LAON TECHNOLOGY LT150 MOBILE Manual
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LT150 MOBILE
デジタルワイヤレスインターカムシステム
操作説明書
(
)
V2.0 170105_JP rev.1
LaON Technology Co., Ltd.
www.laon-tech.com
ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.

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  • Page 1 LT150 MOBILE デジタルワイヤレスインターカムシステム 操作説明書 V2.0 170105_JP rev.1 LaON Technology Co., Ltd. www.laon-tech.com ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.
  • Page 2: Table Of Contents

    BRK150マウントキットの 取付 SECTION 4: システムの操作方法 MS150 モバイルステーションの操作 AUX機器の設定 BP750 ベルトパックの操作 SECTION 5: FAQ とトラブルシューティング モバイルステーション ベルトパック SECTION 6: 付録 工場出荷時の設定と推奨設定 6 ピンヘッドセットケーブルコネクター SECTION 7. TECHNICAL SPECIFIACTIONS LT150 システムの仕様 MS150 モバイルステーション BP750 ベルトパック ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.
  • Page 3: 安全にお使いいただくための重要な情報

    安全にお使いいただくための重要な情報 1. LT150システムを電気ショック、爆発や発火のリスクなくご使用いただくための注意事項  付属のACアダプターのみを使用してください。  製品を分解しないでください。  防水加工の箇所以外に液体が付着しないようにしてください。  LaON製の充電式バッテリーもしくは市販の乾電池のみを使用してください。 2. バッテリーの安全な使用と注意事項  他社のACアダプターや充電器を使用しないでください。  バッテリーを燃やしたし、分解したり、曲げたり、ショートさせたりしないでください。  使用済みのバッテリーは、自治体の指示に従い迅速かつ安全に廃棄してください  子供の手の届かない所に保管してください。  ブレスレットや鍵などの金属との接触でバッテリーをショートさせないでください。  バッテリーの保管は、20 °Cから30°Cで1年以内、 -20°C から40°Cで90日以内、-20 °Cから50°Cで 30日以内が推奨されます。  バッテリー充電時の温度は 0°Cから40°Cが推奨されます。  バッテリーを燃やしたり、直射日光や他の熱源に近づけたりして高温にさらさないでください。  アルカリ電池やLaON製の充電池(LTWI-BAT50とLTWI-BAT150)以外の充電池を使用する際、LaON製と同 じ電流と電圧の電池を使用してください。LaONから供給される充電池以外を使用する場合は、メーカー指定の充電 器を使用してください。LaONの電池ケースに入れて使用される2個(または6個)の電池は同じ残り時間で同じ寿 命のものを同じ回数充電する管理が必要です。異なる仕様と特性の電池を一緒に使用するとLaON製品の内部にダメ ージを与え、電池動作時間にも影響します。...
  • Page 4 LT150 システムは 5GHz UNII band 周波数です。また、LT150 システムはほとんどの国で、ライセンス・フリーで認証され ていますが、ある周波数帯や無線周波数スペクトルを規制している国もあります。LT150 システムが使用する国で認証されてい るか認証許可者に確認する必要があります。 注意 本インストラクションの図、表、画像は機器の操作方法と機能を説明するためだけのものであり、実際の機器と異なる場合も あります。 不具合の原因となる場合がある間違った解釈や翻訳を避ける為、不明点は正規の代理店や小売店に問い合わせてください。 本インストラクションの図、表、画像は事前通知なしに変更される場合があり、LAON Tachnology 社にていかなる義務も負 いません。 この製品の製造元である LaON Technology 社は、本インストラクションにある情報において引き起こされた可能性のある事 故または間接的な損害についても法的義務を負いません。 LaON Technology社は独自の判断にて本インストラクションを更新する場合があります。 ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.
  • Page 5: Section 1: はじめに

    SECTION 1: はじめに LaON Technology(‘LaON’)が持つ特許技術に基づいたデジタルワイヤレスインターカムシステムは、世界的にライセンス・フリーな 5GHz UNII bandの使用と、干渉回避技術により、明瞭度の高い最高の音質を提供します。 さまざまなA/V機器やワイヤレス機器が混在し、広く混雑している環境でもシステムの安定性を保証します。 LT150システムのモバイルステーション「MS150」 は、固定設備だけでなく移動型としてバッテリーで使用することも出来ます。また LT750システムのベースステーション「BS750」に対してベルトパックとしても接続可能で、ベルトパックモード時にもAUX入出力を使用で きます。LT150モバイルシステムは、上位機種のLT750エキスパートシステムと同等のオーディオの品質と性能を提供します。 LT150 MOBILE SYSTEMの主な特徴  ライセンス・フリー 5GHz UNI Band 周波数 世界的にライセンス制約の少ない5GHz UNII Bandは、2.4GHz ISM bandでは3チャンネルなのに対し日本国内では 最大19チャンネルまでのRFチャンネルを提供することが出来ます。また、ユーザーはより混雑なく、また混信していな い安定したワイヤレス通信を確立することが可能です。また高い周波数帯域のためシステムは、アンプやスピーカーなど のハイパワーデジタル機器からの影響をほとんど受けることがありません。  業界トップレベルの高品質オーディオパフォーマンス 23mS以下の短いレイテンシーと7.2Khzの可聴周波数により、より明瞭な音声で有線のような高品質のオーディオパ フォーマンスを保証します。LT150システムは、さまざまな騒々しく混雑した環境でも使用することができるプロフェ ッショナル・インターカム・システムとして完全に対応しています。  2つの通信グループチャンネル ベルトパックとモバイルステーションの両方で2つまでの通信グループチャンネルが割り当て可能です。  5回線の双方向同時音声チャンネル (1 MS + 4 BPs) 1台のモバイルステーションに対して5つの同時双方向通話が提供されます。...
  • Page 6  AES 256BIT レベル3暗号化による高い安全性 AES 256bit レベル3のトップレベルの暗号化技術により、秘匿性の高い通信を保証します。  7つのポートがある効率の良いチャージャー ベルトパックのまま充電可能な5つのポートと、ベルトパックバッテリー専用の2つの充電ポートがあります。2つの ポートでは、リモートステーションまたはモバイルステーションのバッテリーも充電できます。  LaON社内技術とソリューション LaONはこのシステムに搭載したワイヤレスSoCからその特許を基準とした技術を適用することにより社内のワイヤレ スインターカムシステムを開発しました。このノウハウとワイヤレス技術の幅広い経験に基づき、LaONは顧客満足を 最優先にし、高い適応性のあるタイムリーで迅速なサービスを提供します。 システム概要 (BS:Base Station / MS:Mobile Station / BP:Belt Pack / RBS:Remote Station) LT SERIES LT750 LT150 周波数帯域 5GHz UNII 5GHz UNII ステーションタイプ 据置型 据置または移動型 ステーションの電池駆動...
  • Page 7: システム使用例

