形
E3HC
E3HS
E3HT
アンプ内蔵形光電センサ
取扱説明書
このたびは、 本製品をお買い上げいただきまして、 まことにありがと うございます。
ご使用に際しては、 次の内容をお守り く ださい。
・ 電気の知識を有する専門家がお取り扱いく ださい。
・ この取扱説明書をよく お読みになり、 十分にご理解のうえ、 正しく ご使用く ださい。
・ この取扱説明書はいつでも参照できるよう大切に保管してく ださい。
* 5 9 7 7 3 9 6 - 2 C *
© OMRON Corporation
1998
All Rights Reserved.
■接続
茶
負
80mA
以下
荷
DC12〜24V
黒
電圧出力
青
■光軸調整
・ 透過形 受光器 ・ 投光器それぞれ上下左右に振り受光器の
入光表示灯が点灯する範囲の中央に光電ス イ ッチ
を固定して く だ さ い。
・拡散反射形 検出物体を設置し光電ス イ ッ チを上下左右に
振り、入光表示灯が点灯する範囲の中央に
光電ス イ ッ チを固定して く だ さ い。
■感度調整 (拡散反射形、 E3HS)
・ 検出物体の後方に物体がある場合は、 次の手順で調整を行
って く だ さ い。
順序
目盛A
目盛B
設定
検
検
出
出
光電スイ ッ チ
光電スイ ッ チ
物
物
検出状態
体
体
A
A
B
感度調整
ボ リ ウム
Min.
Max.
Min.
Max.
検出物体を所定の位置で、 感
検出物体を取り除いた状態
目盛Aと目盛Bの中間に設定
度 調 整ボリウムを最 小から
で、 感度調整ボリウムを最大
します。
徐々に上げてゆき表示灯が
から徐々に下げてゆき表示灯
点灯する位置 (目盛A) を求め
が消灯する位置 (目盛B) を求
調整手順
ます。
めます。 感度調整ボリウム最
大においても消灯する場合は
最大をBと します。
■外形寸法図
E3HC-1E1
-1E2
0.4
取付金具
レンズ
3.4
7.3
E3HS-1E1
-1E2
R2.05
取付金具
レンズ
0.7
E3HT-1E1
-1E2
14
13
M8 P=1.0
レンズ
* * コード( φ 3.5 13/0.12芯)標準2m
安全上の要点
以下に示すよ う な項目は、 安全を確保する上で必要なこ とですの
で必ず守って く だ さ い。
(1)引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。
(2)この製品は、分解したり、修理、改造をしないでくだ さ い。
(3)電源電圧は、 仕様電圧でご使用く だ さ い。
(4)負荷は、 定格以下でご使用く だ さ い。
使用上の注意
(1)下記の設置場所では使用しないで く だ さ い。
・ 直射日光のあたる場所
・ 湿度が高く 、 結露する恐れのあ る場所
・ 腐食性ガスのあ る場所
・ 本体に直接、 振動や衝撃が伝わる場所
・ 塵埃の多い場所
・ 水、 油、 薬品が直接飛散する場所
(2)接続、 取り付けについて
・ 最大電源電圧はDC24V+10%です。通電前に電源の電
圧が最大電圧以下であ る こ と を確認して く だ さ い。
・ 高圧線、 動力線と光電ス イ ッチの配線が同一配管あるいは
ダク ト で行われる と誘導を受け、 誤動作あるいは破損の原因
と なる場合も あ り ます。
■定 格
検 出 方 法
透
投光器
検出物体
E3HC-1E1
E3HS-1E1
形 式
-1E2
検 出 距 離
DC12〜24V±10% リ ッ プル(p-p)10%以下
電 源 電 圧
40mA以下
消 費 電 流
5ms以下
応 答 時 間
制 御 出 力
負荷電流80mA以下 残留電圧
出力 トランジスタ
投光用発光ダイオー ド
E3HC,E3HS : SUS304 E3HT : FB-TK1
ケ ー ス 材 質
IP66
IP65
保 護 構 造
使 用 周 囲 温 度
動作時 : −25〜+55℃ (ただ し氷結 しないこ と)
設定位置
B
E3HC-DS3E1
10
取付金具
6.1
* *
表示灯
R1.7
40
E3HS-DS5E1
2
* *
R1.75
3.5
10
取付金具
40
表示灯
締付ナッ ト
* *
表示灯
4
30
40
・ コー ドの延長は0.3mm
だ さ い。
・ 負荷短絡保護回路を内蔵してお り ませんので必ず負荷を接続
して御使用く だ さ い。
・ 取り付け、 配線時に過大な力でコー ド を引張ら ないで く だ さ い。
29N以下
・ 光電ス イ ッ チを取りつける際、 ハンマーなどでたた き ますと耐水
機能が損なわれますのでご注意く だ さ い。
・ 過大な力で締めつけないで く だ さ い。
注. ヘッ ド先端からの距離により許容強度が異なり ます。 図のA部とB 部
での締めつけ許 容 強 度を下 表に示します 。 ( A 部とはヘッ ド先端から
次表の寸法までの範囲です。 B部は図のように、 ヘッ ド側のナッ ト も含
みます。 したがって、 このナッ ト端が少しでもA部に入る場合は、 A部の
強度を適用してく ださい。
強度
形式
E3HT-□□
