Download Print this page

Yamaha PortaTone PSR-SQ16 Owner's Manual

Yamaha musical instrument owner's manual
Hide thumbs Also See for PortaTone PSR-SQ16:

Advertisement

Quick Links

Advertisement

loading

Summary of Contents for Yamaha PortaTone PSR-SQ16

  • Page 2 この度はヤマハポータトーンPSR-SQ16をお買い求めいただき、誠にありがとうございます。 PSR-SQ16の様々な機能を最大限に活用するために、この取扱説明書をよくお読みになってか らご使用ください。なお、読み終わった後も、保証書とともに大切に保管して、分からないこ とや不都合が生じた場合に繰り返しご覧ください。 ● 微妙なタッチニュアンスを表現するタッチレスポンス付61鍵キーボード ● 最大同時発音数56の強力な音源部は、16チャンネルマルチ音源として MIDI IN でも使用可能 ● キーボードと音源部、さらにマルチトラックシーケンサーを融合させるマルチトラックキーボー ドシステム ● 様々なタイプのMIDIデータやDISKデータに応じて、音源部の設定を変更できるコンフィギュ レーション機能 (GMシステムレベル1に対応) * ● 高音質を誇るAWM177音色+23打楽器セット (180種の打楽器音を含む) ● 豊富な269スタイルの自動伴奏機能 ● オリジナルの自動伴奏が作れるカスタムスタイル機能 ● 1機能1スイッチで操作性に優れた16トラックシーケンサー ● 演奏データ、カスタムスタイルデータなどが保管できるフロッピーディスクドライブ内蔵  (他のシーケンスソフトと互換性の高いスタンダードMIDIファイルフォーマット使用) ● 様々な効果を与えるDSP (Digital Signal Processor)機能 ● 音楽表現の可能性を無限に拡げるMIDI機能 * PSR-SQ16はプログラムナンバー120∼127 (主にサウンドエフェクト機能)以外の機能でGMに対応しています。 PSR-SQ16の取扱説明書は、PSR-SQ16の基本的な演奏をするための操作を説明する[基本的な操作方法]と、...
  • Page 3 ご使用になる前に ... 2 各部の名称  ・フロントパネル ... 4  ・リアパネル ... 6 基本的な操作方法 ● ボイスの選択 ... 8  ・2つ以上のボイスのセッティング ... 10  ・キーボードスプリット (鍵盤の右側と左側で違ったボイスを鳴らす方法) ... 13 ● オートアカンパニメント (自動伴奏機能) ... 14 ・オートアカンパニメントとは ... 14 ・フルアカンパニメントの概要 ... 14 ・オートアカンパニメントの演奏 ... 16 ● デモ曲の再生 ... 22  ・内蔵デモ曲の再生...
  • Page 4 PSR-SQ16は精密機器です。本製品を末永くご使用いただくために、 以下の注意を守り大切に扱ってください。 (電源コードのセットアップについてはP.6を参照 してください) 次のような場所でご使用になりますと故障・変形・変色などの原因になり ますのでご注意ください。 ・ 窓際など直射日光の当たる場所 ・ 暖房器具のそば、戸外、日中の車内など、極端に温度の高い場所。 ・ 極端に湿度の高い場所 ・ ホコリの多い場所 ・ 振動の多い場所 ・ 本機は日本国内仕様です。電源は必ずAC100V (50Hzまたは60Hz)を使用 してください。AC100V以外の電源は絶対に使用しないでください。 ・ ご使用にならない場合は必ず電源スイッチを切ってください。 ・ 長時間ご使用にならない場合、また落雷などの危険がある場合は、電源 コードをコンセントから抜いておいてください。ただし各データは消 え、初期化されてしまいますので、フロッピーディスクにセーブを行っ てからにしてください。(P. 68参照) ・ 消費電力の大きな機器と同じコンセントを使用したり、タコ足配線をす ると、音質が劣化するばかりでなく、故障などの原因となりますのでご 注意ください。 ・ 再生するスピーカーやアンプの損傷を防ぐために、接続作業は本機と接 続する機器、双方の電源を切った状態で行なってください。 ・ スイッチや入出力端子類に無理な力を加えないでください。 ・ コード類をはずす時は、必ずプラグ部分を持って抜いてください。 ・ 移動するときは接続コードをはずしてから行なってください。 ・...
  • Page 5 ・ シーケンサーなどにメモリーされたデータは、電源コードをコンセン トに接続した状態では、電源スイッチを切ってもバックアップされて いますが、電源コードをコンセントから抜くと、データは失われてし まいます。データを保存する場合は、必ずフロッピーディスクにセー ブしてください。 ・ メモリーされたデータは、誤操作などのために壊れてしまうことも考 えられます。大切なデータはフロッピーディスクに必ずバックアップ (スペア)を取っておいてください。また、フロッピーディスク自体も 磁気などの影響でデータが壊れてしまうことがあります。重要なデー タを安全に保存するため、お手数でも二重にバックアップを取ること をおすすめします。 ・ フロッピーディスクを曲げたり圧力をかけないでください。また、 シャッターを開けて内部に手を触れないようご注意ください。 ・ 直射日光の当たる場所や、高温の場所に保管しないでください。 ・ フロッピーディスクは必ず3.5インチ2DDタイプをご指定の上お買い求 めください。 ・ 磁気を帯びた物のそばに置かないでください。ディスクのデータが消 去されたり、破壊される恐れがあります。 ・ フロッピーディスクを取り出す場合は、イジェクトボタンをゆっくり と正確に押し込み、フロッピーが完全に出てから取り出してくださ い。中途半端な状態で止ってしまった場合は、もう一度イジェクトボ タンを押すか、再度フロッピーディスクを押し込みもう一度イジェク トボタンを押してください。中途半端な状態で無理に引き出すと、本 体のディスクドライブおよび、フロッピーディスクを破損する恐れが あります。 ・ 本体のディスクドライブにフロッピーディスク以外の物を入れないよ うご注意ください。ディスクドライブおよびフロッピーディスク破損 の原因となります。 ・ 本機を改造したり、内部を開けたりすることは故障や事故につながり ますので、絶対にしないでください。改造された後の保証はいたしか ねます。 ・...
  • Page 6 ADVANCED WAVE MEMORY PITCH BEND DOWN POWER ON/OFF (パワースイッチ → P.8) MASTER VOLUME (マスターボリューム → P.8) Left Display (レフトディスプレイ → P.16, 34, 83) Ten Key (テンキー [左] -, +, 0∼9 → P.16, 34, 83) TEMPO (テンポボタン → P.16, 63) METRONOME (メトロノームボタン...
  • Page 7 HANNEL STATUS CH STATUS DATA/DISK FILE# FINE±32 -7~7 00~15 (COARSE±36) VIBRATO DATA DISK STYLE DEPTH DEPTH TUNING DIAL+SEQUENCER DEMO DIAL START/STOP CH STATUS CH STATUS PRIVILEGE DISK FORMAT LOAD SAVE DELETE PEDAL ASSIGN 1, 2 (ペダルアサイン1, 2ボタン → P.62) Center Display (センターディスプレイ...
  • Page 8 AC 100V ステレオシステム L+R/L AUX. OUT トーンジェネレーター AUX. IN CAUTION WARNING: RISK OF ELECTRIC SHOCK TO REDUCE THE RISK OF FIRE OR ELECTRIC SHOCK, DO NOT OPEN DO NOT EXPOSE THIS PRODUCT AVIS: RISQUE DE CHOC ELECTRIQUENE PAS OUVRIR. TO RAIN OR MOISTURE. 付属のコードを接続します。接続時はプラグ部分を持って、しっかり...
  • Page 9 THRU PEDAL REMOTE KEYBOARD MIDI AC INLET (FC7) (FC5) PEDAL トーンジェネレーター ミュージック コンピューター MIDIキーボード THRU REMOTE KEYBOARD MIDI THIS DEVICE COMPLIES WITH PART 15 OF THE FCC RULES. OPERATION IS SUBJECT TO THE FOLLOWING TWO CONDITIONS: (1) THIS DEVICE MAY NOT CAUSE HARMFUL INTERFERENCE, AND (2) THIS DEVICE MUST ACCEPT ANY INTERFERENCE RECEIVED, INCLUDING INTERFERENCE THAT MAY CAUSE UNDESIRED OPERATION.
  • Page 10 PSR-SQ16には先進のAWM音源を利用した、ハイクオリティな200音色のボイスが プリセットされています。ボイスはBANK1, 2に分けられています。 まず自分の好みのボイスを選んで演奏してみましょう。 ※ボイスリストは別冊の「リストブック」を参照してください。 このイラストはPDF上では表示されません。 POWER ON/OFF MASTER VOLUME CHANNEL STATUS 000~127 000~127 -7~7 VOICE VOLUME DEPTH BANK LOCAL 電源コードを家庭用コンセント(AC100V)に接続し、POWERスイッ チを押してオンにしてください。 本機全体のボリューム調整は、MASTER VOLUMEで行ないます。 MASTER VOLUMEを半分ぐらいまで動かしてください。 ここではBANK 2の[008 ELECTRONIC ORGAN2]を選択してみましょ う。 まず、VOICEボタンを押してインジケータを点灯させます。次に BANKボタンを押して、" 2 " のインジケータを点灯させてください。 00~15 ( B A N Kボ タ ン は 押 す 度 に B A N K 1m B A N K 2m L O C A L VIBR OFFmBANK1・・・と変わります。) (注) BANKボタン下のLOCAL OFFインジケータに関しては、P.31を参照して...
  • Page 11 この状態から、以下の3通りの方法によってボイスが選択できます。 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE POSITION CH STATUS DIAL USAGE BANK 2のボイスナンバー065∼087には、音程を持たない打楽器音がプリセットされ、各鍵盤に別々の打楽器が割り当て られています。PSR-SQ16の鍵盤上部には、ボイスナンバー065 STANDARD KIT (074 STANDARD KIT W/GATEも同じ 内容)の鍵盤に割り当てられている打楽器を示すイラストがプリントされています。ボイスナンバー066∼087に関しては別 冊の「リストブック」を参考にしてください。 ※ パーカッションボイスを利用してオリジナルのリズムスタイルを作ることができます。詳細はP.59「カスタムスタイル」の項を参照してください。 ※ 065 STANDARD KIT∼073 ACOUSTIC KITは、ワンショットタイプ (離鍵により音がカットされないもの)、074 STANDARD KIT∼082 ACOUSTIC KITには、065 ∼073 のそれぞれのゲートタイプ (離鍵により音がカットされるもの)がセットされています。 ライトディスプレイ下のテンキーを0, 0, 8の順に押してください。ライト...
  • Page 12 PSR-SQ16は全部で16個のチャンネルを持っています。それぞれのチャンネルには、テレビのチャンネル設定と同じよ うに、別々の音色をセットして用いることができます。したがって、あらかじめ16種類までの音色 (およびその各種設 定・・・チャンネルステイタス)をセットしておけば、ワンタッチで音色を切り替えることが可能です。ここではいくつか のチャンネルに異なった音色をセットしてみましょう。 SPLIT ASSIGN SOLO 1,3,5,6 このイラストはPDF上では表示されません。 SPLIT ASSIGN SOLO 000~127 CH STATUS DATA/DISK FILE# VOICE DATA DISK BANK LOCAL KEYBOARD CHANNEL ここではまず、KEYBOARD CHANNEL2ボタンを押してインジケータを 点灯させてください。 VOICEボタンを押してインジケータを点灯させます。ここではP.8の方法 にしたがって、BANK 1の[002 PIANO 3]を選択してみましょう。 STYLE...
  • Page 13 SPLIT ASSIGN SOLO 000~127 CH STATUS DATA/DISK FILE# VOICE DATA DISK STYLE BANK LOCAL SPLIT ASSIGN SOLO SPLIT ASSIGN SOLO SPLIT ASSIGN SOLO 今度はKEYBOARD CHANNEL3ボタンを押してインジケータを点灯させ てください。 KEYBOARD CHANNEL3には、BANK 1の[074 ELECTRIC BASS 1]を選 択してみましょう。 これでP.8の設定とあわせて、KEYBOARD CHANNEL1∼3に、BANK 2 [008 ELECTRONIC ORGAN2]、BANK 1 [002 PIANO 3]、BANK 1 [074 ELECTRIC BASS 1]がそれぞれ設定されました。...
