Saeco Idea Cappuccino Instruction And Maintenance Manual
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Saeco Idea Cappuccino Instruction And Maintenance Manual

Automatic espresso coffee machine

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CAPPUCCINO
Ver3.05.00

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Summary of Contents for Saeco Idea Cappuccino

  • Page 1 CAPPUCCINO Ver3.05.00...
  • Page 2: Table Of Contents

    目次 マニュアル紹介 ……………… はじめに、表示マークの説明 ……………… マシン インフォメーション ……………… 注意事項、その他の危険、マシンの識別 ……………… 仕様 ……………… 安全のために ……………… 各部の名称 ……………… コントロールパネル ……………… カチーノ抽出ユニット ……………… コーヒー抽出ユニット ……………… カチーノ&コーヒー抽出ユニット ……………… スチームノズル/給湯ノズル ……………… 操作説明 ……………… 各抽出キー・抽出ユニットの機能 ……………… マシンの立ち上げ ……………… 各ドリンクの抽出、お湯・スチームの使用 ……………… コーヒーの抽出 ……………… カフェ・ラテ&カプチーノ&泡立ちミルク ……………… 粉コーヒー ……………… ライトコーヒー...
  • Page 3: マニュアル紹介

     1-マニュアルの紹介  はじめに 重要 このマニュアルは、マシンの正しい使用方法およびそのメンテナンスに関連する情報が 記述されていますので、マシンをお使いになる前によくお読みください。 このマニュアルは、モジュラー・イデアカプチーノ(以下イデアカプチーノと記す)を 対象にしています。 このマニュアルはマシンと一緒に大切に保管してください。 このマニュアルを無くしたり破損した場合は、サービスセンターにご連絡ください。 表示マークの説明 このマニュアルでは、強調したい事柄が、下のマークと共に示されます。 危険 マシンを操作する人、及びマシン自体にとって危険な状況を警告します。 サービスエンジニア 専門の技術を持ったサービスエンジニアによって行われるべき操作を示します。 重要 正しい操作を行う上で必要な事項が説明されます。...
  • Page 4: マシン インフォメーション

     2-マシン インフォメーション  注意事項 ・マシンは、屋内の安定した場所に適切に設置してください。 ・マシンを常に正常な状態に保つ為に、以下の点にご注意ください。 - 周辺温度 10℃~40℃ - 最高湿度 90% 重要 不適切な使用をされた場合のマシンの損傷、および人への危害に対して製造元は一切 責任を負いかねます。 以下は、不適切な使用例です。  - このマニュアルの記述内容と異なった使い方を行った場合  - マシンや部品を改造して使用した場合  - マシンを屋外で使用した場合 その他の危険 スチームや熱湯の使用においては、やけど等の危険がありますので特にご注意ください。 マシンの識別 それぞれのマシンには、個体の識別のためにIDプレートが付いています(図1-A参照)。 IDプレートには、以下の内容が記されています。 ・ 製造者名 ・ シリアルナンバー ・ CEマーク ・ 製造年 ・ マシンモデル名 ・ 仕様 重要 サービスセンターにご連絡の際は、 フロントドア裏側のプレートをご覧ください。...
  • Page 5: 安全のために

    仕様 モデル モジュラー/イデア・カプチーノ 外寸 W527mm × D540mm × H690mm 重量 63 kg 電源 AC200V 単相 (三相可) 50/60Hz 消費電力 3250W 給水方式 水道直結型 豆ホッパー容量 約 2.1 kg かす入れ容量 最大 70 杯 電源コード長さ 約 1.5 m ボイラー容量 給湯/スチーム用: 1.7L    コーヒー用: 0.5L  3-安全のために  安全ルール ・ 毎日のお手入れは、メインスイッチを切るか、電源プラグを抜いた状態で行ってください。 ・ マニュアルを無視してマシンのいかなる部品や装置も改造しないでください。すべて保証対象外となります。 ・ マシンに直接水をかけることはおやめください。故障の原因となります。 危険...
  • Page 6: 各部の名称

    4-各部の名称 図1  1 左側パネル 15 フロントドア  2 ガラスパネル 16 カス入れ  3 バックパネル 17 スチームノズル  4 カップウォーマー 18 メインスイッチ  5 粉コーヒー投入口 19 グラインダー調整ダイヤル  6 ホッパー 20 グラインダーユニット  7 右側パネル 21 カウンター  8 コントロールパネル 22 カプチーノ&コーヒー抽出ユニット  9 給湯ノズル用ゴムプロテクター 23 抽出ユニットカバー 10 クランプ 24 泡立ち調整レバー 11 給湯ノズル 25 ミルク温度調整ダイヤル 12 スチームノブ 26 ミルクディスペンサー 13 ドリップトレイ 27 ブルーイングユニット(抽出器) 14 スチームノズル用ゴムプロテクター 28 パウダートレイ...
  • Page 7: コントロールパネル

