Vessel G-9 Instruction Manual

Pneu-power ion gun
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静電気除去
発電ガン G-9
用 途
〇本製品は、静電気帯電を除去する目的で使用される静電気除去装置です。
〇静電気帯電による様々な生産障害を解決する目的でご使用ください。
●ご使用いただく前に ····························································· P. 2
●製品の概要 ······································································ P. 3
●主な仕様 ········································································· P. 4
●外観寸法 ········································································· P. 6
●設置 ··············································································· P. 7
●運転 ··············································································· P. 10
●保守 ··············································································· P. 11
●異常時の処置 ··································································· P. 14
●トラブルシューティング ·························································· P. 15
●保管 ··············································································· P. 15
●保証書 ············································································ P. 16
─取扱説明書─

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Summary of Contents for Vessel G-9

  • Page 1: Table Of Contents

    静電気除去 発電ガン G-9 ─取扱説明書─ 用 途 〇本製品は、静電気帯電を除去する目的で使用される静電気除去装置です。 〇静電気帯電による様々な生産障害を解決する目的でご使用ください。 目 次 ●ご使用いただく前に ····························································· P. 2 ●製品の概要 ······································································ P. 3 ●主な仕様 ········································································· P. 4 ●外観寸法 ········································································· P. 6 ●設置 ··············································································· P. 7 ●運転 ··············································································· P. 10 ●保守 ··············································································· P. 11 ●異常時の処置 ··································································· P. 14 ●トラブルシューティング...
  • Page 2: ご使用いただく前に

    ■ご使用いただく前に 安全上のご注意 ●ご使用の前に、この「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 ●ここに示した注意事項は、危険の大きさにより次の 2 段階に区分して表示しています。 ●「注意」に記載した事項でも、状況により重大な結果に発展する可能性があります。 安全上重要な内容となりますので、必ずお守りください。 警告 取り扱いを誤った場合、死亡または重傷を負う可能性が想定される場合 注意 取り扱いを誤った場合、傷害を負う可能性および物的損害の発生が想定される場合 この記号は、「警告や注意」を促す内容です。 この記号は、行為を「禁止」する内容です。 この記号は、行為を「強制」する内容です。 警告 引火性ガスや溶剤雰囲気中等、防爆を要求する環境で使用しないでください。防爆構造 禁止 ではありませんので爆発や火災のおそれがあります。 除電以外の目的に使用しないでください。 禁止 注意 水、油、溶剤がかかるような場所、湿気の多い場所、酸・アルカリ・塩素ガス等の腐食性ガ スのある場所に持ち込まないでください。また、そのような場所では使用しないでください。感 禁止 電や故障のおそれがあります。 著しい振動や衝撃が加わる場所、急激に温度変化する環境や結露する場所では使用しな 禁止 いでください。故障のおそれがあります。 使用エアーの規格等、「仕様」の項の使用条件の範囲を越えてご使用にならないようにして 禁止 ください。火災、感電のおそれがあります。 取り付け、メンテナンス等はエアー配管等を含む、空気圧動製品の取り扱いに習熟された 必ず守る 方がとり行ってください。 本製品が異常に損傷あるいは老朽化しますと、電気ノイズの発生・高圧部(トランス等)の 焼損等を起こす可能性があります。この「取扱説明書」をよくお読み頂き、定期的に、的確 必ず守る に、保守・点検を行ってください。 落下その他で、本製品に著しい衝撃・損傷を与えたときは、必ず点検を行ってください。的 確に動作しないとき、あるいは点検時等に異常を発見した場合には必ず、必要な修理また...
  • Page 3: 製品の概要