  • Page 14 このイラストはPDF上では表示されません。 SPLIT ASSIGN SOLO SPLIT ASSIGN SOLO CHANNEL STATUS FINE±32 000~127 000~127 -7~7 00~15 (COARSE±36) VIBRATO VOICE VOLUME DEPTH DEPTH TUNING PITCH BEND DOWN KEYBOARD CHANNEL1ボタンを押しながらKEYBOARD CHANNEL2ボタ ンを押します。そのまま、KEYBOARD CHANNEL1ボタンを押した状態で、 今度はKEYBOARD CHANNEL3ボタンを押します。3つのインジケータが点 灯し、鍵盤を演奏すると、 [ ELECTRONIC ORGAN 2] と[PIANO 3]と[ELEC- TRIC BASS 2]の3つの音が重なって鳴ります。 ※...
  • Page 15 キーボードスプリットとは、スプリットポイント(工場出荷時はB2(MIDIノートナンバー59。鍵盤上部に表示)に設定さ れています。P.35参照)を境に、あるチャンネルをキーボードの左側で、そして異なるチャンネルをキーボードの右側 で演奏することです。 ※ この項での説明は、前項 (P.8∼P.10)でセットされたKEYBOARD CHANNEL1∼2を利用して行います。 このイラストはPDF上では 表示されません。 それでは、右側鍵域に KEYBOARD CHANNEL1 の [ELECTRONIC ORGAN2] を、左側鍵域に KEYBOARD CHANNEL 2 の [PIANO 3]をセットしてみましょう。 SPLIT ASSIGN SOLO SPLIT ASSIGN SOLO SPLIT ASSIGN SOLO スプリットポイント 2チャンネル 1チャンネル まず、KEYBOARD CHANNEL1ボタンを押して、インジケータを点灯さ せてください。 次にSPLIT ASSIGNボタンを押しながら、 KEYBOARD CHANNEL 2の ボタンを押してください。インジケータが点滅します。...
  • Page 16 オートアカンパニメントとは、左手鍵域 (スプリットポイントより左側の鍵盤mP.35参照)で演奏されたコー ドに応じて、リズムに乗った伴奏を自動的に演奏する機能です。 この自動伴奏機能は、さまざまな種類の音楽スタイルやビートに対応できるように、全部で269種類のプリ セットスタイルを持っています。また、スタイルを自分で作成すること (カスタムスタイル)も可能です。 269種類のアカンパニメントスタイルの内訳は以下のとおりです。 ● (100種類 ; 000∼099) イントロ、メイン、フィル1、フィル2、エンディングにそれぞれ2バリエーション (Aと B)があり、合計10種類のセクションを持ったアカンパニメントスタイルです。 ● メインセクションのみでバリエーションやフィル、イントロなどを持たないシンプルな アカンパニメントスタイルです。 ● (69種類 ; 200∼268) パーカッションやドラムキットのみによるリズム演奏で、イントロ、フィルインやバリ エーションなどは持っていません。 カスタムスタイルはスタイルナンバー269∼276へ8種類までセットできます。詳細はP.59 「カスタムスタイル」の項を参照してください。 ※スタイルリストは別冊の「リストブック」を参照してください。 INTRO 曲の部分を表す言葉で、PSR-SQ16では以下の4種類があります。 ・INTROセクション ... 曲の始まり (1∼8小節程度) ・メインセクション ... 曲の本体部分の伴奏。INTRO∼ENDINGのLEDが消え ・FILL INセクション ・ENDING ... 曲の終わり (2∼8小節程度) イントロ∼エンディングまですべてのセクションは2つずつのバリエーション...
  • Page 17 ・イントロセクションが終了すると自動的にメインセクションに移行します。(バ リエーションは同じままです。) ・メインセクションは同じパターンを繰り返し演奏します。 ・フィル1を演奏した後は、バリエーションを変更せずにメインへ戻ります。 ・フィル2を演奏した後は、バリエーションを変更して (AmBまたはBmA)メイン へ戻ります。 ・エンディングを演奏した後は、自動的に伴奏が停止します。 これらの関係を分かりやすく示したものが次の図です。 フィル1A イントロA メインA フィル2A イントロB メインB フィル1B エンディングA フィル2B エンディングB...
  • Page 18 このイラストはPDF上では表示されません。 REMOTE BEAT REMOTE 40~240 TEMPO BEAT METRONOME ここでは[054 JAZZ BALLAD]を選択してみましょう。 STYLE#ボタンを押し、STYLE#インジケータを点灯させると、レフト ディスプレイにスタイルナンバーが表示されています。この状態でレフト AUTO ACCOMP. ディスプレイ下のテンキーを0, 5, 4の順に押してください。レフトディス プレイに[054]が表示されます。また、+, -ボタンを押すと1だけ増減、押 000~276 し続けると連続で増減します。 STYLE# TEMPOボタンを押すと、インジケータが点灯します。レフトディスプレ イには、そのスタイルに適した " テンポq= (1分間の4分音符の数)" が表 示されます。演奏前、演奏中にかかわらず、レフトディスプレイ下のテン キー (0∼9)を使ってテンポを40∼240の間で変更できます。また、+, -ボ タンを押すと1だけ増減、押し続けると連続で増減し、同時に押すと標準 テンポに戻ります。 ※ リズムがストップしている時にスタイルを変更すると、そのスタイルに適したテ ンポが自動的にセットされます。ただし、リズムが演奏されている時にスタイル を変更した場合は、テンポは変更されません。...
  • Page 19 AUTO ACCOMP. 000~276 STYLE# ON/OFF FINGERING SINGLE FINGER FINGERED1 FINGERED2 AUTO ACCOMP. 000~276 STYLE# ON/OFF FINGERING SINGLE FINGER FINGERED1 FINGERED2 STYLE#ボタン下のオートアカンパニメントON/OFFボタンを押してイン ジケータを点灯させ、ONの状態にしてください。 ※ ON/OFFに関する詳細はP.37を参照してください。 (注) オートアカンパニメントON/OFFボタンを押して、インジケータが消灯すると OFFになります。この状態では、アカンパニメントはリズムのみを演奏しま す。 (注) オートアカンパニメントをONにすると自動的にシンクロ待機状態 (P.20参照) になります。 FINGERINGボタンを押して、フィンガリング (シングルフィンガー、フィ ンガード1、フィンガード2) を選択します。 各モードにおけるコードの押さえ方はP.18∼19を参照してください。 (注) PSR-SQ16の同時発音数は最大56音ですが、これはオートアカンパニメントを 含めたすべての発音数の合計が56音ということです。したがって、オートアカ ンパニメントで発音している分だけ、鍵盤演奏の発音数は減少します。詳細は...
  • Page 20 このイラストはPDF上では表示されません。 ・・・SINGLE FINGER FINGERING SINGLE FINGER FINGERED1 FINGERED2 ・・・FINGERED 1 FINGERING SINGLE FINGER FINGERED1 FINGERED2 このモードでは、スプリットポイントより左側の鍵盤で、3本以内の指 でメジャー、マイナー、セブンス、マイナーセブンスのコードをつくる ことができ、そのコードと選ばれたスタイルに従ってアカンパニメント が演奏されます。 ※ シングルフィンガーモードにおけるスプリットポイントは、工場出荷時には 49(C#2)に設定されています。スプリットポイントの変更方法はP.35を参照 してください。 メジャー(M)コード ルートキーを押さえてください。 マイナー(m)コード ルートキーと、ルートキーより左側の黒鍵を同時に押さえてください。 セブンス(7)コード ルートキーと、ルートキーより左側の白鍵を同時に押さえてください。 マイナーセブンス(m7)コード ルートキーと、ルートキーより左側の黒鍵と白鍵を同時に押さえてください。 このモードでは、スプリットポイントより左側 の鍵盤でコードが押さ えられると、そのコードと選ばれたスタイルに従ってアカンパニメント が演奏されます。 ※ フィンガード1モードにおけるスプリットポイントは、工場出荷時には54 (F#2)に設定されています。スプリットポイントの変更方法はP.35を参照して ください。...
  • Page 21 [Cの押鍵例] Caug Cdim Cdim Csus C sus Caug ・・・FINGERED 2 FINGERING SINGLE FINGER FINGERED1 FINGERED2 C on E C on G メジャー [M] ... 1 - 3 - 5 マイナー [m] ... 1 - b3 - 5 セブンス [7] ... 1 - 3 - (5) - b7 マイナーセブンス...
  • Page 22 このイラストはPDF上では表示されません。 SYNCHRO START/STOP SYNCHRO START/STOP SYNCHRO START/STOP INTRO VARIATION FILL 2 ENDING 1拍目 REMOTE 2拍目 3拍目 4拍目 BEAT アカンパニメントのスタート方法には以下の3種類があります。 START/STOPボタンを押すと同時にリズムがスタートします。キーボード の左手鍵域でコードが認識されるまで、リズムのみの演奏を繰り返しま す。また、オートアカンパニメントON/OFFの設定がOFFになっている時 もリズムのみの演奏を繰り返します。 SYNCHROボタンを押すとボタンの上のインジケータが点滅します。キー ボードの左手鍵域でコードが認識されると、アカンパニメントがスタート します。シンクロ待機状態の時、SYNCHROボタンをもう一度押すとシン クロ待機状態がキャンセルされます。 (注) アカンパニメントの演奏中にSYNCHROボタンを押すと、演奏がストップし、 シンクロ待機状態になります。 INTROボタンを押し、SYNCHROボタンを押した後、左手鍵域でコードを 演奏してください。イントロが演奏されてから、メインセクションの演奏 に移ります。イントロシンクロスタートをキャンセルする場合は、INTRO FILL 1 ボタンをもう一度押してください。シンクロ待機状態になります。 (注) INTROボタンを押してから、START/STOPボタンを押してもイントロスタート になりますが、左手鍵域でコードが押鍵されるまでは、リズムのみの演奏となり ます。 フルアカンパニメント...
  • Page 23 スプリットポイント コード メロディー (フィンガード1、フィンガード2の時) INTRO FILL 1 FILL 2 INTRO FILL 1 FILL 2 SYNCHRO START/STOP VARIATION FILL 2 ENDING 左手鍵域で、設定した フィンガリング (シングルフィンガー、フィンガー ド1、フィンガード2)でコードを演奏してください。コードに適したアカ ンパニメントが演奏されます。右手鍵域ではメロディーを演奏してくださ い。 フルアカンパニメントではフィルインが使用できます。 フィルインは2種類あります。FILL 1, FILL 2ボタンを押すと、すぐにフィ ルインセクションに移り、その小節の最後までフィルインセクションが演 奏されます。 フィルイン1セクションはバリエーションがAかBかによって、演奏パター ンが異なる演奏内容となります。いずれの場合も、フィルイン1は終了後 ENDING に同じバリエーションのメインセクションに戻ります。 MAIN A → FILL 1 A → MAIN A MAIN B →...
  • Page 24 PSR-SQ16には、本体内に1曲の"内蔵デモ曲"と、付属のデモディスク内に9曲の"ディスク デモ曲"があります。(ディスクデモ曲の中の1曲は内蔵デモ曲と同じ内容です。) 以下の操作 方法にしたがって、デモ曲を聞いてみましょう。 このイラストはPDF上では表示されません。 DEMO START/STOP DEMO START/STOPボタンを押してください。もう一度このボタンが押 されるまで、内蔵デモ曲を繰り返し演奏します。...
  • Page 25 このイラストはPDF上では表示されません。 CH STATUS DATA/DISK FILE# FILE# DATA デモディスクをPSR-SQ16のディスク挿入口に挿入してください。この 時、左図のようにディスクのラベル側を上に向けて挿入してください。 FILE - または + ボタンを一度押すと、ライトディスプレイがファイルナ ンバーの表示に切り替わります。FILE - , + ボタンを使ってロードするファ イルナンバー(1∼9)を選択してください。この時、データを持ったファイ ルナンバー (「F 01」などファイルナンバーの前に" F "が表示されます) を選択してください。 ※ ファイルナンバー1は、内蔵デモ曲と同じ演奏です。 DISK STYLE (注) データが無いファイルを選択すると、ライトディスプレイには「-12」などファ イルナンバーの前に" - "が表示されます。このようなファイルを指定してロー ドを実行するとディスクエラーの状態になり、ディスプレイにエラーメッセー ジ「dE2」が表示されます。エラーメッセージが表示された場合はP.72の「エ ラーメッセージ一覧」を参照してください。...