    コントロールパネル L 図2  A B   C    D  E  H   G   F J   I K  A 1スモールカップボタン G  カフェラテボタン  B 2スモールカップボタン H  カプチーノボタン  C 1ラージカップボタン I  給湯ボタン  D 2ラージカップボタン J  ハートボタン  E ピッチャーボタン K  オプションボタン  F 泡立ちミルクボタン L  液晶ディスプレイ カプチーノ抽出ユニット カプチーノ抽出ユニットは、以下の部品から 構成されています。全て取り外し可能です。 23 抽出ユニットカバー 24 泡立ち調整レバー 25 ミルク温度調整ダイヤル 26 ミルクディスペンサー 30 ミルクチューブ 31 コネクター 32 固定フォーク...
  • Page 8: コーヒー抽出ユニット

    コーヒー抽出ユニット 図4 A 抽出口トップカバー B ブルーイングユニット接続部 C 抽出口カバー D 抽出ノズル E サポート カプチーノ&コーヒー抽出ユニット カプチーノ&コーヒー抽出ユニットは、カップ等に合わせて,高さ(70mm~155mm)を変える事ができます。 スチームノズル/給湯ノズル スチームノズル/給湯ノズルを動かす場合は、ゴムのプロテクター部分を持って動かしてください。 危険 金属部分は非常に熱くなりますので、絶対に素手で触らないようにご注意ください。...
  • Page 9: 操作説明

     5-操作説明   a-各抽出キー・抽出ユニットの機能 メインスイッチ( 図1-18 ) "I"のマーク … マシンの電源をONにするときにスイッチを押します。 (スイッチの赤いランプが点灯します) "O"のマーク … マシンの電源をOFFにするときにスイッチを押します。 (Iマークスイッチのランプが消灯します) 各コーヒー抽出ボタン( 図2-A~E ) 軽くワンタッチすると、それぞれ設定された量のコーヒー豆を挽き抽出します。 抽出量をお好みに設定することもできます。 *詳しくは、p.14をご参照ください。 ハートボタン( 図2-J) ①1回押すと、粉コーヒーを使用してコーヒーを抽出する準備をします。 ②2回押すと、ライトコーヒーを抽出する準備をします。 オプションボタン(図2-K) 給湯ボタン(図2-I)とピッチャーボタン(図2-E)の選択を確定するときに使用しま す。 * 詳しくは、p.12~13をご参照ください。 給湯ボタン(図2-I) 軽くワンタッチすることにより、給湯ノズルからの給湯およびその停止を行います。 お好みの湯量を設定することも可能です。 *詳しくは、p.15をご参照ください。 ピッチャーボタン(図2-E) 多量のコーヒーを抽出するときに使用します。 お好みの抽出量にプログラムが可能です。 * 詳しくは、p.14をご参照ください。 カウンター(図1-21) コーヒーが抽出された回数を表示します。...
  • Page 10 これらの機能を使用する場合は別途ミルクをご用意いただき、その中にミルクチューブを差し込んでおく 必要があります。 カフェラテボタン(図2-G) 軽くワンタッチすると、コーヒーが抽出され、その後ミルク抽出口より泡立ち ミルクが抽出されます。あるいはコーヒーとミルクが同時に抽出されます。 コーヒーとミルクはお好みの量にプログラムが可能です。 *詳しくは、p.15をご参照ください。 カプチーノボタン(図2-H) 軽くワンタッチすると、ミルク抽出口より泡立ちミルクが抽出され、その後 コーヒーが抽出されます。 コーヒーとミルクはお好みの量にプログラムが可能です。 *詳しくは、p.15をご参照ください。 泡立ちミルクボタン(図2-F) 軽くワンタッチすると、ミルク抽出口より泡立ちミルクが抽出されます。 ミルクはお好みの量にプログラムが可能です。 *詳しくは、p.15をご参照ください。 スチームノブ(図1-12) 反時計回りにノブを回すとスチームノズルからスチームが出ます。 時計回りに回すとスチームが止まります。 *詳しくは、p.14をご参照ください。  上記の「カフェラテボタン」「カプチーノボタン」「泡立ちミルクボタン」は、プログラムにより、 ミルクの先抽出・後抽出・同時抽出、コーヒーのみ、ミルクのみの抽出設定が可能です。...
  • Page 11: B マシンの立ち上げ

