Download Print this page
Yamaha Clavinova CLP-156 Owner's Manual

Yamaha Clavinova CLP-156 Owner's Manual

Yamaha clavinova owner's manual
Hide thumbs Also See for Clavinova CLP-156:

Advertisement

取扱説明書
このたびは、ヤマハ・クラビノーバを
お買い求めいただきまして、
まことにありがとうこざいました。
クラビノーバの機能を十分に生かして
演奏をお楽しみいただくために、
この「取扱説明書」をご活用ください。
お読みになったあとは、いつでも
ご覧になれるところに大切に保管して
くださいますよう、お願い申し上げます。

Advertisement

loading

Summary of Contents for Yamaha Clavinova CLP-156

  • Page 1 取扱説明書 このたびは、ヤマハ・クラビノーバを お買い求めいただきまして、 まことにありがとうこざいました。 クラビノーバの機能を十分に生かして 演奏をお楽しみいただくために、 この「取扱説明書」をご活用ください。 お読みになったあとは、いつでも ご覧になれるところに大切に保管して くださいますよう、お願い申し上げます。...
  • Page 2 「はじめに」では、クラビノーバの特長や、お使いになる上でのご注 意、読みたいページの見つけかた、各部の名称とはたらきなどにつ いて説明します。 クラビノーバを最初にお使いになる前に、必ずお読みください。 「演奏」では、基本的な音色選択をはじめ、ペダル効果や、演奏を盛 り上げるさまざまな効果について説明します。 「再生と録音」では、付属のピアノプレーヤソフト紹介ディスクや別 売のピアノプレーヤソフトを再生させたり、フロッピーディスクに 自分の演奏を録音する方法を説明します。 「その他の機能」では、クラビノーバの発展的な機能や、他の機器と の接続方法について説明します。 「MIDI」では、MIDIの知識やクラビノーバのMIDI機能を説明します。 「資料」では、クラビノーバの組み立てかたなど、お使いになる上で 役に立つ資料をまとめてあります。...
  • Page 3 正しくお使いいただくために ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特長 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 目的のページの見つけかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 表記上のきまり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ご使用前の準備 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 各部の名称とはたらき ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ さあ!弾いてみましょう ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ デモ演奏を聴いてみましょう ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12 ペダル効果 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14 ブリリアンス効果 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16 リバーブ効果 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17 エフェクト効果(CLP-158のみ) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 19 デュアル機能 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21 メトロノーム機能 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 24 フロッピーディスクの取り扱い ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26 ディスクの再生 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 27 フロッピーディスクのフォーマット(初期化) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥...
  • Page 10 CLAVINOVA PIANO 1 PIANO 2 PIANO 1 PIANO 2 MASTER VOLUME 大きくなる 演奏したい音色のボタンを押します。 → ランプが点灯します。 ・ 次ページの音色一覧表を参考にしてください。 HARPSI- TONE E. PIANO CHORD VIBES STRINGS CLAVINOVA HARPSI- PIANO 3 TONE E. PIANO 1 E. PIANO 2 CHORD ボリューム(MASTER VOLUME)で音量を調節します。 いろいろな音色に切り換えて、弾いてみましょう。 ・ 次ページ以降に、音色のイメージにあった楽譜を用意 しています。これらの楽譜を指定された音色で...
  • Page 11 音 色 CLP- ピアノ1 (PIANO 1) ○ ピアノ2 (PIANO 2) ○ ピアノ3 (PIANO 3) クラビノーバトーン ○ (CLAVINOVA TONE) エレクトリックピアノ ○ (E.PIANO) エレクトリックピアノ1 (E.PIANO 1) エレクトリックピアノ2 (E.PIANO 2) ハープシコード ○ (HARPSICHORD) バイブ (VIBES) ○ ストリングス ○ (STRINGS) オルガン (ORGAN) ○ 補足 ◆CLP-156:ピアノ1、2 (PIANO 1), (PIANO 2) ◆CLP-158:ピアノ1∼3 (PIANO 1)∼(PIANO 3) この楽譜はPDF上では表示されません。...
  • Page 12 ◆クラビノーバトーン (CLAVINOVA TONE) 恋におちて 作曲:小林明子 この楽譜はPDF上では表示されません。 日本音楽著作権協会(出)許諾第9460024-401号 ◆CLP-156:エレクトリックピアノ (E.PIANO) ◆CLP-158:エレクトリックピアノ1、2 (E.PIANO 1), (E.PIANO 2) ムーン・リバー 作曲:Henry Mancini この楽譜はPDF上では表示されません。 Moon RIVER from the Paramount firm "BREAKFAST AT TIFFANY'S" Word by Johnny Mercer Music by Henry Mancini C 1961 by FAMOUS MUSIC CORP. All rights reserved.
  • Page 13 ◆バイブ (VIBES) オリジナル この楽譜はPDF上では表示されません。 ◆ストリングス (STRINGS) アイネ・クライネ・ナハトムジーク 作曲:W.A. Mozart この楽譜はPDF上では表示されません。 ◆オルガン (ORGAN) もろびとこぞりて 作曲:G.F. Händel この楽譜はPDF上では表示されません。...
  • Page 14 クラビノーバには、デモ演奏が各音色について1曲ずつ内蔵されており、いつでも自由に聴くこ とができます。 CLP-156:8曲 CLP-158:10曲 DEMO デモ演奏を聴きたい音色ボタンを押します。 ¢ 押したボタンのランプが点滅し、その音色に応じたデモ演奏がスタートします。その後、ス トップさせるまで音色ボタンの順番に連続演奏されます。 CLAVINOVA PIANO 1 PIANO 2 PIANO 1 PIANO 2 ・ デモ演奏中、別の音色ボタンを押すと、そのデモ曲に切り換わります。 ・ デモ演奏中の音色ボタンをもう一度押すと、デモ演奏はストップして再び選曲待ちの状態に戻 ります。 MASTER VOLUME 大きくなる DEMO 補足 デモ(DEMO)ボタンを押します。 → 音色ボタンのランプが順に点滅し、デモ演奏の選曲 待ち状態になります。 HARPSI- TONE E. PIANO CHORD VIBES STRINGS CLAVINOVA HARPSI- PIANO 3 TONE...
  • Page 15 音 色 CLP- CLP- ピアノ1 (PIANO 1) ○ ○ ピアノ2 (PIANO 2) ○ ピアノ3 (PIANO 3) ○ クラビノーバトーン ○ ○ (CLAVINOVA TONE) エレクトリックピアノ ○ (E.PIANO) エレクトリックピアノ1 ○ (E.PIANO 1) エレクトリックピアノ2 ○ (E.PIANO 2) ハープシコード ○ ○ (HARPSICHORD) バイブ (VIBES) ○ ○ ストリングス...
  • Page 16 クラビノーバのスタンド部分には、ピアノと同じようにダンパー、ソステヌート、ソフトという ペダルがついています。各ペダルの効果をうまく使い分けましょう。 ソフトペダル アコースティックピアノを演奏する際に最もよく使うペダルです。 ペダルを踏むと、すべての音に余韻がかかります。 ペダルを踏み込むほど8段階に音の余韻が長くなり、響きが豊かになります。 ・ CLP-156の場合は、ピアノ1、2の音色でリバーブの設定がオフのとき、アコースティックピア ノの弦と響板の響きをシミュレートした共鳴効果がかかります。 ・ CLP-158の場合は、ピアノ1、2、3の音色のとき、アコースティックピアノの弦と響板の響き をシミュレートした共鳴効果がかかります。 音色をピアノ1にして、次の楽譜のDの印でダンパーペダルを踏み、効果を確認してください。 この楽譜はPDF上では表示されません。 ソステヌートペダル ダンパーペダル オーラ・リー アメリカ民謡...
  • Page 17 ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけに余韻が付きます(ソステヌート効果)。ペダル を踏んだ後に弾いた音には、余韻は付きません。 低音部の音だけを響かせながら、右手でメロディを弾くときなどに使用します。 音色をピアノ1にして、初めの「ド」を弾いた直後にソステヌートペダルを踏み(ソステヌートペ ダルを踏むまで「ド」の音は離さない)、効果を確認してください。初めの「ド」の音だけがのび たのがわかりますね。ソステヌート効果は、ドビュッシーの「月の光」などに使われています。 音量がわずかに下がると同時に、音の響きが柔らかくなります。 ・ CLP-158の場合は、ペダルを踏み込む深さにより、8段階に微調整できます。 音色をピアノ1にして、Sのマークからソフトペダルを踏み、効果を確認してください。 音の響きを柔らかくしたいところで使うと効果的です。...
  • Page 18 音の明るさ(音質)を3段階に変えることができます。 BRILLIANCE MELLOW NORMAL BRIGHT BRILLIANCE MELLOW NORMAL BRIGHT 補足 ブリリアンス(BRILLIANCE)ボタンを何度か押して、希 望するブリリアンスのランプを点灯させてください。 ボタンを押すごとに次のように切り換わります。 ・ 設定したブリリアンスは、電源をオフにするまで記憶 されます。 電源をオフにした後も設定を記憶させておきたい場合 は、ブリリアンスボタンを押しながら、C7 (右端)の鍵盤 を押します。 柔らかく、まろやかな音にな ります。 標準状態です。 明るく、鋭い音になります。...
  • Page 19 リバーブは、音に残響を付け加えて、音の響きを豊かにする効果です。 REVERB ROOM HALL 1 HALL 2 COSMIC 小さなコンサートホールで弾いたときのような音になります。 大きなコンサートホールで弾いたときのような音になります。 こだまのような響きが加わった音になります。 ・ リバーブのタイプは、全音色に共通の設定です。 リバーブボタンを押しながら、C2∼C4の鍵盤を押すことで、各音色についてリバーブのタイプご とに(次ページの表を参照)、リバーブの深さ(かかり具合)を調整することができます。 C2で最小(深さ=0)、C4で最大(深さ=15)となります。 ¢ 操作中は、ディスプレイに設定値が表示されます。 ・ 設定したリバーブの深さは、電源をオフにするまで記憶されます。 ・ たとえば、オルガンを非常によく響く小さなコンサートホールで弾いたときのような音にした い場合は、オルガンの音色を選び、リバーブをホール1に設定し、改めてリバーブボタンを押 しながら、C4 (最大値15の鍵盤)を押します。 REVERB ROOM HALL 1 HALL 2 COSMIC (ディスプレイに表示 REVERB ROOM HALL 1 HALL 2 COSMIC リバーブ(REVERB)ボタンを何度か押して、希望するリ...
  • Page 20 それでは、リバーブを切り換えながら次の楽譜を演奏して、効果を実際に確かめてみましょう。 この楽譜はPDF上では表示されません。 補足 音 色 ピアノ1 ピアノ2 クラビノーバトーン エレクトリックピアノ ハープシコード バイブ ストリングス オルガン 音 色 ピアノ1 ピアノ2 ピアノ3 クラビノーバトーン エレクトリックピアノ1 エレクトリックピアノ2 ハープシコード バイブ ストリングス オルガン ロンドン橋 タイプ ルーム ホール1 ホール2 8 (C3) 8 (C3) 8 (C3) 8 (C3) 8 (C3) 8 (C3) 8 (C3) 8 (C3) 8 (C3)
  • Page 21 音を揺らしたり、音に拡がり感を付けたりすることができる効果です。 EFFECT DETUNE CHORUS TREMOLO ・ エフェクトのタイプは、音色ごとに設定されますので、各音色に最も合ったエフェクトをあら かじめ設定しておくことができます。 ・ 設定したエフェクトは、電源をオフにするまで記憶されます。 EFFECT DETUNE CHORUS TREMOLO それでは、音色とエフェクトを切り換えて、次の楽譜を演奏して、効果を実際に確かめてみま しょう。 音色をピアノ3、エフェクトをデチューンにして弾いてみましょう。 エンターテイナー この楽譜はPDF上では表示されません。 エフェクトをかけたい音色を選び、エフェクト(EF- FECT)ボタンを押して希望する効果のランプを点灯させ てください。 ボタンを押すごとに次のように切り換わります。 エフェクトはかかりません。 音程が微妙にずれた2つの音 が同時に鳴って、厚みのある 音になります。 2つの音が揺れ動き、拡がり のある音になります。 音量が小刻みに揺れる効果で す。 電源をオフにした後も設定を記憶させておきたい場合 は、エフェクトボタンを押しながら、C7 (右端)の鍵盤を 押します。 ・ 1回の操作で、各音色に設定したタイプすべてが記憶 されます。 作曲:S. Joplin...
  • Page 22 音色をエレクトリックピアノ1または2、エフェクトをコーラスにして弾いてみましょう。 この楽譜はPDF上では表示されません。 Moon RIVER from the Paramount firm "BREAKFAST AT TIFFANY'S" Word by Johnny Mercer Music by Henry Mancini C 1961 by FAMOUS MUSIC CORP. All rights reserved. Used by permission. Authorized to NICHION, INC. for sale only in Japan. 日本音楽著作権協会(出)許諾第9460024-401号 音色をバイブ、エフェクトをトレモロにして弾いてみましょう。...
  • Page 23 2つの音色を選んで、重ねて演奏することができます。 PIANO 1 STRINGS 組み合わせた2つの音色ボタンを押しながら、C2∼C4の鍵盤を押すことで、2つの音色の音量バ ランスを設定できます。 ¢ 操作中は、ディスプレイに設定値が表示されます。 PIANO 1 STRINGS 音量バランス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 12131415 (ディスプレイに表示される設定値) 小 左側のボタンの音色 大 PIANO 1 STRINGS 組み合わせたい2つの音色ボタンを同時に押します。 → ランプが点灯します。 大 右側のボタンの音色 同 一 音 量 小 2つの音色の片方の音にストリングスを選んだ場合、ス...
  • Page 24 PIANO 1 PIANO 1 STRINGS それでは、ピアノ1とストリングスのデュアル状態にして、ストリングスはスローアタックにし て、次の楽譜を演奏してみましょう。 WHEN YOU WISH UPON A STAR Word by Ned Washington Music by Leigh Harline C 1940 by BOURNE CO.(Renewed 1961) International Copyright Secured. All Rights Reserved. The Rights for Japan Administered by HIGH NOTE PUBLISHING CO., LTD. 日本音楽著作権協会(出)許諾第9460024-401号 組み合わせた2つの音色ボタンを押しながら、...
  • Page 25 補足 クラビノーバ ピアノ1 ピアノ2 トーン ピアノ1 8 (C3) 8 (C3) ピアノ2 8 (C3) オ クラビノーバ ク トーン タ エレクトリック ー ピアノ ブ の ハープシ 設 コード 定 バイブ ストリングス オルガン ピアノ1 ピアノ2 ピアノ3 ピアノ1 8 (C3) 8 (C3) ピアノ2 8 (C3) ピアノ3 オ...
  • Page 26 正確なテンポで演奏したいときは、クラビノーバのメトロノームをお使いください。 メトロノーム(METRONOME)ボタンを押します。 → メトロノームボタンのランプが点灯し、メトロノームがスタートします。 ディスプレイに小節番号が表示されます。手順3で、拍子の設定が「アクセントなし」の場合 は、4拍ごとに小節が変わります。 METRONOME ・ 自分の演奏を録音したディスクや、スタンダードMIDIファイルディスクの再生中に押すと、再 生のタイミングに合わせて、メトロノームが鳴ります。(付属のピアノプレーヤソフト紹介ディ スクや、ピアノプレーヤソフトのディスクがディスクドライブユニットに入っているときは、 メトロノームは鳴りません。) メトロノームボタンを押しながら、テンポボタンを押すことで、メトロノームの音量を1∼15の 範囲で調節できます。数字を大きくするほど、音量が上がります。 メトロノーム + テンポ▼: 音量が下がる。 メトロノーム + テンポ▲: 音量が上がる。 メトロノーム + テンポ▼ + テンポ▲: 音量が標準の8になる。 → 操作中は、ディスプレイに設定値が表示されます。 METRONOME メトロノームボタンを押しながら、音色ボタンを押すことで、メトロノームの拍子を設定できま す。音色ボタンには、次のように拍子が割り当てられています。 METRONOME METRONOME TEMPO アクセント 2拍子 3拍子 4拍子 なし...
  • Page 27 テンポボタンを押すことで、メトロノームの速さ(1分間の拍数)を =32∼280の範囲で調節できま す。 テンポ▼: テンポが遅くなる。 テンポ▲: テンポが速くなる。 テンポ▼ + テンポ▲: テンポが標準の =120 (ディスク再生時は、その曲の再生初期テンポ)に なる。 → 操作中は、ディスプレイに設定値が表示されます。 TEMPO METRONOME 補足 ディスプレイの表示は、操作に応じて次のように変わります。 テンポが表示されます。 ソングナンバーが表示されます。 小節番号が表示されます。 設定値などが表示されます。 メトロノームボタンを押します。 ¢ メトロノームボタンのランプが消灯して、メトロ ノームが止まります。 小節番号が表示されます。...
  • Page 28 これから説明する「再生と録音」では、付属のフロッピーディスクを 使います。付属のフロッピーディスクには、次の2種類があります。 演奏データが記録されている再生専用のディ スクです。 なにもデータが記録されていない録音/再生用 のディスクです。 フロッピーディスクは、扱いかたを間違えると記録したデータを失 いかねません。 フロッピーディスクとディスクドライブユニットをご愛用いただく ために、ご使用時には以下のことをお守りください。 ・ この製品には、「3.5インチ2DDマイクロフロッピーディスク」を ご使用ください。 ・ フロッピーディスクのシャッターに文字が書かれている方(表面) を上にして、イラストのように、ディスク挿入口にカチッと音 がするまでていねいに差し込みます。 ・ ディスク挿入口左下のユーズランプが消えたことを確認した後 (ディスクドライブが実行中でないことを確認した後)、イジェク トボタンをしっかりと正確に押し、フロッピーディスクが完全 に出たことを確認してから取り出してください。 ユーズランプ イジェクトボタン ・ イジェクトボタンを中途半端に押したり、あわてて押すと、取 り出し機構が正常に作動せず、フロッピーディスクが途中で 引っかかり取り出せなくなる場合があります。この場合、無理 にフロッピーディスクを取り出そうとすると、ディスクがこわ れたりディスクドライブユニットが故障したりする原因になり ます。このような場合は、もう一度イジェクトボタンを押しな おすか、またはフロッピーディスクをディスク挿入口に完全に 押し込んで、もう一度イジェクトボタンをしっかりと正確に押 しなおして取り出してください。 ・ ディスクドライブユニットは、高精度の磁気ヘッドを使用して います。ディスクドライブユニットを長時間使用していくうち に、磁気ヘッドはフロッピーディスクの磁性粉で汚れてきま す。磁気ヘッドが汚れてくると、録音や再生(データの書き込み や読み取り)にエラーが生じることがあります。 ・...
  • Page 29: ディスクの再生

