3-220-082-01(1)
ポータブルミニディスクプレーヤー
取扱説明書
/
Operating Instructions
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示しています。
この取扱説明書と別冊の 「安全のために」をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。
お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
MZ-E800
WALKMAN
は、
ソニー株式会社の
登録商標です。
Sony Corporation © 2000 Printed in Japan
主な特長
本機はソニーが開発したミニディスクフォーマットを採用したポータブルミニディスクプ
レーヤーです。
•
新開発ヘッド・ローディングメカ採用の小型ミニディスクプレーヤー
ミニディスクの出し入れが小さい力で簡単にできます。
•
置くだけ簡単充電の折り畳み式充電スタンド
置くだけで自動的に充電が始まる、簡単・便利な折り畳み式充電スタンドです。本体
をスタンドに固定し、別売りのカーバッテリーコードを接続することで車内でも電池
持続時間を気にせず利用できます。
•
車で便利な本体液晶
曲番液晶を本体にも搭載することにより、車内で利用するときなどリモコンの液晶を
見ることができないときでも曲番を確認することができます。
*
•
お好みの音でお楽しみいただける 「デジタルサウンドプリセット」 機能
再生しながらお好みの音質を2種類設定することができます。
•
ジャケットイメージサイズの小型ミニディスクプレーヤー
•
電池持続時間の長時間化を実現した省電力設計
•
簡単操作を実現した光る液晶リモコン付きヘッドホン 「スマート・スティック・コント
ローラー」
•
約
40
秒の音飛びガードメモリー搭載
*
運転者は操作しないでください。
保証書とアフターサービス
保証書
•
この製品には保証書が添付されていますので、お買い上げの際お買い上げ店でお受け
取りください。
•
所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、大切に保存してください。
•
保証期間は、お買い上げ日より
1
年間です。
アフターサービス
•
調子が悪いときはまずチェックを
この説明書をもう一度ご覧になってお調べください。
•
それでも具合の悪いときはサービスヘ
お買い上げ店、または添付の 「ソニーご相談窓口のご案内」 にあるお近くのソニーサー
ビス窓口にご相談ください。
•
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただきます。詳しくは保証書をご覧くださ
い。
•
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有料修理させていただきます。
•
部品の保有期間について
当社ではポータブルミニディスクプレーヤーの補修用性能部品 (製品の機能を維持する
ために必要な部品) を、製造打ち切り後最低
8
年間保有しています。この部品保有期間
を修理可能の期間とさせていただきます。保有期間が経過した後も、故障箇所によっ
ては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店か、サービス窓口にご相談くださ
い。
ご案内
MZ-E800
ソニーでは
のお客様技術相談窓口として 「テクニカルインフォメーションセンター」 を開
設しています。
お使いになって不明な点や技術的な相談は下記までお問い合わせください。
テクニカルインフォメーションセンター
電話 :
048-794-5194
受付時間 : 月∼金曜日 午前
9
時∼午後
5
時 (ただし、 祝日、 年末、 年始、 弊社休日を除く)
1
受付期間 : お買い上げ日より
年間
ご相談になるときは次のことをお知らせ
ください
● 型名 :
MZ-E800
● 故障の状態 : できるだけ詳しく
● お買い上げ年月日
この説明書は再生紙を使用しています。
準備する
A
充電式電池は、お使いになる前に必ず充電してください。家庭用電源 (コンセン
ト) で使うには、 「コンセントにつないで使う」 をご覧ください。
1
充電式電池を入れる
矢印の方向にずらして押
#側を奥にして入れてく