     b-マシンの立ち上げ  設置  設置に関する以下の作業は、サービスエンジニアに依頼してください。 ・ 水道管への接続 ・ 設置台の穴開け作業 ・ 浄水器の設置 ・ 排水管の取り付け スイッチを入れる ① 電源プラグをコンセントにつないでください。 ② 豆容器(図1-6)にコーヒー豆を入れてください。(約2.1kgまで入ります) 重要 グラインダーの故障の原因となりますので、コーヒー豆以外(小石,金属物質など)は 絶対に入れないでください ③ カス入れ(図1-16)、抽出器(図1-27)がきちんとセットされ、フロントドア(図1-15) が閉じられていることを確認してください。 きちんとセットされていないと、電源を入れたときに、ディスプレイ(図2-L)にメッセージが表示されます。 ④ メインスイッチ(図1-18)をONにしてください。  ディスプレイには、”ジコシンダン”に続いて”ジュンビチュウ シバラクオマチクダサイ”と表示されます。 ⑤ ディスプレイに、”シヨウデキマス”と表示されると、準備完了です(約7分かかります)。...
  • Page 12: C 各ドリンクの抽出、お湯・スチームの使用

     c-各ドリンクの抽出、お湯・スチームの使用 コーヒーの抽出 ① お使いになるカップの高さに合わせて、カプチーノ&コーヒー抽出ユニット(図1-22)を調節してください。 ② 抽出口の下にカップを置いてください。 ③ 抽出したいドリンクのキーを、短く(1秒以内)1回押してください。 ④ 豆容器に入っているコーヒー豆が挽かれ、コーヒーが抽出されます。 ディスプレイには、以下の表のようにメッセージが表示されます。 *”プレブルーイング”は、設定されているときのみ表示されます。 (プレブルーイングの設定については、p.18「7-プログラムモードの説明」をご参照ください。) ⑤ 抽出が終わると、ディスプレイには”シヨウデキマス”と再び表示されます。 カフェ・ラテやカプチーノの抽出  ① ミルクチューブ(図3-30)の先端をミルクパックの中に入れてください。 ② 抽出口の下にカップを置いてください。 ③         のいずれかのボタンを短く(1秒以内)1回押してください。  ※1 ④ コーヒーが抽出された後、ミルクが吸い上げられて、ミルクディスペンサー(図3-26)から泡立ちミルクが 抽出されます。 ディスプレイには、以下のようにメッセージが表示されます。 ⑤ 抽出が終わると、ディスプレイには”シヨウデキマス”と再び表示されます。 抽出キー ディスプレイ上段 ディスプレイ下段  ※2 スモールコーヒー 1パイ スモールコーヒー 2ハイ プレブルーイング ラージコーヒー 1パイ (抽出し始めの数秒間) ラージコーヒー 2ハイ ピッチャー...
  • Page 13: 粉コーヒー

    粉コーヒーによる抽出 粉コーヒーを使ってコーヒーを抽出することもできます。 *この場合、2杯取りはできません。 及び ボタンのみ使用できます。 ① 抽出口の下にカップを置いてください。 ② 粉コーヒー投入口(図1-5)から、メジャースプーンで適量の粉コーヒーを入れてください。 ③   ボタンを短く(1秒以内)1回押してください。ディスプレイには”パウダーコーヒー”と表示されます。 ④     または     ボタンを押すと、粉コーヒーを使ってコーヒーが抽出されます。   ディスプレイは、「コーヒーの抽出」の時と同様に表示されます。 *粉コーヒーを14g以上入れないでください。抽出器が正しく作動しなくなる恐れがあります。 ⑤ 抽出が終わると、ディスプレイには”シヨウデキマス”と再び表示されます。 *「粉コーヒー」はレギュラーコーヒーの豆をミルで挽いたものを指します。 インスタントコーヒーは使用できません。 ライトコーヒーの抽出 豆容器内の豆を挽いたコーヒーと粉コーヒーとをブレンドさせてコーヒーを抽出することができます。 *この場合、2杯取りはできません。 ① 抽出口の下にカップを置いてください。 ② 粉コーヒー投入口から、粉コーヒーを入れてください。 ③   ボタンを短く(1秒以内)2回押してください。ディスプレイには”ライトコーヒー”と表示されます。 ④     または     ボタンを押すと、別途設定した分だけコーヒー豆を挽き、粉コーヒーと合わせて抽出します。   ディスプレイは、「コーヒーの抽出」の時と同様に表示されます。 *豆コーヒーのブレンド比率はお好みの量に設定できます。 *豆と粉の合計が14g以上にならないようにしてください。抽出器が正しく作動しなくなる恐れがあります。 ⑤ 抽出が終わると、ディスプレイには”シヨウデキマス”と再び表示されます。 ピッチャーへのコーヒー抽出 ピッチャーのような大きな容器に、多量のコーヒーを抽出することができます。...
  • Page 14: お湯の使用