    付属のピアノプレーヤソフト紹介ディスクや、自分の演奏を録音したディスクを再生させてみましょう。 ソングナンバー“1” ・ 録音用ディスクを入れないで録音したデータが本体に残っていた場合、付属のピアノプレーヤソフト紹 介ディスクや、ピアノプレーヤソフト(29ページ参照)のディスクを差し込むと、その時点で残っていた データは消えてしまいます。また、自分の演奏を録音したディスクを差し込むと、ソングナンバー“1” 表示になりませんが、そのまま2の操作に進むと、その時点で残っていたデータは消えてしまいます。 データを消したくない場合は、データが消される前に本体のデータを録音用ディスクにコピーしてくだ さい(34ページの 参照)。 補足 ソング(SONG¥¥またはSONGƒƒ)ボタンで、聴きたい曲を選びます。 ・ 1/Rボタンまたは2/Lボタンのランプが緑色に点灯するソングナンバーに、データが記録されています。 ソングナンバーが ソングナンバーが 小さくなる 大きくなる SONG ・ ここで「ALL」を選ぶと、1曲めからすべての曲を続けて再生させることができます。 RECORDER 小節番号 PLAY ・ 付属のピアノプレーヤソフト紹介ディスクや、ピアノプレーヤソフト(29ページ参照)の再生時は、再生音 色がパネルの音色ボタンでも選ばれ、再生音色を切り換えることもできます。この場合、演奏音も同じ 音色になります。その他のディスクの再生時は、再生音色はパネルの音色ボタンでは選ばれず、再生音 色を切り換えることはできません。演奏音色は、パネルの音色ボタンで切り換えることができます。 ボリュームで音量を調節します。 RECORDER PLAY 再生させるディスクを正しい向きと方向で、ていねいに 差し込みます。 → ディスプレイにソングナンバー“1”が表示されます。 聴きたい曲のナンバー RECORDER PLAY プレイ(PLAY)ボタンを押します。 →...
  • Page 30 テンポを変更することができます。 遅くなる 速くなる TEMPO 再生中に巻き戻し、早送りができます。 巻き戻し 早送り SONG 小節番号 トラックボタンのランプが緑色に点灯する場合は、そのトラックにデータが記録されています。 トラックボタンを押して緑色のランプを消灯させると、そのトラックの再生をオフにすることが できます。 パート オフ RECORDER 前ページ2の「曲を選ぶ」の操作で「ALL」を選ぶと、1曲目からすべての曲を続けて再生させるこ とができます。また、下記の方法で、現在選択されている曲から連続再生させることもできま す。 MIDI / PLAY TRANSPOSE テンポ▼ボタンを押します。 テンポ▲ボタンを押します。 テンポ▼とテンポ▲ボタンを、 同時に押します。 → 操作中は、ディスプレイに設定値が表示されます。 (付属のピアノプレーヤソフト紹介ディスクや、ピア ノプレーヤソフトディスクの再生時は“ になります。) 再生中にソング¥¥ボタンを押します。 再生中にソングƒƒボタンを押します。 → ディスプレイに小節番号が表示されます。早送りの ときは、早送り音が聴こえます。 オフにする方のトラック(1/Rまたは2/L)ボ タンを押します。 → 緑色のランプが消灯します。 オフにした方のトラックボタンを、もう一...
  • Page 31 曲順不同で、続けて再生させることができます。 SONG MIDI / TRANSPOSE TEMPO MIDI / TRANSPOSE SONG MIDI / TRANSPOSE TEMPO MIDI / TRANSPOSE 付属のピアノプレーヤソフト紹介ディスクや自分の演奏を録音したディスク以外にも、次のディ スクを再生させることができます。 ピアノプレーヤのための別売ソフトですが、一部のタイトルを除いて再 生が可能です。 (フォーマット0のみ) その曲で指定されている音色に近いパネル音色が、自動的に選ばれて再 生されます。 市販のスタンダードMIDIファイルのディスクなどでは、トラック1と2以 外にデータが入っているものもありますが、CLP-156/158ではトラック 1と2のデータだけがCLP-156/158で再生され、それ以外のトラックの データはMIDI OUT端子(52ページ参照)から出力されます(トラック1と2 のデータはMIDI出力されません)。ただし、「ディスク再生トラックの選 択」機能(次ページ参照)を使えば、トラック1、2の代わりに他のトラック を再生させることができます。(その場合、選ばれた再生トラック以外 のデータが、MIDI OUT端子から出力されます。) スタンダードMIDIファイルに関しては38ページをご覧ください。 ① MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ディスプ レイに“SEq”が表示されるまで、ソング¥¥ボタン またはソングƒƒボタンを押します。 ② MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、テンポ▼ またはテンポ▲ボタンを押します。...
  • Page 32 CLP-156/158では、通常はディスクのトラック1と2のデータが再生されますが、市販のスタン ダードMIDIファイルのディスクや外部シーケンサーで作ったトラック1と2以外にもデータが入っ ているディスクの他のトラックを再生させたい場合は、トラック1∼16の中から任意の2つのト ラックを指定して、CLP-156/158で再生させることができます。 MIDI / TRANSPOSE MIDI / TRANSPOSE MIDI / TRANSPOSE トラック1/R トラック16を対応させる場合 MIDI / TRANSPOSE MIDI / TRANSPOSE MIDI / TRANSPOSE トラック2/L オフを対応させる場合 補足 SONG ① MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ディスプ レイに“1 2”が表示されるまで、ソング¥¥ボタン またはソングƒƒボタンを押します。 RECORDER ② MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、1/Rボタン を押します。 TEMPO ③ MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、トラック 1/Rに対応させるトラック番号がディスプレイに表示...
  • Page 33 市販の多くのSMF(スタンダードMIDIファイル)データ(38ページ参照)は、GM (General MIDI)規格 参照)に準拠した音色配列で制作されています。CLP-156/158でこれらのSMFデータを 再生すると、通常はデータ中の音色番号を自動的にGM音色配列で読み取り、GM音色に近いパネ ル音色に自動的に切り換えて再生されます。この機能では、CLP-156/158のパネル音色を使って コンピューターなどの外部シーケンサーで録音したSMFデータを再生させる場合などに、音色番 号をパネル配列のままで読み取り、(GM音色に近いパネル音色に切り換えずに)そのままのパネル 音色で再生されるようにすることができます。 ・ ディスクが入っていないと、この機能は使えません。 ディスプレイに“SF.1”、“SF.2”のどちらかが表示されるまで、MIDI/トランスポーズボタンを 押しながら、ソング¥ ¥またはソングƒ ƒボタンを押します。 → SMF再生音色の選択の状態に入ります。 SONG MIDI / TRANSPOSE MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、テンポ▼またはテンポ▲ボタンを押すことで、SMF再 生音色を選択できます。 ¢ 操作中は、ディスプレイに設定が表示されます。 TEMPO MIDI / TRANSPOSE SMFデータの場合に、データ中の音色番号をGM音色配列で読み 取り、GM音色に近いパネル音色に自動的に切り換えて再生され ます。 SMFデータにGM onメッセージがあれば上記(SF.1)と同じ方式で 再生され、GM onメッセージがなければ音色番号をパネル配列 のままで読み取り、そのままのパネル音色で再生されます。 コンピューターなどの外部シーケンサーでCLP-156/158のパネル 音色を使って録音したSMFデータを、CLP-156/158で再生させ る場合は、この状態を選びます。 補足...
  • Page 34 付属の録音用ブランクディスクや市販の新しいフロッピーディスクは、そのままでは使うことが できません。CLP-156/158で使えるように、最初にフォーマット(初期化)しておく必要がありま す。 ・ 使用中のディスクをフォーマットすると、それまでディスクに記録されていたデータはすべて 消えてしまいますのでご注意ください。 テンポ▼またはテンポ▲ボタンを押します。 → ディスプレイが“n y”の点滅表示に変わります。 TEMPO ・ データを記録済みの録音用ディスクをフォーマットする場合は、MIDI/トランスポーズボタンを 押しながら、ディスプレイに“For”が表示されるまで、ソング¥¥またはソングƒƒボタン を押します。“n y”の点滅表示になったら、MIDI/トランスポーズボタンを離します。 TEMPO → テンポ▲ボタンを押した場合は、フォーマットがはじまります。 ディスプレイの値が、“F80”から1つずつ小さくなっていきます。フォーマットが終了する と、ディスプレイにソングナンバー“1”が表示されます。 補足 ディスクを正しい向きと方向で、ていねいに差し込みま す。 → フォーマットされていないディスクを差し込んだ場 合、ディスプレイに“For”が点滅表示されます。 フォーマットを実行したい場合は、テンポ▲ボタン(Yes) を押します。 ・ フォーマットを中止したい場合は、テンポ▼ボタン (No)を押します。 ソングナンバー“1”...
  • Page 35: 録音