  • Page 26 このイラストはPDF上では表示されません。 CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# SONG#/CUSTOM STYLE# DISK FILE# LOAD SAVE COMMAND UNDO ARE YOU SURE? SONG#/CUSTOM STYLE# -, +ボタンを押して、1∼8から空いているソ ングファイルナンバー (読み込み先)を選択してください。データを持った ファイルを選択するとディスプレイの一桁目に「F」が、データを持って いないファイルを選択すると「-」が表示されます。選択後点滅している ARE YOU SURE?のYESボタンを押すことにより、ソングファイルナン バーが決定されます。シーケンサーのデータ(P.40参照)などが入っていな ければ、どれを選択しても構いません。 LOADボタンを押すと、ARE YOU SURE? インジケータ、センターディ スプレイのファイルナンバー、そしてライトディスプレイのディスク上の ファイルナンバーが同時に点滅します。各ナンバーを確認したうえでYES DELETE ボタンを押してください。ロードが実行されます。 ロードが終了すると、SEQUENCERの1∼16トラックのうち、そのデモ曲 に使用されているトラックのみインジケータが点灯します。...
  • Page 27 REPEAT RESET REWIND STOP STEP SPLIT ASSIGN SOLO CHANNEL STATUS FINE±32 000~127 000~127 -7~7 00~15 (COARSE±36) VIBRATO VOICE VOLUME DEPTH DEPTH TUNING シーケンサーのPLAY>ボタンを押すとデモ曲の演奏がスタートします。 また、STOP■ボタンを押すと演奏がストップします。以降の操作は、 シーケンサーの操作と同じになります。P.44を参照してください。 PLAY FORWARD > (注) 別の曲をロードしたい場合は、読み込み先のソングナンバーを変更してから ロードしてください。最初に呼び出したデモ曲のデータを書き換えずに、新し いデモ曲を呼び出すことができます。また、ディスクデモ曲をロードする場 合、一度にロードできる曲数は3∼5曲です。 ディスクを取り出す場合は、ディスク挿入口下のイジェクトボタンをゆっ くりと正確に押し込み、フロッピーが完全に出てから取り出してくださ い。 ディスクデモ曲の再生時には、演奏データの入っているトラックのみSE- QUENCERインジケータが点灯します。インジケータ下の各トラックボタンを押 すと、トラックごとに再生がON/OFF (インジケータが点灯・消灯)できます。特 定トラックのみを再生して、デモ曲のトラック構成を調べてみましょう。...
  • Page 28 PSR-SQ16は従来のマスターキーボード、シーケンサー、音源ユニット、自動伴奏機能を一つ にまとめたオールインワンキーボードです。これら一つ一つの部分が本体の内部でモジュール 化されており、PSR-SQ16の各モジュール間はMIDIライン (MIDI BUS)で接続されています。 このMIDI情報の流れとパネルの関係を表したものが下のシステム構成図です。この構成図をよ くご覧になり、PSR-SQ16の全体の構成をご理解いただいたうえで、「機能編」の各部の詳細 な機能説明をお読みください。 ● ∼ の操作はコントロールパネル図の 説明されます。 ● 図中の矢印はMIDI情報の流れを示しています。 (注) MIDI INから受信した演奏データを、そのままMIDI OUTから送信することはできません。その場合は、MIDI THRUを 使用してください。ただし、一旦シーケンサーに録音した演奏データはMIDI OUTから送信することができます。 REMOTE KEYBOARD PSR-SQ16押鍵 MIDI IN MIDI THRU Ex.1 KEYBOARD CHANNEL (P.28) CH. STATUS モジュール (P.29) KEYBOARD モジュール (P.34) AUTO ACCOMPANIMENT モジュール...
  • Page 29 KEYBOARD CHANNEL CH. STATUS KEYBOARD AUTO ACCOMPANIMENT SEQUENCER PEDAL ASSIGN TEMPO < DISK > SOUND MODULE MIDI INPUT/OUTPUT FILTER AUTO ACCOMPANIMENT (P.37)   ON/OFF の設定 押鍵情報の中でコードに関するもの (9chのデータ)を受 け、それをもとに自動伴奏を作成して、10∼16チャン ネルで出力します。 SEQUENCER (P.40) 演 奏 デ ー タ の 録 音 ・ 再 生 ・ エ ディットや、カスタムアカンパニ...
  • Page 30 KEYBOARD CHANNEL 1∼16 鍵盤による演奏情報、およびチャンネルステイタスの各種設定を内部MIDIバス (MIDI情報の信号路)の何チャ ンネルにつなげるかを設定します。つなげたいチャンネルナンバーのKEYBOARD CHANNELボタンを押して インジケータを点灯させてください。(P.10参照) この操作を基本として、以下のような設定も可能です。 このイラストはPDF上では表示されません。 SPLIT ASSIGN SOLO SPLIT ASSIGN SOLO SPLIT ASSIGN SOLO 最初にO NしたKEYBOARD CHANNELのボタンを押しながら、次のKEY- BOARD CHANNELボタンをONしてください。さらに追加する場合は、最初に ONしたKEYBOARD CHANNELのボタンを押しながら、続けて次々とONして ください。(P.11, 12参照) (注) 複数のキーボードチャンネルがONされている時に、キーボードチャンネルボタンのいずれかを 押すと、そのチャンネルのみがO Nの状態になり、その他のチャンネルはOFFの状態になりま す。 (注) 複数のキーボードチャンネルが同一音色、同一ピッチにセットされている場合、これらを重ね て再生すると位相干渉により音色が変化することがあります。 右手鍵域は上記の方法で、左手鍵域の設定は、SPLIT ASSIGNボタンを押しなが ら、KEYBOARD CHANNELボタンのどれか一つをONして、インジケータを点 滅させてください。(P.13参照) すでにスプリットに指定されているKEYBOARD CHANNELのボタンを押しなが...
  • Page 31: Channel Status

    CHANNEL STATUS チャンネルステイタスは、Zで設定したキーボードチャンネルに関する様々な設定 (MIDIプログラムチェンジとコ ントロールチェンジ)を行ないます。チャンネルステイタスで設定するパラメータは、チャンネルごとにメモリーさ れ、キーボードチャンネルを他に切り替えてもそのままそのチャンネルに保持されます。従って、再びそのKEY- BOARD CHANNELボタンが押されると、メモリーされているチャンネルの状態がパネルに再現されます。 このイラストはPDF上では表示されません。 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE スプリットポイント スプリットポイント チャンネルステイタスのデータは常にライトディスプレイに表示されま す。ライトディスプレイではこの他、ディスクファイルナンバーも表示し ます。双方のデータは、ディスプレイ下部のドットで見分けられます。 DATAドットが点灯している時は、チャンネルステイタスデータを、DISK ドットが点灯している時はディスクファイルナンバーなどを表示していま す。チャンネルステイタスのうち、サステイン、エクスプレッションはペ ダルで、ピッチベンドはホイールでのみ操作可能です。ピッチベンドセン シティビティーはホイールをいっぱいまで回した時に調整できます。ま た、サステイン、エクスプレッション、ピッチベンドについては、ディス プレイに値を表示しません。 CH STATUS DATA/DISK FILE# 右手鍵域の鍵盤を弾いた直後は右手鍵域側のチャンネルステイタスの変更 が可能です。また、左手鍵域の鍵盤を弾いた直後は左手鍵域側のチャンネ DATA DISK STYLE ルステイタスの変更となります。ただし、ピッチベンド、サステインオン /オフ、エクスプレッションについては、左手・右手鍵域に同時に有効と CH STATUS DATA/DISK FILE# なります。...
  • Page 32 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE POSITION CH STATUS DIAL USAGE 複数のチャンネルを設定すると、チャンネルステイタスの設定値をグ ループで調節することができます。この時ディスプレイはまず000とな り、ダイヤルまたはテンキーで入力するとその値 (変化量)を表示しま す。各チャンネルのステイタスは、ここに表示された値だけ、プラスマ イナスされます。つまり、ディスプレイに表示されるのは、各チャンネ ルステイタスの変化量ということになります。 また、その変化量はチャンネルステイタスごとに以下の範囲で設定する ことが可能です。MAXnMIN間の変化を可能にするため、グループ操作 での設定値は、通常のチャンネルステイタスの設定値の倍の数値を持っ ています。 VOICE -127∼127, VOLUME -127∼127, PAN -14∼14, DSP DEPTH -16∼16, VIBRATO DEPTH -7∼7, TUNING -64∼64 (-72∼72), SUSTAIN -127∼127, PITCH BEND SENSITIVITY -12∼12, EXPRESSION -127∼127 (注) グループ操作時において実際に発音されるMAX値、MIN値は、通常のチャンネ...
  • Page 33 別冊のリストブックを参照して、使用するボイスを選択します (P.8参照)。ボイ スのバンクナンバー (BANK1/2/LOCAL OFF)をBANKボタンで選択してから、ラ イトディスプレイ下のテンキー、またはダイヤルを使用してボイスナンバーを選 000~127 択してください。ナンバーは、・・・126 m 127 m 000 m 001・・・、・・・001 m 000 VOICE m 127 m 126・・・というように000と127の間で循環します。デフォルト (工場 出荷時の初期設定値)はBANK1の000 PIANO 1です。 選択します。2つのBANKはそれぞれ別の音色リストを持っていますので、必要に BANK 応じて切り替えて選択してください。LOCAL OFFでは、MIDI OUT端子に接続 された外部音源を選択し、PSR-SQ16の音源は発音しません。また、LOCAL OFF を選択されたチャンネルは常にMIDI出力されますが、BANK1とBANK 2を選択し LOCAL た時は、MIDI OUTするかどうかはI/O FILTER (P.83)で選択できます。 (注) 音色の変更は、変更後の次の押鍵から切り替わります。 現在選ばれているキーボードチャンネルのボリュームを調整します。ボタンを押...
  • Page 35 CH STATUS DATA/DISK FILE# PITCH BEND DATA DISK STYLE DOWN 設定値 ピッチ変化量  (00.00を受信 ∼ 127.127を受信) ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ キーボードチャンネルのチャンネルステイタスを決定するにあたって、シーケンサーからの情報を 用いるか用いないかを設定します。 ボタンを押すと"DIAL+SEQUENCER"と"DIAL"が交互に切り替わり、どちらかのインジケータが点 灯します。 ●DIAL+SEQUENCER キーボードチャンネルにおいて、ダイヤル (テンキー、フットスイッチ、フットコントローラーを含 む)またはシーケンサーのチャンネルステイタス情報を、後着優先で受け付けます。 ●DIAL シーケンサー再生時に、キーボードチャンネルの現在選ばれているチャンネルステイタス (1種類)に DIAL+SEQUENCER DIAL ついてのシーケンサーからの送信を止め、ダイヤル...
  • Page 36 KEYBOARD この項では、キーボードから送りだす情報に関する各種設定を行ないます。ここでの設定は、 キーボードからの送信信号そのものの設定のため、Xチャンネルステイタスのようにチャンネ ルごとにメモリーされるのではなく、チャンネルを切り替えても常に有効です。 このイラストはPDF上では表示されません。 001~127 VELOCITY ON/OFF -36~36 TRANS- POSE キーボードから送信されるキーベロシティーデータ (押鍵の強弱に関するデー タ)を一定の値に固定します。ボタンを押してインジケータが点灯したら、レ フトディスプレイ下の +/-キーおよびテンキーを使用して001∼127 (MIDIデー タ値)の間で設定してください。下のスイッチでON/OFFの切り替えができま す。ONの状態では鍵盤をどんな強さで叩いても一定のベロシティーデータが 送信されます。 ※ REMOTE KEYBOARD端子から受信したMIDI信号に対しても作用します。 ※ デフォルト (工場出荷時の初期設定値)は110です。+/-キーを同時に押すと110に戻り ます。 (注) スプリットボイスを使用している時は、左手鍵域の鍵盤を押鍵することで左手側の ベロシティーフィックスの調整ができ、右手鍵域の鍵盤を押鍵することで右手のベ ロシティーフィックスの調整が可能になります。 PSR-SQ16の鍵盤の移調 (そのキーを押した時に出るキーノートナンバーの変 更)を行います。ボタンを押してインジケータが点灯したら、レフトディスプ レイ下の +/-キーおよびテンキーを使用して-36∼36 (±36半音=±3オクター ブ)の間で設定してください。 +/-キーはオクターブ (±12)単位で値を増減し ます。テンキー入力を行なった場合、+/-の記号を保持したまま入力した値が...