    ③   ボタンを押すとコーヒーが抽出されます。 ディスプレイには既に抽出された回数が表示されます。 * 1回分の抽出はお好みの量に設定できます。 * 途中で抽出をストップさせる場合は、   ボタンまたは、コーヒー抽出ボタン    (どれでもOK)を押してください。その時点で、抽出はストップします。 ④ 抽出が終わると、ディスプレイには”シヨウデキマス”と再び表示されます。 注:抽出時間を最短にするために、マシンが自動的に1杯抽出/2杯抽出の組合せを選択します。 例: 5回     ボタンを押すと、マシンは、2杯取りの動作を2回、1杯取りの動作を1回行います。 注:この機能で抽出した場合、コーヒーの温度が低くなることがあります。ご了承ください。 注:1度に1リットル以上を抽出した場合には、マシンの状態を戻し再び熱いコーヒーを抽出できる      状態にするため、約2分間休ませることが必要です。 お湯の使用  【定量抽出の場合】 (”オユノセッテイ”=オン) ① 給湯ノズルの下に、容器を置いてください。 ② お好みの湯量に合わせて、   ボタンを短く(1秒以内)1回または数回押してください。 ディスプレイには ”オユ×1” (2回押せば”×2”)のように表示されます。 ③    ボタンを押すと、あらかじめ設定された量のお湯が、②で指定された回数分抽出されます。 例: 200cc設定で”×2”なら 400ccを抽出 (ディスプレイには既に抽出された回数が表示されます。) ④ お湯の抽出が終わると、ディスプレイには”シヨウデキマス”と再び表示されます。 【不定量抽出の場合】 (”オユノセッテイ”=オフ) ①...
  • Page 15: スチームの使用

    スチームの使用  飲み物を温めるためにスチームを使うことができます。 ① 飲み物の中に、スチームノズル(図1-17)の先端を入れ、ノブ(図1-12)を反時計回りにゆっくり回してください。 ② ノズルからスチームが噴出され、飲み物を急速に温めます。 ③ 飲み物が適温になったら、ノブを時計回りに回して閉じてください。 火傷の危険 スチームは、非常に高温ですので、絶対に人体にかからないようにしてください。 また、噴出は非常に高圧で強力ですので、飲み物のとび跳ねに充分ご注意下さい。 金属パイプ部分は非常に熱くなりますので、ノズルの向きを変える時は、ゴムプロテクター部分を持ってください。 重要 スチームを使った後は、湿らせた布などで、スチームノズルをきれいに拭いてから、1秒間程度 スチームを噴射させてノズル内を殺菌しておくことをお勧めします。 特に、ミルクは固まってしまうと取り除きにくくなりますので、ご注意ください。  d-抽出量の設定 以下の抽出ボタンには簡単なメモリー機能が付いています。一旦設定すれば、電源を切ってもメモリーは 消えません。 設定方法は以下の通りです。各抽出キー毎に行います。 コーヒー抽出ボタン ① 抽出口の下にご使用の容器を置いてください。 ② 設定するボタンを、お好みの量が抽出されるまで押し続けてください。    この間、ディスプレイには”プログラム”と表示され、「ピピピ…」という音が鳴ります。 ③ ボタンから指を離すと、それまでに抽出された量が記憶されます。 ピッチャーボタン ① 抽出口の下にご使用の容器を置いてください。 ② ボタンを1回押した後、お好みの量になるまで  ボタンを押し続けてください。    この間、ディスプレイには”プログラム”と表示され、「ピピピ…」という音が鳴ります。 ③ ボタンから指を離すと、それまでに抽出された量が記憶されます。...
  • Page 16: 給湯ボタン

