Download Print this page

Vox Starstream Series Owner's Manual page 15

Advertisement

調整について
本機は.045 ~ .105ゲージの弦を張って様々な演奏スタイルに適応するように工場
で調整されております。 しかし、 弾き心地を変えたり、 異なるゲージの弦を張る場
合、 また気候の変化に合わせるために微調整していただくことが可能です。
リリーフの調整
調整をする前にネックのリ リーフをご確認ください。 リ リーフとは、 意図的にネッ
クをわずかに順反りに調整することです。 調整具合を確認するには4弦の1フレッ
トと21フレッ トを押さえて8フレッ トの上端と弦の下端の隙間を確認してくださ
い。(このとき1フレッ トを押さえるのにはカポタス トを使用すると便利です。 )
この隙間が薄いピックの厚さ程度であることが標準のリ リーフです。
隙間が広すぎるときは、 トラスロッ ドを締めます。付属のレンチを使って、 調整
ナッ トを時計回りにゆっくり回してください。隙間が狭かったり、 弦とフレッ トが
接触しているような場合は、 トラスロッ ドを緩めます。 調整ナッ トを反時計回りに
回してください。
トラスロッ ドの調整ナッ トを無理に回さないでください。 1回に10度ぐらいを
限度に回してリリーフを確認しながら調整してください。難しいと感じられ
た場合は販売店などにご相談ください。
弦高の調整
弦高は、 各弦のサドルのネック寄りにある2本のサドル高さ調整ネジを付属のレ
ンチで調整します。サドル高さ調整ネジを時計回りに回すとサドルが高くなり、
反時計回りに回すと低くなります。
イントネーションの調整 (オクターブ・チューニング)
ネックのリ リーフ、 弦高、 ゲージなどを変更するとイントネーションの調整 (オク
ターブ ・ チューニング)が必要になります。 イントネーションのチェ ックは各弦で
12 フレッ トを押さえた音とそこでハーモニクスを出した音の高さ (ピッチ)を比
較します。 押さえたピッチがハーモニクスよりも高い場合は、 イン トネーショ ン調
整ネジを時計回りに回してサドルをネックから離すことで弦長をわずかに長くし
ます。逆に12フレッ トを押さえたピッチがハーモニクスよりも低い場合はイント
ネーショ ン調整ネジを反時計回りに回すことにより弦長を短くします。
15

Advertisement

loading