計算結果丸め機能(Mdf); ソルバー機能 - Sharp EL-5060 Operation Manual

計算結果丸め機能(MDF)
この機能は、電卓内部に記憶されている計算結果を、
表示されている計算結果に一致させる機能です。この
電卓内では計算を指数方式(A×10
14桁まで求めています。このため、通常の計算では計
算精度を上げるために、計算に用いられる数値は表示
されている数値ではなく、計算機内部に記憶されてい
る数値が使用されています。
しかし、計算結果丸め機能を使えば、計算結果を利用
して続けて計算を行う場合に、表示されている結果を
そのまま次の計算に利用することができます。
5÷9=ANS
ANS×9=
[FIX,TAB=1]
1
* 5.5555555555555×10
2
* 0.6×9
ソルバー機能
入力した式が"=0"となるxの値を求める機能です。
ニュートン法による近似計算を行っていますので、式
●
(例えば、周期関数)や初期値(Start)によっては、解が
収束せずにエラー(Error 2)となる場合があります。
また、この機能を使って求めた結果には、誤差が出
●
る場合があります。得られた結果が正しくないと思
われるときや下記のときは、初期値(Start)や微小区
間(dx)の値を変えて、再計算してみてください。初
期値(Start)は、予想値や負の値などを入力してみて
ください。微小区間(dx)は、より小さな値などを入
力してみてください。
解が求められなかったとき （Error 2）
●
２つ以上の解が存在するとき （例えば、３次方程式）
●
計算精度を向上させたいとき
●
計算結果は自動的にＸメモリーに記憶されます。
●
ª"10"21
5 / 9 =
* 9 =*
5 / 9 =@j
* 9 =*
"13
×9
–1
– 32 –
B
)で行い、仮数部を
1
2
0.6
5.0
0.6
5.4