  • Page 37 REMOTE 000~127 BEAT SPLIT POINT 00~79 NOTE PROCESSOR ON/OFF HARMONY DUET  デュエット 1-4  押鍵音+4度下 1+5  押鍵音+5度上 COUNTRY  カントリー TRIO1  トリオ1 TRIO2  トリオ2 4 WAY CLOSE BASIC 4 ウェイクロースベーシック 4 WAY OPEN BASIC  4 ウェイオープンベーシック 4 WAY CLOSE JAZZ  4 ウェイクロースジャズ 4 WAY OPEN JAZZ ...
  • Page 38 PITCH BEND REMOTE DOWN [ピッチベンドレンジの設定値と 送信されるMIDIデータ値の関係] 設定値 MIDIデータ  DOWN方向Min. ∼ 127.127 ∼ 114.121 ∼ 104.116 ∼ 94.111 ∼ 84.106 ∼ 72.100 ∼ 62.95 ∼ 52.90 ∼ 42.85 ∼ 30.79 ∼ 20.74 ∼ 10.69 ∼ 118.58 ∼ 108.53 ∼ 96.47 ∼ 86.42 ∼...
  • Page 39: Auto Accomp

    AUTO ACCOMP. PSR-SQ16には269種類のアカンパニメントスタイルがプリセットされています。スタイルを選択したら、 以下の設定・操作を行って、より有効にオートアカンパニメントを使用してください。 (P.16参照) 000~276 STYLE# ON/OFF AUTO ACCOMPANIMENT ANNEL ON/OFF このイラストはPDF上では表示されません。 別冊リストブックのスタイルリストを参照して、フルアカンパニメント・ パートアカンパニメント・リズムスタイルの中から使用するスタイルを選 択します。スタイル#ボタンを押してインジケータを点灯させてから、レ フトディスプレイ下のテンキーを使用してスタイルNo.を選択してくださ い。 ※ パネルにプリントされたスタイルリストは、各スタイルのジャンルのみを表示し ています。より詳しいスタイルリストの内容は、別冊「リストブック」のスタイ ルリストを参照してください。 オートアカンパニメントを使用するかしないかを選択します。 オートアカンパニメントが機能します。ONにするとキーボードチャンネ ルの1 0∼1 6チャンネルはオートアカンパニメント用に、9チャンネルは コード押鍵専用に自動的に設定され発音しなくなります。(10∼16チャン ネルのチャンネルステイタスはスタイルに応じて設定されます。)そして、 選択されたフィンガリングモード (次ページ参照)と左手鍵域で演奏された コードに応じて、アカンパニメントが演奏されます。 ※ オートアカンパニメントがONになると、10から16チャンネルのインジケータは すべて点灯します。この状態で、それぞれのスイッチを押すことで各チャンネル のアカンパニメントのON/OFFができ、アカンパニメントの編成を変化させるこ とができます。1∼8チャンネルの右手、スプリット側の設定はそのまま残ります が、10∼16チャンネルについては右手、スプリット側の設定は解除されます。 オートアカンパニメントは機能しません。この状態でアカンパニメントを スタートさせても、リズムのみの演奏になります。...
  • Page 40 (P.17∼19参照) FINGERING SINGLE FINGER FINGERED1 FINGERED2   (P.14∼15参照) フィル1A イントロA メインA フィル2A イントロB メインB フィル1B (注) オートアカンパニメントがオンの時は、ボリュームを除くすべてのチャンネル ステイタス (ピッチベンド、サスティン、エクスプレッションを含む)は、右手 鍵域のみに有効になります。また、チャンネルステイタスのボリュームはアカ ンパニメント全体の音量調整(10∼16のキーボードチャンネルのグループ操作) になります。 ※ アカンパニメントのON/OFFは、エクスクルーシブメッセージとして、キーボー ドモジュールからMIDI BUSへ送信されます。また、スタイルナンバーやセク ションもエクスクルーシブ送信されます。これらはシーケンサーの9チャンネル に録音可能で再生するとオートアカンパニメントが演奏されます。 ※ 外部からMIDI INを通して9チャンネルには入ってくるノートデータは、オートア カンパニメントON の時は、コード押鍵情報として扱われます。 PSR-SQ16には以下の3種類のフィンガリングモードがあります。 フルアカンパニメントには10種類 (イントロ・メイン・フィル1・フィル 2・エンディング、およびそれぞれのA/Bバリエーション)のアカンパニメ ントセクションがあります。フルアカンパニメントは下の図のように、ア カンパニメントコントロール部のボタンによって移り変わります。 (注) アカンパニメントセクションの切り替えは、ボタンを エンディングA フィル2B エンディングB...
  • Page 41 VARIATION INTRO FILL 1 FILL 2 ENDING VARIATION INTRO FILL 1 FILL 2 ENDING VARIATION INTRO FILL 1 FILL 2 ENDING イントロAの演奏中はINTROインジケータが点灯し、次の行き先のメインAを示すた めにVARIATION Aのインジケータが点滅します。この状態をメインAの「予約」と 呼びます。そして、イントロAの演奏が終了すると、INTROインジケータが消灯し、 VARIATION Aのインジケータのみが点灯して予約されていたメインAの演奏に移行 します。 このセクション進行の中で、インジケータが点滅して知らせる「予約」先を変更する ことができます。 イントロAが演奏され、VARIATION Aのインジケータが点滅している時に、 VARIATION Bボタンを押すと、VARIATION Aのインジケータは点灯し、 VARIATION Bのインジケータが点滅します。これでメインBが予約され、イ ントロAの演奏が終了すると、メインBの演奏が始まります。 メインBの演奏中に、VARIATION Aボタンを押すと、VARIATION Aのイン ジケータが点滅します。この点滅中にすばやくENDINGボタンを押してくだ...
  • Page 42 SEQUENCER このイラストはPDF上では表示されません。 シーケンサーとは自分で打ち込んだ演奏データを"自動演奏をする装置"のことです。PSR-SQ16は 16トラックを持ったシーケンサーを搭載しているため、自分の演奏を16トラックまで個別に録音 し、同時に再生 (自動演奏)することができます。 ADVANCED WAVE MEMORY ADVANCED WAVE MEMORY ADVANCED WAVE MEMORY ADVANCED WAVE MEMORY 例えば、ドラム、ベース、ギター、キーボードの4人編成のバンドがある としましょう。そのバンドの曲を演奏するには、4人のメンバーが必要で す。しかし、ドラマーがいなくてもPSR-SQ16にドラムパートを録音して 演奏させれば、3人でその曲が演奏できるという訳です。さらに、ベー ス、ギターの2パートを録音して演奏させれば、あなたはキーボードパー トだけを演奏すればいいのです。 PSR-SQ16のシーケンサーは16チャンネル (1∼16トラックが1∼16チャ ンネルに相当します)。言い換えれば、16人で編成されたオーケストラの 演奏が可能なのです。また、最大発音数も各バンクに28音、合計56音と充 分に確保しました。多重録音を繰り返せば、重厚なアンサンブルが楽しめ ます。 ● PSR-SQ16のシーケンサーは、各チャンネルステイタスを記録・再生する ことができます。また、その他のパネルの設定もソングとともに記録して 呼び出すことができますのでパネル設定のメモリー(レジストレーションメ モリー)として使用することができます。...
  • Page 43 qPOLKA e ADVANCED WAVE MEMORY ADVANCED WAVE MEMORY SOFT- DATA WARE ADVANCED WAVE MEMORY ADVANCED WAVE MEMORY P.14で説明されたアカンパニメントスタイルをフルに活用すれば、より手 軽にシーケンスプレイが楽しめます。 内蔵のアカンパニメントスタイルは複数の音色を複雑に組み合わせて作ら れているため、自分で作った曲を録音する際には、そのイメージに近いス タイルを利用すれば大変便利です。オートアカンパニメントを使って伴奏 部分を録音した後に、その伴奏に合わせて自分の演奏を録音。最後に自分 の好みにエディットすれば、簡単に自分だけのオリジナルソングが作れま す。 この時、オートアカンパニメントを10∼16チャンネルに録音した場合は部 分部分を自由にエディットできますから、伴奏に変化を付けることができ ます。また、9チャンネルに録音した場合はコード進行のみが記録されま すので、同じコード進行に対して、スタイルを色々入れ替えて試すことが できます。そして、コード進行のみの録音なので、使用するデータ量を大 幅に節約できます。 PSR-SQ16はMIDI対応キーボード。外部機器から演奏情報を受信して、 PSR-SQ16内部のシーケンサーにマルチ録音できます。逆にPSR-SQ16の シーケンスデータをMIDI OUTから外部機器に送信して、外部の音源を鳴 らすことも可能です。 PSR-SQ16はスタンダードMIDIファイルを使用していますので、他の機種 との互換性が高くなっています。また、コンフィギュレーションをセット する機能により、音色ナンバーや音量バランスの違いを修正できるため、 すでにお手持ちのデータを再生することが可能です。 PSR-SQ16は本体内部にシーケンスデータを最大8曲分...
  • Page 44 ここではまず、あるソングナンバーのひとつのチャンネルを使って、録音手順を説明します。 CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# COMMAND SONG#/CUSTOM STYLE# ARE YOU SURE? SPLIT ASSIGN SOLO センターディスプレイ下のSONG#/CUSTOM STYLE# -, +ボタンを押して、 1∼8から空いているソングナンバーを選択してください。ディスクデモ曲の データ (P.23参照)などが入っていなければ、どれを選択しても構いません。 またこの時、センターディスプレイ下のSONG#のドットが点灯していること を確認してください。CUSTOM STYLE#ドットが点灯しているときはCUS- TOM STYLE ONボタンを押して、SONG#ドットに変更してください。ソン グナンバー選択後、点滅しているARE YOU SURE?のYESを押すことによ り、ソングナンバーが決定されます。(NOを押すと変更前のナンバーに戻りま す。) (注) データを持ったソングナンバーを選択すると、センターディスプレイのソングナン バーの前に「F」が表示され、データを持たないソングナンバーを選択するとソン グナンバーの前に「-」が表示されます。 (注) コンディションのセットアップ (リストブックの初期設定値として記載されている すべてのデータ)は、ソングごとに記録されていますので、ソングナンバーを変更...
  • Page 45 CUSTOM CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM CUSTOM SONG# MEASURE# SONG# STYLE# STYLE# BEAT PER MEASURE(1~7) REWIND STOP PLAY FORWARD > STEP CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# REWIND STOP PLAY FORWARD > STEP SPLIT ASSIGN SOLO CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# STYLE# MEASURE# SOLO REWIND...
  • Page 46 ● REWIND STOP PLAY > STEP CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# 小節数 POSITION CH STATUS DIAL USAGE SPLIT ASSIGN SOLO SEQUENCERボタンを押して、再生したいトラックのインジケータを点 灯させます。(REC終了後、およびリセット時には録音済の全トラックの FORWARD インジケータが自動的に点灯します。) PLAY>ボタンを押すと再生が始ま り、STOP■ボタンを押すと停止します。 シーケンサーが再生もしくは停止している状態でFORWARDf (早送 り)・REWINDr (巻戻し)ボタンを押すと演奏データの位置 (小節ナン バー)が1ずつ増減、押し続けると連続で増減、RESETpボタンを押すと1 に戻りますので、再生のスタートポイントを自由に設定することができま す。また、DIAL USAGE (P.30参照)をPOSITIONに設定すれば、データ の位置をダイヤルを使って移動させることができます。 ※ 再生中にもSEQUENCERボタンをON/OFFすることによって、そのトラックの 再生をON/OFFすることが可能です。...