し込みます。
ださい。
2
充電する
付属の
AC
パワーアダプターを下図のようにつなぎ、
充電が始まります。
下記の順に表示点灯を
本体を充電スタンドに置く。
くりかえします。
充電が完了すると、表
示が消えます。
コンセントへ
充電スタンド
(付属)
AC
パワー
アダプター
(付属)
スタンドを開く
DC IN 3V
へ
本機に充電式電池を入れた後、付属の充電スタンドに置くだけで簡単に充電す
ることができます。本体の液晶窓に右上のイラストで示した順に表示点灯をく
りかえし、充電が始まります。約
3
時間で表示が消え、充電が完了します。 (充
電完了後、表示が消えた状態でさらに約
2
時間充電し続けてからお使いになる
と、電池の特性を最大限に生かすことができます。)
充電式電池は約
300
回充電できます。
ご注意
•
xを押して、再生を止めてから充電してください。再生中は充電できません。充電中に再生ボタン
を押すと、再生が始まり、充電は止まります。
•
充電中、リモコンの表示窓では 「
Charging
」 表示が点滅し、電池マークが ecrctcycu
の順に表示します。
•
充電スタンドご使用時、カチッという音 (回路の動作音) がすることがありますが故障ではありま
せん。
アルカリ電池で使うときは
別売りの単
3
形アルカリ乾電池 (
1
本) を入れます。
充電式電池と一緒に使うと長時間再生できます。
1
2
g
4
3
図のように必ず#側から入れてください。
取り付けネジ
LOCK
側に回します。 (取りはずすと
RELEASE
きは、
側に回します。)
3
ミニディスクを入れる
2ディスクが中に収まるま
で押し込む。
ディスクが完全に収納さ
1ディスクをディスク
れると、ローディングシ
挿入口のへこみにあ
ャッターが閉まります。
わせて押し込む。
ディスクを取り出すには
xを押して再生を止めてから、本体のロ
ーディングシャッターを手前にずらすと
ディスクを取り出せます。
ミニディスクを聞く
B
音源がモノラルの場合は、音声が自動的にモノラルに切り換わります。
1
再生する
ミニディスクを操作する前に、
HOLD
スイッチが解除されているのを確認して
ください。くわしくは、 「誤操作を防ぐ」 をご覧ください。
プレーヤー本体
リモコン
4VOL
HOLD
x
i ジャック
3> N
3
N/>
4VOL
.
x
1
2
HOLD
1
リモコンにヘッドホンをつなぐ。
最後までしっかりさしこみます。
2
リモコン付きヘッドホン (付属)をi ジャックへつなぐ。
3
/
> Nを押す。 (リモコンではつまみをN
>側に押す。)
ディスクの最初から再生が始まります。本体の表示窓にトラック番号 「
1
」 が表示
されます。リモコンで操作すると「ピ」と確認音がします。
4
VOL
+
/
−で音量を調節する。
本体またはリモコンの表示窓で音量を確認できます。音量調節を行うと、本体の
0
10
表示窓に
から
の音量レベルが、リモコンの表示窓に音量レベルバーが表示さ
れます。
再生を止めるには、xを押す。
本体の表示窓に停止中表示がでます。
下記 「本体の表示窓の見方」もあわせてをご覧ください。
リモコンで操作すると 「ピー」と確認音がします。リモコンの表示は、xを押してか
ら一定時間後に消えます。表示窓の見かたについてくわしくは、 「曲名や曲の時間を
見る」をご覧ください。
こんなときは
操作 (リモコンの確認音)
一時停止する
リモコンのXを押す (ピ・ピ・ピ・・・)
もう一度押すと解除されます
*
1
)
今聞いている曲を頭出しする
.を押す
リモコンではつまみを.側に押す (ピピピ)
前の曲を頭出しする
.を繰り返し押す。リモコンではつまみを.側
に繰り返し押す (ピピピ・ピピピ)
次の曲を頭出しする
/
/
>
Nを押す。リモコンではつまみをN
>側に
押す (ピピ)
再生しながら早戻しする
*
1
)
.を押したままにする。 リモコンではつまみを
.側に押したままにする
再生しながら早送りする
*
1
)
>
/
Nを押したままにする
/
リモコンではつまみをN
>側に押したままにする
ディスクを取り出す
xを押してから、本体のローディングシャッターをず
*
2
)
らす
*
1
)
一時停止 (X) して本体の.または> Nを押すと、再生に戻ります。
一時停止して本体の.または> Nを押したままにする (リモコンでは、つまみを
/
.またはN