    ■製品の概要 製品の概要 クリーンドライエアーが供給された発電ガンG-9のトリガーを引くと、その圧縮エアーの力によって、ガン後部のモ ーターカートリッジで発電を開始します。そして、この発電された低電圧の12Vによって、内部の高電圧電源を 稼働させます。高電圧電源で発生した高電圧がガン先端部の放電電極(放電針)に印加されると、ガン内部を 通過したコンプレッサーエアーが除電のためのイオンを生成します。このイオン化エアーを高速で帯電物に当て ることにより、帯電物の除塵と除電を同時に行うことができます。 発電ガンG-9は、今までにない特殊構造の省エネ型「静電気除去装置」です。 製品の特長 ●発電機構内蔵で外部電源・電池が一切不要 本製品はエアー圧のみで動作します。断線のおそれがある外部電源への電気配線や、消耗サイクルの早い 電池は不要です。 ●エアー圧力調整用の独自機構を内蔵 発電に必要なエアーと、除塵に必要なエアーを内部の特殊バルブで分流しています。レギュレータを搭載し ており、動作状態を示す3色のLED表示によって、入力エアー圧に応じた適切な発電量に簡単に調整でき ます。入力エアー圧を変更しない限り、通常、この調整作業は導入時の1回のみで済みます。 ●軽量堅牢なプラスチックボディ ガン本体は、軽量で、落下等の衝撃に強い、ガラス繊維入りポリカーボネートを採用しています。 ●握り易いトリガー部と簡便なハンガー部 トリガー部は握りやすく、3本の指で軽く引き絞ることができます。また、上部のハンガー部の内部には補強の ためのステンレスプレートが入っており、簡単にフック等に引っかけておくことができます。 ●巻き線型高性能高周波電源内蔵 内蔵の高圧電源は落下等の衝撃に強く、長期のご使用によっても安定出力の、信頼性の高い、巻き線型高 周波電源を採用しています。 ●安全回路/異常検知回路 トリガーを引いてエアーが吹き出したときにのみ発電、除電イオンの生成が行われます。このため、稼働時に は放電針の周りに、常に新鮮エアーが存在する、非常に安全な構造になっています。 高電圧の短絡等が発生したときには、自動的に高電圧出力を停止する安全回路が組み込まれています。ま たこの高電圧異常時には、本体前部上面の赤色LEDが点滅します。 ●カートリッジ式発電機 発電用のモーターは簡単に交換できるカートリッジ式です。トリガーを引いてエアーを出し、調整を行っても、前 面上部にある状態表示用LEDが点灯しなくなれば交換してください。 ●オプションの消音ノズル 発電ガンは低騒音タイプのエアーガンですが、オプションの消音ノズルをガン先端のノズルと交換することによ って、さらに低騒音でご使用いただけます。 ※ 高いエアー圧でご使用の場合は、労働安全衛生法や社内の騒音基準に則った適切な対策を実施してくだ さい。...
  • Page 4: 主な仕様

    ■主な仕様 主な仕様 : G-9 型式 : 高電圧印加式除電器 種別 : 直結型 (通電中に電極に触れると軽い電撃を受けます。) 構造 : 交流コロナ放電方式 除電方式 : AC 8 kV p-p (±5%) / 32kHz (Typ.) 印加電圧/周波数 : 0.5MPa 定格エアー圧 : 0.3~0.6MPa 入力エアー圧範囲 : 約 200L/min (0.5MPa) エアー流量 : 約 12.3m/s (0.5MPa, 200L/min, 150mm) 風速...
  • Page 5 ■主な仕様 除電性能表 50mm 100mm 150mm 200mm 250mm 300mm イオンバランス(V) 150mm +1000V→+100V(秒) >10 >10 >10 >10 >10 >10 -1000V→-100V(秒) >10 >10 >10 >10 >10 >10 イオンバランス(V) 100mm +1000V→+100V(秒) >10 3.07 2.82 0.96 1.82 1.02 -1000V→-100V(秒) >10 3.13 0.99 1.93 1.11 イオンバランス(V) 50mm +1000V→+100V(秒) 0.61...
  • Page 6: 外観寸法