  • Page 47 SPLIT ASSIGN SPLIT ASSIGN SOLO SOLO REWIND STOP PLAY FORWARD > STEP いくつものパートを多重録音する場合は、録音済みのトラックを再生しな がら、新しいパートを録音していくのが良いでしょう。再生したいパート のSEQUENCERボタンをオンすればインジケータが点灯し、再生となり ます。録音したいトラックはRECボタンを押しながらSEQUENCERボタ ンを押せばインジケータが点滅し、録音待機状態になります。この状態で PLAY>ボタンを押すか、演奏を始めると、録音済みのパートを聴きなが ら新しいパートの録音ができます。 シーケンサーの停止中にFORWARDまたはREWINDボタンで録音を開始し たい小節を選び、そこから録音を始めることができます。 一度に複数のトラックに録音することも可能です。RECボタンを押しながら次々とSE- QUENCERボタンを押してください。それらのトラックがすべて録音待機状態になりま す。各トラックに演奏データを同時に送る方法は以下を参照してください。 まずキーボードチャンネルを複数設定し (P.10参照)、録音待機状態にしてください。こ の状態から録音をスタートすれば、すべてのチャンネルに同じ押鍵情報が (チャンネルス テイタスデータは各チャンネルの設定で)録音されます。 キーボードをスプリットアサイン (P.13参照)し、その双方のチャンネルを録音待機状態 にしてから、録音を行ってください。 オートアカンパニメントの録音には10∼16チャンネルを用います。必要に応じてそれら のチャンネルを録音待機状態にしてから、録音を行ってください。右手演奏も同時に録 音する場合は、そのトラックも録音待機状態にしてください。 (P.48参照) オートアカンパニメントのコード録音には9チャンネルを用います。9チャンネルを録音 待機状態にしてから、録音を行うことにより、コード進行が録音できます。 (P.48参照) MIDI I/O FILTERフィルターの設定 (P.83参照)で、録音するチャンネルをONにします。 必要なチャンネルを録音待機状態にしてから、録音を行ってください。また、MIDI INの...
  • Page 48 録音方法は4種類あります。以下の4つからREC MODEスイッチで選択してください。(録音手順 m P.42参照) REC MODE REWRITE ALL REWRITE CH STATUS OVERDUB INSERT REC MODE REWRITE ALL REWRITE CH STATUS OVERDUB INSERT REC MODE REWRITE ALL REWRITE CH STATUS OVERDUB INSERT REC MODE REWRITE ALL REWRITE CH STATUS トラック1 OVERDUB INSERT トラック2...
  • Page 49 ● REC MODE REWRITE ALL REWRITE CH STATUS PUNCH IN/OUT OVERDUB INSERT 再生 POSITION CH STATUS DIAL USAGE REWRITE ALL, REWRITE CH STATUSでは、パンチイン/アウトボタン のインジケータが点滅している間、または、ペダル (下記※参照)を押している間だ け、現在のキーボードチャンネルに対応するシーケンサーのトラックに新規録音、 またはチャンネルステイタスの書き換えを行うことができます。 パンチインしたいトラックに対応するキーボードチャンネルをONにし、 再生をス タートしてください。書き換えたいポイントがやってきたら、パンチインボタンを 押すか、または、ペダルを踏み込みます。すると現在のキーボードチャンネルに対 応するSEQUENCERインジケータが点滅して録音状態になります。パンチイン/ア ウトのインジケータが点滅している間、またはペダルを踏み込んでいる間に新しい 演奏を録音してください。書き換えを終了するポイントがやってきたらパンチイン /アウトボタンをもう一度押すかペダルを離します。録音は終了 (パンチアウト) し、再生が続きます。再びパンチインしたい箇所になったら同様の操作を繰り返し てください。録音はSTOPボタンを押すか、再生が最後まで行われると終了しま す。 録音 再生...
  • Page 50 AUTO ACCOMP. ON/OFFボタンを押してインジケータを点灯させてください。 (ノート録音;10∼16チャンネルを使用) AUTO ACCOMPANIMENT SPLIT AS ANNEL SOLO STOP PLAY > (コード録音;9チャンネルを使用) CHORD MEMORY SPLIT ASSIGN KEYBOARD CHANNEL SOLO SEQUENCER REPEAT RESET REWIND STOP STEP 各スタイルのオートアカンパニメントはCHANNEL 10∼16を同時に使って演 奏されています。オートアカンパニメントを鍵盤での演奏同様に一音一音録 音する場合は、RECボタンを押しながらSEQUENCERボタン10∼16を押し て、7つのチャンネルのうち必要なものを録音してください。各チャンネルで 個別に発音している通りのキーノートとして録音されます。 ※ 1 0∼1 6チャンネルを同時に使ってオートアカンパニメントを録音すると、1音1音 キーノートとして録音されますので、通常の録音と同様にエディット機能を使って 細かく修正することができます。ただし、録音データは後述のコード進行のみの録 音と比べると大きくなります。 ※...
  • Page 51 STOP■ボタンを押しながらPLAY>ボタンを押すと、PSR-SQ16はステップモードになります。 ● 1小節 [4/4の場合] クロック 192クロック ● 1小節は192クロックで構成されています。 ● 1拍 (四分音符)は48クロックで構成されています。 REWIND STOP PLAY > STEP 1/16 1/16 1/16 1/24 1/24 1/192 1/192 1/192 POSITION POSITION STEP SIZE STEP SIZE STEP SIZE CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# 拍数  クロック REWIND STOP PLAY >...
  • Page 52 ● e e q s PIANO 2 PIANO 1 CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# 3拍目からボイスをPIANO 2 に変更します。 チャンネルステイタスの変更 ステイタスA  ステイタスB ステイタス C 前進時  ステイタスB  ステイタスC ステイタス C 後進時  ステップモードで録音するには、ダイヤルまたは、FORWARD、REWINDボタンを 使って、発音を記録したいポイントまでディスプレイの数字を移動してください。 その後パンチインボタンを押し録音待機状態に入ったら鍵盤を押さえてください。 そして、ゲートタイム (音の長さ)を記録するために、鍵盤を押し続けた状態でノー トオフポイントまでディスプレイ表示を進め、そこで鍵盤を離してください。以上 の操作で一つのノートが録音できます。録音を終了する場合は、パンチインボタン をもう一度押してください。 録音モードの 2 REWRITE CH STATUSモードはステップモードでも有効です。つまり、 録音した演奏データのチャンネルステイタスの変更をステップモードで行なうことができる...
  • Page 53 エディットとは、シーケンサーに録音した演奏データ (ソングデータ・カスタムスタイルデータ)を、 修正・手直しする操作を意味します。エディットはトラックと小節単位で範囲を指定して実行しま す。エディットの種類にはクオンタイズ、ベロシティーオフセット、トランスポーズ、クリア、コ ピー、カット、ペースト、インサートがあります。 ※エディット操作はSTEPモードではない状態で、シーケンサーを停止させて行なってください。 指定された範囲内の演奏データの、発音タイミングのばらつきを整えます。 指定された範囲内の演奏データの、ベロシティーの値を全体的に変更 (オフセット)します。 指定された範囲内の演奏データを移調します。 指定された範囲内の演奏データを消去して、何も演奏情報が無い状態(ブランク小節)を作りま す。 指定された範囲内の演奏データを複写して、編集バッファ内に記憶します。 指定された範囲内の演奏データを消去 (指定範囲より後ろの演奏データは前送りされます)し て、編集バッファ内に記憶します。 カットまたはコピーによって記憶された編集バッファ内のデータを、指定された位置に重ね書 きします。(指定された位置にあるデータと編集バッファ内のデータをミックスします。P.46 に説明されているRECモードのOVERDUBと同じ書き込みです。) カットまたはコピーによって記憶された編集バッファ内のデータを、指定された位置に挿入し ます。 SPLIT ASSIGN SOLO エディットしたいトラックのSEQUENCERボタンを押してインジケータ を点灯させてください。複数のトラックを同時にエディットする場合は、 他のトラックのSEQUENCERボタンも押してください。エディットした くないトラックのインジケータは消灯させてください。...
  • Page 54 エディット範囲 CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# STYLE# MEASURE# FROM NOTE q q q q q q q q エディット範囲 r (巻戻し) f (早送り)ボタンを使ってエディットを始めたい小節まで ディスプレイのナンバーを移動してください。センターディスプレイに現 在のシーケンスデータの位置が「小節数」で表示されます。r、fボタ ンは一度押すと1だけ増減、押し続けると連続で増減します。またDIAL USAGEをPOSITIONに設定しておけばダイヤルを使って移動することも 可能です。この状態でFROMボタンを押すとボタン上のインジケータが点 灯し、その小節の頭がエディットのスタートポイントとして記憶されま す。 ※ ポイントを誤って設定した場合は、もう一度FROMまたはTOボタンを押してく ださい。インジケータが消灯し、新たに設定可能な状態になります。 上記のスタートポイント同様、終了ポイントをセンターディスプレイに呼 び出して、TOボタンを押してください。ボタン上のインジケータが点灯 し、その小節の終わりがエディットの終了ポイントとして記憶されます。 CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# ※ FROM/TOボタンをもう一度押してインジケータを消灯させ CUSTOM ると、その設定は解除されます。...
  • Page 55 8 (1/8)でクオンタイズする前の8分音符の状態 e e e e e e e e DATA SEL VALUE QUANTIZE VELOCITY OFFSET TRANSPOSE CUSTOM DATA SEL VALUE SONG#/STYLE#/MEASURE# QUANTIZE VELOCITY OFFSET CUSTOM TRANSPOSE SONG# MEASURE# STYLE# COMMAND UNDO ARE YOU SURE? VALUE CHANGE COMMAND UNDO ARE YOU SURE? 指定された範囲内の演奏データの、発音タイミングのばらつきを整えます。...
  • Page 56 DATA SEL VALUE QUANTIZE VELOCITY OFFSET TRANSPOSE CUSTOM DATA SEL SONG#/STYLE#/MEASURE# QUANTIZE VELOCITY OFFSET CUSTOM TRANSPOSE SONG# STYLE# MEASURE# COMMAND UNDO VALUE CHANGE 指定された範囲内の演奏データの、ベロシティーの値を全体的に変更 (オ フセット)します。 P.52の[エディット範囲の設定]にしたがってオフセットする範囲を設定し た後、DATA SELボタンを押して、VELOCITY OFFSETインジケータを 点灯させてください。 センターディスプレイに表示されるオフセット値を、VALUE[-] [+]ボタン を使って-127∼127(MIDIデータ値)の間で設定してください。エディット範 囲のすべてのキーオンデータに対してこの値をプラスします。 VALUE ※ VALUE[-] [+]ボタンを同時に押すと000に戻ります。 VALUEの設定後、VALUEボタン右のCHANGEボタンを押すと、COM- MANDのARE YOU SURE?インジケータが点滅します。YESボタンを押...
  • Page 57 q q q q DATA SEL VALUE QUANTIZE VELOCITY OFFSET TRANSPOSE CUSTOM DATA SEL VALUE SONG#/STYLE#/MEASURE# QUANTIZE VELOCITY OFFSET CUSTOM TRANSPOSE SONG# STYLE# MEASURE# COMMAND UNDO ARE YOU SURE? VALUE CHANGE 指定された範囲内の演奏データを移調します。 P.52の[エディット範囲の設定方法]にしたがってトランスポーズする範囲 を設定した後、DATA SELボタンを押して、TRANSPOSEインジケータを 点灯させてください。 センターディスプレイに表示されるトランスポーズ値を、VALUE[-] [+]ボ タンを使って-36∼36 (±3オクターブ、単位:半音)の間で設定してくださ い。...
  • Page 58 クリア クリア前の状態 COMMAND UNDO ARE YOU SURE? CLEAR 1, 2小節をコ ピーします。 編集バッファ内 に1,2小節の演奏 データが記憶さ 元データはそのまま れました。 残ります。 指定された範囲内の演奏データを消去して、何も演奏情報が無い状態 (ブ ランク小節)を作ります。  クリア後の状態 (3, 4小節に演奏情報がありません) P.52の[エディット範囲の設定方法]にしたがってクリアする範囲を設定し てください。 (注) 同時に複数のトラックのエディット範囲が設定されていると、そのトラックの 演奏情報はすべてクリアされます。ご注意ください。 (注) クリアする範囲が設定されていない場合は、現在選択されているトラックすべ てがクリア範囲とみなされます。 範囲設定が終了後、パネルのCLEARボタンを押すと、COMMANDのARE YOU SURE?インジケータが点滅します。YESボタンを押すとクリアが実 行されます。(NOボタン、またはもう一度CLEARボタンを押すとクリアは 中断されます)。実行中はCLEARインジケータが点滅し、終了すると消灯 します。この時FROM, TO, NOTEインジケータも消灯します。 ※ CLEARボタンを押しながらSTOPボタンを押すことにより、曲全体を一度にクリ アすることができます。...
