Lenovo ThinkPad T530 User Manual page 146

Wake on LAN をネットワーク管理ソフトウェアとともに使用すると、データ転送、ソフトウェア更新、
UEFI BIOS の Flash 更新など、さまざまな機能をリモート側から無人で実行できます。このような更新処
理は、時間の節約と生産性向上のため、通常業務の後や週末に実行できます。通常の業務時間中にお客様
の仕事を中断する必要がなく、また LAN トラフィックを最小限に抑えることができます。
Wake on LAN 機能で ThinkPad の電源をオンにすると、『Network
Asset ID ID ID EEPROM EEPROM
Asset Asset EEPROM
Asset ID EEPROM には、主要コンポーネントの構成やシリアル番号などのシステムに関する情報が含まれま
す。また、ネットワークのエンド・ユーザーに関する情報を記録できる空のフィールドが複数あります。
管 管 管 理 理 理 機 機 機 能 能 能 の の の 設 設 設 定 定 定
ネットワーク管理者がリモートで ThinkPad を制御するには、ThinkPad Setup プログラムのシステム管
理機能を設定して、ネットワーク・インターフェースを構成する必要があります。プログラムで、以
下の機能を構成できます。
• Wake on LAN
• Network Boot sequence
• Flash update
管理者パスワード (スーパーバイザー・パスワード) を設定した場合、これらの機能を使用するために
『ThinkPad Setup』を開始するときにパスワードが必要になります。
Wake Wake on Wake on LAN on LAN LAN
LAN に接続された ThinkPad 上で Wake on LAN 機能が使用可能のときは、ネットワーク管理者は、リ
モート・ネットワーク管理ソフトウェアを使用して、管理コンソールから ThinkPad をリモート操作で
起動することができます。
ご使用の ThinkPad がネットワーク管理者の管理下にない場合は、Wake on LAN を使用不可にできます。
Wake on LAN 機能を有効または無効にするには、次のようにします。
1. 『ThinkPad Setup』を開始します。
Config』を選択します。『Config
2. 『Config Config
3. 『Network Network』を選択します。『Network Network
Wake On On LAN LAN』で、『AC
4. 『Wake Wake On LAN
ます。
5. F10 キーを押し、変更を保存して閉じます。
Network Network Boot Network Boot sequence Boot sequence sequence
ThinkPad の電源をリモート側からオンにすると、『Network
Boot』メニューの起動順序リストに従います。
行され、『Boot Boot
順序を定義するには、次のようにします。
1. 『ThinkPad Setup』プログラムのメニューで、『Startup
ます。
2. 『Network Network Boot Network Boot』を選択し、Enter キーを押します。起動デバイスのリストが表示されます。 Boot
3. 起動の優先順位を最優先にする起動デバイスをリストから選択します。
4. F10 キーを押し、変更を保存して閉じます。
ユーザー・ガイド
130
Config』サブメニューが表示されます。
Config
Network item Network item』サブメニューが表示されます。 item
AC Only Only』、『AC AC and and Battery Battery』、または『Disabled
AC Only AC and Battery
Network Boot Boot』の設定値が使用されます。
Network Boot
Disabled』のいずれかを選択し
Disabled
Network Boot Boot』設定で指定したデバイスから起動が試
Network Boot
Startup』を選択します。サブメニューが表示され
Startup