー管の問題を診断する : パワー管の問題は主に二つあります : ショートか、 ノイズです。 たいていそのどちらかの問題に陥るのですが、 診断と処理は通常シンプルで す。 フューズが飛ぶときは、 軽度か重度かに関わらずたいていがパワー管の故障が原因です。 軽度の場合は、 電子流が制御格子を超えて、 過電 流が流れるというものです。...
  • Page 24 PAGE 20...
  • Page 25 トータル の PAGE 21...
  • Page 26 接続方法-アンプからスピーカーキャビネットへ SPEAKERS SPEAKERS 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 Ohm Cabinet 4 Ohm Cabinet SPEAKERS SPEAKERS 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 Ohm Cabinet 16 Ohm Cabinet 安全なミスマッチ...
  • Page 27 接続方法-アンプからスピーカーキャビネットへ SPEAKERS 8 OHM 4 OHM 4 OHM 8 Ohm Cabinet 8 Ohm Cabinet PAGE 23...
  • Page 28: Tube タスクチャート

    PAGE 24...
  • Page 29: パーツリスト

    PAGE 25...
  • Page 32 ™ ®...

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