  • Page 59 COPY PASTE INSERT 1, 2小節をカッ トします。 編集バッファ 編集バッファ内 に1,2小節の演奏 データが記憶さ 元データは前送りさ れました。 れます。 範囲設定が終了したら、パネルのCOPYボタンを押してください。さらに 点滅しているARE YOU SURE?のYESボタンを押すことにより、コピー 元のデータが複写され編集バッファ内にコピーされます。実行中はCOPY インジケータが点滅し、終了すると消灯します。この時FROM, TO, NOTE インジケータも消灯し、PASTE, INSERTインジケータが点灯します。 PASTE, INSERTインジケータが点灯している状態では、編集バッファ内 のデータをペースト(指定された位置にあるデータと編集バッファ内のデー タのミックス)、インサート (挿入)が可能になります。シーケンサーの PLAY, FORWARD, REWINDなどを使ってペースト、またはインサート する位置をセンターディスプレイに表示させます。この位置を先頭として ペーストまたはインサートされます。PASTE、またはINSERTボタンを押 してください。さらに点滅しているARE YOU SURE?のYESボタンを押 すことにより実行されます。 (注) 編集バッファには一つのデータしか記憶されません。このため、再度コピー (またはカット)が行なわれると、編集バッファのデータは新しいデータに置き 換えられます。...
  • Page 60 PASTE INSERT COMMAND UNDO ARE YOU SURE? (注) シーケンサーの特性として、一度に大量データを処理しなくてはならない場合、発音の遅れが生じるこ とがあります。この場合、データの位置を少しずつずらすと発音がスムーズになります。 例) VOICE 1 1 ch VOICE 2 2 ch VOICE 3 3 ch VOICE 4 4 ch 同じタイミングでボイスの変更を行うため、この場合1チャ ンネルの発音が遅れます。 CUSTOM Incorrect Operation SONG#/STYLE#/MEASURE# 正しくない操作がされました。 CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# CUSTOM Copy Buffer Full SONG#/STYLE#/MEASURE# カット・コピーする際の編集バッファ...
  • Page 61: Custom Style

    CUSTOM STYLE カスタムスタイルとは、自分でオリジナルのスタイルを作る機能です。カスタムスタイルは全 く何もない状態から作ることもできますが、本体にプリセットされている豊富なライブラリー (プリセットスタイル)を元に自分なりのアイデアを加えて、エディットして (前述のシーケン サーのエディットと同じ方法)作るのがベストな方法でしょう。作ったスタイルはカスタムスタ イル269∼276として8つまで本体にメモリーしておくことができます。また、フロッピーディ スクにそれぞれセーブすることももちろん可能です。 ここではプリセットスタイルをもとにしたカスタムスタイルの作り方について説明します。 すべてのセクション、 ま た は 、 特 定 の セ ク シ ョ ン を 選 択 し て コ ピーします。 ※ パートアカンパニメント、リズムスタイルの演奏データはメインAのみです。他 のセクションについてはオリジナルのスタイルを作ってください。 それでは、スタイル033をカスタムスタイル269にコピーしてそれをもとにカスタムスタイルを作ってみましょう。 CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# SONG#/CUSTOM STYLE# CUSTOM STYLE COPY...
  • Page 62 CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# SONG#/CUSTOM STYLE# CUSTOM STYLE COPY REMOTE BEAT INTRO CUSTOM STYLE COPY センターディスプレイ下のSONG#/CUSTOM STYLE# -, +ボタンを使っ て、カスタムスタイルナンバー (269∼276)を選択してください。選択後、 点滅しているARE YOU SURE?のYESボタンを押すことにより、カスタ ムスタイルナンバーが設定されます。ここでは269を選択してみましょ う。 データを持ったカスタムスタイルナンバーを選択すると、センターディス プレイにカスタムスタイルナンバーと「F」が交互に点滅表示され、デー タを持たないものを選択するとカスタムスタイルナンバーと「- . 」が交 互に点滅表示されます。 基礎編P.16の「アカンパニメントスタイルを選択します」同様に、カスタ ムスタイルのもとになるスタイルを選択します。ここでは033のHeavy Metalを選択してみましょう。 AUTO ACCOMP. 000~276 STYLE# COPYボタンを押すとスタイルナンバーインジケータとレフトディスプレ...
  • Page 63 の操作を繰り返して自分のイメージに近いカスタムスタイルを作ってください。 REPEAT RESET REWIND STOP コピーしたカスタムスタイルデータはシーケンスデータ同様に、再録音 (P.46参照)やエディット(P.51参照)することが可能です。エディットを繰 り返して自分のイメージに近いカスタムスタイルを作ってください。 (注) カスタムスタイルのモードに入っている間は、1∼9トラックの録音・再生はで きません。 フルアカンパニメントをコピーした場合は、同一のカスタムスタイルナン バー内にセクションごと (イントロ、メイン、フィルイン1/2、エンディン グ、それぞれのバリエーションA/B)の演奏データを持っています。セク ションボタンを押して演奏データを個々にパネルに呼び出します (セク ションインジケータとそのセクションを構成しているトラックのインジ ケータがすべて点灯します)。 全体の再生、トラックごとの再生などを繰り返しトラック構成を確認して ください。エディットはリズムトラックmベーストラックmコードトラッ クの順に行なうのが良いでしょう。まず、リズムトラックのトラックイン ジケータとキーボードチャンネルインジケータを点灯させます。 リズムトラックのエディットを行ないます。シーケンサーの録音・エ ディットを参考にして、リズム音を付け加えたり (オーバーダブ)、ボ リューム、パンなどを変更したり (リライトチャンネルステイタス)、コ ピー/ペースト機能で全体を長くしたり、エディットを行なってくださ い。終了後はベーストラック、コードトラックも同様にエディットしま す。この時後述のリピート録音を利用すると大変便利です。 カスタムスタイルの録音を開始した後にREPEATボタンを押すと、録音を 開始した小節からREPEATボタンが押された小節の最後までを繰り返し録 音状態にし続けます。この機能とOVERDUBを組み合わせれば、リズム音 などを確認しながら次々と加えることができます。 STEP 上記の方法で作ったカスタムスタイルは、シーケンスデータ同様にカスタ ムスタイルとして内部に8つまでメモリーしておくことができます。そし て、センターディスプレイにソングナンバーを呼び出してカスタムスタイ ルモードから抜けると、アカンパニメントスタイルの269∼276として、 プリセットスタイル同様にいつでも使用することができます。...
  • Page 64: Pedal Assign

    • TEMPO • PAN • VOLUME • DSP DEPTH ※スイッチ以外にサステイン、エクスプレッションがアサインできます。 ペダルに、様々な機能を持たせることができます。 リアパネルのPEDAL 1、PEDAL 2には、フットスイッチ(YAMAHA FC4 又はFC5 ; 別売)やフットコントローラー (YAMAHA FC7 ; 別売)を接続す ることが可能です。フットスイッチやフットコントローラーをPEDAL 1ま たはPEDAL 2に接続した後、PEDAL ASSIGN 1又は 2 のスイッチを押し ながら、パネル上のアサインしたいスイッチを押すことによって、フット スイッチやフットコントローラーは、そのスイッチ機能を代行するように なります。PEDAL ASSIGN 1のスイッチはPEDAL 1のジャックに差し込 まれたフットスイッチやコントローラーに、PEDAL ASSIGN 2のスイッ チはPEDAL 2のジャックに差し込まれたフットスイッチやコントローラー...
  • Page 65 TEMPO ここではPSR-SQ16のテンポを設定します。オートアカンパニメント、ノートプロセッ サー、シーケンサーなどPSR-SQ16全体がこのテンポにしたがって動作します。 このイラストはPDF上では表示されません。 40~240 TEMPO METRONOME METRONOME TEMPOボタンを押し、インジケータを点灯させます。 レフトディスプレイ下のテンキーまたは+/-キーで、テンポの値を40∼240 の間で設定してください。 (注) オートアカンパニメントのスタイルを変えるとそのスタイルのプリセットテン ポが自動的にセットされます。ただし、リズムが作動しているときにスタイル を変更しても新しいテンポはセットされません。 (注) シーケンサーのPLAYボタン・RESETボタンを押す、または、ソングナンバー /カスタムスタイルナンバーを入れ替えると、シーケンサーやカスタムスタイ ルに記憶されていたテンポが自動的にセットされます。 メトロノームボタンを押してください。リズムが作動するとメトロノーム 音が鳴ります。 (注) メトロノーム音は録音されません。また、MIDI OUTもされません。 ※ テンポ、メトロノームオン/オフはペダルにアサインできます。詳細はP.62の 「ペダルアサイン」の項を参照してください。...
  • Page 66 DISK PSR-SQ16の場合、シーケンサーやカスタムスタイルの再生は、PSR-SQ16本体内部のメモリー (RAM)に格納された データを用いて行われるしくみになっています。ただし、このメモリーは大きさに制限があるため、録音できる曲数、 スタイル数が限られます。また、電源プラグをコンセントから外すと内部メモリーの内容はすべて失われてしまいま す。そこで外部に別の記録媒体を持つことによって、メモリーの内容を保存できるようにするのがフロッピーディス クです。従って、PSR-SQ16の場合フロッピーディスクはカセットテープのように、演奏しながら記録したり、読み だしながらすぐに音を出すものではなく、いったんPSR-SQ16の内部メモリーに取り込んだデータを再生したり、 PSR-SQ16の内部メモリーに録音した内容を保存したりするためのものです。 PSR-SQ16でシーケンサーに録音された曲1曲分 (ソングナンバー一つに対応)や、カスタムスタイル (カスタムスタイ ルナンバー一つに対応)を1単位として、ディスク上に記録できます。この1単位をファイルと呼びます。 PSR-SQ16を用いて1つのディスク上に最大99個のファイルをセーブ (記録)することができます。ただし、セーブで きるファイルの数は、1つ1つのファイルの大きさの合計で決まります。3.5インチフロッピーディスクには720キロバ イトのデータが入ります。PSR-SQ16のシーケンサー部のメモリーサイズは120キロバイトなので、PSR-SQ16の本体 で録音できる量の約6倍が1枚のフロッピーディスクに記録できることになる訳です。 また、PSR-SQ16はフロッピーディスクにファイルをセーブする時に、自動的にファイルナンバーをつけてセーブし ます。ロード (読みだす)時には、このナンバーを使ってファイルを呼び出してください。 PSR-SQ16本体 RAM フロッピーディスク ※ フロッピーディスク上のファイル名称はディスク上では" PSR_ _XYY.MID "として登録されます。(Xはファイルタイプで、X=Sの時 ソングファイルを、X=Aの時カスタムスタイルファイル (アカンパニメント)を表します。また、YYはファイルナンバーで01∼99の 値になります。) ・ シーケンサーに録音した演奏内容と、その録音を行ったときのコンフィギュレーションテーブルをまとめて、一つ のファイルとして保存・再生する。(ソングファイル) ・ シーケンサーに録音したカスタムスタイルの内容を1スタイルごとに一つのファイルとして保存・再生する。(カス タムスタイルファイル) SONG# SONG#/CUSTOM STYLE# SAVE FILE# .
  • Page 67 PSR-SQ16で使用しているフロッピーディスクと他のコンピュータ機器などとの互換性を考えるときには、以下の2つ の要素を考慮する必要があります。 ディスクフォーマットが同じ機器どうしでは、ファイルの交換が可能です。 PSR-SQ16で使用しているディスクフォーマットはMS-DOSです。また、以下の機器などで作られたデータと互 換性を持つことができます。(ディスクは3.5インチ2DDタイプのみ使用可能。) IBM-PC、NEC-PC9801シリーズ、Apple-Macintosh、Atari 1040STF、Atari 1040STEなど (注) Apple社製Macintoshの場合は、スーパードライブ付きの機種でApple File Exchangeなどのユーティリティソフトウェアを使っ てディスクフォーマットをIBM-PCタイプに変換することにより互換性が得られます。 (注) Atari社製の場合、1040STFはTOS version1.4以上 、1040STEはTOS version1.6以上の機種のみ互換性があります。この時、 ディスクは必ずPSR-SQ16でフォーマットされたものを使用してください。 PSR-SQ16では以下のファイルフォーマットが扱えます。 FORMAT 0 *STANDARD MIDI FILE (ver 1.0) FORMAT 1 ESEQ FILE FORMAT (注) PSR-SQ16の*STANDARD MIDI FILEのファイル名は拡張子が ".MID" でなければなりません。それ以外の拡張子の場合はコ ンピュータなどを使って拡張子を変更してください。 (注) PSR-SQ16で作成したデータをApple社製Macintoshでご使用になる場合は、同社製ユーティリティソフト "ResEdit" などを用 いて、タイプおよびクリエイターをご使用のアプリケーションソフトに合わせる必要があります。...