    システム使用例 通信グループの割り当て  モバイルステーションは2つの通信グループチャンネルが割り当て可能でどちらか一方を選ぶことができます。  ベルトパックはひとつのグループ内で通信したり、2つのグループ間で同時通信することも可能です。  モバイルステーションのチャンネル設定やボリュームコントロールはAUXインターフェイスに接続されている機器に対 しても適用されます。 BP10 BP17 BP28 BP127 BP128 … … … … Group 1 or 2 Group 1 or 2 MS150 Mobile Station Group 1 or 2 Auxiliary Device Headset 1システムでの IC/ISO コミュニケーション BP10 BP17 BP28 BP127 BP128...
  • Page 8 スタンドアローンでの使用例 BP127 BP128 …….. MS150 Mobile Station LT750 EXPERT システムとの使用例 BP127 …….. BP128 Auxiliary devices (SPK, Microphone etc) MS150 Mobile Station BS750 Base Station in Belt Pack mode ワイヤードインターカム/マトリックスシステムの使用例 (MS150 =‘MS’ MODE) BP128 BP128 BP128 BP128 … … … … MS150 MS150 MS150...
  • Page 9 ワイヤードインターカム/マトリックスシステムの使用例 (MS150 =‘BP’ MODE) BP126 …….. BP127 BP128 MS150 BS750 Mobile Station Base Station in BP mode Auxiliary 4-Wire Auxiliary Auxiliary (Group#1) (Group#2) (Group#3) (Group#4) MATRIX INTERCOM マスターベルトパック (MB) モード  ベルトパックはベースステーションの代わりにマスターモードにてマスターの役割を果たすことができます。  マスターベルトパックモードでは、5つの同時双方向通話 (1 MB + 4 BPs)を持つ1つのグループチャンネルを提供し ます。 ...
  • Page 10: Section 2: 製品概要

    SECTION 2: 製品概要 LT150 システムの機器構成 LT150ワイヤレスインターカムシステムの基本的な構成。 MS150 モバイルステーション AC power adapter Mobile Station Antenna MS150 Mobile Station BAT150 Rechargeable battery (optional) Mount kit, BRK150 Battery sled  マウントキット‘BRK150’を利用して壁やカメラの三脚やマイクスタンドなどに設置できます。 ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.
  • Page 11: Bp750 ベルトパック

    BP750 ベルトパック Battery sled BP750 Belt Pack BAT50 Rechargeable Battery Pack (Optional) BPPCH100 Belt Pack Pouch (Optional) 充電器とヘッドセット BATCHG125 充電器 AC Power Supply BATCHG125 Battery Charger ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.
  • Page 12 ヘッドセット LMH-125 (Electret) LSH-S125 (Electret) LMH-125D (Dynamic) LMH-8 (Electret) PTE-850 (Electret) LMH-10 (Dynamic) ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.
  • Page 13: 機器概要

    機器概要 MS150 モバイルステーションの概要 Figure 2-1. Panels of the Mobile Station 1. アンテナコネクター 10. バッテリーカバー 2. アンテナコネクター 11. AUX IN レベル選択スイッチ ( Line / Mic ) 3. OLED ディスプレイ 12. AUX IN コネクター 4. TALKボタン (LED表示付) 13. AUX OUT コネクター 5. コントロールボタン 14.
  • Page 14: Bp750 ベルトパックの概要

    BP750 ベルトパックの概要 BP750 ベルトパックは、湿度が高い環境でもご使用いただけます。. Figure 2-2. Panels of the Belt Pack 1. ヘッドセットコネクター 7. メニューセットボタン 2. OLED ディスプレイ 8. リッスンボリュームコントロール /メニューセレクトボタン (DOWN) 3. TALK ボタン (LED表示付) 9. ベルトクリップ 4. 電源(PWR) ボタン 10. バッテリーカバー 5. 通信グループ選択ボタン(GRP) / 11. 充電端子 (ベルトパック底面) TWO GROUPS モード時のTALKボタン 6.
  • Page 15: モバイル ステーションメニュー

