Ko Propo BSx4S Series Startup Manual

BSx4S
シリーズ
■ はじめにお読みください
製品に関する注意
●当社サーボは当社製品との組み合わせを前提に動作確認をしておりま
す。他社製品との組み合わせについては保証致しかねます。
●走行時の振動はサーボに想像以上のダメージを与えます。グロメットを
使用してサーボ本体をシャーシやメカプレートに直接当たらない様に搭
載して下さい。グロメットは多少つぶれる位が適当です。あまり締め付
けると振動を防ぐ効果がなくなります。
●リンケージシャフトはガタやタワミが無いように、そして軽くなめらかに
動くことを確かめて下さい。リンケージの動きが重いと負担がかかり、
消費電力が増え、サーボの寿命は短くなります。
●電源に乾電池を使用した時、十分な性能が発揮されない場合があります。
4S
■ シリーズの特徴
●シリアルモードと通常モード
本製品には、従来通り使用できる「通常モード」と、
新たな機能として「シリアルモード」を搭載しています。
【通常モード】
対応機種：従来通り
【シリアルモード】
対応機種： KR- 420 XT （ B/S ポートのみ）
（2020 年 12 月現在）
モードの切り替えは、 接続する受信機のポートにより自動で切り替わります。
受信機の 1 CH 〜 4 CH に接続すればこれまで通り通常モードでご利用でき
ます。
KR- 420 XT の B/S ポートに接続することでシリアルモードに切り替わりま
す。シリアルモードでは、これまで以上の超高速なレスポンスを実現。さら
に REAL TIME ICS を使用することができます。
● HCS への切り替え
対応する受信機の端子を HCS に切り替えること
により、サーボが自動で HCS になります。別途設定は必要ありません。
※ HCS は通常モードのみに対応しています。
※受信機の HCS に設定した端子に HCS 非対応のサーボを接続すると誤
動作により破損する場合がありますのでご注意ください。
ICS
● による自由なパラメータ変更
ICS 対応サーボではサーボの動作特性の設定
変更ができます。 外部から動作特性を設定可能な、 デジタルサーボならでは
の機能です。 通信方法は、 弊社独自の 「 ICS （インタラクティブ・ コミュニケ
ーション・システム） 」 を採用。 外部との通信により内部の設定変更、 設定読
み出しが双方向で行えます。 ４ S シリーズでは対応プロポから直接 ICS 設定
を変更可能です。
■ ご使用方法
通 常 使 用では、そ のまま 高 性 能 サーボとしてお 使 いいただけます。
ICS によるパラメータ変更操作には、下記の 2 通りの方法があります。
①EX-NEXT の REAL TIME ICS を使用する
EX-NEXT の RF モードを「 TLMY 」に設定し、受信機とペアリ
ングして通信可能状態にします。受信機の「B/S ポート 」にサー
ボ を 接 続し、受 信 機 の 電 源 を 入 れ ま す。EX-NEXT の「 REAL
TIME ICS 」を選択すると設定変更可能となります。
※モデル、パラメータの数値を変更すると、都度サーボに送られ
設定値が変更されます。初期値は上書きされますので、必要に
応じて予めメモすることをお勧めします。
②エクスパンション2 EXP-201に有線接続して
変更する
LCD エクスパンションユニット 2 EXP-201 に二股コードを接続
します。二股コードにサーボとバッテリーを接続すると ICS モー
ドでエクスパンションが起動して設定変更が可能になります。
EXP-201 に直接接続すると ID の変更も可能となります。
※エクスパンションを EX-NEXT に接続したまま使用する場合は
必ず EX-NEXT の電源を切った状態で外部電源を供給してくだ
さい。
この度は本製品をお買いあげ頂き誠に有り難う御座います。ご使用になる前にこの説明書
をよくお読みの上、ご使用下さい。また、この取扱説明書はいつでも参照できるように大
切に保管しておいてください。
■ 守らないと死亡または重傷を負う危険性が切迫して生じることが想定されます。
●製品の動作中は、不用意に触れたり、顔などを近づけたりしない。 ※本製品は強力なトルクを発生する
ために、出力軸の先の機構部に指や体の一部をはさむと、骨折や切断の危険性があります。また、過負荷
危 険
時に発生する熱で火傷を負う危険性があります。
■ 守らないと軽傷程度の被害、及び物損事故の発生が想定されます。
●当社サーボの接続は必ず当社製純正品を使用する。 ※当社純正品以外との組み合わせにより発生した
故障等につきましては、当社では責任を負いません。
●コネクターは向きを確認し、確実に奥までさす。 ※逆接すると機器が破損します。 ※向きを間違えると
機器が破損します。 ※走行中の振動でコネクターが抜けると、暴走することがあります。
●雨天や水たまりのある所で使用しない。 ※内部に水が入り誤作動・損傷の原因になります。
注 意
●分解、改造をしない。
※別売オプション
LCD エクスパンションユニット２ EXP-201 No.10672 ￥10,000
二又コード ll No.36509 ￥600
延長コード G 200mm No.36520 ￥800
※エクスパンションを EX-NEXT に接続したまま使用する場合にケーブル長
さに余裕が出来て取り回しがしやすくなります。
Tx リフェバッテリー 2N-1550 No.73018 ￥3,800
電池ボックス BEC No.26013 ￥450
EX-NEXT
●詳細は シリーズと各製品のマニュアルを
ご参照ください。
ダウンロードはこちらから。
https://www.kopropo.co.jp/supports/view/283
REAL TIME ICS
■
サーボ内の 5 つの設定データを切り替える機能
モデル
MODEL
※サーボモデルセレクター for 4S でも切り替え可能
ニュートラル付近の保持特性の調整
ストレッチ 1
調整範囲：０〜２５５（最大）
STRETCH 1
ニュートラル付近以外の保持特性の調整
ストレッチ 2
STRETCH 2
調整範囲：０〜２５５（最大）
スピード サーボのパワーの最大値を調整する機能
SPEED 調整範囲：０〜１２７（最大）
ニュートラルからの立ち上がりのパワーを調整する機能
パンチ
調整範囲：０〜１０（最大）
PUNCH
ニュートラルの幅を調整する機能
デッドバンド
調整範囲：０〜５（０に近いほどニュートラルが正確に）
DEAD BAND
サーボが停止するときの特性を調整する機能
ダンピング
DUMPING 調整範囲：０〜２５５（２５５に近いほど急ブレーキの特性に）
サーボのドライブ周波数を調整する機能
周波数
調整範囲：
FREQUENCY
低周波：パワー重視 高周波：効率重視
＜無負荷での微振動は異常ではありません＞
当社デジタルサーボシリーズは、ニュートラル付近の保持力を高めていますので、無負荷
状態において微振動が発生することがあります。またブラシレスモーターの特性で常に 「ジ
リジリ」と音が出ます。これは異常ではありませんので、安心してご使用ください。
■ お問い合わせ
最新情報はホームページに掲載中！
修理をご希望の方は、次の項目をできるだけ詳しく書いて、修理品と一緒にお送りください。
●トラブルの状況 ●ご使用プロポ（送信機、受信機、サーボ、アンプの型番）
●搭載の車体名と搭載状況 ●お送りいただいた品物の種類と数量 ●ご住所、お名前、電話番号
近藤科学株式会社
サービス部
☎ 03
- 3807 - 7648
スタートアップガイド
Ver.1.0.
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