    CLP-156/158のレコーダーには2つのトラック(1/Rと2/L)があり、それぞれのトラックに1パートず つ録音して、1曲を仕上げることができます。たとえば、まずトラック1/Rにストリングスのパー トを録音し、次にそれを聴きながら、トラック2/Lにピアノのパートを録音するというような要領 です。 このようにしてできたものをソングと呼び、1枚のフロッピーディスクに60ソングまで保存して おくことができます。(1ソングのデータが大きい場合は、60ソングよりも少なくなってしまうこ ともあります。) ・ それぞれのトラックに何のパートを入れるかは、自由に決めることができます。 はじめに、トラック1/Rに録音してみましょう。 フォーマット済みのディスクを差し込みます。 → ディスプレイにソングナンバー“1”が表示されます。 ・ フォーマットされていないディスクを差し込んだ場合、ディスプレイに“For”が点滅表示さ れます。前ページの方法でフォーマットしてください。 ソング¥¥またはソングƒƒボタンで、録音したいソングナンバーを選びます。 SONG ・ 1/Rボタンまたは2/Lボタンのランプが緑色に点灯するソングナンバーには、すでにデータが記 録されています。消したくない場合は、別のソングナンバーを選んでください。 録音したい音色のボタンを押します。 RECORDER 赤色に 点灯 PLAY 記憶残容量 1拍ごとに 点滅 ソングナンバー レコード(REC)ボタンを押します。 → レコードボタンと1/Rボタンのランプが赤色に点灯 し、トラック1/Rへの録音待機状態になります。 → レコードボタンを離すと、ディスプレイにそのディ スクの記憶残容量が表示されます。また、ディスプ レイの右端のドットランプが、テンポに合わせて点 滅します。 ・ 録音を中止するときは、もう一度レコードボタンを押 します。...
  • Page 36 メトロノームボタンを押します。 ・ メトロノームのテンポや音量を調節したり、拍子を設定することができます(24ページ参照)。 ・ メトロノームの音は録音されません。 演奏を始めます。 → 鍵盤を押した時点から録音が始まります。ディスプレイに小節番号が表示されます。 ・ 曲のはじめに何拍かの無演奏部分が必要なときは、プレイ(PLAY)ボタンを押します。録音が始 まりますので、必要な拍数だけ待ってから演奏を始めます。 レコードボタンまたはプレイボタンを押します。 → “rEc”が表示されている間は、ディスクにデータが書き込まれています。書き込みが終わる と、レコードボタンのランプは消灯し、1/Rボタンが緑色に点灯して、トラック1/Rの再生待機 状態になります。ディスプレイはソングナンバー表示に戻ります。 緑色に 点灯 補足 → → → RECORDER 録音したソングナンバー PLAY 消灯 ¥ ¥ ƒ ƒ...
  • Page 37 RECORDER PLAY もう一度プレイボタンを押します。 ・ 曲の最後まで再生させたときは、プレイボタンを押さなくても再生が終わります。 今録音したトラック1/Rを再生させながら、トラック2/Lに録音してみましょう。 トラック2/Lに録音したい音色のボタンを押します。 RECORDER 緑色に 点灯 赤色に 点灯 PLAY 演奏を始めます。 → 鍵盤を押した時点からトラック2/Lへの録音が始まります。トラック1/Rの再生音を聴きなが ら、録音することができます。 ・ 曲の途中から演奏を始めるときは、プレイボタンを押します。再生音を聴いて、必要なところ から演奏を始めます。 レコードボタンまたはプレイボタンを押します。 → ディスプレイがソングナンバー表示に戻るまで待ちます。 補足 プレイボタンを押します。 → トラック1の再生が始まります。ディスプレイに小節 番号が表示されます。 ・ 再生音に合わせて、演奏することができます。 レコードボタンを押したあと、2/Lボタンを押します。 → レコードボタンと2/Lボタンのランプが赤色に点灯 し、トラック2/Lへの録音待機状態になります。 トラック1/Rは緑色に点灯して再生待機状態です。...
  • Page 38 データ 押鍵情報 音色 ダンパーペダル ソフトペダル ソステヌートペダル ブリリアンスの種類 エフェクトの種類(CLP-158のみ) デュアル音色 デュアルバランス データ リバーブの種類 リバーブの深さ テンポ 録音が終わったあとで、トラックごと、またはソングごとに初期値を変更することができます。 変更できる内容は、上表をご覧ください。 ① ディスクを入れて、初期値を変更するソングナンバーを選びます。 ② レコードボタンを押します。 → レコードボタンのランプが赤色に点灯して、録音待機状態になります。 ③ 変更するトラックを選んで、トラックボタンを押します。 → 押したボタンのランプが赤色に点灯して、録音待機状態になります。 ④ パネルを操作して初期値を変更します。 ⑤ レコードボタンを押します。 ・ 誤ってプレイボタンや鍵盤を押さないでください。プレイボタンや鍵盤を押すと録音が開始さ れてしまい、そのトラックの録音済みのデータが消えてしまいます。 → ディスプレイがソングナンバー表示に戻ります。 ・ たとえばトラック1に録音したピアノ1の音色をエレクトリックピアノに変更したいときは、レ コードボタンとトラック1ボタンを押してトラック1を録音待機状態にし、次にエレクトリック ピアノの音色ボタンを押し、再びレコードボタンを押します。これでトラック1の音色はエレ クトリックピアノに変更されます。 ・...
  • Page 39 録音した曲を削除することができます。 ① ディスプレイに“dEL”が表示されるまで、MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ソング < < またはソング> > ボタンを押します。 ② “d”付きのソングナンバー表示になったら、MIDI/トランスポーズボタンを離します。 → 曲削除の状態に入ります。 SONG MIDI / TRANSPOSE テンポ▼またはテンポ▲ボタンで、削除するソングナンバー(d1∼d60)を選びます。 TEMPO ・ 削除を途中で中止したいときは、ソング¥¥またはソングƒƒボタンを押します。ただし、削 除の実行が始まってからは中止できません。 ① プレイボタンを押します。 → ディスプレイが“n y”(no/yes)の点滅表示に変わります。 PLAY ・ 指定したソングナンバーにデータがなかった場合は、“n y”の表示にならずに、ソングナン バー表示になります。 ② 削除を実行したい場合は、テンポ▲ボタン(yes)を押します。 ・ 削除を中止したい場合は、テンポ▼ボタン(no)を押します。 → テンポ▲ボタン(yes)を押した場合は、削除が実行されます。削除が終了すると、ディスプレ イにソングナンバーが表示されます。 TEMPO 曲削除の状態に入る前に選 ばれていたソングナンバー...
  • Page 40 補足 録音した曲の片方のトラックデータだけを、削除することができます。 ① ディスクを入れて、トラックデータを削除するソングナンバーを選びます。 ② 削除したいトラックを、録音待機状態にします。 ③ プレイボタンを2回押します(プレイボタンを押して録音を開始し、何もしないでもう一度プレ イボタンを押して録音を終了させます)。 ディスク上の演奏データにはそれぞれフォーマット(データの形式)があり、再生するデータと、 再生する機種が対応しているフォーマットが異なると再生できません。 CLP-156/158で録音したデータのフォーマットはESEQですが、この機能を使ってこれをスタン ダードMIDIファイル(SMF)フォーマットに変換して、SMF対応の機種で再生できるようにするこ とができます。 ヤマハのクラビノーバCLP-156/158やCVPシリーズ、ピアノプレーヤ、シンセサイザー などで採用されているヤマハ内で最も互換性の高い演奏データのフォーマットです。 コンピューターなどのシーケンサーで幅広く採用されている演奏データのフォーマット です。SMF (フォーマット0)対応の機種であれば、再生させたり、編集することが可能 です。本機能で変換をすると、SMF (フォーマット0)になります。 ・ 変換する前に、ソングコピー機能(40ページ参照)を使って変換する曲をコピーしてください。 SMFデータに変換したあとは、ESEQデータに戻すことができません。また、SMFデータに 変換したソングには、CLP-156/158本体で再録音することもできません。 ソング< < またはソング> > ボタンで、変換する曲を選びます。...
  • Page 41 ディスプレイに“E-S”が表示されるまで、MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ソング < < またはソング> > ボタンを押します。 → ESEQ→SMF変換の状態に入ります。 SONG MIDI / TRANSPOSE MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、プレイボタンを押します。 → 変換中は、ディスプレイに小節番号が表示されます。変換が終わると、ソングナンバー表示に 戻ります。 MIDI / TRANSPOSE PLAY ・ 変換するソングナンバーにデータがない場合は、操作をしても変換は実行されません。 補足 変換中の曲の小節番号 変換したソングナンバー がカウントされる...
  • Page 42: ソングコピー