>側に押したままにする) と、再生音を聞かずに高速で早戻しや早送り
ができます。
*
2
)
ローディングシャッターを開けると、次の再生はディスクの最初から始まります。
ご注意
再生中にローディングシャッターを開けないでください。 シャッターが開くと、 ディスクの
演奏が中断されます。
本体の表示窓の見方
ディスクを入れた直後の表示
ディスクに入っている全曲
数が表示されます。
表示窓
(表示は全
12
曲)
HOLD
中(点滅)
本体をホールド状態にして
いるときに本体で操作をす
ると、 表示されます。
停止中表示
No Disc
/
BlankDisc
(点滅)
ディスクが入っていない、 ま
たは何も録音されていない
ディスクが入っている。
再生/頭出し/早送り/早戻し中
音量表示
0
から
10
の数値を各
3
段階で
表示
表示します。
3
曲目を再生/頭出
(例 : 「
、 、 」 )
し/早送り/早戻し
音量レベルは、 計
32
段階です。
しています。
AVLS
スイッチが「
LIMIT
」 になっている
一時停止中表示(点滅)
とき(点滅)
音量を一定以上大きくしよう
3
曲目を一時停止し
とすると表示されます。
ています。
Bいろいろな聞きかた
音質を設定する (デジタル
本体裏面
DIGITAL SOUND PRESETE
サウンドプリセット) E
AVLSF
再生中にミニディスクを聞きながら、お好
みの音を設定することができます。
2
種類
設定することができます。
1
本体の
DIGITAL SOUND
HOLDG
PRESET
スイッチを 「
1
」 または
「
2
」 にする。
リモコン
•
•
•
DISPLAYD
OFF
1
2
PLAYMODEC
DIGITAL SOUND PRESET
HOLDG
2
再生中、下図の画面がリモコンに
表示されるまで、リモコンの
DISPLAY
または
PLAYMODE
ボ
タンを押したままにする。
DISPLAY
ボタンで
BASS
(低音) 、
くりかえし聞くC
PLAYMODE
ボタンで
TREBLE
(高
(リピート再生)
音) の設定画面になります。
ディスク全曲のリピート、
1
曲のリピー
ト、シャッフルリピートの
3
通りの設定
があります。
BASS
B
TREBLE
のときは 「
」 、
のとき
再生中にリモコンの
PLAYMODE
ボタ
は 「
T
」と表示されます。
ンを押す。
3
リモコン先端のつまみを>
/
N
押すたびに次のように変わります。
または.側にくり返し押し、
再生状態表示
BASS
または
TREBLE
の強弱を
設定する。
例)
BASS
のとき
B
表示なし (通常の再生)
カーソルが動きます。 (−
2
の位置)
1
ディスク全曲を
回再生します。
m
(全曲リピート)
ディスク全曲をくりかえし再生します。
−
4
±
0
+
3
m
左から−
4
、−
3
...±
0
...+
2
、+
3
の
8
段
(
1
曲リピート)
階で設定することができます。
今、 再生している曲をくりかえし再生します。
m
BASS
設定画面で
PLAYMODE
ボタン
を、
TREBLE
設定画面で
DISPLAY
ボ
(シャッフルリピート)
全曲を順不同に並びかえて再生し、 さらに
BASS
タンを押したままにすると、
か
くりかえし並びかえて再生します。
ら
TREBLE
または
TREBLE
から
BASS
へと設定を続けることができま
す。
曲名や曲の時間を見る
4
DISPLAY
リモコンの
または
D
PLAYMODE
ボタンを押す。
設定が登録され、再生表示に戻ります。
一定時間設定の操作をしないと再生表
再生中に、曲名やディスク名、曲番、曲の
示に戻り、設定は登録されます。
経過時間、録音されている曲数を確認でき
ます。
お買い上げ時の設定は
再生中にリモコンの
DISPLAY
ボタンを
DIGITAL SOUND PRESET
スイッチが
押す。
•
「
1
」 のとき
BASS
:+
1
、
TREBLE
:±
0
押すたびに表示は以下のように切り換わり
•
「
2
」 のとき
ます。
BASS
3
TREBLE
0
曲の経過時間
:+
、
:±
ご注意
•
再生中であれば、一時停止 (X) 中でも設定す
B
ることができます。
m
•
本体の操作ボタンでは、設定できません。
曲番
曲名
*
• DIGITAL SOUND PRESET
スイッチが
OFF
