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テレメトリー GPS センサー
SBS-02G
取扱説明書
このたびはテレメトリー GPS センサー SBS-
02G をお買い上げいただきありがとうござい
ます。この SBS-02G は、テレメトリー受信
機との組合せで、GPS 衛星からの電波を受
信して、機体の位置、スピードを受信機から
送信機などに発信することができます。 また、
気圧検知式の高度センサーも装備されていま
す。本説明書をよく読んで、正しい使い方に
より、末永くお楽しみください。
●このSBS-02Gは、 Futaba製
テレメトリー送受信機に対応します。
上方向
機体の上向き
の平滑面に、
接着面のヨゴレ
と脂分を取り、
LED (ケース内部)
付属の両面
テープの裏紙を
めくって貼り付
ける
両面テープ
受信機の S.BUS2 ポートへ
LED 表示
緑点灯 -- 正常動作時
緑点滅 -- GPS 未受信時 ( 高度センサーは動作 )
赤点灯 -- 初期化時 / 無信号時
緑 / 赤点灯 -- スロット No. 設定時
緑 / 赤点滅 -- 異常時
( 電源再投入で回復しない場合は、サービスにお問
合せください。)
使用環境
このセンサーは、GPS 衛星からの電波を受信して
位置を検知します。屋内や、 センサーの上部が金属、
カーボンなどの導体で覆われていると電波が受信で
きません。( 天候、機体の姿勢などで正常に受信で
きなくなる場合もあります。) また、電源投入後、
測位が終わるまでしばらく時間がかかります。 (GPS
受信状況で時間は変化します。 )測位が終わるまで
(LED が緑点灯、もしくは送信機の GPS 受信精度
表示が最大値になるまで ) の間は機体を動かさずに
上のひらけた場所に置いてください。高度、バリオ
メーターは気圧及び気温から計算していますので、
気象状況の変動により誤差が生じます。
高度の表示
SBS-01G よりも測定精度が向上しました。
T18MZ-WC(V2.8 以降)
左記以外のテレメトリー
T18MZ(V2.8 以降)
送信機
T18SZ(V3.0 以降)
T16SZ
0.0m
0.1m 単位で表示されます。
小数点以下は非表示
用途 :
測定範囲:
[ 速度 ] 0 ~ 500km/h
[ 高度 ] 約 -700 ~ 5,500 m
[ バリオメーター ] -150 ~ +150m/s
全長:
重量:
電圧 :
一部送信機の説明書には GPS センサーは "SBS-
01G" と記載されています。設定・使用方法は SBS-
01G と SBS-02G は共通ですので読替えてご参照く
ださい。
テレメトリー機能付きの受信機を使い、接続は受信
機の説明書にしたがっておこなってください。
受信機
センサー部
相対距離、相対高度、誤差
送信機等は電源投入後最初に受信したデータを 0m
として相対距離、相対高度を表示します。送信機等
で 0m を設定し直すことができます。
また、表示には若干の誤差があります。たとえば
0m と設定した場所に機体が戻っても 0m とは表示
されない場合があります。
機体へ搭載時の注意
センサーの上部に金属、 カーボンなどの導体がなく、
外気とつながった直接風のあたらないところに搭載
してください。GPS 電波の受信ができなくなった
り、気圧を正しく測ることができなくなります。
風
■双葉電子工業(株)ラジコンカスタマー
サービス
〒 299-4395 千葉県長生郡長生村藪塚 1080
0m
TEL.(0475)32-4395
双葉電子工業株式会社 無線機器営業部 TEL.(0475)32-6981
〒 299-4395 千葉県長生郡長生村薮塚 1080
GPS
及び高度センサ
( 気圧から換算 )
バリオメーター機能付
( センサースペック)
175mm
11g
DC3.7 ~ 7.4V
配線図
S.BUS2
ポートへ
バッテリー
上に金属、カーボ
ンなどのある場所
には搭載しないで
ください。
風の当たる
場所に搭載
しないでく
ださい。
密閉しない
でください。
警告
SBS-02G は必ずテレメトリー機能付
Futaba 受信機の S.BUS2 ポートに接
続して使用する。
■従来の S.BUS ポート、CH 出力ポート
に接続しても動作しません。
コネクターの極性に注意する。
■逆接すると故障や配線からの発火の恐れ
があります。
付属のスポンジテープで機体に取付
ける。
■直接振動を受けると故障する恐れがあり
ます。
エンジンの排気がかかったり、高熱
を受ける場所へは取付けない。
■排気や高熱を受けると故障する恐れがあ
ります。
配線ケーブルは機体搭載時、引っ張ら
れた状態ではなく、多少余裕があるよ
うにする。
■ケーブルが引っ張られた状態だと、振動
により、配線切れやコネクター抜けによ
る、動作不良の恐れがあります。
組立後は必ず動作検査を行う。
■検査が終わるまでは飛行させないで
ください。
燃料や水分をかけてはいけない。
■基板部には電子部品が使用されていま
す。燃料や水分がかかると故障します。
ラジコン模型以外には使用しない。
■ SBS-02G はホビーラジコン用に設計
されています。その他の用途には一切
使用できません。
スロット No. 設定
スロットナンバーは初期設定で開始スロット 8 に設
定されています。GPS センサーは情報量が多いた
め 8 個の連続するスロットを使用します。 (スロッ
ト 8 ~ 15)
GPS センサーで開始スロットとして使用できるの
は、8,16,24 です。
スロットナンバーの変更や表示方法、アラームの設
定などはテレメトリー対応送信機の説明書をご参照
ください。
ID ナンバー
SBS-02G にはそれぞれ ID ナンバーが記憶されてい
ます。通常 GPS センサー1個をモデルに搭載する
場合 ID ナンバーは不要ですが、万一 GPS センサー
を1機のモデルに複数使用する場合、送信機に ID
を登録する必要があります。ID は底面に記載され
ていて、両面テープで貼りつけるとあとで読めませ
んので、もし GPS センサーを複数搭載する予定が
あれば、ID をあらかじめ控えておいてください。
対地速度
SBS-02G の速度表示は GPS 衛星からの位置デー
タをもとにしますので、対気速度ではなく対地速度
の表示です。つまり、向かい風では対気速度より速
度が低く、追い風では対気速度より高く表示されま
す。よって失速警報としては使用できません。例え
ば 50km/h で失速する飛行機が対地速度で 55km/h
を表示していても追い風が 5km/h( 約 1.4m/s) 以上
なら失速してしまいます。また速度オーバーの警報
で、400km/h で空中分解する機体を 380km/h で警
報設定しても、向かい風が 30km/h( 約 8.3m/s) だっ
た場合、対地速度 370km/h でも速度超過で空中分
解してしまいます。
©FUTABA CORPORATION 2017 年 4 月 1 版
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