    ソングをコピーしてバックアップをとっておくと、曲を一部変更したいときなどに安心して行え ます。 録音した曲を別のソングナンバーにコピーしてみましょう。 ソング< < またはソング> > ボタンで、コピー元の曲を選びます。 ① ディスプレイに“cPy”が表示されるまで、MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ソング < < またはソング> > ボタンを押します。 ② “c ”の点滅表示になったら、MIDI/トランスポーズボタンを離します。 → ソングコピーの状態に入ります。 ・ コピー元のソングナンバーにデータがない場合は、ソングコピーの状態に入りません(“c ” の点滅表示になりません)。 MIDI / TRANSPOSE テンポ▼またはテンポ▲ボタンで、コピー先のソングナンバー(c1∼c60)を選びます。 TEMPO ・ ソングナンバーはc 1∼c60と るソングナンバー( れないソングナンバー(c1∼c60)を選んでください。 ・ コピーを途中で中止したいときは、ソング¥¥またはソングƒƒボタンを押します。ただし、 コピーの実行が始まってからは中止できません。 SONG コピー先のソングナンバー 1∼ 60が循環して選ばれます。“c”の上に“-”が表示され 1∼...
  • Page 43 プレイボタンを押します。 → コピーが実行されると、ディスプレイに“cPy”が表示されます。コピーが終わると、ディス プレイには、コピー先のソングナンバーが表示されます。 PLAY ・ “n y”(no/yes)が表示されるソングナンバーには、すでにデータが記録されています。書き換 えてよい場合はテンポ▲ボタン(yes)を押すと、コピーが実行されます。 書き換えたくない場合は、テンポ▼ボタン(no)を押してコピーを中止します。 録音した曲を別のディスクにコピーしてみましょう。 ソング< < またはソング> > ボタンで、コピー元の曲を選びます。 ① ディスプレイに“cPy”が表示されるまで、MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ソング < < またはソング> > ボタンを押します。 ② “c ”の点滅表示になったら、MIDI/トランスポーズボタンを離します。 → ソングコピーの状態に入ります。 ・ コピー元のソングナンバーにデータがない場合は、ソングコピーの状態に入りません(“c ” の点滅表示になりません)。 SONG MIDI / TRANSPOSE コピー先のソングナンバー...
  • Page 44 テンポ▼またはテンポ▲ボタンで、コピー先のソングナンバー( TEMPO ・ ソングナンバーはc 1∼c60と ないソングナンバー(c1∼c60)は、同じディスク内でコピーするときの番号です。“-”が表示 されるソングナンバー( ・ コピーを途中で中止したいときは、ソング¥¥またはソングƒƒボタンを押します。ただし、 コピーの実行が始まってからは中止できません。 ① プレイボタンを押します。 → まずコピー元ソングのデータが、クラビノーバ本体に読み込まれます。読み込み中はディスプ レイに、このあとコピー先ディスクとコピー元ディスクを何回入れ換える必要があるのかが表 示されます。 → データが読み込まれるとディスプレイに“d 2”が表示されます。 PLAY ② コピー元ディスクを抜き、コピー先ディスクを入れます。 → コピー先のソングナンバーに何もデータがないときは、コピー先ディスクにデータが書き込ま れます。書き込み中はディスプレイに、このあとコピー先ディスクとコピー元ディスクを何回 入れ換える必要があるのかが表示されます(入れ換え残り回数が0の場合は、“cPy”の表示に なります)。 ・ “n y”(no/yes)が表示されるソングナンバーには、すでにデータが記録されています。書き換 えてよい場合はテンポ▲ボタン(yes)を押すと、コピーが実行されます。 書き換えたくない場合は、テンポ▼ボタン(no)を押してコピーを中止します。 ③ コピー元ディスクとコピー先ディスクを交互に入れ換えます。“d 1”が表示されたらコピー元 ディスクを、“d 2”が表示されたらコピー先ディスクを入れます。 → コピーが終わると、ディスプレイには、コピー先のソングナンバーが表示されます。 補足 コピー先のソングナンバー...
  • Page 45 弾く強さによる音の強弱の変化の度合い(感度)を、4種類の中から選ぶことができます。 (鍵盤自体の重さは変わりません。) REVERB ROOM ハード HALL 1 ミディアム HALL 2 MIDI / ソフト COSMIC TRANSPOSE オフ(ランプ消灯) TOUCH SENSITIVITY ハード HARD ミディアム MEDIUM SOFT ソフト オフ(ランプ消灯) ピアニッシモからフォルティッシモまでダイナミックな演奏ができる タッチです。 標準的なタッチです。 比較的音のつぶがそろいやすいタッチです。 タッチによる強弱は付きません。 ・ タッチ感度は、全音色に共通の設定です。 ・ 設定した感度は、電源をオフにするまで記憶されます。 REVERB ROOM HALL 1 HALL 2 MIDI / COSMIC TRANSPOSE...
  • Page 46 押さえる鍵盤を変えずに、歌う人の声や他の楽器の高さに、キー(調)を合わせることができま す。(つまり、弾く鍵盤の位置と発音される音の高さをずらすことができます。) ・ -6∼+6半音の範囲でずらすことができます。「ド」の音なら低い方に最大で「ファ 」(半オクター ブ下)まで、高い方も最大で「ファ 」(半オクターブ上)までずらすことができます。 たとえば、+5半音ずらす(完全4度上げる)と、下の楽譜Aを弾くと、楽譜Bのように鳴ります。 MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、F 2∼F 3の鍵盤を押すことで、移調量を設定できま す。 → 操作中は、ディスプレイに設定値が表示されます。 -6半音に設定されます。   ↑ 0 (標準状態)です。   ↓ +6半音に設定されます。 MIDI / TRANSPOSE 補足 移調量 -5 -3 -1 0 +2 +4 +5...
  • Page 47 合奏のときなどに、音程(ピッチ)を正確に合わせるための機能です。他の楽器と微妙に音程が異 なる場合は、この機能を使って音の高さを合わせます。 ・ 約-50セント∼約+50セントの範囲で、約1.2セントまたは約1ヘルツきざみの設定ができます (100セント=半音)。設定中は、ディスプレイにラの音(A3)の周波数(Hz:ヘルツ)が表示されま す。 ∼ A3=427Hz (約-50セント) ・ 周波数の小数点以下の値は次のように4分割されて、ディスプレイのドットランプで表示され ます。 (ドットなし) 0.00∼0.24Hz、  0.50∼0.74Hz、  ① A-1とB-1の鍵盤(左端の白鍵2つ)を同時に押しながら、 ② C3∼B3のいずれかの鍵盤を押します。1回押すごとに約1.2セントずつ音程が上がります。音 を聴きながらこきざみに音程を上げて、他の楽器と合わせてください。 ① A-1とA -1の鍵盤(左端の白鍵と黒鍵)を同時に押しながら、 ② C3∼B3のいずれかの鍵盤を押します。1回押すごとに約1.2セントずつ音程が下がります。音 を聴きながらこきざみに音程を下げて、他の楽器と合わせてください。 A -1 ∼ A3=440Hz A3=453Hz (標準) (約+50セント) 0.25∼0.49Hz、 0.75∼0.99Hz いずれかの鍵盤を押す いずれかの鍵盤を押す...
  • Page 48 ① A-1とA -1とB-1の鍵盤(左端の白鍵2つと黒鍵1つ)を同時に押しながら、 ② C3∼B3のいずれかの鍵盤を押します。 A -1 操作1∼3の各①の鍵盤(A-1とB-1、またはA-1とA -1、またはA-1とA -1とB-1)を同時に押しなが ら、テンポボタンを押して設定します。 鍵盤 + テンポ▼: 音程が下がる。 鍵盤 + テンポ▲: 音程が上がる。 鍵盤 + テンポ▼ + テンポ▲: 音程が標準のA3=440Hzになる。 ・ 設定した音程は、電源をオフにするまで記憶されます。 電源をオフにした後も設定を記憶させておくことができます。 ① 操作1∼3の各①の鍵盤(A-1とB-1、またはA-1とA -1、またはA-1とA -1とB-1)を同時に押しなが ら、 ② C7(右端)の鍵盤を押します。 A -1 1∼3それぞれの操作に 応じた押しかた 補足 いずれかの鍵盤を押す...
  • Page 49 クラビノーバは、工場出荷時にはそれぞれの音色に合わせた調律カーブに設定されていますが、 鍵盤ごとに音程を調節し、調律カーブを変更することができます。 ・約-50セント∼約+50セントの範囲で約1.2セントきざみの設定ができます(100セント=半音)。 設定中は、ディスプレイにステップ数が表示されます。 ∼ -44ステップ (約-50セント) SONG MIDI / TRANSPOSE TEMPO MIDI / TRANSPOSE MIDI / TRANSPOSE ∼ 0ステップ 44ステップ (標準) (約+50セント) ① ディスプレイに“tun”が表示されるまで、MIDI/トラ ンスポーズボタンを押しながら、ソング¥¥またはソ ングƒ ƒボタンを押します。 ② MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、テンポ▼ ボタンを押します。 → ディスプレイに“d”が表示されて調律の機能がオン になり、ある鍵盤の音程を下げることが可能になり ます。 ③ MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、音程を下 げたい鍵盤を押します。 1回押すごとに、1ステップ(約1.2セント)ずつ音程が下 がり、最高-44ステップ(-50セント)まで下がります。 →...
  • Page 50 MIDI / TRANSPOSE MIDI / TRANSPOSE MIDI / TRANSPOSE 補足 MIDI / TRANSPOSE MIDI / TRANSPOSE 補足 ① ディスプレイに“tun”が表示されるまで、MIDI/トラ SONG ンスポーズボタンを押しながら、ソング¥¥またはソ ングƒ ƒボタンを押します。 ② MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、テンポ▲ TEMPO ボタンを押します。 → ディスプレイに“U”が表示されて調律の機能がオン になり、ある鍵盤の音程を上げることが可能になり ます。 ③ MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、音程を上 げたい鍵盤を押します。 1回押すごとに、1ステップ(約1.2セント)ずつ音程が上 がり、最高44ステップ(+50セント)まで上がります。 → 操作中はディスプレイに、設定値がステップ数で表 示されます。 設定した調律カーブを一時オフにして、工場出荷時の SONG カーブに切り換えることができます。...
  • Page 51 設定した調律カーブを、そのまま録音用ディスクに記憶させることができます。演奏を録音する ときと同じように、ソングナンバーを選んで1曲として記憶させます。(レコーダーで録音したソ ングデータのあるソングナンバーにも、記憶させることができます。この場合、ソングデータは 消えません。) どのソングに記憶させたのか忘れないように、インデックスなどに書きとめておきましょう。 ソング< < またはソング> > ボタンで、ソングナンバーを選びます。 ディスプレイに“tun”と“SAV”が交互表示されるまで、MIDI/トランスポーズボタンを押しな がら、ソング< < またはソング> > ボタンを押します。 → 調律カーブの保存状態に入ります。 SONG MIDI / TRANSPOSE MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、プレイボタンを押します。 → 保存がはじまります。ディスプレイに“SAV”が表示されている間は、ディスクにデータが書 き込まれています。書き込みが終わると、ディスプレイに“End”が表示された後、ソングナ ンバー表示に戻ります。 MIDI / PLAY TRANSPOSE 補足...
