Roland Sound Expansion Series Owner's Manual page 13

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受信したメッセージの MIDI チャンネルに対応するパートのリバーブ・センド・
レベルが調節できます。
システム・コモン・パラメーターのコントロール・チェンジ受信スイッチが
OFF のとき受信しません。
○汎用エフェクト 3(コーラス)
ステータス
第2バイト
BnH
5DH
n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H 〜 FH(ch.1 〜 ch.16)
vv= コントロール・バリュー: 00H 〜 7FH(0 〜 127)
受信したメッセージの MIDI チャンネルに対応するパートのコーラス・センド・
レベルが調節できます。
システム・コモン・パラメーターのコントロール・チェンジ受信スイッチが
OFF のとき受信しません。
○ NRPN MSB/LSB(コントローラー・ナンバー 98、99)
ステータス
第2バイト
BnH
63H
BnH
62H
n=MIDI チャンネル・ナンバー
mm=NRPN で指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト
ll=NRPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト
電源投入時および
GM システム・オン
GS リセット を受信すると、NRPN の受信可能状態になります。
NRPN で設定されたバリューは、プログラム・チェンジやリセット・オール・
コントローラーなどを受信してもリセットされません。
** NRPN **
コントロール・チェンジには、NRPN(ノン・レジスタード・パラメーター・ナ
ンバー)と呼ばれる、機器固有の機能を設定できる拡張領域が用意されていま
す。本機では NRPN の使用によって、音色のパラメーターなどを変化させるこ
とができます。
実際の使用にあたっては、まず NRPN  MSB と NRPN  LSB を与えて制御するパ
ラメーターを指定し、その後データ・エントリーで指定パラメーターのバリュ
ーを設定します。いったん NRPN のパラメーターが指定されると、その後同一
チャンネルで受信するデータ・エントリーはすべてそのパラメーターのバリュ
ー変更とみなされます。誤動作を防止するために、必要なパラメーター・バリ
ューの設定が終わったら、RPN ヌル(RPN ナンバー= 7FH/7FH)を設定する
ことをお勧めします。
コントローラー・ナンバー 98(62H)と 99(63H)でパラメーターを指定し、
コントローラー・ナンバー 6 で各種パラメーターの値を操作することができます。
(例)
TVF レゾナンスの値を +10 にする。
コントローラー・ナンバー 99(63H):値= 1(01H)
コントローラー・ナンバー 98(62H):値= 33(21H)
コントローラー・ナンバー 6(06H):値= 74(4AH):初期値 64
この順に送信すると値が切り替わります。
本機は、以下に示す NRPN を受信します。
NRPN
MSB LSB
MSB
01H 08H
mmH
01H 09H
mmH
01H 0AH
mmH
01H 20H
mmH
01H 21H
mmH
01H 63H
mmH
01H 64H
mmH
01H 66H
mmH
18H rrH
mmH
1AH rrH
mmH
1CH rrH
mmH
第3バイト
vvH
第3バイト
mmH
llH
: 0H 〜 FH(ch.1 〜 ch.16)
受信時は、NRPN を受信しません。
Data entry
パラメーター名と値の範囲
ビブラート・レイト(相対変化)
mm : 0EH 〜 40H 〜 72H(-50 〜 0 〜 +50)
ビブラート・デプス(相対変化)
mm : 0EH 〜 40H 〜 72H(-50 〜 0 〜 +50)
ビブラート・ディレイ(相対変化)
mm : 0EH 〜 40H 〜 72H(-50 〜 0 〜 +50)
TVF カットオフ・フリクェンシー(相対変化)
mm : 0EH 〜 40H 〜 72H(-50 〜 0 〜 +50)
TVF レゾナンス(相対変化)
mm : 0EH 〜 40H 〜 72H(-50 〜 0 〜 +50)
TVF&TVA エンベロープ・アタック・タイム(相対変化)
mm : 0EH 〜 40H 〜 72H(-50 〜 0 〜 +50)
TVF&TVA エンベロープ・ディケイ・タイム(相対変化)
mm : 0EH 〜 40H 〜 72H(-50 〜 0 〜 +50)
TVF&TVA エンベロープ・リリース・タイム(相対変化)
mm : 0EH 〜 40H 〜 72H(-50 〜 0 〜 +50)
リズム・インストゥルメント・ピッチ・コース(相対変化)
rr :リズム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm : 00H 〜 40H 〜 7FH(-64 〜 0 〜 +63 semitone)