「
」 のときは、設定できません。
m
音もれを抑え耳にやさし
曲番
ディスク名
*
い音にする (
AVLS
) F
音量の上げすぎによる音もれや、耳への圧
ディスクに録音されている曲数
迫感、周囲の音が聞こえないことでの危険
*
曲名やディスク名などの文字情報を記録して
を少なくし、より快適な音量で聞くことが
いるディスクのときのみ表示します。
できます。
•
•
NORM
LIMIT
AVLS
AVLS
スイッチを 「
LIMIT
」 にする。
音量を調節しても、一定のレベル以上大き
くなりません。 「ミニディスクを聞く」 の
「本体の表示窓の見方」 もあわせてご覧くだ
さい。
AVLS
を解除するには
AVLS
スイッチを 「
NORM
」
にする。
誤操作を防ぐ (ホール
車の中で聞くJ
ド機能) G
カーコネクティングパック (別売り) とカー
バッテリーコード (別売り) をつなげば、車
カバンに入れて使うときなどに、誤ってボ
内で使用できます。充電池が入っていなく
タンが押されてしまうことを防ぎます。
ても使えます。
HOLD
スイッチをずらす。
HOLD
1
本体の
スイッチを.の方向にず
本体を充電スタンドに固定する。
らすと本体の操作ボタンが、リモコンの
本体の充電スタンド用端子と、充電ス
HOLD
スイッチを.の方向にずらすと
タンドの充電用端子をしっかり合わ
リモコンの操作ボタンが、それぞれ働かな
せ、充電スタンドの取り付けネジを回
くなります。
して固定します。
B電源について
充電式電池・乾電池の
取り換え時期はH
2
カーコネクティングパックとリモ
ご使用中、 リモコンの表示窓の電池残量表示でお
コンを下図のようにつなぐ。
知らせします。
カーカセットデッキへ
リモコンの表示窓
t
残量が少なくなってます。
v
r
電池が消耗しています。
カーコネクティングパック
v
(
CPA-8
、別売り)
e
残量がありません。 リモコンの 「
LOW
BATT
」 表示が点滅し、 電源が切れます。
充電式電池・乾電池の持続時間は
使用電池
再生時
i ジャックへ
充電式ニッケル水素電池
24
*
約
時間
(
NH-14WM
)
ソニーアルカリ乾電池
**
約
37
時間
1
本
ソニーアルカリ乾電池
**
約
64
時間
1
本と充電式
3
ニッケル水素電池
カーバッテリーコードを充電スタ
(
NH-14WM
) の併用
DC IN 3V
ンド (付属) の
につな
*
充電式電池は、
100%
充電したときの時間で
ぐ。
す。
4
**
日本製ソニーアルカリ乾電池
LR6
(
SG
) で測
カーバッテリーコードをシガーラ
定しています。
イターソケットにつなぐ。
シガーライターソケットへ
ご注意
電池の持続時間は、 周囲の温度や使用状態、 電池
の種類により、 短くなる場合があります。
コンセントにつないで
カーバッテリーコー
使うI
ド(
DCC-E230
、 別
売り)
AC
パワーアダプターをコンセントにつな
RM-WMC1
ロータリーコマンダー (
、 別売
げば充電池が入っていなくても使えます。
り) をつなぐには
カーコネクティングパックをロータリーコマン
1
AC
パワーアダプター (付属) を充
ダーに、 ロータリーコマンダーを本体の
i
ジャッ
電スタンド (付属) の
DC IN 3V
に
。
クにつなぎます
つなぐ
ご注意
2
•
本体および充電スタンドを車内に放置しない
本体を充電スタンドに置く。
でください。
•
カーバッテリーコードをつないだまま放置し
3
AC
パワーアダプターをコンセン
ないでください。
トにつなぐ。
•
運転中はヘッドホンを使用しないでくださ
い。
コンセントへ
Bその他
AC
パワー
アダプタ
使用上のご注意
ー (付属)
安全のために
•
本体の充電用端子、充電スタンドの端
ご注意
子、乾電池ケースの取り付け端子が金属
•
本体を充電スタンドにきちんと合わせて置い
でつながるとショートし、発熱する事が
てください。合っていないと充電または再生
あります。付属のキャリングポーチに入
できません。
れてください。
•
充電する場合は 「準備する」 をご覧ください。
•
本機の充電用端子や乾電池ケース取り付
け部の端子に金属などがふれると、ショ
ートし、発熱することがあり危険です。
バッグなどに入れて持ち運ぶときは、乾
電池ケースを本体に取り付けて、付属の
キャリングポーチに入れてください。