FUTABA ICS LF-01 Instruction Manual

1M23N38707
T10PX 用リチウム・フェライト・バッテリー用非接触充電器
Inductive Charging System
取扱説明書
非接触充電器
このたびは ICS LF-01/ICS LF-02 充電器をお買い上げいただきありがとうございます。この充電器
は弊社製 T10PX 用 2 セル・リチウム・フェライト・バッテリー （LiFePO4） 6.4V ～ 6.6V 専用の非
接触充電器です。性能を十分に発揮させ、しかも安全にご使用いただくために、ご使用の前にこ
の取扱説明書を最後までお読みください。
・ 本書の内容の一部または全部を無断で転載することはおやめ下さい。
・ 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
・ 本書の内容は万全を期して作成していますが、万一ご不明の点や誤り、記載もれなどお気づきの点がございましたら弊社までご連絡ください。
・ お客様が機器を使用された結果につきましては、責任を負いかねることがございますのでご了承ください。
対応バッテリー
ICS LF-02 充電器 Rx ユニット
（送信機バッテリーカバー）
FT2F1700B / FT2F1700BV2 / FT2F1100B
※FT2F2100B/FT2F2100BV2 は寸法超のため非対応
ICS LF-01 充電器 Tx ユニット
（充電スタンド）
ICS LF-01 充電器 Rx ユニット
（送信機バッテリーカバー）
危 険
Li-Po バッテリー LT2F2000B は使用してはいけない。
■本製品は Li-Fe バッテリー FT2F1700B /
FT2F1700BV2 / FT2F1100B 専用です。
まず次のものがそろっているかどうかお確かめください。セット内容に、
不足や不明な点があるときはご購入のお店にお問い合わせください。
● ICS LF-01 充電器 Tx ユニット / ICS LF-02 充電器 Rx ユニット セット
充電器 Tx ユニット
充電器 Rx ユニット
（充電スタンド）
（送信機バッテリーカバー）
電源ケーブル
充電器 Rx ユニットの取付方法 充電器 Rx ユニットの取付方法
1
送信機のバッテリーカバーを、図の部分を
押しながら矢印の方向へスライドさせて外
します。
2
バッテリーコネクターの隣にある防塵
キャップを外します。
充電器 Rx ユニットのコネクターを差し
込みます。
防塵キャップ
Rx ユニットのコネクター
ICS LF-02 充電器 Rx ユニット
ICS LF-01/ICS LF-02
ご使用の前に必ず本書をお読みください。
本書はいつでも活用できるように大切に保管してください。
【仕様】
充電可能バッテリー：2 セルリチウム・
フェライト （LiFePO4） 6.4 ～ 6.6
対応送信機 V バッテリー
定格入力：DC11.4 ～ 12.6 V
T10PX
定格出力：0.7 A
動作温度：-10℃～ +40℃（推奨 10℃～
+30℃）／保存温度：-20℃～ +80
℃（推奨 15℃～ 25℃）
寸 法 ： T x 1 6 0 x 7 2 x 2 4 m m ／ R x
138x70x17 mm
重 量：Tx 99 g ／ Rx 44.5 g
※仕様・ 規格は技術開発に伴い予告な
対応送信機
く変更することがあります。
T7PX(R) / T4PV / T4PM
● 本製品は安全上分解できない構造となって
いるため修理はできません。
● 本製品に関するお問い合わせは、弊社カス
タマーサービスまでご連絡ください。
※別売
セット内容 セット内容
● ICS LF-02 充電器 Rx ユニット 単品
※ T10PX 用バッテリーカバーのみ 充電器 Tx ユニット
（充電スタンド） がなければ充電できません。
充電器 Rx ユニット
（送信機バッテリーカバー）
※充電器 Tx ユニット（充電スタンド）は T7PX(R) / T4PV / T4PM 用
と共通です。
Rx ユニットのコネクター
3
充電器 Rx ユニットを、送信機のバッテリーカバーが
バッテリー
付いていた位置に取り付けます。