    ■外観寸法 発電ガン G-9 消音ノズル G-9WN (オプション) 消音ノズル BB-ZSN (オプション) ※上図は先端部のみを示す...
  • Page 7 設置場所の選定 警告 引火性ガスや溶剤雰囲気中等、防爆を要求する環境で使用しないでください。防爆構造 禁止 ではありませんので爆発や火災のおそれがあります。 注意 ・ご使用場所の周囲状況を考慮してください。 ・風雨にさらされない屋内でご使用ください。 ・水、油、微粉塵のかからない場所でご使用ください。 必ず守る ・湿気の多い場所、酸・アルカリ・塩素ガス等の腐食性ガスのある場所に持ち込まないでく ださい。また、そのような場所では使用しないでください。感電や故障のおそれがあります。 ・温度 0℃~45℃、湿度 10~90%の環境でご使用ください。 本機の運用に必要な作業を安全に行える場所について慎重に検討して設置箇所を決定し 必ず守る てください。 設置作業 注意 クリーンドライエアーが確実に接続されるまで G-9 を稼働させないでください。 必ず守る エアーチューブまたは配管などのエアーシステムの敷設・設置・運用は、それらに習熟した 必ず守る 担当者にて実施してください。 本機は、高圧の空気を使用する製品です。それらの取扱いに必要とされる知識と経験を保 必ず守る 有する管理者の元で管理し、運用してください。 本機は内部に高電圧を発生させる機構を搭載しています。機器の損壊によりそれらの電子 部品が露出し、万一触れた場合には電撃を受ける可能性があります。これらのリスクについ 必ず守る て十分慎重に検討し、墜落などの二次災害に発展しないように使用場所を決定してくださ い。 本機は内部に精密な機構および微細な電子部品を搭載している精密機器です。一般の 除電除塵作業における衝撃等の耐久性について考慮した設計になっていますが、絶対に 必ず守る 投げ置いたりしないでください。ツールバランサー等を使用する場合にも、スプリングで巻き 戻した際に固い構造物に本体が衝突しないように十分注意してください。...
  • Page 8 ■設置 エアーチューブの接続 注意 本機は無給油仕様です。絶対にルブリケーター等の油分を含むエアーを供給しないでくだ さい。一度でも油分を含むエアーを供給したら、本体のオーバーホール(分解清掃・部品 禁止 交換)が必要です。油分を含むエアーを供給した場合、本機の製品保証は無効となりま す。 ①グリップの下側に付いているエアー継手に外径 8mm のエアーチューブを接続してください。 ②本機には油分を含まないクリーンドライエアーを供給してください。エアーフィルターやミストセパレーター等のご 使用を強く推奨します。エアーの清浄度は電極の清掃頻度や性能、装置寿命に大きな影響を与えます。 ※カプラをご使用の際には、オプションの外径 8mm のチューブ3m+カプラ(オス)をご利用ください。 オプションパーツ G-9UTP 寸法図...
  • Page 9 ■設置 レギュレータの調整 注意 レギュレータのノブを取り外して使用しないでください。 必ず守る レギュレータのノブは無理に回さないでください。工具等を使用して回さないでください。 必ず守る 緑色の運転 LED が点灯していない状態で長時間(10 秒以上)運転しないでください。断続 禁止 した運転であっても、恒常的・慢性的に使用しないでください。 ①本機の上部にあるレギュレータカバーを開きます。 ②レギュレータのノブを操作してモーターカートリッジに適切な量のエアーが供給されるように調整を行います。 下側のリングは回り止めになっています。 ③トリガーを片手で握り、エアーを噴出させながらレギュレータのノブを回し、本体上部先端付近の運転 LED を 確認します。 LED の色 モーターカートリッジに流れるエアー量 赤色 多すぎる 黄色 少なすぎる 緑色 適正 ④レギュレータの最適位置 一旦、赤色の LED が点灯するまでレギュレータのノブを回します。その位置を記憶し、次に逆方向にレギュレー タのノブを回して、黄色の LED を点灯させます。この位置を再度記憶し、2 つの中間の位置までレギュレータのノ ブを戻します。この中間位置がレギュレータの最適な位置になります。レギュレータのノブを最適位置にした後に、 下側のロックリングを回して、ノブの位置を固定してください。 ①レギュレータカバーを開く ③緑色の...
  • Page 10 ■運転 運転操作 注意 高圧エアーをご使用の場合は、当該作業者および周囲の作業者等は必ずイヤープロテク タ(耳栓)等の保護具をご使用ください。高い騒音に長時間さらされると難聴等の障害の原 必ず守る 因になります。 本機の使用前に、始業前点検を必ず実施してください。本機の性能・機能が対象物に与え る影響が重大な意味を持つ場合、必ずその結果を確認できる測定・監視機構を組み合わ 必ず守る せて使用してください。  本機の始業前点検を実施してください。基本的な始業前点検の項目は以下の通りですが、管理要件に 応じて追加してください。なお、以下の始業前点検を実施した場合であっても本機の性能・機能の全てを 保証するものではありません。 検査対象箇所 検査方法 判定基準 本体および本体の各パーツ、モー 目視による外観検査 割れ、欠け、ゆがみ、大きな傷、変 ターカートリッジ、ノズル 色がないこと 本体および本体の各パーツ、モー 手で本体を持ち、軽く振る 軽く振った時に本体内部で大きな ターカートリッジ、ノズル カチャカチャ音がしないこと 各パーツに緩みがないこと 本体嵌合部、トリガー部、モータ 聴音および触感によるエアー漏れ エアー漏れがないこと ーカートリッジ部、エアー継手部 検査 レギュレータ 緩み検査 軽くねじってみて、動かないこと モーターカートリッジ 緩み検査 軽くねじってみて、動かないこと ノズル...
  • Page 11 ■保守 注意 清掃やモーターカートリッジの交換等、保守作業時には絶対に本機にエアーを供給しない 必ず守る でください。 本機の清掃に使用できるのは水および無水アルコールおよび IPA です。中性洗剤等は使 必ず守る 用できません。 無水アルコールおよび IPA 以外の有機溶剤および洗剤は絶対に使用しないでください。 禁止 本体の清掃  簡単な清掃はナイロンブラシまたは柔らかい清潔な布や綿棒で行ってください。 汚れがひどい場合には、水または無水アルコールまたは IPA でわずかに湿らせた清潔な布または綿棒を  使用してください。 組み立てる前にそれらの液体が完全に乾燥していることを確認してください。 使用する前にそれらの液体が完全に乾燥していることを確認してください。 放電針の清掃 注意 放電針の先端は鋭利に尖った針状です。肌等に容易に突き刺さりますので取り扱いに十分 必ず守る な注意をはらってください。 曲がったり、折れたりした放電針は絶対に使用しないでください。 禁止  放電針を清掃する場合には、ノズルを取り外してください。 ノズルを回して取り外し、 清掃後に再度取付けてください。...
  • Page 12 ■保守 放電針の清掃(つづき) 放電針周辺も清掃する  放電針だけでなく、その周辺部も同時に清掃して ください。  使用前に、清掃に使用した綿棒等の繊維などが 放電針に付着していないか確認して下さい。 放電針を清掃する モーターカートリッジの交換 注意 モーターカートリッジは、締付けすぎますと寿命が短くなるだけでなく破損の原因になります ので十分注意してください。特に、作業用手袋等を使用する場合には締付け力がわかりにく 必ず守る くなりますので注意してください。 一度締付けすぎてしまった本体は使用せず、修理をご用命ください。一度締付けすぎてしま 禁止 ったモーターカートリッジは使用しないでください。 本機のモーターカートリッジは定期的な交換が必要な消耗品です。 交換の頻度は使用条件によって大きく異なりますが、下記の表のような要素があります。 要素 寿命に与える影響 周辺温度 温度が高いほど寿命が短くなる 使用エアー品質 湿度が高いほど寿命が短くなる 運転間隔 連続運転時間が長いほど寿命が短くなる モーターカートリッジへのエアー流量が少ない(黄色 LED に近い)ほど寿命が長くな レギュレータの調整度合 い る トリガーを引いても運転 LED が点灯しなくなったら、供給エアー圧を確認し、レギュレータの調整を試みて  ください。レギュレータを全開(最もねじこんだ状態)にしても運転 LED が点灯しなくなったら、モーターカート リッジを交換してください。...
  • Page 13 ■保守 モーターカートリッジの交換(つづき)  モーターカートリッジは、反時計回りに回すことで取り外せます。 新しいモーターカートリッジを取付ける際には、締付け力が大きくなった点からおおよそ 45°程度回してく  ださい。  このとき、モーターカートリッジの外側のラベルの黒色部分が水平にかからないようにしてください。 水平 外側ラベルの黒色部分 個体差により、モーターカートリッジの製品 ラベルの文字が正しく読めない位置に固 定されることがあります。 モーターカートリッジの交換後は、レギュレータ調整が必要になります。本書 9 ページを参照のうえ、調整  を実施してください。  このとき、初回にトリガーを引く際には少しずつトリガーを引き、モーターカートリッジからのエアー漏れがな いことを確認してからトリガーを全開にしてください。 放電針の交換 放電針は消耗品です。交換用ドライバーは、別売の G-7DR をお買い求めください。 交換手順 放電針は、ねじ式になっています。交換用ドライバーを使用して取り外してください。  ノズルを取り外します。  放電針交換用ドライバーで放電針のネジ部分を緩め、放電針を取り外します。  新しい放電針に交換し、放電針交換用ドライバーで放電針のネジ部分を締めて 固定します。  元のようにノズルを取り付けます。ノズルはしっかり取り付けてください。締めすぎる と破損する場合があります。またゆるいと飛び出す恐れがあります。...
  • Page 14: 異常時の処置