  • Page 52 録音用ディスクに記憶させた調律カーブを、クラビノーバ上に再現させることができます。 ソング< < またはソング> > ボタンで、ソングナンバーを選びます。 ディスプレイに“tun”と“Lod”が交互表示されるまで、MIDI/トランスポーズボタンを押しなが ら、ソング< < またはソング> > ボタンを押します。 → 調律カーブの再現状態に入ります。 MIDI / TRANSPOSE MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、プレイボタンを押します。 → 読み込みがはじまります。ディスプレイに“Lod”が表示されている間は、ディスクからデー タが読み込まれています。読み込みが終わると、ディスプレイに“End”が表示された後、ソ ングナンバー表示に戻ります。 このとき、鍵盤ごとの調律機能(47ページ参照)が自動的にオンになりますので、そのまま 再現した調律カーブを使用することができます。 ・ ソングナンバーに調律カーブのデータがないと、ディスプレイに“no”が表示されます。手順 2の操作からやりなおしてください。 MIDI / TRANSPOSE SONG PLAY...
  • Page 53 リアパネルの付属端子を使って、各機器と接続できます。なお、MIDI端子については次ページを ご覧ください。 クラビノーバ ピン→フォーン 変換プラグ AUX OUT ピンプラグ フォーンプラグ(標準) または オーディオ接続コード クラビノーバ AUX IN フォーンプラグ(標準) オーディオ接続コード 補足 クラビノーバ本体に記憶させたすべての設定を消して、工場出荷状態に戻すことができます。 補足 オーディオ接続コードを使って図のように接 ステレオ 続すると、ステレオなどからより大きな音を 出したり、演奏を録音できます。 ステレオに接続したときは、クラビノーバの AUX IN ボリューム(MASTER VOLUME)を半分くら ピンプラグ いにして、ステレオのボリュームで音量調節 してください。 オーディオ接続コードを使って図のように接 続すると、他の楽器や機器の音をクラビノー バのスピーカーから出すことができます。 LINE OUT シンセサイザー、 音源モジュールなど C7 (右端)の鍵盤を押しながら、電源(POWER)スイッチ をオンにします。...
  • Page 54 図のようにクラビノーバのMIDI OUTと、他のMIDIキーボー ドまたは音源モジュールのMIDI INをつないで、クラビノーバ を演奏すると、まったく違う音色によるユニゾンで鳴らすこ とができます。 当然ですが、逆に他のMIDIキーボードのMIDI OUTとクラビ ノーバのMIDI INをつなぐことによって、他のMIDIキーボー ドからクラビノーバをコントロールすることもできます。 クラビノーバ MIDIキーボードまたは音源モジュール MIDI IN CLP-158 STEREO MIDI OUT 注意: 他のMIDI機器と接続して鳴らす場合は、次ページの 方法でMIDIチャンネルを合わせる必要があります。 コンピューターやシーケンサーの自動演奏の音源として、ク ラビノーバを使うことができます。 54ページのマルチティンバー機能を使うことによって、内蔵 されている複数の音色で同時に鳴らすことができます。 クラビノーバ CLP-158 STEREO MIDI IN 注意: コンピューターを使う場合は、シーケンスソフトと MIDIインターフェースが必要です。 MIDIを利用するには、専用のMIDIケーブルを使って正しく MIDI端子を接続する必要があります。 通常、MIDI端子は図のように3種類あります。 MIDI信号を受ける端子です。 MIDI信号を出力する端子です。 MIDI INに入ってきたMIDI信号を、そのまま出力します。 MIDI機器をたくさん接続するときに便利ですが、あまりたく...
  • Page 55 MIDIを利用するときには、目的に応じて設定しておかなけれ ばならない項目がいくつかあります。 MIDIデータは一部を除いて、1∼16のチャンネルを持ってい ます。 MIDIデータを扱う場合、送信側と受信側でこのMIDIチャンネ ルを合わせておく必要があります。 送信側からMIDIデータが送られてくると、受信側で設定され ているチャンネルと一致するものだけを受け付け、異なる チャンネルのデータは無視するようになっています。 また、特別にオムニ・オン (OMNI ON)という状態がありま す。これはMIDIチャンネルに関係なく、受信したMIDIデータ をすべて受け付ける状態です。 MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、C1∼D 2の鍵盤を 押すと、図のように送信チャンネルが設定されます。 → 操作中はディスプレイに、送信チャンネル(S 1∼S16)が 表示されます。 1 3 5 6 8 10 12 13 15 MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、C4∼E5の鍵盤を 押すと、図のように受信チャンネルが設定されます。 → 操作中はディスプレイに、受信チャンネル(r 1∼r16、 ALL)が表示されます。 1 3 5 6 8 10 12 13 15 OMNI ON (ALL) クラビノーバをはじめシンセサイザーなどでも、鍵盤を弾い...
  • Page 56 MIDIではペダルやボリュームなど、いろいろなデータの送受 信も行えます。これらはコントロールチェンジとしてまとめ て扱われます。 コントロールチェンジをオフにすると、コントロールチェン ジの情報を送受信しなくなります。 MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、クラビノーバトー ン(CLAVINOVA TONE)ボタンを押すごとに、オン/オフが切 り換わります。 → 操作中は、コントロールチェンジ=オフでクラビノーバ トーンボタンのランプが点灯、コントロールチェンジ= オンで消灯します。 MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ピアノ 3 (PIANO 3)ボタンを押すごとに、オン/オフが切り換わります。 → 操作中は、コントロールチェンジ=オフでピアノ3ボタン のランプが点灯、コントロールチェンジ=オンで消灯し ます。 クラビノーバに内蔵されている音色を、シーケンサーやコン ピューターのマルチ音源として使うことができます。 シーケンサーからパートごとにプログラムチェンジで音色を 指定して鳴らすことによって、オーケストレーションを楽し むことができます。 マルチティンバー機能をオンにすると、マルチ音源として使 うことができるようになります。 MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、エレクトリックピ アノ(E. PIANO)ボタンを押すごとに、オン/オフが切り換わり ます。 → 操作中は、マルチティンバー機能=オンでエレクトリッ クピアノボタンのランプが点灯、マルチティンバー機能 =オフで消灯します。 MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、クラビノーバトー ン(CLAVINOVA TONE)ボタンを押すごとに、オン/オフが切 り換わります。 →...
  • Page 57 前項のMIDIスプリット&レフトローカル・オフは低音部の音 がクラビノーバでは鳴らないようにする機能ですが、この機 能は逆に、高音部の音がクラビノーバでは鳴らないよう (MIDIスプリット&ライトローカル・オフ)になる機能です。 ① MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、バイブ(VIBES) ボタンを押すごとに、MIDIスプリット&ライトローカル・ オフと通常の状態が切り換わります。 → 操作中は、MIDIスプリット&ライトローカル・オフでバイ ブボタンのランプが点滅、通常の状態で消灯します。 ② MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、境にしたい鍵 盤を押します。 → 操作中は、MIDIスプリット&ライトローカル・オフでバイ ブボタンのランプが点灯、通常の状態で消灯します。 ① MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、エレクトリッ クピアノ2 (E. PIANO 2)ボタンを押すごとに、MIDIスプ リット&ライトローカル・オフと通常の状態が切り換わり ます。 ② MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、境にしたい鍵 盤を押します。 操作中は、MIDIスプリット&ライトローカル・オフでエレ ¢ クトリックピアノ2ボタンのランプが点灯、通常の状態で 消灯します。 CLP-156/158のパネルで設定されている状態を、MIDI OUTか らシーケンサーやMIDIデータファイラーに送信することがで きます。演奏データの最初に、このパネル状態を送信して記 録しておくと、シーケンサー等でそのデータを送信し、CLP- 156/158で再生する場合に便利です。 MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ストリングス (STRINGS)ボタンを押します。 MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ハープシコード...
  • Page 58 [9nH]→[kk]→[vv] 9nH = ノートオン/オフ情報(n=チャンネルNo.) = ノートNo. (送信:15∼114=D -1∼F 7) (受信:21∼108=A-1∼C7) = ベロシティ (ノート・オン=01H∼7FH、ノート・オフ=0) [8nH]→[kk]→[vv] 8nH = ノート・オフ情報(n=チャンネルNo.) = ノートNo. (送信:15∼114=D -1∼F 7) (受信:21∼108=A-1∼C7) = ベロシティ(ノート・オフ=00H∼7FH) ※ ノート・オフの8nHは受信のみ、送信は9nH(vv=00H)で行います。 [BnH]→[cc]→[vv] BnH = コントロール情報(n=チャンネルNo.) = コントロールNo. = コントロール値  コントロール 値(vv) ボリューム(受信のみ) :-∞ :-3dB :±0dB パンポット(受信のみ) 00H∼17H :左6...
  • Page 59 ①音色番号 ②デュアル音色 ③デュアルオン/オフ ④デュアルバランス ⑤ブリリアンス ⑥エフェクト(CLP-156の場合は0) ⑦デュアル音色エフェクト(CLP-156の場合は0) ⑧リバーブ ⑨リバーブの深さ ⑩タッチセンシティビティ ⑪0 ⑫スプリットポイント ⑬鍵盤ごとの調律機能オン/オフ ⑭テンポ(絶対値 下位バイト) ⑮テンポ(絶対値 上位バイト) F0H、43H、73H (機種ID) (バルクID) (バルクNo.) 00H、00H、0BH、00H (データ長=wxyzH 88*2バイト) [バルクデータ] (low:A-1, high:A-1 …… low:C7, high:C7) [チェックサム(1バイト)]=0−sum(バルクデータ) F0H、43H、0nH、7DH、00H、10H (n=チャンネルNo.) 53H、4BH、20H、20H (SK) 43H、4CH、50H、27H、39H、34H (CLP '94) 3xH、3yH、20H、20H、20H、20H (x,y=バージョンNo.) [チェックサム(1バイト)]=0−(53H+4BH+20H+……+20H) [F0H]→[43H]→[73H]→[xx]→[yy]→[F7H] 43H :ヤマハID 73H :クラビノーバID :機種ID (38H...
  • Page 60 YAMAHA [ Clavinova ] Model CLP-156/158 MIDI Implementation Chart Function Basic Default Channel Changed Default Mode Messages Note Number : True voice Velocity Note on Note off After Key's Touch Ch's Pitch Bender Control Change Program Change : True #...
  • Page 61: Clp-156