    LT150 モバイル システム メニュー MS150 モバイル ステーション メニュー (‘MS’ ) モード 以下は MS150 をモバイルステーション(MS)として使用する場合のメニューです。 MS150 <NORMAL menu> CH:11 MS150 <MAIN menu> Menus in Mobile Station (MS) mode shown sequentially ➢ NORMALメニュー画面でSETボタンを押すと、MAINメニューになります。 ➢ MAINメニューから次のメニューにするには、UP/DOWNキーを押してください。 ➢ いずれのメニュースクリーンでもCTRLボタンを押すとNORMALメニューに戻ります。 ベルトパックメニュー <NORMAL menu> BP150 <MAIN menu> Belt Pack menus shown sequentially ➢...
  • Page 16 MS150 モバイル ステーション メニュー。 ベルトパック(‘BP’) モード (BP)モードで 以下は、MS150 を LT750 システムのベースステーション「BS750」に対してベルトパック 使用する場合の メニューです。 <NORMAL menu> MS-BP <MAIN menu> Mobile Station’s menus in Belt Pack mode shown sequentially BP750 ベルトパックメニュー。マスターベルトパック (‘MB’) モード 以下は BP750 をマスターベルトパック(MB)として使用する場合のメニューです。 CH:11 Master Belt Pack menus shown sequentially ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd.
  • Page 17: Section 3: システムのセットアップと接続

    SECTION 3: システムのセットアップと接続 MS150 モバイル ステーションの設定 以下はLT150 モバイルシステムの設定方法です。. Figure 3-1. Panels of the Mobile Station Step 1: モバイルステーション上面のアンテナコネクター(1と2)に2本の付属のアンテナを接続します。コネクターのリング 部分を時計回りに回してきつく固定し、正しく接続されたか確認してください。 NOTE 1: よりよい受信状況のために、2本のアンテナを垂直に設置してください。 NOTE 2: :電波障害を避けるためにモバイルステーションに金属製の障害物、壁、電子機器を近づけないでください。可 能であれば、アンテナは通信範囲の中心の出来るだけ高く障害物から離れた所に設置してください。 Step 2: モバイルステーションへの電源供給  ACアダプターを使用する場合。 モバイルステーションの底面の12VDC電源コネクター(14)に付属のACアダプターのDCケーブルを接続してくだ さい。ACアダプタのIECインレットに、付属のAC電源ケーブルを接続し、もう片方の先を壁のコンセントに接続し てください。  バッテリーを使用する場合。 バッテリーカバー(10)を開け、充電されたバッテリーパック(BAT150)もしくは付属のバッテリースレッドに 6本の新しい単三アルカリ電池を実装して入れてください。極性 ( +、- ) が正しくセットされているか確認して、カ バーを閉めてください。...
  • Page 18: Bp750 ベルトパックの設定とペアリング

    BP750 ベルトパックの設定とペアリング ベルトパックを最初に使用するときはモバイルステーションとペアリングする必要があります。このペアリングプロセスにより、 モバイルステーションとベルトパックはお互いを認識し、独自の暗号コードにてシステムと通信します。モバイルステーションは 全てのペアリングしたベルトパックを認識し識別します。ベルトパックを追加したり、交換する場合は、モバイルステーションと ペアリングする必要があります。 各モバイルステーションは、128 個までのベルトパックと接続できます。 NOTE: BP750 はベースステーション BS750 ともペアリングできます。BP750 と最後にペアリングされた1台のモバイルス テーションまたはベースステーションが接続されます。 ベルトパックの設定 ベルトパックとベースステーションをペアリングする前に、以下の手順でベルトパックのセットアップを行ってください。 バッテリーカバー(10)をスライドさせて開け、充電されたバッテリーパック(BAT50)もしくは付属のバッテリースレッド に2本の新しい単三アルカリ電池を実装して入れてください。極性(+、-)が正しくセットされているか確認して、カバーを閉め てください。 ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.
  • Page 19: ベルトパックのペアリング

    ベルトパックのペアリング モバイルステーションとペアリングする各ベルトパックの電源が入っているか確認してください。モバイルステーションとベル トパックの電源を入れないとペアリングはできません。ペアリング中はベルトパックをベースステーションから1メートル以上 離さないでください。 NOTE: ペアリングが完了したら、音声が途切れることを避けるためにモバイルステーションとベルトパックを2メートル以上 離して使用してください。 ベルトパックとのペアリング準備 PWRボタンを2秒押しベルトパックの電源を入れて、NORMALメニューが表示されているのを確認してください。まだベ ルトパックがペアリングされていない時は、TALKボタンの横のLEDが赤く点滅します。 EXECUTING PARING PROCESSING WITH MOBILE STATION AND BELT PACK モバイルステーションのOLEDスクリーンにNORMALメニューが表示されているのを確認してください。もしスクリー ンがスリープモードの時は、SETボタンを押すとNORMALメニューが表示されます。モバイルステーションのCTRLボ タンの押しながら、すぐにフロントパネルのSETボタンを押し続けてください。ベルトパックは“ペアリングモード” となり、間もなく“Pairing…”がベルトパックディスプレイに表示されると、両方のボタンから手を離すことができま す。モバイルステーションはペアリング待機状態で20秒間ベルトパックからのペアリング要求を待ちます。そしてその 間は全ての通信が一時的に停止します。 ペアリングするベルトパックのスクリーンにNORMALメニューが表示されているのを確認してください。もしスクリー ンがスリープモードの時は、SETボタンを押すとNORMALメニューが表示されます。モバイルステーションから1m以 以内で、ベルトパックのPWRボタンの押しながら、すぐにフロントパネルのSETボタンを押し続けてください。ベルト パックは“ペアリングモード”となり、間もなく“Pairing…”がベルトパックディスプレイに表示されると、両方のボ タンから手を離すことができます。 NOTE 1: ベルトパックとのペアリングを行う際に、PWRボタンを押しながらすぐにSETボタンを押してください。 すぐにSETボタンを押さないとベルトパックの電源が切れてしまうことがあります。 NOTE 2: ペアリング中は全ての通信が一時的に停止し、ペアリング完了後に通信が開始されます。 NOTE 3: モバイルステーションと各ベルトパックを初めてペアリングする時は、ベルトパックの各ID番号は連続し て設定されます。...
  • Page 20: Batchg125 充電器の設定