    ■保守 モーターカートリッジの清掃 通常のご使用条件においては、モーターカートリッジの清掃は不要です。使用エアーの清浄度によって、モータ ーカートリッジの内部に汚れが付着する場合があります。 清掃手順  水または無水アルコールでわずかに湿らせた清潔な綿棒を用意 してください。  モーターカートリッジを取り外してください。  ラベルと反対側にある、金属製の電極の間(右図の点線丸囲い 部)を清掃してください。  同時に、金属製の電極も清掃してください。  清掃に使用した液体が乾ききったことを確認してください。  清掃に使用した綿棒の繊維が残っていないこと、汚れが残ってい ないことを確認してください。  モーターカートリッジを取り付けてください(12 ページ参照)。 ■異常時の処置 注意 次のような場合は使用しないでください。火災・感電・怪我のおそれがあります。 ・落下や衝撃によって損傷している。 ・コネクタへのエアーチューブの差し込みがゆるい。 必ず守る ・モーターカートリッジをねじこんでも固定できない。 ・レギュレータが固定できない。 異常時にはエアー供給を止めてください。 必ず守る 禁止 分解は絶対におこなわないでください。 放電針からのスパーク 除電装置のシステムでは、目に見えるスパーク(火花放電)は正常使用時には一切起こりません。もし、放電針 等からこのようなスパークが継続的に発生していれば、必ず、接続している針電極の清掃等のメンテナンスをお こなってください。清掃をおこなってもスパークの発生が収まらない場合は、エアー供給を停止し、エアーチュー ブを抜いてから、お買いもとめの販売店にご連絡ください。 その他の異常...
  • Page 15: トラブルシューティング