    ・ 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 ・ 組み立ては、必ず2人以上で行ってください。 ・ ネジは指定のサイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損 や故障の原因となる場合があります。 ・ ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定してください。 ・ 解体するときは、組み立てと逆の手順で行ってください。 ネジセット VS39820 長いネジ (金色) ×6 ① 短いネジ (頭大) ×4 ③ (5×40mm) (6×18mm) 細いネジ (黒色) ×2 ④ (4×16mm) 短いネジ (頭小) ×6 ② (6×14mm) コードクランプ×2 ⑤ 本体 (A) 左板 (C) 裏板 (B) 左足 (F) 下板 (E) 裏側にペダルコードが 束ねてあります。...
  • Page 62 ※指をはさまないように十分注意してください。 (1) 本体の端から10cm以上 (2) 本体を背面方向いっぱい までスライドさせる。 (1) 横から見てすきまがないことを確認 する。 (2) 前面から見て、屋根の張り出し部分が 左右均等になるように調整する。 ※背面から見た図です。 (3) 前面より、短いネジ ※前面から見た図です。 (頭小)②で固定する。 (4) 短いネジ(頭小)②で固定 する。 内側を持ってのせる。 (1) つまみが背面側 にくる向きで、 プラグを差し込 む。 (2) コードクランプ ⑤を図の位置に (3) アジャスターを回 貼り付け、ペダ して、床にぴった ルコードを固定 りつける。 する。...
  • Page 63: Clp-158