  • Page 68 format 0ではもとのデータは失われず、そのまま読み込まれますが、format 1では16チャンネル×複数トラッ クが許容されているため、そのままの形ではPSR-SQ16へロードできません。PSR-SQ16では各トラックデー タの同じチャンネルナンバーのものは、まとめて一つのチャンネルとしてformat 1をformat 0に変換して読み 込みます。 ESEQファイルフォーマットはヤマハ独自のシーケンサー用ファイルフォーマットで、数々のヤマハ製品とファ イルの互換性があります。 ・ESEQファイルフォーマットを使用しているヤマハ製品例 DOCソフトウェア対応のクラビノーバ製品 ピアノプレーヤシステム ◎ご注意 ここで述べているファイルの互換性とはあくまでもデータとしてのキーオン、キーオフ、ベロシティー、プログラムナンバーなどの 読み書きの互換性を示すもので、そこに盛り込まれた音楽の100%の再現を意味するものではありません。音楽としてパーフェクト に再現するには、ファイル互換に加えてさらに、MIDI規格で規定されていない様々な音源の設定 (PSR-SQ16ではコンフィギュレー ションテーブルと呼んでいますmP.75参照)を合わせる必要があります。また、音色の微妙な違いなどによっても再現される音楽は 微妙に変化します。ご自分の耳で聴いて最適な設定をしてください。 ・ PSR-SQ16ではMS-DOS上でのルートディレクトリーにあるファイルのみ取扱可能です。 ・ ファイル名称がPSR-SQ16のフォーマット (PSR_ _XYY.MID)でないデータもすべて (スタンダードMIDIファ イルは拡張子が ".MID" のみ)読み込めますが、PSR-SQ16上でのファイルナンバーは、MS-DOS上でのエン トリー順に小さなナンバーから割り当てられます。 1(デフォルト)以外のコンフィギュレーションテーブルで作成したソングファイルデータを正しく再生するため には、コンフィギュレーションテーブルのファイルが必要です。また、録音したときと同じパネル設定で再生 しながら演奏したい場合は、コンディションセットアップ(リストブックの初期設定値として記載されているす べてのデータ)のファイルが必要です。 PSR-SQ16で作成したソングデータをセーブすると、自動的にコンフィギュレーションテーブル (P.75参照)や コンディションセットアップのファイルが作成され、スタンダードMIDIファイルのデータの最後にエクスクルー シブデータとして保持されます。このソングデータをロードすると、自動的にこれらのデータも一緒に呼び出 されます。 外部シーケンサーやコンピュータなどでデータを作成する場合は、あらかじめデータのないソングなどをPSR- SQ16でセーブしてコンフィギュレーション、およびコンディションセットアップを持ったファイルを作成して...
  • Page 69 このイラストはPDF上では表示されません。 フォーマットとは、市販されているフロッピーディスクをPSR-SQ16で使用できる状態にすることです。 以下の手順でフォーマットを行ってください。 COMMAND ARE YOU SURE? SAVE DELETE ユーズランプ ライトプロテクトオフ ライトプロテクトタブ 市販されている3.5インチ2DDのフロッピーディスクを、ディスク挿入口 に挿入してください。この時、ディスクのシャッターをディスク挿入口の 方向に、また、フロッピーディスクのラベル側を上に向けて挿入してくだ さい。 ※ フォーマットされていないフロッピーディスクを挿入して、FILE# +/-を押すと ライトディスプレイにエラーメッセージ "dE1"が表示されますので、フォーマッ トされているかどうかが確認できます。 FORMATボタンを押すと、COMMANDのARE YOU SURE?インジケータ が点滅します。YESボタンを押すとディスクのフォーマットがスタートし ます。 FORMAT フォーマット中は、FORMATボタン上のインジケータが点灯し、ディスク 挿入口下のユーズランプが点滅します。また、ライトディスプレイには 「dF8」∼「dF0」が随時表示 (カウントダウン)され、フォーマットの進 行状況を知らせます。 フォーマットが終了すると、インジケータとユーズランプが消灯し、ライ トディスプレイはチャンネルステイタスの表示に戻ります。 フロッピーディスクを取り出す場合は、ディスク挿入口横のイジェクトボ タンをゆっくりと確実に押し込み、フロッピーディスクが完全に出てから 取り出してください。 (注) ユーズランプの点滅中は、絶対にフロッピーディスクを取り出したりしないで ください。...
  • Page 70 PSR-SQ16の演奏データをフロッピーディスクに保存します。 CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# SONG#/CUSTOM STYLE# DISK CH STATUS DATA/DISK FILE# FILE# LOAD DATA DISK COMMAND ARE YOU SURE? LOAD SONG#/CUSTOM STYLE# +/-ボタンを押して、セーブするファイルのナ ンバーを選択します。さらに、点滅しているARE YOU SURE?のYESボ タンを押すとファイルナンバーが確定します。 また、カスタムスタイルナンバーを選択する場合は、CUSTOM STYLE ONボタンを押してから、SONG#/CUSTOM STYLE# +/-ボタンを押して、 スタイルナンバーを選択します。さらに、点滅しているARE YOU SURE? のYESボタンを押すとスタイルナンバーが確定します。(ソングファイル、 カスタムスタイルファイルに応じてディスプレイ下部のドットが点灯しま す。) FILE - または...
  • Page 71 フロッピーディスク内の演奏データをパネルに呼び出します。 DISK CH STATUS DATA/DISK FILE# FILE# LOAD DATA CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# MEASURE# STYLE# SONG#/CUSTOM STYLE# CH STATUS DATA/DISK FILE# CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE DATA DISK ソングファイル    カスタムスタイルファイル ロードしたいデータが入ったフロッピーディスクをディスク挿入口に挿入 します。 FILE - または + ボタンを一度押すと、ライトディスプレイがファイルナ ンバーの表示に切り替わります。FILE - , + ボタンを使ってロードするファ イルナンバーを選択してください。...
  • Page 72 COMMAND DISK ARE YOU SURE? LOAD LOADボタンを押すとARE YOU SURE?インジケータ、センターディスプ レイのファイルナンバー、そしてライトディスプレイのディスク上のファ イルナンバーが同時に点滅します。各ナンバーを確認したうえでYESボタ ンを押すとロードが実行されます。 SAVE ロード中はライトディスプレイに「dL9」m「dL0」のカウントダウンが 表示されます。(カウントダウンの数字はファイルのサイズによって異なり ます。MAXは9です。)「dL0」でロードの終了を意味します。 ロードが終了すると、SEQUENCERの1∼16トラックのうち、その曲に使 用されているトラックのみインジケータが点灯します。 SEQUENCER (注) データを持っていないファイルをLOADしようとすると、ディスプレイにエ ラーメッセージ「dE2」が表示されます。 (注) ロードを実行すると、実行前に読み込み先のソングナンバーまたはカスタムス タイルナンバーに記憶されていた演奏データは消去されます。そのデータを消 したくない場合は、LOAD 先の SONG#/CUSTOM STYLE# を変更するか、 フロッピーディスクにセーブしておいてください。 (注) ロードの実行中は、ユーズランプとLOADインジケータが点滅します。点滅中 は絶対にフロッピーディスクを取り出さないでください。データ破損の原因に なります。 (注) PSR-SQ16のシーケンサー分解能はq=48です。フロッピーディスクから曲やカ スタムスタイルをロードする場合、データはロード中にこの分解能に変換され ます。そのため、曲やカスタムスタイルをロードした場合、オリジナルの分解 能と異なる場合があります。...
  • Page 73 フロッピーディスク内の演奏データをファイル単位で削除します。 DISK CH STATUS DATA/DISK FILE# FILE# LOAD DATA DISK COMMAND ARE YOU SURE? SAVE デリートしたいデータが入ったフロッピーディスクをディスク挿入口に挿 入します。 FILE - または + ボタンを一度押すと、ライトディスプレイがファイルナ ンバーの表示に切り替わります。FILE - , + ボタンを使ってデリートする ファイルナンバーを選択してください。 ※ ファイルナンバーを選択する際、ファイルナンバーがすでに使われている (デー タを持っている)ときは、ディスプレイの1桁目に「F」が、使われていない (デー DISK STYLE タを持っていない)ときは「-」が表示されます。 ※ この状態でチャンネルステイタスボタンのひとつを押せば、ライトディスプレイ はチャンネルステイタス表示に戻ります。 DELETEボタンを押すと、ARE YOU SURE?インジケータとライトディ スプレイのフロッピーディスク上のファイルナンバーが同時に点滅しま...
  • Page 74 フロッピーディスク操作中にディスクエラーを起こすと、ライトディスプレイに以下のエラー メッセージが現われます。メッセージごとに次のように対処してください。 ・・・ フロッピーディスクが ありません。 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE ・・・ フロッピーディスク がフォーマットされ ていません。 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE ・・・ ファイルにデータが ありません。 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE ・・・ メモリー容量の限界 を越えています。 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE...
  • Page 75 ・・・ データエラーが起こり 解釈できないもの (データミスなど)が存在する場合に表示されます。読み ました。 込み途中のデータは破棄され、PSR-SQ16内部の指定されたソング#また はスタイル#のファイルはクリアされた状態になります。 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE すでにデータを持ったファイルに、SAVEが実行されようとした場合に表 ・・・ 示されます。 ファイルにデータが あります。 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE SAVEを実行するときに、フロッピーディスクのメモリー残量がデータよ ・・・ フロッピーディスク りも小さい場合に表示されます。 容量の限界を越えて います。 CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE SAVE中に書き込みエラーを起こした場合に表示されます。 ・・・...
  • Page 76: Sound Module

    SOUND MODULE この項ではPSR-SQ16の音の出口であるサウンドモジュール (音源)に関する各種設定を行います。 ここでの設定は常にPSR-SQ16全体の発音に対する設定となります。 このイラストはPDF上では表示されません。 -16~16 MASTER TUNING -12~12 TRANS- POSE ◎キーボードのトランスポーズとサウンドモジュールのトランスポーズの関係 キーボードのトランスポーズ・・・鍵盤演奏およびリモートキーボードの演奏に有効 サウンドモジュールのトランスポーズ・・・すべての発音に有効 PSR-SQ16鍵盤 REMOTE KEYBOARD MIDI IN (注) キーボードのトランスポーズとサウンドモジュールのトランスポーズを両方かけると、鍵盤演奏 は両者を合計した分 だけトランスポーズされることになります。 PSR-SQ16全体のピッチを調整します。レフトディスプレイ下の+, -ボタ ンを使って-16∼16 (-50∼50セント)の間で設定してください。単位は約3 セント(100セント=半音)です。 PSR-SQ16全体の移調を行います。レフトディスプレイ下の+, -ボタンを 使って-12∼12 (-1200∼1200セント)の間で設定してください。+, -ボタン を同時に押すと00に戻ります。単位は半音 (100セント)です。 (注) ドラムキット・ドラムキットウィズゲート・パーカッション (BANK2 065∼ 087)の音色には、トランスポーズはかかりません。...
  • Page 77 00~15 TYPE 00 DRY (OFF) ドライ 06 METAL 01 ROOM ルーム 07 SINGLE DELAY 02 HALL ホール 08 DELAY L, R 03 PLATE プレート 09 STEREO ECHO 04 CHURCH チャーチ 10 PAN REFLECTION 05 STAGE ステージ 11 EARLY REFLECTION 現在数多くのMIDI対応の音源モジュールやキーボードが市販されていますが、そのプログラムナンバー と音色の関係、各鍵盤に割り振った打楽器音のノートナンバー、各音色のオクターブ関係やタッチカーブ...