    BATCHG125 充電器の設定 BATCHG125には、ベルトパックと充電式バッテリー(BAT50)(BAT150)を充電するために7つの充電ポートがありま す。バッテリーを装着したベルトパックのまま充電可能な5つの充電ポートと充電式バッテリー(BAT50)専用の2つの充電ポ ートにて、4~4.5時間で充電できます。ベルトパックの充電ポートでは、2個までの充電式バッテリー(BAT150)をベルトパ ックの代わりに充電することが可能です。充電中はLEDが点灯します。 詳細については、BATCHG125 の操作説明書をご参照ください。 BRK150 マウントキットの 取付 Screw holes on the wall Screw hole for a camera tripod Screw holes to fasten with Mobile Station Figure 3-5. BRK150 Mount Kit モバイルステーションの底面のネジ穴に2本のネジで固定してください。モバイルステーションを壁やカメラの三脚やマイクスタ ンドなどに設置できます。 ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.
  • Page 21: Section 4: システムの操作方法

    SECTION 4: システムの操作方法 MS150 モバイルステーションの操作 LT150システムのMS150は、バッテリーパック(BAT150)もしくは付属のバッテリースレッドに実装した6本の単三アルカ リ電池により長時間のモバイル使用にも対応できます。 Figure 4-1. Panels of the Mobile Station 電源 ON/OFF 電源 On モバイルステーションの底面にある POWE スイッチ(15)をオン( I )にした後、CTRL ボタン(5)を 3 秒以上押すと 起動します。ヘッドセットから“Power on”と聞こえ、TALK LED が赤く点灯します。 モバイルステーションが MS モードの時は上面のディスプレイに”DFS detecting..(DFS 検出中)”と表示され、1 分間の検 出が完了すると Figure 4-2 が示すように NORMAL メニューが表示されます。 モバイルステーションの操作準備が完了すると、TALK ボタン(4)の上にある緑の...
  • Page 22 セレクトモードメニューで BP が選択されると、モバイルステーションは適切にペアリングされた LT750 システム のベースステーション「BS750」に対してベルトパックとして接続可能で、ベルトパックモード時にも AUX 機器 を使用できます。 “B”:モバイルステーションの通信グループを表示します。1または 2 の数字は通信グループ番号を表します。 “C”:モバイルステーションのバッテリーレベルを表示します。バッテリーレベルは、グラフで示されます。ACアダプタ ーを使用中はフル表示されます。 “D”:モバイルステーションがMSモードの時“MS150”というラベルが表示されます。KEY LOCKが設定されると、 ラベルの代わりに“LOCK”と表示されます。 モバイルステーションがBPモードの時はあらかじめペアリングされ、リンクしているベースステーションBS750 との間で設定されたベルトパックIDが表示されます。 “E”:モバイルステーションの操作モードを表示します。モバイルステーションのヘッドセットがハンズフリーオンモード の時は、“HFon”と表示されます。また、モバイルステーションのヘッドセットがプッシュトゥートーク(ハンズ フリーオフ)モードの時は、“HFoff”と表示されます。 ボタン LOCK設定 アクシデントによる誤作動を防ぐためにモバイルステーションのボタンをロックすることができます。モバイルステーション のCTRLボタン(5)を押しながら、すぐに1秒ほどGRPボタン(6)を押して、両方のボタンを離すとロックが掛かります。 ロックモードでは、SETボタン(8)とGRPボタン(6)が使用できません。モバイルステーションのNORMALメニューで は、スクリーンの右下に“LOCK”と表示されます。ロックを解除するには、PWRボタン(5)を押しながら、すぐに1秒ほ どGRPボタン(6)を押して、両方のボタンを離します。 NOTE: キーロック設定は、再起動しても解除されません。. TALKボタンとモバイルステーション通信グループボタン モバイルステーション 通信グループボタン(5) モバイルステーションは1または2どちらかの通信グループを選択できます、同じ通信グループを選択しているモバイルス テーションとベルトパックが話すことができます。ベルトパックの通信グループは、初期設定で1(Group 1)に設定さ れています。モバイルステーションの通信グループを選ぶには、モバイルステーションのフロントパネルにある通信グルー プボタン(6)を押してください。ボタンを押すごとに通信グループ1と2を切り替えることができます。通信グループボ タンを押すたびに、音声メッセージがヘッドセットから流れます。以下の例のように、選んだ通信グループはベルトパック のNORMALメニューに表示されます。...
  • Page 23 TALK LED Operation  「緑色で点灯」:TALK ボタンが押されリッスンとトークができる状態です。  「緑色でゆっくり点滅」:リッスンのみの状態です。  「赤色で早く点滅」:(モバイルステーションがベルトパックモードの時のみ)まだペアリングされていません。も しくは、ベースステーションやリモートステーションが通信範囲外でリンクしていません。  「赤色で点灯」:バッテリーレベルが低い状態で、“Change the battery”という音声メッセージがヘッドセットか ら流れます。緑色の LED が赤色に変わります。 メニューの操作法 (‘MS’ モード 時 ) MAIN メニュー スクリーンがスリープモードの時は、フロントパネルのSETボタンを押すとNORMALメニューが表示されます。 NORMALメニューでSETボタンを押すと、図4-3が示す通りMAINメニューが表示されます。 CH:11 Figure 4-3. MAIN menu in the ‘MS’ mode operation MS150 “A”:周波数IDを表示します。周波数チャンネルとIDは表 4-1にてご確認いただけます。 “B”:モバイルステーションのモデル名、ソフトウェア―バージョン、及びIDナンバーが表示されます。...