＊配線を挟まないように注意してください。
1
電源ケーブルをDC12V 電源に接続し
ます。 ケーブルのクリップ赤を電源の
（＋） 端子に、黒を （－） 端子に接続し
ます。
※電源ケーブルの（＋/ －） の極性を間違えて接
続すると、 充電器が破損します。 クリップの接
続は十分注意してください。
2
充電器Tx ユニットを安定した水平な場所に置き、 電源ケーブルのDC プラグを、
Tx ユニットの電源ジャックに接続します。
注意
落下しやすい場所、不安定な場所で使用・保管しない。使用しない。落下させ
たり、衝撃を加えると破損します。
本説明書では、製品を安全に正しくご使用いた
だき、あなたや他の人々への危害や財産への損
害を未然に防止するために、重要な内容を図記
号とともに記載しています。図記号の意味は次
のようになっています。図記号の内容をよく理
解してから本文をお読みください。
必
：禁止事項 ： ず実行する事項
● 下記の注意事項を無視して誤った取り扱いをすると、火災・発火・発熱・破裂・漏液・感電等の原因となります。
危険
この充電器は弊社製リチウム・フェライト・バッテリー専用
です。送信機本体に乾電池やニッケル水素バッテリーなど、
弊社製リチウム・フェライト・バッテリー以外のバッテリー
を入れた状態で充電しない。
損傷・液漏れ等の異常のあるバッテリーや水にぬれているバッ
テリーを充電しない。
充電器のコイルの間に、金属類を挟まないでください。短時
間で高温状態になり大変危険です。
充電器は充電以外の用途には使用しない。
充電器は水・雨水・海水・ペットの尿等でぬらさない。ぬれ
た状態・ぬれた手では使用しない。風呂場等の湿気の多い場
所では使用しない。
充電器にハンダ付けしたり、修理・変形・改造・分解をしない。
直射日光下や車のダッシュボードやストーブのそば等高温に
【バッテリーに関して】
●お買い上げ時のリチウム・フェライト・バッテリーについて
お買い上げ時のバッテリーはフル充電されていません。充電してからご使用ください。また、
長期間ご使用にならなかったバッテリーも必ず再充電してからご使用ください。
●リチウム・フェライト・バッテリーの過放電について
リチウム・フェライト・バッテリーは過放電して電圧が下がりすぎると破損して、使用できな
くなります。使用時は電源の切り忘れに十分ご注意ください。
●リチウム・フェライト・バッテリーの保管ついて
しばらく使用しない場合は、3 カ月に一度程度専用充電器で約 50％ (30 分間から 1 時間程度 )
7.26
充電した状態で保管してください。満充電の状態で長期間保管しないでください。
●使用温度について
低温になるほど使用時間が短くなります。低温の場所でご使用の場合は、予備の充電したバッ
テリーを準備しておくことをおすすめします。
●持ち運び・保管時の注意
保管の際、バッテリーを機器等に取り付けたままにしておくと、電源 OFF 状態でも少量の電流
が流れ続けバッテリーの性能劣化の原因となります。ご使用にならないときは、機器から取り
外して湿気の少ない 15℃～ 25℃くらいの涼しい場所で保管してください。
持ち運び ・ 保管の際は＋－電極端子がショートしないようにしてください。 ショートすると発火 ・
発熱・破裂・漏液の原因になり危険です。
双葉電子工業株式会社 ホビ－ラジコン事業センター・営業部
〒 299-4395 千葉県長生郡長生村藪塚 1080
充電方法 充電方法
3
送信機に取付けた、 充電器Rx ユニッ
DC12V 電源
トのコイル部分と、 充電器Tx ユニッ
トのコイル部分を合わせて、 スタン
ドに送信機を立てます。
※充電スタンドは、 送信機が倒れないように、
黒 （－）
安定した場所に置いて充電してください。
※ Rx ユニットのコイルとTx ユニット （充電ス
赤 （＋）
タンド） のコイルの間に、 金属類を挟まない
でください。 短時間で高温状態になり大変危
険です。 また、 Tx ユニット （充電スタンド） の
コイルの上に金属類を置かないでください。
4
充電中表示（青） LED が点滅して充
電が始まります。
※充電中は高周波音が鳴りますが、 異常ではあ
りません。
5
充電完了表示（青） LED が点灯する