    給湯ボタン ① 給湯ノズルの下にご使用の容器を置いてください。 ② ボタンを、お好みの量が抽出されるまで押し続けてください。    この間、ディスプレイには”プログラム”と表示され、「ピピピ…」という音が鳴ります。 ③ ボタンから指を離すと、それまでに抽出された量が記憶されます。 注:給湯量は、”オユノセッテイ”が”オン”の場合にのみ、有効になります。 (p.18 「7-プログラムモードの説明」をご参照ください) ミルク抽出ボタン ”カフェ・ラテ”と”カプチーノ”は、コーヒー量とミルク量をそれぞれ設定できます。 【コーヒー量のプログラム】 ① 抽出口の下にご使用の容器を置いてください。 ②各ボタンを、お好みの量が抽出されるまで押し続けてください。 この間、ディスプレイには”プログラム カプチーノ”のように表示され、「ピピピ…」という音が鳴ります。 ③ ボタンから指を離すと、それまでに抽出された量が記憶されます。 【ミルク量のプログラム】 ① 抽出口の下にご使用の容器を置いてください。 ②     ボタンを、押し続けて(7秒以上)ください。     ディスプレイには”プログラム”と表示されます。 ③各ボタンを、お好みの量が抽出されるまで押し続けてください。     (ミルクがミルク抽出口から抽出されます。) ④ ボタンから指を離すと、それまでに抽出された量が記憶されます。 ※ カフェラテ や カプチーノ を作りたい場合は、ご使用のカップでコーヒー量とミルク量を連続してプログラム すれば、次回から           ボタンを短く1回押すだけで、簡単に抽出できます。...
  • Page 17: ミルクの泡立ち調節について

    ミルクの泡立ち調節について ミルクの泡立ちは、カプチナトーレの調節用レバー(図1-24)で 微調整することができます。 レバーを引くと泡立ちが少なくなり、奥にすると泡立ちが 粗くなります。 *レバーを外した状態では、ミルクを吸上げない事があります。 *レバーの紛失に充分ご注意ください。 ミルクの温度調節について ミルクの温度は、カプチナトーレの調節用レバー(図1-25)で 微調整することができます。 ダイヤルを上にすると温度が高くなり、下にすると温度が 低くなります。 *レバーでの泡立ち調整具合により、ミルクを吸上げない  ことがあります。  e-グラインダーの調整 グラインダーのダイヤル調整によって、コーヒー豆の 図5 挽き粗さを微調整することができます。 【 調整方法 】 フロントドア(図1&5-15)を開け、 グラインダー調整ダイヤル(図1&5-19)を回して調整します。 【参 考】 ダイヤル 目盛り 挽き粗さ 味 クレマの層 抽出時間 右に回す 小 細かい 濃い 厚い 長い 左に回す 大 粗い 薄い 薄い 短い ※...
  • Page 18: メンテナンス

    危険 挽き粗さを細かくした結果、抽出中に異音を感じたり、コーヒー抽出が遅くなったりした場合には、 直ちにダイヤルを 左へ2回転以上戻してください。そのまま使用を続けていると、グラインダーが 詰まったり、ブルーイングユニットが破損して、マシンが動かなくなる原因となります。 重要 コーヒー豆の中の異物などによってグラインダーがつかえると、ディスプレイには  ”グライダーエラー”というメッセージが表示され、マシンはロックされ、動かなく  なります。このような場合は、サービスセンターにご連絡ください。  6-メンテナンス はじめに 危険 クリーニングを行う際には、メインスイッチをオフにするか、または電源プラグを外し、 マシンが冷めるまで待ってから行ってください。 - 取り外すことが出来ない部品やマシン本体は、特に指定がない限り、水やぬるま湯で湿らせた やわらかいスポンジや布を使って、きれいに掃除してください。 - マシンに直接水をかけないで下さい。 - クリーニングが可能な部品は、全て容易に入手(購入)できますので分解しないでください。 - 定期的なメンテンスおよびクリーニングをすることによって、マシンを衛生的に保ち、より長期間  本来の能力を発揮させることができます。 危険 操作上のトラブルの場合には、通常ディスプレイに表示されますので、  直ちにマシンのメインスイッチを切るか、電源プラグを外して、サービスセンターに  お問い合わせください。 危険 ”スタンバイ”状態の時は、マシンを掃除しないでください。 (”スタンバイ”状態については p. 18 「7-プログラムモードの説明」をご参照ください。)...
  • Page 19: プログラムモードの説明