  • Page 24 Speaker Volume Up ボリュームアップボタンを押すたびにヘッドセットからビープ音が聞こえます。最大音量に達するとヘッドセットか ら“MAXIMUM”と聞こえます。 Speaker Volume Down ボリュームダウンボタンを押すたびにヘッドセットからビープ音が聞こえます。最小音量に達するとヘッドセットか ら“MINIMUM”と聞こえます。 NOTE: ヘッドセットの安全な使用  ヘッドセットの音量を高く設定すると歪みやエコー、音途切れの原因になりえるので、初めに使用する際には音量を 低く設定することを推奨します。そして、さまざまな環境で最適な音量に調節することにより、ヘッドセットを安全 に使用できます。  特定のヘッドセットのマイクロフォンゲイン、サイドトーンやスピーカーボリュームの音量が高く設定されると、エ コーや歪みの原因となる場合があります。状態を改善するためにゲインやボリュームを下げてみてください。 MICROPHONE GAIN メニュー Figure 4-7. MICROPHONE GAIN menu MICTOPHONE GAIN メニューを選択してから、UP または DOWN ボタンでヘッドセットのマイクロフォンゲインレ ベルを調節し SET ボタンを押してください。AUX 接続が有効な時は、マイクロフォンゲインと共に AUX 入力レベル も調整されます。 Microphone Gain Up ヘッドセットマイクで話しながらボリュームアップボタンを押すと、ヘッドセットから聞こえる音量が上昇します。...
  • Page 25 一度、BPモード 又は MSモードのどちらかが選択されると自動的に再起動します。 LOW CUT メニュー Figure 4-10. LOW CUT menu LOW CUTメニューでは、風やエアコンの音のような低周波成分を調整できます。最大限に低周波成分を除く場合は、 -6dbを選択してください。 SELECT AUX メニュー menu Figure 4-11. SELECT AUX SELECT AUXメニューではAUX機器の接続を有効にします。ONにすると接続が有効になります。ONの時にマイク ロフォンゲインと共にAUX入力レベルも調整され、スピーカーの音量と共にAUX出力レベルが調整されます。AUX出 力とヘッドセットから聞こえる音は全く同じものです。 NOTE 1: AUXがONモードの時はヘッドセットからの音声メッセージは中止されます。 NOTE 2: AUXがONモードの時はバッテリーの消耗が早くなります。AUX機器を接続して使用する場合はACアダプタ ーでの使用を推奨します。 Antenna 5GHz TRANSCEIVER Speaker Mic gain (menu) Headset MIC (menu) Headset...
  • Page 26 メニューの操作法 (‘BP’ モード 時 ) MAIN メニュー NORMAL menu MS-BP MAIN menu Figure 4-13. Menus shown sequentially in ‘BP’ mode operation ベルトパックモードでは、対応してベルトパックメニューが表示されます。ゆえに、 figure 4-13が示す通よ MSモードと比較して うに TWO GROUPS と HANDSOFF SENSIBILITYメニューが追加されます。下に示すよう リンクしているステーショ にノーマルメニューにはRSSI(Received Signal Strength Indication)レベル(A)、 ンのID(B)とベルトパックラベル(C)を表示します。 Figure 4-14. NORMAL menu in BP mode モバイルステーションは一度LT750システムのベースステーションBS750のベルトパックとして...
  • Page 27 TALK LED 表示  「緑色で点灯」:TALKボタンが押されリッスンとトークができる状態です。もしくは、TWO GROUPSモー ドで2つのグループをリッスンし、TALKボタンが押され、先に選ばれたグループへトークができる状態です。  「緑色でゆっくり点滅」:リッスンのみの状態です。  「オレンジ色に点灯」:TWO GROUPSモードで2つのグループをリッスンし、GRPボタンが押され、後に選 ばれたグループへトークができる状態です。  「オレンジ色に点滅」:TWO GROUPSモードでTALKボタンとGRPボタンが押され、2つのグループに対し てリッスン&トークができる状態です。  「赤色で早く点滅」:モバイルステーション(BP モード)がまだペアリングされていません。もしくは、ベー スステーションやリモートステーションが通信範囲外でリンクしていません。  「赤色で点灯」:バッテリーレベルが低い状態で、“Change the battery”という音声メッセージがヘッドセ ットから流れます。 NOTE: ペアリング時にベルトパックに割り当てられたグループチャンネルがひとつだけの場合や、システムが MASTER Belt Pack モードの場合は、TWO GROUPS メニューは表示されません。 HANDSOFF SENSIBILITY メニュー(BP モード) Figure 4-16. HANDS OFF SENSIBILITY menu HANDSOFF SENSIBILITY メニューでは、Hands off sensibilityレベルを設定します。ベースステーションとリモー...
  • Page 28 周波数リスト 表4-1は5GHz UNII bandで使用できる周波数のリストです。現在使用している周波数帯のIDは、MAINメニューに表示さ れます。5GHzでLT150システムを作動することは、ほとんどの国でライセンス・フリーで承認されています。しかし、 特定の周波数帯や無線周波数スペクトルを規制している国もあります。LT150システムが使用する国で認証されているか どうか、ご自信の責任でご確認ください。 NOTE 1: MAINメニュースクリーンに表示される各ID番号は、表4-1が示す各周波数帯を表しています。 NOTE 2: MSメニューのSELECT RF CHメニューで“INdoor”が選択されると、システムは屋内の周波数も使用するこ とができます。そして、新しい周波数ID番号がMAINメニュースクリーンに表示されます。 Channel Frequency Band Japan Korea Australia CHINA TAIWAN (OLD) (NEW) width Singapore New Zealand 5160MHz 20MHz 5180MHz 20MHz 5200MHz 20MHz 5220MHz 20MHz 5240MHz 20MHz 5260MHz 20MHz 5280MHz...
  • Page 29: Aux機器の設定