とフル充電となり、 充電完了です。
※ 充 電時間は約3 時間です。 ただし、 周囲の温
度やセル毎の電圧のバラツキ等のバッテ
リーの状態によって充電時間は異なります。
また、 使い切っていないバッテリーを充電し
た場合は、 上記の充電時間よりも短くなります。
6
充電完了後、 充電器をDC12V 電源から外してください。
※ フル充電後、 バッテリーを再度充電しないでください。 過充電となり、 バッテリー劣化の原因となります。
安全上の注意（必ずお守りください） 安全上の注意（必ずお守りください）
● いつも安全に製品をお使いいただくために、以下の表示のある注意事項は特にご注意ください。
危険 警告
この表示を無視して誤った取り この表示を無視して誤った取り
扱いをすると、使用者または他 扱いをすると、使用者または他
の人が死亡または重傷を負う危 の人が死亡または重傷を負う可
険が差し迫って生じることが想 能性が想定される場合。または、
定される場合。 軽傷、物的損害が発生する可能
性が高い場合。
ICS LF-01 を使用し充電すると、電池蓋の温度が 60℃前後まで
なる場所や火気の近く、燃えやすい物の近くで充電・保管を
上昇しますので、やけどに注意してください。
しない。充電中は監視を怠らない。
充電器等は乳幼児の手の届かない場所で使用・保管する。お子
布団で覆う等、熱がこもるような状態で充電しない。
様が使用する際には、保護者が適切な使用方法を充分説明をし
て使用中も注意してください。怠ると感電・けがの原因になり
可燃性ガスの雰囲気中や可燃性のものの近くで使用しない。
ます。
充電器は必ず本説明書指定の電源電圧で使用する。
警告
電源ケーブルのクリップは、極性（+、-） を間違えない。極性
を間違えて接続すると充電器が破損します。
充電中の充電器およびバッテリーに長時間触れない。低温や
けどの原因となります。
供給電源に車載した車用 DC 12V バッテリーを使用しない。 サー
ジ電圧により充電器が破損します。充電専用の物を用意してく
充電器およびバッテリーが落下等によって破損している状態
ださい。
では使用しない。内部が露出したときは、露出部に手を触れ
ない。感電・けがの原因となります。
ほこり・湿気の多い場所で保管・使用しない。
発熱・発煙・異臭・漏液・変色・変形その他の異常を見つけた
極端に寒いところや暑いところでの充電はしない。バッテリー
ときは、ただちに電源から外して使用しない。そのまま使用す
性能低下の原因になります。充分に充電するためには、周囲温
ると、火災・発火・発熱・破裂の原因となります。
度が 10℃～ 30℃が最適です。
充電する時以外は、充電器を電源から外しておく。
●バッテリーの寿命について
バッテリーは充放電を繰り返すことにより性能が徐々に劣化します。 使用時間が著しく短くなっ
たら交換時期です。
【充電器に関して】
●ご使用の前に
ご使用の前に安全上の注意をよくお読みください。注意事項を必ずお守りください。
●ご使用上の注意
充電時の周囲の温度は 10℃～ 30℃の範囲が適切です。
使用直後等、バッテリーの温度が高い場合があります。この状態では充電が不完全になること
がありますのでバッテリーの温度が下がってから充電してください。
充電の最中に充電器やバッテリーが暖かくなりますが異常ではありません。
充電の最中にテレビ・ラジオにノイズがのることがありますが故障ではありません。そのよう
な場合にはテレビ・ラジオから離れた場所でご使用ください。
●お手入れについて
本体等の汚れは乾いた柔らかい布で拭いてください。濡れた雑巾やアルコール・シンナー・ベ
ンジン等の溶剤または洗剤等で拭いたりしないでください。
TEL:0475-32-6111 FAX:0475-32-2915
©FUTABA CORPORATION 2021 年 12 月 第 1 版
Rx ユニットの
コイル部分
Tx ユニットの
コイル部分
LED
注意
この表示を無視して誤った取り
扱いをすると、使用者または他
の人が重傷を負う可能性は少な
いが、傷害を負う危険が想定さ
れる場合。ならびに物的損害の
みの発生が想定される場合。
注意
ラジコンカスタマーサービス：TEL.(0475)32-4395