    7-プログラムモードの説明 マシンは、出荷時に標準設定されていますが、お好みに応じて、再プログラムの可能なメニューもあります。 プログラムは、マシンを’プログラムモード’にして操作します。 ただし、     マークの付いたメニューについては、変更する前にサービスセンター、担当営業にご相談下さい。 重要 プログラムモードにおいては、各キーはドリンクの抽出時とは異なる使い方となります。 【各ボタンの働き】 (プラグラムモードに 5秒間キーを押し続けるとプログラムモードに入ります。       はいる) (ディスプレイには”プログラム”と表示されます) (実行) メニューを選択し、次へ進みます。 入力データを確定します。 (取消し) メニューの選択や入力データを取消します。 前のメニューへ戻ります。 (Down) メニューの表示を先に進めます。 変更するデータ値を上げます(増やします)。 (Up) メニューの表示を戻します。 変更するデータ値を下げます(減らします)。 プログラムの方法は、以下の通りです。 (例:カップウォーマーをオフに変更したい場合) ①   ボタンを5秒間押し、’プログラムモード’に入ります。 プログラム ②   ボタンと    ボタンでプログラムするメニューを選択してください。 コトバ ■ カップウォーマー ■ カップウォーマー コーヒーリョウノセッテイ ③   ボタンでメニューを確定してください。 カップウォーマー ■ カップウォーマー コーヒーリョウノセッテイ オン...
  • Page 20  コトバ  ”ニホンゴ” … ディスプレイ表示が日本語になります。 プログラム ”ENGLISH” … 〃 英語になります。 ニホンゴ コトバ ENGLISH  カップウォーマー  ヒーター電力0%~100%を設定することが可能です。 “ 0 ” … メイン電源でヒーター電力0%(常にオフ)になります。 “10” … メイン電源でヒーター電力10%になります。 0 カップウォーマー ”10”単位で電力設定(%)できます。 “100” … メイン電源でヒーター電力100%(常にオン)になります。 セッテイリョ スモールコーヒー1パイ ウヨリスクナ コーヒーリョウノチョウセイ コーヒーリョウノチョウセイ  スモールコーヒー2ハイ 各抽出キー毎にコーヒー豆量を設定することが可能です。 セッテイリョ ウ ラージコーヒー1パイ “セッテイリョウ” … サービスエンジニアがプログラム セッテイリョ  した量のままになります。 ラージコーヒー2ハイ...
  • Page 21  オユノセッテイ  (カプチーノバージョンのみ) “オン” … 抽出キーにより湯量のプログラムができます。 オン オユノセッテイ “オフ” … 給湯量のプログラムはできません。 オフ  ミルクノセッテイ  (カプチーノバージョンのみ) “オン” … 抽出キーによりミルク量のプログラムができます。 オン “オフ” … ミルク量のプログラムはできません。 ミルクノセッテイ  コーヒーニオユヲタス  オフ “オン” … コーヒー抽出時にプログラムした比率のお湯を オン  加えます。全体の抽出量は変わりません。 コーヒーニオユヲタス “オフ” … コーヒー抽出時にお湯を加えません。 オフ 注: “オフ”にしても、     プログラムした量は変わりませんので、再度 オン min DISPENSER RINSING     “オン”にした時に、再プログラムは不要です。...
  • Page 22 ジカン ジカン 01:01 MO 01 JAN 2000 この機能で、マシンに時間と日付を設定します。 カーソルの移動にしたがって各項目を設定します。   (時-分-曜日-日-月-年)へ移動します。 オン タイマー オフ  タイマー  自動的にマシンのスイッチをオン・オフにする ON 1 mtwtfss 00:00 (次の「タイマーノセッテイ」でオン/オフ時刻を設定) タイマーノセッテイ “オン” で設定した時間通りにこの機能が働きます。 OFF 1 mtwtfss 00:00 “オフ”ではオン/オフを手動で行ないます。 ON 2 mtwtfss 00:00 OFF 2 mtwtfss 00:00 注: タイマーの機能は、メインスイッチがオン時のみ有効です。 ON 3 mtwtfss 00:00  タイマーノセッテイ ...
  • Page 23: 毎日のお手入れ