    AUX 機器の設定 AUX入出力の通信グループもモバイル ステーションの通信グループ設定に追従します。モバイルステーションのAUX 入出力に機器が接続され、有効なっている場合、同じ通信グループを選択しているベルトパックとAUX入出力に接続さ れている機器はお互いに話すことができます。 STEP 1 外部のAUX機器接続を有効にするには、モバイル ステーションのSELECT AUXメニューから行います。 メニューで(ON)を選択し、AUX機器からの出力ケーブルをモバイルステーションのAUX INコネクター (12)へ、AUX機器への入力ケーブルをモバイルステーションのAUX OUTコネクター(13)へそれぞれ 接続します。AUX OUTおよびAUX INコネクターはPhone Jack (6.3Φ),600Ωバランス、レベル可変タ イプです。 NOTE: AUXがONモードの時はバッテリーの消耗が早くなります。AUX機器を接続して使用する場合はACアダプター での使用を推奨します。 Figure 4-17. The bottom of the Mobile Station STEP 2 AUX機器のレベル調整はモバイルステーションのレベル調整に追従します。AUX機器への出力レベルを調 整する場合はモバイルステーションのSPEAKER VOLUMEメニューを調整し、AUX機器からの入力レベ ルを調整する場合はMICROPHONE GAINメニューを調整します。 STEP 3 モバイル...
  • Page 30: Bp750 ベルトパックの操作