    ・ 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 ・ 組み立ては、必ず2人以上で行ってください。 ・ ネジは指定のサイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因 となる場合があります。 ・ ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定してください。 ・ 解体するときは、組み立てと逆の手順で行ってください。 ネジセット VS38320 長いネジ (金色) ×6 ① 短いネジ (頭大) ×4 ③ (5×40mm) (6×18mm) 短いネジ (頭小) ×6 ④ (6×18mm) 細いネジ (黒色) ×5 ② (4×25mm) コードクランプ×2 ⑤ 本体 (A) スピーカーボックス (D) 左板 (B) (ネット付き) 裏板 (E) 下板 (H) 左足...
  • Page 64 ※指をはさまないように十分注意してください。 (1) スピーカーコードが切り欠きから背面へ 出ていることを確認する。 (1) 横から見てすきまがな いことを確認する。 (2) 前面から見て、屋根の張り出し部分が左右均等 になるように調整する。 (3) 短いネジ(頭小)④で 固定する。 (4) ネットを取り付ける。 切り欠きがある方が上 ※背面から見た図です。 スピーカー コード (2) 本体の端から10cm以 上内側を持ってのせ る。 ペダル (3) 本体を背面方向 コード いっぱいまでスラ イドさせる。 アジャスターを回して、床にぴったりつける。 (1) ペダルコードとスピーカーコードのプラグ をつまみが背面側にくる向きで差し込む。 (2) コードクランプ⑤を図の位置に貼り付け、 ペダルコードを固定する。...
  • Page 65 (Format) (protected) (disk Error) (no disk) (no data) ¥5,500 フォーマットしていないディス フォーマットをしてください。 クを差し込んだ。 (→ 32ページ) ディスクのライトプロテクトタ ディスクのライトプロテクトタブを、書 ブが、書き込みができない位置 き込みができる位置にしてください。(→ になっている。 26ページ) プロテクトされているディスク ピアノプレーヤソフト紹介ディスクや に、データを記録しようとした。 ピアノプレーヤソフトなどは、フォー マットやデータの書き込みができない ようにプロテクトされています。 ディスクがこわれている。 ディスクを交換してください。 ディスク作動時に大きな振動が 振動を与えないように注意しながら、も あった。 う一度操作を行ってください。 調律カーブのデータ保存時に、 ディスクを入れて、操作をやりなおして 書き込みを実行する前に、ディ ください。(→ 49ページ) スクを抜いた。 調律カーブのデータ再現時に、 ディスクを入れて、操作をやりなおして 読み込みを実行する前に、ディ...
  • Page 66: 仕様