    ☆毎日のお手入れ☆ まず初めに「メインスイッチ」を一旦お切り下さい。   1.ブルーイングユニット(抽出器)を専用タブレットで洗浄してください。   ①   ボタンを押しながら、メインスイッチを入れ、プログラムモードに入ります。 プログラム   ②   ボタンを押して「ブルーイングノセンジョウ」がディスプレイに表示されたら    ボタンを押します。 ブルーイングノセンジョウ ■ ブルーイングユニットニ ジカン タブレットヲイレテクダサイ   ③フロントドアを開き、ブルーイングユニットを取り出し、抽出部にタブレット1個を入れます。 ブルーイングユニットイレナオシ フロントドアヲシメテクダサイ   ④ブルーイングユニットを元の位置に戻し、フロントドアを閉めます。 センジョウチュウ ■■■■■■■■■■■■ * ■がひとつずつ消えていきます。   ⑤ブロックが全て消えると、洗浄が終了。 センジョウチュウ ブルーイングユニットヲハズシ ミズアライシテクダサイ   ⑥フロントドアを開き、再度ブルーイングユニットを取り出して流水ですすぎ洗いを行います。 ブルーイングユニットイレナオシ → 洗ったユニットはそのまま乾かしておいてください。   ⑦本体内部のブルーイングユニット取付部周辺に付いたコーヒーかすや水滴などをきれいに拭きます。 ブルーイングユニットイレナオシ   ⑧スペアのブルーイングユニットをマシンにセットし、フロントドアを閉めます (自動すすぎが行われます)。 フロントドアヲシメテクダサイ ススギオワリ スターボタンヲオシテクダサイ   ⑨マシンの電源を一旦切り、再度入れます。 ススギオワリ シヨウデキマス スターボタンヲオシテクダサイ   ⑩マシンのメインスイッチを切ってください。...
  • Page 24 2.カプチナトーレに洗浄液を吸わせ、すすぎ洗いをしてください。 SC-1000   ① 洗浄用容器に クリーナー をキャップ1杯(約15cc)入れ、水で500ccまで薄めます。   ② ①の洗浄液の中にミルクチューブの先端を入れます。   ③   ボタンを1回押し、ディスプレイに「パウダーコーヒー」と表示されているのを確認してから     ミルク洗浄ボタンを押し、洗浄液を吸わせます。   ④ 1度、吸い終わったら、カプチナトーレの各部品を全て取り外し(図3)、洗浄液の入った洗浄用容器に入れ     翌朝まで、漬け置きにします。   ⑤ 翌朝のマシンの電源を立ち上げる際に、よくすすぎをし、カプチナトーレの各部品を組立て、マシンに     セットします。 3.コーヒー抽出ユニット(図4) 各部品は取り外して洗浄が可能になってますので、それぞれ分解し、水洗いしてください。 4.目皿、かす入れはマシン本体から取り外して、水洗いして下さい。 5.スチームノズル、給湯ノズル   各ノズルの一番下の部分は、ノズルを持って左に回すと外れますので、水洗いしてください。   スチームの出が悪い場合は、ノズル先端の噴射穴(3つあります)が詰まっていることが考えられますので、   針のような細いものを使って掃除してください。 6.カップウォーマープレート  カップウォーマープレート(図1-4)は、軽く湿らせた柔らかい布で拭き掃除してください。 7.ホッパー  ホッパー(図1&6-6)は、軽く湿らせた柔らかい布で拭き、その後乾いた柔らかい布で水気を しっかり拭き取ってください。   汚れがひどい時は… シャッターレバー(図6-A)を図6の位置まで動かし、 シャッターを閉めて、専用工具(図6-C)を使い、 6 ネジ(図6-B)を外し、ホッパー本体(図1&6-6)を 取り外して、水洗いを行って下さい。 注:取り付ける際は、乾いた布で、水気をしっかりと    拭き取ってから、取り付けて下さい。 図6 A...
  • Page 25 *取り外した部品やユニットは、全て風通しの良いところに置いて、水気を切りましょう。  *カプチナトーレの泡立ち調節ピンやカプチナトーレカバーなど、小さな部品をなくさないように注意して下さい。 重要 各部品、ユニットは絶対に洗浄機で洗わないで下さい。変形することがあります。 特にブルーイングユニットは、駆動部分にグリスを使用している為、水以外の ぬるま湯や、中性洗剤(台所用洗剤)、洗浄機で洗った場合、グリスが取れて スムーズに動かなくなる場合がございますので、絶対におやめ下さい。...
  • Page 26: 様々なディスプレイ・メッセージ