    BP750 ベルトパックの操作 電源 ON/OFF 電源 On PWR ボタン(4)を3秒間以上押すとベルトパックの電源が入ります。ヘッドセットから“Power on”という音声メッ セージが流れ、TALK ボタンの横の TALK LED が赤く点灯します。数秒後にベースステーションとのペアリングが正し く完了すると TALK LED が緑に変わり、ゆっくり点滅します。 電源 Off PWR ボタンを 2 秒ほど押すとヘッドセットから“Power off”という音声が流れ、電源が切れます。ゆっくり点滅して いる緑の TALK LED が消えます。 ベルトパックの上部パネルディスプレイの NORMAL メニュー Figure 4-18. NORMAL menu “A”:ベルトパックのRSSI(Received Signal Strength Indication)レベルを表示します。RSSIレベルは、グラフで 示されます。...
  • Page 31 NOTE 2: ベルトパックがTWO GROUPSモードの時、GRPボタンはTWO GROUPSメニュー画面で後に選ばれたグル ープへのTALKボタンとして使えます。 NOTE 3: キーロック設定は、再起動しても解除されません。 TALK AND BELTPACK COMMUNICATION GROUP BUTTONS Belt Pack Communication Group Button (#5) ベルトパックは1または2どちらかの通信グループを選択できます、同じ通信グループを選択しているベルトパックどうしが 話すことができます。ベルトパックの通信グループは、初期設定で1(Group 1)に設定されています。ベルトパックの通信 グループを選ぶには、ベルトパックのフロントパネルにある通信グループボタン(5)を押してください。ボタンを押すごと に通信グループ1と2を切り替えることができます。通信グループボタンを押すたびに、音声メッセージがヘッドセットから 流れます。以下の例のように、選んだ通信グループはベルトパックのNORMALメニューに表示されます。 “1” : モバイルステーションの通信グループ“1”が選択された場合 “2” : モバイルステーションの通信グループ“2”が選択された場合 ベルトパックの通信グループをAUX機器と同じにした場合ベルトパックのヘッドセットでAUX機器の音を聞くことができ、A UX機器はベルトパック.の音を聞くことができます。 NOTE: ベルトパックの“TWO GROUPS”モード時、通信グループボタン(5)はTWO GROUPSメニュー画面で後に選 ばれたグループに対するTALKボタンの役割を果たします。 TALKボタン...
  • Page 32 メニューの操作法 MAIN メニュー スクリーンがスリープモードの時は、フロントパネルのSETボタンを押すとNORMALメニューが表示されます。 NORMALメニューでSETボタンを押すと、図4-19が示す通りMAINメニューが表示されます。 BP150 Figure 4-19. MAIN menu “A”:ベルトパックラベルを表示します。 “B”:ベルトパックのモデル名、ソフトウエアバージョン、ID番号を表示します。 NORMALメニューに戻るには、MAINメニューでSETボタンを押してください。 NORMAL menu BP750 MAIN menu Figure 4-20. Menus shown sequentially MAINメニューでUPもしくはDOWNボタンを押すと、HANDS FREE,、SPEAKER VOLUME、MICROPHONE GAIN、 SIDETONE VOLUME、TWO GROUPS、SELECT MODE、LOW CUT、HANDSOFF SENSIBILITYメニューが順に表 示されます。メニューを選択してSETボタンを押してください。選んだメニューは点滅し、編集ができます。値を変えるに はUPまたはDOWNボタンを使ってください。SETボタンを押して確定し、次の項目を選択してください。POWERボタン を押すと、直接NORMALメニューに戻ります。 HANDS FREE メニュー Figure 4-21. HANDS FREE menu HANDS FREE メニューを選択してから、UP またはまたは...
  • Page 33 Speaker Volume Up ボリュームアップボタンを押すたびにヘッドセットからビープ音が聞こえます。最大音量に達するとヘッドセットか ら“MAXIMUM”と聞こえます。 Speaker Volume Down ボリュームダウンボタンを押すたびにヘッドセットからビープ音が聞こえます。最小音量に達するとヘッドセットか ら“MINIMUM”と聞こえます。 NOTE: ヘッドセットの安全な使用  ヘッドセットの音量を高く設定すると歪みやエコー、音途切れの原因になりえるので、初めに使用する際には音 量を低く設定することを推奨します。そして、さまざまな環境で最適な音量に調節することにより、ヘッドセッ トを安全に使用できます。  特定のヘッドセットのマイクロフォンゲイン、サイドトーンやスピーカーボリュームの音量が高く設定されると、 エコーや歪みの原因となる場合があります。状態を改善するためにゲインやボリュームを下げてみてください。 MICROPHONE GAIN メニュー Figure 4-23. MICROPHONE GAIN menu MICTOPHONE GAIN メニューを選択してから、UP または DOWN ボタンでヘッドセットのマイクロフォンゲインレ ベルを調節し SET ボタンを押してください。 Microphone Gain Up ヘッドセットマイクで話しながらボリュームアップボタンを押すと、ヘッドセットから聞こえる音量が上昇します。 最大音量に達するとヘッドセットから“MAXIMUM”と聞こえます。...
  • Page 34 押すと両方のグループに対して同時に話すことが可能です。また、TWO GROUPS モードは、両方のグループを常に 聞くことができる設定です。 TWO GROUPS メニューで SET ボタンを押すと、編集モードとなります。UP または DOWN ボタンで通信したいグ ループ番号を選択し SET ボタンを押すと、通信グループ番号は反転表示されます。TWO GROUPS メニュー画面では、 ペアリング時にベルトパックに割り当てられた通信グループ番号のみが表示されます。また”two groups listen”モ ードにするには 2 つのグループを設定する必要があります。そうしないと設定値を保存することができません。 グループを設定し直す場合は、一旦全ての設定値の反転表示を戻してしてから設定し直してください。そして UP また は DOWN ボタンで QUIT を選択し SET ボタンを押して確定します。“two groups listen”モードを解除するには、 メニューで全ての設定値の反転表示を戻してください。 TWO GROUPS モードでの TALK LED の表示 ...
  • Page 35 NORMAL menu BP750 MAIN menu Figure 4-28. Menus shown sequentially マスターベルトパックモードの操作  ベルトパックをマスターに設定するとモバイルステーションがなくてもベルトパック間でのワイヤレス通信が可能 です。  モバイルステーションと既にペアリングしているベルトパックは、通信グループチャンネルが「1」時は自動的に マスターベルトパックにリンクします。通信グループチャンネルがひとつでない時は、マスターベルトパックに接 続するために通信グループチャンネルを「1」に設定しなければなりません。  モバイルステーションとマスターベルトパックが離れた所にある場合は、ベルトパックはモバイルステーションと マスターベルトパックの間で自動的にハンドオフされます。PWR ボタンをダブルクリックすると手動でハンドオ フできます。ベルトパックがモバイルステーションに登録されていれば、マスターベルトパックを追加でペアリン グする必要はありません。  マスターベルトパックモードでは、5つの同時双方向の音声チャンネル(1MB+4BPs)を持つひとつの通信グル ープチャンネルを提供します。従って、マスターベルトパックにリンクする全てのベルトパックは、グループチャ ンネル「1」に設定されなくてはなりません。  マスターベルトパックにベルトパックをペアリングし直すと、以前に設定した通信グループチャンネルは機能しな くなり、シングルグループに変更されグループチャンネル「1」になります。 NOTE 1. 通常のベルトパックモードよりマスターベルトパックモードの方がバッテリーの減り方が早いです。 NOTE 2. ベースステーションとマスターベルトパックが同じエリアにあると、ベルトパックはより強いシグナル を発する方に接続します。混乱する場合があるので、離れたエリアで使用してください。 ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd.
  • Page 36 離れた場所でのスタンドアローン使用 BP127 BP128 …….. MS150 Mobile Station BP150 Belt Pack グループチャンネル 1 にてリンクしているベルトパックは BS と MB の間を自動又は手動でローミング可能です。 マスターベルトパックを含む 5 台での同時双方向通話が可能です。 BP127 BP128 …….. Master Belt Pack (MB) BP150 Belt Pack 同一エリアでの使用 ベルトパックはベースステーションかマスターベルトパックの強 い信号を発する方にリンクするので、同じエリアでの使用は推奨 しません。使用中にベルトパックのリンク先が変わると、大混乱 の原因となる場合があり、思うように通信ができなくなります。 BP127 BP128 MS150 Mobile Station ……..
  • Page 37  そうすると“ペアリング待機モード”となり、間もなく“Pairing…”がベルトパックディスプレイに表示されると、両 方のボタンから手を離すことができます。  マスターベルトパックはペアリング待機状態で 20 秒間ベルトパックからのペアリング要求を待ちます。そしてその間 は全ての通信が一時的に停止します。  ベルトパックの準備をしてマスターベルトパックから 1m 以内で、ベルトパックの PWR ボタンの押しながら、すぐに フロントパネルの SET ボタンを押し続けてください。  そうするとベルトパックは“ペアリングモード”となり、間もなく“Pairing…”がベルトパックディスプレイに表示さ れると、両方のボタンから手を離すことができます。  適切にペアリングされた場合 ペアリングが正しく完了すると図 3-3 のように“Pairing …”という表示が 20 秒以内に“Pairing Completed”に変 わります。そして、ベルトパックの TALK ボタンの横の LED が緑に変わります。 Pairing … Pairing Completed Figure 4-30: Pairing completed status ...
  • Page 38 することができます。選択可能なのベースステーションは、1,2,3の番号で表示されます。まず、SETボタンでひとつの ベースステーションを選択し、任意のベースステーションとベルトパックをペアリングしてください。ベルトパックとベ ースステーションをペアリングすると、その番号が反転表示されます。ベルトパックは3つまでのベースステーションと ペアリングができ、その内のひとつを選択してリンクすることが可能です。初期設定では図4-24の左の図が示すよう に、ベースステーション#1が選択されてベルトパックとペアリングされています。 Status 1 Status 2 Status 3 Figure 4-25. NORMAL menu screen indication upon the Base Station selection ベルトパックから選択されたベースステーション番号は、NORMALメニュー画面に表示されます。 <Status 1> ベルトパックがひとつだけのベースステーションとペアリングし、そのベースステーションを選択した時 の表示です。この場合、ベースステーション番号は表示されません。 <Status 2> ベルトパックが2つ以上のベースステーションとペアリングし、その内のベースステーション<2>を選 択した時の表示です。 <Status 3> ベルトパックがベースステーション<2>を選択したが、まだベースステーション<2>とペアリングし ていない場合の表示です。この場合、ベルトパックラベル(ID)の代わりに“Pair-”が表示され、ベルトパッ クのTALK LEDが赤く点滅します。ベルトパックにベースステーション<2>をペアリングするか、すで にペアリングされているベースステーションを選択してください。 ベースステーション<2>と<3>とのペアリングをキャンセルするには、BS SELECTIONメニューで対象のベース ステーションを選択してPWEボタンを押してからSETボタンを押してください。ペアリングと同じボタン操作です...
  • Page 39: Section 5: Faq とトラブルシューティング