過
形
拡 散 反 射 形
受光器
投受光器
検出
物体
E3HT-1E1
E3HC-DS3E1
E3HS-DS5E1
E3HT-DS3E1
-1E2
-1E2
-DS3E2
-DS5E2
-DS3E2
3 cm
5 cm
3 cm
1 m
(白 紙 3×3 c m )
30mA以下
3ms以下
1 V 以 下 ( E 3 H C / T )
1 . 2 V 以 下 ( E 3 H S )
NPN
赤外発光ダイ オー ド
IP66
IP66
IP65
IP66
-DS3E2
0.4
(2.8)
1.15
1.65
レンズ
3.4
7.3
-DS5E2
2
R2.05
R1.75
3.5
10
23.6
レンズ
40
0.7
E3HT-DS3E1
-DS3E2
14
13
(2.8)
M8 P=1.0
1.15
1.65
4
レンズ
2
以上の線を用い、 100m以下と して く
(3)負荷短絡について
(4)電源について
B部 A部
A部
B部
寸法(mm)
強度( ト ルク)
強度( ト ルク)
12
2.0N ・ m
3.0N ・ m
■ 出力段回路図
種類
E1
項目
出力 トランジスタ
入光時ON
の動作状態
表示灯
(赤)
出 力 回 路
入光
し ゃ光
入光表示灯
点灯
(赤)
消灯
出力
ON
タイムチャー ト
トラ ンジスタ
OFF
負荷
動作
(リ レー等)
復帰
茶-黒間
出力電圧
(ロ ジ ッ ク等)
青-黒間
10
6.1
* *
表示灯
R1.7
40
感度調整ボ リ ューム
* *
①安全を確保する目的で直接的または間接的に人体を検出する用途に、 本製品を使用 し
②下記用途に使用さ れる場合、 当社営業担当者までご相談の う え仕様書な どによ り ご確
表示灯
*上記は適合用途の条件の一部です。 当社のベス ト、 総合カタログ ・ データ シー ト等最新版
締付ナッ ト
* *
表示灯
30
40
締め付け トルク
セ ッ ト ビス
0.2N・m以下
(く ぼみ先)
・ 負荷を短絡させないでく だ さ い。 破損したり、 焼損する恐れが
あ り ます。
市販のス イ ッチングレギュ レータ をご使用の際はFG (フ レ ーム ・
グラ ン ド端子) およびG (グラ ン ド端子) を接地してお使いく ださ
い。 接地されませんと、 ス イ ッチング ノ イ ズにて誤動作する こ とが
あ り ますので、 ご注意く だ さ い。
E2
し ゃ光時ON
茶
+V
1.5〜3mA
光電ス
黒
出力
イ ッ チ
主回路
Z
青
0V
Z : ツ ェナー ・ ダイ オー ド (Vz=27V)
入光
し ゃ光
入光表示灯
点灯
(赤)
消灯
出力
ON
トラ ンジスタ
OFF
負荷
動作
(リ レー等)
復帰
茶-黒間
H
出力電圧
L
(ロ ジ ッ ク等)
青-黒間
ご使用に際してのご承諾事項
ないで く だ さ い。 同用途には、 当社センサカタログに掲載 している安全センサを ご使用く
だ さ い。
認いただ く と と もに、 定格 ・ 性能に対 し余裕を持った使い方や、 万一故障があって も危険
を最小にする安全回路な どの安全対策を講じて く だ さ い。
a)屋外の用途、 潜在的な化学的汚染あるいは電気的妨害を被る用途
ま たはカタ ログ、 取扱説明書等に記載のない条件や環境での使用
b)原子力制御設備、 焼却設備、 鉄道 ・ 航空 ・ 車両設備、 医用機械、 娯楽機械、
安全装置、 および行政機関や個別業界の規制に従う設備
c)人命や財産に危険が及びう る システム ・ 機械 ・ 装置
d)ガス、 水道、 電気の供給システムや24時間連続運転システムな どの
高い信頼性が必要な設備
e)その他、 上記 a) 〜 d) に準ずる、 高度な安全性が必要と さ れる用途
のカタログ、 マニュアルに記載の保証 ・ 免責事項の内容を よ く 読んでご使用く だ さ い。
インダス トリアルオー トメーションビジネスカンパニー
●お問い合わせ先
0 1 2 0 - 9 1 9 - 0 6 6
カスタマサポー トセンタ
フ リ ーコール
携帯電話 ・ PHSな ど ではご利用いただけませんので、 その場合は下記電話番号へおかけ く だ さ い。
055-982-5015
電話
(通話料がかかり ます)
〔 技術のお問い合わせ時間〕
■営業時間 : 8:00〜21:00
■営 業 日: 365日
■上記フ リ −コ−ル以外のセンシング機器の技術窓口 :
055-982-5002
電話
(通話料がかかり ます)
〔営業のお問い合わせ時間〕
■営業時間 : 9:00〜12:00/13:00〜17:30 (土 ・ 日 ・ 祝祭日は休業)
■営 業 日: 土 ・ 日 ・ 祝祭日/春期 ・ 夏期 ・ 年末年始休暇を除く
●FAXによるお問い合わせは下記を ご利用く だ さ い。
カスタマサポー トセンタ お客様相談室 F A X 055-982-5051
●その他のお問い合わせ先
納期 ・ 価格 ・ 修理 ・ サンプル ・ 仕様書は貴社のお取引先、
ま たは貴社担当オムロ ン営業員にご相談く だ さ い。
q 2 0 09 年 10月