リズム・インストゥルメント TVA レベル(絶対変化)
rr :リズム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm : 00H 〜 7FH(0 〜最大)
リズム・インストゥルメント・パンポット(絶対変化)
rr :リズム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm:00H, 01H〜40H〜7FH(ランダム、左〜中央〜右)
MIDI インプリメンテーション
1DH rrH
mmH
1EH rrH
mmH
データ・エントリーの LSB(llH)は無視します。
相対変化のパラメーターは、プリセットされているバリューを基準(40H)と
して相対的に変化します。相対変化のパラメーターは、機種により音色などの
変化の仕方や変化範囲が異なる場合があります。
絶対変化のパラメーターは、プリセットされているバリューに関わらず、パラ
メーターの絶対値をバリューで設定します。
○ RPN MSB/LSB
ステータス
第2バイト
BnH
65H
BnH
64H
n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H 〜 FH(ch.1 〜 ch.16)
mm=RPN で指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト。
ll=RPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト。
** RPN **
コントロール・チェンジには、RPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー)
すなわち MIDI 規格で機能が定義されている拡張領域が用意されています。
この RPN の使用によって、機器のパラメーターを変化させることができます。
実際の使用にあたっては、まず RPN MSB と RPN LSB を与えて、制御するパラ
メーターを指定し、その後データ・エントリーで指定パラメーターの値を設定
します。
本機が受信することのできる RPN は、ピッチ・ベンド・センシティビティー
(RPN#0) 、マスター・ファイン・チューニング(RPN#1) 、マスター・コー
ス・チューニング(RPN#2) 、RPN リセット(RPN#16383)です。
RPN
Data entry
解説
MSB LSB
MSB LSB
00H 00H
mmH ---
ピッチ・ベンド・センシティビティー
mm : 00H 〜 0CH(0 〜 12 半音)
ll :無視
半音ステップで 1 オクターブまで指定可能
パッチ・コモン・パラメーターの ベンダー・レン
ジ・ダウン と ベンダー・レンジ・アップ が同
時に変わります。
リズム・パート(パート 8)では、受信しません。
00H 01H
mmH llH
マスター・ファイン・チューニング
mm, ll : 20H,00H 〜 40H,00H 〜 60H,00H
(-8192 × 50 ÷ 8192 〜 0 〜 +8192 × 50 ÷ 8192 cent)
パッチ・モードでは、マスター・チューンが変わります。
パフォーマンス・モードでは、各パートのファイ
ン・チューンが変わります。
コントロール・チャンネルで受信したときはマス
ター・チューンが変わります。
00H 02H
mmH ---
マスター・コース・チューニング
mm : 10H 〜 40H 〜 70H(-48 〜 0 〜 +48 半音)
ll :無視
パッチ・モードでは、受信しません。
パフォーマンス・モードでは、各パートのコー
ス・チューンが変わります。
7FH 7FH
--- ---
RPN リセット
RPN ・ナンバーが指定されていない状態にする。
内部の設定値は、変化しない。
mm, ll :無視
○データ・エントリー MSB/LSB
ステータス
第2バイト
BnH
06H
BnH
26H
n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H 〜 FH(ch.1 〜 ch.16)
mm=RPN/NRPN で指定されたパラメーターに対するバリューの上位バイト。
ll=RPN/NRPN で指定されたパラメーターに対するバリューの下位バイト。
システム・コモン・パラメーターのコントロール・チェンジ受信スイッチが
OFF ならば受信しません。
リズム・インストゥルメント・リバーブ・センド・レベル(絶対変化)
rr :リズム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm : 00H 〜 7FH(0 〜最大)
リズム・インストゥルメント・コーラス・センド・レベル(絶対変化)
rr :リズム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm : 00H 〜 7FH(0 〜最大)
第3バイト
mmH
llH
第3バイト
mmH
llH
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