    8-様々なディスプレイ・メッセージ ここまでに説明されたメッセージ以外にも、マシンの状況や操作方法を説明するメッセージが表示されます。 カスイレ イレナオシ: コーヒーかす入れが正しくセットされていないときに表示されます。 カスヲステテクダサイ: コーヒーかす入れにコーヒーかすが溜まった時 (プログラムした杯数のコーヒーが 抽出された時) に表示されます。コーヒーかすを捨ててセットし直してください。 一旦、かす入れを外した際には必ずかすを捨ててください。 標準設定では、抽出40回でこのメッセージが表示され、50回までに捨てないと 抽出できなくなります。 (「ジュンビデキテイマセン - カスヲステテクダサイ」の項目参照) クウキヌキボタンヲオシテクダサイ: 抽出時にボイラーの水が空になっている時に表示されます。給水をチェックした後、 給湯ノズルとコーヒー抽出口から水が流れるまで   キーを押してください。      コーヒーバージョンでは、コーヒー抽出口からのみ水が流れます。 コーヒーマメヲイレテクダサイ: コーヒー豆粉砕時に、豆ホッパーの中にコーヒー豆がない時に表示されます。 ジドウススギノセッテイ: マシンが自動的にコーヒー抽出口を洗う時に表示されます。 ジュンビデキテイマセン - カスヲステテクダサイ(準備できていません-かすを捨ててください): コーヒーかす入れが完全に溜まった時 (プログラムした杯数のコーヒーが抽出された時)  に表示されます。コーヒーかす入れを取り外し空にするまで、マシンはロックされ、  コーヒーは抽出されません。ロックされる前に警告メッセージを表示させることができます。 (「カスヲステテクダサイ」の項目参照) ジョセッカイ: プログラムされた杯数が抽出され、マシンに除石灰作業が必要となった時に表示されます。 そのままでは使用できませんので、マシンのスイッチを切ってサービスセンターに  問い合わせてください。 この表示は、サービスエンジニアがプログラムしたマシンの動作サイクルに基づいています。 スタンバイ: タイマーが設定されていて、マシンがオフの状態の時(メインスイッチはONの状態)に...
  • Page 27 ストッパーヲヒライテクダサイ: ホッパーのストッパー(シャッター)が閉まっているか、ホッパーが取り外されている場合、 ホッパー内に豆が無くなった場合に表示されます。 センサーエラー 01:  温度センサーが故障している時に表示されます。 マシンのスイッチを切ってサービスセンターに問い合わせてください。 トウケツボウシ キノウ: マシンがスタンバイ状態の時(メインスイッチはONの状態)で、ボイラー凍結防止機能が設定されて いる時に表示されます。 ブルーイングユニットイレナオシ: ブルーイングユニットが正しくセットされていない時に表示されます。 ブルーイングユニットをセットし直してください。 ブルーイングユニットエラー: ブルーイングユニットが正しく作動していないときに表示されます。 マシンのスイッチを切ってサービスセンターにお問い合わせください。 プログラム: 設定を行う時に表示されます。 フロントドアヲシテメテクダサイ: フロントドアがきちんと閉まっていない時に表示されます。 フロントドアを閉め直してください。 マメヨウキイレナオシ: ホッパーが正常にセットされていないか、ホッパーが取り外されている場合に 表示されます。 メンテナンス: プログラムされた杯数を抽出して、マシンにメンテナンスが必要な時に表示されます。 マシンのスイッチを切ってサービスセンターにお問い合わせください。 この表示は、サービスエンジニアがプログラムしたマシンの動作サイクルに基づいています。 グラインダーエラー: グラインダーに異物が入ったとき、安全装置が働いてマシンがロックされたことを表示します。 TEMPER ERROR: ボイラー内の温度が上がりすぎた時、サーモスタットが働いてマシンがロックされたことを表示します。...
  • Page 28: トラブルシューティング

     9.トラブルシューティング 以下の表は、マシン稼働中に起こりうる問題/原因/解決法を示しています。 マークがある部分はサービスセンターにご相談ください。 問 題 ディスプレイ 原 因 解 決 法 プラグを接続してください 電源が入らない プラグが接続されていない 一旦マシンの電源を切って、ブレ ブレーカーが落ちている ーカーをオンにし、電源を入れる タイマーの設定がオンで、 設定をオフ、ESCで解除、 スタンバイ 電源オフの時間帯に入っている 電源オンの時間帯まで待つ *サービスセンター ヒューズが切れている *サービスセンター 配線異常 元栓を開く 使用できる状態にならない 給水元栓が閉じている クウキヌキボタンヲ オシテクダサイ *サービスセンター 給水管が接続されていない 再プログラム → p.14 参照 コーヒー抽出ができない 抽出量の設定がゼロ ホッパーに豆を補充する コーヒーマメヲイレテクダサイ コーヒー豆がなくなった コーヒー豆がミルの中へ 棒状の物で豆を突つきながら、 抽出ボタンを押す...
  • Page 29 問 題 ディスプレイ 原 因 解 決 法 スチーム/お湯が出ない ノズルの穴が目詰まりしている ノズルを分解して、抽出穴を 針状の物で掃除する ミルクの泡立ちが悪い カプチナトーレが正しくセット 各部品をしっかり組み立て、本体 (抽出量がブレる) されていない に奥まで差し込む → p.6参照 (抽出しない) 本体側ノズルがゆるんでいる 時計回りにしっかり締める 〃 のOリングを紛失 *サービスセンター(取り寄せ) カプチナトーレ内が汚れている 分解掃除 → p.6参照 泡立ち調整レバーが抜けている レバーを差し込む → p.6参照 ミルクチューブがクリップに固定 しっかり固定する されていない → p.6 図3参照 牛乳がぬるい よく冷えた牛乳を使用する ブルーイングユニットがマシン ユニットのギヤ位置が 一旦メインスイッチを切り、入れ...

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