    * 高さ( )内は譜面立てを立てた場合 ※ 仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。 88鍵 (A-1∼C7)、イニシャルタッチ付き AWM音源 最大32音 32音 ピアノ1、ピアノ2、クラビノーバトーン、エレクトリックピアノ、 ハープシコード、バイブ、ストリングス、オルガン ピアノ1、ピアノ2、ピアノ3、クラビノーバトーン、エレクトリックピ アノ1、エレクトリックピアノ2、ハープシコード、バイブ、ストリン グス、オルガン ブリリアンス、リバーブ、エフェクト(CLP-158のみ)、デュアル、タッ チセンシティビティ、トランスポーズ、ピッチコントロール、鍵盤ご との調律、メトロノーム、デモ演奏、ディスプレイ 3.5インチ・ディスクドライブ・コントロール、ソングセレクト、2ト ラック録音/再生、巻き戻し、早送り、パート・オフ、全曲リピート、 ランダムリピート、ディスクフォーマット、ソングコピー、ソング データの削除、ESEQ→SMF変換、SMF再生音色の選択 電源スイッチ、ボリューム、ダンパーペダル、ソステヌートペダル、 ソフトペダル ヘッドフォン端子(x2)、 AUX出力端子(L/L+R、R):出力インピーダンス600Ω、 AUX入力端子(L、R):入力インピーダンス10kΩ/入力感度-10dBm、 MIDI端子(IN、OUT、THRU)  30W×2  50W×2  13㎝×2、5㎝×2  18㎝×2、5㎝×2、楕円型(5×9㎝)×2 AC100V、50/60Hz 仕上げ: ダークローズウッド調(リアル木目)仕上げ 間口: 144㎝ 奥行き: 51.3㎝ 高さ: 90㎝(107.1cm*)、 重量: 68.5㎏ 仕上げ:...
  • Page 67  TEL. 052 ( 201) 5145 /〒542-0081 大阪市中央区南船場3-12-9 心斎橋プラザビル東館  TEL. 06 ( 252) 2390 /〒730-0031 広島市中区紙屋町1-1-18  TEL. 082 ( 244) 3748 /〒812-8508 福岡市博多区博多駅前2-11-4  TEL. 092 ( 472) 2152 /〒430-8650 浜松市中沢町10-1  TEL. 053 ( 460) 3275 ※住所および電話番号は変更になる場合があります。 TEL 053-460-5272 〒430-8650 静岡県浜松市中沢町10-1 受付日: 月曜日∼金曜日 (祝日および弊社の休業日を除く) 受付時間: 10:00∼12:00/13:00∼17:00 http://www.yamaha.co.jp/product/cl/...

This manual is also suitable for:

Clavinova clp-158