    ■トラブルシューティング トラブルシューティング 症状 原因 対応方法 放電針およびその周辺の清掃を実施してくだ 汚れによる放電異常 さい 除電しない 放電針の摩耗 放電針を交換してください 恐れ入りますが、販売店に修理をご依頼くださ 高電圧電源の故障 い カートリッジの接触不良 カートリッジを取付け直してください カートリッジ寿命 カートリッジを交換してください LED が点灯しない エアー配管のレギュレータやバルブが閉じてい エアーが供給されていない ないか確認してください カートリッジの接触不良 カートリッジを取付け直してください カートリッジの寿命 カートリッジを交換してください 緑色の LED が点滅している 締付けすぎ・衝撃によるハウ ハウジングを確認し、割れているようなら修理 ジング割れ 依頼してください エアー圧を上げ、レギュレータ 内部バルブ詰まり を調整しても LED が黄色 エアー圧を下げ、レギュレータ 内部バルブ故障...
  • Page 16: 保証書

    ■保証書 お買い上げいただき誠にありがとうございました。 保証期間内に取扱説明書、本体ラベルなどの注意書きに従って正常な状態で使用していて故障した場合には、 本書の記載内容に基づいて無償修理または交換させていただきます。 保証期間内に故障した場合は、お買い上げの販売店にご依頼ください。 保証期間中でも次のような場合には有償修理となります。 1)誤った使用方法、取り扱い上の不注意によって生じた損傷や故障 2)不当な修理や改造によって生じた損傷や故障 3)火災、地震、水害、落雷その他、天災地変、ガス害、塩害、公害や異常電圧などによって生じた損傷や故障 4)お買い上げ後の移動や輸送によって生じた損傷や故障 5)本書の紛失、所定事項の未記入または字句を書き換えられた場合 本書は再発行いたしませんので紛失しないよう大切に保管してください。 ●この保証書は、本製品の故障に対する無償修理または交換を保証するものであって、本製品の使用または 使用不能によって生じた損害に対して当社が責任を負うものではありません。 ●この保証書は、明示した期間、条件のもとにおいて無償修理をお約束するものです。したがってこの保証書に よってお客様の法律上の権利を制限するものではございません。 型 式 弊社では製品シリアルナンバーにて出荷日の管理を お買い上げ日より 1 年間 保 証 期 間 おこなっております。 お 名 前 〒 お 客 様 ご 住 所 電 話 番 号 店名/住所/電話番号...
  • Page 17 Pneu-Power ion gun G-9 Instruction Manual Purpose 〇This product is a static eliminator designed to eliminate electrostatic charges. 〇It is intended to be used to address various production problems caused by electrostatic charges. 目 次 ●Introduction ····································································· P. 18 ●Overview ········································································ P. 19 ●Specifications ··································································...
  • Page 18: Introduction

