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Siemens SIMOTICS S-1FL6 Installation Manual page 7

Servo motors
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• 試運転前に、該当する製品マニュアルの指示を遵守して
ください。
• システム全体でセーフティ関連機能の検査を、すべての
セーフティ関連コンポーネントを含め、実施してくださ
い。
• ドライブやオートメーションタスクで使用されるセーフ
ティ機能が適切なパラメータ設定により調整され、有効
化されていることを確認してください。
• 機能試験を行なってください。
• セーフティ関連の機能が正常に動作していることを確認
した後にのみ、プラントを稼働させてください。
注記
Safety Integrated 機能のための重要な安全上の注意
Safety Integrated 機能の使用を希望する場合、「Safety
Integrated」に記載される安全上の注意を遵守する必要があ
ります。
警告
警告ラベルがない、または、判読不能であるために生じる
事故の危険性
警告ラベルがない、または、判読できないために、死亡ま
たは重大な傷害に至る事故に至る場合があります。
• 警告ラベルが説明書に基づいてすべて揃っていることを
確認してください。
• 必要に応じ各国の言語で、不足している警告ラベルをコ
ンポーネントに貼付してください。
• 判読できない警告ラベルは貼り換えてください。
警告
永久磁石による磁場に起因する死亡の危険性
たとえ電源がオフになっている場合でも、ペースメーカや
インプラントを体内に装着している人がインバータ / モー
タの近傍にいる場合は、永久磁石を備えた電動機に潜在的
な危険があります。
• 該当する場合は (ペースメーカやインプラントを体内に装
着している場合)、最低でも 2 m の距離を保ってください
• 永久磁石式モータを運搬または保管する場合は、それが
本来梱包されていた、警告ラベル付きの梱包材を使用し
てください。
• 適切な警告ラベルで保管場所を明確にマークしてくださ
い。
• 空輸する場合は、IATA の規則を遵守してください。
警告
可動部または突出した可動部による傷害
運転中に、回転しているモータの部品やドライブ出力要素
、緩みにより外れるモータパーツ (例:フェザーキー) に接
触すると、重傷または死亡に至る場合があります。
• 緩んでいる部品を取り外すか、飛び出さないようにしっ
かりと固定してください。
• 可動部には触らないでください。
• 適切な安全保護具を使用し、すべての可動部を保護して
ください。
警告
不正な運転による過熱に起因する火災による死亡の危険性
不正な運転時や故障時に、モータの過熱により火災や煙が
発生する場合があります。これは、重傷または死亡に至る
場合があります。また、過度な高熱でモータのコンポーネ
ントが破損し、故障の増加やモータ寿命の短縮に結びつく
場合があります。
• 該当する仕様に従って、モータを運転してください。
• モータは必ず有効な温度監視センサと共に運転してくだ
さい。
• 過度な高温が発生した場合は、直ちにモータの電源をオ
フにしてください。
© Siemens AG 2013-2015
注意
高温の表面への接触による傷害の危険性
運転中に、モータが高温に達して、接触した場合に火傷を
する場合があります。
• 運転中に近づけない場所にモータを設置してください。
• 保守が必要な場合は、モータが冷めてから作業を開始し
てください。
• 手袋など、適切な保護具を着用してください。
1.2 電磁場 (EMF) についての安全に関する指示
警告
電磁場に起因する死亡の危険性
電磁場 (EMF) は、トランス、インバータまたはモータなど
の電動機器の運転で生成されます。
ペースメーカやインプラントを使用している人々は、これ
らの機器 / システムの近傍にいる場合、特別なリスクに晒
されることになります。
• 該当する人々は、少なくとも必要な距離 (最低 2m) 離れ
ていることを確認してください。
1.3 静電気の影響を受けやすい機器 (ESD) の扱い
静電放電により破損する恐れのある機器 (ESD) とは、電界または静電放
電により破損する可能性のある各種コンポーネント、IC、モジュールま
たは機器などです。
注記
電界または静電放電による破損
電界または静電放電は、各コンポーネント、IC、モジュー
ルまたは機器の破損による誤作動の原因となる場合があり
ます。
• 電気コンポーネント、モジュールまたは機器は、オリジ
ナルの梱包材または他の適切な素材、例えば、導電性気
泡ゴムまたはアルミ箔で梱包、保管、輸送および搬送し
てください。
• 以下の方法の一つにより接地されている人のみ、コンポ
ーネント、モジュールおよび機器に触れてください:
− 帯電防止リストストラップの使用
− 導電性床材の ESD 保護区域での、静電靴または ESD
接地ストラップの使用
• 導電性表面にのみ電気コンポーネント、モジュールまた
は機器を置いてください (ESD 表面の作業台、導電性
ESD 気泡ゴム、ESD 梱包、ESD 搬送コンテナ)。
1.4 パワードライブシステムの残留リスク
パワードライブシステムの残留リスク
ドライブシステムの制御およびドライブコンポーネントは、産業用電
源での工業用および商用での使用が認められています。一般電源電圧
での使用には、異なるコンフィグレーションおよび / または追加対策
が要求されます。
これらのコンポーネントは、閉じたハウジングまたは保護カバーを備
える閉じた上位制御盤内で、すべての保護装置が使用されている場合
にのみ、運転可能です。
これらのコンポーネントは、関連するユーザ向け技術文書に記載され
たコンポーネントの安全に関するすべての情報と手順に熟知し、それ
を遵守する、トレーニングを受けた認定技術担当者のみが取り扱うこ
とができます。
各国 / 各地域の法規 (例:EC 機械指令) に準拠した機械装置の危険性
を評価する際、工作機械メーカは、ドライブシステムのコントローラ
およびドライブコンポーネントから発生する残留リスクを考慮しなけ
ればなりません:
6. 以下の原因による、試運転、運転、メンテナンスおよび修理中の
駆動される機械コンポーネントの不意の動作、例えば、
- センサ、コントロールシステム、アクチュエータおよびケーブ
ルや接続部でのハードウェアおよび / またはソフトウェアエラ
- コントロールシステムおよびドライブの応答時間
- 指定外の運転および / または環境条件
- 結露 / 導電性の汚損
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