  • Page 78 ボイスナンバー ベロシティーカーブ ベロシティーオフセット オクターブ ドラムマッピング デフォルトピッチベンドセンシティビティー ボリューム/エクスプレッションカーブ ビブラートデプスセンシティビティー デフォルトドラムチャンネル CONFIG. TABLE 与えられたプログラムナンバーで、どのボイス (音色)を鳴 らすかを設定します。 プログラムナンバーごとに、対応する音色のタッチカーブ を設定します。 プログラムナンバーごとに、ベロシティー値に対する音量 を設定します。 プログラムナンバーごとに、各音色のオクターブを設定し ます。 ドラム音色について音色とキーノートの関係を設定します。 デフォルト状態でのピッチベンドセンシティビティーを設 定します。 コントロールチェンジのボリューム値およびエクスプレッ ションに対する音量の変化カーブを設定します。 コントロールチェンジのビブラートデプスの値と実際のビ ブラートの深さの関係を設定します。 デフォルトの状態でドラムチャンネルとなるチャンネルナ ンバーの指定を行います。 PSR-SQ16には以下の5つのコンフィギュレーションテーブルナンバーが あり、パネル上で選択できます。 コンフィギュレーションテーブルボタンを押してください。すると、レフ トディスプレイに現在選ばれているコンフィギュレーションナンバーが表 示されます。変更する場合は、新しいナンバーをテンキー又は+/-ボタン で選択してください。 ※ コンフィギュレーションテーブルリストは別冊の「リストブック」を参照してく ださい。...
  • Page 79 DEFAULT (デフォルト) GENERAL MIDI (GMシステムレベル1) YAMAHA PORTABLE KEYBOARD (ヤマハポータブルキーボード) YAMAHA DOC (ヤマハディスクオーケストラ コレクション) CUSTOM (カスタム) (注) メモリー内容をリセットするとカスタムコンフィギュレーションには、プリセットコンフィギュレーションの1 (デ フォルト)がセットされます。 ・PSR-SQ16の初期状態のコンフィギュレーションテーブルです。 ・パネル上の音色ナンバーリストやドラムマッピングを示す 図は、このコンフィギュレーションに基づいています。 ・内蔵のオートアカンパニメントスタイルおよびデモ曲はこ のテーブル用に作成されています。 ・他メーカーの楽器間でもMIDI情報に互換性が生まれるよう に作られた、一般的なコンフィギュレーションテーブルで す。 (注) PSR-SQ16はSE (サウンドエフェクト)音色を持っていない為、 GMシステムレベル1のうちプログラムナンバー120∼127につい ては対応しません。 ・PSS-790などヤマハポータブルキーボードの標準音色モー ドに対応するコンフィギュレーションテーブルです。 ・ヤマハDOM-30など、ディスクオーケストラコレクション に対応する機器が持つコンフィギュレーションテーブルで す。 ・ユーザーが自分でセットしてオリジナルのコンフィギュ レーションテーブルが作れます。 ・カスタムコンフィギュレーションテーブルはソングナン...
  • Page 80 CONFIG. TABLE CUSTOM TABLE EDIT CUSTOM TABLE EDIT VOICE# DEFAULT PITCH BEND SENSITIVITY VELOCITY CURVE VOLUME/EXPRESSION CURVE VELOCITY OFFSET VIBRATO DEPTH SENSITIVITY OCTAVE DEFAULT DRUM CHANNEL DRUM MAPPING CUSTOM TABLE EDIT VOICE# DEFAULT PITCH BEND SENSITIVITY VELOCITY CURVE VOLUME/EXPRESSION CURVE VELOCITY OFFSET VIBRATO DEPTH SENSITIVITY...
  • Page 81 CUSTOM TABLE EDIT VOICE# DEFAULT PITCH BEND SENSITIVITY VELOCITY CURVE VOLUME/EXPRESSION CURVE VELOCITY OFFSET VIBRATO DEPTH SENSITIVITY OCTAVE DEFAULT DRUM CHANNEL DRUM MAPPING CH STATUS DATA/DISK FILE# REMOTE DATA DISK BEAT VELOCITY/VOLUME CURVE VELOCITY/VOLUME > CUSTOM TABLE EDIT VOICE# DEFAULT PITCH BEND SENSITIVITY VELOCITY CURVE VOLUME/EXPRESSION...
  • Page 82 CUSTOM TABLE EDIT VOICE# DEFAULT PITCH BEND SENSITIVITY VELOCITY CURVE VOLUME/EXPRESSION CURVE VELOCITY OFFSET VIBRATO DEPTH SENSITIVITY OCTAVE DEFAULT DRUM CHANNEL DRUM MAPPING CUSTOM SONG#/STYLE#/MEASURE# CUSTOM SONG# STYLE# MEASURE# CH STATUS DATA/DISK FILE# REMOTE BEAT DATA CUSTOM TABLE EDIT VOICE# DEFAULT PITCH BEND SENSITIVITY VELOCITY CURVE...
  • Page 83 CUSTOM TABLE EDIT VOICE# DEFAULT PITCH BEND SENSITIVITY VELOCITY CURVE VOLUME/EXPRESSION CURVE VELOCITY OFFSET VIBRATO DEPTH SENSITIVITY OCTAVE DEFAULT DRUM CHANNEL DRUM MAPPING CH STATUS DATA/DISK FILE# DATA DISK STYLE CUSTOM TABLE EDIT VOICE# DEFAULT PITCH BEND SENSITIVITY VELOCITY CURVE VOLUME/EXPRESSION CURVE VELOCITY OFFSET...
  • Page 84 MIDI PSR-SQ16は他のMIDI機器との同時使用を考慮して設計されています。 MIDIとは「Musical Instrument Digital Interface」の略で"電子楽器間のデジタル通信"という 意味です。つまり、MIDIは電子楽器どうし(またはコンピュータなどと)で演奏情報のやりとり を行なうために生まれた世界共通の規格なのです。MIDI規格は、データの書式から、ハード ウェアまで細部にわたって決められているため、世界中のメーカーの製品間で演奏情報のやり とりを行なうことができます。 ※送受信可能なメッセージについては、別冊「リストブック」のインプリメンテーションチャートを参照してください。 PSR-SQ16にはREMOTE KEYBOARDとMIDI INの2つのMIDI IN端子があります。この2つの端子はどち らもMIDI信号を受信しますが、その働きが異なります。 REMOTE KEYBOARD PSR-SQ16鍵盤 MIDI IN MIDI THRU す。ここから入力されたMIDI情報はMIDIチャンネルに関わらず、すべてPSR-SQ16本体の鍵盤の演奏と 同様の働きをします。従ってPSR-SQ16本体の鍵盤を使って行うすべての操作や演奏をそっくり外部鍵 盤で行うことが可能となります。88鍵のコントロールキーボードやピアノアクションのキーボードなど を接続してご使用になれます。また、この端子より入力されたリアルタイムコマンド (スタート/ストッ プ)は、オートアカンパニメントのスタート/ストップ、シーケンサーのプレイ/ストップ (シーケンサー のトラックのインジケータ点灯時)に有効です。 音源部に直結されます。PSR-SQ16の音源を外部シーケンサーでマルチチャンネルで鳴らす場合や、外 部シーケンサーからのデータをPSR-SQ16内部のシーケンサーによってマルチチャンネルで録音する場 合などに用います。また、この端子より入力されたリアルタイムコマンド (スタート/ストップ/コン ティニュー)は、オートアカンパニメントのスタート/ストップ、シーケンサーのプレイ/ストップ (シー ケンサーのトラックのインジケータ点灯時)に有効です。 鍵盤で弾いたノートやノートプロセッサーによる装飾音、シーケンサーやアカンパニメントの再生音など 内部MIDIバスを通るデータはすべてMIDI OUTされます。 ※エコーバックについて...
  • Page 85 このイラストはPDF上では表示されません。 FILTER CH 1~16/ B 1,2/CLK/ CMNDS ON/OFF 12チャンネルのMIDI INはOFF BANK 1 ON REMOTE REMOTE BEAT REMOTE のクロックは OFF BANK 2 OFF REMOTE REMOTE BEAT MIDI OUT のコマンドは ON REMOTE BEAT BANK LOCAL MIDI IN端子、REMOTE KEYBOARD端子より受信するデータおよびMIDI OUT端子より送出するデータのそれぞれについて、1∼16チャンネルの各 チャンネルメッセージを通過させるかどうか、および音色のBANK# (P.31 参照)ごとにMIDI OUTするかどうか、クロック、コマンド (スタート・ス トップ・コンティニュー・ソングポジション・ソングセレクト)を通過させ...
  • Page 86 現象 パワースイッチをオン・オフした時に、 ポツンと音がする。 スピーカーから音が出ない。 ライトディスプレイに「---」が表示 されて、ボイスナンバーの変更ができ ない。 オートアカンパニメントの演奏中、押 鍵コードを変えても、演奏されるコー ドが変わらない。 オートアカンパニメントやデモ曲の音 色が適切でない。 原因 電気が流れるため。 ボリュームが下がっているため。 ヘッドホン端子にプラグが差し込まれ ているため。 ボイスのバンクセレクトがLOCAL OFFに設定されているため。 ボイスナンバーに音色がセットされ ていない。または、コンフィギュ レーション自体に音色がセットされ ていない。(例;デフォルトコンフィ ギュレーションのBANK 1の104∼ 127) そのチャンネルがデフォルトドラム チャンネルに指定されているため。 左手鍵域で前のコードを離さないう ちに、次のコードに移行しようとし ている。 シングルフィンガーモードでフィン ガードコードの押さえ方をしてい る。あるいはその反対。 デフォルトコンフィギュレーション を使用していないため。 解決方法 ご心配いりません。 ボリュームを上げてください。 プラグを抜いてください。 ボイスをBANK1, 2から選択してください。...
  • Page 87 ●ヘッドホン HPE-5 ... ¥5,500 HPE-3 ... ¥3,000 ●フットスイッチ FC5 ... ¥1,500 FC4 ... ¥3,000 ●フットコントローラー FC7 ... ¥6,000 ●MIDIケーブル MIDI03 (3m) ... ¥1,100 MIDI15 (15m) .. ¥3,000 キーボード : 61鍵 (C1-C6) [タッチレスポンス機能付き] ボイス : 200 ボイス ポリフォニー(最大同時発音数) : 56 (28x2)音 アカンパニメント...
  • Page 88 50音順インデックス アーユーシュアー? ... 24, 42, 53, 60, 67 アンドゥー ... 53 イエスボタン ... 24, 42, 53, 60, 67 イジェクトボタン ... 25, 67 ESEQ ... 66 インサート (録音) ... 46 インサート (エディット) ... 57, 58 イントロ ... 14, 20 インプット/アウトプットフィルター ... 83 エクスプレッションカーブ...
  • Page 89 トゥー ... 52 トラック ... 40, 43 ドラムマッピング ... 80 トランスポーズ (エディット) ... 55 トランスポーズ (キーボード) ... 34 トランスポーズ (サウンドモジュール) ... 74 ノート (エディット) ... 52 ノートエフェクト ... 35 ノート録音 ... 48 ノートプロセッサー ... 35 ノーボタン ... 24, 42, 53, 60, 67 パーカッションボイス...
  • Page 90 アルファベット順インデックス (パネルにプリントされているもの) AC INLET ... 6 ARE YOU SURE? ... 24, 42, 53, 60, 67 AUT (AUTO) ... 42 AUTO ACCOMPANIMENT ... 14, 37 AUX. IN (R, L) ... 6 AUX. OUT (R, L+R/L) ... 6 BANK ... 8, 31 BEAT ...
  • Page 91 ・ 本機の保証期間は、保証書により、ご購入から満1ヵ年です。(国内 のみ有効) なお、現金・クレジットなど支払い方法による保証の区 別はいたしません。 ・ 保証期間の1ヵ年を過ぎましても、有償にて責任をもってサービス を実施いたします。なお、補修用性能部品の保有期間は製造打ち切 り後最低8年となっております。また、保証期間中の修理などアフ ターサービスについてご不明の点は、お買い上げ店か、下記お近く のサービス拠点までお問い合わせください。 ・ お買い上げ店による修理調整 故障の場合は、直接お買い上げ店にお持ち込みください。責任を もって修理調整いたします。 ◆ヤマハ電気音響製品サービス拠点 (修理受付および修理品お預かり窓口) 北海道サービスセンター 仙台サービスセンター 新潟サービスセンター 東京サービスセンター 首都圏サービスセンター 浜松サービスセンター 名古屋サービスセンター 大阪サービスセンター 神戸サービスセンター 四国サービスセンター 広島サービスセンター 九州サービスセンター 本社/カスタマーサービス部 〒430 北海道支店 LM営業課 仙台支店 LM営業課 東京支店 特販営業課 関東支店 LM営業課 名古屋支店 LM営業課 大阪支店...