    ■Introduction Safety Precautions ●Carefully read these Safety Precautions before use. Observe the precautions indicated herein to ensure safety. ●Safety precautions in this instruction manual are categorized into two types by the degree of danger associated with each of the followings. ●If the ionizers are used in a manner not specified by the manufacturer, the protection provided by the equipment may be impaired.
  • Page 19: Overview

    ●Low noise nozzle (option) Pneu-Power Ion Gun G-9 is low noise type air gun, however low noise nozzle can reduce noise level more. ※ Please perform appropriate action to comfort public standards or local rules for noise sounds in...
  • Page 20: Specifications

    ■Specifications Specifications Model : G-9 Type : High voltage applied type ionizing gun : Direct coupled (Touch the electrode when applying current Structure may bring electric shocks.) Ionizing method : Alternating current corona discharge method : AC 8 kV p-p (±5%) / 32kHz (Typ.) Applied voltage &...
  • Page 21 3.09 1.32 2.39 Ion balance(V) +1000V→+100V(Sec.) 150mm >10 >10 >10 >10 >10 >10 -1000V→-100V(Sec.) >10 >10 >10 >10 >10 >10 *The measurement values were obtained using the VESSEL measurement environment, so error could be induced depending on the operation environment.
  • Page 22: External Dimensions

    ■External Dimensions Pneu-Power ion gun G-9 Serial No. Plate LED lamp Motor cartridge Nozzle Hanger Lid of regulator Electrode Trigger Air fitting (outer diameter 8mm tube) Low noise nozzle G-9WN (Option) Low noise nozzle BB-ZSN (Option) (male) ※The figure above shows only the tip...
  • Page 23: Installation

    Do not disassemble this product. Do not modify this product (e.g. affix buffer PROHIBITED material or cushioning). Do not put materials into nozzle when G-9 is in work. Do not loosen / remove PROHIBITED nozzle when G-9 is in work. There is an electrical hazard.
  • Page 24 ②The compressed air must be clean, dry and free of oil. Air filter or mist separator is very recommended. Cleanliness of air is effective for interval of electrode maintenance, performance or lifetime of G-9 very much. *Please use our option supply CUPLA by Nitto Kohki with 3m x O.D. 8mm air tube for air couplings.
  • Page 25 Do not force rotate knob of regulator. Do not use tools to rotate knob of REMEMBER regulator. Do not put in use G-9 with neither yellow nor red LED long time (more than 10 PROHIBITED seconds). Also, even intermittent do not do that chronically.
  • Page 26: Operation

    Grab the trigger then ionized compressed air blow from nozzle.  Put G-9 in use always with fully grabbing the trigger. Adjust compressed air pressure and  regulator alternately to get appropriate air flow. There may be small time rag from grab the trigger to perform ionizing. This is not a malfunction.
  • Page 27: Maintenance

    ■Maintenance Caution Do not supply air while maintenance (e.g. cleaning, replacing motor cartridge). REMEMBER Use absolute alcohol, IPA or water for cleaning. Do not use detergents. REMEMBER Do not use organic solvents and / or detergents except absolute alcohol or IPA. PROHIBITED Cleaning (BODY) Use nylon brush or clean soft cloth or cotton buds for daily cleaning.
  • Page 28 Especially in use of working REMEMBER globe will reduce feeling of force back of screw up. Contact your local supplier to repair G-9 in case of too much tighten motor PROHIBITED cartridge. Do not re-use motor cartridge in that case.
  • Page 29 ■Maintenance Replacing motor cartridge (cont.) Motor cartridge will be put off by rotating it counter clockwise.  Rotate 30 – 45° from the point of clear feeling of increasing tightening torque.  Do not match black mark of outer label of motor cartridge horizontal line. ...
  • Page 30: In The Case Of Anomalies

    The body part is considerably distorted. Or, it is abnormally hot. (enough that it cannot be  touched with bare hands) Using G-9 in improper working condition may cause product damage or personal accident. Therefore, promptly request servicing if trouble occurs. For servicing, contact the supplier.
  • Page 31: Troubleshooting

    Trigger does not come back Storage ■ Caution Do not store the G-9 in the following places. Adverse environments can cause product breakdown; ●Where exposed to marked vibrations or shock; ●Where temperature and humidity are outside specified ranges; ●Where dewing occurs;...
  • Page 32 Defective products must be returned to VESSEL Osaka Japan with proof of purchase date. And if your unit is out of warranty, VESSEL will quote repair charges necessary to ship your unit freight prepaid to where you have originally purchased.

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