    SECTION 5: Q&A とトラブルシューティング モバイルステーション RF 通信範囲の制限について 通信範囲内で音声の途切れがある時  モバイルステーションにアンテナが適切にしっかりと接続されているか確認してください。  アンテナが水平に接続されて曲がっていないか確認してください。  RF 信号の反射は、金属性の障害物、壁、他の大きな構造物、電子機器のようなたくさんの反射面のある環境で発生する ことがあり、電波干渉の原因となりえます。反射面を避けてアンテナを再配置してください。可能であれば、アンテナ は通信範囲の中心の出来るだけ高く障害物から離れた所に設置してください。 モバイルステーションの TALK LED が点灯しない  バッテリー残量が少ない場合 バッテリーレベルが低いとベルトパックのTALK LEDが赤に変わります。誤作動の原因となる場合があるので、すぐに 完全に充電したバッテリーと交換してください。  モバイルステーションの電源コードが適切にコンセントに接続されているか確認してください。  モバイルステーションの底面にある電源スイッチがオンになっているか確認してください。 バッテリーでの動作時間が極度に短い  AUXがONモードの時はバッテリーの消耗が早くなります 。 AUX機器を接続して使用する場合はACアダプターでの使 用を推奨します。 モバイルステーションのコネクターに入力された有線インターカムやマイクなどの機器と接続できない。  モバイルステーションの底面のにあるLINE/MICレベル選択スイッチのモードを確認してください。 モバイルステーションと外部に接続された有線インターカムシステム間で音声通信ができない ...
  • Page 40: ベルトパック

    ベルトパック ベルトパックの TALK LED が緑色に点灯しない。ヘッドセットから“out of coverage”と聞こえる。  POWER スイッチがオンになっていて、バッテリーが完全に充電されているか確認してください。  ベルトパックとモバイルステーションを再起動してください。  通信範囲を確認してください。モバイルステーションから離れすぎている可能性があります。通信範囲は環境によりさ まざまで、基本的にモバイルステーションとベルトパック間を見通せるように配置してください。 一つ、もしくは複数のグループチャンネルと通信できない  モバイルステーションとベルトパックの TALK ボタン LED を確認してください。  正しいコミュニケーショングループチャンネルが選択されているか確認してください。  マスターベルトパックモードの場合は GROUP 1 のみと通信できます。  “TWO GROUPS”モードの場合は、2 つのグループのみで通信が可能です。 ベースステーションとベルトパック間で通信もしくはペアリングができない  モバイルステーションの電源が入っているか確認してください。  2本のアンテナがモバイルステーションに適切にしっかりと接続されているか確認してください。  ヘッドセットがベルトパックに正しく接続されているか確認してください。 ...
  • Page 41: Section 6: 付録

    SECTION 6: 付録 工場出荷時の設定と推奨設定 Item Mobile Station default Belt Pack default Microphone gain Speaker volume Side tone volume Communication Group Allocation 1, 2 1, 2 Communication Group Selection Hands free On mode Hands free On mode TALK(TX) button mode (Latched) (Latched) Hands free mode Auxiliary In/Out connection On/Off...
  • Page 42: Section 7. Technical Specifiactions

    SECTION 7: TECHNICAL SPECFICATIONS LT150 SYSTEM SPECIFICATIONS MS150 モバイルステーション RF Frequency: UNII band: 5.18GHz~5.24GHz(W52), 5.26GHz~5.32GHz(W53), 5.500GHz~5.700GHz(W56) Antenna Connector Type: External -wave dipole, SMA connector Transmitter Type: Frequency/Time Diversity Modulation Type: QPSK Frequency Stability: ± 2ppm Receiver Type: Antenna/Frequency/Time Diversity RF Sensitivity: -85dBm for 5 BER Frequency Stability: ±...
  • Page 43: Bp750 ベルトパック

    BP750 ベルトパック RF Frequency: UNII band: 5.18GHz~5.24GHz(W52), 5.26GHz~5.32GHz(W53), 5.500GHz~5.700GHz(W56) Antenna Connector Type: Internal Transmitter Type: Antenna/Frequency/Time Diversity Modulation Type: QPSK Frequency Stability: ± 2ppm Receiver Type: Antenna/Frequency/Time Diversity RF Sensitivity: -85dBm for 5 BER Frequency Stability: ± 2ppm Master Belt Pack Function: Inherently, 128 Belt Packs can be paired up, and ten (4) Belt Packs operating in full-duplex (talk/listen) at the same time while eleven (5) full-duplex channel is provided including the Master Belt Pack.
  • Page 44 THANK YOU! www.laon-tech.com ⓒ2017 LaON Technology Co., Ltd. All rights reserved.

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